XML ODBC ドライバーは、Rational Insight Data Service から業務データ、汎用 REST データ・サービス、あるいは XML ファイルを受け取り、 エンティティー間の関係を適切にモデル化してから、業務上扱いやすい方法でレポート作成者に公開します。
業務メタデータ・モデルの場合、データが業務システムから直接発生し、メタデータ・モデルあるいはレポートに定義された計算や変換を各クエリー要求に対して迅速に実行する必要があるため、次元モデルをビルドすること、あるいは、業務メタデータ・モデルや業務メタデータ・モデルに基づいたレポートにおいてその他の複雑な計算を行うことは推奨しません。
これらのメタデータ・モデルは以下のソースの業務データを使用します。
業務メタデータ・モデルには次の 3 つのレイヤーがあります。
物理メタデータ
このレイヤーには、データ・ソースから直接発生するメタデータ情報が含まれます。 これは、データウェアハウスのメタデータ・モデルと類似しています。
業務データ・ビュー
このレイヤーは、物理メタデータ・レイヤーからクエリー項目を取り出し、必要な関係を作成します。
ビジネス・ビュー
このレイヤーは、業務データ・ビュー内の参照オブジェクトへのショートカットを使用します。 このショートカットは、業務上扱いやすい方法にグループ化されます。これは、レポート作成者に公開される唯一のレイヤーです。
Rational Insight は、複数のデータ・ソースのメタデータ・モデルの再利用をサポートします。