Rational Requirements Composer 2.0 サーバーの構成

Rational® Requirements Composer 2.0 サーバーを構成します。構成が完了すると、Rational Requirements Composer 2.0 クライアントと Web クライアントの両方からサーバーにアクセスできるようになります。
始める前に
前提条件: サーバーを構成する前に、Rational Requirements Composer 2.0 サーバーをインストールする必要があります。
  1. 「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「IBM Rational Requirements Composer サーバー 2.0」 > 「IBM Rational Requirements Composer 2.0 サーバーの開始」をクリックします。Tomcat コマンド・ウィンドウが表示されます。 メッセージ "INFO: Server startup in # ms" が表示されるのを待ちます。このステップは完了するのに 1 分ほどかかります。
  2. Web ブラウザーを開いて、ポップアップ・ブロッカーを使用不可にします
    • Internet Explorer: 「ツール」 > 「ポップアップ ブロック」 > 「ポップアップ ブロックを無効にする」をクリックします。
    • Firefox: 「ツール」 > 「オプション」をクリックします。「コンテンツ」タブで、「ポップアップウィンドウをブロックする」のチェック・マークを外します。 「OK」をクリックします。
  3. ポップアップ・ブロッカーを使用不可にした後、Web ブラウザーに URL https://[ホスト名または IP]:9443/rdm/setup を入力します。
    [ホスト名または IP] の説明::
    • 他のユーザーと共用されないローカル・マシンにサーバーをインストールした場合: [ホスト名または IP]localhost となり、URL は https://localhost:9443/rdm/setup になります。
    • 他のユーザーと共用するマシンにサーバーをインストールした場合: [ホスト名または IP]マシンの IP アドレスまたはホスト名になります。この場合は、完全修飾ドメイン・ネームを使用することを覚えておいてください。
  4. ステップ 1「Jazz サーバーのセットアップ」で、「Jazz Rational Requirements サーバーのセットアップ (Jazz Rational Requirements Server Setup)」ページが表示されます。「Jazz Foundation サーバーの URL」フィールドおよび「Rational Requirements サーバーの URL」フィールドには、デフォルト URL が事前に入力されています。これらのデフォルトの URL を変更しない場合、「次へ」をクリックします。
    重要:
    • localhost 以外の [ホスト名または or IP] を使用する場合のみ、定義済みの URL を変更します。
    • デフォルト以外のポートを使用する場合、定義済みの URL の 9443 を、使用するポート番号に置き換えます。
    • URL の [ホスト名または IP] には大/小文字の区別があるため、Web ブラウザーで使用するものと一致させる必要があります。
  5. Jazz Team Server のログイン・ページが表示されます。「ユーザー ID」フィールドと「パスワード」フィールドの両方に「ADMIN (大文字)」を入力します。 「ログイン」をクリックします。
  6. ステップ 1「概説」で、「Jazz Team Server のセットアップ」ページが表示されます。「ファースト・パス・セットアップ (Tomcat/Derby のデフォルト構成のみ)」または「カスタム・セットアップ (推奨)」を選択します。
    • ファースト・パス・セットアップ (Tomcat/Derby のデフォルト構成のみ)
      1. 構成ウィザードはステップ 5 にスキップします。
      2. ステップ 5「ユーザー・レジストリーのセットアップ」で、以下の情報を指定します。
        1. ステップ 5.1 で、「Tomcat ユーザー・データベース」ユーザー・レジストリーを選択します。
        2. ステップ 5.2 で、サーバーの管理者特権を持つ個々のユーザーの「ユーザー ID」「名前」「パスワード」 、および「E メール・アドレス」を入力します。
        3. ステップ 5.3 で、ボックスにチェック・マークを付けてデフォルトの ADMIN アクセスを使用不可にします。
        4. ステップ 5.4 で、「Rational Requirements Composer - 作成者」のボックスにチェック・マークを付けて作成者のライセンスを管理者に割り当てます。「次へ」をクリックします。
      3. ここで、「Jazz Rational Requirements サーバーのセットアップ (Jazz Rational Requirements Server Setup)」ページの、ステップ 2「RRS のセットアップ」に戻ります。「構成」をクリックします。
      4. メッセージ「おめでとうございます。セットアップが正常に完了しました。」が表示されるまで待ちます。その後、「次へ」をクリックします。
      5. ステップ 3「既存サーバーのマイグレーション」が表示されます。Rational Requirements Composer 1.0 サーバーのデータをマイグレーションするための説明の下にあるリンクをクリックします。データのマイグレーションをしない場合、「終了」をクリックして「Jazz Team Server 管理 Web UI」にアクセスします。このページでは、ユーザーの作成とライセンスの割り当てを行うことができます。

