既存のテスト資産は、いくつかの Rational テスト・ツールから Rational® Quality Manager にマイグレーションできます。
Rational ClearQuest® Test Manager、Rational TestManager、および Rational Manual Tester からのマイグレーションがサポートされます。
このトピックでは、テスト資産を Rational Quality Manager にマイグレーションするための要件の概要を記載しています。
必要な製品バージョン
以下のバージョンの Rational テスト・ツールが、各ツールからの正常なマイグレーションに必要です。
- Rational ClearQuest Eclipse クライアントのバージョン 7.0.1 以降 (Rational RequisitePro® との統合が必要な場合は 7.1 以降)
- Rational TestManager バージョン 2003.06.15、2003.06.16、7.0.0、または 7.0.1
- Rational Manual Tester 7.0.1 以降
その他の要件
- Rational ClearQuest Test Manager プロジェクトが Rational Manual Tester からのテスト・スクリプトと統合される場合、Rational ClearQuest Test Manager プロジェクトをマイグレーションする前に、手動テスト・スクリプトをマイグレーションする必要があります。その逆を実行した場合は、Rational ClearQuest Test Manager のマイグレーションを繰り返すだけで済みます。
- Rational ClearQuest からマイグレーションする場合、Rational ClearQuest のファイルの場所は、Rational Quality Manager 内でスクリプトが適正に配置されるように、Rational Manual Tester スクリプトの場所と厳密に一致していなければなりません。
特に、マニュアル・テスト・スクリプトを参照するために UNC パス名が Rational ClearQuest Test Manager で使用されている場合、同じパスを使用してマニュアル・テスト・スクリプトを Rational Quality Manager にマイグレーションする必要があります。
このパスは、スクリプトが Rational Quality Manager サーバー内で必ず正しく配置されるようにするために使用されます。
- Rational ClearQuest Test Manager プロジェクトが Rational RequisitePro からの要件と統合されている場合、Rational ClearQuest の Rational RequisitePro データベース情報が含まれている RAProject レコードを入手する必要があります。
このレコード内のフィールドの 1 つは、ReqWeb サーバーの URL です。
これは RequisiteWeb に接続するために Rational Quality Manager で使用するものと同じ URL です。
Rational ClearQuest Test Manager の要件情報が正しくマイグレーションされるために、このとおりの URL を Rational Quality Manager で使用する必要があります。
- Rational ClearQuest Test Manager または Rational TestManager と関連付けられている欠陥レコードをマイグレーションするために、まず Rational ClearQuest コネクターをセットアップする必要があります。
マイグレーションされたレコードは、コネクター経由で使用可能になっている場合、ターゲット・プロジェクトでのみ参照できます。