要件管理によって、プロダクト・マネージャー、プログラム・マネージャー、 または規模の大きなクロス・ファンクショナル・チームの他のメンバーが割り当てた要件に、テスト計画内のテスト・ケースをリンクできるので、 ライフ・サイクルのトレーサビリティーを確保するために役立ちます。 提供されるチーム・コラボレーション・フィーチャーにより、要件をより容易に管理できるようになります。
通常は、テスト・マネージャーまたはリードに、満たす必要のある新しい要件のためのワークアイテムが割り当てられます。 要件が IBM® Rational® RequisitePro® などの外部ツールで管理されている場合、 テスト・マネージャーは新しい要件をテスト計画にインポートして、それをチーム・メンバーに割り当てることができます。 外部ツールが使用されていない場合、テスト・マネージャーは新しい要件をテスト計画内に直接作成できます。 複数のチーム・メンバーが 1 つのワークアイテムにサブスクライブできるので、チーム全体が必要なワークアイテムの進捗を追跡できます。
ワークアイテムを割り当てられたテスト担当者は、要件を既存のテスト・ケースに関連付けるか、 要件を満たす新しいテスト・ケースを作成することができます。 要件が変更されるときは、このツールによって、要件の変更に応じてテスト・ケースを更新することが容易になります。
プロジェクト全体で、チーム・メンバーは要件を追跡するためのレポートを実行すること、 およびプロジェクトの正常性を測定するための基準を生成することができます。