Web ベースのヘルプ・コンテンツに関するクイック・スタート

Web ベースのヘルプ・コンテンツの配信およびその構成方法について説明します。

定義

リモート・ヘルプ
ibm.com Web サイトにアクセスしてダウンロード可能なヘルプ・コンテンツ。
ローカル・ヘルプ
Web からダウンロードした後、ローカル・コンピューターに置かれたヘルプ・コンテンツ。
イントラネット・ヘルプ
イントラネット・サーバーにあるヘルプ・コンテンツ。 コンテンツは最初に Web からダウンロードされます。
ローカル・ヘルプ・アップデーター
ローカル・ヘルプまたはイントラネット・ヘルプを使用する場合、Web から最初にコンテンツをダウンロードする際や、更新されたコンテンツをダウンロードする際には、このユーティリティーを使用すると便利です。
ローカル・ヘルプ・アップデーター・サイト
製品のヘルプ・コンテンツの圧縮ファイルが含まれている Web サイト。インターネット接続がない場合には、この圧縮ファイルを使用して、ローカル・ヘルプまたはイントラネット・ヘルプのいずれかにデータを取り込みます。
リモート・ヘルプ Web サイト
製品のインフォメーション・センターをホストしている ibm.com サイト。 このサイトには、ブラウザー、または製品のヘルプ・システムからアクセスできます。

概要

ご使用の製品では、ヘルプ・コンテンツを Web 上で提供しているため、限られた数のヘルプ・トピックのみが製品とともにインストールされます。 製品のデフォルト動作では、Web に接続し、インフォメーション・センターにあるヘルプ・コンテンツに直接アクセスします。 インターネットに接続していない状態でヘルプにアクセスする必要がある場合は、ヘルプをダウンロードして、ローカル側でアクセスすることができます。 あるいは、システム管理者がイントラネット・サーバー上でインフォメーション・センターをホストする場合には、イントラネット・サーバー上のインフォメーション・センターに接続することができます。

インストール時に、ヘルプへのアクセス・オプションを以下の 3 とおりの中から選択することができますが、ヘルプ・コンテンツへのアクセス方法はいつでも変更できます。
  • Web にあるヘルプ・コンテンツにアクセス可能。
  • ご使用のコンピューターにヘルプ・コンテンツをダウンロードして、ローカル側でそのコンテンツにアクセス可能。
  • イントラネット・サーバーにあるヘルプ・コンテンツにアクセス可能。
3 とおりのヘルプ・コンテンツ・オプション。

Web にあるヘルプ・コンテンツへのアクセス

リモート・ヘルプを使用することで、Web にあるヘルプ・コンテンツにアクセスできます。 この方式では、インストールのフットプリントが最小となり、最新のヘルプ情報に確実にアクセスできます。 インストール時にデフォルトで選択されるのは、このアクセス方式です。

このオプションを選択すると、ibm.com® Web サイトを介して製品のインフォメーション・センターにリンクされます。 製品の Web ベースのヘルプにアクセスできるのは、インターネットに接続している場合のみです。 切断状態では、製品とともにインストールされた限られた数のヘルプ・トピックにのみアクセスできます。

注: このヘルプ・オプションを使用するには、インターネット接続が必要です。

デフォルトのヘルプ・コンテンツ設定を使用して製品をインストールし、製品を開始します。 ヘルプが必要なときは、「ヘルプ」 > 「ヘルプ目次」とクリックします。 それ以外の操作は必要ありません。

ローカル・コンピューターにあるヘルプ・コンテンツへのアクセス

ローカル・コンピューターにあるヘルプ・コンテンツにアクセスするには、インターネットから切断した状態で作業できるように、最初にヘルプ・コンテンツをご使用のコンピューターにダウンロードします。 ヘルプをダウンロードしてローカル・ヘルプを使用するには、以下のステップを実行します。

重要: この方式を選択した場合は、ダウンロードするヘルプ・コンテンツおよびフィーチャーを選択することができる更新サイトに接続する必要があります。 製品のインストール時にヘルプが自動的にダウンロードされることはありません。 接続のないユーザーのために、製品にはヘルプ・アーカイブ・ファイル形式の更新サイトが付属しています。 接続のないユーザーは、このアーカイブ・ファイルからヘルプをインストールする方法を、『アーカイブ・ファイルからのヘルプ・コンテンツのインストール』で確認してください。 他の更新サイト・ファイルは、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/documentation/updatesites/ で入手できます。

必要なインフォメーション・センター・コンテンツをダウンロードした後は、切断状態で作業中にそのコンテンツを使用できます。 変更があった場合には、コンテンツを更新することができます。

  1. 「ローカル・ヘルプ (Local Help)」オプションを使用してインストールします。
  2. 製品を開始して、ローカル・ヘルプ・システム・アップデーターによるヘルプ・コンテンツのインストールに記載されたステップに従います。

イントラネット・サーバーにあるヘルプ・コンテンツへのアクセス

会社によるサポートがある場合には、内部のイントラネット・サーバーにあるヘルプ・コンテンツにアクセスできる場合があります。 この方式では、イントラネットの管理者が、ファイアウォールの内側にある、製品のヘルプ・コンテンツがインストールされたサーバーへのリンクをセットアップしていることが前提になります。 このオプションを選択する場合は、イントラネット・サーバーへのリンクを用意する必要があります。 管理者は、スケジュール化された更新をヘルプ・コンテンツに対して実行する必要があります。

管理者は、以下のステップを実行する必要があります。
  1. ヘルプ・コンテンツ用のイントラネット・サーバーのセットアップに記載されたステップに従います。
  2. ローカル・ヘルプ・システム・アップデーターによるヘルプ・コンテンツのインストールに記載されたステップに従って、イントラネット・サーバーにヘルプをダウンロードします。
  3. ユーザーに以下の情報を提供します。
    • 名前 (製品名ヘルプ)
    • ホスト
    • パス
    • ポート
ユーザーは、以下のステップを実行する必要があります。
  1. イントラネット・ヘルプ・オプションを使用してインストールを行い、管理者によって提供された以下の情報を使用してヘルプを構成します。
    • 名前 (製品名ヘルプ)
    • ホスト
    • パス
    • ポート
  2. 製品を開始します。
  3. 「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。
  4. 「追加」をクリックしてイントラネット接続に名前を付け、ヘルプ・コンテンツが含まれたイントラネット・サーバーのアドレスを指定して、「OK」をクリックします。
  5. 「OK」 をクリックして「設定」を 閉じます。

Web ベースのヘルプ・コンテンツにアクセスする場合、ヘルプ・コンテンツをダウンロードしてローカル側で使用する場合、イントラネットに接続してヘルプを使用する場合のいずれにおいても、ヘルプ・トピックを開いて解答を探すには、「ヘルプ」 > 「ヘルプ目次」とクリックします。

製品でのヘルプ・コンテンツへのアクセス方法を変更するには、ヘルプ・コンテンツへのアクセス方式の変更を参照してください。


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