変更管理スクリプト・エディターを使用して、DB2 データベースに変更を適用するために必要な変更コマンドを生成できます。
変更コマンドには、DDL、DCL、および (UNLOAD、RELOAD、REBIND、RUNSTATS などの) DB2 コマンドが含まれます。
始める前に
変更コマンドを生成するためには、その前に、変更するデータベースに接続していなければなりません。
手順
変更管理スクリプト・エディターから変更コマンドを生成するには、以下の手順を実行します。
- 変更管理スクリプト・エディター内の「変更するオブジェクト」領域には、変更するオブジェクトがリストされます。
「コマンドのプレビュー」をクリックして、オブジェクトを変更する変更コマンドを生成します。
- 変更管理スクリプト・エディターの「コマンド」セクションに、データベースに対して実行される変更コマンドの構文が表示されます。 以下のリストは、変更コマンドに対して可能なさまざまなアクションについての説明です。
- データの保存およびメンテナンスのコマンドの再生成。
- 「データ・オプション」をクリックすると、「データ保存のカスタマイズ」ウィザードが開始します。このウィザードでは、生成されたコマンドに対して以下の変更を行うことができます。
- データ保存で使用するアンロード方式と再ロード方式の変更。
データのアンロードおよび再ロードで使用する方式を変更して、選択した方式に合うようにオプションをカスタマイズできます。
データを、内部的に表に保存するのではなく、エクスポート・コマンドまたは DB2 ハイパフォーマンス・アンロード・コマンドを使用して外部データ・ファイルに保存するように選択した場合、そのデータ・ファイルのロケーションを変更することができます。
ファイル・ディレクトリーは、データベース・サーバー上になければなりません。
- データ保存のコマンドの確認とカスタマイズ。
表のドロップと再作成が必要な場合には、表のデータの保存で使用するコマンドを見直してカスタマイズしてから、そのデータを表に挿入して戻すことができます。
データの保存に使用する照会を変更できます。
アンロードされた列を再ロードされた列にマップする方法を変更することもできます。
場合によっては、生成されたコマンドには、解決する必要のあるエラーが含まれていることがあります。
同様に、ドロップしても再作成はしない任意の表に対するコマンド、または、追加しようとしている任意の新しい表に対するコマンドを見直して、カスタマイズすることができます。
- 生成される DB2 メンテナンス・コマンドの変更。
パッケージの再バインドのためのコマンドを生成し、表の統計を実行し、パッケージ・キャッシュをフラッシュすることによって、更新済みの統計が SQL ステートメントで使用されるようにすることができます。
選択によっては、DB2 メンテナンス・コマンドが生成されないようにすることもできます。
データは、参照整合性が強制的に指定されることなく再ロードされます。
- 変更コマンドがデータベースに与える影響の確認。
- 変更の要約レポートが自動的に生成されます。レポートを開くには、「変更レポートの表示」をクリックします。レポートの左方のナビゲーション・フレームにある
リンクを使用して、レポートのさまざまなセクションを表示します。
- 取り消しコマンドの確認。
- 変更を取り消すためのコマンドが自動的に生成されます。
「取り消しの編集」をクリックして、SQL および XQuery エディターで取り消しコマンドを開きます。このエディターでは、取り消しコマンドをプレビューして、コマンドが正しいことを確認できます。
次のタスク
これで、変更コマンドは使用できるようになります。
「実行」をクリックすると、変更コマンドが配置されます。
または、ここまでの手順を反復してさらに変更を指定し、それに対応する変更コマンドを生成することもできます。