MatrixWriter の例: さまざまな言語で情報を表示する

この例で、MatrixWriter ビジネス・ルールは、さまざまな言語のモジュール間で情報を共有する場合に使用されます。

英語のユーザー要件モジュールが、ドイツ語の別のワークスペース内のモジュールにリンクされます。 そのモジュールは、Benutzeranforderungen (「ユーザー・ニーズ」という意味) と呼ばれます。ユーザー要件モジュールでは、「ユーザー・ニーズ」という名前のリンク・リスト属性に、 Benutzeranforderungen モジュール内のエレメントへのリンクが含まれています。

ユーザー要件モジュールでは、 Benutzeranforderungen モジュールの属性 Beschreibung (「説明」という意味) および Benutzertyp (「ユーザー・タイプ」という意味) を表示することもできます。 ユーザー要件モジュールのユーザーにわかるように、属性名は英語で表示する必要があります。 ドイツ語のモジュールの情報を英語で表示するには、パラメーターを指定してビジネス・ルール内に属性名を保持します。 そうすると、マトリックスの見出しに英語で属性名を入力することができます。

  1. ユーザー要件モジュール (ターゲット・モジュール) では、「関連ユーザー・ニーズ」という名前のマトリックス属性を追加します。マトリックスには、列が 2 つと行が 1 つ必要です。 第 1 列の見出しに「説明」と入力し、 第 2 列の見出しに「ユーザー・タイプ」と入力します。
  2. ビジネス・ルール・コンテナー属性になるテキスト属性を追加します。 テキスト属性のデフォルト値に次のテキストを入力します。
     =MatrixWriter("User Needs","Related User Needs","1","true","Beschreibung,Benutzertyp","listen_to=Beschreibung","listen_to=Benutzertyp",'User Needs')

    MatrixWriter ビジネス・ルールは、Benutzeranforderungen モジュール内の関連エレメントの値をマトリックスに追加します。Beschreibung 属性または Benutzertyp 属性が変更されると、マトリックスも更新されます。


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