ライセンス

IBM® Rational® ソフトウェア製品の購入者は、許可ユーザー・ライセンス、許可ユーザー期限付きライセンス (FTL)、およびフローティング・ライセンスという 3 つのタイプの製品ライセンスから選択できます。組織に最適な選択は、製品の使用者の数、製品にアクセスする頻度、およびソフトウェアの購入方法によって異なります。

許可ユーザー・ライセンス

IBM Rational 許可ユーザー・ライセンスは、1 人の個人が 1 つの Rational ソフトウェア製品を使用することを許可します。購入者は、どのような方法で製品にアクセスしようとも、アクセスするユーザーごとに、許可ユーザー・ライセンスを取得する必要があります。購入者が、最初に割り当てられた人を長期的あるいは永久に置き換えない限り、許可ユーザー・ライセンスを再割り当てすることはできません。

例えば、許可ユーザー・ライセンスを 1 つ購入した場合、そのライセンスをある個人に割り当てることができますが、Rational ソフトウェア製品を使用できるのは、その個人だけです。 許可ユーザー・ライセンスは、ライセンスを交付された個人がその製品を使用していなくても、いかなる場合でも第 2 の個人がその製品を使用することを許可していません。

許可ユーザー期限付きライセンス

IBM Rational 許可ユーザー期限付きライセンス (FTL) は、1 人の個人が特定の時間 (期間) Rational ソフトウェア製品を使用することを許可します。購入者は、どのような方法であれ、製品にアクセスするユーザーごとに、許可ユーザー FTL を入手する必要があります。購入者が、最初に割り当てられた人を長期的あるいは永久に置き換えない限り、許可ユーザー FTL を再割り当てすることはできません。

注: Passport Advantage® Express® プログラムで許可ユーザー FTL を購入した場合、ライセンスの有効期限が切れる前に延長しないことを IBM に通知しない限り、IBM は自動的に一般価格でもう 1 年ライセンス期間を延長します。 以降の FTL 期間は、最初の FTL 期間が終了した時点で開始します。 この更新期間の価格は、現時点では初期 FTL 価格の 80% ですが、変更される場合があります。

ライセンス期間を延長しないことを IBM に通知した場合は、ライセンスの有効期限が切れると、製品の使用を停止しなければなりません。

フローティング・ライセンス

IBM Rational フローティング・ライセンスは、複数のチーム・メンバー間で共用できる単一のソフトウェア製品用のライセンスです。ただし、同時に使用するユーザーの総数は、購入したフローティング・ライセンスの数を超えることはできません。例えば、ある Rational ソフトウェア製品のフローティング・ライセンスを 1 つ購入した場合、購入者の組織の任意のユーザーがいつでもその製品を使用することができます。別のユーザーがその製品にアクセスしたい場合は、現在のユーザーがログオフするまで待たなければなりません。

フローティング・ライセンスを使用するには、フローティング・ライセンス・キーを入手し、それを Rational License Server にインストールする必要があります。ライセンス・サーバーは、ユーザーからのライセンス・キーへのアクセス要求に応答します。ライセンス・サーバーは、組織が購入したライセンスの数に等しい同時ユーザーの数だけアクセス権限を付与します。


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