EmailPlus パッケージは、キャッシュ技法を使用して、ClearQuest® データベースから絶えず情報を取り出すことを回避します。キャッシュにより、IBM® Rational® ClearQuest 環境に対する、電子メール規則の評価と実行の影響が最小限に抑えられます。電子メール規則には大幅な柔軟性があるため、パフォーマンスに対する詳細規則の独自の影響を最小限にするように規則を構成してください。EmailPlus は所定のレコード タイプのすべての規則を、ClearQuest セッションで最初に調査されるときにメモリ内にキャッシュします。単一のレコード タイプにある規則の数に関係なく、データベースから取り出されるのは 1 つのレコードのみです。単純 EmailPlus 規則フレーズは、ClearQuest クエリーを使用しては評価されません。単純 EmailPlus 規則フレーズは、すべてメモリ内で評価されます。
PostOffice 送信モードを使用する場合は、以下の点を考慮してください。
- このモードでは、データベースに追加の負荷がかかります。生成された電子メールごとに、1 つのレコードとその履歴が ClearQuest データベースに作成されます。そのレコードを処理し、その後削除するリレー サービスにより、対応するパフォーマンス コストがかかります。さらに、リレー サービスが EmailPlusPostOffice レコードがないかどうか、データベースをポーリングするたびに、そのデータベースに対して ClearQuest クエリーが実行されます。負荷を均等化するために、一度に処理されるクエリー数とレコード数のバランスを取ってください。データベースにかかる追加の負荷は、メッセージを生成する電子メール規則の数、種類、および頻度によって異なります。試行錯誤のプロセスでバランスを取ります。最適な方法は、リレー サービスが多数のレコードをバッチ処理しないようにすることです。また、リレー サービスの実行頻度が高すぎないようにしてください。
- PostOffice レコードがリレー サービスのローカル インスタンスで処理されない場合、電子メール メッセージは MultiSite レプリカ生成の約 1 サイクル期間分遅延します。