SetChoice の例: 属性の比較

この例で、SetChoice ビジネス・ルールは、プロジェクトのコストが予算以内か超過しているかを分析するために使用されます。

プロジェクト・モジュールは、予算のコストと実際のコストの 2 つの整数属性、および予算という選択項目属性を含みます。予算属性は、予算内および予算超過の 2 つの項目を含んでいます。予算のコストと実際のコストの関係をモデル化するためには、SetChoice ビジネス・ルールと予算属性を更新する式を使用します。

  1. 予算内および予算超過の 2 つの項目がある選択項目属性を追加します。
  2. 以下の画像で示すとおりに「コスト評価」という名前の整数属性を追加します。その属性に、以下の式を入力します。
    ='Actual Cost' >= 'Budget Cost' ? 1 : 2
    コスト評価属性の設定

    この式は、実際のコストが予算のコスト以上である場合、値は 1 であることを示しています。他の場合には値は 2 になります。

  3. 以下の画像で示すとおりに、ビジネス・コンテナー属性として、SetChoice という名前のテキスト属性を追加します。その属性に、以下のビジネス・ルールを入力します。
    =SetChoice("328","18","false","18_2","19_1",'Cost Evaluation')

    このビジネス・ルールは、コスト評価の値が 1 であるときを除き、予算属性 (ID 328) が予算内項目 (ID 18) に設定されていることを示しています。値が 1 である場合、予算属性は予算超過項目 (ID 19) に設定する必要があります。

    SetChoice 属性の設定

  4. 実際のコストは予算のコストを超過しており、SetChoice ビジネス・ルールが予算属性を予算超過に更新します。予算属性に基づくビューまたはフィルターを作成すると、予算のコストを超過したすべてのプロジェクトを表示することができます。
    プロジェクトの予算属性は、予算超過であることを示しています。

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