データベース管理システム | 製造元データベース文字セットの同義語 |
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DB2® | コード ページ、コード セット |
Oracle | 文字セット、charset |
SQL Server | コードページ、照合 |
Rational ClearQuest データ コード ページ設定は、 データベースに書き込まれる文字を決定します。
それぞれの Rational ClearQuest データ コード ページには、 サポートされるそれぞれの製造元データベース (Oracle、DB2、SQL Server) ごとに 1 つずつ、対応する製造元データベース文字セットがあります。このデータ コード ページは、対応する製造元データベース文字セットのサブセットです。各製造元データベースでサポートされる文字セットと、 対応する Rational ClearQuest データ コード ページの一覧については、「サポートされる製造元データベース文字セット」を参照してください。
Rational ClearQuest と共に 使用されるデータベース管理システムをセットアップする前に、スキーマ リポジトリとユーザー データベースに対して設定する Rational ClearQuest データ コード ページ値を選択する必要があります。 詳しくは、「Rational ClearQuest データ コード ページの選択に関するガイドライン」を参照してください。データベース管理システムを セットアップするとき、選択した Rational ClearQuest データ コード ページに 対応する製造元データベース文字セット値を割り当ててください。データベース セット内のすべての データベースについて、製造元データベース文字セットは同じでなければなりません。
スキーマ リポジトリに対して選択した Rational ClearQuest データ コード ページを サポートしない製造元データベース文字セットでデータベース管理システムを構成した場合、 そのデータ コード ページを設定することはできません。したがって、Rational ClearQuest スキーマ リポジトリで使用する 製造元データベースを作成および構成する前に、 データ コード ページ値を知っておく必要があります。
一般に、Rational ClearQuest データ コード ページと 製造元データベース文字セットは、「サポートされる製造元データベース文字セット」にある、対応する値に設定します。
例えば、Rational ClearQuest データ コード ページ 20127 (ASCII) を、 SQL Server データベース コード ページ 1252 (Latin-1) と共に使用することができます。ASCII は Latin-1 のサブセットであるため、データ コード ページで 有効なすべての文字をデータベースが保管できます。
ただし、 このような状況は非常に変わりやすいため、Rational ClearQuest データ コード ページと製造元データベース文字セットを、対応する値に設定するのが安全です。
次の作業の実行時に、Rational ClearQuest データ コード ページ値が製造元データベース文字セットの値と照らして検証されます。
例えば、Rational ClearQuest 管理者は、空の Oracle データベースを作成し、その文字セットを WE8MSWIN1252 に構成し、それから メンテナンス ツールを使用して、対応する 1252 (Latin-1) データ コード ページと 新しく作成された Oracle データベースを使用するスキーマ リポジトリを作成できます。
希望する Rational ClearQuest データ コード ページのデータを サポートするために、前の製造元データベース文字セットを変更する必要がある場合が考えられます。既存データベースの製造元データベース文字セットを変更するために、 古いデータを新しいデータベースに移動する操作が必要なことがあります。どの Rational ClearQuest データ コード ページでもサポートされない既存データがある場合、そのデータを、サポートされるコード ページのいずれかに含まれている値に変換しなければなりません。いくつかのデータベース製造元は、 データの分析と変換に使用できるツールを提供しています。また、codepageutil コマンドを使用して、データを解析できます。