この手順は、以下の前提条件が満たされていることを前提としています。
SQL Server データベースをコマンド・ツール sqlcmd を使用してセットアップするには、以下のようにします。
CREATE DATABASE jazz GO
CREATE LOGIN jazzDBuser WITH PASSWORD = 'jazzDBPswd'; USE jazz; exec sp_changedbowner 'jazzDBuser' GO
ALTER DATABASE jazz COLLATE SQL_Latin1_General_CP437_CS_AS GO
サーバーを構成するには、以下のようにします。
# # DERBY Configuration # # JDBC DB location, specifying this property disables system-based selection of default location #com.ibm.team.repository.db.vendor=DERBY #com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=repositoryDB
com.ibm.team.repository.db.vendor = SQLSERVER com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=//SQL SERVER MACHINE IP:SQL SERVER TCIP PORT;databaseName=JAZZ DATABASE NAME;user=JAZZ USERNAME;password={password} com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=JAZZ LOGIN PASSWORD
set JAVA_PTS=-Djava.awt.headless=true - DSQLSERVER_JDBC="%SQLSERVER_JDBC%" - DORACLE_JDBC=%ORACLE_JDBC%" - DDB21_JDBC="%DB21_JDBC%" - DDB2Z_JDBC="%DB2Z_JDBC%" - Dorg.eclipse.emf.ecore.plugin.EcorePlugin.doNotLoadResourcesPlugin=true - Dcom.ibm.team.repository.provision.profile="%cd%"¥provision_profiles - Dcom.ibm.team.repository.tempDir=%TEMP% -Dcom.ibm.rqm.create.samples=false - Xss512k -Xmx700M
データベースのセットアップは完了しました。 ここで、Rational Jazz チーム・サーバー データベース表を作成します。 詳しくは、Creating Jazz Server database tables を参照してください。
repotools コマンドが正常に実行されない場合は、InstallDir/server ディレクトリーにある repotools_createTables.log というログ・ファイルを検査してください。
さらに、以下も確認してください。
Rational Jazz チーム・サーバー のデータベース・コードは、複数のデータベース・プラットフォーム上で実行するように、汎用かつ標準となるように設計されました。ただし、エンタープライズ・データベース・ベンダー間の相違は、構文、最適化ストラテジー、およびロック・セマンティクスに存在します。 サーバーは SQL Server 上で、自動化テスト、通常ワークロードのシミュレーション、およびストレス・テストの組み合わせを使用してテストされています。 通常ワークロードのシミュレーションでは、許容可能なパフォーマンスが示されました。 いくつかのケースで、データベース・デッドロックが自動化同時処理テストで観察されたことがありました。ただし、それらは異なるサーバー・ハードウェア上で繰り返し起こることはありません。
サーバーは、多数の同時要求にサービスを提供するように設計されています。 例外的なケースとして、要求と関連付けられたトランザクションで類似または同じオブジェクトが同時に更新されるときに、リポジトリー・データベースでデッドロックが発生する場合があります。 これはまれなケースですが、正常なイベントです。 システムはこれを防御するように設計されており、データ保全性は維持され、データが失われることはありません。 時々、ビルド・エンジン実行などのタスクによってデッドロックがログに記録されることがあります。 通常は、条件が検出され、タスクは再試行されます。 デッドロックにより、ビルドが失敗するという結果になる場合があります。 非常にまれなケースとして、デッドロックを解決するために、ワークアイテムまたはソース・コードの処理などのユーザー・アクションを異常終了する必要がある場合があります。 その場合は、ユーザー・アクションは失敗に終わり、デッドロックに関する詳細を示すエラーが表示されます。 その後、ユーザーはアクションを再試行できます。
検出されたすべてのデッドロックは、デッドロックが起きたときの発生事象に関する情報を提供するために、サーバーでログに記録されます。 ログ項目には、以下のようなテキストが含まれます。 com.ibm.team.repository.common.RetryableDatabaseException: Serialization failure
システムがデッドロックを検出した場合は、エラー・ログを参照してください。これは https://servername:9443/jazz/service/com.ibm.team.repository.common.internal.IFeedService?category=SystemLog から入手可能です。
頻繁にデッドロック例外を検出する場合は、製品サポートに連絡を取るか、または最新の情報、更新、マイグレーション技法について jazz.net にあるフォーラムを確認してください。