スクリプトのデバッグ

他の Visual Basic または Java™ アプリケーションをデバッグする場合と同じプロセスを使用することにより、Functional Tester スクリプトをデバッグすることができます。 「Functional Test、Java スクリプト」で、Functional Tester デバッグ・パースペクティブでスクリプトのデバッグを実行することもできます。 これを使用することで、Java 開発ツールキットに付属するデバッガーをより容易に開始できます。
「Functional Tester、Java スクリプト」では、Functional Tester スクリプトは Java プログラム言語で記録されます。 これらのスクリプトのデバッグは、標準的な Java アプリケーションのデバッグと同じプロセスです。 テスト・デバッグ・パースペクティブの使用に関する詳細は、「IBM® Java 開発ユーザー・ガイド」(Getting Started: Debugging Your Programs) を参照してください。

「Functional Tester、VB.NET スクリプト」では、Functional Tester スクリプトは Visual Basic プログラム言語で記録されます。 これらのスクリプトのデバッグは、標準的な Visual Basic アプリケーションのデバッグと同じプロセスです。Visual Basic でのデバッグについての詳細は、Microsoft® Developer Network (MSDN) Developing with Visual Studio.NET (Building, Debugging, and Testing) を参照してください。 「Functional Tester、VB.NET スクリプト」では、スクリプトがデバッグ・モードの場合、より多くのビューが表示されます。

関連概念
ScriptAssure の使用
機能テストにおけるあいまいなオブジェクト認識
機能テストの再生失敗時の画面スナップショット
関連資料
再生モニター
記録する前に
「ロギング」ページ

Functional Tester デバッグ・パースペクティブの設定

Functional Tester デバッグ・パースペクティブでスクリプトをデバッグするには、以下のようにします。
  1. 「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
  2. 左ペインの「Functional Test」を展開します。
  3. 「ワークベンチ」 > 「拡張」をクリックします。
  4. 「デバッグ時にテスト・デバッグ・パースペクティブへ切り替える」チェック・ボックスをクリアします。

スクリプトのデバッグ

スクリプトのデバッグの方法は次のとおりです。

  1. テストするアプリケーションを実行する際のデフォルトとして、適切な Java 環境または Web ブラウザーを設定することにより、テスト用にアプリケーションを構成します。 詳細は、関連トピック「記録する前に」を参照してください。
  2. 以下の方法のいずれかでデバッグ・パースペクティブを開きます。
    • 「Functional Test プロジェクト」ビューでスクリプトをクリックして、「Functional Test」ツールバーの「Functional Test スクリプトのデバッグ」ボタンFunctional Tester スクリプトのデバッグ をクリックします。
    • 「Functional Test プロジェクト」ビューで、スクリプトを右クリックして、「デバッグ」をクリックします。
    • 「Functional Test プロジェクト」ビューで、スクリプトをクリックした後、「Functional Test」メニューから「スクリプト」 > 「デバッグ」の順にクリックします。

    テスト・デバッグ・パースペクティブが開き、デバッガーの下で、スクリプトの再生に従って情報を提供します。

    スクリプトの実行後、ログ・ファイルが表示されます。 ログが表示されない場合、「ロギング」ページの設定を確認してください。

    検査ポイントが失敗した場合はコンパレーターが表示され、結果を分析できます。 コンパレーターが開始しない場合、「ロギング」ページの設定を確認してください。


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