pureQuery が使用可能な Java アプリケーション内の SQL ステートメントに関するパフォーマンス・データを生成してから、「SQL アウトライン」ビューを使用してそのデータを調べます。このビューを使用すると、低パフォーマンスのステートメントをチューニングするのに役立つツールを開くこともできます。
手順
「SQL アウトライン」ビューにパフォーマンス・データを表示するには、次のようにします。
- 「SQL アウトライン」ビューが開いていない場合には、プロジェクトを右クリックし、「pureQuery」>「SQL アウトラインの表示」を選択して、ビューを開きます。
- 「SQL アウトライン」ビューのツールバーで、「列の表示または非表示」ボタン (
) の矢印をクリックして、「パフォーマンス列」を選択します。 アプリケーションのサイズおよび収集するデータの量によっては、情報がビューに表示されるのに多少の時間がかかる場合があります。
タスクの結果
「SQL アウトライン」ビューには、パフォーマンス・データを生成したアプリケーション内の各 SQL ステートメントに関する以下の情報が表示されます。
- アプリケーションがステートメントを実行した回数
- ステートメントの実行にかかった最大時間
- ステートメントの実行にかかった平均時間
- ステートメントの実行にかかった最小時間
- 各ステートメントの実行時間を合計した、ステートメントの実行にかかった合計時間
注: アプリケーションで pureQuery クライアントの最適化を使用している場合で、pureQueryXML ファイルに SQL ステートメントを取り込む際に sqlLiteralSubstitution プロパティーを使用した場合、リテラル値を含む SQL ステートメントはパラメーター・マーカーを含むバージョンのステートメントの下にネストされます。
例えば、アプリケーションの pureQueryXML ファイルには以下の SQL ステートメントが含まれているとします。
SELECT * FROM GOSALES.INVENTORY WHERE PRODUCT_NUMBER = ?
このアプリケーションを実行してパフォーマンス・データを生成すると、上記の SQL ステートメントはリテラル値 115110 で実行されます。「SQL アウトライン」ビューでは、パラメーター・マーカーを持つステートメントを拡張して、リテラル値を持つステートメントを表示できるようにする必要があります。
「SQL アウトライン」ビューにパフォーマンス・データを表示している間に、以下のアクションを実行できます。
- SQL ステートメントを右クリックして「Visual Explain を開く」を選択して、SQL ステートメントのアクセス・プランを表示する。
- 対象のステートメントを右クリックし、「Query Tuner レポートの取得」を選択して、SQL ステートメントのチューニングについての推奨を取得するか、SQL ステートメントを右クリックしてから「Query Tuner を開く」を選択して Query Tuner エディターを開く。Optim™ Query Tuner を使用した SQL ステートメントのチューニングを参照してください。
をクリックして、現在の結果を保存する。
- 他のユーザーがそのユーザーのコンピューター上のワークベンチにデータをインポートできるようにする場合に、
をクリックして、現在の結果をエクスポートする。
をクリックして、パフォーマンス・データ・セットをインポートする。