Rational Focal PointWebSphere Application Server にインストール

IBM® WebSphere® Application Server を セットアップした後に、IBM Rational® Focal Point™ アプリケーション、 財務機能フィーチャー、およびヘルプ・システムをインストールして、OSLC CM との統合を可能にする必要があります。 その後で、アプリケーションを開始できます。

始める前に

WebSphere Application Server のセットアップ』で説明されているタスクを完了します。

アプリケーションのインストール

手順

  1. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  2. インストール」をクリックします。
  3. 「新規アプリケーションへのパス (Path to new Application)」の下で、「ローカル・ファイル・システム」をクリックします。
  4. 「絶対パス」の下で、ご使用のファイル・システムの fp.war を参照します。 (例: <Focal Point installation directory>¥Focal Point¥artifacts¥wars) 「次へ」をクリックします。
  5. 詳細 - すべてのインストール・オプションおよびパラメーターを表示 (Detailed - Show all installation options and parameters)」を 選択し、「次へ」をクリックします。
  6. インストール・オプションの選択」ページで 「JavaServer Pages ファイルのプリコンパイル (Precompile JavaServer Pages files)」を選択し、 「次へ」をクリックします。
  7. モジュールをサーバーにマップ (Map modules to server)」ページで 「fp.war」チェック・ボックスを選択します。 リストからクラスターおよびサーバーを選択し、「適用」をクリックします。
  8. JSP コンパイル用オプションの指定 (Provide options to compile JSPs)」ページで JDK ソース・レベルに 16 を指定します。
  9. 共有ライブラリーのマップ (Map shared libraries)」ページを開きます。 「fp.war」およびモジュール・チェック・ボックスを選択します。 「共有ライブラリーの参照 (Reference Shared Libraries)」をクリックし、fp.jar 項目を選択したリストに移動します。
  10. リソース参照をリソースにマップ (Map resource references to resources)」ページを開きます。 focalpoint/filestorage エントリーに対して focalpoint/filestorage をターゲット・リソース JNDI 名として 指定します。 jdbc/focalpoint エントリーに対してターゲット・リソース JNDI 名を jdbc/focalpoint として指定します。
  11. Web モジュールのコンテキスト・ルートのマップ (Map context roots for web modules)」ページを開きます。 「コンテキスト・ルート」フィールドに /fp を入力します。
  12. 要約」ページを開き、「完了」をクリックします。
  13. マスター構成に対する直接「保存」をクリックします。
  14. 「アプリケーション」 > 「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  15. fp_war」をクリックします。
  16. クラス・ローダー順序を変更します。
    1. モジュールの管理 (Manage Modules)」をクリックします。
    2. クラス・ローダー順序 (Class loader order)」リストで、「ローカル・クラス・ローダーでロードされたクラスを最初に (親リスト) (Classes loaded with local class loader first (parent last)」を選択します。 「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。
    3. fp_war」を選択し、 「クラス・ロードおよび更新検出 (Class loading and update detection)」をクリックします。
    4. Web モジュールおよび EJB モジュールのクラス再ロード設定をオーバーライド (Override class reloading settings for Web and EJB modules)」を選択し、「更新ファイルのポーリング間隔 (Polling interval for updated files)」フィールドに値を指定します。 例えば、3 秒などを指定してください。
    5. クラス・ローダー順序について、「最初にローカル・クラス・ローダーで (親は最後で) ロードされるクラス (Classes loaded with local class loader first (parent last))」を選択します。
    6. アプリケーション用の単一クラス・ローダー (Single class loader for application)」を選択し、「OK」をクリックします。

