IBM® Rational® Performance Tester および IBM Rational Service Tester for SOA Quality には IBM Rational Build Forge® サンプル・プロジェクトが含まれています。このサンプル・プロジェクトは、Rational Test Lab Manager を使用して Rational Quality Manager から自動スクリプトを起動する機能をデモンストレーションします。
IBM Rational Test Lab Manager は、品質管理ライフ・サイクルにおけるテスト環境の管理およびデプロイ機能を統合する Web ベースの品質管理ソリューションです。Rational Test Lab Manager は、Rational Quality Manager および Rational Build Forge を使用して Rational Performance Tester および Rational Service Tester for
SOA Quality などのテスト製品のインストールを自動化します。
Rational Build Forge のサンプル・プロジェクト・セットは、Rational Test Lab Manager を使用して Rational Quality Manager から Rational Performance Tester、Rational Service Tester for
SOA Quality、
および Rational Performance Tester Agent コントローラーの自動化をデモンストレーションする目的で提供されています。
また、自動化機能を使用して Rational Performance Tester および Rational Service Tester で Rational Quality Manager アダプターを構成および開始する方法も示します。各サイトでは、Build Forge プロジェクトと Installation
Manager 応答ファイルをカスタマイズする必要があります。
注: このトピックで説明するファイルはすべて、
install_dir ¥RPT-RST_RQMAdapter¥rtlm_buildforge¥RPT-RST_RTLM_Samples.zip に含まれています。この
install_dir は、テスト・ワークベンチがインストールされているディレクトリー (例:
C:¥Program
Files¥IBM¥SDP) です。
Windows® と Linux® 向けのプロジェクトおよび応答ファイルがあります。
Rational Build Forge との統合について詳しくは、Rational Quality Manager インフォメーション・センターを参照してください。
トラブルシューティング
問題 |
解決策または原因 |
プロジェクトがに表示されない。 |
- プロジェクトが Build Forge に表示されるかどうかを確認します。
プロジェクトが Rational Quality Manager に表示される前に、Build Forge にこれらのプロジェクトをインポートする必要があります。
プロジェクトをインポートするには、import.bat を実行します。
- Rational Quality Manager が接続できるように Build Forge が構成されていることを確認してください。詳しくは、『Rational Quality Manager インフォメーション・センター』を参照してください。
- Rational Quality Manager が Build Forge サーバーを指すように構成されているかどうかを確認してください。
詳しくは、『Rational Quality Manager インフォメーション・センター』を参照してください。
- Rational Quality Manager が Build Forge と同期するまでにはある程度の時間がかかります。強制的に同期するには、Rational Quality Manager のビューで「同期 (Synchronize)/ディスカバー (Discover)」ボタンを使用します。
- Rational Quality Manager でを確認します。このビューには、製品の同期に必要なログが含まれています。
|
サーバーがに表示されない。 |
- Build Forge にサーバーが存在しているかどうかを確認します。サーバーが定義されていない場合は、Build Forge 管理コンソールでこのサーバーを定義する必要があります。
- サーバーが Build Forge Agent と接続しているかどうかを確認します。
接続を確認するには、Build Forgeサーバー詳細エリアの「接続のテスト」ボタンをクリックします。
- Build Forge および Rational Quality Manager の両方を組み合わせて使用するように構成されているかどうかを確認します。プロジェクトがに表示されない問題の解決策を参照してください。
|
Rational Quality Manager 自動化ジョブが失敗する。 |
- 失敗したジョブの Rational Quality Manager 自動化ログを調べます。自動化が失敗する前に実行された最後のステップから開始します。
- Build Forge で最終ジョブのログを調べます。注: すべてのプロジェクトでは最後に Build Forge ライブラリーの INSTALL または UN-INSTALL が呼び出されます。このため、INSTALL または UN-INSTALL のログを調べる必要があります。
- Build Forge で、応答ファイルを取得できなかったためにジョブが失敗した場合は、サーバーに GET 権限があることを確認します。
- ターゲット・マシンで Rational Performance Tester または Rational Service Tester for
SOA Quality の自動化が開始される前に、Installation
Manager がそのターゲット・マシンにインストールされていることを確認します。Installation
Manager がデフォルト・ロケーションにインストールされていることを確認します。
|