時系列に沿ってアクティビティーを視覚的に表示し、アクティビティー同士の間に存在する可能性がある関係を記述した水平棒グラフのことをガント・チャートといいます。
IBM® Rational® Focal Point™ では、ガント・チャート・ビューは次の 5 つの領域で構成されています。
- ガント領域
- ビューに含まれるエレメント、日付属性とエレメント間の関係を表示します。
- 積み重ね値領域
- 時間の経過による各値の合計を表示します。例えばこの領域には、
ガント領域内のすべてのプロジェクトに関して開発コストと生産コストの合計を表示することができます。
- 時間目盛り領域
- エレメントの位置と、時間の経過による積み重ね値を表示します。
- 選択領域
- ガント領域に日付を表示し、ガント領域で表示するリンクの種類、積み重ね値領域で表示する整数属性または浮動小数点属性を決定します。
- グループ化領域
- エレメントを特定の属性によってグループ化します。
エレメントを表示するには、「表示」をクリックします。
ガント・チャートでは、各エレメントはバーで表示されます。バーは複数のボックスで構成されていて、各ボックスは「日付」アイコンで区切られています。
エレメント間のリンクは、色で表されます。
既知の制限- 大きなガント・チャートを表示している際に「メモリー不足」エラーが発生する可能性があります。
この問題を回避するには、より小さいビューを使用してください。
- IBM Rational Focal Point バージョン 5.3 以降では、ガント・チャートで最大 75 個までのエレメントを表示できます。
この数を増減するには、管理者がいくつかの SQL コマンドを実行する必要があります。
40 文字を超えるエレメント・タイトルは切り捨てられます。
詳しくは、IBM Rational ソフトウェア・サポートにお問い合わせください。