財務フィーチャーのインストール

手順

  1. Financier.war ファイルをインストールします。
    1. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    2. インストール」をクリックします。
    3. 「新規アプリケーションへのパス (Path to new Application)」の下で、「ローカル・ファイル・システム」をクリックします。
    4. 「絶対パス」の下で、Financier.war の ロケーション (例: <Focal Point installation directory>¥Focal Point¥artifacts¥wars) を参照します。 「次へ」をクリックします。
    5. 詳細 - すべてのインストール・オプションおよびパラメーターを表示 (Detailed - Show all installation options and parameters)」を 選択し、「次へ」をクリックします。
    6. モジュールをサーバーにマップ (Map modules to server)」ページで 「Financier.war」チェック・ボックスを選択します。 リストからクラスターおよびサーバーを選択し、「適用」をクリックします。
    7. Web モジュールのコンテキスト・ルートのマップ (Map context roots for Web modules)」ページの 「コンテキスト・ルート」フィールドに /Financier と入力します。
    8. 要約」ページで「完了」をクリックします。
    9. マスター構成に対する直接「保存」をクリックします。
  2. FinancierREST.war ファイルをデプロイします。
    1. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    2. インストール」をクリックします。
    3. 「新規アプリケーションへのパス (Path to new Application)」の下で、「ローカル・ファイル・システム」をクリックします。
    4. 「絶対パス」の下で、FinancierREST.war の ロケーション (例: <Focal Point installation directory>¥Focal Point¥artifacts¥wars) を参照します。 「次へ」をクリックします。
    5. 詳細 - すべてのインストール・オプションおよびパラメーターを表示 (Detailed - Show all installation options and parameters)」を 選択し、「次へ」をクリックします。
    6. モジュールをサーバーにマップ (Map modules to server)」ページで 「FinancierREST.war」チェック・ボックスを選択します。 リストからクラスターおよびサーバーを選択し、「適用」をクリックします。
    7. リソース参照をリソースにマップ (Map resource references to resources)」ページで jdbc/focalpoint エントリーに対して ターゲット・リソース JNDI 名を jdbc/focalpoint として指定します。
    8. Web モジュールのコンテキスト・ルートのマップ (Map context roots for Web modules)」ページの 「コンテキスト・ルート」フィールドに /FinancierREST と入力します。
    9. 要約」ページで「完了」をクリックします。
    10. マスター構成に対する直接「保存」をクリックします。

OSLC CM 統合フィーチャーのインストール

手順

Open Services for Lifecycle Management Collaboration - Configuration Management (OSLC-CM) システムとの統合を 可能にするには、net.jazz.web.war ファイルをデプロイします。

  1. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  2. インストール」をクリックします。
  3. 「新規アプリケーションへのパス (Path to new Application)」の下で、「ローカル・ファイル・システム」をクリックします。
  4. 「絶対パス」の下で、jazzui.war のロケーション (例: <Focal Point installation directory>¥Focal Point¥artifacts¥wars) を参照します。 「次へ」をクリックします。
  5. 詳細 - すべてのインストール・オプションおよびパラメーターを表示 (Detailed - Show all installation options and parameters)」を 選択し、「次へ」をクリックします。
  6. モジュールをサーバーにマップ (Map modules to server)」ページで「jazzui.war」チェック・ボックスを選択します。 リストからクラスターおよびサーバーを選択し、「適用」をクリックします。
  7. Web モジュールのコンテキスト・ルートのマップ (Map context roots for Web modules)」ページの「コンテキスト・ルート」フィールドに /jazzui と入力します。
  8. 要約」ページで「完了」をクリックします。
  9. マスター構成に対する直接「保存」をクリックします。

ヘルプ・システムのインストール

手順

Rational Focal Point ヘルプ・システムを 使用可能にするには、fphelp.war ファイルをデプロイします。

  1. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  2. インストール」をクリックします。
  3. 「新規アプリケーションへのパス (Path to new Application)」の下で、「ローカル・ファイル・システム」をクリックします。
  4. 「絶対パス」の下で、fphelp.war の ロケーション (例: <Focal Point installation directory>¥Focal Point¥artifacts¥wars) を参照します。 「次へ」をクリックします。
  5. 詳細 - すべてのインストール・オプションおよびパラメーターを表示 (Detailed - Show all installation options and parameters)」を 選択し、「次へ」をクリックします。
  6. モジュールをサーバーにマップ (Map modules to server)」ページで 「fphelp.war」チェック・ボックスを選択します。 リストからクラスターおよびサーバーを選択し、「適用」をクリックします。
  7. Web モジュールのコンテキスト・ルートのマップ (Map context roots for Web modules)」ページの「コンテキスト・ルート」フィールドに /fphelp と入力します。
  8. 要約」ページで「完了」をクリックします。
  9. マスター構成に対する直接「保存」をクリックします。
    注: 基本のヘルプのみがアプリケーション・サーバーにインストールされます。 Rational Focal Point のヘルプは、 この製品に含まれていません。 このヘルプを IBM® Local Help System Updater の Web サイトからダウンロードして、ユーザーがヘルプ内容にアクセスできるようにする 必要があります。 詳しくは、『Rational Focal Point ヘルプのダウンロード』を参照してください。

アプリケーションの開始

手順

  1. 「アプリケーション」 > 「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  2. fp_war」、「Financier_war」、「FinancierRest_war」、「jazzui_war」、および「fphelp_war」の各チェック・ボックスを選択します。 「開始」をクリックします。 緑色の矢印は、アプリケーションが開始されたことを示します。

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