バージョン属性は、エレメントのさまざまなバージョンを追跡する場合に使用します。
この属性は、他の属性の変更に基づいて自動的に増える一連の数字または文字で構成されます。
表 1. バージョン属性設定設定 |
名前 |
説明 |
値 |
タイプ |
バージョン・カウンターのタイプは、数字またはストリングのいずれかになります。
「番号」を選択した場合は、3 つのすべてのレベルで数字のみが使用されます。
例えば、1.0.0 > 1.0.1 > 1.1.1 となります。
「ストリング」を選択した場合は、第 1 レベルには文字が使用され、第 2 レベルと第 3 レベルには数字が使用されます。
例えば、PA1 > A > PB1 > PB1.1 となります。 |
デフォルト値 |
デフォルト値は、バージョン番号のカウントが開始する値です。
- メジャー: 1.0 または 1.0.0 がデフォルト値です。
タイプが「ストリング」であれば、デフォルト値は A です。
- マイナー: 0.1 または 0.1.0 がデフォルト値です。
タイプが「ストリング」であれば、デフォルト値は PA1 です。
- パッチ: 0.0.1 がデフォルト値です。タイプが「ストリング」であれば、デフォルト値は 0.1 です。
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属性による増加 |
その他の属性値の変更がバージョン属性にどのように影響するかを選択します。
- メジャー: 最初の数字またはストリングが大きくなります。
- マイナー: 2 番目の数字またはストリングが大きくなります。
- パッチ: 3 番目の数字またはストリングが大きくなります。
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変更ログ |
ログ変更 |
このチェック・ボックスが選択されている場合、属性値が変更されるたびに履歴ログが作成されます。 |
タイプが「番号」で、デフォルト値が「メジャー」であるバージョン属性には、以下の規則が適用されます。
- すべての属性の値が「なし」であれば、デフォルト値は 1.0 で、バージョン番号は自動的に大きくなりません。
- 1 つ以上の属性の値が「メジャー」であれば、バージョンは 1.0 です。
属性が更新されると、バージョン番号は 2.0、3.0、4.0 というように大きくなっていきます。
- 1 つ以上の属性の値が「マイナー」であれば、バージョンは 1.0 で、バージョン番号は 1.1、1.2、1.3 というように大きくなっていきます。
メジャー・レベルである第 1 レベルは、手動で更新されない限り、常に 1 です。
- 1 つ以上の属性の値が「パッチ」であれば、バージョンは 1.0.0 で、バージョン番号は 1.0.1、1.0.2、1.0.3 というように大きくなっていきます。
第 1 レベルは、手動で更新されない限り、常に 1 です。
第 2 レベルは常に 0 です。
- 1 つ以上の属性の値が「メジャー」および「マイナー」である場合:
- メジャー属性では、バージョンは 1.0 で、バージョン番号は 2.0、3.0、4.0 というように大きくなっていきます。
- マイナー属性では、バージョン番号は 1.1、1.2、1.3 というように大きくなっていきます。
- 1 つ以上の属性の値が「マイナー」および「パッチ」である場合:
- マイナー属性では、バージョンは 1.0.0 で、バージョン番号は 1.1.0、1.2.0、1.3.0 というように大きくなっていきます。
- パッチ属性では、番号は 1.1.1、1.1.2、1.1.3 というように大きくなっていきます。
- 第 1 レベルは、手動で更新されない限り、常に 1 です。
- 1 つ以上の属性の値が「メジャー」および「パッチ」である場合:
- メジャー属性では、バージョンは 1.0.0 で、バージョン番号は 2.0.0、3.0.0、4.0.0 というように大きくなっていきます。
- パッチ属性では、バージョン番号は 1.0.1、1.0.2、1.0.3 というように大きくなっていきます。
- 第 2 レベルは常に 0 です。
- 1 つ以上の属性の値が「メジャー」、「マイナー」、および「パッチ」である場合:
- メジャー属性では、バージョンは 1.0.0 で、バージョン番号は 2.0.0、3.0.0、4.0.0 というように大きくなっていきます。
- マイナー属性では、バージョン番号は 1.1.0、1.2.0、1.3.0 というように大きくなっていきます。
- パッチ属性では、バージョン番号は 1.0.1、1.0.2、1.0.3 というように大きくなっていきます。
タイプが「ストリング」で、デフォルト値が「マイナー」であるバージョン属性には、以下の規則が適用されます。
- すべての属性の値が「なし」であれば、デフォルト値は PA1 で、バージョン番号は自動的に大きくなりません。
- 1 つ以上の属性の値が「メジャー」であれば、バージョンは PA1 です。
属性が更新されると、バージョン番号は A、B、C、D というように大きくなっていきます。
- 1 つ以上の属性の値が「マイナー」であれば、バージョンは PA1 で、バージョン番号は PA1、PA2、PA3 というように大きくなっていきます。
メジャー・レベルである第 1 レベルは、手動で更新されない限り、常に PA です。
- 1 つ以上の属性の値が「パッチ」であれば、バージョンは PA1.0 で、バージョン番号は PA1.1、PA1.2、PA1.3 というように大きくなっていきます。
第 1 レベルは、手動で更新されない限り、常に PA で、第 2 レベルは常に 1 です。
- 1 つ以上の属性の値が「メジャー」および「マイナー」である場合:
- メジャー属性では、バージョンは PA1 で、バージョン番号は A、B、C、D というように大きくなっていきます。
- マイナー属性では、バージョン番号は PA2、PA3、PA4 というように大きくなっていきます。
- 1 つ以上の属性の値が「マイナー」および「パッチ」である場合:
- マイナー属性では、バージョンは PA1 で、バージョン番号は PA2、PA3、PA4 というように大きくなっていきます。
- パッチ属性では、番号は PA1.1、PA1.2、PA1.3 というように大きくなっていきます。
- 第 1 レベルは、手動で更新されない限り、常に PA です。
- 1 つ以上の属性の値が「メジャー」および「パッチ」である場合:
- メジャー属性では、バージョンは 1.0.0 で、バージョン番号は 2.0.0、3.0.0、4.0.0 というように大きくなっていきます。
- パッチ属性では、バージョン番号は 1.0.1、1.0.2、1.0.3 というように大きくなっていきます。
- 第 2 レベルは常に 0 です。
- 1 つ以上の属性の値が「メジャー」、「マイナー」、および「パッチ」である場合:
- メジャー属性では、バージョンは PA1 で、バージョン番号は A、B、C というように大きくなっていきます。
- マイナー属性では、バージョン番号は PA2、PA3、PA4 というように大きくなっていきます。
- パッチ属性では、バージョン番号は PA1.1、PA1.2、PA1.3 というように大きくなっていきます。