ALM スキーマの役割ベースのレコード タイプにより、より効率的かつグローバルに分散された開発が 可能になります。ユーザーのチームは、それぞれの役割に基づいて、要求またはタスクに 関連付けられている特定のレコードの作業を行うことができます。そうすることで、複数ユーザーが同じレコードを 更新する必要があるときに競合を回避することができます。
ALM ワークフロー パラダイムは、平行して行なわれる分散開発に明確なサポートを提供します。例えば、要求に対処するために作成されるタスクは、開発者アクティビティは完了したが文書化のテストや評価がまだ行われていないときに、登録者がその進行状況を確認できます。期日までに完了する作業のテストを実行可能にしておいて、一部の開発者アクティビティを完了させ、その他はオープンのままにしておくことが可能です。
同じソート キーまたは連結されたソート キーの値を持つ複数のレコードがクエリーのソート フィールドにある場合に、MultiSite メンバーでレコードをソートしても、異なるサイトで同じクエリーを実行しているユーザーに対して、レコードが同じ順序で表示されるようにすることはできません。例えば、名前別にソートしたときに、同じ名前を持つレコードが 2 つある場合、各サイトのユーザーに表示される 2 つのレコードは、両方のサイトで同じ順序で表示されることはありません。2 番目のソート フィールドとしてレコード ID を使用する場合、その ID は割り振り済みの ID のブロックで、登録されているレコードの順序を反映していない可能性があることに注意してください。履歴フィルタ (History.action_name in ('Copy_Record, 'Import')OR History.old_state = 'no_value') を使用する場合は、任意のレコードについて最初の履歴レコード (ソート用) を入手して、任意の 2 つのレコードがメンバーを入力する際の絶対的な順序を検索することができます。History.expiration_timestamp IS NULL を使用して、最後の履歴アクションを入手できます。