見出しスタイル・タグ

fp:headingstyle タグを使用して、レポート内のパラグラフのスタイル、サイズ、およびその他の特性を定義できます。 fp:headingstyle タグはいくつでも使用でき、テンプレートの他の部分からタグを参照することもできます。
表 1. 見出しスタイル属性
属性 説明
フォント フォントの名前を定義する必須属性。 以下のフォントから選択できます。
  • Courier
  • Times
  • Symbol
  • Helvetica (Arial になります)
  • Zapfdingbats (PDF では Wingdings になります)
RTF レポートでは、 override1 属性と override2 属性を使用して、より多くのフォントを使用できます。
名前 見出しスタイルの名前を定義する必須属性。 例えば、「見出し 1」または「ノーマル」のように定義します。
サイズ フォントのサイズを定義する必須属性。
位置合わせ パラグラフの水平位置合わせ (左、右、または中央)。 デフォルト値は左です。
見出しスタイルの色。色は RGB 値を使用して定義されます。 例えば、見出しスタイルを赤にするには、値 255,0,0 を使用します。 デフォルト値は 0,0,0 です。 これは黒を示します。
書式 見出しスタイルの書式。以下の書式が使用できます。
  • bold (太字)
  • italic (イタリック)
  • strikethru (取り消し線)
  • underline (下線)
デフォルト値は "" です。 これは書式がないことを示します。
hasheadingno 見出しスタイルに見出し番号を入れるかどうかを指定します。 この属性は PDF レポートにのみ作用します。 RTF レポートでは、ワード・プロセッサーの見出し番号付け機能を使用してください。 デフォルト値は true です。 これは、見出し番号が含まれていることを示します。
インデント パラグラフの左インデントを決定します。インデントを 30 に設定すると、テキストが右に約 2 cm 移動します。 デフォルト値は 0 です。
改ページ 見出しスタイルが必要となる前に、改ページを挿入するかどうかを指定します。 デフォルト値は false です。
nodestyle nodestyle 属性はテンプレート内に 1 つだけ必要です。 見出しスタイルの nodestyle 属性値が「true」に設定されている場合、その見出しスタイルは、ツリー構造のすべての非フォルダーで使用されます (fp:tree)。値が「true」に設定された見出しスタイルがない場合は、 非フォルダーにもフォルダーと同様の方法で番号が付けられます。デフォルト値は false です。
override1 RTF レポートのフォント属性をオーバーライドします。 この属性を使用すると、RTF フォント・テーブルの fonttbl タグが変更されます。

例えば、override1="NEW_FONT_STYLE" と指定すると、値が {¥f7¥froman¥fcharset0 Times New Roman;} から {¥f7¥NEW_FONT_STYLE¥fcharset0 Times New Roman;} へ変更されます。

デフォルト値は "" で、 RTF フォント・テーブルがオーバーライドされないことを意味します。

override2 RTF レポートのフォント属性をオーバーライドします。 この属性を使用すると、RTF フォント・テーブルの fonttbl タグが変更されます。

例えば、override2="NEW_FONT_NAME" と指定すると、適用前: {¥f7¥froman¥fcharset0 Times New Roman;} が、適用後: {¥f7¥froman¥fcharset0 NEW_FONT_NAME;} のようになります。デフォルト値は "" で、 RTF フォント・テーブルがオーバーライドされないことを意味します。

textbefore 見出しスタイルに接頭部を付けるかどうかを指定します。 この属性は、以下の見出しスタイルに影響します。
  • 見出し 1、見出し 2 など: 例えば、この属性を「章」に設定すると、すべての章の前に「章」という語が置かれます。
  • HeadingAttribute: 例えば、この属性を「smallStyle」に設定すると、fp:tree タグで表される見出し属性の場合、その前に「smallStyle」という見出しスタイルの空のパラグラフが入ります。

デフォルト値は "" です。

textafter 見出し属性の後に空のパラグラフを入れるかどうかを指定します。 値を「smallStyle」に設定すると、fp:tree タグで表される見出し属性の場合、その後に「smallStyle」という見出しスタイルの空のパラグラフが入ります。 この属性は見出し属性にのみ作用します。 デフォルト値は "" です。
<fp:headingstyle 
        font="TIMES" 
        name="Normal" 
        size="10" 
        alignment="left" 
        color="0,0,0"
        format="" 
        hasheadingno="true"
        indent="0" 
        newpage="false"
        nodestyle="false"
        override1=""
        override2=""
        textbefore="" 
/>

フィードバック