クライアントは、プロキシ オブジェクトを使用して、API を介してサーバーとやり取りするデータを整列します。 API に定義されている各プロキシ クラスは、サーバー上の特定のタイプの製品リソースにマップされます。 リソースにマップされるプロキシを定義することによって、このクライアント/サーバー プログラミング モデルは、クライアント サイドの処理とサーバー サイドの処理の区別ができます。
すべてのメソッドに適用される 明確な命名規則があり、サーバーへの呼び出しを行うメソッドを識別するのに 役立ちます。例えば、ある製品からデータを読み取るためには、 クライアント アプリケーションは、まず、オブジェクトまたはデータをサーバーから読み取ってプロキシに入れるという 明示的な要求を実行した後でないと、そのプロキシから値を読み取ることはできません。クライアントは、do メソッド (例えば、Resource.doReadProperties) を 呼び出して、指定された値をサーバー リソースから読み取るよう要求しなければなりません。クライアント アプリケーションは、 読み取られるプロパティまたは書き込まれるプロパティの指定を、読み取りまたは書き込みの対象の各プロパティの名前が 入っている適切なプロキシ タイプを作成することで行います。例えば、ClearQuest のレコードにアクセスして更新するユーザー アプリケーションがある場合、API を使用して、そのアプリケーションと ClearQuest の間の統合を作成できます。