IBM® Rational® Insight Report Server の使用。
- レポート・サーバー開始に関する問題
- エラー原因として考えられるのはポート競合です。これが原因かどうかを判定するには、以下のようにします。
- RationalInsightServer プロファイルによって使用されているポートを判定します。
- [rational_insight_installation_directory]/AppServer/profiles/RatonalInsight/logs ディレクトリー内の AboutThisProfile.txt ファイルを開きます。
- HTTP トランスポート・ポートおよび HTTPS トランスポート・ポートのポート番号を見つけます。
- WebSphere® Application Server インスタンス
のデフォルト・ポートのリストを確認します (IBM WebSphere Application Server のデフォルト・ポート)。
- ポート競合がある場合、以下を行います。
- 他のアプリケーションは異なるポートの集合で実行するように構成します。
- RationalInsightServer プロファイルに割り当てられたポートを変更します。
RationalInsightServer プロファイルに割り当てられたポートを変更するには、以下のようにします。- WAS コンソールを開始し、ログインし、に移動し、「詳細」をクリックします。
- 競合しているポート (例えば、WC_defaulthost または WC_defaulthost_secure) をクリックし、
新しいポート番号を指定し、「適用」をクリックし、
設定をマスター構成に保存します。
- に移動し、「default_host」を選択し、
「プロパティー」セクションで「ホスト別名」をクリックします。
- 適当な * リンクをクリックし、競合しているポートを変更します。「適用」を
クリックし、設定をマスター構成に保存します。
- WAS コンソールをクローズします。
- Cognos® Configuration を
開始し、に移動し、競合しているポートを WAS ポート割り当てに一致するように変更します。
- に移動し、競合している
ポートを WAS ポート割り当てに一致するように変更します。
- 「保存」をクリックし、Cognos Configuration をクローズします。
- Rational Insight reporting server を
再始動します。
- IBM Cognos 8 Web アプリケーションへのアクセスに関する問題
- IBM Cognos 8 Web アプリケーションに http://localhost:9080/insight で
アクセスできない場合、ブラウザーで http://localhost:9080/insight/servlet をオープンしてください。エラーが
発生する場合、以下のようにしてください。
- Cognos Configuration を
開始し、をクリックします。
- 「コンテンツ・ストア」を右クリックして「テスト」をクリックします。
- テストが失敗した場合、「詳細」をクリックして詳しいエラー・メッセージを
確認します。
Content Manager がコンテンツ・ストアに
接続できない場合、いくつかの原因が考えられます。最も一般的な原因は、
Cognos Configuration で指定した
コンテンツ・ストア構成設定が無効であることです。データベース名が
正しいこと、ポート番号が正しいこと、データベースにアクセスするために指定されたユーザー資格情報
が有効であることを確認してください。コンテンツ・ストアに特有のエラー・メッセージと
警告メッセージのリストは、「Cognos 8
Business Intelligence Troubleshooting Guide」の第 3 章にあります。
- IBM WebSphere Application Server 上での IBM Rational Insight Data Service のパラメーターの設定
- IBM インフォメーション・センターで
データ・サービスの構成に関するセクションの説明を参照してください (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/rentrpt/v1r0m0/topic/com.ibm.rational.raer.install.doc/topics/t_vds_config_data_services_container.html)
- 手動での IBM WebSphere Application Server のアンインストール
- IBM WebSphere Application Server インフォメーション・センター
で手動でのアンインストールに関するセクションの説明を参照してください (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/topic/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/tins_uninstman.html)
- デプロイメント中に、項目へのアクセスが拒否される
- デプロイメントの前に、レポート管理者役割が
Cognos 名前空間への読み取り/書き込みアクセス許可があることを確認してください。
- アクティブ・ディレクトリー・セキュリティー・ソースにログオンする際、
パスワードが有効であるか、パスワードの変更が成功したにも関わらず、パスワードを変更するようプロンプトが出される
- Cognos サービスを開始するために
指定されたアカウントまたはサーバー名を、代行管理用の権限として Active Directory プロパティーに確実にセットアップ
してください。これらの許可がないと、Cognos は Active Directory サーバー
からすべてのユーザー・プロパティーを読み取ることができません。詳しくは、
Active Directory 資料を参照してください。
- Rational Insight reporting server にユーザー ID を使用
してログインしようとして、ログオンが失敗する
- Content Manager サービスが、
Active Directory Server ドメインの一部ではないコンピューター上で、ローカル・システム・アカウントで実行している
場合、ドメイン名を使用してユーザー ID を修飾してください。例えば、domain¥user ID のようにします。
- 新しく作成されたグループのメンバーが一部の項目を参照できない。ユーザー名がバナー域に
表示されない。
- そのユーザーが属している名前空間は、クエリー・ユーザー・グループへの全探索権限を
持っている必要があります。全探索権限を追加するには、以下のようにします。
- システム管理者としてログオンし、Cognos Administration を開始します。
- 「セキュリティー」タブをクリックし、名前空間の横の「プロパティー
の設定」をクリックします。
- 「許可」タブをクリックします。既にそこに
ない場合、「クエリー・ユーザー」グループを名前空間に追加します。
- 「クエリー・ユーザー」チェック・ボックスを
選択し、全探索権限が付与されるようにします。
- 「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。
- ユーザーを使用してテストします。