Rational Publishing Engine 1.3 における利便性の向上

IBM® Rational® Publishing Engine の 1.3 リリースにおける利便性の向上。
新機能については、以下を確認してください。

Rational Publishing Engine デバッグ・モード

Rational Publishing Engine エラー

出力ライブラリーにおいて例外によって引き起こされるクリティカル・エラーでは、エラー・メッセージに加えて、 エラーを引き起こしたテンプレート・エレメントが表示されるようになりました。

出力ライブラリーにおいて例外によって引き起こされるクリティカル・エラーでは、エラー・メッセージに加えて、
エラーを引き起こしたテンプレート・エレメントが表示されるようになりました。

JavaScript エラー

デバッグ・モードが有効になっている場合は、追加情報が表示されます。 コンテキスト情報には、エレメント ID、スクリプトの使用個所、および以下の項目のフォーマットが含まれます。
  • プロパティー
  • エレメント・コンテンツ
  • 条件
  • 割り当て
追加情報には、式の開始時の変数やデータ・プロパティーの値、およびエラー発生時の変数やデータ・プロパティーの値が含まれます。
JavaScript エラー

テンプレート・ループ

この設定では、潜在的な問題に関する警告がテンプレート設計者に発行されます。 このフィーチャーでは、N 回の繰り返しよりも多く照会や反復が連続して処理された場合に警告が表示されます (設定で N しきい値が定義されている場合)。 ループしきい値はエンジン設定で指定できます。

ループしきい値設定

例えば、このしきい値を 150 に設定すると、301 回目の反復で以下の警告が生成されます。
CRRPE1064I Processing document template 1 of 1.
CRRPE3604W The template element 4 (iteration) has been processed for 150 times which exceeds the defined threshold. This is normal for templates processing large data sets but can indicate a problem with the execution of the template otherwise.
CRRPE3604W The template element 4 (iteration) has been processed for 300 times which exceeds the defined threshold. This is normal for templates processing large data sets but can indicate a problem with the execution of the template otherwise.
CRRPE1064I 1500 publishing commands are processed. 1208 publishing commands remain to be processed.
CRRPE1064I 2709 publishing commands are processed. 0 publishing commands remain to be processed.

XML 入力エラー

デバッグ・モードが有効になっている場合は、XML ファイルにおける問題の場所を突き止めるときに役立つ 追加情報が Rational Publishing Engine から提供されます。 XML パーサーの動作の仕組みが原因で、Rational Publishing Engine は、 エラー発生前に読み取られた XML コンテンツを表示します。
注: また、XML ファイルを XML エディターやブラウザーで開いて入力エラーを検出することもできます。
XML 入力エラー

エレメント ID

多くのエラー・レポートに、エラーの原因となったエレメントの ID が含まれるようになったため、 エレメント ID は表示対象プロパティーとなり、プロパティー・ページやツールチップに表示されるようになりました。 また、「検索」メニューから特定のエレメント ID を検索することもできます。

「プロパティー」ビューの「ID」フィールド

Rational Publishing Engine デバッガー


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