マッピングへの変換の追加

ターゲット列との互換性をもつようにソース列の値またはデータ・タイプを変更する式をマッピング・モデルに組み込むことができます。

始める前に

このタスクについて

手順

変換を追加するには、次のようにします。

  1. マッピング・モデルを右マウス・ボタンでクリックして、マッピング・エディターを開きます。
  2. 式ビルダーを開きます。
    ロケーション アクション
    マッピング・エディターから マッピング線を右マウス・ボタンでクリックし、「変換」 > 「追加」を選択して、1 つ以上のソース列からターゲット列に変換を追加します。
    「プロパティー」ビューから マッピング線を右マウス・ボタンでクリックし、「プロパティー」を選択します。 「プロパティー」ビュー内のテキスト・フィールドで変換を作成できますが、「式ビルダー」をクリックして式ビルダーを開くこともできます。
  3. 式ビルダーで、「列」フィールドの子エレメントをダブルクリックします。 完全修飾の列名が、「変換式」フィールドに表示されます。
  4. 「関数」フィールドの関数をダブルクリックします。 その関数が、「変換式」フィールドに表示されます。 関数または列名を処理して、有効なステートメントを作成することができます。 ワークベンチの「設定」で式の検証が使用可能になっている場合に、ステートメントの一部が有効でないと、赤色の波形下線がその部分に付けられます。
  5. 「OK」をクリックします。

例えば、図 1 で作成したマッピングからは、一致エレメントは、データ・タイプでは実際には一致しないことが分かります。 ターゲット・エレメント (DEPTNUMB) との互換性をもつように、ソース・エレメント (WORKDEPT) を変換する必要があります。
図 1. 変換の追加ソース・サイドに変換を追加したときの式ビルダーを示す図。
以下に、変換の追加後にマッピング・モデルから生成できる SQL スクリプトの例を示してあります。
SELECT ASCII(S0.WORKDEPT) AS  DEPTNUMB,
        ...
FROM  SAMP.EMPLOYEE S0;

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