Java テスト・スクリプトの記録

簡易型スクリプトを使用して作業する際は、Java™ スクリプトが生成されます。 簡易型スクリプト・エディターで「Java Snippet の挿入」および「Java モジュールの挿入」機能を使用して、Java スクリプト作成に切り替えることができます。
始める前に

上級ユーザーは、Java スクリプト作成だけを使用して作業することができます。 テスト・アプリケーションに対するアクションを記録するには、 IBM® IBM Rational Functional Tester の記録機能を使用します。 テスト・アプリケーションに対するアクションは、記録の停止時に Java テスト・スクリプトの形式で生成されます。

前提条件:
  • IBM Rational Functional Tester の設定ページで簡易型スクリプト作成機能が使用不可になっている。
  • 機能テストのために、テスト・アプリケーションと必須環境が構成されている。
  • Functional Test プロジェクトが作成されている。
このタスクについて
Java テスト・スクリプトを記録するには、次のようにします。

注: すべての Functional Test スクリプトは、デフォルトのヘルパー・スーパークラスを使用します。 RationalTestScript に追加のメソッドを加えたりメソッドをオーバーライドしたりする場合は、独自のヘルパー・スーパークラスを作成できます。詳しくは、デフォルト・スクリプト・ヘルパー・スーパークラスの変更を参照してください。

スクリプトを記録するには、次のようにします。

  1. 「Functional Test スクリプトの記録」(「Functional Test スクリプトの記録」ボタン) をクリックします。
  2. 「Functional Test スクリプトの記録」ダイアログ・ボックスで、 スクリプトを一部として含めるプロジェクトを選択し、スクリプトの名前を入力します。
    注: スクリプト名に、スペース、または次の文字を含めることはできません。$ ¥ / : & * ? " < > | # % -
  3. オプション: スクリプトをソース管理下に置く場合は、「ソース管理へのスクリプトの追加」を選択します。 このスクリプトは ClearCase® に追加されますが、変更を加えられるように、チェックアウトされたままになります。
  4. 「次へ」をクリックします。
  5. オプション: デフォルト設定を使用しない場合は、「スクリプト資産の選択」ページでテスト・オブジェクト・マップとテスト・データプールを変更します。
  6. 「完了」をクリックして、記録を開始します。 記録モニターが開いて、記録が開始します。
  7. 記録モニター・ツールバーで、「アプリケーションの開始」をクリックし、テスト・アプリケーションを開始します。
  8. アプリケーションでテスト・アクションを実行します。
  9. オプション: スクリプトの記録中は、記録モニター・ツールバーで使用可能なツールを使用して、検査ポイントを記録したり、テスト・スクリプトをデータ駆動したりできます。
  10. オプション: 別のスクリプトを呼び出すステートメント、ログ情報の指定、タイマーまたはコメントを記録中に挿入するには、 記録モニター・ツールバーで使用可能な「スクリプト・サポート・コマンドの挿入」機能を使用します。
  11. アプリケーションを閉じることをスクリプトの一部として含める場合は、アプリケーションを閉じます。
  12. 記録が完了したら、「記録の停止」 (「記録の停止」ボタン) をクリックします。 Java テスト・スクリプトが生成され、 Java エディターに表示されます。

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