SQL ステートメントのフォーマット

照会チューニング用のワークフロー・アシスタントでは、SQL ステートメントの構造をより良く理解できるように、そのステートメントをフォーマットすることができます。

始める前に

このタスクについて

照会をチューニング用にキャプチャーする場合、ほとんどの場合は、照会のテキストはあまり適切にはフォーマットされません。照会チューニング用のワークフロー・アシスタントでは、それぞれの表参照、SELECT 節のそれぞれの列参照、およびそれぞれの述部が、それぞれ独立した行に表示されるように、照会をフォーマットすることができます。

照会ブロックや副照会などの複雑な照会のセクションを展開/省略して、照会の概要を表示したり、照会の一部をより詳しく調べたりできます。フォーマット済み照会の任意の行をクリックすると、同じ表の列または表参照を含む照会のその他の行も強調表示されます。また、ローカル述部または結合述部、表参照、最も高いフィルター係数などのさまざまな基準に従って述部を配列することにより、フォーマット設定をカスタマイズすることもできます。

InfoSphere™ Optim™ Query Tuner または InfoSphere Optim Query Workload Tuner を使用している場合、ワークフロー・アシスタントがさまざまな統計を使用して、フォーマット済みの照会に注釈を付けます。これらの注釈の完全なリストは、「フォーマット済み照会の確認」ページのヘルプを参照してください。ページの右上隅にある「ヘルプ」ボタンをクリックして、このヘルプを開きます。または、F1 キーを押してください。

手順

SQL ステートメントをフォーマット設定するには、以下を実行します。

  1. チューニングする SQL ステートメントをキャプチャーします。単一照会チューニング用の SQL ステートメントをキャプチャーできる場所を参照してください。
  2. キャプチャーされたステートメントのいずれかを選択して、「アドバイザーおよびツールの呼び出し」ボタンをクリックします。 「呼び出し」セクションに、「単一照会アドバイザーおよび分析ツールの実行」ページが開きます。
  3. SQL ステートメントが参照する未修飾オブジェクトに使用するスキーマを設定したり、(DB2 for z/OS でステートメントを実行するときに) SQL ID を変更したりする必要がある場合、このページの SQL ステートメントの上部の「スキーマ」フィールドおよび「SQLID」フィールドで、これらの値を指定します。スキーマおよび SQL ID のグローバル・デフォルトの設定については、未修飾オブジェクト、SQL ID、またはその両方に使用するためのスキーマの設定を参照してください。
  4. 実行する項目の選択」ボタンをクリックします。
  5. 「アクティビティーの選択 (Select Activities)」ウィンドウで、「SQL ステートメントのフォーマットおよび注釈付け (Format and annotate SQL statement)」オプションを選択します。 次に、「OK」をクリックします。

タスクの結果

「確認」セクションに、照会チューニング用のワークフロー・アシスタントが開きます。「アクティビティーの選択 (Select Activities)」ウィンドウで追加オプションを選択したために「フォーマット済み照会の確認」ページが開いていない場合は、このセクションの左側の「フォーマット済み照会を開く」をクリックします。

フォーマット済み照会では、各表参照、SELECT 節の各列参照、および各述部は、それぞれ独立した行で表示されます。 照会ブロックや副照会などの複雑な照会のセクションを展開/省略して、照会の概要を表示したり、照会の一部をより詳しく調べたりできます。フォーマット済み照会の任意の行をクリックすると、同じ表の列または表参照を含む照会のその他の行も強調表示されます。また、ローカル述部または結合述部、表参照、最も高いフィルター係数などのさまざまな基準に従って述部を配列することにより、フォーマット設定をカスタマイズすることもできます。


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