複数のユーザーが並行セッションで成果物にアクセスして変更を行う場合、ユーザーは予期しない結果が生じる可能性を認識している必要があります。
他のユーザーがフォルダーおよび成果物に変更を行う場合、ユーザーは、ビューおよび成果物を頻繁に更新する必要があります。
ユーザーは、マルチユーザー環境での編集中に、成果物を頻繁に保存する必要があります。
以下に、複数のユーザーが同じリソースにアクセスした場合に発生する可能性がある状態の例を示します。
他のユーザーが編集している成果物を編集しているとします。
次の 2 つのことが発生する可能性があります。
- まだ成果物には変更を加えていないが、最後に成果物を開いた、または更新した時から成果物が変わっている場合、
成果物ヘッダーの「更新」アイコンが緑になります。
(更新チェックは 7 分置きに実行されますが、
別のタブに切り替えてから成果物に戻ることで、チェックを強制することができます。)「更新」をクリックすると、
成果物の更新バージョンが表示されます。
- 成果物に保留中の変更がなく、成果物を開いてから成果物に変更があった場合は、
プロンプトが表示され、他のユーザーが成果物を変更したために保存ができないことを通知します。
次の 3 つのオプションがあります。
- 変更を破棄して保存しない
- 他のユーザーが加えた変更をオーバーライドする
- 手動で変更をマージする
手動で変更をマージすることを選択した場合、エディターには現在の保存されているバージョンの成果物 (左側に読み取り専用で表示
) と、保存されていない、ユーザーのバージョンの成果物が表示されます。左側のエディターから右側のエディターに変更をコピーできます。右側のバージョンが保存されます。
他のユーザーが保存したバージョンをオーバーライドした場合でも、
そのバージョンは 成果物のヒストリーで見ることができる点に留意してください。