チェックポイントに対する SQL ステートメントの実行

SQL および XQuery エディターの行にチェックポイントを追加すると、一連のステートメント内の特定の時点の結果を検証する際に役立ちます。 SQL および XQuery エディターからステートメントを実行すると、各チェックポイントにより実行環境は、再度開始されるまで実行を停止します。

このタスクについて

ステートメントにチェックポイントを追加すると、残りのステートメントを引き続き実行する前に結果を検証できるように、ステートメントのサブセットのみを実行できるようになります。ステートメントにチェックポイントを追加すると、「SQL の実行」をクリックしたときに、そのチェックポイントよりも前のすべてのステートメントが実行されます。例えば、大規模なステートメント・セットに複数のチェックポイントを追加して、ステートメントをグループごとに別々に実行すれば、ステートメント・グループを実行するごとに結果を検証できます。 単一の行に複数のステートメントが含まれていて、その行にチェックポイントを追加した場合、チェックポイント行より前のステートメントの実行には、そのチェックポイント行自体に含まれるどのステートメントも含まれません。
ヒント: チェックポイントを実行オプション (「ステートメントをカーソル位置から実行」「選択したステートメントの実行」の実行オプションを含む) と組み合わせて使用して、ステートメントを実行したり、その結果を検証したりできます。 例えば、任意のステートメント、あるいは任意の 2 つのチェックポイントの間にカーソルを置いてから、実行メニュー 実行メニュー「ステートメントをカーソル位置から実行」 をクリックして、カーソル位置から次のチェックポイントまでのステートメントのみを実行することができます。

手順

チェックポイントを使用して SQL ステートメントを実行するには、以下のようにします。

  1. SQL および XQuery エディターで、ステートメントの前の領域を直接右クリックしてから「チェックポイントの追加」をクリックして、停止点として指定する各ステートメントにチェックポイントを追加します。 最初のステートメントに追加されたチェックポイントは無視されます。
    ヒント: チェックポイントを削除するには、チェックポイントを右クリックしてから「チェックポイントの削除」をクリックします。
  2. 以下のいずれかの実行オプションを使用してステートメントを実行します。
    すてのステートメントの実行
    SQL および XQuery エディター内のすべてのステートメントを、最初のステートメントから実行を開始して最初のチェックポイントで停止します。
    ステートメントをカーソル位置から実行
    カーソルがある行のすべてのステートメントを実行して、次のチェックポイントで停止します。
    選択したステートメントの実行
    選択したステートメントのみを実行しますが、選択項目内の最初のチェックポイントで停止します。
  3. 必要に応じて、残りのステートメントを実行するか、次のチェックポイントまで続行します。最新のチェックポイントの行にカーソルがあることを確認してから、「ステートメントをカーソル位置から実行」をクリックします。 すべてのステートメントが実行されるまで、このステップを繰り返します。
  4. オプション: 「ファイル」 > 「保存」をクリックして、ステートメントとすべてのチェックポイントを保存します。

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