特定の製品をクリックすると詳しい情報を参照できますし、このままスクロールダウンすると、InfoSphere Optim データ管理ソリューションのすべての製品について読むことができます。
IBM® Data Studio は、基本的なヘルス・モニターや単一の照会のチューニングなどの、データベース管理とデータベース開発のための多くの基本機能を組み込んだ、無料のオファリングです。 一部の有料オファリングは、特定の IBM データ・サーバー・オファリングや PureSystems® オファリングでは、追加料金なしで組み込まれています。 どのオファリングが既に組み込まれているかを調べるには、ご使用のデータ・サーバーの製品情報を確認してください。
サポート対象サーバー: InfoSphere Data Architect は、DB2®、Oracle、SQL Server、Netezza®、Sybase などの多くのデータベース・サーバーをサポートします。
データ設計者の主要ツールとなるのが InfoSphere Data Architect で、データのディスカバリー、モデリング、関連付け、および標準化のために使用されます。
ウェアハウス開発については、InfoSphere Data Architect には、ファクト、メジャー、ディメンション、アウトリガーの自動ディスカバリーとアノテーションの機能が組み込まれています。 正規化されたスキーマを、スター・スキーマ、スノーフレーク・スキーマ、およびスターフレーク・スキーマに非正規化できます。 IBM Cognos® をサポートするために、InfoSphere Data Architect は、ディメンション・モデリングを Cognos Framework Manager にプッシュする固有の機能を備えています。 生成される Cognos Framework Manager モデルは、Cognos でキューブを作成するための入力として使用できるハブ・モデルです。 InfoSphere Data Architect は、業界のベスト・プラクティスに基づく定義済みデータ・モデル・テンプレート・セットを提供する IBM Industry Models から、ウェアハウス・モデルをインポートすることもできます。 データ設計者は、これらのモデルを使用して、Netezza アプライアンスで使用するデータ・モデルを設計できます。
InfoSphere Data Architect は、データとアプリケーションのライフサイクル全体にわたり、他の InfoSphere オファリング、InfoSphere Optim オファリング、およびRational® オファリングとも統合します。 例えば、次のような場合があります。
InfoSphere Data Architect は、ニーズに応じてその他多くのオファリングと統合します。
サポート対象サーバー: DB2 for Linux, UNIX, and Windows、DB2 for i、DB2 for z/OS®、IBM Informix® などの多くのデータ・サーバー。 それぞれのデータ・サーバーでサポートされている全機能のリストを参照してください。
Data Studio は、データ管理ライフサイクル全体にわたるアプリケーションの開発、チューニング、および管理のタスクをサポートする、基盤となるオファリングです。
Java アプリケーションでデータ・アクセス開発サポートが使用可能になっている場合、開発者と DBA は、データベース・オブジェクト、ソース・コード、ソース・コード内の SQL ステートメントの間のリレーションシップを把握することができます。 また、データ・アクセス開発サポートによって、SQL ステートメントに対する、クライアントのメトリック (測定基準) が提供されます。 サーバー・パフォーマンス・メトリックは、InfoSphere Optim Performance Manager リポジトリー・データベースに接続することによって提供されます。
サポート対象サーバー: DB2 for Linux, UNIX, and Windows、DB2 for i、DB2 for z/OS、IBM Informix、および Oracle
データ指向の開発者または DBA を支援するため、Data Studio は、データベース開発者が必要とするすべてのデータベース管理機能とデータ開発機能を備えています。 Java 開発者を支援する機能として、Data Studio を pureQuery Runtime と組み合わせて使用すると、Java の開発が新しいレベルに引き上げられます。
Java 開発者は、pureQuery API を使用すると、JDBC を使用してコーディングするよりはるかに簡単にアプリケーションのデータ・アクセス・オブジェクト (DAO) パターンを生成できます。
DB2 CLI、.NET、ODBC、JDBC、または Java フレームワーク (Hibernate など) を使用するアプリケーションを含む任意のアプリケーションにおいて、pureQuery Runtime を使用してデータベース・パフォーマンスを向上させることができます。 例えば、pureQuery Runtime を使用すると、動的 SQL を静的 SQL に変換してパフォーマンスとセキュリティーを高めることができます。