        Rational Requirements Composer 2.0 でのデータ・マイグレーションの説明についてはここをクリックしてください。

      6. その後、Web クライアントにアクセスする場合、Web ブラウザーに URL https://[ホスト名または IP]:9443/rdm/web/rrc を入力します。
        注: Rational Requirements Composer 2.0 クライアントを使用してプロジェクトまたは成果物を作成するまでは、Web クライアントにはそれらは表示されません。
      7. インストール・ロードマップに戻ります。
    • カスタム・セットアップ (推奨)
      1. ステップ 2「データベースの構成」で、データベースを構成するために使用する情報を入力します。
        1. 「ステップ 2.1: データベース・ベンダーおよび接続タイプの構成」で以下の情報を入力します。
          • ステップ 2.1 で、データベース・ベンダーとして (1) DB2 または (2) Oracle を選択します。
          • ステップ 2.2 で、「接続タイプ」として「JDBC」を選択します。
        2. 「ステップ 2.2: データベース接続プロパティーの構成」で以下の情報を入力します。
          • JDBC パスワード: JDBC データベースのパスワードを入力します。
          • JDBC ロケーション:
            以下の構文を使用します。
            //servername:db2port/dbname:user=db2user;password={password};
            servername:db2portdbnamedb2user のみ、DB2 のセットアップに適切な情報と置き換えます。JDBC パスワードの {password} を含め、他の値はすべてそのままにします。
            以下の構文を使用します。
            thin:dbuser/{password}@//servername:1521/ORCL
            dbuser および servername のみ、Oracle セットアップに適切な情報と置き換えます。JDBC パスワードの {password} を含め、他の値はすべてそのままにします。
        3. 「接続のテスト」をクリックします。成功したら、「次へ」をクリックします。
      2. ステップ 3「E メール通知を使用可能にする」で、E メールの構成プロパティーを設定します。「接続のテスト」をクリックします。成功したら、「次へ」をクリックします。
      3. Rational Requirements Composer 2.0 サーバーをホストするサーバーが、ネットワーク上で複数のホスト名またはドメインで認識されている場合、ステップ 4「リポジトリーのパブリック URL の構成」は重要です。 このフィールドに URL を入力する場合、https://[ホスト名または IP]:9443/jazz という形式であることを確認して、「次へ」をクリックします。
      4. ステップ 5「ユーザー・レジストリーのセットアップ」で、以下の情報を指定します。
        1. ステップ 5.1 で、使用するユーザー・レジストリーのタイプとして (1) LDAP または (2) LDAP 以外の外部レジストリーを選択します。
        2. ステップ 5.2 で、LDAP サーバーを構成するのに使用したプロパティーを入力して、Jazz サーバーと LDAP サーバーの間の通信をセットアップします。
        3. 「接続のテスト」をクリックします。成功したら、「次へ」をクリックします。
      5. ここで、「Jazz Rational Requirements サーバーのセットアップ (Jazz Rational Requirements Server Setup)」ページの、ステップ 2「RRS のセットアップ」に戻ります。「構成」をクリックします。
      6. メッセージ「おめでとうございます。セットアップが正常に完了しました。」が表示されるまで待ちます。その後、「次へ」をクリックします。
      7. ステップ 3「既存サーバーのマイグレーション」が表示されます。Rational Requirements Composer 1.0 サーバーのデータをマイグレーションするための説明の下にあるリンクをクリックします。データのマイグレーションをしない場合、「終了」をクリックして「Jazz Team Server 管理 Web UI」にアクセスします。このページでは、ユーザーの作成とライセンスの割り当てを行うことができます。

        Rational Requirements Composer 2.0 でのデータ・マイグレーションの説明についてはここをクリックしてください。

      8. その後、Web クライアントにアクセスする場合、Web ブラウザーに URL https://[ホスト名または IP]:9443/rdm/web/rrc を入力します。
        注: Rational Requirements Composer 2.0 クライアントを使用してプロジェクトまたは成果物を作成するまでは、Web クライアントにはそれらは表示されません。
      9. インストール・ロードマップに戻ります。

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