分散グラフの作成

Rational ClearQuest は、使用可能な [共用クエリー] フォルダ内に グラフのセットを提供します。また、ユーザー独自のグラフを作成することもできます。この演習では、 各ユーザーに割り当てられた優先順位が 1 と 2 の障害の番号を表示する分散グラフの 作成方法を示します。

分散グラフを作成するには、以下のステップを実行します。
  1. ClearQuest クライアントで、[クエリー] > [新規グラフ] をクリックします。
  2. [レコード タイプの選択] ウィンドウで、[Defect] を選択し、[OK] をクリックします。
  3. グラフの種類を選択すると、そのタイプについての情報が表示されます。 ClearQuest グラフ ウィザードの先頭ページで、[分散グラフ] を選択して、 [次へ] をクリックします。
  4. [パラメータ] ページで、グラフの各軸に沿って表示されるフィールドを指定します。

    このグラフは、障害の数を障害に沿って表示するので、 縦軸の [フィールド] は、[id] に、 [機能] は、[数] を設定したままにします。

    横軸には、システムのユーザーを表示するので、 [所有者] [フィールド] を選択し、[ソート] 順を [昇順] に設定します。

    各ユーザーの障害を優先度ごとに分類するため、 [凡例] グループの [フィールド 1][優先度] フィールドを選択して、 [ソート順] には、[昇順] を設定します。 [次へ] をクリックします。

  5. [ラベル] ページで、[グラフのタイトル] フィールドに 「ユーザーによる優先度 1 と 2 の障害」 と入力します。field. [次へ] をクリックします。
  6. [表示の種類] ページで、[グラフ表示の種類] には [棒グラフ] を選んで、[次へ] をクリックします。
  7. スタイル ページで、[3D][色] を選択し、 [終了] をクリックして、クエリーを実行し、グラフを生成します。
  8. [ファイル] > [名前を付けて保存] をクリックし、sample_chart という名前でグラフを保存します。 ClearQuest は デフォルトで [個人用クエリー] フォルダにグラフを 保存します。 [グラフ ウィンドウ] を閉じないでください。
  9. グラフの [クエリー エディタ] タブを選択します。 フィルタを追加して、 優先度が 1 と 2 の障害のみが表示されるようにします。
  10. [フィールド] ペインで、[優先度] フィールドをダブルクリックします。 [フィルタ] ウィンドウが開き、[優先度] フィールドに対してフィルタ パラメータを指定するようプロンプトが出されます。
  11. [演算子] フィールドで、[等しい] を選択します。
  12. [値] をクリックして、フィールドで使用可能な値のリストを 表示します。
  13. 値のチェック ボックスを [1][2] に選択してから、 [OK] をクリックします。
  14. [フィルタ] ウィンドウを閉じます。
  15. [ファイル] > [保存] をクリックして、グラフを保存します。
  16. [グラフの実行] をクリックして、クエリーを再実行します。 グラフには、 各ユーザーの優先度 1 と 2 の障害だけが表示されます。

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