テーブル・エレメント・プロパティー

Document Studio で「プロパティー」ビューを開いて、 テーブル・エレメントを選択します。「プロパティー」ビューには、 テーブルに使用できる以下のプロパティーが表示されます。

一般プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、最上位の「メタデータ」セクションおよび「フォーマット」 > 「共通」セクションにあります。

タイプ 説明
Tag ストリング 要素のタグ名。このプロパティーは編集できません。
名前 ストリング 要素の名前。
説明 ストリング この要素に関する要約または注記。
Assignment ストリング 要素に割り当てられた変数。
Condition ストリング 変数または属性を要素の条件として適用できるスクリプト。
Master page ストリング 要素に適用されるマスター・ページの名前。
Force page change truefalse デフォルト値: false

true の場合は、現在のマスター・ページが前のマスター・ページと似ていると改ページが挿入されます。

Target region ストリング 現在の要素を指定された領域に書き込みます。
Style name ストリング 要素に適用されるスタイルの名前。

データ・プロパティー

「プロパティー」ビューに「データ」タブが表示されるのは、要素に追加された照会が存在する場合のみです。「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、最上位の「データ」セクションにあります。

タイプ 説明
Data Source ストリング データ・ソース・スキーマ名。このプロパティーは編集できません。例: Generic XML 1
コンテキスト ストリング 照会の対象が別の要素内にネストされた要素である場合は、このプロパティーについて親要素のコンテキストが表示されます。このプロパティーは編集できません。例: $7 は親要素のコンテキストです。
Query ストリング データ・ソース・スキーマで指定された照会の名前。
Sort ストリング 要素に適用される Rational® Publishing Engine またはネイティブのソート。
Limit ストリング デフォルト値: 0

出力で特定の数のデータ値のみを生成する場合の数を入力します。

Filter ストリング 要素に適用される Rational Publishing Engine またはネイティブのフィルター。
Recursive Level 数値 デフォルト値: 0

一連のデータを取り出すためテンプレートに照会およびその各子照会を追加する代わりに、Recursive Level および Recursive Segments を使用できます。 これらのプロパティーは一緒に使用して、テンプレートで親照会のみを指定し、その照会とそのすべての子照会からデータを抽出します。

Recursive Level は、照会内の再帰的セグメントが繰り返される回数です。 例えば、Module/Object/Link/Linked Object という照会で、再帰的セグメント値として 2 を入力し、再帰的レベル値として 3 を入力した場合は、Link/Linked Object は 3 回繰り返されます。結果として得られる照会は、Module/Object/Link/Linked Object/Link/Linked Object/Link/Linked Object です。

Recursive Segments 数値 デフォルト値: 1

一連のデータを取り出すためテンプレートに照会およびその各子照会を追加する代わりに、Recursive Level および Recursive Segments を使用できます。 これらのプロパティーは一緒に使用して、テンプレートで親照会のみを指定し、その照会とそのすべての子照会からデータを抽出します。

照会内の繰り返されるセグメントの数。 例えば、Module/Object/Link/Linked Object という照会で、再帰的セグメント値として 2 を入力した場合は、Link/Linked Object が繰り返されるセグメントです。

固有プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「特定」セクションにあります。

タイプ 説明
Table autofit autofit to windowautofit to contents autofit to window を設定すると、 テーブルはページの幅にサイズ変更されます。autofit to contents を設定すると、テーブルは、テーブルに含まれるテキストに 合わせてサイズ変更されます。
Resize to fit contents truefalse true を設定すると、 最も多くのテキストが入力されたセルを基にして 列幅が調整されます。
Fixed cell width in column truefalse true を設定すると、列内のすべてのセルの幅は 同じになります。
Cell spacing 0 から 190 まで セル間の空白のピクセル数。
Default cell alignment top lefttop righttop centercenter rightcenter leftcenterbottom rightbottom leftbottom center ページ・マージンに相対的な、セル内の行の 開始位置および終了位置。
XHTML cell merge truefalse true に設定すると、テーブルは、XHTML テーブルがレンダリングされるようにすべての出力でレンダリングされます。 Rational Publishing Engine 1.2 以前には、他のセルをマージしたとき、Microsoft Word および PDF 出力でテーブルが正しく生成されるよう、テンプレートに空のセルを追加しなければならない場合がありました。 XHTML cell mergetrue に設定すると、こうした空のセルを追加する必要はありません。 false に設定した場合 (Rational Publishing Engine 1.2.0.1 以降でのデフォルト設定)、表は、バージョン 1.2 およびそれ以前と同様にレンダリングされます。
Remove if empty truefalse このプロパティーは、照会によって生成された行またはセルがある表にのみ適用されます。 ヘッダー行は、このプロパティーの動作に影響しません。

true に設定すると、生成されて表に設定されるデータがなければ、表は出力に表示されません。 さらに表は、このプロパティーが true に設定され、生成された表内に行がない場合は表示されません。 生成された表に空の行があれば、プロパティーの設定に関係なく表は引き続き表示されます。

false に設定すると、表に設定されるデータがない場合でも、空の表が出力に表示されます。

フォント・プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「フォント」セクション、「フォーマット」 > 「行」セクション、「フォーマット」 > 「文字」セクション、および「フォーマット」 > 「効果 (Effects)」セクションにあります。

