Functional Tester Extensions のプログラム・スクリーン・スクレーピング

Rational Functional Tester Extension for Terminal-based Applications は、プログラム・スクリーン・スクレーピングをサポートしています。旧バージョンの Functional Tester Extensions では、端末画面のデータ検査はフィールド、文字、または行 (仮想端末) でのみ実行されていました。 プログラム・スクリーン・スクレーピングを使用することで、データ検査を任意の場所で実行できます。プログラム・スクリーン・スクレーピングは、端末画面の一部を取得して画面の指定された場所にテキストが表示されているかどうかを確認するために使用されます。 また、プログラム・スクレーピングは再生プロセスを待機させ、画面にテキストを表示できるようにします。 このフィーチャーをサポートする API が開発されました。

以下のメソッドは、画面の一部から情報を取り出すために使用されます。

メソッド 説明
public void startEventMonitor() 画面の変更を収集し、変更をバッファーに格納します。
public boolean checkForChange(int startRow, int startCol, int endRow, int endCol, String text) 特定の位置にあるテキストを検査します。
public boolean checkForChange(int startRow, int startCol, int endRow, int endCol, String text, boolean clearBuffer) 特定の位置にあるテキストを検査し、バッファーをクリアします。
public boolean waitForChange(int startRow, int startCol, int endRow, int endCol, String text) 指定された位置にテキストが表示されるまで待機します。
public boolean waitForChange(int startRow, int startCol, int endRow, int endCol, String text, long timeout) 指定された時刻、指定された位置にテキストが表示されるまで待機します。
clearHistory() バッファーをクリアします。
public void stopEventMonitor() 画面からの入力の収集を停止します。

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