Report Launcher for ClearQuest の構成

Report Launcher for ClearQuest® 構成ファイルを更新して、共有レポート ディレクトリの 1 つ以上のパスを指定します。

このタスクについて

Report Launcher for ClearQuest をインストールしたら、Report Launcher 構成ファイル reportlauncher.properties を更新し、レポート ファイル サーバーのパスを指定します。

下記の手順には、次の変数の参照が含まれています。

%CLEARQUEST_HOME%¥cqweb¥cqwebprofile
Windows の場合、この変数は、 ClearQuest Web アプリケーションがデプロイされている WebSphere® プロファイル ディレクトリのデフォルト パスを表します。 CLEARQUEST_HOME は、ClearQuest がインストールされているディレクトリです。
$CLEARQUEST_HOME/cqweb/cqwebprofile/
UNIX の場合、この変数は、ClearQuest Web アプリケーションがデプロイされているWebSphere プロファイル ディレクトリのデフォルト パスを表します。ここで、CLEARQUEST_HOME は ClearQuest がインストールされているディレクトリです。

手順

  1. コマンド プロンプトから次のコマンドを実行して構成ディレクトリにナビゲートします。
    • Windows の場合は、次のように入力します。
      cd %CLEARQUEST_HOME%¥cqweb¥cqwebprofile¥installedApps¥dfltCell¥RationalClearQuestReportLauncher.ear¥CQReportLauncher.war¥WEB-INF¥classes
    • UNIX または Linux の場合は、次のように入力します。
      cd $CLEARQUEST_HOME/cqweb/cqwebprofile/installedApps/dfltCell/RationalClearQuestReportLauncher.ear/CQReportLauncher.war/WEB-INF/classes
    注: デフォルトの WebSphere Application Server セル ディレクトリは、Windows、Unix、および Linux プラットフォームの場合 dfltCell です。Solaris プラットフォームの場合、デフォルトは <srv>Node01Cell です。
  2. 構成ディレクトリで、エディタを使用してファイル reportlauncher.properties を開きます。
  3. reports.launcher.baseDirectory の項目を変更し、レポートが保管されている 1 つ以上のベース ディレクトリを指すようにします。 Report Launcher は、ベース ディレクトリのサブディレクトリにナビゲートすることができます。 セミコロンで各項目を区切ることで、複数のベース ディレクトリ定義を指定可能です。 通常、その他の構成プロパティを変更する必要はありません。 reportlauncher.properties ファイルを確認して、追加のプロパティの変更が必要かどうかを判断してください。
    注: 指定したディレクトリ階層では、Report Launcher for ClearQuest を含む WAS プロファイルを実行するアカウントに対して、ファイル システムへのアクセスを許可している必要があります。 レポートまたはその他のファイルをこのディレクトリに保存する必要があるユーザーには、書き込みアクセス権限も必要です。
  4. 更新した reportlauncher.properties ファイルを保存します。
  5. Report Launcher Web アプリケーションが開始されている場合、構成変更を取り込むには、それを停止して再始動する必要があります。 関連 WAS プロファイルを再始動するか、あるいは、関連 WAS プロファイルの WAS コンソール内からアプリケーションを再始動します。

次のタスク

設定している ClearQuest レポート環境に応じて、必要な場合には、以下の追加構成ステップを実行します。

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