Data Studio Developer バージョン 2.1 では、以下のカテゴリーにおいて重要な機能拡張が提供されています。
一部の新機能にはライセンス・キーが必要です。
- pureQuery
- 「概要」ビュー
- pureQuery および pureQuery を有効にしたアプリケーション内の SQL ステートメントのパフォーマンスのプロファイルを作成できます。
- pureQueryXML (以前の「キャプチャー」) ファイル内の SQL ステートメントについて、アプリケーションが SQL ステートメントを定義している場所とアプリケーションがそのステートメントを実行する場所のスタック・トレースを表示できます。
- ワークスペース内のすべての pureQuery を有効にした Java アプリケーションの SQL ステートメントを表示できます。
- pureQuery の「概要」ビューで SQL テキスト・パターンによるフィルターを掛けることができるようになりました。
- JPA アプリケーションのサポート
- WebSphere Application Server V7.0.0.1 を使用して、JPA アプリケーションを実行せずにパーシスタンス・ユニットから pureQueryXML ファイルを生成したり、SQL ステートメントを DB2 パッケージにバインドしたり、SQL ステートメントを静的に実行したりできます。
- JPA アプリケーションの問題判別および影響分析に pureQuery の「概要」ビューを使用できます。
- 静的 SQL
- デプロイメント用に bindprops の作成、管理、およびテストが生産的に行えます。
- デプロイメントに使用される .jar、.war、または .ear ファイルをバインドできます。
- パッケージ内にバインドの失敗の原因となる SQL ステートメントを含むバインド・エラーに関して、StaticBinder が改良されました。
- 前回の成功したバインド後に変更されたアプリケーションのパッケージだけをバインドするように StaticBinder に指示することができます。
- StaticBinder ユーティリティーの –grant オプションを使用して、作成する DB2 パッケージに EXECUTE 特権を付与できます。
- –showDetails オプションを使用して、Configure および StaticBinder ユーティリティーのアクティビティーのサマリーを表示できます。
- pureQueryXML エディター
- pureQueryXML ファイル内の個々のステートメントをバインドするかどうかを指定できます。
- pureQueryXML ファイル内で SQL ステートメントを置き換えることができ、このようにしてアプリケーションを変更せずにより最適化されたステートメントを使用できます。
エディターは自動的に置き換え SQL が元の SQL と等価かどうかの妥当性検査を行います。
- pureQueryXML ファイルから SQL ステートメントを削除できます。
- 「分析」ビュー
- 新しい「pureQuery 分析」ビューを使用して、結果セットに返される列の値にアプリケーションが依存する場所を表示することができます。
- プログラミング API の機能拡張
- SQL 照会のタイムアウトおよび結果セットに返される行の最大数の制限を設定することができます。
- pureQuery Bean の @Column アノテーションの表属性を使用することにより、結合の結果セットにおけるユニークでない名前の問題を避けることができます。
- アノテーションを付けたメソッドを使用するアプリケーションのためのカスタム結果ハンドラーを作成できます。
- pureQuery が SQL ステートメントのキャプチャー時に記録するスタック・トレースの内容を洗練できます。
- キャプチャーされた JDBC アプリケーションでどの動的 SQL ステートメントが実行を許可されるかを厳密に制御することができます。
- ソース・コードを変更せずにキャプチャーされた JDBC アプリケーションに代替の最適化された SQL を与えることができます。
- コード生成の機能拡張
- 以下を対象として pureQuery コードを生成できます。
- 複数の表から
- SQL および XQuery エディターで開いている SQL スクリプト用に
- pureQuery を有効にしたプロジェクト内の SQL スクリプト用に
- その他の機能拡張
- Data Studio Developer で使用する pureQuery ランタイムの場所を指定できます。
- デフォルト・スキーマとデフォルト・パスは一回指定すれば、それらのフィールドが存在するすべてのウィンドウに自動的に設定されるようになりました。
- pureQuery プロジェクトの意味の妥当性検査を無効にする新しい設定があります。
- データ Web サービス
- 以下の新しい Web サーバーへのデプロイのためのサポートがあります。
- Apache Tomcat 6 以降
- WebSphere Application Server Community Edition 2.x および WebSphere Application
Server 7 以降
- Rational Application Developer の互換バージョンが Data Studio Developer と同じパッケージ・グループにインストールされた場合、WebSphere Application Server V7.0 以降にもデプロイできます。
- JAX-WS SOAP エンジン用の新規のサポートがあります。
- ワークベンチが Web サービス用に作成する WAR ファイルでワークベンチが使用する web.xml ファイルをカスタマイズすることができます。
Web サービスに入ってくる要求用にいくつかのフィルターを追加することにより web.xml を変更して、これらのフィルターがサービスと共にデプロイされるようにする場合があります。
さらに、追加のサーブレットまたはサーブレット・マッピング・タグを追加する場合もあります。
- Web サービスにファイルを追加できます。HTML ファイル、ライブラリー・ファイル、WSDL ファイル、または Web サービスをデプロイする環境に固有の他のファイルです。
- Web サービスがアプリケーション・サーバーに自動的にデプロイされるときに、WSDL 内の URL エンドポイントを自動的に更新できます。
- Web サーバーとして WebSphere DataPower XML Integration Appliance XI50 を選択した場合、デプロイメント・パラメーターが特定のデータベース・エラーをクライアントに転送するかどうかを制御します。
- Web サービスをデプロイするときに、REST スタイル・バインディングで追加の HTTP パラメーターを設定できます。
これらの制御入力パラメーターにより、クライアントは DB2 クライアント・フィールド情報を送り込むことができ、クライアントは応答の出力形式を XML または JSON として指定できます。
- Java オブジェクト・プーリングを有効にする Web サービスをデプロイするときに、追加のパラメーターを設定できます。
- Informix Dynamic Server (IDS) 機能拡張
- 表の作成および変更
- 以下の拡張表オプションを使って、IDS 表を作成または変更できます。
- 未加工表
- エクステント・サイズ
- 次のエクステント・サイズ
- ロック・モード
- DB スペース
- データ・ソース・エクスプローラーから IDS 表をロックまたはアンロックできます。この機能は以下のオプションと共に使用できます。
- IDS 用の表を作成する際には、フラグメント化手法を指定できます。
次の 2 つの配布方式がサポートされます。
IDS 表にラウンドロビン・パーティションを作成する場合、パーティション名と DB スペースを指定できます。
IDS 表に式ベースのパーティションを作成する場合、パーティションのタイプが「式」か「残り」かを指定できます。
新規の IDS 表にフラグメント化手法を作成する場合、または既存の IDS 表のフラグメント化手法を変更する場合、新しいパーティションの追加や既存のパーティションの削除または編集を選択できます。
- 索引の作成および変更
- 以下の拡張索引オプションを使って、IDS 索引を作成または変更できます。
- 索引を格納する DB スペースを指定できる。
- 索引タイプを「クラスター索引」として指定できる。
- データ・ソース・エクスプローラーから IDS トリガーを有効または無効にできます。
- 制約の作成および変更
- 以下の拡張制約オプションを使って、IDS 制約を作成または変更できます。
制約モード・オプションを指定できる。
- 統計
- IDS 表、列、および索引の統計を表示できます。
IDS データベース、表、および列の統計を更新できます。