さまざまなユーティリティを使用して、IBM® Rational® ClearQuest® 内部からスキーマ カスタマイズをデバッグできます。よく使用される方法の 1 つは、MsgBox または OutputDebugString を使用して、コード内の重要な箇所でテキストを出力することです。
MsgBox 関数を使用すると、Windows メッセージ ボックスを、指定した出力と共に画面に配置することができます。このボックスで [OK] ボタンがクリックされるまで、フックの実行は一時停止します (例えば、MsgBox "My Text.")。メッセージ ボックスは、フックが実行される場所のみで表示されます。
eval("use Win32; Win32::MsgBox('called from Perl')");
Windows デバッグ ユーティリティ dbwin32.exe は、Rational ClearQuest for Windows クライアント に組み込まれています。これは、Rational ClearQuest インストール ディレクトリにあります。 dbwin32.exe がアクティブな場合、このユーティリティは Session オブジェクトの OutputDebugString メソッドによって生成されたすべてのメッセージを表示しますが、ユーザーはこれを利用して、実行中にフックからデバッグ用メッセージを出力できます。 OutputDebugString メソッドを呼び出すことにより、関連するデバッグ ステートメントが、設定済みのトレース情報と共に DBWin32 コンソールに表示されます。 このメソッドは DBWin32 の起動後に使用してメッセージを表示してください。
Internet Explorer デバッガを使用して VBScript フック コードをデバッグできます。このデバッガは、次のアドレスからダウンロードしてインストールできます。
http://msdn.microsoft.com/scripting > Script Debugger
このデバッガは、フック実行時エラーによって起動されます (起動されない場合、デバッガのマニュアルを調べる必要があります)。 デバッガを強制的に起動するには、VBScript フック コードに stop ステートメントを追加します。そうすると、その位置でデバッガが起動するようになります。
VBScript フックの一般的なデバッグは、Microsoft VBScript デバッガで行うことができます。Microsoft Visual Studio がインストール済みの場合は、その VBScript デバッガを使用してフック コードをデバッグできます。