データプールの作成

データプールは、テスト用のデータ・セットであり、テスト・スクリプトの再生中にテスト・スクリプト内の変数に現実的なデータ値を渡すための関連データ・レコードのコレクションです。最初からデータを作成したり、別の Functional Tester のデータプール、IBM® Rational® TestManager データプール、または .csv ファイルから、新規データプールに既存のデータをインポートしたりできます。
データプールを使用して作業する際、以下の規則に従う必要があります。

データプールを作成する方法は次のとおりです。

  1. 「テスト・データプールの作成」 (「テスト・データプールの作成」ボタン) をクリックします。
  2. 以下のステップを実行します。
    1. 目的のフォルダーへのパスを入力するか、ナビゲーション・ツール (「ホーム」 「ホーム」ボタン「戻る」 「戻る」ボタン、および「次へジャンプ」 「次へジャンプ」ボタン) を使用してパスを選択します。
    2. 新規データプールの名前を入力します。
    3. ClearCase® ディレクトリーに Functional Tester プロジェクトを作成する場合、オプションで 「ClearCase へのデータプールの追加」を選択します。
    4. 以下のいずれかのステップを実行します。
      • 空のデータプールを作成するには、「インポート元」リストにファイル名がある場合、そのファイル名を選択して削除してから、「完了」をクリックします。
      • データプールにデータをインポートするには、「次へ」をクリックしてから次のステップに進みます。
  3. Functional Tester または IBM Rational TestManager データプール、または .csv ファイルからデータをインポートするには、以下のいずれかのステップを実行します。
    • .csv ファイルをインポートするには、以下のようにします。
      1. 既存の .csv ファイルのパスおよびファイル名を入力し、「インポート元」矢印をクリックして最近インポートされた 10 個のファイルのリストから選択するか、または「参照」 をクリックしてパスおよびファイル名を選択します。
      2. インポートするファイルで使用する、1 から 3 個のフィールド分離文字を入力します。

        Functional Tester では、データのインポート元である .csv ファイルで使用されているフィールド分離文字と同じものを使用する必要があります。 指定するフィールド分離文字が分からない場合、テキスト・エディターを使用して .csv ファイルを開き、使用されているフィールド分離文字を確認してください。

      3. 「最初のレコードは変数情報」を選択し、インポートされるデータの 1 行目を新規データプールのヘッダーにします。

        「最初のレコードは変数情報」をクリアすると、.csv ファイルの最初のレコードはデータとしてインポートされ、ヘッダーには data0、data1 などのデフォルトのヘッダーが使用されます。「最初のレコードは変数情報」は、インポートするために選択されるファイルが .csv ファイルでない場合、または TestManager ファイルでない場合は使用できません。

    • Functional Tester のデータプールをインポートするには、以下のいずれかのステップを実行します。
      • 「インポート元」矢印をクリックして最近インポートされた 10 個のファイルのリストを表示し、リストから Functional Tester のデータプールを選択します。
      • 既存の Functional Tester のデータプールのパスおよびファイル名を入力します。
      • 「参照」をクリックして、既存の Functional Tester データプールのパスとファイル名を選択します。
    • TestManager (TM) データプールをインポートするには、「TM の参照」をクリックして、インポートする TestManager データプールのパスおよびファイル名を選択します。 Functional Tester は、関連付けられた TestManager の .spc ファイルから、自動的にヘッダー情報を抽出します。
  4. 「完了」をクリックします。
    新しいデータプールが表示されます。

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