Rational 製品をインストール、アップグレード、または変更する前のターミナル サービスの無効化
Windows システムでは、更新、ロールバック、変更、またはアンインストールの操作の前にターミナル サービスを無効にします。
このタスクについて
Microsoft Windows システム上でターミナル サービスが有効である場合、複数のユーザーが異なるセッションで同じシステムに接続している可能性があります。このシナリオでは、あるユーザーが製品の更新、変更、ロールバック、またはアンインストールを試みている間も、他のユーザーが製品の使用を続行できます。別のセッションで使用中であるためにロックされているファイルを IBM® Installation Manager プロセスで変更できない場合、上記の操作は失敗することがあります。
ロックされたファイルによって起きる問題を回避するには、製品の更新、変更、ロールバック、またはアンインストールの操作を実行する前に、リモート デスクトップを無効にし、他のすべての Windows セッションからログアウトします。リモート デスクトップが無効の場合、リモート デスクトップを使用してサーバーに再接続することはできません。Windows セッションが切断された場合は、サーバーをリブートするか、またはコンソールを介して直接ログオンする必要があります。必要であれば、ログオフする前に、Windows タスク マネージャーの [メッセージの送信] ボタンを使用して、アクティブなセッションと通信することができます。手順
更新、ロールバック、変更、またはアンインストールの操作の前に Windows ターミナル サービスを無効にします。
- コマンド プロンプトを開きます。
- リモート デスクトップを無効にするには、次のコマンドを実行します。Services change logon /disable。
- Windows タスク マネージャーを起動するには、次のコマンドを実行します。taskmgr.exe。
- Windows タスク マネージャーで、[ユーザー] タブをクリックして現行システム上でアクティブなセッションを表示します。
- 現在使用中のセッションを除き、アクティブなセッションをすべてログオフします。
- すべてのセッションからログオフした後、Installation Manager を使用して、更新、ロールバック、変更、またはアンインストールの操作を完了します。
タスクの結果
- Installation Manager 操作の完了後にシステムがリブートされた場合、リモート デスクトップ接続が再開されます。
- システムがリブートしなかった場合は、次のコマンドを実行して、リモート デスクトップ接続を有効にします。Services change logon /enable。