結合または和集合を生成する SQL 照会内、または算出列が含まれる SQL 照会内で AS 節を使用しない場合、照会結果には非ユニーク名を持つ列、または名前のない列が含まれる場合があります。pureQuery は、照会結果を含める Bean 内のプロパティーにそのような列をマップすることはできません。こうした列は、特定の set() メソッドによって手動でマップできます。
少なくとも以下の 2 つの場合に、この set() メソッドが役立ちます。
こうしたケースを処理するため、戻される照会結果からデータが追加される Bean において以下のメソッドを実装できます。
public void set (String colName, String tableName, int columnIndex, Object setVal)
{
. . .
}
- colName
- 戻される値のソースとなる列名。この値には NULL または空ストリング ("") が可能です。
- tableName
- 列を含む表の名前。この値には NULL または空ストリング ("") が可能です。
- columnIndex
- 照会結果内の列の位置を示す整数。この指標は 1 から始まります。
重要: columnIndex に値を指定しないというオプションもあります。
SQL 照会に変更を加えると、列に戻される columnIndex が変わる可能性があります。また columnIndex の使用は、特定の照会への set() メソッドに制限され、他の照会にはこのメソッドが役立たない場合があります。多くの場合、この値が設定されるプロパティーを識別するには tableName と colName で十分です。
- setVal
- 列内の値。