IBM® Rational® Quality Manager は、Derby データベースと連携して実行できるように、すぐに使用可能な状態で構成されています。
DB2®、Oracle、または SQL Server などのデータベースへの変更により、実稼働環境でのパフォーマンス、スケーラビリティー、および信頼性を向上させることができます。
このトピックでは、データベースのバックアップおよびリストアに関係したステップの概要を記載しています。提供されている例は DB2 用です。
詳細な説明については、データベース・ベンダーにより提供される資料を参照してください。
このタスクについて
DB2 またはサポートされる他のデータベースをバックアップするには、以下のようにします。
- Jazz™ サーバーを停止します。
デフォルトの Jazz サーバーは、Apache Tomcat です。
パフォーマンス、スケーラビリティー、および信頼性を向上させるために、WebSphere® Application Server (WAS) を使用できます。
- Rational Quality Manager Jazz リポジトリーのバックアップについては、データベース資料にある説明に従ってください。
DB2 の場合、データベースで以下のようにします。
- Jazz リポジトリーを DB2 から見つけます。
- Jazz リポジトリーを右クリックし、「バックアップ」をクリックします。
- 「メディア・タイプ (Media type)」には、「ファイル・システム」を選択し、バックアップを保存する場所を指します。
- 「終了」をクリックします。
- Jazz サーバーを再始動します。
- 既存の DB2 データベースを、バックアップしたバージョンでリストアするには、以下のようにします。
- Jazz サーバーを停止します。
- Jazz リポジトリーを DB2 から見つけます。
- Jazz リポジトリーを右クリックし、「復元」をクリックします。
- 「新規データベースに復元 (Restore to new database)」をクリックします。
- 新しいリポジトリーの名前を入力します。
- バックアップが入るディレクトリーを選択します。
- 「終了」をクリックします。
- <Rational Quality Manager _install_path>¥server¥teamserver.properties ファイルを開きます。
- Rational Quality Manager Jazz リポジトリーの名前を、以下の例に示すように、ステップ e で指定した名前と置き換えます。
#
# DB2 configuration
#
# Comment out above lines, uncomment the following three lines and customize example location to use DB2
#com.ibm.team.repository.db.vendor = DB2
#com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=//localhost:50000/JAZZ:fullyMaterializeLobData=false;user=db2admin;password={password};
#com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=db2admin
注: 上記の例で、Jazz リポジトリーの名前は JAZZ です。
- 変更を保存します。
- Jazz サーバーを再始動します。