Rational Enterprise Deployment のファイル

Rational® Enterprise Deployment ファイルには、Packaging Utility および Installation Manager が含まれています。 Installation Manager は、Rational 製品にも同梱されています。

Rational Enterprise Deployment のファイルと Rational 製品の Installation Manager は、バージョンが異なっている場合があります。 Installation Manager は、より新しいバージョンの Installation Manager があるか自動的にチェックするように構成できます。製品が後のバージョンを必要とする場合、Installation Manager を更新する必要があります。しかしながら、製品がご使用のコンピュータ上のバージョンより前のバージョンで動作する場合は、Installation Manager は現在のバージョンのままになります。これは、Installation Manager に後方互換性があるためです。

Installation Manager がそれ自体の更新があるかチェックするかどうかを設定できます。そのためには、応答ファイルを記録または編集する時に、オプション com.ibm.cic.common.core.preferences.searchForUpdates を true または false に設定します。

この設定が true に指定されていると、Installation Manager は、サイレント インストール時に必要に応じて更新されます。false に指定されていると、Rational 製品がより後の Installation Manager のバージョンを必要とする場合、ユーザーはこれを通知され、サイレント インストールは継続されずに停止されます。

サービス リポジトリには、製品の更新とフィックスが含まれており、このリポジトリは、IBM®.com にあります。Rational 製品にはそれぞれ、その製品固有のサービス リポジトリへのリンクが含まれています。これらのリンクを表示または変更することはできませんが、サービス リポジトリを検索するかどうかは設定できます。そのためには、応答ファイルを記録または編集する時に、オプション offering.service.repositories.areUsed を true または false に設定します。

この設定が true に指定されていると、Installation Manager はインストールされている製品に対する更新を見つけるためにサービス リポジトリを検索します。 コンピュータが IBM.com にアクセスできないか、またはコンピュータに IBM.com にアクセスさせたくない場合は、この設定を false に指定します。このようにすると、Installation Manager が接続を複数回再試行し、接続できない場合にタイムアウトになることがなくなります。

以下の例では、Installation Manager v1.4.3 がインストールされていて、Installation Manager 1.4.4 の更新が利用可能であることを前提とします。

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