変更管理スクリプト は、データベースに加える一連の変更をまとめたものです。
特に、変更管理スクリプトは、仕様リソース、変更コマンド、および変更の実装方法に関するメタデータについて記述するスクリプトです。
変更管理スクリプトから変更を実行することは、DB2 データベースを変更するためのコマンドを発行することを意味します。
変更管理スクリプト・エディターを使用すると、変更管理スクリプトを処理して、DB2 データベースに対して変更を実装できます。
図 1. 変更管理スクリプト・エディターから変更コマンドを発行する
変更管理スクリプト・エディターは、変更を処理するための統合環境を提供します。
このエディターを使用すると、行おうとする変更に関連するすべてのオブジェクトとアクションにアクセスできます。
変更管理スクリプト・エディターを使用すると、以下のことを実行できます。
- データベース・オブジェクトを変更する (環境間でのオブジェクトのマイグレーションを含みます)
- CREATE、ALTER、または DROP コマンドなどの変更コマンドを作成する
- 変更によって影響を受けるオブジェクトを表示する
- データベースに対して発行されるコマンドをプレビューする
- コマンドをスクリプトに保存する
- データを保存するためのコマンドを作成する
- 環境間でデータをマイグレーションする
- RUNSTATS コマンドを作成する
- パッケージ・キャッシュのフラッシュ・コマンドを作成する
- アプリケーション・パッケージを再バインドする
- REORG コマンドを作成する
- 変更コマンドを実行してデータベースを変更する
- データベースに対して発行したコマンドについてのメッセージを表示する
- 必要に応じて変更を取り消す
重要: 変更管理スクリプトおよび
変更管理スクリプト・エディターを使用するためには、
Optim™ Database
Administrator のデータベース変更管理フィーチャーをインストールして、変更管理機能を使用可能にする必要があります。
詳しくは、『
変更管理機能の有効化』を参照してください。