データマートは履歴データを保管しますが、業務データ・ストアは、最新のスナップショットのみを保管します。 したがって、たとえデータマートの履歴ファクト・データが業務データ・ストアのデータとリンクされていても、業務データ・ストアのデータは最新のスナップショットで更新されるため、 この 2 つの間には不一致があります。
ルックアップを作成して、ファクト・データとそのファクトを導く業務データ・ストア・データの間の関係をトラッキングすることができます。 ETL (抽出、変換、およびロード) ビルドで、この関係を計算して、履歴データをデータウェアハウス内の履歴ルックアップ表に配信します。
ルックアップは、単一のデータ・ストリームから成り、そのデータ・ストリーム内のオブジェクトの属性が含まれます。 選択可能な属性は、テンプレートをルックアップに関連付けることで決定されます。 ルックアップには、少なくとも、各オブジェクトを特定する ID 属性が含まれている必要があります。