文書テンプレートは、データ・ソースからどのデータを抽出するか、
およびそのデータの表示をフォーマットする方法を定義します。
テンプレートは、静的および動的コンテンツで作成されます。静的コンテンツは、
テンプレートの設計時に提供されるテキストやイメージなどの
データによって定義されます。動的コンテンツは、通常は照会の形式で
プレースホルダーによって表示され、文書生成時にデータ・ソースから
取得されます。文書テンプレートは、具象データ・ソースを
参照しません。
テンプレートは、
データ・ソース・スキーマで操作し、実際のデータ・ソースでは操作しません。新規
データ・ソース・スキーマを現在開いているテンプレートに追加することができます。
データ構造は、
スキーマによって定義されます。スキーマは、
一致する構造を持つ任意のデータ・ソースにテンプレートを適用できるようにします。
テンプレートを作成するには、以下の手順を実行してください。
- Document Studio で、をクリックし、「ようこそ」ウィンドウで、「次へ」を
クリックします。
- 「新規テンプレートの作成」をクリックします。
- オプション: テンプレートのメタデータを入力します。
- 名前: テンプレートのメタデータ名。
この名前は、
メタデータ内のみのものであり、名前を付けて保存するファイルの名前
ではありません。
- 説明: 他のユーザーがそのテンプレートを使用するためのテンプレートのコンテンツまたはコンテキストの説明。
「次へ」をクリックします。
- 「テンプレートのタイトル・ページの定義」を選択して、
テンプレートに組み込む以下のフィールドを選択します。
- タイトルの追加
- サブタイトルの追加
- 目次の追加
- タイトル・ページの最後にセクション区切りを追加
- 次に、「次へ」をクリックします。
- 「データ・ソース」ウィンドウで、「追加」をクリックして
サンプルのデータ・ソース・スキーマを追加します。
- 「データ・ソース・タイプ」フィールドで、リストからスキーマの Rational® DOORS® タイプを選択します。
- 「データ・ソース・ファイル」フィールドで、
インストールに含まれているサンプル %RPE_HOME%¥source¥DOORS¥schema¥simpleDOORSSchema.xsd に変更します。
- 「データ・ソース ID」フィールドに、
DOORS 1 などのデータ・ソースの名前を入力します。
- 「データ・ソースの説明」フィールドに、
DOORS サンプル・
データ・ソースなどのデータ・ソースの説明を入力します。
- 「OK」をクリックし、「次へ」をクリックします。
- 「マスター・ページの構造」ウィンドウで、「追加」をクリックします。
- 「名前」フィールドに MP Data などの
マスター・ページ用の名前を入力します。
- 「説明」フィールドに、マスター・ページの
説明を入力します。
- テンプレートのポートレイト方向を選択します。この選択は、
出力には適用されません。
- テンプレートの文字サイズを選択します。この選択は、
出力には適用されません。
- 「OK」をクリックし、「次へ」をクリックします。
- 「変数」ウィンドウで、「追加」をクリックします。
文書タイトル用の変数を作成します。
- 「名前」フィールドに、DocumentTitle などの
変数の名前を入力します。
- 「説明」フィールドに、文書に使用するタイトルなどの
変数の説明を入力します。
- 「デフォルト値」フィールドに、DOORS Data などの
デフォルト値を入力します。
- 「アクセス (Access)」フィールドで、「外部」を選択します。
- 「OK」をクリックし、「次へ」をクリックします。
- 「要約」ウィンドウで情報を確認して、
「終了」をクリックします。
- テンプレートを保存します。
- 文書仕様を保存します。