ClearQuest 統合でのコード ページの互換性の確認

ClearQuest® データベースのすべてのデータは同じコード ページのもので なければなりません。統合を成功させるために、 統合される製品から送られるデータが、ClearQuest コード ページと互換性があることを確認してください。
コード ページによって、スキーマ リポジトリに関連付けられた すべての ClearQuest データベースに入力できる文字が決まります。ClearQuest コード ページの 実装の詳細は次のとおりです。

ここでは、コード ページの不一致により ClearQuestRational® Administrator 間の統合が適切に機能しなくなる例を示します。

ClearQuest1252 オペレーティング システム コード ページを使用するコンピュータにインストールされ、データベース セットの ClearQuest データ コード ページ値も 1252 に設定されています。

Rational Administrator クライアントが 936 (日本語) オペレーティング システム コード ページを使用するコンピュータにインストールされています。

ユーザーが Rational Administrator プロジェクトを作成します。ただし、そのユーザーは 936 コード ページを使用するコンピュータで作業しているため、プロジェクト名に日本語文字が含まれています。そこで、ユーザーは新規の Rational Administrator プロジェクトを ClearQuest データベースに関連付けようとします。しかし、この試みは失敗します。原因は、Rational Administrator プロジェクトの名前に含まれている日本語文字が、ClearQuest データベース セットのデータ コード ページ値である 1252 コード ページと異なるためです。

統合時のレコード タイプの有効化

パッケージには、スキーマの既存のレコード タイプを有効にするものがあります。 これらのパッケージをインストールする場合、パッケージが有効化するレコード タイプを選択できます。パッケージを追加した後で新規のレコード タイプを追加する場合、パッケージ機能で新規のレコード タイプを有効にできます。

パッケージとパッケージが変更するレコード タイプのリストについては、「ClearQuest 統合パッケージ」を参照してください。

新規のレコード タイプに対してパッケージ機能を有効にするには

  1. Designer を開始します。
  2. [ClearQuest スキーマ リポジトリ エクスプローラ] ビューでスキーマ バージョンを右クリックし、[パッケージ] > [パッケージのレコード タイプの設定] をクリックします。
  3. [レコード タイプ] リストからレコード タイプを 1 つ選択します。
  4. [使用可能なパッケージ] リストから、レコード タイプに対して有効にするパッケージを選択します。

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