Apache Tomcat でのレポート作成データ・サービス・アダプターのデプロイ

レポート作成データ・サービス・アダプターを Apache Tomcat サーバーにデプロイできます。

始める前に

レポート作成データ・サービス・アダプターをデプロイするには、Apache Tomcat、およびレポート作成データ・サービス・アプリケーションを備えた Rational® Publishing Engine をインストールする必要があります。

IBM® Rational RequisitePro® アダプターを使用している場合、Apache Tomcat の引数を以下のように構成します。
  1. JVM 汎用オプション (DRJCB_IN_MTA_ONLY='RJCB' –Xquickstart) を追加します。
    • Apache Tomcat が Windows サービスとして稼働している場合は、パラメーターを「Java オプション (Java Options)」フィールドに追加します。
    • Apache Tomcat がコマンド行から実行 されている場合は、Apache Tomcat を開始する前に、オプション set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -DRJCB_IN_MTA_ONLY='RJCB'-Xquickstart -Xmx512m を環境パラメーターとして設定します。
      重要: -Xquickstart オプションでは、 en ダッシュ () でも em ダッシュ () でもない ハイフン (-) を使用する必要があります。このトピックのコード句をコピーすると、 ハイフンが en ダッシュや em ダッシュに変換されることがあります。変換されると、 エラーになり Apache Tomcat は開始されません。
  2. 「最大メモリー・プール (Maximum memory pool)」フィールドに、 512 MB と入力します。
    「Apache Tomcat 6 プロパティー (Apache Tomcat 6 Properties)」ウィンドウの
「Java」タブ

このタスクについて

このセットアップは、 IBM Rational ClearQuest®IBM Rational RequisitePro、 または IBM Rational ClearCase® に適用されます。 1 つのデータ・アダプターが、多数の Rational Publishing Engine クライアントに対する通信インターフェースを提供します。 パフォーマンス上の理由から、レポート作成データ・サービス・アダプターをデータベースと同じサーバーにインストールしないでください。レポート作成データ・サービス・アダプターがインストールされているコンピューターには、データベースのネイティブ・クライアント (Rational RequisitePro シック・クライアント、Rational ClearQuest Eclipse クライアント、その他) もインストールする必要があります。レポート作成データ・サービス・アダプターがインストールされたコンピューターでは、レポート作成データ・サービス・アダプターは、ネイティブ・クライアントを使用してデータベースと通信します。多数の Rational Publishing Engine クライアントが、さまざまな異なるロケーションにある場合でも、http://server:port/DataServices/Adapter/<data> を使用してレポート作成データ・サービス・アダプターに接続します。

手順

  1. アダプター・ファイルを Apache Tomcat データ・サービス・ディレクトリーに 追加します。Apache Tomcat のデフォルト・ディレクトリーは、以下のように使用されます。
    1. RPE_HOME¥web services¥Data Services¥product_name¥eclipse¥plugins ディレクトリーの内容をコピーして、Apache Tomcat データ・サービス・ディレクトリーの plugins フォルダーに貼り付けます。このディレクトリーのデフォルト・ロケーションは CATALINA_HOME¥DataServices¥WEB-INF¥eclipse¥plugins です。
    2. RPE_HOME¥web services¥Data Services¥product_name¥eclipse¥features ディレクトリーの内容をコピーして、Apache Tomcat データ・サービス・ディレクトリーの features フォルダーに貼り付けます。このディレクトリーのデフォルト・ロケーションは CATALINA_HOME¥DataServices¥WEB-INF¥eclipse¥features です。
    ディレクトリーに存在する、その他のいずれのファイルも 削除しないでください。各アダプターの プラグインは、Web アプリケーションのプラグインとマージされる 必要があります。
  2. Apache Tomcat Manager を開きます。
    • Apache Tomcat を Windows サービスとして実行している場合、「コントロール パネル」を開いて、Apache Tomcat 行で、「Admin」をクリックします。次に、「マネージャー・アプリケーション (Manager App)」をクリックします。
    • Apache Tomcat を Windows サービスとして実行していない場合、 ブラウザーで Apache Tomcat Manager を http://server:port/manager/html という形式で開きます。

      例: http://localhost:8080/manager/html

  3. アプリケーション・サーバーを再始動します。

次のタスク

  1. レポート作成データ・サービス・アダプターが正常にデプロイされていることを確認します。ブラウザーに、http://server:port/DataServices/context_path と入力します。正常にデプロイメントできていれば、ページには、インストールされた 各アダプターの XML リストが表示されます。
  2. 必要に応じて、ご使用の製品のレポート作成データ・サービス・アダプターを構成します

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