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演習 1: Rational Functional Tester のセットアップ

IBM® は、 インストール済みで Java アプリケーションのテストに使用できる、 Java ランタイム環境 (JRE) を提供します。 この JRE をチュートリアルに使用してください。 独自の Java または HTML アプリケーションをテストする場合には、 イネーブラーを実行して環境およびアプリケーションを構成する必要があります。 これらのセットアップ・タスクについて詳しくは、 製品の「ようこそ」の『ファースト・ステップ』セクションにある『Functional Tester 入門ウィザード』を参照してください。 ここでは、事前構成された JRE を使用して続行するために何かを行う必要はありません。
Rational® Functional Tester を開始してから、 最初のテスト・スクリプトを記録する前に、以下のタスクを実行してください。

ロギングのオプションの設定

Rational Functional Tester には、いくつかのロギングのオプションが備わっています。 ここでは、HTML ログを使用します。
  1. 「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」をクリックして、機能テスト・パースペクティブを開きます。 「パースペクティブを開く」ダイアログ・ボックスで、「Functional Test」オプションを選択します。
  2. HTML ロギングが設定されていることを確認するために、 「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。
  3. 「設定」ウィンドウの左ペインで、 「Functional Test」を展開してから「再生」を展開し、 「ロギング」をクリックします。
  4. 「ログ・タイプ」として「html」を選択します。
  5. 「OK」をクリックします。
この設定により、スクリプトの再生後に HTML ログが自動的に開きます。

簡易型スクリプト作成およびアプリケーション・ビジュアル・フィーチャーの使用不可

Rational Functional Tester では、簡易型テスト・スクリプトおよび Java テスト・スクリプトを生成するオプションを提供しています。 Java 用スクリプト作成に精通している場合、簡易型スクリプトおよびアプリケーション・ビジュアル・フィーチャーを使用不可にして、テスト・スクリプトの記録を開始できます。 このチュートリアルでは、Java テスト・スクリプトの作業を行います。 スクリプトの記録を開始する前に、簡易型スクリプトおよびアプリケーション・ビジュアル・フィーチャーを使用不可にしてください。
  1. フィーチャーが使用可能になっているかどうかを確認するには、「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。
  2. 「設定」ウィンドウの左ペインで、「機能テスト」を展開してから、「簡易型スクリプト作成」を展開します。
  3. 「簡易型スクリプト作成」ページで、 「簡易型スクリプト作成の使用可能化」のチェック・ボックスをオフにします。
  4. 「アプリケーション・ビジュアル」ページで、アプリケーション・ビジュアルについてページに表示されているすべてのオプションをクリアします。
  5. 「適用」をクリックして、「OK」をクリックします。

機能テスト・プロジェクトの作成

記録を開始するには、その前に機能テスト・プロジェクトを作成しておく必要があります。
  1. 「Functional Tester」メニューで、「ファイル」 > 「新規」 > 「Functional Test プロジェクト」をクリックします。
  2. 「プロジェクト名」の下に、FTtutorial とスペースなしで入力します。
  3. 「プロジェクト・パス」の下に、C:¥FTproject と入力します。 Functional Tester によってこのディレクトリーが作成されます。
  4. ソース管理オプションが使用可能な場合、 「ソース管理へのプロジェクトの追加」を選択しないでください。
  5. プロジェクトの関連付けオプションが使用可能な場合、 「現在の Rational プロジェクトへのプロジェクトの関連付け」を選択しないでください。
  6. 「完了」をクリックします。
これで、FTtutorial プロジェクトが、 「Functional Test」パースペクティブの左ペインである「Functional Test プロジェクト」ビューに表示されます。
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