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データ・アプリケーション開発タスクの検討

この演習では、以前のレッスンで作成したデータ開発プロジェクトにいくつかのアプリケーション開発の成果物を作成し保管します。SQL 照会および SQL ストアード・プロシージャーを作成し、その他の機能を簡潔に検討します。

Optim™ Development Studio のデータ開発プロジェクトを使用して、ルーチン、照会、および XML ファイルなどのデータベース・アプリケーション開発の成果物を作成し、保管します。

最初に、SQL 照会を作成します。

  1. データ・プロジェクト・エクスプローラーで、以前に作成したデータ開発プロジェクトを展開し、「SQL スクリプト」フォルダーを右クリックし、「新規」 > 「SQL または XQuery スクリプト (SQL or XQuery Script)」を選択します。 「新規 SQL ステートメント」ウィザードが開きます。
  2. SQL ステートメントの名前 (例えば、testSelect) を入力し、SQL 照会ビルダーを使用してステートメントの編集を選択して、「完了」をクリックします。 このチュートリアルでは、グラフィック SQL 照会ビルダーを使用して SQL ステートメントを作成しますが、SQL および XQuery エディターを使用して SQL ステートメントを作成することもできます。 SQL および XQuery エディターには、構文強調表示、コンテンツ・アシスト、およびテンプレート・サポートを含む多くの役立つ機能が用意されています。
  3. SQL 照会ビルダーで、センター・パネルを右クリックし、「表の追加」を選択します。
    「表の追加」メニューを示す画面キャプチャー。
  4. 開いたウィンドウで、EMPLOYEE 表をブラウズし、「OK」をクリックします。
  5. SQL 照会ビルダーの下部にあるタブ付き領域を使用して、列および条件を照会に追加するか、SQL 照会ビルダーの上部にあるエディターで照会を入力します。 最終的な照会はこのようになります。
    SELECT FIRSTNME, LASTNAME   FROM EMPLOYEE   WHERE SALARY > :SALARY
  6. 「ファイル」 > 「保管」をクリックして、照会をプロジェクトに保管し、SQL 照会ビルダーを閉じます。 SQL 照会は、データ・プロジェクト・エクスプローラーのプロジェクトに保管され、表示されます。
    データ・プロジェクト・エクスプローラーに表示された SQL 照会を示す画面キャプチャー。

    次に、ストアード・プロシージャーを作成します。

  7. プロジェクトで「ストアード・プロシージャー」フォルダーを右クリックし、「新規」 > 「ストアード・プロシージャー」を選択します。 「新規ストアード・プロシージャー」ウィザードが開きます。
  8. ウィザードで、ストアード・プロシージャーの名前 (例えば、mySQLPROCEDURE) を指定し、「言語」フィールドで「SQL」を選択します。
    注: Java ストアード・プロシージャー、または DB2® for z/OS® をターゲットにしている場合はネイティブおよび外部 SQL ストアード・プロシージャーを作成することもできます。
  9. ストアード・プロシージャーのテンプレートを選択します。 DDL を含め、各テンプレートの詳細情報は「プレビュー」領域に表示されます。 このウィザードに表示する追加テンプレートは、「設定」ウィンドウの「ルーチン」 > 「テンプレート」ページで作成して保管できます。
  10. 「完了」をクリックします。

ストアード・プロシージャーが作成され、データ・プロジェクト・エクスプローラーのプロジェクトに表示されます。これで、ストアード・プロシージャーをデプロイ、実行、およびデバッグすることができます。類似のステップに従って、ユーザー定義関数を作成することもできます。

デプロイメント・グループを使用してストアード・プロシージャーおよび SQL スクリプトをデプロイする方法について詳しくは、「オンライン・ヘルプ」を参照してください。

ヒント: SQL ストアード・プロシージャーの作成、デプロイ、およびデバッグについて詳しくは、この製品の「DB2SQL ストアード・プロシージャーの作成、テスト、およびデプロイ」というチュートリアルを参照してください。
ルーチンおよび SQL 照会に加えて、XML 成果物をデータ開発プロジェクトに保管することもできます。ウィザードおよびエディターを使用して、XML ファイルを作成および変更することができます。XML データの挿入を分解および妥当性検査するのに使用できるように、XML スキーマを DB2 データベースに登録することができます。ウィザードまたはテーブル・データ・エディターを使用して、XML データを XML 列に挿入することができます。
ヒント: XML 機能について詳しくは、「DB2 データベースでの XML データの処理」というチュートリアルを参照してください。

データ開発プロジェクトを使用して、データベース操作 (SQL SELECT および DML ステートメント、XQuery 式、またはストアード・プロシージャーの呼び出し) を公開する Web サービスをクライアント・アプリケーションに作成およびデプロイすることもできます。Web サービス機能についての詳細は、「Web サービス・オンライン・ヘルプ」を参照してください。

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