ビュー属性

ビュー・リストにあるビューはすべて、「追加」、「表示」、「レビュー」、「優先度付け」、「視覚化」または「計画」メニューのナビゲーション・バーにリストされます。 ビューは、メニューにリストされているかどうかにかかわらず選択可能です。
表 1. ビュー構成用の属性
属性 説明
ID ビューの ID。
ビュー定義 モジュール内のエレメントのサブセットを選択するために使用できるフィルター。 ビュー定義は、情報をフィルターする論理式を表示します。
追加 ビューを「追加」メニューに表示するかどうかを決める必須属性。詳しくは、『エレメントの追加』を参照してください。「追加」メニューでビューをクリックすると、ビューに含まれているフォルダーが親フォルダー属性にリストされます。ビューに含まれる非フォルダー・エレメントは無視されます。
以下は、「追加」メニューにあるビューで典型的なビュー定義です。
  • 「タイプはフォルダー」値が TRUE の場合、メンバーはエレメントをモジュール内のすべてのフォルダーに追加できます。
  • 「タイプはフォルダー」値が TRUE で、タイトルの値が Inbox の場合、メンバーはエレメントを「Inbox」フォルダーに追加できます。
注:
  • ビューが正しく機能するためには、ビュー定義にフォルダーが含まれている必要があります。
  • 「追加」ビューに説明が含まれている場合、その説明はエレメント追加時に「追加」フォームの先頭にあります。 通常の形式設定タグを使用できます。
例外
注:
  • メンバーまたはベースライン・モジュールに基づいて「追加」ビューを作成する場合、ビューは「追加」メニューには表示されません。
  • 管理者は「メンバー」メニューでメンバーを追加できます。
  • ベースラインの「追加」ビューには、ビューのベースラインが表示されるときに「ベースラインの作成」ボタンのみが表示されます。 詳しくは、『ベースラインを使用したビューの比較』を参照してください。
ヒント
注:
  • 規則「または作成者が現行ユーザー」を組み込むと、ワークスペースの管理者以外のユーザーは、ビュー属性アクセス・リストで定義されたものと同じ、可視で編集可能な属性を持つ、追加されたエレメントを見ることができます。 この規則を組み込まないと、管理者以外のユーザーは、別のビューのアクセス・リストを使用する (可能な場合) ことによってのみ、追加されたエレメントを見ることができます。
  • ビューに関する詳細をユーザーに提供するには、ビューの説明を入力します。 例えば、ユーザーが値を正しく指定するために役立つ情報を説明で提供することができます。 この説明は、ビューの上部に表示されます。
  • 属性のアクセス・レベルを定義する際に、「追加」ビュー内の特定の属性にデフォルト値を指定できます。 属性のデフォルト値を設定するには、属性の「編集」アイコンをクリックしてください。
表示 ビューを「表示」メニューに表示するかどうかを決める必須属性。
以下は、「表示」メニューにあるビューで典型的なビュー定義です。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE の場合、メンバーはモジュール内のすべてのエレメントを表示できます。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE で「状況」が「New」の場合、メンバーは「New」状況のすべてのエレメントを表示できます。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE で「所有者」が「現行ユーザー」に設定されている場合、メンバーは、現在ログインしているユーザーに所有者が設定されているすべてのエレメントを表示できます。
注: フォルダーは構造情報を維持するために表示されますが、フォルダーを選択または編集することはできません。
レビュー ビューを「レビュー」メニューに表示するかどうかを決める必須属性。
以下は、「レビュー」メニューにあるビューで典型的なビュー定義です。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE の場合、メンバーはモジュール内のすべてのエレメントをレビューできます。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE で「状況」が「New」の場合、メンバーは「New」状況のすべてのエレメントをレビューできます。
注: レビューを実行するには、チェックポイントのビューへのアクセス権限が必要です。 フォルダーはレビューできません。
優先度付け ビューを「優先度付け」メニューに表示するかどうかを決める必須属性。
以下は、「優先度付け」メニューにあるビューで典型的なビュー定義です。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE の場合、メンバーはモジュール内のすべてのエレメントを優先度付けできます。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE で「状況」が「Accepted」の場合、メンバーは「Accepted」状況のすべてのエレメントを優先度付けできます。
注: メンバーがエレメントを優先度付けするために使用する基準を定義するには、「基準」属性を編集する必要があります。 デフォルトでは、すべての基準が選択されています。
視覚化 ビューを「視覚化」メニューに表示するかどうかを決める必須属性。
以下は、「視覚化」メニューにあるビューで典型的なビュー定義です。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE の場合、メンバーはモジュール内のすべてのエレメントを視覚化できます。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE で「状況」が「Accepted」の場合、メンバーは「Accepted」状況のすべてのエレメントを視覚化できます。
注: メンバーがエレメントを視覚化するために使用する基準を定義するには、「基準」属性を編集する必要があります。 デフォルトではすべての基準が選択されています。フォルダーを視覚化することはできません。
計画 ビューを「計画」メニューに表示するかどうかを決める必須属性。
以下は、「計画」メニューにあるビューで典型的なビュー定義です。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE の場合、メンバーはモジュール内のすべてのエレメントを計画できます。
  • 「タイプはフォルダー」が FALSE で「状況」が「Accepted」の場合、メンバーは「Accepted」状況のすべてのエレメントを計画できます。
注: 計画でのエレメントの優先度を計算するために使用する基準のセットを定義するには、「基準」属性を編集する必要があります。 デフォルトではすべての基準が選択されています。フォルダーを計画することはできません。
基準 このビュー内のエレメントを優先度付け、視覚化、または計画する場合は、この属性を使用して、「優先度付け」、「視覚化」、および「計画」メニューで使用する基準を指定できます。
属性には以下の値を設定できます。
  • 特定の基準: 特定の基準のみ表示されます。
  • 基準ビュー: 特定のビューの基準が表示されます。
  • すべての基準: すべての基準が表示されます。
ビューに基準が含まれる場合、「特定の基準」オプションのみ使用可能です。
ベースライン 値が「はい」に設定されている場合、このビューのベースラインを作成することができます。
アクセス情報
最初のアクセス ビューが最初にアクセスされた日付
最初のアクセス・ユーザー このビューに最初にアクセスしたユーザー
アクセス回数 このビューがアクセスされた合計回数
注: 「表示」ビューのみ追跡管理されます。
最後のアクセス ビューが最後にアクセスされた日付
最後のアクセス・ユーザー このビューに最後にアクセスしたユーザー
ツールバー・セットアップ このビューのツールバー・アイコンを選択します。 例えば、ツリー、テーブル、ガント・チャートなどです。 これらのビューの可視のツールバー・アイコン (表示、レビュー、優先度付け、視覚化、および計画) を選択できます。
注: ビューの「フィルター」アイコンを削除すると、ユーザーはフィルターを作成または編集できませんが、既存のフィルターをアクティブ化または非アクティブ化することはできます。
エレメント情報
所有者 このビューを所有しているユーザー
作成者 このビューを作成したユーザー
作成日 このビューが作成された日付
最終変更者 このビューを最後に変更したユーザー
最終変更日 このビューが最後に変更された日付
親フォルダー このビューが配置されているフォルダー
強制ベースライン この機能はユーザーに特定ベースラインに対するアクセス権限を与えます。 この属性はデフォルト属性ではありません。 追加する必要があります。
リソース 要件を割り当てるリソースを指定します
実装する時間 要件の実装に必要な時間を指定します
可用性 リソースの可用性を指定します
リリースのスケジュール リリースのスケジュールを指定します

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