レコード スクリプトは、Rational® ClearQuest® フォーム上のイベントに応答して呼び出されるかまたは他のフックから呼び出されるフックの汎用フォームです。通常、レコード スクリプトは、Rational ClearQuest フォームの特定のフィールドに関連したコンテキスト メニュー項目、またはプッシュ ボタンのクリック イベントに応答して実行するアクションの実装に使用されます。レコード スクリプトは、1 つのレコード タイプのコンテキスト内で実行できるスクリプトです。
レコード スクリプトをプッシュ ボタンに関連付けると、ユーザーがボタンをプッシュすると、スクリプトが実行されます。
すべてのレコード スクリプトの構文は、次のとおりです。
Function RecordTypeName_ScriptName (param)
' input param As Variant
'The content of the script...
End Function
sub RecordTypeName_ScriptName {
my($result);
my($param) = @_;
# The content of the script ...
return $result;
}
レコード スクリプト:
フォーム コントロールに関連付けられると、メソッドに渡されたパラメータには EventObject クラスのインスタンスが含まれます。このインスタンスには、フックが呼び出される原因となったイベントについての情報が含まれています。(これらのイベントの詳細については、「フォーム コントロール イベント」を参照してください。)
別のフックからレコード スクリプトを呼び出す場合、メソッドに渡されるパラメータは、何であれ該当するデータを含む Variant です。レコード スクリプトから呼び出し元フックにデータが戻される場合、その情報も Variant として戻されます。
1 つのフォーム コントロールに 1 つ以上のレコード スクリプトを関連付けできます。