アーカイブの作成

アーカイブ・ファイルまたはすべての関連成果物をテンプレートで作成し、ファイルのセット全体を別のユーザーに E メールで送信したり、別のロケーションに保管したりできるようにします。 アーカイブを作成することで、ファイルを表示したり文書を生成したりするために、複数のファイルを管理したり他者に送信したりする必要がなくなります。

このタスクについて

スタイル・シート、スニペット、JavaScript、組み込みファイルなどの参照成果物が、テンプレートおよび文書仕様に加えて、アーカイブに保存されます。 可能な場合、元のファイル名が使用されます。 同じファイル名が複数のファイルで使用されている場合、固有の名前が生成されます。

手順

  1. ランチャーまたは Document Studio から、「ファイル」 > 「文書仕様のエクスポート」をクリックします。
  2. アーカイブの名前を入力し、エクスポート・ファイルのロケーションを選択します。

    文書仕様が保存されている場合、文書仕様の名前がアーカイブ名として提案されます。文書仕様が保存されていない場合、文書仕様の汎用固有 ID がアーカイブ名として提案されます。

  3. 「OK」をクリックします。

タスクの結果

Document Studio アプリケーションからエクスポートする場合、出力で使用される現行の文書仕様、そのテンプレート、およびスタイル・シートは、指定したロケーションのアーカイブ・ファイルに保存されます。同じファイル名が複数のファイルで使用されている場合、固有の名前が生成されます。
  • 文書を発行して出力を生成した場合、アーカイブに組み込まれる文書仕様には、文書の構成および生成ウィザードで行ったすべての変更が含まれます。
  • テンプレートを発行して文書仕様ファイルを作成していない場合、文書仕様が自動的に作成され、docSpec.dsx という名前が付けられます。その中でテンプレートが指定され、文書仕様とテンプレートの両方がアーカイブ内に保存されます。
  • 新規テンプレートをエクスポート前に保存していない場合は、テンプレート・ファイルはアーカイブに取り込まれません。
ランチャー・アプリケーションからエクスポートする場合、開かれている文書仕様と指定されたテンプレートが、指定されたロケーションにあるアーカイブ・ファイルに保存されます。
  • 文書仕様でテンプレートを指定していない場合は、文書仕様ファイルのみがアーカイブに保存されます。 空白のテンプレート・ファイルは自動的には作成されず、アーカイブにも保存されません。
  • 文書仕様にリストされているテンプレートに、セントラル管理コンポーネントに格納されている動的参照ファイルが含まれている場合、セントラル管理コンポーネントはランチャー・アプリケーションからアクセスできないので、これらのファイルはアーカイブに含まれません。
  • インクルード・ファイルが動的に参照されている場合、これらのファイルは、文書仕様から参照できなくても、アーカイブに含まれます。

次のタスク

次に、アーカイブ抽出ツールを使用して、アーカイブの内容を共通ロケーションにアンパックすることができます。ファイルが一般にアクセス可能になれば、それをセントラル管理コンポーネントに追加できます。

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