エレメントを別のテンプレートに物理的に埋め込むことによって、テンプレート全体またはテンプレートのセクションをインポートできます。 また、物理的に埋め込むのではなく動的にリンクすることによって、文書生成中にテンプレートを別のテンプレートにインポートすることもできます。
このタスクについて
そのデータ・ソース、マスター・ページ、スタイル、および変数があるテンプレートをインポートできます。
インポートされたコンテンツがテンプレートのコンテンツに一致する場合は、競合の通知を受け取ります。
コンテンツを編集するか、またはコンテンツを置換して、競合を解決します。
手順
- Document Studio で、以下のオプションのいずれか 1 つを選択します。
- 既存のエレメントまたはテンプレートの最後にテンプレートを挿入するには、をクリックします。
- 既存のエレメントがテンプレート内で選択されており、そのエレメントにインポートを含めることができる場合、「テンプレートのインポート」が有効になり、インポートしたコンテンツを、選択したエレメントに挿入できます。
- 既存のエレメントがテンプレート内で選択されており、そのエレメントにインポートを含めることができない場合、「テンプレートのインポート」は無効になります。
- 既存のエレメントが選択されていない場合、「テンプレートのインポート」が有効になり、インポートしたコンテンツをテンプレートの最後に挿入できます。
- テンプレート・コンテンツ・エディターで選択されているエレメントの前または後にテンプレートを追加するには、をクリックし、「選択前」または「選択後」を選択します。
「テンプレートのインポート」ウィザードで、「次へ」をクリックします。
- 「テンプレートの選択」ウィンドウで、テンプレートを選択します。
- インポートのタイプを以下のように選択します。
- 「物理的埋め込み」: テンプレート・エレメントを現行のテンプレートに挿入します。
- 「動的参照」: テンプレート・エレメントはリンクされ、文書生成時に出力にロードされます。
重要: 以下の場合には、動的参照の代わりに物理的埋め込みを使用します。
- テンプレートまたはスニペットがデータ・ソースから情報を抽出するように設計されている。
- テンプレートまたはスニペット内に動的参照が含まれている。
- マスター・ページ、スタイル、および変数に競合する情報がある場合、
「競合コンテンツ」アイコンが、競合するコンテンツの前に表示されます。競合するコンテンツを以下のようにして編集します。
「次へ」をクリックします。
- 「要約」を確認して、「終了」をクリックします。
タスクの結果
テンプレートのコンテンツまたはテンプレートのリンクは、ホスト・テンプレートに挿入されます。
複数のテンプレートまたはエレメントを続けてインポートした場合、追加する各項目は、最後の項目の上に追加されます。 最後にインポートした項目が、最初に表示されます。 インポートした項目の順序を並べ替えるには、テンプレート・コンテンツ・エディター内で項目をドラッグ・アンド・ドロップしてください。
次のタスク
ファイルを動的に参照するよう選択した場合、ファイル・パスを、ホスト・テンプレートに対する相対パスに変更するよう求めるプロンプトが出される場合があります。
相対パスを使用するよう求めるプロンプトが出された場合、以下のようにします。
- 指定するのは、文書仕様に対してではなく、ホスト・テンプレートに対する相対パスである点に注意してください。
- テンプレートのいずれかを元の場所から移動し、相対パスが変化した場合、参照先テンプレートをホスト・テンプレートから削除して、テンプレートを再インポートする必要があります。
相対パスを使用するよう求めるプロンプトが出されていない場合、以下の点を確認します。
- ホスト・テンプレートが保存されている。
- ホスト・テンプレートとインポートしたテンプレートがどちらも、バージョン 2 のテンプレートである。
- バージョン 1.2.0.1 を使用している。