時間グリッド属性は財務計画に役立ちます。
例えば、ビジネス・ケースのコストや収益の計算に使用できます。
時間グリッド属性を使用すると、以下のことが可能になります。
- 時間グリッド属性をいくつものシナリオにシナリオに適用して使用することで、それぞれのシートでさまざまなタイミングやその他の要因を検討する。
- 時間グリッド値をグラフィックスとして線や垂直棒で視覚化する。
- 1 つ以上のシートを同じ視覚化で表示し、グラフに含める行を選択する。
- すべてのシートに対応する 1 行またはすべての行を同時に編集する。
- 要約列を表示して、列の値の合計を調べる。
- 時間グリッドを迅速かつ容易に比較する。
- エディターを開くことなく、時間グリッドの概要 (グラフまたはテーブル) を属性リストに表示する:
時間グリッドの設定は属性リストで編集できます。
時間グリッド属性は、個々の時間軸を持つ 1 つ以上のシートで構成されます。
各シートには、時間軸を列見出しとするグリッドと、共通の行タイトル・セットが表示されます。
各シートは、特定のシナリオに合わせて、名前、時間間隔 (月、四半期、または年)、開始日、および終了日で構成されます。
時間グリッド属性は複数のシートで構成でき、それぞれのシートに個々の時間軸とセル値が表示されます。
セルは空にすることも、数値や式を入れることもできます。
時間グリッド・セルに対しては、数値、および式を使用できます。
日付属性を使用して最初の列と最後の列を参照できます。
時間グリッド属性は、最初は、要約行、見出し、およびロックされた行で構成することができます。
要約行は見出しで、次の見出しが表示されるまで、その見出しの下にすべての行のセル値の合計が表示されます。
要約行は常にロックされています。
ヒント: - 最終行として置かれている要約行に時間グリッド属性を構成することは避けてください。
要約行は、その行の下から次の見出し行までの行の値を合計するために使用されます。
要約行から上の行は考慮されません。
- 時間グリッドには、シートの開始日と終了日が時間間隔の中間にある場合でも、時間間隔全体が表示されます。
例えば、シートが四半期を表示するように構成されていて、終了日が 4 月 2 日の場合は、時間間隔全体 (この場合は四半期) がシートに表示されます。
- シートで複数のセルを選択し、それらをスプレッドシート・アプリケーションや現在の時間グリッド・シートの別の位置に貼り付けることができます。
時間グリッドの制限
時間グリッド属性には、次のような制限があります。
- 時間グリッドは、REST Web サービスでのみサポートされています。
- 時間グリッドは、フィルターの基準にすることができません。
- 時間グリッド属性タイプではベースラインを比較できません。
- 時間グリッド属性のインポートおよびエクスポートは、ワークスペースとモジュールに制限されます。
- ホーム・ページ上のビュー、表構造として表示されているビュー、または「優先度付け」ビューのペアワイズ比較ページから、時間グリッド・シートにアクセスできません。
- 時間グリッド・セル内の値を検索することはできません。