Web アドレス REST URI テンプレートを作成することで、Web アプリケーションからフォーム、ハイパーリンク、ブックマーク、お気に入りを使用して Rational® ClearQuest® アクションを実行できます。
REST URI ウィザードでは、アクション設定を収集して、ユーザー入力を必要とするテンプレートを作成します。例えば、レコード ID とログオン情報を入力すると、次の Web アドレス テンプレートがレコードを検索します。
http://localhost:8080/cqweb/restapi/{{schemaRespository}}/{{userDb}/RECORD/{{recordId}}?format=HTML&loginId={{Enter}}&password={{Enter}}
このテンプレートで、
"{{Enter}}" は、REST URI を実行するためにユーザーが入力する必要のある値を示します。Web アプリケーション内のフォームから REST URI を実行するには、Web アプリケーションの必須フィールドにデータを入力します。REST URI をお気に入り、ブックマーク、ハイパーリンクとして使用するには、テンプレートに適切な値を入力する必要があります。
注: Rational ClearQuest は、前のバージョンのレコード ID またはエンティティ ID を使用する Web アドレス ショートカットと後方互換性があります。
各 REST URI には、REST URI を統合するためのパラメータと、ユーザー指定の値が必要なパラメータがあります。これらのパラメータに
ついては 表 1 を参照してください。
すべての REST URI タイプに対して、
REST URI の実行時に開くウィンドウに Rational ClearQuest Web バナー、ワークスペース ツリー、メイン ツール バーを組み込むことができます。
Rational ClearQuest Web で使用可能な REST URI は以下のとおりです。
注: ユーザーが誤ったログオン情報を入力すると、REST URI によってログイン ページにリダイレクトされます。
- ログオン
- Rational ClearQuest Web にログオンするための Web アドレス。
- レコードの検索
- レコードの Web アドレス。
- レコードの表示
- レコードの Web アドレス。この REST URI は、[レコードの検索] REST URI よりも高速にレコードを開きます。これは、Web アドレスの作成時にレコード タイプを指定する必要があり、レコード タイプを指定することで、検索パラメータを絞り込むことができるためです。この REST URI タイプは、REST URI が常に同じレコード タイプを開く場合に使用します。
- レコードの登録
- レコードを登録するための Web アドレス テンプレート。指定のレコード タイプで使用可能なすべてのフィールドのテンプレートにパラメータを追加できます。REST URI ウィザードでは、Web アプリケーションの
フィールドに入力し終えた後にレコードを保存することもできます。
このオプションを使用するには、レコード タイプの必須フィールドに Web アドレス テンプレートのパラメータを含める必要があります。
- レコードの修正
- 既存のレコードを
修正可能な状態で開く Web アドレス。テンプレートを作成するときに、
レコードで実行するアクションを指定する必要があります。
指定のレコード タイプで使用可能なすべてのフィールドのテンプレートにパラメータを追加できます。REST URI ウィザードでは、Web アプリケーションの
フィールドに入力し終えた後にレコードを保存することもできます。
このオプションを使用するには、レコード タイプのすべての必須フィールドに Web アドレス テンプレートのパラメータを含める必要があります。
- クエリーの実行
- Web アプリケーションのフォーム フィールドまたは Web アドレス ハイパーリンクで
指定されたクエリーを実行するための Web アドレス。
- レポートの実行
- Web アプリケーションのフォーム フィールドまたは Web アドレス ハイパーリンクで
指定されたレポートを実行するための Web アドレス。
- グラフの実行
- Web アプリケーションのフォーム フィールドまたは Web アドレス ハイパーリンクで
指定されたグラフを実行するための Web アドレス。