文書生成ウィザードを使用した文書のプレビュー

文書に大量のデータが含まれている場合、データのサブセットのみが含まれている文書を、ランチャー・アプリケーションおよび Document Studio アプリケーションから生成でき、これにより生成時間を削減できます。

始める前に

すべてのテンプレートは、デフォルトで空白の文書仕様に関連付けられています。Document Studio アプリケーションから、テンプレートをプレビューまたは発行するときに、 この空白の文書仕様をカスタマイズするか、またはカスタマイズせずに使用して 出力を生成できます。Document Studio は、テンプレートを 開くときまたは保存するときに、デフォルトの文書仕様とテンプレートを 同期させます。
注: ここで示す手順は大半のデータ・ソースに適用されますが、すべてのデータ・ソースに適用されるわけではありません。 データ・ソース固有の手順については、ご使用のデータ・ソースの 統合 資料を参照してください。

このタスクについて

プレビューに含まれるデータのサブセットは、デフォルトでは、最初の 10 データ項目です。 この数値は、以下のようにして、エンジン設定で変更できます。
  1. 「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「RPE」 > 「エンジン設定」をクリックします。
  2. 「照会結果制限のプレビュー」に、プレビューに含めるデータ項目数を入力します。

ランチャー・アプリケーションと Document Studio アプリケーションのどちらでプレビューを生成しても相違はありません。 文書の生成にウィザードを使用する場合には、どちらのアプリケーションにも同じオプションが提供されます。 ただし、ランチャー・アプリケーションでは、ウィザードを使用せずに、「文書仕様」ビューと「プロパティー」ビューで文書プレビューの詳細を構成できます。

手順

  1. ランチャーまたは Document Studio で、「文書仕様」 > 「プレビュー」 > 「文書の構成とプレビュー」をクリックします。

    ツールバーで、「文書の構成とプレビュー」アイコン 「文書の構成とプレビュー」アイコンをクリックすることもできます。

    構成ウィザードが開き、プレビューの生成前に、プレビュー用に追加の選択を行うことができます。
  2. 「データ・ソース」セクションで、各データ・ソースを構成します。
    注:
    • データ・ソースのデフォルト値が存在しているか、または「デフォルト URI」値が既に入力されている場合、データ・ソースが構成済みと表示され、別の値が選択されるまで、出力ではそのデフォルト値が使用されます。
    • 「データ・ソース」セクションよりも先に進んでから、データ・ソースにさらに変更を加えるために「戻る」をクリックすると、そのセクションは必ずリスト内の最初のデータ・ソースの位置で開きます。
    1. 以下のいずれかのロケーションからデータ・ソースを選択します。
      • 「手動構成」: 構成層またはセントラル管理コンポーネント内のこのデータ・ソースに他の構成情報が存在していないため、ローカルまたはリモートのデータ・ソースを選択します。
      • 「セントラル・ライブラリーのデータ・ソース値を使用」: セントラル管理コンポーネントに格納されているデータ・ソースを選択します
      • 「構成層からのロード」: テンプレートでデータ・ソースに対して入力した構成メタデータから値を選択します。
    2. 前のステップで行った選択に応じて、URL を入力するか、「参照」をクリックして選択するか、または構成層から値を選択するかのいずれかで、データ・ソースの値を選択できます。
    3. データ・ソース・アプリケーションを使用して認証するユーザー名とパスワードを入力します。
    4. 認証タイプを選択します。 タイプを選択しない場合、各タイプは正しいタイプが検出されるまでテストされますが、これによって文書生成時間が増える可能性があります。
      • Auto
      • Basic
      • Form
      • OAuth
      • OAuth-OSLC
    5. オプション: 許容ヘッダーを入力します。 デフォルト値は application/xml, */* です。
    6. オプション: 入力した資格情報を各データ・ソースに適用する場合、「これらユーザー名およびパスワードの値を、構成済みおよび未構成のすべてのデータ・ソースに適用する」オプションを選択します。
    7. 「次へ」をクリックします。
  3. 「変数」セクションで、各変数を構成します。
    注:
    • 変数のデフォルト値が存在している場合、変数は構成済みと表示され、別の値が選択されるまで、出力ではそのデフォルト値が使用されます。
    • 「変数」セクションよりも先に進んでから、変数にさらに変更を加えるために「戻る」をクリックすると、そのセクションは必ずリスト内の最初の変数の位置で開きます。
    1. ドロップダウン・メニューから、以下のいずれかのオプションを選択します。
      • 「手動構成」: 構成層またはセントラル管理コンポーネント内のこの変数に他の構成情報が存在していないため、変数の任意の値を入力します。
      • 構成層から: テンプレートで変数に対して入力した構成メタデータから値を選択します
      • セントラル・ライブラリーの変数値を使用: セントラル管理コンポーネントに格納されている変数を選択します
    2. 構成対象の値を入力または選択します。
    3. 「次へ」をクリックします。
  4. 「出力」セクションで、生成する以下の出力タイプを選択します。
    • Microsoft Word
    • PDF
    • HTML
    • XSL-FO
    • レガシー PDF
    1. オプション: 「保存ロケーション」で、「参照」をクリックし、それぞれの出力タイプのファイルを保存するパスを選択します。 出力の保存ロケーションが指定されていない場合、ファイルは一時的ロケーションに生成されます。
    2. オプション: 「スタイルシート」で、「参照」をクリックし、出力の生成時に各出力タイプに使用するスタイル・シートを選択します。
    3. オプション: Microsoft Word 出力のみ: 「マクロ」に、スタイル・シート内に含まれているマクロの名前を入力します。
    4. オプション: 追加のメタデータを入力する、またはウィザードに含まれていない他の文書プロパティーを構成するには、「メタデータ・プロパティーの編集」をクリックします。
    5. 「次へ」をクリックします。
  5. 要約ウィンドウのテンプレート情報と出力情報が正しいことを確認します。
  6. 「終了」をクリックしたときに取るアクションを次のように選択します。
    • 文書生成を実行します: 指定した出力タイプを生成します。
    • 文書生成を実行し RPE をクローズします: 指定した出力タイプを生成し、「結果」ウィンドウの終了後に Rational Publishing Engine アプリケーションを閉じます。
    • このウィザードをクローズし、RPE クライアントを開きます: 入力した詳細がある文書仕様をランチャー・アプリケーションで開きます。
  7. 「終了」をクリックします。
    ヒント: 文書をリモートで生成している場合、文書生成が完了する前に、生成プロセスを妨げずに、Document Studio アプリケーションまたはランチャー・アプリケーションを閉じることができます。 文書をローカルで生成している場合、文書生成が完了するまで、Document Studio アプリケーションまたはランチャー・アプリケーションを閉じないでください。

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