この演習では、SQL ビルダーを使用して、VIDEOS データベース用の SELECT ステートメントを作成して、必要なデータベース・テーブルをそのステートメントに追加してから、それぞれのテーブルに別名を割り当てます。
「データ定義」ビューにおいて、「SQL スクリプト」フォルダーのポップアップ・メニューにあるコマンドを使って、SELECT、INSERT、DELETE、UPDATE、WITH、および FULLSELECT ステートメントを追加できます。 それでは、 VIDEOS データベース用の SELECT ステートメントを作成しましょう。
SELECT ステートメントを作成するには、次のようにします。
SQL ビルダーには、以下の 3 つのペインがあります。
このチュートリアルでは、これらすべてのペインを使用します。
「データ・プロジェクト・エクスプローラー」ビューに加えて、SQL ビルダーにより、次の 3 つのビューを使用できます。
作成した SELECT ステートメントが SQL ビルダーに既に開かれているので、その構成を続行することができます。 このチュートリアルで作成するのは SELECT ステートメントだけですが、SQL ビルダーの「SQL ソース」ペイン、「テーブル」ペイン、および「設計」ペインを使用して、INSERT、DELETE、UPDATE、FULLSELECT、および WITH SQL ステートメントを作成することもできます。
次は、customerRentals 照会のために、3 つのテーブルを SELECT ステートメントに追加します。 ビデオ店の店員がある特定の顧客がレンタルしたビデオのタイトルと、ビデオの返却予定の曜日を 検索できる照会を作成することにします。照会には、CUSTOMERS、RENTALS、および VIDEOS というテーブルを組み込む必要があります。
ステートメントにテーブルを追加するには、次のようにします。
次は、SELECT ステートメントのそれぞれのテーブルの別名を作成します。別名は、 テーブルを参照する間接的な方法で、そのテーブルの修飾名から SQL ステートメントが独立したものになりえる方法です。 テーブル名が変更された場合は、別名定義も変更しなければなりません。
CUSTOMERS、RENTALS、および VIDEOS テーブルの別名は、それぞれ C、R、および V にします。
テーブルの別名を追加するには、次のようにします。