この情報を検討して、
Rational® Publishing Engineを使用した HTML 文書の生成についてさらに学習します。
目的
テンプレートを HTML Web ページとして
出力する。
エレメントのプロパティー
以下のメモを確認して、HTML 文書を生成するために設計されているテンプレート内でのエレメントのプロパティーの指定についてさらに理解します。
表 2. セルのプロパティーセルのプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
Cell alignment |
このプロパティーは、セル内のテキストの位置を
指定します。 |
Cell width |
セル幅は、ピクセル、小数点、またはパーセントの各単位で指定できます。 |
表 3. 図表表題のプロパティー図表表題のプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
Field code |
この出力フォーマットは使用しないでください。 |
表 4. イメージのプロパティーイメージのプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
Content |
サポートされるイメージ・フォーマット: - Internet Explorer: .bmp、.emf、.gif、.jpg、.png、.svg (バージョン 9 以降)、.wmf
- Firefox: .bmp、.gif、.jpg、.png、.svg
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表 5. リスト詳細のプロパティーリスト詳細のプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
表 6. ページ番号のプロパティーページ番号のプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
表 7. 段落のプロパティー段落のプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
Paragraph alignment |
ページ内のテキストを特定の位置合わせで間隔設定します。 left (左) 揃え、right (右) 揃え、および center (中央) 揃えでは、段落端は揃わなくなり、可能な限り多くの語が段落内に収められます。
justify を指定すると、最終行を除くすべての行の語間に追加のスペースが挿入され、段落端が揃います。Distributed は、justify と類似していますが、段落の最後の行の
単語間にスペースも挿入される点が異なります。
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Widow/orphan control |
この出力フォーマットは使用しないでください。 |
表 8. 行のプロパティー行のプロパティー |
メモ |
Row break across pages |
この出力フォーマットは使用しないでください。 |
表 9. テーブルのプロパティーテーブルのプロパティー |
メモ |
Autofit to contents |
各セルに含まれているコンテンツが収まるようテーブルのサイズを変更します。
このプロパティーを使用する場合は、さらに Resize to fit contents プロパティーを true に設定します。 |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
Cell spacing |
この出力フォーマットは使用しないでください。 |
Fixed cell width in column |
値をピクセルで指定して、列内のすべてのセルが
同じ幅になるようにします。 |
Resize to fit contents |
true に設定すると、スペースが存在しない限り、行は区切られません。スペースがない場合は、
行は区切られず、列幅はテキストの幅まで
増大します。autofit to contents が設定されている場合、
resize to fit contents を true に設定する必要があります。 false に設定すると、
列幅は固定され、スペースの使用またはテキストの長さに関わらず、
行が区切られます。また、table auto fit プロパティーが無視されます。
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Table auto fit |
true に設定されると、表はページの幅に
合うようにサイズ変更されます。resize to fit contents も
true に設定されている場合は、セル幅は無視され、表はコンテンツに
合うようにサイズ変更されます。 fixed column
width を値として入力することはできません。代わりに fixed cell width プロパティーを
使用します。
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表 10. 表の表題のプロパティー表の表題のプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
Field code |
この出力フォーマットは使用しないでください。 |
表 11. テキストのプロパティーテキストのプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
表 12. 合計ページ数のプロパティー合計ページ数のプロパティー |
メモ |
Border width |
出力の境界線を作成するには、境界線幅の値を指定する必要があります。 |
インクルード・ファイル・エレメント
ファイルをリンクするか、またはファイルを出力文書に物理的に埋め込むかを選択できます。
ただし、インクルード・ファイル・エレメントが処理される方法は、出力フォーマットおよびファイルを取得中のロケーションによって異なります。 レガシー PDF、HTML、および XSL-FO 出力の場合、
インクルード・ファイルは常にハイパーリンクです。
見出しスタイル
HTML の定義済み見出しスタイル (H1、H2、...、9) を使用するには、スタイル名 1、2 から 9 を使用します。
Rational Publishing Engine スタイルと外部スタイルの対比
可能な限り、スタイル・シートに定義されている外部スタイルを使用してください。
この方法を使うことで、出力文書の外観を迅速に変更できると同時に、会社全体で外観を統一することができます。
出力内の Unicode データ
使用されているフォントが Unicode をサポートしている場合、すべての Unicode データがレンダリングされます。HTML 出力で、Unicode 以外のフォントを使用した場合、文書生成後に、スタイル・シートでフォント・ファミリーを変更してください。
OLE オブジェクト
データ・ソースの属性から、Object Linking and Embedding (OLE オブジェクト) などの埋め込みオブジェクトを抽出できます。
HTML フォーマットでは OLE オブジェクトがサポートされていないため、これらの出力では OLE オブジェクトは常にイメージとしてレンダリングされます。
段落内のリスト
HTML 出力の生成に使用されるテンプレートを設計する場合、段落エレメント内でリスト・エレメントをネストしないようにしてください。
リストは、特定の段落プロパティーの妨げとなるフォーマット設定プロパティーの指定されたセットを継承します。 例えば、背景色や境界線などの段落プロパティーは、段落にリストが含まれている場合、影響を受けます。 リスト・エレメントを、テンプレート内の段落エレメントより後に配置して、これらの問題を回避してください。