ワークフロー・アシスタントが SQL ステートメントの EXPLAIN 情報を収集する場合、ワークフロー・アシスタントは、接続されたデータベースのカタログのローカル・キャッシュからその情報を収集します。したがって、カタログが変更された場合、ワークフロー・アシスタントが同じ SQL ステートメントに関して再度 EXPLAIN 情報を収集する前に、カタログのローカル・キャッシュを更新しておく必要があります。
このタスクについて
例えば、照会ワークロードでワークロード統計アドバイザーを実行し、アドバイザーが推奨した RUNSTATS コマンドを実行したと仮定します。関連の統計が更新されたので、照会ワークロードでワークロード索引アドバイザーを実行したいと思います。しかし、データベース・カタログのローカル・キャッシュが更新されていない限り、ステートメントの再 EXPLAIN を指定しても、ワークロード索引アドバイザーは古い統計を使用します。
手順
カタログが更新された後、システム・カタログのローカル・キャッシュが常に更新されるようにするには、以下のいずれかの手順を実行します。
- ワークフロー・アシスタントから RUNSTATS コマンドまたは DDL ステートメントを実行した後でワークフロー・アシスタントが自動的にローカル・キャッシュをリフレッシュするように設定する。
- メインメニューで、を選択します。
- 「設定」ウィンドウで、を展開します。
- 「EXPLAIN オプション」ページで、「データ・サーバーからのカタログ情報を常に最新表示する」オプションを選択します (まだ選択されていない場合)。
- 「適用」をクリックして、「OK」 をクリックします。
- ワークフロー・アシスタントの開いているインスタンスをすべて閉じます。
プロンプトが出されたら、作業を保存します。「プロジェクト・エクスプローラー」から、ワークフロー・アシスタントのこれらのインスタンスを再オープンできます。
- 手動でローカル・キャッシュをリフレッシュする。
- ワークフロー・アシスタントが最大化されている場合、そのタブをダブルクリックします。以前に閉じていない場合、データ・ソース・エクスプローラーが表示されます。
データ・ソース・エクスプローラーを再度開く場合は、メインメニューからを選択します。「データ管理」の下で、「データ・ソース・エクスプローラー」を選択して、「OK」をクリックします。
- 現在接続されているデータベースまたはサブシステムを右クリックして、を選択します。
次のタスク
「呼び出し」セクションの「ワークロード・アドバイザーの実行」ページで、「ワークロード・アドバイザーの実行の前に EXPLAIN 情報を再収集する (Re-collect EXPLAIN information before running workload advisors)」オプションが選択されていることを確認した後、現行の照会ワークロードでアドバイザーおよびツールを実行できます。