C/ALM 統合のために Rational® 製品をホストする各 Jazz™ Team Server でパブリック URI を設定します。この手順では、サーバー間通信用の各サーバーを指定します。
このタスクについて
パブリック URI を設定するためのガイドラインは次のとおりです。
- 使用可能であればホスト名を使用します (できれば、完全修飾ホスト名を使用します)。
一般に知られたホスト名がご使用のマシンにない場合には、IP アドレスを使用することができます。
- 選択されたアドレスまたはホスト名は、すべてのクライアントおよび共同作業中のサーバーから表示およびアクセス可能である必要があります。
ローカル・ネットワーク内部でのみ知られているローカル・ホストまたはホスト名は使用しないでください。
- 選択されたホスト名のみを使用して Web UI にアクセスします。特に、以下に説明する構成ステップの実行中には、決して別名を使用しないでください。
重要: 単一の一貫した方法でサーバーをアドレス指定します。すべてのクライアントおよび共同作業中のサーバーがそのアドレスを使用する必要があります。
選択したアドレス以外の別名は使用しないでください。
Jazz Team
Server でパブリック URI を設定するには、以下のようにします。
- JazzAdmins グループのメンバーとしてサーバー管理インターフェースを開きます。
- IBM® Rational Team Concert および IBM Rational Requirements Composer の場合は、ブラウザーを開いて、Jazz Team Server の 管理 Web UI にログインします。通常、管理 Web インターフェースの URL は https://host-name:9443/jazz/admin です。
管理 Web インターフェースで、「サーバー」タブをクリックします。
- IBM Rational Quality Manager の場合は、ログインして、をクリックします。
- 「構成」ペインで「拡張プロパティー」をクリックします。
- 「パブリック URI ルート」を検索します。
- com.ibm.team.repository.service.internal.RepositoryRemoteService で、「編集」をクリックします。
- 「現行値」フィールドの「パブリック URI ルート」プロパティーで、ログオンしている Jazz Team Server へのアクセスに使用できる URL を入力します。
クライアントに使用させたいホスト名または IP アドレスを含む URI ルートを必ず指定してください。
一般的な形式は https://host-name:port/jazz/ であり、デフォルトのポート番号は 9443 です。
- 「保存」をクリックして、Jazz Team Server を再始動します。
- この手順を、C/ALM 統合でアクセスする各 Jazz について繰り返します。
- サーバーを始動した後で、ルート・サービス文書がアクセス可能で有効であることを確認します。
- 例えば、Rational Team Concert または Rational Quality Manager Jazz サーバーの場合は、ブラウザーでルート・サービス文書を開きます。
一般的な形式は https://host-name:9443/jazz/rootservices です。
Rational Requirements Composer サーバーでは、一般的な形式は
https://host-name:9443/rdm/rootservices です。
注: Rational Requirements Composer では、URL の末尾は /jazz/rootservices ではなく /rdm/rootservices になります。
- XML 文書が開くこと、および XML 文書の最初の行が次のようになっていることを確認します。
<rdf:Description rdf:about="https://host-name:9443/jazz/rootservices">
- rdf:about 属性の URL が、サーバーを表すために使用したいアドレスと対応していない場合、上記のようにサーバーのホスト名を構成します。
- 同じステップを、C/ALM 統合でアクセスする各 Jazz について繰り返します。
次のタスク
各 Jazz Team Server で、既存のサーバー・フレンド項目を除去できるようになりました。