「オブジェクト・リスト」に表示されているプロパティーが、必要なすべての情報を提供していない場合には、カスタム・プロパティーを作成できます。
例えば、データベース内の表について統計が最後に実行された時刻を知りたいとします。
この情報を取得するには、DB2® システム・カタログ内の SYSCAT.TABLES 表から STATS_TIME の値を選択します。
このタスクについて
カスタム・プロパティーを作成できるのは、DB2 Linux、
UNIX、および Windows のデータベースの場合のみです。
手順
カスタム・プロパティーを作成するには、以下の手順を実行します。
(「コンテンツの整列 (Arrange the contents)」) をクリックします。 「プロパティーの表示設定」ウィンドウが開きます。
- 「作成」をクリックします。 「新規カスタム・プロパティー」ウィンドウが開きます。初期状態では、このウィンドウには照会のテンプレートが含まれています。
例えば、表の初期照会は次のとおりです。
select TABNAME
from SYSCAT.TABLES
where TABSCHEMA='$(schema)'
and TABNAME='$(name)'
データベース内の表について統計が最後に実行された時刻を確認するには、この照会を次のように変更します。
select STATS_TIME
from SYSCAT.TABLES
where TABSCHEMA='$(schema)'
and TABNAME='$(name)'
- カスタム・プロパティーの名前と照会を指定して、「OK」をクリックします。 この照会は、複数の行を返してはいけません。
ヒント: プロパティーを表示するデータベースのバージョンを指定できます。
バージョンの指定が役に立つのは、複数のバージョンの DB2 for Linux, UNIX, and Windows を使用している場合です。
例えば、新しいバージョンでは新しい列を利用して、古いバージョンではこのプロパティーを表示しない、などのように使い分けることができます。
「プロパティーの表示設定」ウィンドウがもう一度開きます。
新しいプロパティーはリストの一番下に表示されます。
デフォルトでは、このプロパティーは「オブジェクト・リスト」に表示されるように設定されています。
次のタスク
以前に定義したカスタム・プロパティーを編集するには、「プロパティーの表示設定」ウィンドウを開いて、そのカスタム・プロパティーを選択して、
「編集」をクリックします。カスタム・プロパティーを削除するには、「プロパティーの表示設定」ウィンドウを開いて、そのカスタム・プロパティーを選択して、「削除」をクリックします。