ドキュメント・スタイルのレポートのためのメタデータの構成

Rational® Publishing Engine 1.1.2.2 以降では、テンプレート内の変数またはデータ・ソース・スキーマにメタデータを追加できます。 その後、Rational Reporting for Document Generation が使用される統合製品にそのテンプレートをインポートして、必要に応じてデータをフィルタリングできます。

始める前に

  1. 変数またはデータ・ソース・スキーマを作成します。
  2. オプション: 静的メタデータをメタデータ内で使用するには、セントラル管理コンポーネントに値セットを作成します。動的メタデータを使用する場合、値セットを作成する必要はありません。

手順

  1. 「アウトライン」ビューで、変数またはデータ・ソース・スキーマを右クリックします。
  2. 「構成メタデータの編集」をクリックします。
  3. 動的データまたは静的データに対する、メタデータの詳細を以下のように入力します。
    • 動的メタデータ:
      • タイプ: 値のタイプ。 例: string
      • ID: 評価されて、パラメーターの値のリストを提供する xPath 式。 値を入力するか、または「データ・ソース・スキーマ」ビューから値をドラッグすることができます。 例: workitem/workitem/id。 式は、要求 URL の取り出しで戻された XML で評価されます。 ID 式が提供されない場合は、要求 URL 自体がそのパラメーターの値になります。
      • 表示: 評価されて、パラメーターの選択用表示ストリングを提供する xPath 式。 値を入力するか、または「データ・ソース・スキーマ」ビューから値をドラッグすることができます。 例: workitem/workitem/summary。 ID の xPath 式と表示の xPath 式は、一致する結果セット (例えば、サイズと順序が同じなど) を戻す必要があります。 表示値が指定されない場合は、表示ストリングとして代わりに ID が使用されます。
      • 要求 URL: パラメーター値の検索時に情報の取り出し元の完全 URL。要求 URL が指定されない場合、ユーザーは手動でパラメーターの値を入力しなければなりません。
    • 静的メタデータ:
      • 値セット: セントラル管理コンポーネントに接続している場合、データの定義済みセットを選択できます。 文書生成中、このリストから単一の値を選択し、レポートを構成します。
  4. 動的メタデータを入力した場合、入力したメタデータを確認し、可能な場合、データ・ソースによって定義された変数で値を置換します。 例えば、Rational solution for Collaborative Lifecycle Management は、ID、表示、および要求 URL のパラメーターに対し、以下の変数を提供します。
    • ${public}: レポートが実行されているアプリケーションのフロント・サイドの URL に解決されます。
    • ${projectAreaUUID}: レポートが実行されているプロジェクトの UUID に解決されます。
    • ${userInput}: レポートの実行時に、ユーザー指定のフィルター・ストリングに置き換えられます。
  5. 「OK」をクリックして変更を保存します。
  6. テンプレートを保存します。

次のタスク

文書を生成するか、Rational Publishing Engine テンプレートを統合製品にインポートします。

フィードバック