Rational ClearQuest 統合とデータ コード ページ

Rational® ClearQuest® は、多数のアプリケーションと 統合します。アプリケーションが Unicode データの受け渡しを実行できる場合、 統合を実行するクライアントでのローカル文字セットまたは言語設定に 関係なく、Rational ClearQuest から渡されるすべてのデータは 正しく転送されます。Rational ClearQuest では、そのアプリケーションのいずれかに 渡されるデータが、データベース セットに正しく保管されているかどうかを常に確認します。

ほかのアプリケーションが Unicode に完全に準拠していない場合、 そのアプリケーションのデータは「ローカル」モードであると見なされます。この場合、Rational ClearQuest は、 クライアントのローカル文字セットに対応するコード ページにデータを変換することを試みます。変換できなければ、データを統合へ正しく書き戻せないことを示すエラーを戻します。

既存の統合は、次の表に示す Unicode 互換モードを使用します。

表 1. 統合互換モード
統合 モード
メインフレーム (SCLM) RETURN_STRING_LOCAL
IBM® Rational ClearCase® (Base) RETURN_STRING_LOCAL
IBM Rational ClearCase (UCM) RETURN_STRING_LOCAL
IBM PurifyPlus RETURN_STRING_LOCAL
ProjectTracker (Microsoft Project との統合) RETURN_STRING_UNICODE
Eclipse RETURN_STRING_UNICODE
SAP Crystal Reports RETURN_STRING_LOCAL

スキーマ開発者は、Rational ClearQuest と他のアプリケーションとの間に、統合を作成できます。


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