Optim Database Administrator はインスタンスとデータベースの管理をサポートし、データベース・コマンドおよびユーティリティーの実行機能を提供します。 これによってデータベース・オブジェクトの管理プロセスがより簡単になります。 また、データベース環境の保守および管理に使用するデータベース管理コマンドを呼び出すための簡単なユーザー・インターフェースが用意されています。
タスク・アシスタントによって、多くのタスクのためのコマンドを生成するプロセスがガイドされます。 タスク・アシストを使用すると、コマンドを即時に実行したり、コマンドをスクリプトとして保存したりできます。タスク・アシストの詳細については、『データ・ソース・エクスプローラーからのデータベース管理の概要』を参照してください。
「管理エクスプローラー (Administration Explorer)」ビューを「オブジェクト・リスト」ビューと一緒に使用する方法を理解することで、データベース間をナビゲートし、必要なデータベース・オブジェクトの表示および検出を速やかに行うことができます。詳しくは、『「管理エクスプローラー (Administration Explorer)」と「オブジェクト・リスト」の概要 (Administration Explorer and the Object List overview)』を参照してください。
Optim Database Administrator では、データベース・オブジェクトに対する特権を表示および管理できます。 詳しくは、『データ・オブジェクトの特権の管理 (Managing privileges for data objects)』を参照してください。
SQL および XQuery エディター を使用すると、DB2 管理コマンド、SQL スクリプト、およびユーティリティーをエディター内から実行できます。詳しくは、『データベース管理コマンドの呼び出しと実行 』を参照してください。
Optim Database Administrator を使用すると、データベース変更の管理プロセスが簡単になります。データベース・スキーマは、「データ・オブジェクト・エディター」または「変更管理スクリプト・エディター」のどちらかを使用して変更できます。
「データ・オブジェクト・エディター」は反復型開発プロセスで 1 つずつ変更を加える場合に最適であるのに対し、「変更管理スクリプト・エディター」はより多くの機能を備えています。例えば、テスト・システムまたは実動システムに対し一度に複数の変更を加えること、データベース変更の間にデータを保持すること、変更レポートのサマリーをレビューすること、データベース変更を取り消すこと、バージョン管理システムで変更を追跡することなどを実行できます。
Optim Database Administrator は、変更の実施、従属オブジェクトの管理、およびスキーマ変更によって生じた副次作用に対処する結果アクションの実行のためのコマンドを自動的に生成します。複数のオブジェクトに対する変更内容を定義し、変更を行う前にその内容を表示して、他のオブジェクトに対するこの変更の影響を確認することができます。Optim Database Administrator を使用すると、DB2 データベースに対してコマンドをデプロイする前にそのコマンドを表示できます。詳しくは、『変更管理スクリプトを使用した作業 (Working with change management scripts)』を参照してください。
Optim Database Administrator は、Enterprise Server Edition (ESE) と Database Partitioning Feature (DPF) の環境のデータベース・オブジェクトも管理できます。
この概要に加えて、いくつかの注釈付きツアーを使用でき、Optim Database Administrator の使用を始める際に役立ちます。 詳しくは、『http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/idm/docv3/topic/com.ibm.datatools.tours.dbadmin.doc/chxuctours.html』を参照してください。