メタデータ・ツールとの社内情報の統合の拡張

本製品に付属しているメタデータ・ツールを使用すると、InfoSphere Information Server フェデレーテッド関数を使ってアクセスしていた情報を強化して拡張することができます。

企業では、多様なデータ資産およびインフラストラクチャーにアクセスして統合する必要があります。 また、企業では既存システムを使用して、新しいビジネスを統合し、新しいビジネス資産をサポートする必要もあります。 情報に効率よくアクセスしたり情報を管理したりするためのソリューションの必要性は、製品や業界の境界をまたがって存在します。

ワークベンチには、関係の視覚化、マッピング、検索、およびコード生成のためのメタデータ駆動の設計ツールが用意されています。

InfoSphere Information Server の始動

InfoSphere Information Server の機能をワークベンチで使用するには、InfoSphere Information Server をインストールする必要があります。 次に、フェデレーテッド関数を使用して、社内の多様なデータ・ソースにアクセスします。 その次のタスクでは、何を結合できるかと、結合の方法を判別します。

ワークベンチのメタデータ・ツールは、以下の問題のいくつかを解決するのに役立ちます。
関係の検索と照会の設計
  • 異種情報の効果的かつ便利な照会の作成。
  • どの情報が入手可能かの検索。
  • さまざまなスキーマの情報を結合する方法の判別。
  • 情報エレメントどうしの関係の検索。
デプロイ
  • データ・オブジェクトにおける変更の比較と同期。
  • InfoSphere Information Integrator 環境に対応するスクリプトの生成とデプロイ。

ワークベンチを InfoSphere Information Server と一緒に使用して、異種製品間でメタデータを共有することができます。 ワークベンチには、すべてのフォームのメタデータにわたって管理、影響分析、検索、およびレポートをサポートするツールが用意されています。 それによって、異種データおよび構造体をマップし、サーバーにデプロイすることができます。

ワークベンチツールとの統合データ・ソースの併用

ワークベンチでは、次のようなアクションを使って InfoSphere Information Server の機能が拡張されています。
  • スキーマのマッピング。 さまざまな異種データ・ソースをマッピング・モデルに組み込むことができます。 スキーマは、ワークベンチがサポートする任意のデータ・ソースからのものを使用できます。 フェデレーテッド・データ・ソースを使用する場合、物理データ・モデル内にフェデレーテッド・ニックネームおよびビューを組み入れることができます。
  • 異種スキーマどうしの関係の検出。 ディスカバー関数では、一見しただけでは分かりにくい異なりあったデータ・ソース間での一致エレメントの検索アクションを自動化することができます。
  • ソース・エレメントの変換、およびソース・エレメントに対するフィルター、結合、またはソートの適用。 式ビルダーを使用して、ソース・エレメントを変換し、ターゲット・エレメントと互換性をもつようにすることができます。
  • 新規オブジェクトの生成とデプロイ。 多種多様なデータ・ソースを反映するスクリプトを生成してから、そのスクリプトを非フェデレーテッドまたはフェデレーテッド・サーバーにデプロイすることができます。

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