画面、フィールド、および文字に認識プロパティーを設定して、画面定義時のスクリプトの柔軟性を向上させることができます。
各オブジェクトには認識プロパティーのセットがあり、これは通常、記録中に確立されます。
テスト対象アプリケーションのオブジェクトを再生中に見つけるために、Functional Tester はアプリケーション内のオブジェクトをテスト・オブジェクト・マップ内の認識プロパティーと比較します。
テスト・オブジェクトの各プロパティーには、0 から 100 までの数値で表される認識の重み値が関連付けられています。
Functional Tester は各認識プロパティーの重みの値を使用して、プロパティーの重要度を判別します。
表 1 に、ウィンドウのデフォルトの認識プロパティーと重みを示します。
表 1. 画面のデフォルトの認識プロパティープロパティー |
重み |
フィールド・カウント |
40 |
静的でないフィールド・カウント |
40 |
最初のフィールドの開始位置 |
20 |
最初のフィールドの長さ |
20 |
最初のフィールドのテキスト |
20 |
最後のフィールドの開始位置 |
20 |
最後のフィールドの長さ |
20 |
最後のフィールドのテキスト |
20 |
テキスト |
0 |
表 2 に、フィールドの認識プロパティーと重みを示します。
表 2. フィールドのデフォルトの認識プロパティープロパティー |
重み |
開始列 |
30 |
開始行 |
40 |
長さ |
30 |
テキスト |
30 |
表 3 に、文字の認識プロパティーと重みを示します。
表 3. 文字のデフォルトの認識プロパティープロパティー |
重み |
開始列 |
40 |
開始行 |
60 |
位置 |
60 |
文字 |
60 |