EmailRelay サービスが使用する鍵ストア証明書の WebSphere へのインポート

電子メール サーバーの通信プロトコルとして Simple Mail Transfer Protocol Security (SMTPS) を使用するために IBM® Rational® ClearQuest® EmailRelay を構成する場合、使用する電子メール サーバー用の署名者証明書をインポートする必要があります。その後、EmailRelay は SMTPS を使用して電子メール サーバーとの SSL 通信を行えるようになります。

手順

  1. cqemailrelay.pl Perl スクリプトを使用して IBM ClearQuest EmailRelay を構成します。-usessl コマンド パラメータを yes に設定します。次のコード例の最後の行を参照してください。
    cqperl cqemailrelay.pl -dbset EmailRelay -userdb SAMPL -username admin -password secret -serverurl https://your-cqweb-server/cqweb/oslc/ -relaycfgdir C:\CQ.EmailRelay -mode postoffice -smtpserver your.smtp.server -smtpport 465 -smtpuser you@your.smtp.server -smtppassword secret -usessl yes  
  2. IBM ClearQuest EmailRelay 構成ファイル C:¥CQ.EmailRelay¥cqemailrelay_cfg.xml<properties> セクションに次の行を追加します。<property key="mail.smtps.ssl.protocols" val="SSLv3"/>
  3. IBM WebSphere® 管理コンソールを使用して、ClearQuest のデプロイ先 WebSphere Application Server プロファイルにログインします。 以下の手順を実行します。
    1. http://localhost:12060/ibm/console/ で WebSphere にログインします。 ClearQuest Web サーバーがこれとは異なるポートを使用している場合は、代わりにそのポートを指定してください。
    2. [セキュリティ] を展開し、[SSL 証明書と鍵管理] をクリックします。
    3. [構成設定] セクションの下の [エンドポイント・セキュリティ構成の管理] をクリックします。
    4. [ローカル トポロジ] の下の [アウトバウンド] を展開し、[dfltCell] を展開し、[ノード] を展開します。 [dfltNode] をクリックします。
    5. [関連項目] セクションの下の [鍵ストアと証明書] をクリックします。
    6. [NodeDefaultTrustStore] をクリックします。
    7. [追加プロパティ] セクションで [署名者証明書] をクリックします。
    8. [ポートから取得] をクリックします。
    9. [ホスト] フィールドに電子メール サーバー名または IP アドレスを入力します。[ポート] フィールドに、電子メール サーバーが listen しているポートを入力します。[別名] フィールドに、この証明書を識別するための名前を指定します。
    10. [署名者情報の取得] をクリックし、証明書情報が正しいかどうか検査します。
    11. [OK] をクリックします。[メッセージ] セクションで [保存] をクリックします。
    12. 変更内容を有効にするため、WebSphere プロファイルを再始動します。

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