このページを使用すると、作成しようとしている SQLJ イテレーター宣言文節または SQLJ 代入文節の情報を指定できます。
イテレーターは、照会の結果テーブルから値を取り出すために使用されます。
イテレーターは、イテレーター・クラスのオブジェクトです。SQLJ ファイルは、指定されたイテレーター宣言文節ごとに 1 つずつ、イテレーター・クラスを生成します。
イテレーター宣言文節は、SQLJ ファイル内で位置指定イテレーター・クラスまたは名前指定イテレーター・クラスを宣言します。
このページは、「SQLJ イテレーター宣言の挿入」ウィザードおよび「SQL 文節の挿入」ウィザードに表示されます。
- 名前
- 生成されるイテレーター・クラスに使用する有効な Java™ ID。
- 修飾子
- 生成されるクラスのアクセス修飾子。
public、protected、private、または default のいずれかの修飾子を選択できます。
- static
- 生成されるクラスに static を宣言します。
- 実装
- sqlj.runtime.ForUpdate
- 位置指定 UPDATE または DELETE 操作を使用するために、sqlj.runtime.ForUpdate インターフェースを実装します。位置指定 UPDATE および DELETE 操作の場合、イテレーターを 1 つのソース・ファイル内で宣言し、別のソース・ファイルの中で使用する必要があります。
このチェック・ボックスを選択した場合は、「列の更新」オプションを使用できます。
- sqlj.runtime.Scrollable
- スクロール可能イテレーターを宣言したい場合に、sqlj.runtime.Scrollable インターフェースを実装します。スクロール可能イテレーターは、照会結果テーブル内を順方向、逆方向、または特定の行へ移動できるイテレーターです。
このチェック・ボックスを選択した場合は、「機密性」オプションを使用できます。
- ユーザー・インターフェース
- 実装する追加インターフェース・クラスのリスト。このリスト内のエントリーは、コンマで区切られます。
- With
- SQLJ WITH 文節の属性を指定します。
- 保持可能
- COMMIT コマンドが発行された後も、イテレーターがその
テーブル内の位置を保持するかどうかを指定します。以下を選択できます。
- true
- イテレーターは位置を保持します。
- false
- イテレーターは位置を保持しません。
- デフォルト
- 保持可能属性は、デフォルト値 (false) を保持します。
- 区別
- そのイテレーターの基になるテーブルに加えられた変更が、イテレーターがオープンされた後に、認識できるかどうかを指定します。以下を選択できます。
- SENSITIVE
- 基になるテーブルに加えられた変更を認識します。
このオプションを選択した場合は、「動的」オプションを使用できます。
- INSENSITIVE
- 基になるテーブルに加えられた変更を認識しません。
- デフォルト
- 区別属性は、デフォルト値 (INSENSITIVE) を保持します。
SQLJ WITH 文節のこの属性を使用できるのは、sqlj.runtime.Scrollable チェック・ボックスが選択された場合だけです。
- 動的
- 「区別」オプションを SENSITIVE に設定して定義されたイテレーターについて、以下のケースの状態を指定します。
- アプリケーションが位置指定 UPDATE および DELETE ステートメントをイテレーターと一緒に実行する場合、イテレーターはそれらの変更を認識できます。
- アプリケーションが INSERT、UPDATE および DELETE ステートメントをアプリケーションの内部で、しかしイテレーターの外部で実行する場合、イテレーターはそれらの変更を認識できます。
以下を選択できます。- true
- どちらのケースも真です。
- false
- どちらのケースも偽です。
- デフォルト
- 動的属性は、デフォルト値 (false) を保持します。
「動的」オプションが true に設定された場合、データ・ソースは動的
スクロール可能カーソルをサポートする必要があります。
「動的」オプションを使用できるのは、sqlj.runtime.Scrollable チェック・ボックスが選択された場合だけです。
- 列の更新
- 位置指定 UPDATE ステートメントにイテレーターが使用された場合に、変更される列の名前。このリスト内の名前は、コンマで区切られます。
「列の選択」ボタンが表示された場合は、列を入力しなくても選択できます。
SQLJ WITH 文節のこの属性を使用できるのは、sqlj.runtime.ForUpdate チェック・ボックスが選択された場合だけです。
- 列宣言
- SQLJ イテレーター宣言の結果テーブル内の列について、列宣言を定義します。
「SQLJ イテレーター宣言の挿入」ウィザードで、以下のいずれかの情報セットを指定できます。
- 位置指定イテレーターを宣言する結果テーブル内の列のデータ型。
このリスト内のデータ型は、コンマで区切られます。
位置指定イテレーター宣言内のデータ型の順序は、結果テーブル内の列の順序と同じであることが必要です。
- 名前指定イテレーターを宣言する結果テーブル内の列のデータ型/名前ペア。
このリスト内のデータ型/名前ペアは、コンマで区切られます。
イテレーター内の列の名前は、大/小文字の区別を除いて、結果テーブル内の列の名前に一致する必要があります。
「SQL 文節の挿入」ウィザードでは、次のいずれかのオプションを選択できます。
- 位置指定
- 結果テーブル内の列のデータ型。このオプションを選択すると、位置指定イテレーター列宣言が作成されます。
- 名前指定
- 結果テーブル内の列の名前とデータ型。このオプションを選択すると、名前指定イテレーター列宣言が作成されます。