実行中に表示される統計の設定

実行中に表示されるデータのタイプ、そのデータのサンプリング率、データを全ユーザーまたはユーザーの代表サンプルから収集するかを設定できます。

このタスクについて

統計ロギングのレベルを設定するには、以下のようにします。

手順

  1. テスト・ナビゲーターで、スケジュールをブラウズし、ダブルクリックします。 スケジュールが開きます。
  2. 「スケジュール・コンテンツ」エリアで、スケジュールの名前をクリックします。
  3. 「統計」ページで、「統計ログ・レベル」を以下のオプションのいずれかに設定します。
    オプション 説明
    なし 実行時に統計は表示されず、統計に依存するレポートは生成されません。実行終了時に、サマリー・レポートのみが表示されます。サマリー・レポートには、実行に要した時間、実行結果がローカル・コンピューターに存在するかどうか (またはリモート・ロケーションに存在する場合はどのロケーションか)、および「完了」の実行ステータスの 3 項目が含まれます。
    スケジュール・アクション ユーザー数のみに関心がある場合は、このオプションを選択します。スケジュール・アクションは、実行でのアクティブ・ユーザーおよび完了したユーザーの数を報告します。
    1 次テスト・アクション ワークベンチで必要な処理を制限するときにこのオプションを選択します。1 次テスト・アクションには、すべてのスケジュール・アクションと以下の情報が含まれます。
    • HTTP テストの場合は、HTTP ページ関連アクション (試行、ヒット、および検査ポイント)。
    • SAP テストの場合は SAP 画面。
    • Citrix テストの場合、キーボードおよびマウスのすべてのアクション。
    • SIP テストの場合、すべてのアクションの統計が提供されます。
    • ソケット・テストの場合、このオプションは適用されません。
    2 次テスト・アクション ワークベンチで必要な処理を制限するときにこのオプションを選択します。2 次テスト・アクションには、すべての 1 次テスト・アクションと HTTP ページ・エレメント関連アクションが含まれています。
    • HTTP テストの場合、HTTP ページ・エレメント関連アクション。
    • SAP テストの場合、SAP 画面エレメント関連アクション。
    • Citrix テストおよび SIP テストの場合、統計は「1 次テスト・アクション」と同じです。
    • ソケットの送信アクションおよび受信アクションの場合、交換されるデータは添付によって、テスト・ログ内で利用することもできます。
    すべて HTTP、SAP、Citrix、および SIP テストの場合、すべてのアクションの統計が提供されます。

    ソケットの送信アクションおよび受信アクションの場合、交換されるデータは添付によって、テスト・ログ内で利用することもできます。

  4. 「統計サンプル間隔」に数値を入力して、時間単位を選択します。 スケジュールを実行すると、特定の間隔における応答時間、要求転送頻度、および平均応答トレンドなどの情報がレポートに表示されます。この間隔をここで設定できます。
  5. サンプリング率を設定するには、「ユーザーのサブセットからのサンプル情報のみ」を選択してから、以下のオプションのいずれかを選択します。 指定した数値またはパーセントが各ユーザー・グループに適用されます。ユーザー・グループをリモート・ロケーションで実行する場合、選択した数値またはパーセントがリモート・ロケーション間で均等に分散されます。
    オプション 説明
    固定数のユーザー この数値が各ユーザー・グループに適用されます。スケジュールに 2 つのユーザー・グループが含まれると仮定します。1 つのグループには 4 ユーザーが含まれ、もう 1 つのグループには 1000 ユーザーが含まれます。このオプションに 2 を指定する場合、各グループから 2 ユーザーがサンプリングされます。
    ユーザーのパーセント パーセントが各ユーザー・グループに適用されますが、各グループから少なくとも 1 ユーザーがサンプリングされます。スケジュールに 2 つのユーザー・グループが含まれると仮定します。1 つのグループには 4 ユーザーが含まれ、もう 1 つのグループには 1000 ユーザーが含まれます。サンプリング率が 10% の場合、最初のグループから 1 ユーザーが、2 番目のグループから 100 ユーザーがサンプリングされます。サンプリング率が 25% の場合、最初のグループから 1 ユーザーが、2 番目のグループから 250 ユーザーがサンプリングされます。
  6. 通常、「「すべてのホスト」の統計のみを保管」を選択する必要があります。 このオプションを選択すると、保管される統計データの量が削減されるため、テストの期間を長くして、負荷を大きくしても、メモリー使用量を大幅に減らすことができます。各コンピューターからテストに追加されるデータを分析できなくなりますが、このデータは一般に重要ではありません。

    ただし、さまざまな WAN に渡るテストを実行している場合 (および各リモート・コンピューターからのデータを調べたい場合)、このボックスをクリアする必要があります。


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