pureQuery コードを静的 SQL で実行するには、executionMode プロパティーを「STATIC」に設定する必要があります。
始める前に
静的 SQL が含まれるパッケージを、アプリケーションが使用するデータベースにバインドしなければなりません。executionMode プロパティーを「STATIC」に設定するものの、パッケージをバインドしないと、pureQuery は例外をスローします。pureQuery は、動的 SQL に戻りません。
手順
実行モードを STATIC に設定するには、以下のいずれかの方法を使用します。
- インターフェースのインプリメンテーションを作成する際、以下の例に示されているように、executionMode="STATIC" をプロパティーの 1 つとして指定して、プロパティー・オブジェクトを DataFactory に渡します。
con = DriverManager.getConnection...;
java.util.Properties myPdqProperties = new java.util.Properties();
myPdqProperties.put("pdq.executionMode", "STATIC");
BasicAnnotatedMethodInterface bami =
DataFactory.getData(BasicAnnotatedMethodInterface.class, con,
myPdqProperties);
- 以下の例に示されているように、JRE を呼び出す際に JVM システム・プロパティーを設定します。
java -Dpdq.executionMode="STATIC" myjavapkg.myPDQapp
- pdq.properties というファイルを使用して、アプリケーションの実行モードを STATIC に設定します。 このファイルは、ファイル・システムまたはアプリケーションのクラスパスに置くことができます。
以下はプロパティー・ファイルの一例です。
プロパティーは、キーと値のペアで指定します。
行頭の # 記号は、コメントが含まれる行を示しています。
# Set the execution mode.
pdq.executionMode="STATIC"
デフォルトでは、pureQuery でファイル名として pdq.properties が使用され、このファイルがアプリケーションのクラスパスに配置される必要があります。
別のファイル名を使用したり、別の場所にファイルを置く場合、または、その両方を行う場合は、以下のように、アプリケーションの実行時に configFile JVM システム・プロパティーでファイルをポイントします。
-Dpdq.configFile=path-and-file-name または resource-name Java-package.application
Web アプリケーションを開発している場合には、
アプリケーションの WEB-INF/classes フォルダー、または WEB-INF/lib フォルダー内の JAR ファイルに、
pdq.properties ファイルを配置します。
スタンドアロン・アプリケーションを開発している場合には、
アプリケーションのクラスパス内の任意のフォルダーまたは JAR ファイルに pdq.properties ファイルを配置します。