文書はランチャーおよび Document Studio から生成できます。
始める前に
すべてのテンプレートは、デフォルトで空白の文書仕様に関連付けられています。Document Studio
アプリケーションから、テンプレートをプレビューまたは発行するときに、
この空白文書仕様をカスタマイズするか、またはカスタマイズせずに使用して
出力を生成できます。Document Studio は、テンプレートを
開くときまたは保存するときに、デフォルトの文書仕様とテンプレートを
同期させます。注: ここで示す手順は大半のデータ・ソースに適用されますが、すべてのデータ・ソースに適用されるわけではありません。
データ・ソース固有の手順については、ご使用のデータ・ソースの
統合 資料を参照してください。
このタスクについて
文書の生成には、いくつかの異なる方法があります。
- 文書は、ランチャー・アプリケーションと Document Studio アプリケーションの両方から生成できます。 以下のタスクでは、アプリケーション・ユーザー・インターフェースから文書を生成する方法の概要を示しています。
- ファイル・システムの文書仕様のロケーションから、ファイルを右クリックし、「Rational Publishing Engine を使用して発行 (Publish with Rational Publishing Engine)」をクリックします。
すべてのエラーが抑止され、文書が生成されます。
- また、アドインがインストールされていれば、Rational DOORS および Rational Tau のユーザー・インターフェースから文書を発行することもできます。
ランチャー・アプリケーションと Document Studio アプリケーションのどちらで文書を生成しても相違はありません。
文書の生成にウィザードを使用する場合には、どちらのアプリケーションにも同じオプションが提供されます。
ただし、ランチャー・アプリケーションでは、ウィザードを使用せずに、「文書仕様」ビューと「プロパティー」ビューで文書生成の詳細を構成できます。
手順
ランチャーまたは Document Studio アプリケーションのいずれかから文書を生成するには、次のようにします。
- ランチャーまたは Document Studio で、をクリックします。
ツールバーで、
「文書の構成と生成」アイコンをクリックすることもできます。
構成ウィザードが開き、文書の生成前に、文書生成用に追加の選択を行うことができます。
進行状況表示バーに、次の 5 つのセクションで構成する必要がある情報が表示されます。
進行状況表示バーでセクションまたは項目をクリックすると、ウィザードのそのページにジャンプできます。
ヒント: 少なくとも 1 つのデータ・ソースと 1 つの出力フォーマットが選択されていれば、いつでも「終了」をクリックして文書生成を開始したり、「次へ」をクリックして構成ウィザードを続行したりできます。
- 「テンプレート」セクションでは、テンプレートは事前に文書仕様画面にリストされています。
テンプレートを追加するには、次のようにします。
- 追加するテンプレートのロケーションを選択します。
- 「セントラル・ライブラリーから」: セントラル管理コンポーネントに保管されているテンプレートを選択します。
- 「ローカル・ファイルまたはリモート・ファイルから」: ローカルまたはリモートのテンプレートを選択するには、テンプレートへの URL を入力するか、または「参照」をクリックしてテンプレートを選択するかのいずれかを実行できます。
- 追加する 1 つ以上のテンプレートを選択します。
- 「セントラル・ライブラリーから」を選択し、セントラル管理コンポーネントからテンプレートを選択した場合、「選択した項目の追加」をクリックし、テンプレートを文書仕様に追加します。
- 「ローカル・ファイルまたはリモート・ファイルから」を選択し、個々のテンプレートへの URL を入力した場合、「URL の追加」をクリックし、テンプレートを文書仕様に追加します。
- 「ローカル・ファイルまたはリモート・ファイルから」を選択し、テンプレートを追加するため参照した場合、「開く」をクリックすると、テンプレートが文書仕様に追加されます。
- オプション: この手順を繰り返して、他のロケーションからさらにテンプレートを追加します。
- オプション: テンプレートを選択して、「上へ」または「下へ」をクリックすることによって、文書仕様内でテンプレートを再配列します。
- 「次へ」をクリックします。 テンプレートを追加すると、そのテンプレートで指定されたデータ・ソースと変数もウィザードに追加されます。
- 「データ・ソース」セクションで、各データ・ソースを構成します。
注: - データ・ソースのデフォルト値が存在しているか、または「デフォルト URI」値が既に入力されている場合、データ・ソースが構成済みと表示され、別の値が選択されるまで、出力ではそのデフォルト値が使用されます。
- 「データ・ソース」セクションよりも先に進んでから、データ・ソースにさらに変更を加えるために「戻る」をクリックすると、そのセクションは必ずリスト内の最初のデータ・ソースの位置で開きます。
