ライブラリー制御システムを使用して、データベースに加えた複数の変更を取り消すことができます。
手順
複数の変更を取り消すには、以下の手順を完了します。
- 最後の変更に対応するデータ設計プロジェクトを抽出します。 データ設計プロジェクトの抽出方法は、使用するライブラリー制御システムによって異なります。
例えば、CVS を使用している場合は、CVS リポジトリー・ビューを使用することによってプロジェクトを抽出できます。
- データ・プロジェクト・エクスプローラーの中で対象となるデータ設計プロジェクトを展開してから .changexml ファイルをダブルクリックすることによって、変更管理スクリプトを開きます。
- 変更管理スクリプト・エディターの「メッセージ」セクションにある「取り消し」ボタンを使用することにより、変更を取り消します。
- 「取り消し」をクリックします。 「変更コマンドの実行」ウィンドウが表示されます。
- 変更を取り消すためのコマンドを確認します。
- 「終了」をクリックすると、変更の取り消しが実行されます。
- 取り消す対象となるすべての変更が取り消されるまで、ステップ 1 から 3 までを繰り返します。 複数の変更を取り消す場合、それらの変更を加えたのと逆の順序で取り消さなければならず、どの変更もスキップしてはなりません。
次のタスク
変更が取り消された後、データベース・カタログは以前の状態に戻ります。
重要: データ保存が有効であった場合、変更が配置された時にデータ・ファイルが作成されています。
これらのデータ・ファイルは、取り消し DDL がインポートされた後にインポートされます。
取り消そうとしている変更が実行された後にデータベースが更新された場合には、重要な変更を上書きしないように注意してください。
状況によっては、インポートするデータが最新のものであることを確認するための追加アクションが必要になる場合があります。