NLJOIN ノード

このノードは、ネストされたループ結合を表します。

ノード名: NLJOIN

意味: 外部表のそれぞれの行につき内部表を (通常は索引スキャンによって) 一度ずつスキャンする、ネストされたループ結合。

複数の表が FROM 節内で参照される場合には、結合が必要です。ネストされたループ結合には結合述部は必要ありませんが、一般には、結合述部があるほうがパフォーマンスが高くなります。

ネストされたループ結合は、次のいずれかによって実行されます。
  • 外部表でアクセスされたそれぞれの行について、内部表をスキャンする。
  • 外部表でアクセスされたそれぞれの行について、内部表で索引参照を実行する。
パフォーマンスに関する推奨事項:
  • ネストされたループ結合は、内部表 (NLJOIN ノードの右に表示される表) の結合述部列に索引がある場合に効率が良くなる可能性があります。 内部表が IXSCAN ではなく TBSCAN であるかどうか確認してください。TBSCAN である場合には、結合列に索引を追加することを考慮してください。

    結合の効率を向上させるためのもう 1 つの (重要性の低い) 方法として、外部表の結合列で索引を作成して、外部表が順序付けされるようにすることができます。

  • 統計が最新ではなくなっている場合には、runstats コマンドを使用して更新してください。

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