ご使用のアプリケーションに、データをテストするためのデータ検査ポイントを作成することができます。
検査ポイントを記録すると、データのベースラインが作成されます。スクリプトを再生するたびに、このデータに何らかの変更が加えられたかどうかが、比較して調べられます。
これにより、データ内の不一致が特定されます。
データ検査ポイントを作成するには、以下のようにします。
- 「検査ポイント・データ・コマンドの挿入」ウィンドウで、検査ポイントのデータを指定します。
- フィールドおよび画面のプロパティーを検査する検査ポイントを作成するための値を選択します。
使用可能な値は次のとおりです。
- 「すべてのフィールド・プロパティー」: ホスト・フィールドの属性 (テキスト、強調、下線、明滅、行または列の始まりまたは終わりなど) を調べます。
- 「非静的フィールド値」: 現在のホスト画面のテキスト値を、変更不可のフィールド別にチェックします。
- 現在のホスト・ウィンドウのテキスト値を、変更不可のフィールド別に調べます。
以下の選択肢からいずれかを選択します。
- 「プロパティー検査ポイントを 1 つ選択」: ウィンドウのプロパティーを 1 つだけ調べます。
- 「データ検査ポイント」: OIA 情報やフィールド・テキストなど、頻繁にテストされるデータ用の検査ポイントを素早く簡単に作成できます。
- テキスト認識プロパティーを正規表現とともに使用して、画面定義時のスクリプトの柔軟性を向上させることができます。
認識プロパティーは、特定のウィンドウの子として存在します。
テキスト認識プロパティーについて詳しくは、関連トピックを参照してください。
- スクリプトを再生します。
注: スクリプトの再生中にいずれかの検査ポイントが失敗した場合は、スクリプトまたはオブジェクト・マップを編集してください。
フィールドに検査ポイントを作成するときに、hidden (hidden 属性が true に設定されている) とマークされた、テキストを含むフィールドが出現する場合があります。このテキストは、ログイン権限に基づいて、ホスト・ウィンドウ (エミュレーター) で非表示になっている可能性があります。隠しフィールドのフィールド・データ検査ポイントを作成した場合、フィールドが非表示で、ホスト・ウィンドウに表示されていない場合でも、フィールド内のテキストはフィールド・プロパティーに表示されます。