サポート対象サーバー: DB2、Oracle、SQL Server など。 サポートされるデータ・サーバーのリストを参照してください。
従来、テスターは、交わされている生のカスタマー・データのクローンまたは抽出内容を使用して、前後関係が正確なデータを提示しようとしてきました。しかし、単純な抽出データだけでは不十分である場合があり、全体をクローンすると予算が破綻してしまう可能性があります。 さらに各企業は、機密データに加え、銀行の口座番号や国民識別記号などの個人識別可能情報 (PII) を保護する必要があります。
InfoSphere Optim Test Data Management Solution は、DBA が実稼働環境のようなテスト環境を適切なサイズで作成する助けとなります。この環境は、DBMS 管理のリレーションシップとアプリケーション管理のリレーションシップの両方に基づいて作成され、単一ソース内を対象とすることも異種混合のソース全体を対象にすることもできます。 さらに、データ操作能力を備えているため、テスト・データ内でのテスト・ケースの手動作成と自動作成がサポートされます。 このソリューションは反復テスト・モデルをサポートするため、エラー条件と境界条件を指定したり、テスト結果とベースライン・データを比較したりする操作が簡素化されます。
コンプライアンス上の要件に対応するため、DBA はオプションで InfoSphere Optim Data Privacy Solution を使って InfoSphere Optim Test Data Management Solution を拡張し、機密情報を識別解除することができます。 プライバシー・ソリューションには、一般的な機密情報に対する、事前定義されたマスキング・アルゴリズムが含まれます。
サポートされるサーバー: DB2 から DB2、DB2 for z/OS から DB2 for z/OS、および非 DB2 (異種) のキャプチャーおよび再生がサポートされています。
InfoSphere Test Data Management Solution は、企業が現実に即したテスト・データを作成する際に役立つのに対し、InfoSphere Optim Workload Replay (InfoSphere Workload Replay) は、DBA がライブ・データベース・ワークロードをキャプチャーして保存する際に役立ちます。それらはワークロードを使用して、以下のような変更を行うときの影響を評価および予測するのに役立ちます。
例えば、変更されたデータベース環境でのワークロードの動作をテストするため、DBA は、ワークロードをキャプチャーし、新しいデータベース・レベルにアップグレードされたデータベース・サーバー上でそれを再生することができます。この再生テストは、異なるデータベース・ベンダーに変更されたサーバー上でも実行できます。 トラフィックが増大したりユーザーが追加されたりした場合などの違いをシミュレートするため、速度を変えてこのワークロードを再生することもできます。
InfoSphere Workload Replay は、現実に即したシミュレーションを行うために必要なすべての情報を含む、実稼働環境のワークロードをキャプチャーできます。 これには、元のアプリケーションの時刻設定、実行順序、トランザクション境界、分離レベル、他の SQL 特性やアプリケーション特性が含まれます。 InfoSphere Workload Replay を使用することにより、DBA は、実動データベースのパフォーマンスを低下させることなくデータベース環境に対する変更をテストできます。
比較レポートには、特定のワークロードの実行と別のワークロードの実行の比較が示されます。 比較レポートを使用すると、キャプチャーされたワークロードが別のデータベース・システムでどの程度適切に再生されるかを理解できます。 そこには、テスト環境で欠落しているオブジェクト、不正確なスキーマ・マッピング、データ・サブセットなどが原因と考えられる相違が示されます。 DBA は、応答時間を比較し、各 SQL ステートメントと、その応答時間とベースラインとの対比についての詳細を表示してさらに詳しく調べることができます。
レポートに基づいて、DBA は、例えば特定のアプリケーションから派生した、一致しない SQL ステートメントおよびトランザクションを削除し、変更済みのワークロードを再生して、そのアプライアンスに関連したパフォーマンスの問題を切り分けることができます。 同じインターフェースから、DBA はワークロードを XML としてエクスポートし、InfoSphere Optim Query Workload Tuner にフィードして、より良い照会パフォーマンスを達成する方法についてのアドバイスを求めることができます。 その後、テスト環境を適切にアップデートし、ワークロードをあらためて再生して変更を検証することができます。
サポート対象サーバー: DB2 for Linux, UNIX, and Windows、および DB2 for z/OS
