パレット・エレメントを選択すると、そのエレメントは、デフォルトでは新しいツールを選択するまでテンプレート・コンテンツ・エディターで選択済みのままになります。 このデフォルト設定を使用して続行し、「選択」エレメントを使用してカーソルに戻ることができます。またはこの設定の内容を変更して、それを使用不可にすることもできます。 をクリックし、「テンプレートへの挿入後も現在のパレット・ツールを選択したままにしますか」の設定で「いいえ」を選択します。
テンプレートがかなり複雑である場合、テンプレート内の各ブロックを Name および Description プロパティーを使用して説明できます。 名前と説明のフィールドはデフォルトでは空ですが、名前コンテンツはテンプレートに、説明コンテンツはテンプレート・エレメント・ヒント・フィールドに表示できます。 これは他のユーザーによるテンプレートの再利用に役立ちます。
エレメント (テキスト、スタイル・テキスト、イメージ、 インクルード・ファイル、ブックマーク、コメント、テンプレート・コメント、およびハイパーリンク) の コンテンツを編集できます。テンプレート・コンテンツ・エディターからエレメントをダブルクリックして、 そのエレメントの「コンテンツ・エディター (content editor)」ウィンドウを開きます。
設計上、 Content プロパティーを使用するエレメントに入力されたコンテンツの最初の行のみが テンプレート・コンテンツ・エディターに表示されるようになっています。テキストの後続行が非表示になるため、 テンプレートの設計者は、限られた時間の中で、個々のエレメントの コンテンツではなくテンプレートの構造注目することができるように なります。
正しくないフォーマット値の処置
ツールチップ
選択したプロパティーのフィールド上にカーソルを移動させると、ツールチップが表示され、許可される値についての追加情報が示されます。
Microsoft Word および PDF の出力フォーマットでは、生成された出力は連続テーブルが単一テーブルとして表示されます。 列は、各テーブルに対して col width プロパティーが 設定されていない限り、これらのマージされたテーブル間で同じ幅 ではありません。テーブルがマージされると、複数のテーブルに対して同じデータが表示される場合に、 同じ行を複数回表示することが 可能です。once per table プロパティーを使用して、 重複行を削除することができます。
テーブルに照会があるレポートは、予期したとおりにデータを表示しない場合があります。 表示の一貫性のために、照会を行に追加してください。
照会から情報をクリアする場合、「照会をクリア」と「すべてクリア」は異なった働きをします。 「照会をクリア」は、照会があるエレメントを選択した場合にのみ使用できます。 「すべてクリア」では、エレメントにさらに割り当てられている照会や属性がある場合に、選択したエレメントとその子エレメントのすべての照会、属性、フィルター、ソート、および条件が削除されます。 マスター・ページ、スタイル、およびフォーマット設定の各プロパティーは削除されません。
使用できる場合は、常にネイティブ・ソートを使用してください。ネイティブ・ソートは、Rational Publishing Engine ソートよりも効果的で、文書の生成もより高速です。
使用できる場合は、常にネイティブ・フィルターを使用してください。 ネイティブ・フィルターは、Rational Publishing Engine フィルターよりも効果的で、文書の生成もより高速です。
変数を名前変更した場合、名前はスクリプト式またはネイティブ・フィルターでは更新されず、参照エラーが作成されます。 変数を名前変更した場合は、スクリプト式およびネイティブ・フィルター内の名前も必ず改訂してください。
スタイルが予期したとおりに適用されない場合は、以下のいずれかの理由が原因である可能性があります。
複数の方法でのスタイル設定
テンプレートでスタイルを適用する場合に、3 つの方式のうちの複数を使用することは避けてください。 出力に結果が混在し、トラブルシューティングが困難な場合があります。 特定のスタイルを使用するエレメントに追加のスタイル設定を適用する必要がある場合は、カスタマイズを子エレメントに適用します。例えば、スタイルを使用する単一の段落の色を変更したいとします。 スタイルを段落エレメントに追加し、段落に含まれるテキスト・エレメントの色プロパティーを変更します。Document Studio で、「カスタマイズ」をクリックし、「RPE 参照検索」タブまたは「JavaScript 検索」タブを選択解除すると、それらのタブを「検索」ウィンドウから削除できます。
をクリックして、 「検索」ウィンドウを開きます。「ファイル検索」タブおよび「JavaScript 検索」タブの使用はサポートされていません。適用対象のエレメントから、エレメントを右クリックして を右クリックすることで、「データ・ソース・スキーマ」ビューで照会または属性を見つけることができます。 「データ・ソース・スキーマ」ビューが開き、照会または属性が強調表示されます。
エレメントを右クリックして、 を選択することで、照会と属性のリストを検索できます。 「検索」ビューが開き、照会と属性のリストが表示されます。 結果に示された照会または属性をダブルクリックして、その内容を編集できます。
変数の割り当て先の要素を右クリックして、 を選択することによって、要素で使用されている変数割り当てのリストを検索できます。「検索」ビューが開き、変数割り当てのリストが表示されます。結果内の変数割り当てをダブルクリックすると、その変数割り当てを編集できます。
要素を右クリックして、 を選択することによって、要素で使用されている変数割り当て、属性、および照会のリストを検索できます。「検索」ビューが開き、リストが表示されます。結果内の項目をダブルクリックすると、それを編集できます。
「データ・ソース・スキーマ」ビューで照会または属性を右クリックし、「データ参照の検索」を選択することで、テンプレートで特定の照会または属性を使用するエレメントのリストを検索できます。 「検索」ビューが開き、オカレンスのリストが表示されます。 結果に示されるオカレンスをダブルクリックして、編集することができます。
検索を実行した後に、列見出しをクリックして結果をソートできます。
特別バージョンの入力ソースを作成して、テンプレートに含まれる条件を評価するようにそれらの入力ソースを繰り返し変更します。
テンプレートの処理は、各照会で返されるデータの量を制限することによって、より迅速になります。設定で、照会あたりのデータ・オブジェクト数を構成できます。例えば、100 のオブジェクトが示される完全なモジュールを表示する代わりに、最初の 10 のオブジェクトのみを処理するようにします。
文書仕様で、入力ソースの ignore プロパティーを true に設定することによって、その入力ソースを非アクティブにできます。すべての入力ソースを同時に使用してテンプレートをテストする前に、単一の入力ソースを使用してテンプレートをテストします。
文書仕様内の関連リソースへの相対パス、HTTP パス、または HTTPS パスを使用できます。 相対パスを使用する場合、ファイルのディレクトリー構造を変更するか、それらをセントラル・アセット管理システムに移動させても、文書の生成に必要なファイルには引き続きアクセスできます。文書仕様を保存する場合、文書仕様と同じフォルダー内にテンプレートがある場合、文書仕様を含むフォルダーの子フォルダー内にテンプレートがある場合、または文書仕様を含むフォルダーの親フォルダー内にテンプレートがある場合、相対パスと絶対パスのどちらを使用するかを選択するプロンプトが出されます。親フォルダーの親フォルダーへの相対パスは指定できません。
「文書仕様」ビューから、データ・ソースを右クリックして、「データのプレビュー」を選択すると、レポートに組み込まれる XML データを生成前に表示できます。