このトピックでは、Linux 上に Agent Controller を構成して、構成されたテスト ケースのリモート実行を使用可能にする方法を説明します。
始める前に
Agent Controller を構成するには、それを事前にインストールしておく必要があります。Rational Performance Tester のインストール手順で Agent Controller をインストールし、構成できます。したがって、そのテスト ツールのために追加の構成ステップを実行する必要はありません。このトピックは、Rational Functional Tester、または Rational Robot を使用する場合に適用されます。
詳細については、テスト ツールのヘルプのヘルプ トピック「Agent Controller の操作」を参照してください。
PATH 環境変数を編集して、コンピュータにインストールされている Java ランタイム環境 (JRE) へのパスを組み込む必要があります。bash シェルで、export コマンドを入力して PATH 環境変数を更新します。例えば、次のように入力します。export PATH=/opt/IBM/RFT70/jdk/jre:$PATH
このタスクについて
Agent Controller を構成して実行するには、次の手順で行います。
- コマンド シェルで、Agent Controller の bin ディレクトリにナビゲートします。
例えば、次のように指定します: cd /opt/IBM/SDP70Shared/AgentController/bin.
- SetConfig.sh と入力して、Enter キーを押します。
- 構成ユーティリティから次のプロンプトが出されます: [「java.exe」の完全修飾パスを指定してください]。デフォルト値は、テスト製品でインストールされた JRE へのパスです。Enter キーを押して、表示されたデフォルトのパスを受け入れるか、または別のパスを入力して Enter キーを押します。
Rational Functional Tester の場合、JRE バージョンは、リモート コンピュータで実行する計画の、構成されたテスト ケースに関連付けられたテスト スクリプトのコンパイルに使用された JRE バージョンと同じでなければなりません。
- 構成ユーティリティから次のプロンプトが出されます: [ネットワーク アクセス モード (ALL= すべてのホスト、LOCAL= このホストのみ、CUSTOM= ホストのリスト)]。デフォルト値は LOCAL です。ALL を入力して Enter キーを押すと、ClearQuest Test Manager クライアントが、構成されたテスト ケースをこのコンピュータで実行できます。
- 構成ユーティリティから次のプロンプトが出されます: [セキュリティが有効になりました (はい/いいえ) ]。デフォルト値は FALSE です。[セキュリティが有効になりました] オプションは、現在サポートされていません。Enter キーを押して、デフォルト値を受け入れます。
- 残りのプロンプトでは、デフォルト値を受け入れます。
- これで、Agent Controller が適切に構成されたので、RAStart.sh と入力し、Enter キーを押して Agent Controller を開始します。