WebSphere® Application Server での Rational RequisitePro アダプターの構成

IBM® Rational® Publishing Engine および IBM Rational RequisitePro® の両方でアクセス可能なライブラリーを作成し、それらの共有ライブラリーをレポート作成データ・サービス・アプリケーション・プロファイルに関連付けることができます。

手順

  1. Rational RequisitePro アダプター用に共有ライブラリーを作成するには、以下のようにします。
    1. 「共有ライブラリー」ウィンドウを表示するため、「環境」 > 「共有ライブラリー」をクリックします。
    2. スコープ設定を指定し、「Node=RationalPublishingEngineNode01, Server=RationalPublishingEngineServer」エントリーを選択します。 これらの名前は、ノードとサーバーのデフォルトの名前です。
    3. 共有ライブラリー参照を作成するため、「新規」をクリックします。
    4. 「名前」「説明」、および「クラスパス」に値を設定します。正しいロケーションにあるファイルをクラスパスが指すようにしてください。
      表 1. 共有ライブラリー参照のフィールド
      名称 説明
      名前 RequisitePro RJCB
      説明 Rational RequisitePro アダプターの共有ライブラリー。
      クラスパス C:¥Program Files¥IBM Rational¥RequisitePro¥lib¥proxies.jar

      C:¥Program Files¥IBM Rational¥common¥RJCB.jar

      注: サブステップ (d) にリストされているデフォルト値は、Rational RequisitePro 7.0 および 7.0.1 の場合です。クラスパス項目で使用される実際のパスは、Rational RequisitePro がインストールされている場所によって異なります。クラスパスが正しいロケーションのファイルを参照していることを確認します。バージョン 7.1 のインストール・ロケーションを表示するには、「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「IBM Installation Manager」 > 「インストール済みパッケージの表示」をクリックして、IBM Installation Manager を開きます。
    5. 「OK」をクリックして、「保存」をクリックします。 共有ライブラリーが作成されます。
  2. Rational RequisitePro 共有ライブラリーをレポート作成データ・サービス・アプリケーション・プロファイルに関連付けるため、次のようにします。
    1. 「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」をクリックします。
    2. データ・サービス・アプリケーションをデプロイしたサーバーをクリックします。デフォルトの名前は、RationalPublishingEngineServer です。
    3. 「サーバー・インフラストラクチャー」 > 「Java およびプロセス管理」 > 「クラス・ローダー」をクリックします。
    4. 共有ライブラリー用のクラス・ローダーを作成するため、「新規」 > 「OK」をクリックします。
    5. 共有ライブラリー参照をクラス・ローダーに関連付けるため、サブステップ (d) で作成した新規クラス・ローダーのハイパーリンクをクリックします。
    6. 「共有ライブラリー参照」をクリックします。
    7. 関連付ける必要があるライブラリーごとに、「追加」をクリックしてライブラリーを選択し、「OK」をクリックします。
    8. 「保存」をクリックします。
    9. レポート作成データ・サービス・アプリケーション・プロファイルを再始動します。
  3. Rational RequisitePro がデフォルト・ディレクトリー以外のロケーションにインストールされている場合、catalog.txt ファイルのインストール・パスを更新します。
    1. 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」 > 「データ・サービス」 > 「サーブレットのパラメーターを初期化」をクリックします。
    2. VegaDataServices.Adaptor.RequisitePro.CatalogFilePath をクリックします。
    3. catalog.txt ファイルを指すコンピューター上の正しいパスで、パラメーターを更新します。 例: C:¥Program Files (x86)¥IBM¥RationalSDLC¥RequisitePro¥ReqWeb¥projects¥catalog.txt
    4. 「OK」をクリックして変更を保存します。
  4. Rational RequisitePro アダプターが正常にインストールされていることを確認します。 ブラウザーで、Rational RequisitePro アダプターの URL を入力します。デフォルトでは、この URL は http://host:port/DataServices/RequisiteProです。
    注: ポート番号は管理コンソールから確認できます。正常にインストールされている場合、Rational RequisitePro 管理ツールに登録されているスキーマ・リポジトリーをリストした XML 文書が表示されます。

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