Linux オペレーティング・システムでの ODBC データ・ソースのディスカバー

Linux® オペレーティング・システム上で ODBC データ・ソースをディスカバーするには、ODBC という名前で ODBC ラッパーを作成する必要があります。
Linux オペレーティング・システムでは、ODBC という名前で ODBC ラッパーを作成しない限り、ODBC データ・ソースの未定義のリモート・サーバーは検出されません。 このラッパーは、DB2® Universal Database™ コントロール・センターまたはコマンド行などの、ワークベンチの外部で作成する必要があります。 データ・ソースが正しくディスカバーされるためには、ラッパーに ODBC という名前を付ける必要があります。
Linux オペレーティング・システムでのラッパーは、MODULE ラッパー・オプションで定義されます。以下に例を示します。
CREATE WRAPPER odbc LIBRARY 'libdb2rcodbc.so' OPTIONS (MODULE '/usr/lib/odbc.so')
ここで、MODULE '/usr/lib/odbc.so' は、ODBC ドライバー・マネージャーの入ったライブラリーへの絶対パスです。
この ODBC ラッパーを作成した後、ODBC データ・ソースは未定義リモート・サーバー・フォルダーに表示されるようになります。
関連概念
リモート・サーバーの概要
関連タスク
未定義リモート・サーバーのサーバー定義の作成

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