アップグレードおよび共存についての考慮事項

前のバージョンの製品がある場合、または同じワークステーションに複数の Rational® Software Delivery Platform 製品をインストールする計画がある場合は、このセクションの情報を確認してください。

IBM Rational Functional Tester バージョン 6.1.x または 7.0.x からのアップグレード

Rational Functional Tester バージョン 6.1.x または 7.0.x がインストールされているコンピューターには、IBM® Rational Functional Tester バージョン 8.x をインストールできません。IBM Rational Functional Tester バージョン 8.x のインストールを試行する前に、以前のバージョンの Functional Tester をすべてアンインストールする必要があります。Rational Functional Tester バージョン 8.x のインストール中にバージョン 6.1.x または 7.0.x 製品のインストールが検出された場合、インストール・ルーチンは停止します。 このソフトウェアのアンインストール方法については、前の製品の資料を参照してください。

注: バージョン 6.1.x または 7.0.x パッケージをアンインストールしても、プロジェクト資産は削除されません。

IBM Rational Functional Tester の以前のバージョンからのテスト資産のマイグレーション

プロジェクト、スクリプト、オブジェクト・マップ、検査ポイントを含め、Rational Functional Tester の以前のバージョンからのテスト資産はすべて、当製品の現行バージョンで動作します。 ただし、現行バージョンの製品で記録されたスクリプトは、以前のバージョンでは動作しません。

テスト資産のマイグレーションについて詳しくは、『以前のバージョンの Functional Tester からのアップグレード』のトピックを参照してください。

パッケージ・グループ内での共存

各製品パッケージをインストールする場合は、その製品パッケージを既存のパッケージ・グループにインストールするか、または新規にパッケージ・グループを作成するかを選択します。 IBM Installation Manager は、パッケージ・グループを共有し、バージョン間の互換性や他の要件を満たすように設計されている唯一の製品です。 一度に複数の製品をインストールする場合は、 製品でパッケージ・グループを共用できなければなりません。

適格製品であれば、1 つのパッケージ・グループにいくつでもインストールできます。 製品がインストールされると、その製品機能はパッケージ・グループ内の他のすべての製品で共用されます。 開発製品とテスト製品を 1 つのパッケージ・グループにインストールする場合、製品のいずれか一方を始動すると、開発とテストの両方の機能がユーザー・インターフェースで使用可能になります。 モデリング・ツールを持つ製品を追加すると、パッケージ・グループ内のすべての製品で、開発、テストおよびモデリングの機能が使用可能になります。

パッケージ・グループ間での共存

複数インスタンスの製品パッケージを同じコンピューター上に存在させることができ、それらは個別のパッケージ・グループに自動的にインストールされます。 製品パッケージは、バージョンやフィックス・レベルが異なっていても構いません。

製品パッケージを更新する場合は、そのインスタンスの製品だけを更新します。


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