スキーマ リポジトリからユーザー データベースへのユーザー情報のアップグレード

スキーマ リポジトリ内のユーザー情報を変更する場合は、スキーマ リポジトリからユーザー データベースへその変更内容を伝搬するために、以下のいずれかの方法でユーザー データベースをアップグレードする必要があります。
既存ユーザーについては、以下のいずれかの方法で変更内容を伝搬することができます。

新規に作成されたユーザーについて、AdminSession オブジェクトの CreateUser メソッドで新規の ClearQuest® ユーザーを作成し、さらに権限、パスワード、その他のユーザー情報を設定して、それをスキーマ リポジトリからユーザー データベースへ伝搬する場合は、Database オブジェクトの UpgradeMasterUserInfo メソッドを使用する必要があります (これを行うには、スキーマ リポジトリ内のユーザー データベースのリストを反復し、各ユーザー データベースごとに UpgradeMasterUserInfo を呼び出します)。

UpgradeInfo メソッドは、ユーザー情報とグループ情報をスキーマ リポジトリから、影響を受けるすべてのユーザー データベースへ伝搬する方法を提供するために導入されました (バージョン 2003.06.00)。 ただし、このメソッドは、既存ユーザーについてのみ機能し、新規作成されたユーザーには機能しません。

注: User オブジェクトの UpgradeInfo メソッドを使用して、グループ メンバシップを更新することはできません。 UpgradeInfo の呼び出しで更新されるのは、User オブジェクトのメソッドで設定できるプロパティだけです。グループ メンバシップは、Group オブジェクトのメソッドで変更されます。グループ情報設定を更新するには、Database オブジェクトの UpgradeMasterUserInfo メソッドを使用する必要があります。

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