ビルドで障害のフィックスが配信された場合、IBM® Rational® Quality Manager は IBM Rational Team Concert ビルド・システムから
自動的に通知を受信し、ブロックされているテスト実行記録 (TER) の状況を変更し、
テストが実行可能であることを示します。
この指示は、コードのテストへの初期配信、および障害によってブロック
されていた TER の非ブロック化の両方に該当します。
次のワークフローでは、ビルドに障害のフィックスが配信されると、
テスト実行がどのように非ブロック化されるかについて説明します。
- テスト担当者は、TER またはテスト・ケースにワークアイテムまたは障害を添付します。
テストを再開する前に、このワークアイテムや障害を解決しておく必要があります。
- ワークアイテムまたは障害が単一の TER に添付されると、
その TER の実行はブロックされます。
- ワークアイテムまたは障害がテスト・ケースに添付されると、
このテスト・ケースのために作成されたすべての TER のテストはブロックされます。
- ワークアイテムまたは障害に割り当てられた開発者が、
それを修正、解決して、ビルドに送信します。
- フィックスを含むビルドが完了して合格した場合、
実行可能になった、非ブロック化された TER のリストが、ダッシュボードに表示されます。
- ブロックされていた TER を実行する場合、
テスト実行結果には、このテストが実行されたビルドのビルド・レコードが表示されます。
Rational Quality Manager が外部ビルド・ツールと統合されていない場合、
またはユーザーがビルド通知に依存しないことを選択した場合、TER またはテスト・ケースは、関連するワークアイテムや障害が解決されるとすぐに非ブロック化されます。
ユーザーはその後、TER を実行し、実行結果にビルド・レコードを手動で指定できます。