テンプレート内の検索

テンプレートが複雑になるにつれ、エレメント内の特定の項目を見つけることが難しくなる場合があります。 テンプレートから、特定のデータ参照、変数、マスター・ページ、スタイル、およびエレメント名を検索できます。

始める前に

このタスクでは、「検索」ウィンドウを使用した検索の概略を示します。 テンプレート・コンテンツ・エディターでエレメントを右クリックし、「検索」を選択することもできます。 詳しくは、『ヒントおよび要点』トピックの『テンプレート内の検索』セクションを参照してください。

このタスクについて

「検索」ウィンドウの「ファイル検索」タブおよび「JavaScript 検索」タブの使用はサポートされていません。
ヒント: 「カスタマイズ」をクリックし、「RPE 参照検索」タブまたは「JavaScript 検索」タブを選択解除すると、それらのタブを「検索」ウィンドウから削除できます。

手順

  1. Document Studio で、「検索」 > 「検索」をクリックします。 「検索」ウィンドウが開きます。
  2. 「RPE 参照検索」タブを選択します。
  3. 検索語を入力します。
  4. 1 つ以上の検索タイプを以下のように選択します。
    • 「すべて」: データ参照、変数、マスター・ページ、スタイル、およびすべてのエレメントのプロパティーを検索します。 「すべて」はデフォルトの選択です。
    • 「データ参照」: 適用される照会と属性があるエレメントの検索に使用します。照会または属性を入力する場合、照会または属性のフルネームを入力する必要があります。 例: Module/Object/Link/Linked Object
    • 「変数」: 変数の割り当てがあるエレメントの検索に使用します。
    • 「マスター・ページ」: 適用されるマスター・ページがあるエレメントの検索に使用します。これにはヘッダーとフッターが含まれることがあります。
    • 「スタイル」: 特定のスタイルが適用されるエレメントの検索に使用します。
    • 「エレメント名」: 「プロパティー」ビューで入力された特定の名前を持つエレメントの検索に使用します。
  5. 検索語にワイルドカード文字が含まれている場合、いずれかの検索オプションを選択します。 以下の表には、次のエレメント名に基づく例が含まれています。
    paragraphElement1 には textElement1 と textElement2 が含まれています。
paragraphElement11 には textElementThree が含まれています。
    • 「基本的なワイルドカード」: これらのワイルドカード文字は、非 Eclipse ベースのソフトウェア・アプリケーションで一般的に使用されます。Rational® Publishing Engine 基本ワイルドカード検索でも使用できます。 「基本的なワイルドカード」は、デフォルトのワイルドカード検索オプションです。
      表 1. 基本的なワイルドカード文字および説明
      文字 説明 検索語の例 一致の例 不一致の例
      * 検索語のその他の文字のコンテキスト内の、任意の数の文字と一致します。 textElement*

      textElement1
      textElement2
      textElementThree

      SometextElement1Some textElement1

      ? 検索語のその他の文字のコンテキスト内の、任意の単一文字と一致します。 textElement?

      textElement1
      textElement2

      textElement10StextElement1

    • 「正規表現」: regexp とも呼ばれます。このワイルドカード文字は、Rational Publishing Engine、および多くのプログラミング言語を含むほとんどの Eclipse ベースのアプリケーションに適用されます。
      表 2. 一般的に使用される正規表現文字および説明
      文字 説明 検索語の例 一致の例 不一致の例
      * ゼロ個以上の先行文字と一致させます。 textElementThre*

      textElementThree

      text ElementThree

      ? ゼロまたは 1 つの先行文字と一致させます。 textElementThre?

      textElementThree

      textElementThreee

      + 1 つ以上の先行文字と一致させます。 textElementThre+

      textElementThree

      textElementThre

      . 任意の単一文字と一致します。 textElement[.]

      textElement1
      textElement2

      textElement11

      [] 検索語のコンテキスト内の大括弧で囲まれた任意の 1 文字に一致します。 textElement[12]

      textElement1
      textElement2

      textElement3

      [^ ] 検索語のコンテキスト内の大括弧で囲まれた文字を除く、任意の文字に一致します。 textElement[^12]

      textElementThree

      textElement1

      | リスト内の複数の検索語に一致します。 textElement1|textElement2

      textElement1
      textElement2

      textElement11

      ¥w 任意の英数字と一致します。 ¥wElement

      textElement1
      textElement2
      textElementThree
      paragraphElement1

      text1

  6. 「検索」をクリックします。

タスクの結果

検索結果が「検索」ビューに表示されます。 結果には以下の列が含まれます。
  • 「結果値」: エンティティーに対して「プロパティー」ビューで入力された名前。
  • 「検索タイプ」:『4』のステップで選択された検索タイプ一致。 データ・ソースには、照会と属性の両方が含まれます。
  • エレメント: 「パレット」ビューから選択されたエレメント・タイプ。
  • 使用場所: エンティティーのロケーション。これはエレメント・コンテンツ、条件、変数割り当て、またはプロパティーなどになります。
  • 「エレメント名」: エレメントの「プロパティー」ビューの「一般」タブに入力された名前。

検索を実行した後に、列見出しをクリックして結果をソートできます。


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