Rational Focal Point をデータ・ソースとして使用した文書の生成

レポート・テンプレートを作成し、それにデータ・ポイントを設定し終えたら、さまざまな形式のレポートを作成できるようになります。

手順

  1. Document Studio またはランチャー・アプリケーションのいずれかで、「文書仕様」 > 「生成」 > 「文書の構成と生成」をクリックし、文書生成ウィザードを開きます。
  2. 「テンプレート」セクションでは、テンプレートは事前に文書仕様画面にリストされています。 テンプレートを追加するには、次のようにします。
    1. 追加するテンプレートのロケーションを選択します。
      • 「セントラル・ライブラリーから」: セントラル管理コンポーネントに保管されているテンプレートを選択します。
      • 「ローカル・ファイルまたはリモート・ファイルから」: ローカルまたはリモートのテンプレートを選択するには、テンプレートへの URL を入力するか、または「参照」をクリックしてテンプレートを選択するかのいずれかを実行できます。
    2. 追加する 1 つ以上のテンプレートを選択します。
      • 「セントラル・ライブラリーから」を選択し、セントラル管理コンポーネントからテンプレートを選択した場合、「選択した項目の追加」をクリックし、テンプレートを文書仕様に追加します。
      • 「ローカル・ファイルまたはリモート・ファイルから」を選択し、個々のテンプレートの URL を入力した場合、「URL の追加」をクリックし、テンプレートを文書仕様に追加します。
      • 「ローカル・ファイルまたはリモート・ファイルから」を選択し、テンプレートを追加するため参照した場合、「開く」をクリックすると、テンプレートが文書仕様に追加されます。
    3. オプション: この手順を繰り返して、他のロケーションからさらにテンプレートを追加します。
    4. オプション: テンプレートを選択して、「上へ」または「下へ」をクリックすることによって、文書仕様内でテンプレートを再配列します。
    5. 「次へ」をクリックします。
  3. 「データ・ソース」セクションで、各データ・ソースを構成します。
    注:
    • データ・ソースのデフォルト値が存在しているか、または「デフォルト URI」値が既に入力されている場合、データ・ソースが構成済みと表示され、別の値が選択されるまで、出力ではそのデフォルト値が使用されます。
    • 「データ・ソース」セクションよりも先に進んでから、データ・ソースにさらに変更を加えるために「戻る」をクリックすると、そのセクションは必ずリスト内の最初のデータ・ソースの位置で開きます。
    1. 以下のいずれかのロケーションからデータ・ソースを選択します。
      • 「手動構成」: 構成層またはセントラル管理コンポーネント内のこのデータ・ソースに他の構成情報が存在していないため、ローカルまたはリモートのデータ・ソースを選択します。
      • 「セントラル・ライブラリーのデータ・ソース値を使用」: セントラル管理コンポーネントに格納されているデータ・ソースを選択します
      • 「構成層からのロード」: テンプレートでデータ・ソースに対して入力した構成メタデータから値を選択します。
    2. 前のステップで行った選択に応じて、URL を入力するか、「参照」をクリックして選択するか、または構成層から値を選択するかのいずれかで、データ・ソースの値を選択できます。 値が URL であるとしても、値に URL が含まれているとしても、Rational® Focal Point™ の標準的なデータ・ソース URL は、以下のように決定できます。
      1. データ・ソース・スキーマ URL を識別します。これはスキーマをテンプレートに追加するため使用されたものです。
      2. データ・ソース・スキーマ URL から、?metadata=schema 接尾部を削除します。 例:
        • データ・ソース・スキーマ URL: http://server:port/fp/resources/?metadata=schema
        • データ・ソース URL: http://server:port/fp/resources/

      アクセスする予定のデータが含まれている部分のスキーマがこれよりも小さい場合は、より具体的な URL を構成できます。例えば、http://サーバー:ポート/fp/resources/workspaces/4/modules/1/elements/?metadata=schema は、すべての基準リソース・エレメントの id フィールドを返し、http://サーバー:ポート/fp/resources/workspaces/4/modules/1/elements/ は、すべてのプロジェクト・リソース・エレメントの id および summary フィールドを返します。

      Rational Requirements Composer レポート可能 REST API を使用する場合、URL を次の形式で入力します。
      • https://server:port/rm/publish/artifact
    3. リソースがセキュア・サーバーにある場合、「ユーザー名」を指定します。
    4. リソースがセキュア・サーバーにある場合、「パスワード」を指定します。
    5. リストから「認証タイプ」を選択します。 Rational Focal Point の場合、認証タイプは OAuth です。 OAuth を選択しない場合、各認証タイプは正しいタイプが検出されるまでテストされますが、これによって文書生成時間が増える可能性があります。
    6. オプション: 許容ヘッダーを入力します。 デフォルト値は application/xml, */* です。
    7. オプション: 入力した資格情報を各データ・ソースに適用する場合、「これらユーザー名およびパスワードの値を、構成済みおよび未構成のすべてのデータ・ソースに適用する」オプションを選択します。
    8. 「次へ」をクリックします。
  4. 「変数」セクションで、各変数を構成します。
    注:
    • 変数のデフォルト値が存在している場合、変数は構成済みと表示され、別の値が選択されるまで、出力ではそのデフォルト値が使用されます。
    • 「変数」セクションよりも先に進んでから、変数にさらに変更を加えるために「戻る」をクリックすると、そのセクションは必ずリスト内の最初の変数の位置で開きます。
    1. ドロップダウン・メニューから、以下のいずれかのオプションを選択します。
      • 「手動構成」: 構成層またはセントラル管理コンポーネント内のこの変数に他の構成情報が存在していないため、変数の任意の値を入力します。
      • 構成層から: テンプレートで変数に対して入力した構成メタデータから値を選択します
      • セントラル・ライブラリーの変数値を使用: セントラル管理コンポーネントに格納されている変数を選択します
    2. 構成対象の値を入力または選択します。
    3. 「次へ」をクリックします。
  5. 「出力」セクションで、生成する以下の出力タイプを選択します。
    • Microsoft Word
    • PDF
    • HTML
    • XSL-FO
    • レガシー PDF
    1. オプション: 「保存ロケーション」で、「参照」をクリックし、それぞれの出力タイプのファイルを保存するパスを選択します。 出力の保存ロケーションが指定されていない場合、ファイルは一時的ロケーションに生成されます。
    2. オプション: 「スタイルシート」で、「参照」をクリックし、出力の生成時に各出力タイプに使用するスタイル・シートを選択します。
    3. オプション: Microsoft Word 出力のみ: 「マクロ」に、スタイル・シート内に含まれているマクロの名前を入力します。
    4. オプション: 追加のメタデータを入力する、またはウィザードに含まれていない他の文書プロパティーを構成するには、「メタデータ・プロパティーの編集」をクリックします。
    5. 「次へ」をクリックします。
  6. 要約ウィンドウのテンプレート情報と出力情報が正しいことを確認します。
  7. 「終了」をクリックしたときに取るアクションを次のように選択します。
    • 文書生成を実行します: 指定した出力タイプを生成します。
    • 文書生成を実行し RPE をクローズします: 指定した出力タイプを生成し、「結果」ウィンドウの終了後に Rational Publishing Engine アプリケーションを閉じます。
    • このウィザードをクローズし、RPE クライアントを開きます: 入力した詳細がある文書仕様をランチャー・アプリケーションで開きます。

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