スケジュールを実行した後で、レポートの時刻範囲をさらに調整することができます。
指定した時刻範囲内で収集されたデータのみを反映するため、集約された結果が再計算されます。
このタスクについて
特定の開始時刻と停止時刻の結果を再計算するには、レポートの時刻範囲を指定します。例えば、次のような目的でカスタム開始時刻と停止時刻を入力することができます。
- テスト実行のランプアップ・フェーズとランプダウン・フェーズのデータをフィルターに掛けて除外する。これにより、最大数の仮想ユーザーがアクティブになった時間枠に注目することができます。
- 不正確な解決時間を考慮するように、ステージの時刻範囲を調整する。
- ユーザーの数に関係なく、応答時間が一定のレベルを超える時間枠に注目する。
レポートの時刻範囲を調整するには、次のようにします。
手順
- 「テスト・ナビゲーター」ビューで、評価する実行が見つかるまでプロジェクトを展開します。 それぞれの実行は、スケジュールまたはテストの名前で始まり、大括弧で囲まれた実行日付で終了します。
- 実行をダブルクリックしてデフォルト・レポートを表示します。別のレポートを選択するには、テスト・ナビゲーターで実行を右クリックし、「レポートの表示」を選択します。
- 変更するグラフまたはテーブルを右クリックします。ポップアップ・メニューから「変更時間の変更」を選択します。 「時刻範囲の選択」ウィザード・ページが表示されます。
- 「新規時刻範囲」をクリックします。 「使用可能な時刻範囲」の下に表示されているリストに、新規時刻範囲が追加されます。
- 「開始時刻」項目と「終了時刻」項目を編集します。
「開始時刻」の有効値は 0.0 から 「実行の終了」までの範囲内の値です。テストでの最大数の仮想ユーザーのみを含む時刻範囲を自動的に選択するには、「定常状態に設定」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。 現在のレポートが更新され、時間軸がズームされ、指定された時刻範囲のデータのみが表示されます。集約結果が再計算され、選択された時刻範囲のデータのみが反映されます。また、応答時間明細結果が再計算され、選択された時刻範囲のデータのみが反映されます。
タスクの結果
新規に指定された時刻範囲は、レポートと共に保管されます。レポートを全体の時刻範囲に戻すには、レポートを右クリックして
「時刻範囲の変更」を選択し、次に
「使用可能な時刻範囲」のリストから
「デフォルトの時刻範囲」を選択します。