セントラル管理コンポーネント管理者を指定して、組織のアセットを管理できます。この管理者は、アセットのディレクトリー構造および
接続しているユーザーのリモート・サービス設定を
管理できます。
セントラル管理コンポーネント内でアセットを管理するために役立つ、このヒントと概念のリストを確認してください。
管理ユーザー・インターフェース内のアセット・リストの
表示
サイドバーでは、ツリー構造およびフィルターの組み合わせによって
ライブラリー・アセットのフレキシブルなビューが提供されます。
- フォルダー内のすべてのアセットを表示するには、
ツリー内でフォルダーを選択して、「アセット・タイプによるフィルター」に 「すべて」を選択します。
- 特定のタイプのアセットすべてを表示するには、ツリー内で「ライブラリー」を選択して、
「アセット・タイプによるフィルター」にアセット・タイプを選択します。
セントラル管理コンポーネントの名前変更
セントラル管理コンポーネントを名前変更するには、RPE Central Library から、「ライブラリー・プロパティー」 をクリックし、「名前」フィールドに名前を入力します。ライブラリーを名前変更する場合、この名前は、クライアント・アプリケーションからアセットをサブミットまたは変更するためにセントラル管理コンポーネントに接続するすべてのユーザーに対して表示されます。
管理ユーザー・インターフェースでのアセット・フォルダーの
構成
サイドバーでは、フォルダーの上にカーソルを移動させると、「編集」アイコンをクリックして、ツリー内のフォルダーの名前またはロケーションを変更できます。事前定義アセット・フォルダーを削除、名前変更または
移動することはできません。
事前定義アセット
セントラル管理コンポーネントには、組織内でアクティブに使用するため、またはセントラル管理コンポーネントにサブミットできるアセットのモデルとして使用するためのサンプル・アセットが付属しています。事前定義アセットは、削除したり、プライベートとして指定したりはできません。
- ランタイム・メタデータ・プロパティー: docspec > metadata を展開します。
- リモート・エンジン設定: preferences > engine を展開します。
- スニペット: snippets フォルダーを選択します。
- スクリプト: scripts フォルダーを選択します。
- スタイル・シート: stylesheets フォルダーを選択します。
プライベート・アセット
セントラル管理コンポーネントで、特定のアセットをプライベートに指定することによって、ユーザーがそれらのアセットにアクセスするのを制限できます。プライベート・アセットは、作成ユーザーおよびセントラル管理コンポーネント管理者のみがクライアント・アプリケーションから表示できるアセットです。
セントラル管理コンポーネントの目的は、組織間でアセットを再利用することにあるので、プライベート・アセットの概念は、自分だけが利用可能な個人用のアセットをユーザーが作成するというものではありません (ただし、個人用アセットを管理することは可能です)。プライベート・アセットの概念は、アセットが開発中であっても、アセットをセントラル管理コンポーネントに提供するためのプロセスをユーザーに提供します。ユーザーは、複数のコンピューター上で
作業しながら、アセットの開発中に同じアセット・ファイルに
アクセスできます。
例えば、上級 JavaScript ユーザーが、テンプレート用のスクリプトに対する作業を行っている場合があります。
スクリプトが開発中であるため、ユーザーは、アセットを「プライベート」に指定して、JavaScript が作成されてテストされるまで、他のユーザーがそのアセットを使用できないようにすることができます。
パブリック・アセット
プライベートとしてマークが付いていないアセットは、セントラル管理コンポーネントにアクセス権を持つすべてのユーザーが使用可能です。アセットを変更すると、変更内容は、そのアセットを表示または使用するユーザーすべてに表示されます。アセットをセントラル管理コンポーネントから削除すると、そのアセットを他のユーザーが使用できなくなります。テンプレートまたは
文書仕様内で使用されているアセットが削除されると、そのアセットに
アクセスできなくなり、生成される文書に影響します。アセットを削除する前に、セントラル管理コンポーネント・ユーザーがテンプレートまたは文書仕様から対象のアセットを削除していることを先に確認してください。