文書仕様の作成

文書を生成する前に、テンプレートとデータ・ソースを関連付ける必要があります。この関連付け情報は、システムに保管された文書仕様ファイル内に保持されます。

始める前に

すべてのテンプレートは、デフォルトで空白の文書仕様に関連付けられています。Document Studio アプリケーションから、テンプレートをプレビューまたは発行するときに、 この空白の文書仕様をカスタマイズするか、またはカスタマイズせずに使用して 出力を生成できます。Document Studio は、テンプレートを 開くときまたは保存するときに、デフォルトの文書仕様とテンプレートを 同期させます。

このタスクについて

文書仕様ファイルは、独立したランチャー、または Document Studio に組み込まれたランチャーを使用して作成および編集できます。 出力のプロパティー、データ・ソースのプロパティー、テンプレートのプロパティーの値と、変数の値を指定できます。
ヒント: 文書仕様内の関連リソースへの相対パス、HTTP パス、または HTTPS パスを使用できます。 相対パスを使用する場合、ファイルのディレクトリー構造を変更するか、それらをセントラル・アセット管理システムに移動させても、文書の生成に必要なファイルには引き続きアクセスできます。文書仕様を保存する場合、文書仕様と同じフォルダー内にテンプレートがある場合、文書仕様を含むフォルダーの子フォルダー内にテンプレートがある場合、または文書仕様を含むフォルダーの親フォルダー内にテンプレートがある場合、相対パスと絶対パスのどちらを使用するかを選択するプロンプトが出されます。親フォルダーの親フォルダーへの相対パスは指定できません。
文書仕様は、以下の 2 つの方法のいずれかで作成できます。

空白の文書仕様の作成

手順

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「文書仕様」をクリックします。
  2. オプション: 文書仕様のメタデータを入力します。
    • 「名前」: 文書仕様のメタデータ名。 この名前は、 メタデータ内のみのものであり、名前を付けて保存するファイルの名前 ではありません。
    • 「説明」: 他のユーザーがその文書仕様で作業するための文書仕様のコンテンツまたはコンテキストの説明。
  3. 「終了」をクリックします。
  4. 「OK」をクリックします。 空白の文書仕様が開き、出力とテンプレートの構成を開始できます。

ウィザードでの文書仕様の作成およびそれへの選択の取り込み

手順

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「文書仕様」をクリックします。
  2. オプション: 文書仕様のメタデータを入力します。
    • 「名前」: 文書仕様のメタデータ名。 この名前は、 メタデータ内のみのものであり、名前を付けて保存するファイルの名前 ではありません。
    • 「説明」: 他のユーザーがその文書仕様で作業するための文書仕様のコンテンツまたはコンテキストの説明。
  3. 「次へ」をクリックします。
  4. テンプレートを文書仕様に追加するには、以下のようにします。
    1. テンプレートの検出先として、セントラル管理コンポーネントまたはローカル・コンピューターかリモート・コンピューターを選択します。
    2. テンプレートを選択して、「テンプレートの追加」をクリックします。
    3. この手順を繰り返して、複数のテンプレートを文書仕様に追加します。
  5. ウィザードでの文書仕様の構成を続行するか、またはウィザードを終了して閉じるかを選択します。
    • ウィザードで文書仕様の構成を続行するには、「はい」を選択して「次へ」をクリックします。 次のステップに進みます。
    • ウィザードを終了して閉じるには、「いいえ」を選択して「終了」をクリックします。 変更が文書仕様に保存され、ウィザードが閉じます。 文書仕様の編集を続行するか、またはランチャー・アプリケーションを閉じることができます。
  6. テンプレートから取得した詳細を確認して、「次へ」をクリックします。
  7. テンプレートに複数の変数がある場合、1 つずつ選択して、個別に構成します。
    1. 「手動構成」「セントラル・ライブラリーからの値の使用 (Use values from the central library)」、または「構成層から」を選択します。
    2. 構成対象の値を選択または入力します。
    3. 各変数に対してこの手順を繰り返します。
    4. 「次へ」をクリックします。
  8. 以下の手順を実行して、出力タイプを構成します。
    1. 出力タイプを選択し、矢印をクリックして、「選択された出力フォーマット」のリストに出力フォーマットを追加したり、そこから削除したりします。
    2. オプション: 出力を一時ロケーションではなく永続ロケーションに保存するには、「選択された出力フォーマット」リストで出力タイプを選択し、保存する出力のロケーションを入力します。
    3. 「次へ」をクリックします。
  9. それぞれの出力タイプに対して、以下のようにスタイル・シートを選択します。
    1. 出力フォーマットを選択します。
    2. スタイル・シートのロケーションを選択します。
    3. スタイル・シートを選択します。
    4. 各出力フォーマットにこの手順を繰り返します。
    5. 「次へ」をクリックします。
  10. 選択の要約を確認します。
  11. オプション: 「拡張プロパティーの編集」をクリックして、文書仕様のメタデータを編集します。
  12. 「終了」をクリックしたときに取るアクションを次のように選択します。
    • 文書生成を実行します: 出力を即時に生成し、文書仕様の編集を続行するためにランチャー・アプリケーションを開いたままにします。
    • 文書生成を実行し RPE をクローズします: 出力を即時に生成し、ランチャー・アプリケーションを閉じます。
    • このウィザードをクローズし、RPE クライアントを開きます: 出力を生成しません。 ウィンドウが閉じ、文書仕様の編集を続行できます。
  13. 「終了」をクリックします。
  14. 「ファイル」 > 「名前を付けて保存」をクリックするか、またはツールバーの「保存」アイコンを クリックします。ロケーションを選択して、ファイル名を .dsx 拡張子を付けて入力します。

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