InfoSphere Optim Configuration Manager は、クライアントとデータベース・サーバー全体の複雑な構成を管理者が集中管理するときに役立ちます。 障害を回避するため、ほとんどの IT ショップは、特定の検査済みバージョンのソフトウェアを導入した実動前環境で管理対象リソースをテストしてから、それらの変更を実稼働環境にロールアウトします。 一般的に、実稼働環境、ステージング環境、およびリカバリー環境の構成は、ある面において同一になるように設計されます。 時間の経過とともにハードウェアとソフトウェアが変更されてこれらの構成が同一ではなくなっている場合、そうした構成のギャップが原因で、障害やパフォーマンスへの影響が発生する場合があります。また、災害時における迅速な復旧に影響が及ぶ場合もあります。
InfoSphere Optim Configuration Manager は、変更された構成と接続の管理と識別を行うための集中管理リポジトリーを備えています。 また、InfoSphere Optim Configuration Manager が提供するツールには、問題となっているデータベースのトラブルシューティングを行っているときに作業を転送する機能があるため、問題となる状態に管理者が動的に対応することができます。 作業を別のシステムに移動する機能は、新しい環境のロールアウトを計画して管理するときにも役立ちます。
InfoSphere Optim Configuration Manager を使用すると、管理者は以下の操作を行うことができます。
DB2 for Linux, UNIX, and Windows では、InfoSphere Optim Configuration Manager はストレージ情報も提供するため、圧縮するとスペースを節約できるタイミングと場所に関する推奨情報を示すことができます。 あまり使用されないオブジェクトは、使用されていない割り振り済みストレージに再配置することができます。
Multi-Temperature Storage スキーム (DB2 V10.1 以降) をセットアップすることにより、各企業はストレージ・デバイスの使用を最適化することができます。 Multi-Temperature Storage スキームでは、頻繁なアクセスが予想されるデータを最速のデバイスに保持し、 頻繁にはアクセスされないと予想されるデータをそれより低速のデバイスに移動します。 DBA は、IBM Data Studio を使用してストレージ・デバイスの異なるクラスごとにストレージ・グループを定義することができます。その後、InfoSphere Optim Configuration Manager を使用して、データの経過時間に基づいて表スペースを各ストレージ・グループにマイグレーションするジョブをスケジュールに入れることができます。
Advanced Recovery Solution は、DBA が可用性のサービス・レベル・アグリーメントを管理するときに役立つツール・セットで、次の製品で構成されます。
サポート対象サーバー: DB2 for Linux, UNIX, and Windows。 (DB2 for z/OS をサポートするバージョンも提供されています。)
InfoSphere Optim High Performance Unload は、DB2 のエクスポート・フィーチャーの代わりとなる、高速アンロード・ユーティリティーを提供します。 アンロードは非常に高速であるため、DBA はこの製品をデータ・マイグレーションの手段として使用できます。 実稼働環境に影響を与えることなく、大容量データをあるシステムから別のシステムに移動したり、バックアップしたりできます。
この製品が高速であるのは、データベース・マネージャーを完全に迂回してデータ・ファイルに直接アクセスし、実動データベースの作業を妨害したり低下させたりすることがないためです。 この製品は、複数のデータベース・パーティションからのアンロードも実行できます。 さらに、同一または異なるシステムに対する迅速なデータ再配分を単一ステップで行う、再パーティション機能を備えています。 単一ステップの再パーティション機能は、再パーティションが非常に煩雑な手動処理になる可能性があるウェアハウス環境では特に便利です。
サポート対象サーバー: DB2 for Linux, UNIX, and Windows
DB2 Merge Backup を使用すると、DBA が既存のフルバックアップに増分バックアップと差分バックアップをマージすることによってフルデータベース・バックアップを作成することができます。この方法を使用すると、大規模なデータベースをバックアップするときに必要なリソースが削減されます。 従来の方法でフルバックアップを作成すると、データベースのサイズによってはかなりの長時間、ユーザーとアプリケーションがデータベースにアクセスできなくなる可能性があります。 IT スタッフは、データベースをオフラインにしたりアプリケーションを中断したりすることなく、エンド・ユーザーに認識されない方法で増分バックアップを実行することにより、データをバックアップできます。
DB2 Merge Backup を使用すると、DBA は、計画的または非計画的なサービス中断が発生したとき、データをリストアして迅速にアプリケーションを稼働させることができます。 DBA は、マージ処理を別のコンピューターで実行することが可能です。このようにすると、実動コンピューターで消費されるリソースの量を削減することができます。
