IBM® Rational® Quality Manager には、Express™ と Standard と
いう 2 つのエディションがあります。
Express エディションから Standard エディションにアップグレードするには、製品の代替エディションをインストールしてから、適切な構成ファイルをコピーします。2 つのエディションは同じデータベース構成をサポートしているため、データベース・マイグレーションは必須ではありませんが、Jazz/Rational Team Concert のデータベース変換プロセスに従って実行することができます。代替製品エディションのインストール後には、構成ファイルもアップグレードする必要があります。
構成ファイルのコピー
最初に、バックアップを作成するために、アップグレードされたサーバー・インストール内で元のファイルを名前変更する必要があります。次に、以下のファイルをソース・サーバーからターゲット・サーバーにコピーします。
- teamserver.properties ファイル
- workitemindex ディレクトリー
- Derby を使用している場合は、repositoryDB ディレクトリー・ツリーをコピーします。
- Tomcat を使用していて、構成を変更した場合は、tomcat/conf ディレクトリーをコピーします。
- Tomcat ユーザー・データベースを使用している場合は、tomcat-users.xml ファイルをコピーします。
- Tomcat を使用していて、アプリケーション・デプロイメント記述子をカスタマイズした場合は、
RQM_install_dir¥server¥tomcat¥webapps¥jazz¥WEB-INF ディレクトリーに格納されている jazz.war ファイルの変更済み web.xml ファイルをコピーします。
新規エディションへのアップグレード後のライセンス交付
Quality Manager Client Activation Kit for Express を
購入済みのお客様が Standard エディションにアップグレードする場合、
クライアント・ライセンスを使用するには、Quality Manager Client Activation
Kit for Standard Edition を購入してインストールする必要があります。ご使用の Quality Manager ライセンスの割り当ては引き続き有効ですが、適切なアクティベーション・キットがインストールされるまで、Quality Manager ライセンスは無効になります。