検査ポイントの作業
検査ポイントでは、特定のアクションが発生したかどうか、コントロールまたはオブジェクトの状態がどうなっているかを検査します。検査ポイントを作成すると、アプリケーション内のコントロールまたはオブジェクトに関する情報を収集し、再生時の比較操作で使用するベースライン情報として確立できます。
「記録」
ツールバーの
「検査ポイント・コマンドまたはアクション・コマンドの挿入」
ボタン
を使用すると、検査ポイントを記録できます。
プロパティー検査ポイントの作成
プロパティー検査ポイントは、アプリケーション内のオブジェクトのプロパティーをテストするために使用します。検査ポイントを記録すると、データのベースラインが作成されます。そのスクリプトを再生するたびに、データが比較され、意図的な変更や意図しない変更が加えられたかどうかが調べられます。この操作は、潜在的な障害を識別するために役立ちます。スクリプトの記録中に検査ポイントを作成したり、いつでもスクリプト内に検査ポイントを挿入したりできます。
データ検査ポイントの作成
データ検査ポイントは、アプリケーションに表示されるデータをテストするために使用します。検査ポイントを記録すると、データのベースラインが作成されます。そのスクリプトを再生するたびに、データが比較され、意図的な変更や意図しない変更が加えられたかどうかが調べられます。この操作は、潜在的な障害を識別するために役立ちます。スクリプトの記録中に検査ポイントを作成したり、いつでもスクリプト内に検査ポイントを挿入したりできます。
検査ポイント・データの編集
「検査ポイント・データ」ページ・ウィザードに検査ポイントを作成または挿入している間に、検査ポイント・データを編集することができます。検査ポイントを作成した後、検査ポイント・エディターでデータを編集することができます。
データ検査ポイントのオブジェクトおよびデータ値オプションの選択
イメージ検査ポイントの作成
アプリケーション内のイメージをテストするには、イメージ検査ポイントを使用します。 検査ポイントを記録するときに、ベースライン・イメージ・ファイルが作成されます。 スクリプトを再生するたびに、イメージが比較されて、意図的であるなしにかかわらず、変更があったかどうかが調べられます。 イメージ検査は厳密にピクセルごとに行われます。 この操作は、潜在的な障害を識別するために役立ちます。
検査ポイント・エディター
検査ポイント・エディターを使用することにより、検査ポイント・データを表示および編集することができます。 「スクリプト・エクスプローラー」ウィンドウ内で検査ポイントをダブルクリックすると、このエディターが開きます。エディター・バナーには、検査ポイントの名前が表示されます。
検査ポイント・コンパレーター
検査ポイント・コンパレーターは、検査ポイントを含むスクリプトを再生した後で検査ポイント・データを比較したり、ベースライン・ファイルを更新したりするために使用します。検査ポイントが失敗した場合、コンパレーターは予期される値と実際の値を表示するので差分を分析できます。その後、ベースライン・ファイルをロードし、実際のファイルの値に合わせて編集や更新を行えます。
コンパレーターを使用した検査ポイント・データの比較と更新
検査ポイント・コンパレーターを使用して、検査ポイントを含むスクリプトの再生後に検査ポイント・データを比較し、かつベースライン・ファイルを更新します。検査ポイントが失敗した場合、コンパレーターは予期される値と実際の値を表示するので差分を分析できます。分析後、ベースライン・ファイルをロードし、実際のファイルの値に合わせて更新を行えます。
関連資料
データプール参照および検査ポイント
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