Rational Functional Tester イネーブラー・ツールを使用して、Eclipse ベースのアプリケーション (AUT) をテスト可能にすることができます。時折、テスト・アプリケーションの Eclipse シェルを使用可能化する際に問題の生じることがあります。
Eclipse ベースのアプリケーションをテスト可能にする
Eclipse のバージョン 3.4 以降がベースのアプリケーションを使用可能にするには、以下のようにします。
Eclipse Software Updates フィーチャーを使用して、Eclipse のバージョン 3.4 以降がベースのアプリケーションを使用可能にできます。
- テスト対象のアプリケーションを開きます。
- をクリックします。
- 「使用可能なソフトウェア」タブをクリックします。
- 「サイトの追加」をクリックします。
- 「ローカル」をクリックします。
- Rational Functional Tester のインストール・ロケーションの FunctionalTester フォルダーの下にある EclipseEnabler ディレクトリーを参照します。
- 「OK」をクリックします。
Eclipse のバージョン 3.4 より前のバージョンがベースのアプリケーションを使用可能にするには、以下のようにします。
Eclipse Software Updates フィーチャーを使用して、Eclipse のバージョン 3.4 より前のバージョンがベースのアプリケーションをテストのために使用可能にできます。
- テスト対象のアプリケーションを開きます。
- をクリックします。
- 「フィーチャーの更新」ダイアログ ボックスで「インストールする新規フィーチャーを検索」を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「更新アクセス先サイト」ページで「新規ローカル・サイト」をクリックします。
- Rational Functional Tester のインストール・ロケーションの FunctionalTester フォルダーの下にある EclipseEnabler ディレクトリーを選択します。「OK」をクリックします。
- 「名前」フィールドにローカル・サイトの名前を指定して、「OK」をクリックします。
サイト名が「更新アクセス先サイト」ページにリストされます。
- リストからサイトを選択して、「完了」をクリックします。指定されたディレクトリーがサブフォルダーとともに「検索結果」ページにリストされます。
- 「検索結果」ページでルート・ディレクトリーを選択し、「次へ」をクリックします。
- 「フィーチャー・ライセンス」ページで「使用条件の条項に同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
Eclipse アプリケーションの Plugins ディレクトリーに com.rational.test.ft.enabler.wsw_7.0 プラグインが追加されていることを確認することにより、Eclipse アプリケーションがテスト可能になっていることを検証できます。
注: 一部の Eclipse ベースの RCP アプリケーションには、オプションのない場合があります。この場合は、Functional Tester のインストール・ロケーションの FunctionalTester¥EclipseEnabler¥Plugins ディレクトリーから、com.rational.test.ft.enabler.wsw_7.0 プラグインを RCP アプリケーションの Plugins ディレクトリーに手動でコピーできます。
これを行った後で、RCP アプリケーションを -clean オプション付きで再始動します。