WebSphere Application Server でのレポート作成データ・サービス・アプリケーションの手動デプロイ

IBM® Rational® Publishing Engineデータ・サービス・アプリケーション用のアダプターを、IBM WebSphere® Application Server バージョン 7.0 または 8.0 の既存のインスタンスにインストールできます。Rational Publishing Engine のインストール時に、WebSphere Application Server にレポート作成データ・サービス・アプリケーションをデプロイした場合、このタスクを実行する必要はありません。

始める前に

レポート作成データ・サービス・アダプターをデプロイする前に、WebSphere Application Server 7.0 または 8.0、およびレポート作成データ・サービス・アプリケーションを備えた Rational Publishing Engine をインストールする必要があります。
重要: レポート作成データ・サービス・アプリケーションは、32 ビット・バージョンの WebSphere Application Server 上にのみデプロイ可能です。レポート作成データ・サービス・アプリケーションは、64 ビット・バージョンの WebSphere Application Server にデプロイすることはできません。
レポート作成データ・サービス・アプリケーション用に別のプロファイルを作成する場合、次のようにします。
  1. WebSphere Application Server プロファイル管理ツールを開始します。プロファイル管理ツールを起動するには、「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「IBM WebSphere」 > 「Application Server [バージョン] > 「プロファイル管理ツール」を選択します。
  2. 「次へ」をクリックします。
  3. 「拡張プロファイルの作成」を選択して、「次へ」をクリックします。
  4. 「管理コンソールのデプロイ」を選択して、「次へ」をクリックします。
    重要: 「デフォルト・アプリケーションのデプロイ」は選択しないでください。
  5. プロファイル名として DataServices を指定し、「次へ」をクリックします。管理セキュリティーを有効にしないでください。「次へ」をクリックします。
  6. 「Application Server プロセスを Windows サービスとして実行する」を選択して、「次へ」をクリックし、「作成」をクリックします。

このタスクについて

このセットアップは、 IBM Rational ClearQuest®IBM Rational RequisitePro®、 または IBM Rational ClearCase® に適用されます。 1 つのデータ・アダプターが、多数の Rational Publishing Engine クライアントに対する通信インターフェースを提供します。 パフォーマンス上の理由から、レポート作成データ・サービス・アダプターをデータベースと同じサーバーにインストールしないでください。レポート作成データ・サービス・アダプターがインストールされているコンピューターには、データベースのネイティブ・クライアント (Rational RequisitePro シック・クライアント、Rational ClearQuest Eclipse クライアント、その他) もインストールする必要があります。レポート作成データ・サービス・アダプターがインストールされたコンピューターでは、レポート作成データ・サービス・アダプターは、ネイティブ・クライアントを使用してデータベースと通信します。多数の Rational Publishing Engine クライアントが、さまざまな異なるロケーションにある場合でも、http://server:port/DataServices/Adapter/<data> を使用してレポート作成データ・サービス・アダプターに接続します。

手順

WebSphere Application Server にレポート作成データ・サービス・アプリケーションをデプロイするには、次のようにします。

  1. ブラウザーで WebSphere Application Server 管理コンソールを開始します。 例: http://server:port/ibm/console/logon.jsp
  2. 「アプリケーション」を展開し、「新規アプリケーション」をクリックします。
  3. 「新規エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  4. 「新規アプリケーションのパス (Path to the new application)」ウィンドウで、DataServices.war へのパスを選択します。デフォルトでは、アーカイブ・ファイルは、RPE_HOME¥web services¥Data Services¥DataServices.war にあります。
    • ローカル・ファイルを使用する場合は、「ローカル・ファイル・システム」を選択します。「参照」をクリックして、DataServices.war ファイルを選択します。
    • リモート・ファイルを使用する場合は、「リモート・ファイル・システム」を選択します。「参照」をクリックして、DataServices.war ファイルを選択します。
  5. 「ファスト・パス - 追加情報が必要な場合のみプロンプトを出す」を選択し、「次へ」をクリックします。
  6. 以下のウィンドウでデフォルト設定を受け入れて、「次へ」をクリックします。
    • インストール・オプションの選択
    • モジュールをサーバーにマップ
    • Web モジュールの仮想ホストをマップ
  7. 「Web モジュールのコンテキスト・ルートをマップ」で、コンテキスト・ルートとして /DataServices を入力します。 この入力は、クライアントの構成に使用する URL の一部になります。
  8. 「要約」を確認して、「終了」をクリックします。プロセス・ログに、「Application DataServices.war installed successfully」(アプリケーション DataServices.war は正常にインストールされました) と表示されます。
  9. DataServices.war application がデプロイされている Rational Publishing Engine プロファイルを再始動します。
  10. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。 追加した DataServices.war アプリケーションが、入力したコンテキスト・パス名でリストに表示されます。
  11. DataServices.war applicationチェック・ボックスを選択して、「開始」をクリックします。

次のタスク

レポート作成データ・サービス・アダプターをデプロイします

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