すべての Rational DOORS 公式モジュールで 有効な汎用の定義済みスキーマを 使用できます。この定義済みスキーマは、ビュー全体を操作している場合、または抽出されたユーザー定義属性が必要ない、ビューの定義済み属性を操作している場合に使用します。ユーザー定義属性が必要な場合は、Document Studio のスキーマ・ディスカバリー・ウィザードを使用して、Rational DOORS のスキーマを作成します。
照会 | 結果 | 属性 |
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Module | 単一のエンティティー。データ・ソースの構成で指定されたモジュール。 |
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Module/Attribute | モジュールのモジュール・レベルの属性リスト。 |
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Module/Discussion | モジュールのディスカッションのリスト。 | 該当なし |
Module/Discussion/Attribute | ディスカッションの属性のリスト。 |
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Module/Discussion/Comment | ディスカッションのコメントのリスト。 |
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Module/View | 単一の結果。文書仕様で Rational DOORS データ・ソースそれぞれに定義されているビュー。 |
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Module/View/Column | 選択されているビューの列見出し名のリスト。 注: この照会は、ビュー・データ自体を取り込むことなく、列情報などビューの構造を取得する方法の 1 つです。列データについては、Module/Object/Column を参照してください。
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Module/Object | 指定したバージョンのモジュールが含まれるすべてのオブジェクトのリスト。モジュールは選択したビューでフィルターおよびソートされます。 | スキーマ・ディスカバリー・ウィザードでユーザーが昇格させた任意の属性。これにより成果物はデータ・ソース・スキーマ・エレメントとして直接使用できるようになります。
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Module/Object/Attribute | 照会が module/object のコンテキストである場合、オブジェクトの属性のリスト。それ以外の場合は、モジュール内の全オブジェクトのすべての属性のリストが含まれます。 |
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Module/Object/Column | 現在のオブジェクトに対して選択されているビューからの列データ。 |
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Module/Object/Table | オブジェクトがテーブル見出しの場合、単一の結果 (Rational DOORS テーブル)。現在のオブジェクトが Rational DOORS でない場合、結果は返されません。 | 該当なし |
Module/Object/Table/Row | テーブル行。 | 該当なし |
Module/Object/Table/Row/object | オブジェクトのコレクション。現在の行のセル。module/object 照会で使用可能な属性リストと同じです。 |
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Module/Object/External Link | オブジェクトの外部リンクのコレクション。 |
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Module/Object/Link | オブジェクトの Rational DOORS リンクのリスト。 | 該当なし |
Module/Object/Link/Attribute | リンクの属性リスト。 |
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Module/Object/Link/Linked Object | リンク・オブジェクトのリスト。 | 該当なし |
イメージは、属性の値を使用して Rational DOORS モジュールから抽出されます。イメージのみを照会することはできません。
Rational DOORS の表内に複数の行にわたるセルがあると、Rational Publishing Engine は最初のセルを生成し、スパン内の残りのセルは削除します。
Rational DOORS のテーブルは自動的には抽出されないため、明示的に照会する必要があります。このように手動で照会する方法を使用することで、テーブルのフォーマットを細かく制御できます。テーブルの作成対象は、テーブルを開始した Rational DOORS オブジェクトに限定されます。
Container DOORS 1 $1 Module/Object
Paragraph
Text
Module/Object/Object/Text
Table DOORS 1 $2 Module/Object/Table
Row DOORS 1 $3 Module/Object/Table/Row
Cell DOORS 1 $4 Module/Object/Table/Row/Object
Text
Module/Object/Table/Row/Object/Object Text
Rational DOORS のリンクに関連する情報は、Module/Object/External Link 照会で取得します。この情報は、外部エンティティーの URL、および外部リンクに対して定義されている一連のその他の属性で構成されます。
Rational DOORS の内部リンクに関連する情報は、照会を使用して取得します。内部リンクは、関連する情報間のリンクを作成します。例えば、設計機能へのユーザー要求からリンクを作成したとします。この場合、オブジェクト・リンクまたはリンク・オブジェクトに対して照会を実行できます。
Rational DOORS のリンクに再帰的に従うには、「プロパティー」ビューで Recursive Level プロパティーをゼロ以外の値に設定します。これにより、初期オブジェクトおよびそのすべてのリンク・オブジェクトから、指定した再帰レベルまで、リンクに従います。
リンク照会にネイティブ・フィルターを定義できます。これらのフィルターを使用すると処理対象のリンクの数が減るため、文書の生成時間も短縮されます。
すべてのイン・リンクまたはアウト・リンクをフィルター処理するための構文は次のとおりです。
Link direction in|outリンク・モジュールを使用してすべてのリンクをフィルター処理するための構文は、Link module link_module_path_and_name です。
このフィルターには大/小文字の区別があります。
次の例は、Link Module 1 からのリンクをすべてフィルター処理します。
Link module /Demo/Car/Link Module 1指定したモジュールへのリンクまたは指定したモジュールからのリンクをすべてフィルター処理するための構文は、Link analyze module target_module_path_and_name です。
次の例は、analyze モジュールと system requirement モジュール間のリンクをすべてフィルター処理します: Link analyze module /Demo/Car/System Requirements
Link direction out.
Link analyze module /Demo/Car/System Requirements.