サポート対象サーバー: DB2 for Linux, UNIX, and Windows。 (DB2 for z/OS をサポートするバージョンも提供されています。)
DB2 Recovery Expert は、DBA がフルデータベース・リカバリーを行わなくて済むように、影響を受けた特定のオブジェクトのみにリカバリー対象を絞ってデータベース・リカバリー時間を最小化するときに役立ちます。 例えば、あるユーザーが複数表スペースにある表からデータを削除してしまったとき、DBA は、表スペース全体をリカバリーするのではなく、DB2 Recovery Expert を使用してどのデータが削除されたかを特定し、そのデータだけをリカバリーすることができます。
DB2 Recovery Expert を使用すると、欠陥があるアプリケーションによって発生したデータ破損もリカバリーできます。 例えば、月次ジョブの代わりに間違って週次バッチ・ジョブが実行され、多くのデータが削除または更新されたとします。 DB2 Recovery Expert は、DB2 ログを分析し、不適切な変更をバックアウトするための所定の UNDO ステートメントと REDO ステートメントを生成することができます。 (次の図を参照してください。) これらのステートメントは、実行する前にエクスポートして確認することができます。
サポート対象サーバー: DB2 for Linux, UNIX, and Windows。 (Extended Insight 機能は、Tivoli® OMEGAMON® Performance Expert for DB2 for z/OS における DB2 for z/OS において使用可能です。)
InfoSphere Optim Performance Manager は、堅固で詳細なデータベース・パフォーマンス・モニター機能とアラート機能を備えています。 パフォーマンスの概要が一覧表示されるため、DBA は問題領域を迅速に特定することができます。また、ベースラインからの逸脱が発生している場所もはっきり分かります。 診断ダッシュボードには、ロッキング、SQL ステートメント実行、ストレージとメモリーの使用、ログ・パフォーマンスなどの特定の領域における詳細なメトリックが示されます。
事前定義されたテンプレートは、SAP、InfoSphere Warehouse、OLTP、ビジネス・インテリジェンス、テスト、実動、開発などのさまざまな環境をモニターするための構成設定を提供します。
ワークロード管理:
InfoSphere Optim Performance Manager には、DB2 ワークロード管理 (WLM) フィーチャーを管理するためのツールが含まれています。これには、ワークロードを定義する機能、サービス・レベル・アグリーメントを順守するためにワークロードに業務優先順位を割り当てる機能、サービス・クラス、ワークロード、および作業クラスをモニターする機能が含まれます。
Extended Insight 機能:
Extended Insight 機能は、データベース・エンジンの機能を超えた貴重なパフォーマンス情報を提供します。 Extended Insight を使用すると、Java アプリケーション、DB2 コール・レベル・インターフェース (CLI) アプリケーション、または .NET アプリケーションのそれぞれの SQL ステートメントが、ソフトウェア・スタックをトラバースするときに測定されます。 それぞれのステートメントは、グラフと図表で視覚化されるため、DBA は応答時間の問題が発生している場所がアプリケーション・サーバー (WebSphere® など) なのか、ネットワークなのか、それともデータベースなのかを特定する上で役立ちます。
事前定義された Extended Insight テンプレートは、SAP、WebSphere、Cognos、InfoSphere DataStage®、InfoSphere Warehouse、および Java のアプリケーション用の構成設定を提供します。
Tivoli Composite Application Manager (ITCAM) との統合:
InfoSphere Optim Performance Manager Extended Edition は、それ自体が備えるデータベース・パフォーマンスの深い洞察能力と、IBM Tivoli モニター製品が備える全社的規模の広範な洞察能力を統合します。 DB2 データベース・コンポーネントでトランザクションの問題がある場合、オペレーターは、Tivoli Enterprise Portal の中から Extended Insight ダッシュボードを起動できます。 この統合されたビューは、問題のあるデータベース・トランザクションのコンテキストを保守するため、DBA とオペレーターは、協力しながらパフォーマンス上の問題をさらに容易に解決することができます。
サポート対象サーバー: DB2 for Linux, UNIX, and Windows、および DB2 for z/OS
