Rational® ClearQuest® 機能レベルとメタスキーマ バージョンの変更には、数時間かかることがあります。このプロセスでは、スキーマ リポジトリと関連するすべてのユーザー データベースが変更されます。 通常、新しいテーブルがすべてのデータベースに追加され、新しい列が既存のテーブルに追加されることがあります。
スキーマ リポジトリまたはユーザー データベースの機能レベルのアップグレードのデフォルトの方法では、空のデータベース コンテナを作成し、その後メンテナンス ツールを使用して既存のデータベースからより高い機能レベルの新規データベースにアップグレードします。
機能レベル 6 または機能レベル 7 へのインプレース アップグレードを実行できます。この方法では、新規バージョンのデータベースは元のデータベース ファイルに戻されて、旧のデータベース構造を置換します。
この方法の利点は、空の新規データベースを作成する必要がないことと、新規データベースでクライアントまたはサーバーを指す必要がないことです。欠点は、データベースを以前の状態に復元することができず、またアップグレード プロセスが完了するまで、データベースがユーザーに使用できないことです。データベースをアップグレードするには、事前にデータベースのフル コピーをバックアップして、別のロケーションに保管する必要があります。
複雑な環境では、この方法のリスクの方が利点よりも大きい場合があります。