ランチャー・コマンド行オプション

コマンド行プロンプトから Rational® Publishing Engine ランチャーを実行できます。また、定義ファイルを作成することもできます。
RPE_HOME¥launcher¥rpe-launcher.exe -option parameter

コマンド行の使用について

コマンド行プロンプトから Rational Publishing Engine ランチャーを実行する場合は、次の点に注意してください。

コマンド行オプション

表 1. rpe-launcher コマンドと共に使用する有効なオプション
オプション メモ
-err publish 一部のデータ・ソースが構成されていない場合、発行プロセス中にプロンプトを出します。このパラメーターを省略した場合、プロンプトは抑制されます。
-makedocspec definition_file.xml このパラメーターは、文書仕様を作成するための定義ファイルのパスと共に含めます。
-noresult 発行中に文書仕様の詳細を指定するようプロンプトを出す「文書仕様の構成」ウィンドウ、および各出力フォーマットへのリンクを表示する「結果」ウィンドウを両方とも非表示にします。
path filepath_filename.dsx ランチャーでファイルを開くには、文書仕様ファイルのパスと共にこのパラメーターを含めます。
-publish filepath_filename.dsx

-publish -makedocspec filpath_filename.dsx

発行ウィザードを使用せずにレポートを生成するには、文書仕様ファイルのパスと共にこのパラメーターを含めます。

-makedocspec パラメーターを指定すると、文書仕様は定義ファイルから作成されて発行されます。

-wizard

-wizard definitions_file.xml

ランチャーを最小化して、文書の構成および生成ウィザードを前面で開始します。

定義ファイルのパスを追加して、ウィザードで選択したテンプレートのデータ・ソースを事前構成することもできます。

定義ファイルの例

-makedocspec オプションで定義ファイルを指定することで、コマンド行から文書仕様を生成できます。

定義ファイルは、次の 3 つのメイン・セクションで構成されます。
  1. docspec セクション。作成する文書仕様のファイル名およびロケーションが含まれています。
  2. datasource セクション。各セクションに、データ・ソースとそのプロパティーの詳細が含まれています。
  3. template セクション。各セクションに、文書仕様で指定するためのテンプレートのパスがリストされています。
    注: 定義ファイル内に変数を指定することはできません。 定義ファイルの代わりに Java™ API を使用することを検討してください。それによってテンプレートと文書仕様に変数とプロパティーを構成できます。

次の例は、IBM® Rational RequisitePro® および IBM Rational DOORS® データ・ソースの構成用テンプレートとして使用できるサンプル定義ファイルを示しています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<definition xmlns="http://www.ibm.com/rational/rpe/definitionFile" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">

	<docspec>c:¥temp¥generatedDocSpec.dsx</docspec>

	<datasource name="DOORS 1" type="DOORS">
		<property name="URI">/demo/car/System requirements</property>
		<property name="baseline">Currentname="baseline">Current</property>
		<property name="view">Industrial</property>
	</datasource>

	<datasource name="ReqPro_PR" type="REST">
		<property name="URI">http://localhost:8080/dataservices/RequisitePro/Learning Project Traditional/requirements/PR</property>
		<property name="username">john.doe</property>
		<property name="password">password</property>
	</datasource>

	<template>c:¥temp¥sampleTemplate.dta</template>
</definition>

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