Rational DOORS データ・ソースへの接続

Rational® DOORS® データ・ソースが文書テンプレート内に存在している場合、データ・ソースに対してプロパティーを定義する必要があります。文書仕様にリストされている Rational DOORS ビューは、生成された出力で使用するデータの、フィルタリングおよびソート済みのサブセットを定義します。

始める前に

Rational DOORS テンプレートを文書仕様に追加します。

ユーザー名とパスワードの保管方法について詳しくは、『IBM® Rational Publishing Engine のセキュリティーの考慮事項』を参照してください。

手順

  1. 「文書仕様」ビューで、「テンプレート」 > 「データ・ソース」を展開します。
  2. データ・ソースを右クリックして、次のように構成オプションを選択します。
    • データ・ソースの構成層メタデータがある場合、「メタデータを使用した構成」をクリックします。
      1. 構成層メタデータで指定されたデータ・ソースへの接続に認証が必要な場合、ウィンドウが開き、そこでユーザー名、パスワード、および認証タイプを入力できます。 「OK」をクリックします。
      2. 構成層から使用する値を選択し、「OK」をクリックします。

        構成層からの値を選択した後に、データ・ソースが構成され、このタスクの残りの部分を実行する必要はなくなります。

    • データ・ソースの構成層メタデータがない場合、「データ・ソースの構成」をクリックし、次のステップを続行します。
  3. 「DOORS データ・ソース選択ウィザード」で、「次へ」をクリックします。
  4. Rational DOORS 接続の詳細を指定します。 続行するにはこれらのフィールドは必須です。
    1. User name: Rational DOORS アカウント名を入力します。
    2. Password: Rational DOORS アカウント・パスワードを入力します。
    3. Database: 接続するデータベースの名前を入力します。デフォルトでは、-data 36677@localhost が使用されます。 -data が指定されていない場合、自動的に付加されます。 値が指定されていない場合、Rational Publishing Engine は、可能な場合いつでもレジストリーからデフォルト値を取得します。
    4. Path to doors.exe: doors.exe への絶対パスを入力します。 パスが無効であるかまたはアクセスできない場合、ウィザードは可能であれば自動的にパスを訂正します。 例: C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥バージョン¥bin¥doors.exe
  5. 以下の状況で、Rational DOORS の実行中のインスタンスを使用するか、新規インスタンスを開始するかを選択します。
    • このウィザードでモジュール選択用に、実行中の DOORS インスタンスを使用します:
      • Rational DOORS が、「doors.exe へのパス」フィールドで指定したロケーションから現在実行中の場合、「このウィザードでモジュール選択用に、実行中の DOORS インスタンスを使用します」オプションを選択し、このウィザードを完了します。
      • Rational DOORS が、「doors.exe へのパス」フィールドで指定したロケーションから現在実行中でない場合、「このウィザードでモジュール選択用に、実行中の DOORS インスタンスを使用します」オプションをクリアし、新規インスタンスを開始して、このウィザードを完了します。
    • 文書生成時に、実行中の DOORS インスタンスを使用する
      • この文書仕様から文書を生成する際に、Rational DOORS を、「doors.exe へのパス」フィールドで指定したロケーションから実行する予定の場合、「文書生成時に、実行中の DOORS インスタンスを使用する」オプションを選択します。
      • この文書仕様から文書を生成する際に、Rational DOORS を、「doors.exe へのパス」フィールドで指定したロケーションから実行する予定でない場合、「文書生成時に、実行中の DOORS インスタンスを使用する」オプションをクリアして、新規インスタンスを開始します。
        注: リモート・サービス・アプリケーションを使用する場合、doors_home プロパティーおよび new_instance プロパティーは、リモート・サービス・アプリケーションによって必ず再書き込みされます。文書仕様がアップロードされた後に、Rational Publishing Engine はサーバー構成に一致するプロパティーを再作成します。
  6. 「モジュール URI」「ビュー」、および「ベースライン」を指定するには、以下のステップのいずれかを実行します。
    • 「次へ」をクリックし、「モジュール URI」「ビュー」、および「ベースライン」の値を選択します。 「次へ」をクリックした場合、「DOORS データベースからビューを選択します」ウィンドウで、モジュール、ビュー、およびベースラインのリストから選択できます。 次に、「完了」をクリックします。
    • 「モジュール URI」を入力します。 モジュール URI の入力後、「完了」が有効になり、それをクリックしてビューおよびベースラインのデフォルト値を使用できます。 デフォルトと異なるビューおよびベースラインを使用するには、代わりに使用する「ビュー」および「ベースライン」の値を入力して、「完了」をクリックします。
      注: 「モジュール URI」の値を手動で編集し、誤った値を入力した場合、出力が生成されない場合があります。 View または Baseline に誤った値を指定すると、現行モジュール・バージョンのデフォルトのビューから出力が生成されます。出力は生成されますが、データは正しくない可能性があります。

タスクの結果

データ・ソースを選択すると、「プロパティー」ビューに、データ・ソース構成時に行った以下の選択内容が表示されます。

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