Microsoft SQL Server の設定

Rational® ClearQuest® を SQL Server データベースで使用するには、サポートされているバージョンの SQL Server をご使用のデータベース サーバーにインストールする必要があります。

ヒント: 大文字/小文字の区別は、インストール時かデータベース作成時にオプションで指定できます。 データだけでなくデータベース オブジェクト名の大文字/小文字も区別されます。
注: 以下のワークフローにおけるタスクを完了するための詳細な指示については、ご使用の Microsoft SQL Server ソフトウェア資料を参照してください。
表 1. SQL Server データベース構成のワークフロー
タスク コメント
サポートされているバージョンの SQL Server をインストールする SQL Server データベースのネットワーク ドメインが、Rational ClearQuest Web サーバー、およびデータベースに接続が必要な Rational ClearQuest クライアントまたはツールと同じであることが必要です。ドメインが異なる場合は、エラーが戻されます。詳しくは、技術情報 1133904 の「Accessing a Microsoft SQL Server database in another domain」(http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=0&uid=swg21133904) を参照してください。
インストール プロセスの際、[ディクショナリ順序、大文字/小文字を区別] または [ディクショナリ順序、大文字と小文字を区別しない] ソート順序オプションを選択する

SQL Server のインストール後にソート順を変更する場合は、SQL データベースを再構築し、データを再ロードします。

ソート順を変更すると、Rational ClearQuest クエリーの大文字/小文字の区別に影響します。クエリーで大文字/小文字を区別しないようにするには、ここでそのソート順を設定してください。

Rational ClearQuest を正しく機能させるには、混合モードの認証を選択します

ClearQuest では、SQL Server 認証が必要です。この認証では、「混合モード」認証を許可する構成が必要になる場合があります。この認証には、ClearQuest データベースの SQL Server 認証が含まれます。

SQL Server をインストールしたコンピュータが SQL Server で登録されていることを確認する。 コンピュータが登録されていない場合、データベースの作成を開始する前に登録する必要があります。
データベース コンテナを作成する

スキーマ リポジトリ用のデータベースと各ユーザー データベース用のデータベースを作成します。

スキーマ リポジトリに 50 MB 以上の領域を割り当て、さらにユーザー データベースに格納されると予想されるレコード数 1,000 レコードごとに 15 MB 以上の領域を割り当ててください。

注: ロケールのデフォルトのコード ページが、Rational ClearQuest 環境と互換性がない場合もあります。詳しくは、コード ページと各国語サポートを参照してください。
Rational ClearQuest データベース (スキーマ リポジトリと各ユーザー データベース) 用に db_owner ログインを作成する。そのためには、作成する各ログインに db_owner ロールと public サーバー ロールを選択します。 SA (システム管理者) ログインは使用しないでください。アップグレードまたは移動する場合には、データベースを空にする必要があります。SA ログインを使用すると、Rational ClearQuest でシステム テーブルを参照できるため、データベースが空ではないとみなされ、処理を続行できません。

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