照会内でソートを定義して、データを固有の順序で抽出できます。
始める前に
ソートは、ネイティブ・ソートまたは
IBM® Rational® Publishing Engine ソートを使用して指定できます。
ネイティブ・ソートにより、データ・ソースに固有のサポート対象フォーマットでソートを入力できます。
ネイティブ・ソートはデータ・ソースによって解釈されますが、
Rational Publishing Engine はデータ・ソースからデータを抽出するので、
Rational Publishing Engine によって処理されます。
ネイティブ・ソートについて詳しくは、該当する構文の詳細を取り上げたデータ・ソース資料を参照してください。
代わりに、ソートを
Rational RequisitePro® で作成できます。
- 表を作成して、データを入力します。
- データをソートします。
- ビューを作成し、データをそれに保存します。
- データ・ソース・スキーマとして使用するビューを Rational Publishing Engine でエクスポートします。
データ・サービス・アプリケーションはビューを自動的に検出します。
- データ・ソース・スキーマを Rational Publishing Engine テンプレートに追加します。
Rational Publishing Engine 出力で生成された
Rational RequisitePro データは、ビューからのソートを保持します。ただし一部のネストされたデータは、ネストされているとおりに表示されない場合があります。
手順
- テンプレート・コンテンツ・エディターでエレメントを選択します。
- 「プロパティー」ビューで、「データ」を展開します。
- 「ソート」プロパティーで、省略符号をクリックします。 「ソート・エディター」ウィンドウが表示されます。
- 以下のようにしてソート条件を指定します。
- ネイティブ・ソートを使用するには、「ネイティブ」タブをクリックして、「ネイティブ」ウィンドウにソート式を入力します。
「OK」をクリックします。
- Rational Publishing Engine ソートを使用するには、「スクリプト」タブで項目をダブルクリックして、ソート式に追加します。
それから項目に対して、表示されるリストからソート順を選択します。
可能な場合はいつでも、ネイティブ・ソートを使用します。
ネイティブ・ソートでは、Rational Publishing Engine ソートよりも速く文書が生成されます。
- 「OK」をクリックします。
タスクの結果
選択したソート順が現在のエレメントに追加されます。
注: Rational Publishing Engine は、ネイティブ・ソートが正しい場合は検査できません。
データ・ソースでソートを見直して、それが正確であることを確認します。
例
テンプレートでネイティブ・ソートを作成する Rational DOORS® の例:
Rational DOORS データ・ソースに対してネイティブ・ソートを定義するには、次のようにします。
- Rational DOORS モジュールを開いて、をクリックします。
- 「ソート基準 (Sort on)」フィールドで、「オブジェクト・テキスト」を選択します。
- 「順序」フィールドで、「降順」を選択します。
- 「追加」をクリックします。
- 「OK」をクリックして保存します。
これで、使用可能な Rational DOORS ソートがソート・リストに追加されました。
Rational DOORS のソートを
Rational Publishing Engine にコピーするには、以下のようにします。
- ソートする照会に含まれるテンプレート・エレメントを選択します。
- 「プロパティー」ビューで、「データ」を展開します。
- 「ソート」プロパティーで、省略符号をクリックします。
「ソート・エディター」ウィンドウが表示されます。
- 「ネイティブ」タブで、「降順オブジェクト・テキスト (Descending Object Text)」を入力します。
注: Rational Publishing Engine は、ネイティブ・ソートが正しい場合は検査できません。
データ・ソースでソートを見直して、それが正確であることを確認します。
次のタスク
ソート式は、各項目に対して表示される
「削除」オプションをクリックすることで削除できます。
すべての項目を除去するには、
「すべて除去」をクリックします。