Rational® DOORS® データ・ソースが文書テンプレート内に存在している場合、データ・ソースに対してプロパティーを定義する必要があります。文書仕様にリストされている Rational DOORS ビューは、生成された出力で使用するデータの、フィルタリングおよびソート済みのサブセットを定義します。
手順
- 「文書仕様」ビューで、を展開します。
- データ・ソースを右クリックし、「データ・ソースの構成」を選択します。
- 「DOORS データ・ソース選択ウィザード」で、「次へ」をクリックします。
- Rational DOORS 接続の詳細を指定します。
- User name: Rational DOORS アカウント名を入力します。
- Password: Rational DOORS アカウント・パスワードを入力します。
- Database: 接続するデータベースの名前を入力します。デフォルトでは、-data 36677@localhost が使用されます。
- Path to doors.exe: doors.exe への絶対パスを入力します。例: C:\Program Files\IBM\Rational\DOORS\バージョン\bin\doors.exe
以下の状況で、Rational DOORS の実行中のインスタンスを使用するか、新規インスタンスを開始するかを選択します。- このウィザードでモジュール選択用に、実行中の DOORS インスタンスを使用します:
- Rational DOORS が、「doors.exe へのパス」フィールドで指定したロケーションから現在実行中の場合、「このウィザードでモジュール選択用に、実行中の DOORS インスタンスを使用します」オプションを選択し、このウィザードを完了します。
- Rational DOORS が、「doors.exe へのパス」フィールドで指定したロケーションから現在実行中でない場合、「このウィザードでモジュール選択用に、実行中の DOORS インスタンスを使用します」オプションをクリアし、新規インスタンスを開始して、このウィザードを完了します。
- 文書生成時に、実行中の DOORS インスタンスを使用します
バージョン 1.2.0.1 では、文書仕様の構成用および文書の生成用に、異なる
Rational DOORS インスタンスを選択するオプションがあります。
バージョン 1.2 では、以下の 2 つのオプションのいずれかを選択できるのみであり、どちらのオプションも両方のシナリオに適用されました。
- 実行中の DOORS インスタンスを使用する: Rational DOORS がインストールおよび実行されており、文書生成へのデータ提供に使用できます
- 新規バックグラウンド DOORS プロセスを実行する: Rational DOORS がインストールされていますが、文書生成へのデータ提供用には実行されていない可能性があります。 したがって、Rational DOORS を開始してデータを提供するステップが文書生成に追加されます。
- 「モジュール URI」、「ビュー」、および「ベースライン」を指定するには、以下のステップのいずれかを実行します。
タスクの結果
データ・ソースを選択すると、
「プロパティー」ビューに、データ・ソース構成時に行った以下の選択内容が表示されます。
- 「データベース」の値は、doors_param プロパティーにリストされます。
- 「doors.exe へのパス」の値は、doors_home プロパティーにリストされます。
- 「文書生成時に、実行中の DOORS インスタンスを使用します」オプションを選択した場合、new_instance プロパティーの値は false です。 「文書生成時に、実行中の DOORS インスタンスを使用します」オプションをクリアした場合、new_instance プロパティーの値は true です。
- 「モジュール」の値は、URI プロパティーにリストされます。