表データ・エディターの概要

表データ・エディターを使用してデータベースからデータを取得して表示できます。表データ・エディターは、読み取り専用モードまたは編集モードで開くことができます。

読み取り専用モードを使用すると、データを表示しつつ、不注意によるデータの変更を防ぐことができます。

編集モードを使用すると、データを編集して、その変更内容をデータベースに保存できます。 編集モードは、データを選択的に表示したり、修復やテストを目的として小規模な更新を加えたりするのに適しています。 通常、表データ・エディターを編集モードで使用して、他のアプリケーションがデータを更新していない間に、短い時間枠内で数行を変更します。 変更内容を保存すると、データへの変更内容がデータベースにすべてコミットされるか、まったくコミットされないかのどちらか一方になります。

一部のタイプのオブジェクトは読み取り専用モードでのみ開けます。その他のタイプのオブジェクトは読み取り専用モードか編集モードのいずれかで開けます。以下の表は、オブジェクトのさまざまなタイプでサポートされるモードを示しています。
表 1. データの表示および編集に対する表データ・エディターのサポート (X はサポートを示します)
データ・ソース バージョン オブジェクト データの表示のみ データの編集
DB2® for Linux, UNIX, and Windows バージョン 9.1 X -
ビュー X -
別名 X -
マテリアライズ照会表 (ユーザー保守およびシステム保守) X -
ニックネーム X -
バージョン 9.5 以降 X X
ビュー X X
別名 X X
マテリアライズ照会表 (ユーザー保守) X X
マテリアライズ照会表 (システム保守) X -
ニックネーム X -
DB2 for z/OS® バージョン 9 以降 X X
ビュー X X
別名 X -
マテリアライズ照会表 (ユーザー保守) X -
マテリアライズ照会表 (システム保守) X -
同義語 X -

「最大行数」設定を使用して、表データ・エディターが取得および表示する最大行数を変更できます (「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「データ管理」 > 「SQL 開発」 > 「SQL 結果ビューのオプション (SQL Results View Options)」 > 「最大行数」)。

重要: 大量のデータを取得すると、メモリー使用量が増大して製品のパフォーマンスが低下する可能性があります。

表データ・エディターは、フィルタリングもサポートします。フィルター条件を設定して、目的の列と行のみを表示できます。

ヒント: 表データ・エディターで作業する際、Eclipse ワークベンチ内のデータベース・モデルで、エディターの今後の動作に悪影響を及ぼす可能性のある変更が行われていると、エディターは自動的にクローズされます。表データ・エディターをクローズする理由を示すメッセージが表示されます。データベース・モデルの変更の原因となる操作が終了したあとに、再び表データ・エディターを開くことができます。

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