タイプ 説明
フォント StringCambriaCourier NewGeorgiaHelveticaLucidaTahomaTimes New RomanVerdana ドロップダウン・メニューで選択可能な共通フォントの 1 つを選択するか、またはご使用のコンピューターで使う別のフォントの名前を入力します。
Size 1 から 1638 要素内のテキストのポイント・サイズ。ドロップダウン・メニューから値を選択するか、またはサポートされるサイズの範囲内の値を入力できます。

例:

フォント・サイズの例

Color 000000 から FFFFFF デフォルト値: 000000

要素内のテキストの 16 進カラー値

例:

フォント色の例

注:transparent は、XSL-FO 出力の場合にのみサポートされます。
Bold truefalse デフォルト値: false

true の場合、太字を適用します。

例:

太字の例

Italic truefalse デフォルト値: false

true の場合、斜体を適用します。

例:

斜体の例

Underline truefalsesinglewordsdoubledottedthickdashdash longdot dashdot dot dashwavydotted heavydash heavydash long heavydot dash heavydot dot dash heavywavy heavywavy double デフォルト値: false

true の場合、テキストの下に横線を付加します。

例:

下線の例

Overline truefalse デフォルト値: false

true の場合、テキストの上に横線を付加します。

例:

上線の例

Strikethrough truefalsedouble デフォルト値: false

true の場合、テキストの中央に横線を付加します。

例:

取り消し線の例

Shadow truefalse デフォルト値: false

true の場合、テキストに影を付けます。

例:

影の例

Outline truefalse デフォルト値: false

true の場合、テキストを輪郭線で囲みます。

例:

輪郭線の例

Emboss truefalse デフォルト値: false

true の場合、テキストを浮き出しているように表示します。

例:

浮き出し表示の例

Engrave truefalse デフォルト値: false

true の場合、テキストを刻印されているように表示します。

例:

刻印表示の例

Small caps truefalse デフォルト値: false

true の場合、小文字を大文字に変換します。

例:

小文字の大文字への変換例

All caps truefalse デフォルト値: false

true の場合、すべての文字を大文字に変換します。

例:

すべて大文字の例

Hidden truefalse デフォルト値: false

true の場合、出力からテキストを削除します。

Underline color 000000 から FFFFFF デフォルト値: 000000

要素内のテキストの下線の 16 進カラー値

境界線プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「境界線」セクションに配置あります。

タイプ 説明
余白 0 から 1000 境界線スタイル・プロパティーが適用されるテキストの端部と他の任意のテキストや要素の間の余白。

例:

すべての境界線余白の例

スタイル nonesinglethickdoublehairlinedotteddash large gapdot dashdot dot dashtriplethin thick small gapthick thin small gapthin thick thin small gapthin thick medium gapthick thin medium gapthin thick thin medium gapthin thick large gapthick thin large gapthin thick thin large gapwavedouble wavedash small gapdash dot strokeremboss 3Dengrave 3Doutsetinsetgrooveridgedashedhidden 要素の端部周囲に使用される境界線のタイプ。
Color 000000 から FFFFFF 要素内のテキストの端部の境界線の 16 進カラー値
注: すべての境界線について、「色」transparent に設定しないでください。
Width 0 から 30 要素の端部の境界線の幅を表すピクセル数。

セル境界線プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「セル境界線」 > 「セル境界線の色 (cell border color)」セクションにあります。

タイプ 説明
スタイル nonesinglethickdoublehairlinedotteddash large gapdot dashdot dot dashtriplethin thick small gapthick thin small gapthin thick thin small gapthin thick medium gapthick thin medium gapthin thick thin medium gapthin thick large gapthick thin large gapthin thick thin large gapwavedouble wavedash small gapdash dot strokeremboss 3Dengrave 3Doutsetinsetgrooveridgedashedhidden 要素の端部周囲に使用される境界線のタイプ。
Color 000000 から FFFFFF 要素内のテキストの端部の境界線の 16 進カラー値
注: すべての境界線について、「色」transparent に設定しないでください。
Width 0 から 30 要素の端部の境界線の幅を表すピクセル数。

色のプロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「色」セクションにあります。

タイプ 説明
表の背景色 000000 から FFFFFF セルのバックグラウンドの 16 進の 色

位置決めおよび位置合わせプロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「位置決め (positioning)」 セクションにあります。

タイプ 説明
Table alignment leftrightcenter ページ・マージンに相対的な、セル内の行の 開始位置および終了位置。
Table indent 0 から 500 まで 左のページ・マージンと表の間の 空白のピクセル数。

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