- 以下のいずれかのロケーションからデータ・ソースを選択します。
- 「手動構成」: 構成層またはセントラル管理コンポーネント内のこのデータ・ソースに他の構成情報が存在していないため、ローカルまたはリモートのデータ・ソースを選択します。
- 「セントラル・ライブラリーのデータ・ソース値を使用」: セントラル管理コンポーネントに格納されているデータ・ソースを選択します
- 「構成層からのロード」: テンプレートでデータ・ソースに対して入力した構成メタデータから値を選択します。
- 前のステップで行った選択に応じて、URL を入力するか、「参照」をクリックして選択するか、または構成層から値を選択するかのいずれかで、データ・ソースの値を選択できます。
- データ・ソース・アプリケーションを使用して認証するユーザー名とパスワードを入力します。
- 認証タイプを選択します。 タイプを選択しない場合、各タイプは正しいタイプが検出されるまでテストされますが、これによって文書生成時間が増える可能性があります。
- Auto
- Basic
- Form
- OAuth
- OAuth-OSLC
- オプション: 許容ヘッダーを入力します。 デフォルト値は application/xml, */* です。
- オプション: 入力した資格情報を各データ・ソースに適用する場合、「これらユーザー名およびパスワードの値を、構成済みおよび未構成のすべてのデータ・ソースに適用する」オプションを選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「変数」セクションで、各変数を構成します。
注: - 変数のデフォルト値が存在している場合、変数は構成済みと表示され、別の値が選択されるまで、出力ではそのデフォルト値が使用されます。
- 「変数」セクションよりも先に進んでから、変数にさらに変更を加えるために「戻る」をクリックすると、そのセクションは必ずリスト内の最初の変数の位置で開きます。
- ドロップダウン・メニューから、以下のいずれかのオプションを選択します。
- 「手動構成」: 構成層またはセントラル管理コンポーネント内のこの変数に他の構成情報が存在していないため、変数の任意の値を入力します。
- 構成層から: テンプレートで変数に対して入力した構成メタデータから値を選択します
- セントラル・ライブラリーの変数値を使用: セントラル管理コンポーネントに格納されている変数を選択します
- 構成対象の値を入力または選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「出力」セクションで、生成する以下の出力タイプを選択します。
- Microsoft Word
- PDF
- HTML
- XSL-FO
- レガシー PDF
- オプション: 「保存ロケーション」で、「参照」をクリックし、それぞれの出力タイプのファイルを保存するパスを選択します。 パスは、編集して、文書仕様からの相対パスにすることができます。出力の保存場所が指定されていない場合、ファイルは一時的な場所に生成されます。
- オプション: 「スタイルシート」で、「参照」をクリックし、出力の生成時に各出力タイプに使用するスタイル・シートを選択します。
- オプション: Microsoft Word 出力のみ: 「マクロ」に、スタイル・シート内に含まれているマクロの名前を入力します。
- オプション: 追加のメタデータを入力するには、またはウィザードに含まれていない他の文書プロパティーを構成するには、「メタデータ・プロパティーの編集」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- 要約ウィンドウのテンプレート情報と出力情報が正しいことを確認します。
- 「終了」をクリックしたときに取るアクションを次のように選択します。
- 文書生成を実行する: 指定した出力タイプを生成します。
- 文書生成を実行し RPE を終了する: 指定した出力タイプを生成し、「結果」ウィンドウの終了後に Rational Publishing Engine アプリケーションを閉じます。
- 文書を生成せずに、このウィザードを保存して閉じる: 文書生成ウィザードが閉じられ、ランチャー・アプリケーションは開いたままです。
- 「終了」をクリックします。
ヒント: 文書をリモートで生成している場合、文書生成が完了する前に、生成プロセスを妨げずに、Document Studio アプリケーションまたはランチャー・アプリケーションを閉じることができます。 文書をローカルで生成している場合、文書生成が完了するまで、Document Studio アプリケーションまたはランチャー・アプリケーションを閉じないでください。
タスクの結果
文書仕様はランチャーにロードされ、選択に応じて文書を生成または保存します。
次のタスク
「コンソール」ビューまたは「問題」ビューで文書生成による情報を再確認して、問題を特定します。
問題を修正したら、出力を再度生成します。
文書生成に関する構成を 1 回行えば、後続の文書生成では、をクリックすることで、構成ウィザードを実行しなくても文書を生成できます。