DXL セキュリティー設定を使用しての Rational DOORS データの抽出

セキュア・モードで稼働する Rational® DOORS® からデータを抽出できます。セキュア・モードで稼働する場合、Rational DOORS は DXL アクセスを制限します。トラステッド DXL が Rational DOORS に定義されていなければ、 Rational Publishing Engine で追加タスクを実行する必要はありません。 トラステッド DXL 設定が定義されている場合は、Rational Publishing EngineRational DOORS と連携するように構成する必要があります。

このタスクについて

トラステッド DXL のロケーションについて:

手順

  1. Rational DOORS のインストール済み環境で、 以下の手順を実行して Add-ins および Batch files ディレクトリーへのパスを見つけます。
    1. Rational DOORS を開きます。
    2. 「DOORS データベース」を右クリックしてから、 「プロパティー」をクリックします。
    3. プロパティー」ウィンドウで、「DXL セキュリティー (DXL Securities)」を選択します。
    4. 「Add-ins path」および 「Batch files path」フィールドのパス値をメモします。
  2. %RPE_HOME%\source ディレクトリーをコピーします。
  3. source ディレクトリーを Rational DOORS add-ins ディレクトリーに貼り付けます。 Rational Publishing Engine は 相対パスを使用してインクルード・ファイルを参照するため、Rational DOORS DXL ランタイムはインクルード・ファイルを取得できます。フォルダー構成を保持する必要があります。source ディレクトリーの名前を変更することはできません。
  4. source ディレクトリーを Rational DOORS batch files ディレクトリーに貼り付けます。 フォルダー構成を保持する必要があります。source フォルダーの名前を変更することはできません。
  5. RPE_DXLLOCATION 変数がバッチ・ファイル・パスを指すように 定義します。Rational Publishing Engine は、 デフォルトの RPE_HOME ではなくこのロケーションを、DXL の開始ロケーションとして使用します。
    注: フル UNC パスを トラステッド DXL ロケーションに指定します。マップされたドライブ名を使用するパスは使用できません。 そうしたドライブはユーザー固有のドライブであり、一部のユーザーが使用できないおそれが あるためです。

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