Rational Insight 用語集

この用語集には、Rational Insight の用語と定義が含まれています。

この用語集では次のような相互参照を使用します。
  1. を参照」は、ある用語から優先的に使用される同義語に、 または、頭字語または省略形から定義済みの完全な形式を、読者に示します。
  2. も参照」は、関連する用語または対比的な用語を読者に示します。

他の IBM 製品の用語集を参照するには、www.ibm.com/software/globalization/terminology にアクセスしてください。

アクセス許可 (access permission)

オブジェクトへのアクセスまたは使用を許可する特権。

値マップ (value map)

複数ソースからのデータの一般的定義を標準化するために、ソース値を新しい値に変換するために抽出プロセス中に使用されるマップ。

アダプター (adapter)

2 つの他のソフトウェア・コンポーネントが互いに通信できるようにする仲介ソフトウェア・コンポーネント。

アプリケーション・サーバー (application server)

アプリケーション・リクエスターからの要求のターゲット。アプリケーション・サーバー・サイトのデータベース管理システム (DBMS) が要求を処理します。

外部キー (foreign key)

リレーショナル・データベース内の表にある、別の表の主キーを参照するキー。

機能拡張要求 (enhancement request)

新しい機能を求める変更要求。

クエリー (query)

データ・ソースから取り出されるデータ集合の仕様。

クラスパス (class path)

実行時にプログラムが動的にロードできるリソース・ファイルまたは Java クラスを含んでいるディレクトリーおよび JAR ファイルのリスト。

コード・チャーン (code churn)

時間の経過に伴うプロジェクトでの変更量を示すレポート。

コンテンツ・ストア (content store)

オペレーションに必要なデータ (例えば、レポート仕様、公開されたモデル、セキュリティー権限など) が入っているデータベース。

サインオン (sign-on)

ユーザーがワークステーションでの作業を開始する手順。

作業項目 (work item)

ワークフロー内の実行するべき作業の最小コンポーネント。これは、データ処理に必要なシステム情報への参照とデータの両方の集合です。作業項目は一時的なものです。必要な処理が終わると存在しなくなります。

参照次元 (reference dimension)

データをマージして次元データをデータマートに入れる際に情報を提供するのに使用される参照構造およびテンプレートを保持する次元フレームワーク。

次元データ (dimension data)

スター・スキーマ・ファクト表内のファクトを説明または限定するのに使用されるデータ。

次元表 (dimension table)

データウェアハウジング・クエリーを実行する際のデータの制約およびグループ化に使用される属性が含まれている表。

次元ビルド (dimension build)

製品またはカスタマーなど単一のビジネス次元を説明するデータを送達するビルド。次元ビルドには、ソース次元表、データの階層、ターゲット・データベース、およびターゲット表が含まれます。

次元マッピング・カテゴリー (dimension mapping category)

類似した次元マップの集合。例えば、日、週、時について、複数の異なる細分性レベルを持つ 1 つのカテゴリーを作成できます。

次元マッピング表 (dimension mapping table)

異なるデータ・ソースからの次元表間の相関を作成する表。意味的に類似した要素に対して、各データ・ソースが異なる名前を使用している場合もあります。

自然キー (natural key)

リレーショナル・データベースに入っていないデータ・ソースにおける、データウェアハウス内の表にマップ可能な XML ファイル名またはユーザー名。

尺度 (measure)

分析できる値 (例えば、障害の数)。

集約 (aggregation)

収集、解釈、およびソートによって、さまざまな場所にあるデータを 1 つのファイルにするプロセス。

主キー (primary key)

リレーショナル・データベース内の、データベース表の 1 つの行を一意的に識別するキー。

障害エージング (defect aging)

障害におけるパターンをトラッキングするのに役立ち、修正アクションを実行して障害解決時間および障害数を両方とも削減するのに使用できるレポート。

障害到着率 (defect arrival rate)

時間の経過に伴う新規障害サブミットの頻度を重大度で分類して示すレポート。

障害密度 (defect density)

障害の数とプログラムの長さとの比率。

スコアカード (scorecard)

1 つのユニットの業績または組織の特徴を表す、メトリックの集合。

スター・スキーマ (star schema)

中心にある 1 つのファクト表とそれを囲む次元表から構成される、リレーショナル・データベース・スキーマの 1 つのタイプ。

スナップショット (snapshot)

