例: スクリプトを使用した背景色の追加

スクリプト式によってプロパティーをエレメントに適用できます。これによってプロパティー値は、スクリプト式に含まれる出力データに基づいて変更されます。このタスクでは、スクリプトを使用して背景色を適用するための一般的な指示を提供し、Rational® DOORS® データ・ソース・スキーマを使用した例が含まれています。

手順

  1. 「パレット」ビューから、テキスト・エレメントなどのエレメントを選択して、それをテンプレート・コンテンツ・エディターにドラッグします。
  2. 属性をデータ・ソース・スキーマからエレメントにドラッグします。
  3. エレメントを選択します。
  4. 「プロパティー」ビューで、「テキストの背景色」などの、スクリプトに対応するプロパティーをテキスト・エレメントに対して選択します。
  5. 省略符号をクリックします。
  6. 「スクリプト式」タブを選択します。
  7. スクリプトを入力します。
  8. 「OK」をクリックします。
  9. 変更をテストするための出力を生成します。

スクリプトを使用した、Rational DOORS 属性への背景色の追加

この例では、出力の色データを含むセルに背景色を適用するカスタム color 属性がある、Rational DOORS スキーマを使用します。

  1. テーブル・エレメントをテンプレート・コンテンツ・エディターにドラッグします。
  2. 2 行と 3 列を入力します。
  3. 照会をテーブルにドラッグします。 例: module
  4. 列見出しを最初の行に入力します。 例: Object HeadingObject Text、および Color
  5. 照会を 2 番目の行にドラッグします。 例: module/object
  6. 2 番目の行で、属性を最初の 2 つのセルにドラッグします。 例: module/object/Object_Heading および module/object/Object_Text
  7. 2 番目の行の 3 番目のセルに、module/object/color 属性をドラッグします。
  8. 2 番目の行の 3 番目のセルを選択します。
  9. 「プロパティー」ビューで、「色」タブを選択します。
  10. 「セルの背景」で、省略符号をクリックします。
  11. 「スクリプト式」タブを選択します。
  12. スクリプトを適用する属性を選択します。例: module/object/color
  13. スクリプトを入力します。例:
    if (color == "green")
    {
    "00FF00"
    }
    else if (color == "yellow")
    {
    "FFFF00"
    }
    else if (color == "green,yellow" || color == "yellow,green" )
    {
    "6B7D02"
    }
  14. 「OK」をクリックします。
  15. 出力を生成します。

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