このタスクについて
レポートに追加できるデータ項目は、「
挿入可能なオブジェクト」ペインの左側にある「
ソース」タブでオブジェクトとして表示されます。
データ・ソースの各オブジェクトには、対応するアイコンがあります。 レポートには、次のオブジェクトを挿入できます。
- 照会対象。データベースのテーブルを表します。
- 照会項目。データベースの列 (製品名や国など) を表します。
- レベル属性。レベルのプロパティーを表します。
- メンバー。階層の中で固有の項目です。
- 階層。ツリー構造に整理されるディメンション・メンバーの集合を表します。
- レベル。共通の属性を持つメンバーの集合です。 ルート・レベルは親と、第 1 レベルの全メンバーのロールアップです。 ルート・レベルは、階層間のすべての値のロールアップを取得し、階層の掘り下げを開始するのに適したポイントを提供するために使用されます。 例えば、年レベル階層には、次のレベルが含まれる場合があります。
- ルート・レベルの年
- 第 1 レベルの年
- 第 2 レベルの四半期
- 第 3 レベルの月
- 単位またはファクト。収益や数量など、データベースの数量データ列を表す照会項目です。
データをレポートに追加するには、「
ソース」タブの「
挿入可能なオブジェクト」ペインでデータ項目をクリックし、その項目を右側の「
レポート」ペインまでドラッグします。 点滅する黒いバーは、項目を挿入できる位置を示します。
挿入した項目が、「
データ項目」タブに表示されます。 データ項目は、ダブルクリックするか右クリックし、「
挿入」をクリックすることで選択することもできます。
注: 照会項目の詳細を表示するには、「ソース」タブで項目を右クリックし、「プロパティー」をクリックします。 例えば、リレーショナル・データ・ソースを操作する際、「使用法」プロパティーを確認して、データ項目によって表されているデータの使用目的を知ることができます。 また、「系統」をクリックして、詳細な情報を確認することもできます。
データ項目をレポートから除去するには、データ項目をクリックして Delete キーを押します。 項目を右クリックして、「削除」をクリックすることもできます。 データ項目を「データ項目」タブに残した状態でレポートから削除するには、レポート・ペインで項目を右クリックし、「切り取り」を選択します。
ディメンション・データを使用している場合、ソース・ツリーにおけるデータ項目の表示方法をカスタマイズできます。 ディメンション、階層、レベル、オプションのメンバー・フォルダー、およびメンバー・プロパティーによるメタデータ表示を選択できます。 または、メンバーのみの表示を選択できます。 この表示により、メンバーのみをレポートに追加できます。 ソース・ツリー表示をカスタマイズするには、「ソース」タブをクリックし、「挿入可能なオブジェクト」ペイン内で右クリックします。次に、「パッケージ・ツリー設定」をクリックします。 適切なチェック・ボックスを選択し、「OK」をクリックします。