Rational Quality Manager では、以下の定義済みユーザー役割がデフォルトで用意されています。
必要に応じて、チームは新しい役割を作成することができます。例えば、開発マネージャー、プログラム・マネージャー、プロダクト・マネージャー、ユーザー・エクスペリエンス・エンジニアなどの、テスト組織外の任務用に役割を作成することができます。
最初の製品インストール時には、デフォルトの全役割において、すべての権限が有効とされています。管理者によるユーザー ID の作成時、各ユーザー ID に役割が割り当てられます。チームは、各役割ごとに特定の機能を有効または無効にするように、役割を構成することができます。例えば、テスト担当者がテスト計画の保存を行うことや、Lab マネージャーがテスト・スイートを実行することを無効にすることができます。
役割は構成可能であるため、各テスト・チームは、それぞれの必要に合わせて Quality Manager をカスタマイズすることができます。また、全く同じチームは 2 つとないため、すべてのチームで通用する役割の組み合わせというものは存在しません。
下図は、テスト・マネージャー、テスト・リード、テスト担当者、および Lab マネージャーで構成されるチームにおける、Quality Manager によるワークフローの一例です。その下の表には、考えられるアクティビティーのいくつかが、各役割ごとにリストされています。これらの図および表は、一例に過ぎません。実際のチームで使用する役割の組み合わせやワークフローは、異なることでしょう。
さらに、この図では各タスクが順に行われるかのように示されていますが、実際には大部分のタスクは同時に行われます。
ユーザー役割 | タスク | 使用される製品の領域 |
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テスト・マネージャー |
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テスト・リード |
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テスト担当者 |
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Lab マネージャー |
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