Document Studio

Document Studio は、多様なビューとウィザードによって文書テンプレートを設計するために使用されるスタンドアロン・アプリケーションです。エレメントを選択し、ご使用のデータ・ソースからの最新のデータを取り込んでフォーマット設定できるテンプレートを作成できます。
ヒント: ランチャーと Document Studio は両方とも、ツールバーから Eclipse パースペクティブ・タブとしてアクセスできます。
  1. ランチャーまたは Document Studio アプリケーションのいずれかから、 「パースペクティブを開く」アイコン 「パースペクティブを開く」アイコンをクリックします。
  2. 追加するパースペクティブを選択します。
  3. 「OK」をクリックします。 Document Studio およびランチャーはどちらも、ご使用のツールバーのタブとしてアクセス可能です。
    ツールバーからのパースペクティブ・アイコン。
Document Studio では、以下のタスクを実行することができます。

Document Studio のユーザー・インターフェース

Rational® Publishing Engine は Eclipse がベースとなっているため、これらのビューを非表示にしたり、展開、縮小、ドック解除、または移動したりすることができます。パースペクティブからビューを誤って削除してしまった場合、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「ビュー」をクリックして開くことができます。または、「ウィンドウ」 > 「パースペクティブのリセット」をクリックして復元することもできます。

 1 . 「パレット」ビュー

「パレット」ビューには、文書テンプレートの作成および設計に使用できるエレメントがすべて表示されます。各エレメントの説明については、『「パレット」ビューのテンプレート・エレメント』を参照してください。

テンプレートにエレメントを追加するには、以下の操作を実行します。
  • 「パレット」ビューでエレメントをクリックしてから、テンプレート内の、そのエレメントを配置するロケーションをテンプレート・コンテンツ・エディターでクリックします。
  • 「パレット」ビューでエレメントをクリックし、そのままテンプレート・コンテンツ・エディターにドラッグして、テンプレートにそのエレメントを配置します。
  • 「囲み枠」エレメントを使用すると、テンプレート・コンテンツ・エディターで複数のエレメントを選択できます。
ヒント: パレット・エレメントを選択すると、そのエレメントは、デフォルトでは新しいツールを選択するまでテンプレート・コンテンツ・エディターで選択済みのままになります。 このデフォルト設定を使用して続行し、「選択」エレメントを使用してカーソルに戻ることができます。またはこの設定の内容を変更して、それを使用不可にすることもできます。「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「RPE」 > 「文書の設計」をクリックし、「テンプレートへの挿入後も現在のパレット・ツールを選択したままにしますか」の設定で「いいえ」を選択します。

 2 . 「データ・ソース・スキーマ」ビュー

「データ・ソース・スキーマ」ビューでは、テンプレートで使用するために選択可能なデータ・スキーマが表示されます。このビューでは、各スキーマは、それぞれ独自のタブに表示されます。

 3 . テンプレート・コンテンツ・エディター

エディター領域とは、Document Studio でテンプレート構造を設計する場所です。この領域では、文書テンプレートおよびマスター・ページに表示されるコンテンツが作成されます。エディターには、以下の複数のタブがあります。
  • テンプレート・コンテンツ・エディター: レポート用のテンプレートを設計します。
  • ズーム・エディター: テンプレートのより小さな領域での作業を行えます。
  • マスター・ページ: 各マスター・ページが個別のタブに表示されます。 マスター・ページ・タブは、テンプレートにマスター・ページがある場合にのみ表示されます。

 4 . 「アウトライン」ビュー

「アウトライン」ビューには、テンプレートの内容がツリー構造で表示されます。

 5 . 「プロパティー」ビュー

選択されたエレメントのプロパティーを表示します。これは編集可能です。 ただし、照会パスなどの一部のプロパティーは読み取り専用です。ここでは、いくつかのフォーマット・プロパティーについて受け付けられた値もツールチップに表示されます。

ヒント: 「プロパティー」ビューから別のビューに切り替えた後で「プロパティー」ビューに戻った場合は、選択した最後のエレメントのプロパティーは表示されません。 プロパティーを表示するには、エレメントを再度選択します。

 6 . 「コンソール」ビュー

「コンソール」ビューには、テンプレートに関する情報メッセージとトラブルシューティング・メッセージのリストが表示されます。

 7 . 「問題」ビュー

「問題」ビューには、テンプレートに関するエラーおよび警告の詳細リストが表示されます。 エラーの詳細を表示するには、エラーを右クリックし、「プロパティー」を選択します。 エラーのプロパティーは、どのエレメントでエラーが起きているかなどの詳細情報を提供し、トラブルシューティングに役立ちます。

 8 . 「検索」ビュー

「検索」ビューには、実行した検索の結果が表示されます。

 9 . ズーム・エディター

特定のテンプレート・エレメントを操作するには、ズーム・エディターを使用します。 ズーム・エディターは、特定のテンプレート・エレメントにフォーカスします。特定のテンプレート・エレメントにフォーカスしているため、特定のコンテンツを作業する場合の表示可能性が向上します。 このエディターは、多数のエレメントが含まれる複雑なテンプレートでの作業時に役立ちます。

ズーム・エディターで特定のエレメントを開くには、以下のいずれかを実行できます。
  • エレメントを選択し、「ズーム・エディター」タブをクリックします。
  • エレメントを右クリックし、「ズーム・エディターで編集」を選択します。

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