MBean 構成設定のインポート

保存済み構成を使用して、以前の MBean 設定を 復元できます。これは、MBean 構成を変更したことにより、望ましくない 結果が生成されたとき、既知の作業構成にロールバックする場合に便利です。

このタスクについて

このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
RATIONAL_COMMON
Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ

手順

  1. コマンド プロンプト ウィンドウで、wsadmin ユーティリティのデフォルト ディレクトリを CM サーバー サポート スクリプトの位置に設定します。例えば、次のようになります。
    Windows の場合
    cd "%RATIONAL_COMMON%¥CM¥scripts"
    UNIX システムおよび Linux の場合
    cd $RATIONAL_COMMON/CM/scripts
  2. シェルの適切な構文を使用して、wsadmin ユーティリティへのパスを設定します。例えば、次のようになります。
    Windows の場合
    set WAS_BIN="%RATIONAL_COMMON%¥eWAS¥bin"
    UNIX システムおよび Linux の場合
    WAS_BIN=$RATIONAL_COMMON/eWAS/bin
  3. CM サーバー プロファイル名を指定して、wsadmin ユーティリティを開始します。デフォルトで、CM サーバー プロファイル名は cmprofile です。 例えば、次のようになります。
    Windows の場合
    %WAS_BIN%¥wsadmin -profileName cmprofile
    UNIX システムおよび Linux の場合
    $WAS_BIN/wsadmin.sh -profileName cmprofile
  4. JACL サポート スクリプト (これに、exportToFile コマンドと importFile コマンドが含まれています) を wsadmin コマンド シェルにロードします。

    wsadmin> source teamAdminUtils.jacl

  5. 以前にエクスポートした構成から MBean 構成設定をインポートします。例えば、次のようになります。
    重要: Windows 上で wsadmin コマンド シェルから JACL スクリプトを 実行するときは、JACL スクリプトに渡すパス指定内にスラッシュ「/」を 使用できます。代わりに、バックスラッシュ「¥」の使用を選択する場合は、 各バックスラッシュ文字に追加のバックスラッシュを付けてエスケープする必要があります。
    Windows の場合
    wsadmin> importFile C:/temp/CmServer_backups/MBean.bck
    UNIX システムおよび Linux の場合
    wsadmin> importFile /tmp/CmServer_backups/MBean.bck

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