Rational Quality Manager への要件のインポート

IBM® Rational® RequisitePro® など、外部ツールで定義された要件がある場合、それらを Rational Quality Manager に直接インポートすると、「要件」エディターに表示することができます。 ローカルの XML ファイルとして保存された要件をインポートすることもできます。
始める前に
要件をインポートする前に、要件サーバーとの同期を実行することをお勧めします。 これによって、確実に最新の要件がインポートされることになります。 デフォルトでは、20 分ごとに自動的に同期が行われますが、この同期スケジュールは変更できます。 要件をインポートする前に、手動で同期を強制実行することもできます。
このタスクについて

要件をインポートするには、次のようにします。

  1. 左側のサイドバーから、「要件」アイコン (要件) をポイントし、「要件のインポート」をクリックします。
  2. 外部アプリケーションから要件をインポートするには、次のようにします。
    1. 「外部の要件システムからインポート」を選択して、「参照」をクリックします。
    2. 「ソース」フィールドで、RequisitePro など、要件のソース・タイプを選択します。
      注: このように統合するには、RequisitePro バージョン 7.1 以降が必要です。
    3. URI」フィールドで、ホスト名または IP アドレスを選択あるいは入力し、それに続けてホストのポート番号を入力します。例えば、http://ReqProServer:11080 などです。
      注: RequisitePro サーバーへの接続が既に確立されている場合は、単純に URI を選択できます。 事前に RequisitePro サーバーへの接続をセットアップするには、「管理」 > 「システム・プロパティー」 > 「RequisitePro ホスト・プロパティー」をクリックします。必要に応じて、RequisitePro 接続の他のポート番号を構成できます。
    4. 次へ」をクリックします。
    5. 要件リポジトリーのプロジェクトの名前を選択します。
    6. 要件リポジトリーのユーザー ID とパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。
    7. 「タイプ」フィールドで、インポートする要件の要件タイプを選択します。

      要件のリストが表示されます。

      注: 結果をフィルターに掛けるには、下矢印をクリックし、「グループ」フィールドで選択します。
    8. リストから要件を選択し、「インポート」をクリックします。
    9. 保存」をクリックします。
  3. 要件をローカル XML ファイルからインポートするには、次のようにします。
    1. 「ローカル XML ファイルからインポート」を選択し、「参照」をクリックします。
    2. ファイルを検索し、「開く」をクリックします。
    3. インポート」をクリックして、要件を Rational Quality Manager にインポートします。
  4. 「要件」アイコン (要件) をポイントし、 「要件の表示」をクリックします。 インポートした要件が「要件」エディターに表示されます。
次のタスク
注: インポートする要件が、元の要件アプリケーションで変更または削除された場合、テスト計画の要件の状況は「要確認」に変更されます。
注: 多数の要件がある Rational RequisitePro プロジェクトでは、場合によっては、アイコンが適正に更新されるように同期レベルを上げる必要があります。 これを行うには、「管理」 > 「Jazz サーバー管理」と選択します。左側のサイドバーで「拡張プロパティー」をクリックします。ページ下部の「要件」セクションにスクロールします。 「編集」をクリックして、「要件着信同期タスクの固定遅延」プロパティーを 60 分 (3600 秒) などの大きな数に変更します。変更を終えたら、ページ上部の「保存」をクリックします。

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