Rational® Publishing Engine 文書テンプレートには、
鍵ストアで入手できる秘密鍵を使用してデジタル署名できます。
デジタル署名により、信頼できるソースからのテンプレートを信頼して共有できるようになります。
このタスクについて
管理者やテンプレート設計者は、自分の組織の秘密鍵と公開鍵のペアを使用するか、または鍵ペアを生成して鍵ストアに保管する必要があります。
公開鍵は、テンプレートのデジタル署名を検証できるように、文書を生成するすべてのユーザーと共有する必要があります。
注: Rational Publishing Engine に付属のサンプル・テンプレートは
デジタル署名されています。
サンプル・テンプレートを変更すると、デジタル署名が無効になります。
手順
- Document Studio アプリケーションでをクリックします。
- 「Studio エディターでのロード中に文書テンプレートのデジタル署名を検査する」ラジオ・ボタンを
クリックして、Studio エディターでのロード中にテンプレートの署名を検証する処理を有効にしたり無効にしたりします。 この設定が有効になっているときにテンプレートが署名されていない場合は、
テンプレートがデジタル署名されていないという警告が Studio エディターの上部バーに表示されます。
- 文書テンプレートにデジタル署名するための鍵ストア詳細を指定します。
- 鍵ストアへのパス: 文書テンプレートに
デジタル署名するために Rational Publishing Engine が検索を行う
場所となる鍵ストアのロケーション。
この鍵ストアには、テンプレートにデジタル署名するための秘密鍵が含まれていなければなりません。
- 鍵ストア・パスワード: 鍵ストアから鍵を読み取るためのパスワード。
- 鍵ストア・タイプ: 鍵ストアのタイプ。
- 秘密鍵別名: テンプレートにデジタル署名するために鍵ストアから使用される秘密鍵。
- 別名用の秘密鍵パスワード: テンプレートにデジタル署名するために鍵ストアから
秘密鍵を読み取るための、選択された秘密鍵別名用パスワード。
- 「適用 (Apply)」をクリックして「OK」をクリックします。
- Document Studio でをクリックします。 設定に自分の秘密鍵詳細を指定しなかった場合は、ダイアログが表示されて、選択可能な秘密鍵がすべてリストされます。
秘密鍵を選択してパスワードを入力します。
タスクの結果
テンプレートがデジタル署名されます。
署名後にテンプレートを編集すると、デジタル署名が無効になります。
そのようなテンプレートは、編集が完了した後で再びデジタル署名する必要があります。