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レッスン 3: 構成メタデータをデータ・ソース・スキーマに追加する

「アウトライン」ビューから、データ・ソース・スキーマの構成層にアクセスし、後から文書生成の構成ウィザードで選択できる詳細情報を適用します。
ヒント: 構成層では、固有のデータのみを使用してください。例えば、多くのデータが同じ値を持っている場合、文書生成を構成する際に優先順位や重大度を使用しようとすると、構成層のドロップダウンに重複する値が表示されます。

構成層はフィルターとして使用するものではなく、複雑な URL の代わりに人間が理解できる値を選択する方法として使用するものである点に注意してください。

  1. 「アウトライン」ビューで、「データ・ソース・スキーマ」を展開します。
  2. 前のレッスンで追加した「configLayerSchema」スキーマを右クリックします。
  3. 「構成メタデータの編集」をクリックします。
  4. 「タイプ」で、「anyURI」を選択します。
  5. 「識別子」で、「データ・ソース・スキーマ」ビューから、復旧しようとしているデータ・ソース情報の URL が含まれる属性をドラッグします。

    「識別子」は xPath 式です。この式が評価されて、パラメーターに値のリストが提供されます。値を入力するか、「データ・ソース・スキーマ」ビューから値をドラッグできます。この式は、要求 URL の取り出しから返される XML で評価されます。識別子の式が指定されていない場合、要求 URL そのものがパラメーターの値になります。

    例:
    • Rational® Quality Manager: /feed/entry/id
    • Rational RequisitePro®: /Project/Requirements/PRRequirement/@href
    • Rational Team Concert: /workitem/teamArea/@href
  6. 「表示」で、「データ・ソース・スキーマ」ビューから、文書生成の構成時に表示される選択可能な値として使用する照会をドラッグします。

    「表示」は xPath 式です。この式が評価されて、パラメーター選択用の表示ストリングが提供されます。識別子および表示の xPath 式は、一致する結果 (同じサイズと順序付けなど) を返す必要があります。表示の値が指定されていない場合、代わりに識別子が表示ストリングとして使用されます。

    例:
    • Rational Quality Manager: /feed/entry/title
    • Rational RequisitePro: /Project/Requirements/PRRequirement/FullTag
    • Rational Team Concert: /workitem/teamArea/name
  7. 「要求 URL」に、データの URL またはファイル・パスを入力します。

    「要求 URL」は、パラメーター値の検索時に情報の取り出し元になる完全な URL です。要求 URL が指定されていない場合、ユーザーがパラメーターに手動で値を入力する必要があります。

    例:
    • Rational Quality Manager: https://server:port/qm/service/com.ibm.rqm.integration.service.IIntegrationService/resources/JKE+Banking+Quality+Management/testplan
    • Rational RequisitePro: file:///%RPE_HOME%/source/XML/examples/Requirements_PR.xml
    • Rational Team Concert: https://server:port/jazz/rpt/repository/workitem?fields=workitem/teamArea/(@href|name)
  8. 「OK」をクリックします。

演習のチェックポイント

構成層でメタデータを構成しました。
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