ファイルなどの一部のリソースは、プロパティに 加えて、内容も保持します。一部のリソースは、サーバー上にのみ配置されます。 クライアントのファイル領域にだけ配置されるものもあります。1 つのリソースが、2 つの異なる ロケーションに存在することはできませんが、2 つのリソースが非常に密接にリンクしている場合など、 同じリソースであるかのような印象を与える可能性はあります。例えば、ファイル領域内にあるファイルと サーバー上の対応するファイルは、2 つの別個のリソースです。関連付けはありますが、それぞれが 独自のロケーション、内容、プロパティを保持します。
プロキシ オブジェクトを使用して、リソースを作成、修正したり、最終的に破棄することもできます。 リソースは、いったん作成されると破棄されるまで、リポジトリ内に永続的に存在し、 それを修正するプロバイダの呼び出しと呼び出しの間も存続します。
ClearQuest® CM API では、Resource インターフェイスは API のすべてのリソース タイプに対する基本インターフェイスです。リソースの例として、Rational® ClearQuest ユーザー データベース内の障害があります。
リソースは、リソース タイプ、 固有のロケーション (Location セレクタ文字列のフォーム)、表示名を 保持します。 各リソース タイプには、そのタイプにアクセスするための 固有のインターフェイスがあります。