再生中に、Functional Tester はテスト対象アプリケーションの中のオブジェクトをテスト・オブジェクト・マップ中の認識プロパティーと比較します。再生中のオブジェクト突き合わせの感度を制御するには、ScriptAssure(TM) の「標準」ページを使用します。この機能により、テスト対象アプリケーションが更新された場合に、スクリプトが正常に再生されます。
ScriptAssure の「標準」ページには、以下のコントロールがあります。
「認識レベル」 -- スクリプトの再生中にオブジェクトを識別する際の、認識のレベルを制御します。
テスト対象アプリケーションの中のオブジェクトと認識プロパティーの間の差分の許容度を下げるには、「厳密」の方向にスライダーを移動します。差分の許容度を上げるには、「許容的」の方向にスライダーを移動します。
- 「厳密」の方向の最大値に設定すると、オブジェクトがほぼ完全一致でなければならないことを示します。重要な認識プロパティーが 1 つのみ違っている場合は、Functional Tester は、他のすべての可能性を排除した後で、オブジェクトを一致として認識します。複数の認識プロパティーが違っているオブジェクトは、不一致になります。
- 「許容的」の方向の最大値に設定すると、Functional Tester が、多少なりとも類似したプロパティーを持つオブジェクトを即時に選択することを示します。
- デフォルト設定を使用すると、2 つの重要な認識プロパティーが違っていても、他のすべての可能性が排除された場合は、一致として許可します。3 つ以上の認識プロパティーが違っているオブジェクトは、不一致になります。
「警告レベル」 -- オブジェクトと認識プロパティーの間の差分について警告する時点を指定します。
警告の数を増やすには、「高」の方向にスライダーを移動します。
警告の数を減らすには、「なし」の方向にスライダーを移動します。
- 「高」の方向の最大値に設定すると、ほぼすべての差についてテスト・ログに警告します。
(差がブラウザーの場合は、Functional Test は警告を出しません。)
- 「なし」の方向の最大値に設定すると、差分に関するテスト・ログへの警告を省略します。
- デフォルト設定の場合、Functional Tester は、再生中に最大時間が経過した後でテスト・オブジェクトを検出すると、必ずテスト・ログに警告を書き込みます。
「拡張」 -- 「拡張 ScriptAssure 設定」ページを表示します。上級者は、このページを使用して、認識スコアのしきい値を設定できます。
「デフォルトの復元」-- このページのデフォルト値を復元します。
「適用」-- ダイアログ・ボックスを閉じないで変更を保管します。
このページで加えた変更は、ScriptAssure(TM) ページの「拡張」に反映されます。
開く方法: をクリックします。左ペインで、「Functional Test」を展開し、「再生」を展開してから、「ScriptAssure」をクリックします。