InfoSphere Optim Query Workload Tuner は、さらに良い照会パフォーマンスを達成する方法についてのアドバイスを提供することにより、DBA、開発者、または照会チューナーが個々の照会または照会ワークロードをチューニングする上で役立ちます。 このユーザー・インターフェースは Data Studio に組み込まれており、このフィーチャーは、InfoSphere Optim Query Workload Tuner のライセンスを DB2 に適用することによってアクティブにすることができます。
InfoSphere Optim Query Workload Tuner は、さまざまなソースからのワークロードまたは照会をチューニングできます。そのようなソースの例としては、ステートメント・キャッシュ、DB2 カタログ、QMF™、DB2 Query Monitor for z/OS、InfoSphere Optim Performance Manager リポジトリーなどがあります。
InfoSphere Optim Query Workload Tuner は、統計、照会、アクセス・パス、および索引についてのアドバイスを提供します。 アドバイザーは、照会またはワークロードを分析し、優先順位付けされた推奨情報と論理的根拠を提供することにより、経験が比較的少ない DBA または開発者が学習できるように支援します。 統計集合の推奨事項には、実行する RUNSTATS コマンドが含まれ、索引の推奨事項には、索引を作成するために必要な DDL が含まれます。 DBA は、パフォーマンスの結果に満足するまで繰り返しアドバイザーを実行し、変更を適用することができます。
DBA は、最適化の前と後でアクセス・パスを比較して、オプティマイザーが選択した照会のアクセス・パスが向上したかどうかを確認することもできます。
InfoSphere Optim Query Workload Tuner は、単一照会の分析とアドバイスを行うこともできますし、入力として SQL ワークロード全体 (命令処理アプリケーションで使用されるすべての SQL ステートメントなど) を取ることもできます。 InfoSphere Optim Query Workload Tuner は、ワークロード全体を分析します。この機能は、例えば、ワークロードの全体的なパフォーマンスに最も効果があると考えられる索引または更新統計を DBA が判別するときに役立ちます。
InfoSphere Optim Query Workload Tuner は、データ・ライフサイクルのさまざまなフェーズに適合します。開発者は、これをアプリケーション開発の期間中に反復して使用することができます。照会チューニング機能が Data Studio クライアントと一緒に組み込まれているためです。 開発者は、新しい照会とルーチンを開発しているとき、Data Studio エディターで SQL ステートメントから照会チューニングを直接呼び出すことができます。 このクライアントは Eclipse ベースであるため、Rational Developer for System z® を使用するメインフレーム開発者は、InfoSphere Optim Query Workload Tuner も簡単にその環境にインストールすることができます。
テスト・システムまたは実動システムで検出される問題を修正するため、データベース管理者は、InfoSphere Optim Performance Manager の Web コンソールまたは Tivoli OMEGAMON Performance Expert for DB2 for z/OS から照会チューニングを呼び出すことができます。
サポート対象サーバー: サポートされるデータ・サーバーのリストを参照してください。
InfoSphere Optim Data Growth Solution は、データの増加、アーカイブ、および保持を DBA が管理するときに役立ちます。 アクティブ・データと非アクティブ・データが両方とも実動システムに保管されることがよくあり、その理由として、監査とコンプライアンスのため、または他のレポート作成アプリケーションのために、非アクティブ・データが必要になる可能性があるという状況が挙げられます。 しかし、非アクティブ・データをアーカイブすると、DBA は実動アプリケーションのパフォーマンスを高めることができます。 InfoSphere Optim Data Growth Solution は、リレーショナル・データの集合を 1 つ以上のデータ・ソースからアーカイブに安全に移動することができます。このアーカイブは、さまざまな環境に保管できます。 Data Growth Solution は、DBMS 管理のリレーションシップとアプリケーション管理のリレーションシップの両方に基づいてデータをアーカイブすることができます。データは、単一のデータ・ソース内にあるものでも異種混合のデータ・ソース全体に存在するものでも構いません。
必要であれば、追加のビジネス・プロセスが必要になったときに、アーカイブ・データをアプリケーション環境に簡単に取り出すことができます。 ユーザーとアプリケーションは、ODBC や JDBC などの従来のアクセス方式を使用してこのデータにアクセスできるので、Cognos、Microsoft Excel、エンタープライズ・アプリケーションなどの報告書作成プログラムでこのデータを使用できます。