EmailPlus は、メタ タグ、式、カスタム メタ タグからのすべての出力を操作するので、HTML 電子メール メッセージでフォーマット設定が保持されます。
EmailPlus 2.1 で生成される HTML EmailPlusTemplates の出力は、EmailPlus 2.0 の出力と異なる場合があります。プレーン テキストの電子メール テンプレートは影響を受けません。
EMP_Verbatim 関数と EMP_EscapeHTML 関数は、式とカスタム メタ タグからの出力の制御を強化します。これらの関数は、EmailPlusTemplate 式で呼び出すか、カスタム メタ タグのためにカスタム スキーマ コードに組み込むことができます。
重要: EmailPlus 式とメタ タグを処理するときには、
$entity が IBM® Rational® ClearQuest® における特殊な Perl 変数であることに注意してください。この変数は、処理されている現行のエンティティを参照します。EmailPlusTemplate または EmailPlusRule 式で
$entity を使用する場合、式内の
$entity 変数は、現在変更しているレコード タイプを参照します。
$entity->GetFieldValue($fieldName)->GetValue() の呼び出しを行うときに、
$fieldName が、現行の EmailPlusTemplate または EmailPlusRule レコードに存在しないフィールドの名前である場合、式は正しく評価されません。この問題を修正するために、EmailPlus 関数
Gfv() と
Gfov() は、現行レコードにフィールドが存在しない場合であっても、EmailPlusRule が関連するレコードからフィールドの値を戻します。
Gfv() 関数と
Gfov() の詳細については、「
EmailPlus グローバル スクリプト関数」を参照してください。
- Gfv($fieldName)
- この関数は、$entity->GetFieldValue($fieldName)->GetValue() の呼び出しと等価です。
EmailPlusTemplate が評価されるときに、この関数は正しく評価されます。
- Gfov($fieldName)
- この関数は $entity->GetFieldOriginalValue($fieldName)->GetValue() の呼び出しと等価です。
EmailPlusTemplate が評価されるときに、この関数は正しく評価されます。
場合によっては、RecordType に依存しない非特定の呼び出しに、EmailPlusTemplates の
$entity 変数を使用することが可能です。例えば、
$entity 変数を使用して、
$entity->GetFieldsUpdatedThisEntireAction() を呼び出すことができます。これは、EmailPlusTemplate と、テンプレートが参照するレコード タイプに対して正しく評価されます。
その結果生じるフィールド名の配列を使用して、フィールド値を取得することが可能です。これは、現行のエンティティに存在するフィールドのリストを常に戻すからです。