Siebel サポート

Rational® Functional Tester (RFT) には、Siebel アプリケーションに対する拡張された機能テスト・サポートが含まれています。
RFT は以下のバージョンの Siebel をサポートします。

RFT 用 Siebel アドオンにより、Siebel オブジェクト・モデルおよびイベントを使用して GUI レベルの対話を取り込み、再生することができます。 Siebel カスタム・コンポーネントに対してプロパティーおよびデータ検査ポイントを実行できます。

高レベル双方向性 Siebel アプリケーションのテスト

前提条件:

UI 名を使用した記録

UI 名を使用して Siebel HI コントロールを記録するには、RFT 用のレジストリー・キーを設定する必要があります。 デフォルトでは、RFT はリポジトリー名を使用して記録します。 レジストリーの HKEY_CURRENT_USER/SOFTWARE/Rational Software/Rational Test/8 の下で、UINameInScript という名前の新規 dWord を作成し、値を 1 に設定してください。

Siebel Test Automation フレームワーク (STA) の開始

Siebel アプリケーションの起動時に、SWECmd=AutoOn を URL http://hostname/callcenter/start.swe? に追加します。 例えば、http://hostname/callcenter/start.swe?SWECmd=AutoOn と指定します。 これにより、Siebel Test Automation フレームワークが自動的に開始します。

CAS タイムアウトの構成

Client Automation Server (CAS) は、システム停止の原因になり得る呼び出しに対してタイムアウトを構成する手段を提供します。 デフォルトではこのタイムアウトは 1 秒に設定されていますが、ivory.properties ファイルで rational.test.ft.siebel.cas_submit_timeout をご希望の値に設定することにより、これを構成できます。

既存の Functional Test プロジェクトに対して Siebel サポートを使用可能にする

以前のバージョンの RFT を使って作成されたプロジェクトに対して Siebel サポートを使用するには、新しい 2 つのテンプレート (1 つはスクリプト・ヘッダー用、もう 1 つはスクリプト・ヘルパー・ヘッダー用) をプロジェクトに追加する必要があります。 さらに、プロジェクトのビルド情報または参照情報を更新する必要もあります。

フィードバック