エンティティ ファイルの作成と構成

エンティティ ファイルを作成および構成します。

始める前に

エンティティ ファイルには、ClearQuest データベース内のすべての登録可能なレコード タイプが含まれています。 こうしたレコード タイプと関連フィールドが、全文検索の対象となります。エンティティ ファイルの作成後、 エンティティ ファイルを構成して、インデックスを付けるレコード タイプと関連フィールドのみを選択できます。
ヒント: ユーザー データベース内のすべてのレコード タイプと関連フィールドにインデックスを付ける場合は、 このタスクを省略できます。
重要: 全文検索機能を機能させるには、少なくとも次の 3 つのフィールドを 索引付けする必要があります。
  • record_type
  • dbid
  • version
追加フィールドを索引付けすることにより、索引のサイズが著しく増加することなく 全文検索機能がより効果的に機能します。

このタスクについて

このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
db_name
ユーザー データベースの名前
dbset_name
データベース セットの名前

手順

  1. cqtssetup.pl 参照ヘルプで説明されているように、cqtssetup.pl コマンドを -o Entity オプションを指定して実行します。

    出力は、ユーザー データベース内のすべての登録可能なレコード タイプが含まれるエンティティ ファイルです。エンティティ ファイルの名前は以下のとおりです。

    Entity-db_name-dbset_name.txt

  2. エンティティ ファイルを編集して、インデックスを付ける登録可能なレコード タイプと関連フィールドだけを選択します。エンティティ ファイルの編集についての説明は、cqtssetup.pl 参照ヘルプに記載されています。
    これで、マスター エンティティ ファイルが作成されました。ClearQuest 検索プロパティ ファイル および Solr 検索ファイルの作成時に、cqtssetup.pl コマンドで -f オプションを指定して、このファイルを再使用します。
    重要: ClearQuest 検索プロパティ ファイルおよび Solr 検索ファイルの作成時に マスター エンティティ ファイルを再使用しなかった場合は、登録可能なすべてのレコード タイプの すべてのフィールドに索引が付けられます。
  3. このエンティティ ファイルを Solr ホーム ディレクトリ にコピーします (例えば、Windows では CQ.Solr¥db_name¥Solr¥solr、 UNIX システムおよび Linux では CQ.Solr/db_name/Solr/solr)。 これは、以前に Lucene インデックスの位置を設定した際に定義したディレクトリです。

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