IBM Installation Manager はリポジトリ ロケーションから Rational® 製品ファイルを取得します。
Installation Manager はリポジトリを使用して Rational 製品のインストール ファイルを検索します。 リポジトリとは、Rational 製品のインストール、修正、ロールバック、更新、またはアンインストールに必要なデータを保管するロケーションのことです。 リポジトリは Installation Manager の設定で指定されます。
Rational 製品の抽出済みインストール ファイルには、その製品のリポジトリが含まれています。 Rational 製品のインストール ファイルには Installation Manager も含まれています。 Installation Manager だけを単独でダウンロードする必要はありません。
ランチパッドを使用して Rational 製品をインストールするときは、リポジトリ ロケーションは Rational 製品のインストール ファイルによって定義されます。 ランチパッドは Installation Manager を開いて [パッケージのインストール] ウィンドウに進みます。 その結果として、Installation Manager のリポジトリ設定にはアクセスできません。 [パッケージのインストール] ウィンドウには、インストール可能な Rational 製品のリストが表示されます。 [パッケージのインストール] ウィンドウの [詳細] セクションにリポジトリ ロケーションが表示されます。 各製品をクリックするとリポジトリ ロケーションが表示されます。 ランチパッドについて詳しくは、ランチパッド プログラムからのインストールを参照してください。
Installation Manager が既にインストールされている状況では、Rational 製品のリポジトリ ロケーションを指定する必要があります。 リポジトリ ロケーションの指定は、diskTag.inf または repository.config のいずれかを選択して行います。 場合によっては、Rational 製品のインストール ファイルに diskTag.inf と repository.config の両方が含まれていることがあります。 リポジトリ ロケーションを選択するときには diskTag.inf を使用してください。 リポジトリの指定について詳しくは、リポジトリの設定を参照してください。
サイレント インストールを使用して Rational 製品がインストールされる場合は、応答ファイルがリポジトリ ロケーションを定義します。 サイレント インストールについては、サイレント インストールを参照してください。
デフォルトでは、Installation Manager は Rational ソフトウェア製品ごとにサービス リポジトリを使用します。 サービス リポジトリは IBM.com にあります。 Installation Manager でサービス リポジトリを使用可能または使用不可にする方法については、リポジトリの設定 を参照してください。