応答データと要求データの相関
テストを正しく実行するために、前の要求が戻した値を、サーバーに送信される要求で使用することが必要になる場合があります。このデータが正確に相関されていることを保証することにより、パフォーマンス・テストをさらによくすることができます。
データ相関の概要
要求には、前の要求に対する応答として戻されたデータが含まれることがあります。この方法でデータを関連付けることを、
データ相関
と呼びます。
データ相関の表示
テスト・エディターですべてのテスト・エレメントを表示するか、データ相関に関連したエレメントのみを表示するかを切り替えることができます。データ相関のエレメントのみを表示すると置換の追加および除去が簡単になります。
テスト・データ・ソースの概要
サポートされるテスト・エレメントにデータ相関を追加したり、テスト・エレメント内のデータ相関を変更したりする際は、
「テスト・データ・ソース」
ウィンドウを使用します。
参照またはフィールド参照の作成
テスト値を参照として指定するか、テスト・データのセットをフィールド参照として指定すると、そのデータをテスト内の他の場所で使用できるようになります。
テスト内の複数のフィールドの相関
一部のテストは、複数のフィールドについてデータを相関させなければならないような方法で構造化されています。
データ相関の調整のためのガイドライン
テストを実行する際、サーバーの負荷が予期したとおりでなかったり、データベースが予期したとおり更新されていないことに気付く場合があります。これらの問題は、不完全なデータ相関や誤ったデータ相関によって引き起こされる可能性があります。
データ相関を使用不可にする
データ相関ソースまたは置換サイトは使用不可にできます。 データ・ソースを使用不可にするときは、そのソースを使用する置換サイトはどれも、テストの実行時に相関されません。 置換サイトを使用不可にすると、特定の置換サイトのみが使用不可になります。 同じ参照を使用するその他の置換サイトは、テストの実行時に相関されます。また、データ相関は、記録する後続のテストに対して全面的に使用不可にすることができます。
テスト・データの再相関
テストを記録する前に自動データ相関を使用不可にした場合、自動データ相関を使用可能にしてテストを再生成できます。
親トピック:
テストの編集
関連概念
テスト変数について
関連タスク
テスト・エレメントの追加
Kerberos テストの編集
テスト内の検索
テストまたはスケジュールの一部を使用不可にする
ランダム順にテスト・エレメントを実行
テスト資産の名前変更
テスト資産の削除
テストに変数データを提供 (データプール)
バイナリー・データの表示
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