Rational DOORS データ・ソース・プロパティーの参照

ランチャー・アプリケーションで「プロパティー」ビューを開いて、Rational® DOORS® データ・ソースを 選択します。「プロパティー」ビューには、Rational DOORS データ・ソースに使用できる以下のプロパティーが表示されます。
タイプ 説明
名前 ストリング 必須。Document Studio で入力されたスキーマのタイトル。このビューではこのフィールドを編集できません。
説明 ストリング 必須。Document Studio で入力されたスキーマの使用法の説明。このビューではこのフィールドを編集できません。
タイプ DOORS 必須。スキーマ・タイプ。このビューではこのフィールドを編集できません。
Configuration required noneuricredentialsfullhidden 任意。デフォルト値: uri

このビューではこの値を編集できません。文書生成の実行時に必要な構成を指定するためにテンプレートで設定されるプロパティー。

制約事項: 新機能アイコン 「必須構成」プロパティーは、バージョン 2 のテンプレートでのみ使用可能です。
  • none: レポート生成者に対して構成は要求されません。データ・ソースが構成されていない場合は、実行時に警告は表示されません。
  • uri: 文書を生成するためには、データ・ソースの構成のみが必要です。
  • credentials: 文書を生成するためには、データ・プロバイダーから認証を受けるための資格情報のみが必要です。
  • full: 文書を生成するためには、データ・ソースを構成して、資格情報を提供する必要があります。
  • hidden: テンプレートの設定を変更できなくするため、データ・ソースは Launcher に表示されません。
重要: 認証のためにユーザー名のみが必要であり、パスワードは不要な場合は、fullcredentials を指定しないでください。

ユーザー名とパスワードの保管方法について詳しくは、『IBM® Rational Publishing Engine のセキュリティーの考慮事項』を参照してください。

Driver eval 必須。このフィールドは編集できません。
Default URI ファイル・パス URI プロパティーの値が構成済みまたはアクセス可能でない場合に使用される、データ・ソースへのパス。 「デフォルト URI」に値が提供されると、データ・ソースは構成に従って表示されます。
Allow read ahead truefalse true に設定すると、文書はデータ先読みランタイム・メタデータ・プロパティーによる構成に従って生成することが許可されます。これによりデータ・ソースが処理される順序が決定されます。

Rational DOORS では、Allow read aheadtrue に設定されているとしても、処理されるのは一度に 1 つのデータのみです。 2 つのデータ・ソースが同時に処理されるのは、文書仕様で Data read ahead プロパティーが true に設定されていて、テンプレート内で少なくとも 1 つのデータ・ソースについて Allow read aheadtrue に設定されている場合のみです。

注: テンプレートにデータ・ソース用の変数計算があるネイティブ・フィルターが組み込まれている場合、Allow read aheadtrue に設定しないでください。
URI ファイル・パス 必須。データ・ソース・リソースのパス。
Module_id 数値 任意。数値によるモジュールの識別番号。URI プロパティーは、Module_id プロパティーより優先されます。
DOORS_home ファイル・パス 必須。Rational DOORS 実行可能ファイル へのパス。例: C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.2¥bin¥doors.exe
DOORS_param ストリング 必須。Rational DOORS データベース。 localhost 項目は、サーバー上にある Rational DOORS データベースを参照します。例: -data 36677@localhost
Username ストリング 任意。 データ・ソース・アプリケーションにログインするためのユーザー名。文書生成中に認証エラーがあっても、Data request retry count プロパティーが構成されていれば、文書生成は続行されます。 再試行に成功しないか、またはData request retry count プロパティーが構成されていないと、文書生成は終了します。 Data request retry count プロパティーについて詳しくは、『ランタイム・メタデータ・プロパティーの参照』を参照してください。
Password ストリング 任意。 データ・ソース・アプリケーションにログインするためのパスワード。文書生成中に認証エラーがあっても、Data request retry count プロパティーが構成されていれば、文書生成は続行されます。 再試行に成功しないか、またはData request retry count プロパティーが構成されていないと、文書生成は終了します。 Data request retry count プロパティーについて詳しくは、『ランタイム・メタデータ・プロパティーの参照』を参照してください。
Baseline Currentストリング 任意。デフォルト値: Current

Rational DOORS モジュールの、読み取り専用で保持されるバージョン。値が正しくない場合、出力は現行モジュールのバージョンから 生成されます。

ベースライン・セットを使用して、リンク対象モジュールのベースラインを定義できます。

View StandardCurrentストリング 任意。Rational DOORS で使用する ビューの名前。値が正しくない、またはヌルの場合、出力は標準ビューから生成されます。
Stop if view or baseline are unavailable truefalse 必須。デフォルト値: false

true に設定すると、選択したモジュールのベースラインまたはビュー・プロパティー値にアクセスできない場合に、文書生成を取り消します。 true に設定され、「ビュー」が指定されていない場合、文書生成は取り消されず、標準ビューを使用します。

false に設定すると、選択されたモジュールのベースラインまたはビュー・プロパティー値にアクセスできない場合にも文書生成を続行し、それらのプロパティーにはデフォルト値を代わりに使用します。

New_instance truefalse 必須。デフォルト値: false

Rational DOORS クライアントの実行モード。 Rational DOORS が バックグラウンドのコマンド行から実行されている場合、または Rational DOORS が バックグラウンドで実行されていない場合は、true に設定します。Rational DOORS クライアントがバックグラウンドで実行されている場合は、 false に設定します。

コマンド ストリング 任意。出力の生成時に実行するスクリプト。
Ignored truefalse 任意。デフォルト値: false

true に設定すると、1 つの文書仕様から複数のテンプレートを実行している場合は、テンプレートが生成対象から除外されます。


フィードバック