ユーザーおよびグループ権限について

Rational® ClearQuest® Web 機能へのアクセスは規制することができます。Rational ClearQuest Web では、ユーザー権限やグループ権限を施行する、Rational ClearQuest Windows 版の一部の機能をサポートします。

次の表に、Rational ClearQuest Web でサポートされる権限と、この権限を持つユーザーやグループが実行できる関連操作をリストします。これらの権限は、スーパー ユーザー権限を持つユーザーが、Rational ClearQuest Designer の [ユーザー管理] ウィンドウで設定します。

権限 許可される操作
スーパー ユーザー
  • Rational ClearQuest Web で有効なすべての操作。
  • サイトの構成の管理
共用フォルダ管理者
  • アクティブ ユーザーに有効なすべての操作
  • 共用フォルダ内のフォルダ、レポート、クエリーの作成、コピー、名前変更、移動、編集、削除
  • 共用フォルダ内のグラフのコピー、名前変更、移動、削除
アクティブ ユーザー
  • Rational ClearQuest Web で有効なすべての操作。ただし、サイトの構成へのアクセスと、共用フォルダ内のフォルダ、グラフ、クエリー、レポートの変更は除きます。

さらに、スーパー ユーザー権限を持つユーザーは、Rational ClearQuest Web サイトの構成インターフェイスの [セキュリティ オプション] ページで実行可能なアクションを制限することによって、ユーザーまたはユーザー グループの責任範囲を狭めることができます。制限付きモードで運用されるユーザーやグループは、最大 4 つの操作を利用できます。レコードの作成、レコードの検索、レコードの変更、制限付きクエリーの実行です。詳細については、 Rational ClearQuest Web の管理者向けヘルプを参照してください。

Rational ClearQuest Web では、動的リストの編集やクエリーの SQL はサポートされません。

状態ベース レコードに対するユーザー アクションとグループ アクションの制限

Rational ClearQuest Web では、ユーザーやグループの権限や、Designer でそのレコード タイプに対して定義したアクションに従って、状態ありレコードにアクセス制御が適用されます。 デフォルトでは、すべての Rational ClearQuest Web ユーザーが、レコードに対してすべてのアクションを実行できます。レコード タイプにより実行できるアクションを制限することによってユーザーまたはグループの責任が制限されると、Rational ClearQuest Web では、ユーザーまたはグループが実行権限を持つアクションだけが有効になります。


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