データプールの操作

データプールは、テスト用のデータ・セットであり、テスト・スクリプトの再生中にテスト・スクリプト内の変数にデータ値を渡すための関連データ・レコードのコレクションです。

データプールを使用すれば、現実的なデータを用意して、現実的な量のデータによるアプリケーションの負荷テストを実行できます。

Rational Functional Tester を使用して、データ駆動するテスト対象のアプリケーションのコントロールまたはオブジェクトを選択することにより、データ駆動型テストを作成できます。Rational Functional Tester は、データの編集および追加が可能なデータプールを作成します。さまざまな入力データと応答データを使って、単一のテスト・スクリプトを何度でも使用できます。

データプール・フィーチャーは、次のいくつかの方法で使用できます。

簡易型テスト・スクリプトを操作する際には、記録中にデータ駆動型テスト・スクリプトを作成することも、アプリケーション・ビジュアルを使用して簡易型テスト・スクリプトにデータ駆動型コマンドを挿入することもできます。また、スクリプトに複数のデータプールを作成して、各データプールを簡易型スクリプトのグループに関連付けることもできます。

専用および共用データプール

作成されるすべてのテスト・スクリプトには、専用テスト・データプールが関連付けられています。 初期の専用テスト・データプールはプレースホルダーで、テスト・スクリプトをデータ駆動するか、または新しいデータを追加するまで空です。

新しいデータプールを作成することによって共用データプールを作成したり、データプールをいくつかのテスト・スクリプトと関連付けてデータプールを共用したりできます。


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