「環境を使用可能にします」ダイアログ・ボックスの「Eclipse プラットフォーム」タブ

このダイアログは、Functional Tester で「構成」>「テスト用の環境を使用可能にします」をクリックすると開きます。 「Eclipse プラットフォーム」タブは、Eclipse または WebSphere® WorkBench ベースのプラットフォームを使用可能にする場合に使用します。Functional Tester は、Eclipse 2.0 および 3.0 をベースにしたアプリケーションのテストをサポートします。

Functional Tester を使用して Eclipse または WebSphere WorkBench ベースのプラットフォーム、またはこれらのプラットフォームのいずれかでホストされるアプリケーションをテストする前に、Eclipse イネーブラーを実行する必要があります。このイネーブラーは、ハード・ディスクをスキャンして、Eclipse または WebSphere WorkBench のインストールされたバージョンを探します。

Eclipse シェルおよび Eclipse RCP アプリケーションの使用可能化とテスト

Functional Tester を使用して Eclipse シェル拡張をテストできます。 「Eclipse プラットフォーム」タブを使用して Eclipse を使用可能にする必要があります。Eclipse シェルが使用可能でない場合は、Eclipse に対して記録しようとしても記録モニターがブランクになるので、使用不可であることがわかります。この理由から、記録中は記録モニターを見える状態のままにしておくことをお勧めします。 この症状が現れた場合は、イネーブラーを実行する必要があります。 Functional Tester を使用して、その Functional Tester 自体を実行している Eclipse (Functional Tester パースペクティブがロードされている Eclipse) をテストできないことに注意してください。 Functional Tester パースペクティブをロードしてから閉じた場合、テストできるようにするには、まず Eclipse 自体を閉じてから再始動する必要があります。

別々のワークスペースを使用している限り、Functional Tester と同じインストール場所から実行している Eclipse シェルのインスタンスをテストできます。 eclipse.exe コマンド行に -data パラメーターを使用して、ワークスペースを指定できます。 詳細については、Eclipse の資料を参照してください。

「Eclipse プラットフォーム」タブ

このタブには、以下のフィールドがあります。

「Eclipse プラットフォーム」リスト

イネーブラーがハード・ディスクで探す Eclipse プラットフォームのリストを表示します。このリストの内容は、「検索」ボタンをクリックすると取り込まれます。名前の後に、イネーブラーはプラットフォームが現在使用可能になっているかどうかを括弧内に示します。

「すべて選択」ボタン

「Eclipse プラットフォーム」リストでリストされるすべてのプラットフォームを選択する場合に使用します。これは、すべてのプラットフォームを使用可能または使用不可にする場合に便利です。すべてをクリアする場合、いずれかの個々のプラットフォームをクリックします。

「検索」ボタン

Functional Tester によりハード・ディスクで Eclipse プラットフォームを検索する場合にこのボタンをクリックします。これにより、「Eclipse プラットフォームの検索」ダイアログ・ボックスが開きます。このダイアログで検索オプションの 1 つを選択し、「検索」ボタンをクリックします。

「追加」ボタン

個別にプラットフォームを位置指定する場合にクリックします。プラットフォームを位置指定するための「Eclipse プラットフォームの追加」ダイアログ・ボックスが開きます。1 つのプラットフォームを選択する場合、そのインストール・ディレクトリーを指します。選択されたプラットフォームが「Eclipse プラットフォーム」リストに追加されます。主に「追加」は、検索を行わずに、1 つの特定のプラットフォームをブラウズするだけの場合に使用します。また、「Eclipse プラットフォームの検索」ダイアログ・ボックスの「次の場所を検索」オプションを使用して、個々のプラットフォームを見付けることもできます。

「除去」ボタン

リストからプラットフォームを除去するには、そのプラットフォームを選択して「除去」をクリックします。

「使用可能にする」ボタン

このボタンは、Functional Tester によるテストのため、選択されたプラットフォーム (複数も可) を使用可能にするために使用します。リスト中で使用可能にするプラットフォームを選択し、「使用可能にする」をクリックします。使用可能にするための変更は、この時点で実行されます。使用可能にされたことは、リスト中の各プラットフォームの名前の後に、括弧内で示されます。

「使用不可にする」ボタン

このボタンは、Functional Tester によるテストのため、選択されたプラットフォーム (複数も可) を使用不可にするために使用します。リスト中で使用不可にするプラットフォームを選択し、「使用不可にする」をクリックします。 これにより、「使用可能にする」によって加えたすべての変更が元に戻り、名前の後の使用可能の標識が消えます。

プラットフォーム に関する詳細情報

以下のフィールドが含まれます。

「名前」-- Eclipse ディレクトリーを含むディレクトリーの名前です。 この名前は編集できます。

「パス」-- プラットフォーム・インストールの絶対パスです。

注: Java™ テストのために JRE を使用可能にするには、イネーブラーの「Java 環境」タブをクリックしてから「ヘルプ」ボタンをクリックするか、または Java 環境の使用可能化を参照してください。 HTML テスト用にブラウザーを使用可能にするには、イネーブラーの「Web ブラウザー」タブをクリックしてから「ヘルプ」ボタンをクリックするか、またはWeb ブラウザーの使用可能化を参照してください。

GEF サポート

「GEF サポート」チェック・ボックスを選択して Functional Tester を使用すると、標準および非標準 GEF エディターを使用してインプリメントされた GEF オブジェクトの機能をテストできます。

「OK」ボタン

完了したら「OK」をクリックし、このタブに対する追加または編集を保管しなければなりません。

「適用」ボタン

ダイアログを終了する前にこのダイアログ・ボックスで行った編集を適用する場合には、「適用」をクリックします。「キャンセル」をクリックすると、「適用」をクリックする前の変更が保管され、クリック後の変更がキャンセルされます。


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