Rational Functional Tester では、Flex SDK 2.0.1 または 3.0 を使用して構築された Flex アプリケーションのテストがサポートされています。
テスト・プロセスは、Flex 開発者およびテスターが実行するタスクに基づいています。 Flex アプリケーションの機能テストを自動化するプロセスは、開発者がテスト対象のアプリケーションを作成する方法によって異なります。
Flex アプリケーションをテストする場合、以下のソフトウェアがインストール済みであることを確認してください。
以下の図は、Flex アプリケーションのテストの標準的なフローを示しています。
Flex アプリケーションのテスト中に実行するタスクは、アプリケーションや、ユーザーが開発者またはテスターのどちらであるかに応じて異なります。
Rational Functional Tester で使用可能なアプリケーションをテストしたり、Rational Functional Tester で使用不可のアプリケーションをテストしたりできます。
Functional Tester を使用可能な Flex アプリケーションのテスト
開発者は、Flex アプリケーションを Rational Functional Tester エージェント (Flex 2.0 の場合は rft.swc、Flex 3.0 の場合は rftFlex3.0.swc と rftProp_Flex3.0.swc) および Flex Automation フレームワーク・ライブラリーとコンパイルすることによって、テスト用に Flex アプリケーションを使用可能にすることができます。コンパイル後に、開発者は、使用可能な Flex アプリケーションが組み込まれた HTML ラッパーを作成し、テスト用にアプリケーションを Web サーバーまたはローカル・テスト・コンピューターに提供する必要があります。
Functional Tester を使用可能な Flex アプリケーションのテストの利点と制限
使用可能な Flex アプリケーションのテストにおける 1 つの制限は、テスト用に Flex アプリケーションを使用可能にできるのは開発者のみであるという点です。
使用不可の Flex アプリケーションのテスト
開発者は、Flex アプリケーション用のランタイム・ローダー・コンポーネントを使用可能にして、テスト用にアプリケーションを Web サーバーにデプロイすることができます。
使用不可の Flex アプリケーションのテストの利点と制限
機能テストに使用できない Flex アプリケーションをテストする際に、テスターにとっては簡便性という 1 つの主要な利点があります。 多くの技術的な複雑さをテスターが感じることはありません。