HTML オブジェクトの機能テスト用に使用可能な標準プロパティー

標準プロパティーは、各種のブラウザーでプロパティーとそれらの値にアクセスする共通の方法を提供します。このトピックでは、HTML オブジェクトに使用可能な標準プロパティーをリストしています。

これらのプロパティーのほとんどは、W3C が定義する HTML エレメント属性をモデルとしています。

プロパティー 使用
.align エレメントの align 属性の値。有効な値は、bottom、middle、および top です。
.alt エレメントの alt 属性の値。 これはエレメントの「代替」テキストで、通常、マウスがエレメント上に移動するとブラウザーによって表示されます。
.border エレメントの border 属性の値。 ピクセル数を戻します。
.bounds 画面座標でオブジェクトの長方形の境界を表す長方形。
.caption TABLE エレメントの場合、caption 属性の値。HTML ダイアログ・ボックスの場合、これはダイアログ・ボックスの名前です。
.cellIndex 行 (>=0) と関係するエレメントのセル・インデックス。
.checked チェック・ボックスにチェックが付けられている (true) か、付けられていない (false) かを示す Boolean 値。
.class TestObject クラス名。例えば、TABLE エレメントの場合 「HtmlTable」。
.className エレメントのクラス属性の値 (HTML のスタイルシートで使用)。
.clientRect クライアント座標でのエレメントの長方形の境界。
.code APPLET エレメントの code 属性の値。
.codeBase APPLET エレメントの codeBase 属性の値。
.colSpan エレメントの colSpan 属性の値。
.cookie 文書の cookie の現行値。
.coords エレメントの coords 属性の値。 これは、クライアント側のイメージ・マップの AREA エレメントを定義するために使用される座標を含むストリングです。形式は、x1, y1, x2, y2, などです。
.defaultChecked エレメントの defaultChecked 属性の Boolean 値。
.defaultSelected Boolean 値。true は、SELECT エレメント (listbox または dropdown) の OPTION エレメントが、ページの表示時にデフォルトにより選択されることを示します。
.defaultValue エレメントの defaultValue 属性の値。
.disabled Boolean として戻される、エレメントの disabled 属性の値。true の場合、ユーザー入力はこの項目については現在使用不可です。
.hasFocus 現在のエレメントにフォーカスがあるかどうかを示します。この属性は、Netscape では実装されません。
.hasScript Boolean 値。スクリプトがこのエレメント上でアクションと関連付けられている場合、true です。
.height エレメントの height 属性の値。 Image エレメントの場合、これはイメージについての、ピクセル単位での表示の高さです。
.href エレメントの href 属性の値。 これは、対応するエレメントをクリックすることの結果を示すため、ANCHOR および AREA エレメントによって使用される URL です。
.hspace エレメントの hspace 属性の値。IMG、OBJECT、または APPLET エレメントの左または右に挿入される空白の量。
.id エレメントの id 属性の値。
.indeterminate Boolean 値。チェック・ボックスの状況が変更されている場合は true です。
.index リスト・ボックスまたはコンボドロップダウン・リスト内の OPTION エレメントのインデックス。
.isMap Boolean 値。Image エレメント (IMG) の場合、この値は、エレメントがサーバー側のイメージ・マップである場合 true です。
.length エレメントの length 属性の値。 SELECT エレメントの場合、これはリスト中の項目の数を示します。
.maxLength 編集コントロール (入力タイプ =Text または TextArea) の場合、これはユーザーが入力できる最大文字数を示します。
.multiple Boolean 値。SELECT エレメント (リスト・ボックスまたはコンボ・ドロップダウン) の場合、値 true はリストが複数選択をサポートすることを示します。
.name name 属性の値 (Form エレメントおよび Frames のみ)。
.noHref エレメントの noHref 属性の値。 AREA エレメントで設定される場合、対応するエリアに関連するアクションがないことを示します。
.offsetHeight エレメントの高さ。
.offsetLeft DOM で、エレメント自体の左端から親エレメントの左端までのオフセット (ピクセル単位)。
.offsetRight DOM で、エレメント自体の右端から親エレメントの右端までのオフセット (ピクセル単位)。
.offsetTop DOM で、親エレメントのオフセットからのエレメントのオフセット。
.offsetWidth エレメントの幅。
.readOnly エレメントの readOnly 属性の値。 Boolean 値。form エレメントが読み取り専用の場合は true です。
.readyState

ブラウザーの現在の状況で、現在文書をロード中であるか、ユーザー入力の準備が完了しているかを示します。これは整数値です。

0 - 初期化されていない

1 - ロード中

2 - ロード済み

3- 対話式

4 - 完了 (準備完了)

.rowIndex テーブル中のエレメントの行インデックス (>=0)。
.rows TEXTAREA エレメントの rows 属性の値で、テキストの行数中の編集コントロールのサイズを示します。
.rowSpan エレメントの rowSpan 属性の値。
.screenLeft 画面座標、x コンポーネント中の長方形の境界の左上の角。
.screenTop 画面座標、y コンポーネント中の長方形の境界の左上の角。
.select Boolean 値。FORM エレメントがユーザー入力を受け取るために強調表示されている場合は true です。
.selected Boolean 値。SELECT エレメント (リスト・ボックスまたはドロップダウン) で OPTION エレメントが選択されている場合は true です。
.selectedIndex エレメントの selectedIndex 属性の値。単一選択の Select エレメントの場合、これはどのオプション・エレメントが選択されているかを示します。 >=0 の範囲の整数です。
.shape エレメントの shape 属性の値。クライアント側のイメージ・マップで AREA エレメントに使用されます。有効な値は default、rect、circle、および poly です。
.size エレメントの size 属性の値。 Select エレメントの場合、リストに一度に表示される項目の数。size > 1 である場合リストはリスト・ボックスとして表示され、そうでない場合リストはコンボ・ドロップダウンとして表示されます。
.src エレメントの src 属性の値。 イメージおよびイメージ・ボタンの場合、これはイメージ・ファイルを指定する URL です。
.tag エレメントの HTML タグ。
.target エレメントの target 属性の値。 アンカーの場合、これはターゲット・フレームつまり文書が開かれる先のフレームの名前です。
.text

エレメントの境界用に使用する HTML タグの内側のテキスト。例:

  <A>This is an Anchor<IMG src=map.gif></a>

テキスト・プロパティーは 「This is an Anchor」 を戻します。連続した空白文字が見つかると、すべての空白は結合され、単一のブランク文字に切りつめられます。

.title エレメントの title 属性の値。 これは多くの場合、エレメント上にマウスを移動させると表示されるテキストです。
.type エレメントの type 属性の値。 例えば、Input エレメントの場合、text、password、check box、radio、submit、image、reset、button、hidden、または file です。
.url 文書の URL。
.useMap エレメントの useMap 属性の値。 値は URL を指定するストリングで、クライアント側のイメージ・マップを示すために IMAGE エレメント (IMG) に使用されます。URL は、MAP エレメントと関連付けられたマップを指し示します。多くの場合、これは文書相対参照です。
.value エレメントの value 属性の値。 Form エレメントでは、書式に記入されるときに送信された値を表します。
.vspace エレメントの vspace 属性の値。IMG、OBJECT、または APPLET エレメントの上または下に挿入される空白の量。
.width エレメントの width 属性の値。 IMAGE エレメントの場合、これはイメージについての、ピクセル単位での表示の幅です。
.window long として戻されるエレメントの、重量ウィンドウ。ブラウザーの場合、これはトップレベルのウィンドウです。

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