作成または変更するリスト内のいずれかのオブジェクトの属性を変更するには、オブジェクトを選択し、「プロパティー」ビュー (デフォルトでは、「データベース管理」パースペクティブの下部にあります) に移動し、「プロパティー」ビューのタブを使用して、オブジェクトの属性を確認し、変更します。
「変更するオブジェクト」リストのオブジェクトを変更すると、その変更によって影響を受けるオブジェクトのリストが、右側にある「影響を受けるオブジェクト」リストに表示されます。 「影響を受けるオブジェクト」リストの情報は、データベースに対して変更が及ぼす影響の全体像を示すものであり、結果を処理する最善の方法を決める上で役立ちます。
Optim™ Database Administrator は、オブジェクトを再作成するか、またはパッケージを再バインドすることによって、オブジェクトを有効な状態に保つことを試みます。 しかし、ビュー、トリガー本体、ユーザー定義関数の本体、ストアード・プロシージャーの本体、またはマテリアライズ照会表 SQL は、自動的には更新されません。 「影響を受けるオブジェクト」リストでそれらのオブジェクトについて調べることができます。 「変更」ボタンおよび「ドロップ」ボタンを使用すると、影響を受けるオブジェクトを「変更するオブジェクト」リストに移動することができます。「プロパティー」ビューを使用して、変更のために移動した、影響を受ける任意のオブジェクトを変更できます。
ボタン | 説明および操作 |
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データ・オプション | 「データ保存のカスタマイズ」ウィザードを開始します。変更が破壊的であり、 データをアンロードしてから再ロードする必要がある場合は、このウィザードを使用して、データをアンロードおよび再ロードするためのメソッド、アンロード・コマンド、および再ロード・コマンドをカスタマイズできます。生成するメンテナンス・コマンドを指定することもできます。 |
変更の要約 | ブラウザー・ウィンドウで変更の要約レポートを開きます。 変更の要約レポートには、加えられたすべての変更、およびそれらの変更がデータベースに及ぼす影響がリストされます。これにより、データベースへ変更を配置する前に、適切な処置をとることができます。 |
実行 | 変更コマンドをデータベースへ発行します。 エディターのフォーカスは「メッセージ」セクションに移り、 そこで、実行中のコマンドの進行状況をモニターできます。 |
編集 | SQL および XQuery エディターで変更コマンドが開き、
そこで編集できます。SQL および XQuery エディターで加えた変更は、変更管理スクリプトに自動的には保存されません。変更したコマンドは
、SQL および XQuery エディターで右クリックして選択できる「SQL の実行」操作を使用して、直接実行できます。
または、コマンドは、それらが保存されたファイルから実行することもできます。 このファイルは、変更管理スクリプトのために作成された プロジェクト内の「SQL スクリプト」フォルダーに保存されます。 |
取り消しの編集 | Optim Database
Administrator が自動生成する変更の取り消しコマンドを SQL および XQuery エディターで開き、取り消しコマンドをプレビューできます。
SQL および XQuery エディターで取り消しコマンドを編集 することもできます。ただし、SQL および XQuery エディターで加えたいかなる変更も、 変更管理の取り消しスクリプトに自動では保存されません。 変更された取り消しコマンドは、SQL および XQuery エディターから 実行するか、またはそれらが保存されているファイルから実行する必要があります。 このファイルは、変更管理スクリプトのために作成された プロジェクト内の「SQL スクリプト」フォルダーに保存されます。 |
保存 | データ・サーバーから実行できるスクリプトにコマンドを保存します。 コマンドには、データ・サーバーから実行するために必要な変更が加えられます。 |
コマンドが正常に配置された場合は 、「取り消し」ボタンおよび「取り消しの保存」ボタン がアクティブになります。データベースに加えた変更を取り消す場合は、「取り消し」をクリックします。 「取り消しの保存」を クリックして、データ・サーバーから実行できるスクリプトへ変更の取り消しコマンドを 保存することもできます。
データベースに対する変更を管理するための変更管理スクリプトを作成するとき、 Project Data Explorer にデータ設計プロジェクトが作成されます。 そのプロジェクトの名前は、通常はデータベース接続の名前となります。 変更管理スクリプトは、Project Data Explorer に作成されたプロジェクト内の「SQL スクリプト (SQL Scripts)」フォルダー、 および管理エクスプローラー内のデータベースの「変更管理スクリプト (Change Management Scripts)」フォルダーの両方に保存されます。
変更管理スクリプトは、リセットしたり再利用したりすることも可能です。 変更をデータベースに配置した後、同じ変更管理スクリプトを別の変更セットの配置に再利用できます。 変更管理スクリプトを再利用するには、「変更管理」メニューから「リセット」を選択して変更管理スクリプトをリセットする必要があります。 リセット操作によって変更管理スクリプトがクリーンアップされて、新しい変更のセットに使用できるようになります。