SQL および XQuery エディターで SQL ステートメントと XQuery ステートメントを作成すると、リレーショナルおよび XML データの照会を作成できます。
このツールは、両方のタイプの 1 つ以上のステートメントの作成、およびどちらのタイプのステートメントのネストもサポートします。
作成したステートメントは、拡張子が .sql のファイルに保存されます。
SQL および XQuery エディターには、以下の機能があります。
- 「接続およびコマンド」ペイン
- エディターの上部にあるこのペインには、接続情報とコマンド・ボタンが含まれています。
スクリプトの接続が指定されていない場合は、「接続なし」リンクが表示されます。
そのリンクをクリックして、データベース接続を作成したり指定したりできます。
上枠の右側には、簡易アクセスのための以下のコマンド・ボタンがあります。
- 選択した SQL ステートメントのデバッグ
- 「SQL の実行」
- Visual Explain を開く
- チューニングの開始... (照会調整機能がある製品でのみ表示されます)
- インポート
- エクスポート
- パフォーマンス・メトリックの実行と収集 (パフォーマンス・メトリック機能に対応している製品またはフィーチャーでのみ表示されます)
- ジョブ・マネージャー
注: SQL ステートメントのデバッグは、DB2® for Linux, UNIX, and Windows バージョン 10.1 フィックスパック 2 以降のデータベースでサポートされています。
- コマンド・ペイン
- エディターの上部にあるコマンド・ペインの各タブには、エディターのポップアップ・メニューでも使用できるコマンドが含まれています。
コマンド・ペインまたはポップアップ・メニューを使用して、各コマンドに関連付けられている操作を実行できます。
コマンド・ペインは、使用しないときに隠しておくこともできます。
コマンド・ペインには、「構成」、「検証」、「特殊レジスター」、「パフォーマンス・メトリック」の各タブが含まれています。
- 複数ステートメントのサポート
- 複数のステートメントを .sql ファイルに入力して、それらを実行できます。
- 変更可能なステートメント終了文字
- デフォルトでは、SQL および XQuery エディターはセミコロン (;) をデフォルトのステートメント終了文字として使用します。
SQL および XQuery エディターで作成するステートメントのために、異なるステートメント終了文字を指定できます。
ステートメント終了文字を設定するには、スクリプトを開くか、SQL および XQuery エディターの「検証」タブを使用します。
- 構文の強調表示機能
- SQL ステートメントまたは XQuery ステートメント内の要素を区別しやすくするために、
構文の強調表示機能はテキスト内のさまざまな種類の要素を固有の色で表示します。
- コンテンツ・アシスト機能
- コンテンツ・アシスト機能は、SQL または XQuery ステートメントを入力する際に役立つ情報を提供する編集ツールです。
例えば、SQL ステートメントでスキーマの修飾子の後にドットを入力すると、コンテンツ・アシストはそのスキーマの表のリストを表示します。
ステートメントの作成時に Ctrl + Space を押すと、コンテンツ・アシスト・ウィンドウにコンテキストに依存してコーディングされたヘルプがいつでも表示されます。
- 照会の構文解析と妥当性検査
- 入力すると、パーサーが SQL 式と XQuery 式の両方の構文を検査して、その照会で検出されるエラーに標識を表示します。
照会の構文解析はオプションです。
照会の構文解析機能を使用しない場合は、「検証」タブを開き、「ステートメント構文の検証」オプションを選択し、検証オプションのリストから「検証なし」を選択します。