レポート作成のために使用される、データウェアハウス内のデータのレコード。

正常性 (health)

データベース環境の一般的な状態。

属性 (attribute)

エンティティーを説明する特性または特徴。例えば、従業員の電話番号は従業員の属性の 1 つです。

代替キー (surrogate key)

人為的に作成された、自然キー列がない表内の行を識別する固有 ID 列。

ダッシュボード (dashboard)

さまざまなソースからのデータを統合し、関連情報および文脈内情報を一元的に表示するインターフェース。

抽出、変換、およびロード (extract, transform, and load) (ETL)

1 つ以上のソースからデータを収集し、そのデータをクレンジングおよび変換し、データベースにロードするプロセス。

データ・ソース (data source)

データベースや XML ファイルなどデータ自体のソースと、そのデータにアクセスするのに必要な接続情報。

データ・マッピング・テンプレート (data mapping template)

XML 要素をリレーショナル表の列にマップするために使用されるテンプレート。

データ・モデル (data model)

複数のデータ・ソースからの、あらゆるタイプのデータのレポート作成を容易にする共通モデル。

データウェアハウス (data warehouse)

戦略的決定をサポートするのに使用される、テーマに沿ったデータの集合。ウェアハウスは、ビジネス・インテリジェンスのためのデータ統合の中心です。これは、企業内のいろいろなデータマート用のデータのソースであり、企業データの共通ビューを表します。

データベース (database) (DB)

1 つ以上のアプリケーションのために一緒に保管された、相互関係のあるデータ項目または独立データ項目の集合。

データマート (data mart)

特定の部門またはチームに固有のレポートのニーズに合わせて調整および最適化されたデータが含まれている、データウェアハウスのサブセット。データマートは、オンライン分析処理 (OLAP) ツールに含まれているデータのように、組織全体のために使用するウェアハウスのサブセットにすることが可能です。

名前空間 (namespace)

認証およびアクセス制御のための、ユーザーおよびグループ情報へのアクセスを許可する認証プロバイダーの構成済みインスタンス。Framework Manager では、名前空間はクエリー項目およびクエリー・サブジェクトを一意的に識別します。名前の重複を回避するため、異なるデータベースは別々の名前空間にインポートされます。

パッケージ (package)

1. IBM Installation Manager によるインストール専用に設計された、製品またはコンポーネント。

2. ユーザーに対してメタデータを使用可能にするために作成された、プロジェクトのサブセット。複数の異なるパッケージを作成できるので、ユーザー・グループはそれぞれが必要なレポートを作成できます。

反復 (iteration)

開発チームが作業バージョンのプロジェクトをテスト用に配信する、ソフトウェア開発プロセスにおけるマイルストーン。

反復速度 (iteration velocity)

各反復で完了したタスクの数を示すレポート。

ビジネス・インテリジェンス (business intelligence) (BI)

業務の日常的なオペレーションで収集され、その後、業務上の決定を良くしたり競争での優位性を確保するための基礎になる、データの統合と分析。

ビルド (build)

ビルド・プログラムが 1 つ以上の派生オブジェクトを生成するプロセス。これには、コンパイラー、リンカー、テキスト・フォーマッターなどによる、ソース・ファイルの実際の変換およびバイナリー・ファイルの構築が含まれる場合もあります。

ファクト・ビルド (fact build)

ファクト・データおよび次元データを配信するビルド。これにより、ユーザーは 1 つのビルド内から専用データマートを作成できます。

ファクト表 (fact table)

ファクト・レコードを次元表に関連付けるのに必要な尺度および次元が含まれているデータベース表。

物理メタデータ層 (physical metadata layer)

データ・ソースからのメタデータ情報を含む、業務メタデータ・モデル内の層。インポートされた表およびそれらの表間の関係を表すクエリー・サブジェクトも含みます。

プロジェクト正常性 (project health)

障害、変更、ビルド品質、および作業分布によって表される、プロジェクトの効率。

プロファイル (profile)

データベース・オブジェクトがリソースとどのように相互作用するのかを決定する、動作、特権、または機能の集合。

変換モデル (transformation model)

取得したソース・データを操作するのに使用される、ファクト・ビルド内のモデル。例えば、変換モデルは、異なるソースからのデータのマージまたはデータの集約を行えます。

ポータル (portal)

