このチュートリアルでは、Rational® Functional
Tester データ・ドライバー・ウィザードによって、
アプリケーションをテストするためのさまざまな現実的データを使用してデータ駆動型のテストを作成する方法を学習します。
ClassicsCD サンプル・アプリケーションを使用して、プロジェクトの作成や Java テスト・スクリプトの記録を行い、
ClassicsCD サンプル・アプリケーションが注文の合計を正しく計算していることを検査します。
さらに、データプール参照を使用した検査ポイントを作成して、
Classics CD アプリケーションでの注文の合計金額が正しいことを検査します。
データプールは、
関連したデータ・レコードの集合体です。
データプールは、テスト・スクリプトの再生中にテスト・スクリプト内の変数にデータ値を提供します。
データ駆動型テストでは、テストへの入力として外部ファイルであるデータプールのデータを使用します。
左の図は、データをテスト・スクリプト内にハードコーディングされたリテラル参照と共に
使用するテスト・スクリプトを示しています。
右の図は、外部ファイルであるデータプールからのデータを使用する、
データ駆動型のテスト・スクリプトを示しています。
ハードコーディングされたテスト・スクリプト
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データ駆動型のテスト・スクリプト
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学習目標
このチュートリアルを完了後、以下が可能になります。
- プロジェクトの作成および Java テスト・スクリプトの記録
- テストのデータ駆動
- データへの記述見出しの追加
- データプール参照を使用した検査ポイントの作成
- データプールへのデータの追加
- テストの再生
必要な時間
このチュートリアルを完了するには約 30 分かかります。
このチュートリアルに関連した他の概念も調べる場合には、完了するまでにさらに多くの時間がかかります。