動的テスト・オブジェクトの挿入

「動的テスト・オブジェクトの挿入」を使用して、動的テスト・オブジェクトを挿入することもできます。オブジェクト・マップのテスト・オブジェクトの階層は、再生中の特定のコントロールの検索順序を表しています。一連のアプリケーションの変更の過程で、オブジェクトの階層は新規オブジェクトがテスト・アプリケーションに導入されるかどうかを変更する場合があります。これによって、再生が失敗します。動的テスト・オブジェクトを使用して、テスト・オブジェクトを子孫としてその親へアンカーすることができます。
動的テスト・オブジェクトを挿入するには、以下のようにします。
  1. 「テスト・オブジェクト・マップ」メニューで、「アプリケーション」 > 「実行」をクリックして、「アプリケーションの選択」ダイアログ・ボックスを開きます。
  2. 「アプリケーション名」フィールドで、テストするコントロールを含むアプリケーションを選択して、「OK」をクリックします。
  3. 「テスト・オブジェクト・マップ」ツールバーで、「テスト・オブジェクト」 > 「動的テスト・オブジェクトの挿入」テスト・オブジェクト: 動的テスト・オブジェクトの挿入 をクリックします。 Functional Tester は「オブジェクト・マップ」ダイアログ・ボックスを開きます。
  4. 「オブジェクトの選択」ページで、「オブジェクト・ファインダー」 アイコン オブジェクト・ファインダー をクリックしたまま、アプリケーションへドラッグし、テスト・オブジェクト・マップに追加するオブジェクトにドロップします。オブジェクトの選択に関するその他の方法については、オブジェクトの選択を参照してください。
  5. 「次へ」をクリックします。
  6. 「動的テスト・オブジェクトの追加」ダイアログ・ボックスで、「選択した親へのアンカー」を選択します。 「選択した親へのアンカー」を選択することにより、新規オブジェクトをその親の子孫にしています。親へアンカーして、オブジェクトを動的に検索することができるようになりました。オブジェクトのプロパティーをダブルクリックすることにより、認識プロパティーを編集することができます。
  7. 挿入するオブジェクトを選択し、「完了」をクリックします。
    注: 既存のマップされたオブジェクトを動的オブジェクトに変換するには、テスト・オブジェクト・マップの中で右クリックし、「動的テスト・オブジェクトへの変換」動的テスト・オブジェクトへの変換 をクリックします。管理プロパティーは追加の descriptionobject プロパティーを表示します。動的テスト・オブジェクトをマップされたテスト・オブジェクトに変換するには、descriptionobject プロパティーを False に設定します。ただし、テスト・オブジェクトがその親のマップ可能な子であることを確認する必要があります。
関連概念
テスト・オブジェクト・マップ
オブジェクト・マップ内の新規テスト・オブジェクト
テスト・オブジェクト・マップでのオブジェクトの検索
正規表現
オブジェクト・ライブラリー
関連タスク
アプリケーションをテストするためのテスト・オブジェクト・マップの作成と使用
テスト・オブジェクト・マップの新規作成
複数のテスト・オブジェクト・マップのマージ
テスト・オブジェクト・マップへのオブジェクトの追加
ClearCase でのテスト・オブジェクト・マップの使用
オブジェクト・マップとスクリプトへのテスト・オブジェクトの追加
オブジェクトのプロパティーの編集
関連スクリプトの表示
関連スクリプト内の名前の更新
関連スクリプト内のオブジェクト名をデフォルト名にリセットする
スクリプトへのテスト・オブジェクトの追加
テスト・オブジェクト記述の追加
テスト・オブジェクト記述の編集
オブジェクト・マップからのテスト・オブジェクトの削除
2 つのテスト・オブジェクトの統合
テスト・オブジェクト・マップの保守
テスト・スクリプトの名前変更
認識プロパティーの更新
テスト・オブジェクト・マップの削除
アプリケーション内でのテスト・オブジェクトの位置検索
関連資料
動的テスト・オブジェクトの追加

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