例: Rational® RequisitePro® を使用したスタイル見出しのスクリプト式の作成

この例では RequisitePro.xsd 汎用 XML スキーマを使用しています。これには PRRequirement 照会に Level 属性が含まれています。

手順

FullTag に適用される見出しスタイルでレポートを作成するには、次のようにします。

  1. ランチャーで、文書仕様を作成し、データ・ソースを構成します。
  2. Document Studio で、新規テンプレートを開きます。
  3. 次のようにして、サンプル・データ・ソース・スキーマを追加します。
    1. 「データ・ソース・スキーマ」ビューで、「データ・ソース・スキーマの追加」アイコンをクリックします。 「データ・ソース・スキーマ」ウィザードが開き、「次へ」をクリックできます。
    2. 「スキーマ・タイプ」フィールドで、「汎用 XML」を選択します。
    3. オプション: 「データ・ソース ID」のカスタム名を入力します。
    4. 「次へ」をクリックします。 選択内容を確認して、「終了」をクリックします。
  4. 「参照」をクリックし、製品とともにインストールされている RequisitePro.xsd サンプル・データ・ファイルを選択します。 デフォルト・ロケーション: %RPE_HOME%¥source¥XML¥examples¥RequisitePro.xsd「開く」をクリックします。
  5. エレメントをテンプレートに追加します。
    1. 「コンテナー」アイコン コンテナー・エレメントを追加します。
    2. 「段落」アイコン 段落エレメントをコンテナー・エレメントに挿入します。
    3. 「テキスト」アイコン テキスト・エレメントを段落エレメントに挿入します。
      エレメントがあるテンプレート例
  6. 照会をエレメントに追加します。
    1. 「データ・ソース・スキーマ」ビューで、プロジェクトと要求を展開します。
    2. PRRequirement をコンテナー・エレメントにドラッグします。
    3. FullTag (ストリング) をテキスト・エレメントにドラッグします。
    4. 「コンテキストの選択」ウィンドウで、「値として使用」を選択します。
    5. 「PRRequirement」コンテナーを選択して、「OK」をクリックします。
      エレメントに照会があるテンプレート例
  7. 段落エレメントに対してスタイル・スクリプト式を作成します。
    1. 段落エレメントを選択します。
    2. 「プロパティー」ビューで、「一般」タブを選択します。
    3. 「スタイル名」フィールドで、「構成」アイコン 「構成」アイコンをクリックします。
    4. 「スタイル名の値の設定 (Set style name value)」ウィンドウで、「スクリプト式」タブを選択します。
    5. 「属性」とデータ・ソースを展開します。
    6. 「レベル」を選択します。
    7. parseInt(Level) + 1 を入力します。
  8. 「文書仕様」 > 「生成」 > 「文書の生成」をクリックし、出力を生成します。

タスクの結果

Level 値が 1 つ増えると、見出しスタイルも 1 つ増えます。 Heading 1 のスタイルは、Level 値が 0 の要求の FullTag 値に基づいて設定されます。 Heading 2 のスタイルは、Level 値が 1 の要求の FullTag 値に基づいて設定されます。

この例でテンプレートによって作成される最終出力文書は、次のようになります。
  • セクション・タイトルとして FullTag 値を表示します。
  • 要求の可視階層を次のように表示します。
    • 要求は最大の見出しであり、Heading 1 スタイルを使用します。
    • 子要求は副見出しであり、Heading 2 スタイルを使用します。
  • Level 属性の値に基づいて階層を作成します。

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