多様な情報、アプリケーション、および個人にアクセスするための、カスタマイズおよびパーソナライズ可能な、単一のセキュア・ポイント。

ポートレット (portlet)

ポータル・サーバー上で稼働する再使用可能な Web モジュール。ポートレットには、例えば、ニュース見出しのリトリーブ、データベースの検索、カレンダーの表示など、ロールが事前定義されています。

マッピング (mapping)

仕様間の属性の相関。インポートの場合、マッピングは、ファイル仕様の属性をカタログまたは階層の基本仕様の属性に関連付けます。エクスポートの場合、マッピングは、基本仕様の属性を宛先仕様の属性に関連付けます。

メタデータ (metadata)

データの特性を説明するデータ。説明データ。

メタデータ・モデル (metadata model)

レポート作成アプリケーション用のデータを表す、関連する次元、クエリー・サブジェクト、およびその他のオブジェクトの集合。

メトリック (metric)

ビジネスの主要領域でのパフォーマンスを測る尺度。

モデル (model)

通常は、表される項目の理解、分析、改善、および置換のために開発される、プロセス、システム、またはサブジェクトのエリアの表現。モデルは、情報、アクティビティー、関係、および制約の表現を含むことができます。

要件 (requirement)

システムが提供する必要のある状態または機能。この状態は、ユーザーのニーズから直接派生するか、契約、標準、仕様、またはその他の文書に記載されています。

リソース (resource)

XML データ・ソース内の特定の XML エンティティー。リソースは、XML スキーマと関連付けることができ、レポート作成のためにデータ・ソースをリレーショナル・データベース表にマップするのに使用できます。

リソース・グループ (resource group)

共通ベース Web アドレスを共用する、1 つの製品からの XML ソースの集合。この Web アドレスは、製品データと、レポート作成に使用されるリレーショナル・データベースとの間の接続を決定します。

リレーショナル・データ (relational data)

リレーショナル・データベース管理システム (DBMS) に保管されたデータ。

ルックアップ・ビルド (look-up build)

抽出、変換、およびロード (ETL) のカタログ内の、1 レベルの単純な参照構造。ルックアップは、ファクト・データと、ファクトに寄与している業務データ・ストアとの間の関係をトラッキングします。

レポート (report)

ビジネス情報を伝えるために意図的に並べられたデータの集合。

レポート・サーバー (report server)

レポートおよびレポート・エディターをホストするアプリケーション・サーバー。

レポート・テンプレート (report template)

レポート作成に使用されるテンプレート。レポート・テンプレート内のパラメーターはレポートの作成または実行時に指定されます。

B

D

Data Movement Service

リモート・コンピューター上でビルドおよびジョブ・ストリームの実行とスケジュールを行うのに使用されるサービス。

E

O

ODBC

ODBC ドライバー (ODBC driver)

ODBC 関数呼び出しをインプリメントし、データ・ソースと対話する、動的リンク・ライブラリー (DLL)。

Open Database Connectivity (ODBC)

リレーショナルおよび非リレーショナルの両方のデータベース管理システムのデータにアクセスするための、標準的なアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)。各データベース管理システムが異なるデータ・ストレージ形式およびプログラミング・インターフェースを採用している場合でも、データベース・アプリケーションは、この API を使用することにより、さまざまなコンピューター上のデータベース管理システムに保管されているデータにアクセスできます。

R

Representational State Transfer (REST)

ワールド・ワイド・ウェブのような分散ハイパーメディア・システムのためのソフトウェア・アーキテクチャーのスタイルの 1 つ。この用語は、XML (または YAML、JSON、プレーン・テキスト) を HTTP を介して SOAP などの追加メッセージング層なしで使用する、シンプルなインターフェースを指す場合にもよく使用されます。

W

Web アプリケーション (Web application)

ユーザーによるデータベース照会を可能にするなど、情報の静的表示だけではない機能を提供する、Web ブラウザーからアクセス可能なアプリケーション。Web アプリケーションの一般的なコンポーネントには、HTML ページ、JSP ページ、およびサーブレットがあります。

X

XDC ファイル (XDC file)

XML データ構成ファイル (XDC ファイル) (XML data configuration file (XDC file))

データ・ソース内のエンティティーとリレーショナル表内の列との間の関係を定義する構成ファイル。

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