例: Rational RequisitePro データ・ソース・スキーマを使用する再帰レベルおよび再帰セグメント

Rational® Publishing Engine でインストールされたサンプル (%RPE_HOME%¥source¥XML¥examples¥RequisitePro.xsd) で使用できる IBM® Rational RequisitePro® スキーマの PRRequirement 照会を使用して、ソフトウェア要件のリストを表示できます。

それぞれの PRRequirement については、すべての子要求を抽出できます。それぞれの子要求については、各照会をテンプレートに追加せずにその子要求を抽出できます。

以下のそれぞれの照会を追加する代わりに、次のようにします。
これらの要件に対して 1 つの照会を自動的に構成できます。
  1. Project/Requirements/PRRequirement/Children/Relationship/RelatedReq 照会をエレメントに追加します。
  2. 以下のようにして値を「Recursive Level」と「Recursive Segments」の各プロパティーに追加します。
    • 「Recursive Level」プロパティーに 4 を入力します。

      「Recursive Level」は、照会の深さのレベルを表します。1 以上の値を入力した場合、Recursive Segments プロパティーにも 1 以上の値を設定する必要があります。

    • 「Recursive Segments」プロパティーに 3 を入力します。
      「Recursive Segments」は、照会でセグメントを繰り返す回数を表しています。 この例の中のセグメントは、Children/Relationship/RelatedReq です。
      注: Recursive Segments プロパティーに入力される数値は、照会が含むセグメントの個数を超えてはなりません。 親照会は、セグメントとして含まれません。
  3. レポートを実行してテストします。
    レポートの実行時には、以下の照会が組み込まれます。
    • [$1] - Project/Requirements/PRRequirement/Children/Relationship/RelatedReq
      注: 最初の照会には、照会のコンテキスト全体を組み込む必要があります。
    • [$2] - $1/Children/Relationship/RelatedReq
    • [$3] - $2/Children/Relationship/RelatedReq
    • [$4] - $3/Children/Relationship/RelatedReq
    Recursive Segments プロパティーに入力された数値が、照会が含むセグメントの個数を超えている場合、以下の 2 つのオプションのいずれかを使用して、問題を解決できます。
    • Recursive Segments プロパティーが適用されているエレメントを選択します。 「プロパティー」ビューで、「データ」タブを選択し、Recursive Segments プロパティーの値を減らします。
    • また、照会を再設計して、別の親照会から開始することもできます。 Recursive Segments の値が 1 セグメント高すぎる場合、コンテナー・エレメントを作成し、既存のエレメントの親照会より 1 レベル高位の照会を追加します。 その後、既存のエレメントをコンテナー・エレメントに移動します。

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