複数レコードの更新中のポップアップ フォームの処理

スキーマにより、ClearQuest クライアントに、独自のコンテンツや情報が含まれたポップアップ フォームを表示できます。ポップアップ フォームの例としては、定義済みのものを開いたり、URL を参照するためブラウザを開いたり、カスタム エラー メッセージを含むダイアログ ボックスを開くフォームがあります。 スキーマによりポップアップ フォームが使用される場合、複数レコードの更新が進行中のときはフックが認識できるように、フックを書き込む必要があります。その結果複数レコードの更新中は、フックによってポップアップ フォームの使用を回避できます。これは、クライアント プログラムがポップアップ フォームを使用しない場合に、スキーマが使用するのと同じ動作です。

Web クライアントはポップアップ フォームをサポートしていないことを示すために、複数レコードの更新操作により、GlobalScriptUtility パッケージ セッション変数がクリアされます。これらのセッション変数は、複数レコードの更新がレコードに対して直接操作を行っている間のみ、クリアされます。ポップアップ フォームによりエラーが発生した場合、エラー ダイアログ ボックスが表示され、[編集 (Edits)] タブにエラー項目が記録され、テンプレート レコード上の記録アイコンがエラー アイコンに置換されます。テンプレート レコードへ行った変更は保存することはできません。テンプレート レコードで [キャンセル] をクリックする必要があります。

実行したアクションのリストは、[編集 (Edits)] タブにそのまま残ります。 アクションはクリップボードやテキスト エディタにコピーして、記録するために再使用できます。

ポップアップ フォームを表示するためにグローバル フックを使用する方法については、以下の例を参照してください。

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