手動スリープ・タイマーの追加

ホスト・アプリケーションがウィンドウ間を移るとき、この移行は瞬間的に行われるわけではありません。 このため、ホストへの送信を必要とする入力 (テキストの入力、ホスト援助キーの押下、検査ポイントのテストなど) はホスト・ウィンドウで入力を受け取る準備ができるまで待機しなければなりません。Extension for Terminal-based Applications を使用すると、ホスト画面で入力に対応する準備ができているかどうかを判断することができます。
このタスクについて
あるウィンドウから次のウィンドウへとホストが移行するスクリプトで、スクリプトを再生する前に、スリープ・タイマーを手動で追加します。 スクリプトに次のコマンドを挿入します。
        // add sleep timers during slow screen transitions
        sleep(5);
このコマンドは、スクリプトの次の行に移動する前に、再生が 5 秒間休止します。
スクリプトに sleep ステートメントを追加して、ページが実際にロードされる前に、同期アルゴリズムがタイムアウトするのを回避します。 スクリプトに次の行を挿入します。
sleep(10);
TFrame().inputKeys("logoff{ENTER}"); 
このようにすると、アプリケーションがキー・ストロークを受け取る準備ができる前に Functional Tester がアプリケーションにキー・ストロークを送信するのを防ぎます。
重要: 接続に適したスリープ時間を選択してください。 スリープ時間の設定が短すぎると、ホストでコマンドを受け取る準備ができる前に Extension for Terminal-based Applications がコマンドを送信しようとしたり、ウィンドウが移行を完了する前に検査ポイントをチェックしようとしたりするために、スクリプトの再生時に問題が発生します。 設定したスリープ時間が長すぎると、パフォーマンスに影響が出る可能性があります。

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