Java™ アプレットは、ブラウザー (Firefox、Netscape、Internet Explorer、または Mozilla) 内でテストできます。Java アプレットは HTML 内にネストされたままではマップされず、トップレベル・オブジェクトとして記録されます。テスト・オブジェクト・マップでは、アプレットはトップレベルに表示されます。
アプレットのオブジェクトが「Java テスト・ドメイン」によって検出されない場合、HTML アプレット・テスト・オブジェクト (HTML AppletProxy) がフォールバック・テスト・オブジェクトとして使用され、調整ベースの記録のみが可能です。
ブラウザー内でアプレットをテストするための要件
- Firefox 1.5、2.0
- アプレットの実行とテストのために、Sun Java Plug-in が必要です。
- Firefox で Java アプレットを使用するには、Java 2 Standard Edition Runtime バージョン 1.4 以上が必要であり、関連する Java Plug-in もインストールされている必要があります。
- Netscape 7.01、7.1、および 7.2
- アプレットの実行とテストのために、Sun Java Plug-in が必要です。
- Netscape で Java アプレットを使用するには、Java 2 Standard Edition Runtime バージョン 1.4 以降が必要であり、関連する Java Plug-in もインストールされている必要があります。
- Mozilla 1.5、1.6、および 1.7
- アプレットの実行とテストのために、Sun Java Plug-in が必要です。
- Mozilla で Java アプレットを使用するには、Java 2 Standard Edition Runtime バージョン 1.4 以上が必要であり、関連する Java Plug-in もインストールされている必要があります。
- Internet Explorer
- Sun Java Plug-in はアプレットの実行には必要ありませんが、Functional Tester を使ってアプレットをテストするために必要です。Java Plug-in がインストールされていない場合、アプレットの実行には Microsoft® JVM が使用されますが、Functional Tester では設計上 Microsoft JVM は使用可能になりません。
- 1.4 より前の Java Plugin を Internet Explorer で使用する場合は、以下の操作を行って、アプレット・サポートをオフにする必要があります。
- Windows® の「スタート」メニューから、regedit を実行します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Rational Software¥Rational Test¥8 を開きます。
- 右ペインで右クリックして、をクリックします。
- 新しいストリングの名前を Applet Support に設定します。
- 新規に作成されたストリングをダブルクリックします。
- 「文字列の編集」ダイアログ・ボックスの「値のデータ」フィールドに、0 を入力します。
- コンピューターを再起動します。
- Functional Tester
- Internet Explorer の場合、Java Plug-in バージョン 1.4 以上を使用します。1.2.2 および 1.3.1_01 などの以前のバージョンの Java Plug-in では、Functional Tester は動作しません。
- Java Plug-in が使用している JVM (JRE) を使用可能にする必要があります。JavaSoft JRE または JVM がインストールされている場合、Java Plug-in もインストールされます。その場合、Functional Tester を使用して、Java Plug-in が使用する JVM を使用可能にする必要があります。詳しくは、Java 環境の使用可能化を参照してください。
- Functional Tester は、最近インストールされた Java Plug-in/JRE を使用します。サポートされない Java Plug-in (例えば、Internet Explorer に対してバージョン 1.2.2) がインストールされている場合、Functional Tester はブラウザーとの連携を停止します。
- Java Plug-in は、特に指定がない限り、デフォルトの JRE (プラグインと同じバージョンの JRE) を使用します。デフォルトの JRE は Java Plug-in コントロールパネル・アプリケーションで変更できます。
- Functional Tester は最近インストールされた Java Plug-in の場所を探索し、そのデフォルト JVM を使用可能にすることを試みます。
- HTML 内の Java アプレット
- アプレットは、HTML で APPLET タグ、OBJECT タグ、または EMBED タグを使用して指定できます。
- リンク先 (http://java.sun.com/j2se/1.4/docs/guide/plugin/developer_guide/using_tags.html)
の「Using OBJECT, EMBED, and APPLET Tags in Java Plug-in」(英文) では、これらのタグの使い方が説明されています。
- Netscape と Sun の資料によると、EMBED タグは Navigator 3 または 4 への後方互換性のためにサポートされており、OBJECT タグと EMBED タグは Netscape 7.01 では Java Plug-in と連動しません。そのため、Netscape 7.01 には APPLET タグを使用しなければなりません。
- Internet Explorer の場合、バージョン 1.3 の Java Plug-in まで、OBJECT タグでアプレットに Sun JVM を使用することを指定する必要がありました。バージョン 1.4 以降は、Java Plug-in のインストール時に、Internet Explorer 用のデフォルトとして Java Plug-in/JRE の使用を選択することができ (APPLET タグ)、それによって APPLET と OBJECT の両方のタグが使用可能になります。
- Sun Microsystems 提供の Java Plug-in HTML コンバーターを利用して、APPLET タグを HTML ドキュメント内で OBJECT タグと EMBED タグのセットに変換することができます。
- 再生中に Java アプレットが見えることを確認してください。ブラウザーが小さくサイズ変更されていると、Functional Tester は再生中にアプレット・オブジェクトが見えるようにスクロールすることはありません。