記録中、選択されたオブジェクトに対して単一のプロパティー値を取得することができます。これにより、getProperty がスクリプトに入れられ、再生中に値が戻ります。
前提条件: テスト・アプリケーションが開始されている
この情報は、プロパティーに基づく決定を下す必要がある場合に役立ちます。例えば、ボタンが使用可能かどうかを照会する場合があります。
プロパティーを取得する方法は次のとおりです。
- 「Functional Test」ツールバーの「Functional Test スクリプトの記録」ボタンをクリックします。
- 記録モニターで、「アプリケーションの開始」ボタンをクリックし、テスト・アプリケーションを開始します。
- プロパティーの取得対象であるアプリケーション内のオブジェクトを見つけます。
- 記録モニターで、「検査ポイント・コマンドまたはアクション・コマンドの挿入」 ボタンをクリックします。
- 検査ポイントおよびアクション・ウィザードの「オブジェクトの選択」ページで、オブジェクト・ファインダーを使用して、アプリケーションのオブジェクトを選択します。
オブジェクトを選択したら、「次へ」をクリックします。
- 「アクションの選択」ページで、「特定のプロパティーの値の取得」オプションをクリックしてから「次へ」をクリックします。
- オブジェクトを選択すると、プロパティー・リストが自動的に作成され、「getProperty コマンドの挿入」ページの「プロパティー名」および 「値」フィールドに表示されます。取得するプロパティーを選択します。
「次へ」をクリックします。
- 「変数名」ページの、「オブジェクト」、「プロパティー」、
および「データ型」フィールドにリストされる情報を確認します。
- 「変数名」フィールドで、このボックスにリストされる推奨されるデフォルトを受け入れるか、または新しい名前を入力します。デフォルト名は、オブジェクトの名前、およびテストしているプロパティーに基づいています。
- 「スクリプト内で変数を宣言する」オプションがデフォルトで選択されます。初めて使用する変数名には、変数の宣言が必要です。
同じスクリプト内で同じ変数名を再度使用する場合は、最初のインスタンスの後にこのオプションの選択を解除します。
- 「完了」をクリックします。
getProperty を含むステートメントが、スクリプト内の挿入ポイントに書き込まれます。
例
「Place Order」というボタンの
label プロパティーを取得する場合には、スクリプトに次のように書くことができます。
String PlaceOrder_label = (String)placeOrder().getProperty("label");