オブジェクト・ライブラリーを使用して、オブジェクト認識プロパティーおよびプロパティーの重みを構成します。
スクリプトを記録する前に、オブジェクト・ライブラリーを使用して、オブジェクト認識プロパティーおよびプロパティーの重みを構成できます。スクリプトの記録中に、オブジェクト・マップ内にオブジェクトのプロパティーおよびプロパティーの重みを設定するために、参照としてオブジェクト・ライブラリーが使用されます。オブジェクト・ライブラリーにオブジェクト認識プロパティーを構成することに関する情報は、「オブジェクト・ライブラリーでのオブジェクトのプロパティーの構成」の関連トピックを参照してください。
記録中に、Functional Test アプリケーションは、デフォルトの認識プロパティーおよび重みをオブジェクトに対して使用します。テスト・アプリケーションは、キー ID として他のプロパティーを使用したり、オブジェクトの認識プロパティーに異なる重みを使用したりする場合があります。
例えば、Java アプリケーションでは、javax.swing.JButton オブジェクトと関連付けられているテキスト・プロパティーが認識プロパティーであることが必要とされる場合があります。オブジェクト・マップ・エディターを使用して、JButton オブジェクトの認識プロパティーを直接追加、または変更した場合、変更はオブジェクトのそのインスタンスのみに限られます。次回、別の JButton オブジェクトに記録する場合、デフォルトではテキスト・プロパティーは含まれません。この JButton オブジェクトのすべてのインスタンスを更新するために、オブジェクト・マップ・エディターを開く必要はありません。その代わり、オブジェクトのプロパティー構成ツールを使用して、オブジェクト認識プロパティーまたはその重みを追加または変更できます。