TestObject の役割

TestObject は TestScripts 用のプロキシーに対するラッパー・クラスです。コントロールは、TestObject を介して Java™ または C# オブジェクトとして TestScript に公開されます。TestObject は Java と C# の両方で実装されます。これは、Functional Tester がテスト・スクリプト言語として Java と Visual Basic .Net の両方の使用をサポートしているためです。 Visual Basic .Net スクリプトを使用する場合、C# で実装された TestObjects が使用されます。 Java スクリプトの場合、Java を使用して実装された TestObject が使用されます。

TestObject は、以下の例に示されているように、InvokeProxy メソッドを使用してそれぞれのプロキシーにメソッド呼び出しを転送します。 メソッドは、実際にはプロキシー内に実装されます。

public virtual void PerformClick()	{
InvokeProxy("performClick");
}

public void Click(Rational.Test.Ft.Script.Index subitem) {
InvokeProxyWithGuiDelay("click", "(L.script.Index;)", new System.Object[]{subitem});
}

この例では、TestObject の "PerformClick()" メソッドはプロキシーの performClick() メソッドを呼び出します。 プロキシーは、performClick() の実際の再生操作を実行します。

関連タスク
新規 TestObject の追加
TestObject へのプロキシーのマップ

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