バージョン 7.1 以降、Rational® ClearQuest® では FIPS 140-2 承認済みデータ暗号化がサポートされます。
FIPS (連邦情報処理標準) 140-2 は、暗号モジュールの認定に使用される米国政府のコンピュータ セキュリティ規格です。
FIPS 140-2 には、承認済みの暗号アルゴリズムのリストが含まれ、承認済みの操作モードが説明されています。
以下のタスクを実行することにより、FIPS 140-2 承認済みになるように
ClearQuest デプロイメントを構成することができます。
- FIPS 140-2 承認済みの LDAP サーバーを使用します。
- Rational ClearQuest Client のパスワード記憶機能を無効にするか、FIPS 140-2 認定の JRE アルゴリズムを使用します。
- スキーマ リポジトリおよび関連するユーザー データベースを、機能レベル 7 にアップグレードします。
- すべての ClearQuest ユーザーを LDAP 認証されるように構成します。
重要: スキーマ リポジトリおよび関連するユーザー データベースが機能レベル 7 になると、バージョン 7.1 より前の
ClearQuest クライアントを使用してデータベースにアクセスすることはできなくなります。