カスタム属性をスキーマに追加し、それを変数として使用することができます。
このようにすることで、通常の属性には実行できない、カスタム属性に対するソートを作成できます。
さらに特定の属性を変数として使用するテンプレートを設計することもできます。ただし属性は実行時に簡単に変更できます。
このタスクについて
- データ・ソース・スキーマのエントリー・ポイントでは、カスタム属性のみ追加できます。 これらのエントリー・ポイントは、Rational® Publishing Engine が変更を保存できる、データ・ソース・スキーマ内で唯一の場所です。 これらのエントリー・ポイントがどこにあるかデータ・ソース・スキーマ内で判別できない場合もありますが、カスタム属性を追加できない場合、その場所はエントリー・ポイントではありません。
- Rational Tau データ・ソース・スキーマでは、カスタム属性は作成できません。
- カスタム属性は、ネイティブ・フィルターでは使用できません。
- カスタム属性を含むデータ・ソース・スキーマは、スキーマ・ディスカバリー・ウィザードを使用した編集、エクスポート、または置換はできません。
手順
- 「データ・ソース・スキーマ」ビューで、照会を右クリックします。 照会がカスタム属性を許可する場合は、「新規特殊属性」オプションが使用できます。
- 「新規特殊属性」をクリックします。 「新規特殊属性」ウィンドウが開きます。
- 属性の名前を入力します。 この名前は、「データ・ソース・スキーマ」ビューに表示できます。
名前はスクリプト内で使用されるので、有効な Java™ または JavaScript ID を使用する必要があります。
- 属性の説明を入力します。
- 値には「属性」または「変数」を選択します。
- 子として追加する照会を選択します。
- 属性の子プロパティーに対するソートまたはフィルタリングを有効にするには、「条件の使用」オプションを選択します。条件演算子は必ず「属性は変数と等しい」とします。
- 「属性」フィールドで、オプションを選択します。
- 「変数」フィールドで、カスタム属性で使用するために作成した変数を選択します。
- 「OK」をクリックします。
注: 変数を含むカスタム属性が含まれている照会をコピーする場合、貼り付けた結果を確認してください。 使用されているカスタム属性および変数は正しくコピーされていない可能性があるので、必要に応じて、カスタム属性および変数を再び修正する必要があります。
次のタスク
文書の発行時に、変数として入力する属性を選択します。