ETL ビルドのカスタマイズ
抽出、変換、およびロード (ETL) カタログを作成または カスタマイズするときには、ビルド、参照構造、接続、および 他の IBM® Cognos® Data Manager コンポーネントに関する仕様を定義します。
始める前に
このタスクについて
ファクト・ビルドの作成
ファクト・データをデータウェアハウスに配信するために、ファクト・ビルドを 作成する必要があります。ファクト・ビルドは次元データの配信にも使用できます。ファクト・ビルド には、データ・ストリーム、変換モデル、および配信モジュールが含まれます。
次元ビルドの作成
ビジネスの特定の次元を記述するために、 次元データをデータウェアハウスに配信するための次元ビルドを作成する必要があります。 次元ビルドには、ソース次元表、データの階層、ターゲット・データベース、 およびターゲット表が含まれます。
ファクト・ビルドを使用した次元データ配信
次元データを配信するためにファクト・ビルドを使用する場合、 単一のビルドを通して特定のデータベースを作成することができます。
参照次元の作成
特定のビジネス次元に関連する参照構造およびテンプレートを保持するには、参照次元を作成する必要があります。 参照次元は、次元のフレームワークを構成します。この次元のフレームワークは、データをマージしてデータマートに次元データを配信する際の情報提供に使用されます。
ETL ジョブのカスタマイズ
ジョブ・ストリームに組み込むことができるコンポーネントは、ファクト・ビルド、 次元ビルド、SQL ステートメント、条件、プロシージャー、アラート、E メール、 または別のジョブ・ストリームです。ジョブ・ストリームの各コンポーネントは、それぞれが 1 つのノードであり、別々に処理する ことができます。これらのノードの実行順序を定義することが可能で、順次または並列にジョブ・ストリームを実行することができます。
ETL ジョブのデプロイ
関連概念
ETL (抽出、変換、およびロード) プロセスのカスタマイズ
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