データ共有グループは、DB2 のデータを共有する 1 つ以上の DB2 for z/OS サブシステムの集合です。データ共有グループに属する DB2 サブシステムは、そのグループのメンバーです。各メンバーは 1 つのデータ共有グループに属することができます (属せるのは 1 つだけです)。データ共有グループのすべてのメンバーは同じ DB2 カタログおよびディレクトリーを共有し、すべてのメンバーは同じ Parallel Sysplex 内に存在する必要があります。データ共有によって DB2 データの可用性が向上し、システムの処理能力が拡張され、環境を構成するより柔軟な方法が提供され、トランザクション処理速度が向上します。
アプリケーションによって使用される SQL ステートメントは複数のサブシステム上で実行できます。これらのサブシステムが 1 つのデータ共有グループのメンバーの場合、同じメンバーを含めるための 1 つのデータベース・グループをクライアント内に構成することができます。次に、ステートメント・キャッシュからのアプリケーションのすべての SQL ステートメントを含むようにワークロードを定義し、データ共有グループからワークロードをキャプチャーすることができます。
データベース・グループをクライアント内に構成するには、次のようにします。