応答時間明細データおよびリソース・モニター・データには、ホスト・コンピューターのシステム・クロックを使用したタイム・スタンプが付いています。テストに含まれる各ホスト・コンピューターのシステム・クロックの間に時差があると、レポート内で応答時間明細データおよびリソース・モニター・データにずれが生じます。最善の方法としては、テストに含まれるすべてのコンピューターのシステム・クロックを同期させる方法があります。それが不可能な場合、テストの実行後に、各ホスト・コンピューターの時刻オフセットを修正することができます。通常、すべてのコンピューターの時刻オフセットがワークベンチ・コンピューターのシステム・クロックと一致するように修正します。
このタスクについて
リソース・モニターまたは応答時間明細を使用可能にしてテストを実行した後、以下のステップを実行して時刻オフセットを修正します。
手順
- 「テストの実行」ビューで、時刻オフセットを修正するホストを右クリックして、「時刻オフセットの修正」をクリックします。
- 正または負の「シフト方向」を選択します。正のシフトでは、選択されたホスト上の応答時間明細データおよびリソース・モニター・データが右方へ移動します。負のシフトでは、選択されたホスト上の応答時間明細データおよびリソース・モニター・データが左方へ移動します。
- 使用する時刻オフセットの時間、分、秒を入力し、「OK」をクリックします。
タスクの結果
選択したホスト上の応答時間明細データおよびリソース・モニター・データが、修正された時刻オフセットを使用して表示されます。