ビジネス・プロセス・ダイアグラムの作成

ビジネス・プロセス・ダイアグラムを作成して、「as-is」または「to-be」ビジネス・プロセスを定義します。
このタスクについて

ビジネス・プロセス・ダイアグラムを作成するには、以下のようにします。

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「ビジネス・プロセス・ダイアグラム」をクリックします。
  2. 「新しいビジネス・プロセス・ダイアグラム」ウィンドウで、ダイアグラムの名前を入力します。 この名前は、プロジェクト・ページおよびプロジェクト・エクスプローラーで成果物と一緒に表示され、大/小文字およびスペースを含むことができます。
  3. ダイアグラムのプロジェクトおよびフォルダーを参照します。
  4. (オプション) 新規ダイアグラムにタグを追加します。
  5. (オプション) 新規ダイアグラムの初期内容のためのテンプレートを選択します。
  6. プロセス・タイプを選択します。
    • 単純プロセス。 このオプションは、1 つの組織単位で行われる内部プロセスを表す場合に使用します。
    • Business2Business プロセス。 このオプションは、複数の組織単位にまたがるグローバル・プロセスを表す場合に使用します。
  7. (オプション) 「次へ」をクリックして、このダイアグラムに適用する属性グループを選択します。
  8. 「終了」をクリックします。
  9. ビジネス・プロセス・ダイアグラミングの設定を行うには、「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。 「ダイアグラム設定」ノードで、ズームおよび平滑化 (フォント・スムージング)、色およびフォント、接続タイプ、およびグリッドの外観について、プロセス・ダイアグラムの設定を行うことができます。
  10. 企業間取引プロセス・ダイアグラムを開始するときは、パレットから少なくとも 1 つのプールを追加して開始する必要があります。 それらは異なる組織単位を表します。 コネクター以外の任意の要素を使用して、単純プロセスを開始することができます。
  11. ダイアグラムで要素を追加および変更するには、『表 1』で説明されているとおりにステップを実行します。 コネクターを追加する際に、コネクター要子は選択されたままになるため、すぐに追加のコネクターを追加することができます。 完了したら、別の要素を選択してパレット内のコネクター要子を選択解除します。
  12. ダイアグラムが完成したら、「ファイル」 > 「保存」をクリックしてから、「ファイル」 > 「閉じる」をクリックします。
表 1. ダイアグラムでの要素の追加および変更
アクション 方法
ダイアグラムへの要素の追加

パレット内の「プロセス要素」から要素タイプを選択し、エディター・ウィンドウでクリックします。

アクティビティー (タスクおよびサブプロセス要素) および「決定ポイント」 (ゲートウェイ) が、パレットにスタックされます。 スタックから要素を選択するには、要素で下矢印をクリックして、選択を行います。 サブプロセス要素をエディターに追加した後、サブプロセスをダブルクリックして、それを新規または既存の単純プロセス・ダイアグラムにリンクします。

要素の移動 要素を選択して、それをダイアグラムの新規ロケーションにドラッグします。
要素のサイズ変更 要素を選択して、選択フレーム内のサイズ変更ハンドルをドラッグします。
要素の名前変更 名前を置換するには、要素をクリックして入力を開始します。 名前を編集するには、要素をダブルクリックして名前にカーソルを置きます。
単純プロセスの要素間または企業間取引プロセスの単一のプール内にシーケンス・フローを追加する パレット内で「コネクター」を選択して、フローのソース要素およびターゲット要素をクリックします。
デフォルトまたは非デフォルトとしてシーケンス・フローを設定する 決定ポイント (排他的) または決定ポイント (包括的) ゲートウェイからの出口シーケンス・フローを追加する場合、最初に追加するフローはデフォルトとして、それ以降のフローは非デフォルトとしてそれぞれ指定されます。 非デフォルトのフローをデフォルトに変更するには、フローを右クリックして「プロパティー」を選択します。 「シーケンス・フロー」セクションで、「デフォルトである」「True」に変更します。
企業間取引プロセスの異なるプールの要素間にメッセージ・フローを追加する パレット内で「コネクター」を選択して、フローのソース要素およびターゲット要素をクリックします。 パレット内で「メッセージ」を選択し、2 つのプール間のメッセージ・フロー・コネクターにカーソルを置きます。 正符号が表示されたら、それをクリックします。 (コネクターにはまだメッセージを含めることはできません。) メッセージを追加するための十分なスペースがプール間に存在している必要があります。そうでない場合、メッセージを作成することはできません。
テキストの追加 メモ (テキスト注釈) を使用します。 メモと別の要素との間に関連を作成するには、コネクター要素を使用します。
データ関連の追加 アクティビティーとデータ・オブジェクトを追加します。 データ・フローの方向に合わせてこの 2 つを接続します。
関連またはコネクター名の位置変更 名前をクリックして、それを新規ロケーションにドラッグします。
関連ラベルの編集 関連を選択して入力を開始するか、関連をダブルクリックします。
注: デフォルトでは、ラベルが定義されていない場合にラベルは表示されません。 定義された後に、ラベルは表示されます。この振る舞いは、設定で変更することができます。 関連を右クリックして、「ラベルの表示/非表示」をクリックすることもできます。
要素のプロパティーの設定

「プロパティー」を右クリックして選択し、名前、外観、またはタグを変更します。 ツールの左上隅にある「ビューの表示」アイコンをクリックして、「全般」 > 「プロパティー」を選択することによって、「プロパティー」ビューを開くこともできます。

ビューを永続的にドッキングするには、「プロパティー」アイコンを右クリックし、「高速ビュー」を選択解除します。

「開始」および「中間」イベント用にトリガー・タイプを設定する 「プロパティー」を右クリックして選択し、トリガー・タイプを設定します。
「終了」イベント用に結果タイプを設定する 「プロパティー」を右クリックして選択し、結果タイプを設定します。
エディターのビューでのズームイン パレットで「ズーム」をクリックし、ダイアグラムの領域をクリックします。
エディターのビューでのズームアウト パレットで「ズーム」をクリックし、Shift キーを押したまま、ダイアグラムの領域をクリックします。

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