SubItem

SubItem は TestObject の一部です。SubItem はマップされないため、ObjectMap には含まれていません。
SubItem のいくつかの例は次のとおりです。

クラス図

以下のクラス図は、Functional Tester が提供するすべての SubItem とその関係を示しています。

SubItem

SubItem のリスト

表 1 はすべての SubItem とその記述をリストしています。
表 1. SubItem
SubItem 説明
Area(a) HTML イメージ・マップ内で独立したクリック可能な領域を指定します。 ネストされた SubItem (a) はポイントまたはインデックスになります。
Cell(c, r) テーブル内のセルを指定します。ネストされた SubItem (c および r) はそれぞれ列および行でなければなりません。
Column(s) 行ラベルのテキストにより、テーブル内の列を指定します。
Column(n), Column(k, v) インデックスにより、テーブル内の列を指定します。
Column(k1, v1, k2, v2) キーの値のペア (複数可) により、テーブル内の列を指定します。 この SubItem は最大 3 つのペアをサポートします。
File(d, f) AWT ファイル・ダイアログのプロキシーが使用するディレクトリー内のファイルを指定します。
Header(c) テーブル内のヘッダーを指定します。ネストされた SubItem (h) は列でなければなりません。
Href(s) 指定された HREF がオブジェクトまたは SubItem 内に存在する最初の SubItem を突き合わせます。
Id(n) 指定された ID がオブジェクトまたは SubItem 内に存在する最初の SubItem を突き合わせます。
Index(n) オブジェクトまたは SubItem 内の n 番目の SubItem。
List(...) 順序付けされた SubItem のシーケンス。各項目は、以前の SubItem 内の他の SubItem を示します。
Location(s) 指定された名前のロケーションがオブジェクトまたは SubItem 内に存在する最初の SubItem を突き合わせます。ロケーション名は親の中で固有でなければなりません。
Name(s) 指定された名前がオブジェクトまたは SubItem 内に存在する最初の SubItem を突き合わせます。
Name(s, n) 指定された名前がオブジェクトまたは SubItem 内に存在する n 番目の SubItem を突き合わせます。カウント (n) はゼロ (0) をベースとしています。
Path(s) スクリプトをもっと読みやすくするために使用されるリストのストリング・エンコード。 リスト内の SubItem はテキストまたはインデックスでなければならず、最後の SubItem はオプションで幾つかのロケーションのいずれかにできます。インデックスは atIndex(n) としてエンコードされ、エンコードされたリストの各項目は文字 -> で区切られます。 パスはリストに変換されますが、プロキシーはこれらを認識しません。
Point(x, y) オブジェクトまたは SubItem 内の相対座標。
Position(n) SubItem の位置 (通常は、スプリッターまたはフレーム) を指定します。
Row(s) 列ヘッダー (複数可) のテキストにより、テーブル内の行を指定します。
Row(n), Row(k, v) インデックスにより、テーブル内の行を指定します。
Row(k1, v1, k2, v2) キーの値のペア (複数可) により、テーブル内の行を指定します。 この SubItem は最大 3 つのペアをサポートします。
Separator(n) メニューまたはツールバーの n 番目の区切り文字を突き合わせます。カウント (n) は 0 をベースとしています。
Text(s) 指定されたテキストがオブジェクトまたは SubItem 内に存在する最初の SubItem と突き合わせます。
Text(s, n) 指定されたテキストがオブジェクトまたは SubItem 内に存在する n 番目の SubItem と突き合わせます。カウント (n) は 0 をベースとしています。
TextPosition(n) 指定されたテキストの位置がオブジェクトまたは SubItem 内に存在する最初の SubItem と突き合わせます。
Value(v) 指定された値がオブジェクトまたは SubItem 内に存在する最初の SubItem と突き合わせます。

SubItem の値

以下の表には、Java 用の com.rational.test.ft.script.Location および .NET 用の Rational.Test.Ft.Script.Location のメンバーとして定義された SubItem 値のリストが含まれます。

表 2. SubItem の値
定数
ARROW "ARROW"
BACK_BUTTON "BACK_BUTTON"
BACKGROUND "BACKGROUND"
BOTTOM_EDGE "BOTTOM_EDGE"
CAPTION "CAPTION"
CHECKBOX "CHECKBOX"
CLOSE_BUTTON "CLOSE_BUTTON"
CONTEXTHELP_BUTTON "CONTEXTHELP_BUTTON"
DROPDOWN "DROPDOWN"
IME_BUTTON "IME_BUTTON"
LEFT_EDGE "LEFT_EDGE"
MAXIMIZE_BUTTON "MAXIMIZE_BUTTON"
MINIMIZE_BUTTON "MINIMIZE_BUTTON"
MONTH "MONTH"
PARENTROWS "PARENTROWS"
PLUS_MINUS "PLUS_MINUS"
POPUP "POPUP"
RIGHT_EDGE "RIGHT_EDGE"
SCROLL_DOWN "SCROLL_DOWN"
SCROLL_DOWNBUTTON "SCROLL_DOWNBUTTON"
SCROLL_ELEVATOR "SCROLL_VERTICAL_ELEVATOR"
SCROLL_HORIZONTAL_ELEVATOR "SCROLL_HORIZONTAL_ELEVATOR"
SCROLL_LEFT "SCROLL_LEFT"
SCROLL_LEFTBUTTON "SCROLL_LEFTBUTTON"
SCROLL_MAXBUTTON "SCROLL_MAXBUTTON"
SCROLL_MINBUTTON "SCROLL_MINBUTTON"
SCROLL_RIGHT "SCROLL_RIGHT"
SCROLL_RIGHTBUTTON "SCROLL_RIGHTBUTTON"
SCROLL_UP "SCROLL_UP"
SCROLL_UPBUTTON "SCROLL_UPBUTTON"
SCROLL_VERTICAL_ELEVATOR "SCROLL_VERTICAL_ELEVATOR"
SHOWHIDE_BUTTON "SHOWHIDE_BUTTON"
SYSTEM_MENU "SYSTEM_MENU"
THUMB "THUMB"
TODAY "TODAY"
TOP_EDGE "TOP_EDGE"
YEAR "YEAR"

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