このタスクについて
近日のリリース用と将来のリリース用にそれぞれブランチを持ち、複数のブランチを保守している場合などに、ブランチを超えてスクリプトをマージすることが必要なときがあります。各 Functional Tester スクリプトは、複数のファイルで構成されています。各 Functional Tester スクリプトの保全性を維持するためには、スクリプトを構成するファイルを正しい順序でマージする必要があります。
ファイルをマージする方法:
- グラフィカル・ユーザー・インターフェースから、ClearCase のバージョン・ツリー・ブラウザーを開始する。
- コマンド行で、merge または findmerge コマンドを使用して、次の順序でファイルをマージする。
注: マージ・マネージャーは使用しないでください。
マージ・マネージャーでは、ファイルをマージする順序を指定できません。
ファイルを次の順序でマージする必要があります。そうしないと、Functional Tester スクリプトは正しく実行されません。
- 共用テスト・オブジェクト・マップ (*.rftmap)
- スクリプト定義 (resources/*.rftdef)
- スクリプト・ヘルパー・ファイル (resources/*Helper.java)
- 検査ポイント (resources/*.rftvp)
- スクリプト・ファイル (「Functional Tester、Java™ スクリプト」の場合は scriptname.java、「Functional Tester、VB.NET スクリプト」の場合は scriptname.vb)
- マージのときと同じ順序でファイルをチェックインする。
注: 全ファイルをマージし終えるまで、どのスクリプト・ファイルもチェックインしないでください。
タスクの結果
Functional Tester は、「Functional Tester、Java スクリプト」の場合のスクリプト java ファイル、「Functional Tester、VB.NET スクリプト」の場合の scriptname.vb 以外のすべてのファイルを自動的にマージします。
Functional Tester は、テスト・データプール・ファイルをマージしません。
最後にチェックインされるデータプール・ファイルによって、それまでにチェックインされたデータプール・ファイルが上書きされます。