HSJOIN (ハッシュ結合) ノード

このノードは、表の中で条件を満たす行がハッシュされる対象となるハッシュ結合を表します。

ノード名: HSJOIN

意味: ハッシュ結合。この結合により、表の中で条件を満たす行がハッシュされ、表の内容を事前順序付けすることなく直接結合できるようになります。

複数の表が FROM 節内で参照される場合は常に、結合が必要です。 2 つの異なる表からの列を等価にする結合述部がある場合は常に、ハッシュ結合が可能です。 結合述部は、まったく同じデータ・タイプである必要があります。 ハッシュ結合は、ネストされたループ結合の場合と同様に、再書き込みされた副照会から生じることもあります。

ハッシュ結合では、入力表を配列する必要はありません。 結合は、ハッシュ結合の内部表をスキャンし、結合列値をハッシュして参照表を生成することにより、実行されます。 その後で、外部表を読み取り、結合列値をハッシュし、内部表に関して生成された参照表をチェックインします。

パフォーマンスに関する推奨事項:
  • 結合される行の数を削減するには、ローカル述部 (つまり、1 つの表を参照する述部) を使用してください。
  • ソート・ヒープのサイズを拡大して、メモリー内のハッシュ参照表を保持できる大きさにしてください。
  • 統計が最新ではなくなっている場合には、RUNSTATS コマンドを使用して更新してください。

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