直前の演習では、オブジェクトが変更されたときにその認識プロパティーを更新する方法について学習しました。
変更できる別の要素は、Functional Tester が再生の際に使用する認識の重みです。
これは、ScriptAssure™ 認識設定を
使用して設定します。
2 番目の検査ポイントでテストしたラベル・オブジェクトで、この仕組みを例示できます。
- 「Functional Tester」メニューで、をクリックします。
- をクリックします。
- 「拡張」ボタンをクリックします。
デフォルト設定の 1 つが、
「許容スコアがこの数値を超える場合、警告を出す: 10000」であることに注目してください。
スコアの 10000 は、重要なプロパティーの 1 つが誤っている可能性があることを示しています。
スコアを 5000 に下げて、その結果を見てみましょう。
- このフィールドの横にある、「デフォルトの使用」チェック・ボックスを選択します。
- その後、フィールドに 4000 と入力して、「OK」をクリックします。
- ClassicsB に対してスクリプトを再び再生します。
今回は、ログにはラベル・オブジェクトに関する警告が含まれています。
「objectFound」フィールドで示されている理由は、
認識スコアが 10000 であるというものです。
この矛盾は、ラベルで「Order」という語を「Orders」に変更したために生じました。
- ログを閉じます。
- 以下のようにして、認識スコアのデフォルト値を復元します。
- をクリックします。
- をクリックします。
- 「拡張」ボタンをクリックします。
- 「許容スコアがこの数値を超える場合、警告を出す」フィールドの横にある、
「デフォルトの使用」チェック・ボックスを選択します。
これにより、4000 が 10000 に戻ります。
- 「OK」をクリックします。
- スクリプトを再び再生します。
今回は警告が出されないで、すべてが成功します。
- ログを閉じます。
この演習では、認識スコアを微調整することによってオブジェクト認識の望ましい感度を実現する方法を示しました。
ScriptAssure の使用方法について詳しくは、
Functional Tester のヘルプを参照してください。