Rational® ClearQuest® をアップグレードした後、ClearQuest Web の以前の構成と同じ構成設定を 変更管理サーバー (CM Server) に適用したい場合があります。 いくつかの設定は、アップグレード中に自動的に配信されますが、他の設定は手動で設定する必要があります。
ClearQuest Web バージョン 7.1 で、CM Server 構成設定の大半は、Web クライアントの [サイトの構成] ダイアログ ボックスで設定されます。 common.properties ファイルの Application Server および Recycle Manager バージョンのプロパティは、バージョン 7.1 の common.properties ファイルで設定されます。
デフォルトで、rationaluninstalltool.exe を使用して ClearQuest を アンインストールすると、以下の表にリストしたプロパティ ファイルが保存され、再インストール後に設定を手動で移行できます。 ただし、アンインストール前に、ファイルの追加のバックアップ コピーを作成することも考慮すべきです。 rationaluninstalltool.exe で「クリーン」オプション (-c) を使用した場合には、プロパティ ファイルが保存されないため、アンインストール前に保存したプロパティ ファイルのコピーから、すべての設定を手動で移行する必要があります。 他の理由でクリーン アンインストール オプションを実行する必要がある場合、7.1 より前のデプロイメントから設定を移行するためには、これらのプロパティ ファイルの保存がさらに重要になります。 アンインストール ツールの詳細については、Rational 製品のアンインストールを参照してください。 プロパティ ファイルの保存について詳しくは、ClearQuest Web 構成ファイルの保存 を参照してください。
¥¥install dir¥IBM¥RationalSDLC¥common¥CM¥profiles¥cmprofile¥installedApps¥dfltCell¥TeamEAR.ear¥CQWebModule.war¥WEB-INF¥classes¥common.properties
Linux または UNIX システム プラットフォームの場合は、 ¥¥install dir¥IBM¥RationalSDLC¥ を /opt/rational/ に置き換えてください。
rmmanager.properties | CM Server オプション |
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TIME_CRITERIA=DAILY|1:00 AM | リサイクル サーバー ライフタイム制限 (秒) |
NUMBER_OF_REQUESTS_CRITERIA | リサイクル サーバー ONC RPC 呼び出し制限 (回数) |
csm.properties | CM Server オプション |
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NUMBER_OF_REQUEST_MANAGERS | 最大アクティブ サーバー |
logging.xml | アプリケーション オプション |
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Enable Flagging | 診断を有効にする |
saved.properties と jtl.properties の Application Server および Recycle Manager の両バージョンのプロパティは、バージョン 7.1 で推奨されません。 これらのファイルは参照のためだけに保存してください。