ワークスペースでは、リンクおよびリンク・リスト属性をモジュール間でエクスポートおよびインポートすることができます。
リンクを他のワークスペースにインポートすることはできません。
エレメントの検索
Microsoft Excel ファイルとの間でエクスポートまたはインポートを行うとき、以下の規則が適用されます。
- エレメントは、module name!prefix:element title として指定されます。
感嘆符 (!) よりも前にあるものはすべてモジュール名と見なされ、感嘆符 (!) とコロン (:) の間にあるものはすべて接頭部と見なされ、コロン (:) よりも後にあるものはすべてエレメント・タイトルを見なされます。
- エレメント・タイトルのみが必須です。
- モジュール名を指定すると、そのモジュールでのみ検索は完了します。
リンクまたはリスト属性がそのモジュールにリンクできない場合、リンクは作成されません。
- モジュール名を指定しないと、検索は、リンクまたはリンク・リスト属性がリンクできるすべてのモジュールで完了します。
- 接頭部を指定すると、検索はダイレクト・ヒットで完了します。
ダイレクト・ヒットとは、エレメントと同じ接頭部およびタイトルを持つ結果のことです。
ダイレクト・ヒットが検出されると、リンクが設定されます。
- 接頭部が指定されていないか、またはダイレクト・ヒットが見つからない場合、検索はセミヒットで完了します。
セミヒットとは、既存のエレメントと同じタイトルを持つ結果のことです。
セミヒットが検出されると、リンクが設定されます。
- ダイレクト・ヒットもセミヒットも見つからない場合、リンクは作成されません。
- モジュール名、接頭部、またはエレメント・タイトルに感嘆符 (!) またはコロン (:) が含まれている場合、いくつもの方法で
テキストをモジュール名、接頭部、およびエレメント・タイトルに分割できます。
ダイレクトまたはセミヒットを見つけるため、すべての組み合わせが検索されます。
- いくつかの方法でダイレクト・ヒットが作成される可能性があれば、ダイレクト・ヒットはランダムに選択されます。
例えば、いくつかのエレメントにおいて、接頭部およびタイトルが同じで、それらの値が Excel ファイル内の値に一致する場合、いくつものダイレクト・ヒットが作成される可能性があります。
ダイレクト・ヒットが存在しない場合、この規則はセミヒットにも適用されます。
- モジュールが指定されている (moduleName![prefix:]elementName) 場合、そのモジュールのみ検索されます。
そうではない場合は、属性がリンクできるモジュールすべてが検索されます。
- 接頭部が指定されている ([moduleName!]prefix:elementName) 場合、接頭部およびタイトルの一致が検索されます。
- 接頭部が指定されていない ([moduleName!]elementName) 場合、または接頭部およびタイトルに一致が見つからない場合、検索はタイトルでのみ完了します。
- 接頭部およびタイトル、またはタイトルのいずれかで一致が見つからない場合は、ヌルの検索結果が返されます。
- moduleName、prefix、または elementName に感嘆符 (!)
またはコロン (:) が含まれていれば、どのようなケースでも、すべての考えられる順列で検索は完了します。
この順列とは、指定された順序の並べ替えではありません。
注: リンク検索は、Excel ファイル内で順方向に実行されます。
Excel ファイル内で、行 7 のエレメントが行 18 のエレメントにリンクされていると、リンクが設定されます。
この規則は、バージョン 5.0 よりも古いリリースには適用されません。