記録せずに新規 Functional Tester スクリプトを作成する

記録する代わりに、スクリプトを作成して Java™ コードを手動で入力することができます。

Functional Tester は、スクリプトのコンパイルに必要なファイルのインポート文、およびアーカイブ情報を含むコメントを新規スクリプトに組み込みます。 Functional Tester は、スクリプト名をクラス名として使用し、testMain をセットアップします。 そこでスクリプトに含めるコマンドを追加できます。

すべての Functional Tester スクリプト は、デフォルトのヘルパー・スーパークラスを使用します。 RationalTestScript 中に追加のメソッドを加えたりメソッドをオーバーライドしたりする場合は、独自のヘルパー・スーパークラスを作成できます。 詳しくは、デフォルト・スクリプト・ヘルパー・スーパークラスの変更を参照してください。

空の Functional Tester スクリプトを新規に手動で作成するには以下のようにします。

  1. 「Functional Test」ツールバーの「空の Functional Test スクリプトの作成」ボタン空の Functional Tester スクリプトの作成をクリックするか、「Functional Test」メニューで「ファイル」 > 「新規」 > 「空の Functional Test スクリプト」をクリックします。
  2. 「空の Functional Test スクリプトの作成」ダイアログ・ボックスで、スクリプトのフォルダーを入力するかまたは選択し、「スクリプト名」フィールドに名前を入力します。 スクリプト名は、有効な Java クラス名でなければなりません。
  3. スクリプトをソース管理下に置く場合は、「ソース管理へのスクリプトの追加」にチェック・マークを付けます。 詳しくは、ソフトウェア構成管理についてを参照してください。
  4. 以下のいずれかのステップを実行します。
    1. (オプション) 別のテスト・オブジェクト・マップヘルパー・スーパークラス、またはテスト・データプールを使用するには、「次へ」をクリックします。

      「スクリプト資産の選択」ページで、次のテスト資産のいずれかを選択して、「完了」をクリックします。

      デフォルトのテスト・オブジェクト・マップの選択および設定。

      デフォルトのヘルパー・スーパークラスの選択および設定。

      テスト・データプールの選択。

      データプール・レコードの選択順序の選択。

    2. 新規スクリプトを作成するには、「完了」をクリックします。

      Functional Tester は、スクリプトに対応するローカルのテスト・オブジェクト・マップを作成し、スクリプトを「プロジェクト」ビューに表示します。

  5. スクリプトをソース管理下に置くには以下のようにします。
    1. 「プロジェクト」ビューで新規スクリプトを右クリックし、「チーム」をクリックしてから「チェックイン」をクリックします。
    2. 「チェックイン」ダイアログ・ボックスで、「完了」をクリックします。
  6. スクリプトへのコードの追加を開始します。

    テスト・オブジェクト・マップを使用してオブジェクトとメソッドをスクリプトに追加することができます。

    呼び出しスクリプト・コマンド、ログ項目、タイマー、スクリプト遅延、またはコメントなどの任意の機能をスクリプトに挿入するには、「Functional Test」ツールバーの「アクティブな Functional Test スクリプトに記録を挿入」ボタンアクティブな Functional Test スクリプトに記録を挿入をクリックします。 「記録中」ツールバーで、「スクリプト・サポート・コマンドの挿入」ボタンスクリプト・サポート・コマンドの挿入をクリックします。

    「記録中」ツールバーにあるボタンを使って、スクリプトからアプリケーションを開始したり、検査ポイントを作成することもできます。 「記録中」ツールバーの「ヘルプの表示」ボタン ヘルプの表示 をクリックすると、「記録中」ツールバーのオプションに関する情報を参照できます。


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