Quality Manager テスト・ケースには、以下の定義済みセクションが含まれています。
各セクションには、専用のエディターが組み込まれています。テスト・ケース設計、事前条件、事後条件、および予想結果セクションなど、セクションの中には、テキスト入力用のリッチ・テキスト・エディターが組み込まれているものもあります。これらのエディターには、表サポート、フォント・サポート、リスト・マーク、および番号付きリストなどの共通フォーマット機能が用意されています。
要件、テスト・スクリプト、およびテスト実行記録セクションといった他のテスト・ケース・セクションでは、これら他のテスト成果物へのリンクが提供されます。
「管理」セクション機能を使用して、独自のセクションを追加することや、必要のないセクションを除去することができます。
テスト・ケース・カテゴリーは、テスト・ケースのサマリー・セクションで使用されます。
テスト・ケース・カテゴリーを使用すると、テスト・ケースを論理グループに編成するのに役立ちます。後に「すべてのテスト・ケース」機能を使用してテスト・ケースのすべてをリストする際、カテゴリーを使用してリストをソートできます。
デフォルトでは、カテゴリー、関数、およびテーマという 3 つのテスト・ケース・カテゴリーが用意されています。独自のカテゴリー、関数、およびテーマを定義済みカテゴリーに追加したり、独自のタイプのカテゴリーを作成することができます。
テスト・ケースの重みは、実行エフォートの測定値であり、テスト担当者の時間、作業単位、または優先度に基づくものとすることができます。
Quality Manager テスト・ケースは、テスト・ケース・テンプレートに基づいています。新しいテスト・ケースを作成するときは、元になるテンプレートを選択します。デフォルトのテンプレートの 1 つを使用して新規テスト・ケースを開始するか、新規テンプレートを作成することができます。また、デフォルトにするテンプレートを指定することもできます。
1 つのテスト・ケース・テンプレートは、テスト・ケース・セクションの集合です。既存のセクションを追加および削除したり、新規セクションを作成して、テンプレートを作成します。セクション名が見慣れない名前の場合は、新規セクションを作成して、それらをテンプレートに追加します。
テスト組織は、それぞれ独自のテスト・テンプレートを設計することができます。
通常、各テスト・ケースはテスト・スクリプトに関連付けられていますが、テスト・スクリプトが関連付けられていないテストも実行可能です。
テスト・スクリプトは、テスト・ケースをインプリメントするための指示を含む手動または自動スクリプトです。 人間のテスト担当者が実行するようにマニュアル・テスト・スクリプトを記述すること、 またはテスト・スクリプト内の指示の一部またはすべてを自動化することができます。 また、自動機能テスト・スクリプト、性能テスト・スクリプト、およびセキュリティー・テスト・スクリプトをテスト・ケースに関連付けることもできます。
これらは、テストを実行する担当者のために情報を提供します。 事前条件を使用して、テスト・ケースを実行する前に真となっている必要のある情報について通知します。 事後条件を使用して、テスト・ケースを実行した後に真となっている必要のある情報について通知します。
テスト・ケースは、テスト実行プロセスに重要な部分です。 テストを実行するには、以下のいずれかを行います。