変数の宣言時に、変数のコンテナーを作成し、変数を文字列またはデータプール値に初期設定し、そのスコープを設定することができます。その後、テスト内でこの変数に別の値を再割り当てすることができます。
このタスクについて
テスト変数を作成および初期化し、値を割り当てるには、次のようにします。
手順
- テスト・ナビゲーターで、テストをブラウズし、ダブルクリックします。 テストが開きます。
- テストで作成したテスト変数のコンテナーを作成するには、以下のようにします。
- テストを開き、テスト上部の「テスト・コンテンツ」エリアで「テスト変数」をクリックします。
- を選択します。 ユーザー定義変数を格納するための「テスト変数」という名前のコンテナーが作成されます。
- このコンテナーを選択して、その名前を変更します。 「テスト・エレメント詳細」エリアが開きます。「名前」フィールドに、新しい名前を入力します。
- テスト変数を表示または初期化するには、以下のようにします。
- テストを開き、「テスト・コンテンツ」セクションで変数を格納するユーザー定義コンテナーをクリックします。
- を選択します。
- 変数名を入力し、「OK」をクリックします。 変数がコンテナーの最終エレメントとして追加され、「テスト・エレメント詳細」エリアが表示されます。
- 「テスト・エレメント詳細」エリアで、変数のスコープと初期値を設定します。
可視の対象: 現在のテストのみにデータを制限するには、「このテストのみ」を選択します。別のテストが同じ名前の変数を保有していても、変数は変更されません。スケジュールのテスト実行時にこの変数の値を共有するには、「このユーザーのすべてのテスト」を選択します。変数を共有するには、両方のテストにこの変数を同じ名前で組み込み、両方のテストでこのオプションを有効に設定しておく必要があります。
初期化されていない場合の設定値: テストをスケジュールで実行するたびに、変数を特定の値に初期化するには、「テキスト」を選択します。「データプール値」を選択し、「データ・ソースの選択」ウィンドウで、変数を初期化するデータプールを選択します。
変数が初期化されていない場合はランタイム・エラー: 初期化されていないテスト変数が検出された場合に実行するアクションを選択します。「テスト・ログ警告を出す」または「テスト・ログ・エラーを出す」を選択する場合は、スケジュールの「テスト・ログ」ページで、エラー、失敗、および警告が「すべて」 (デフォルト設定) に設定されていることを確認してください。「テストの終了」を選択すると、未初期化の変数がある仮想ユーザーは停止しますが、スケジュールは引き続き実行されます。「何も実行しない」を選択する場合、テストの実行は続行されます。
- テスト変数に値を割り当てるには、次のようにします。
- テストを開き、「テスト・コンテンツ」エリアでテスト・エレメントを選択します。
- を選択します。これにより、選択されたエレメントの前に割り当てが挿入されます。 「テスト・エディター」ウィンドウが開き、テストに使用できる変数のリストが表示されます。
- 値を割り当てる変数を選択し、「テスト・エレメント詳細」エリアの「設定値」ボックスで、変数の値を設定します。 この値には、テキスト・ストリング、代入ステートメントの前にテストに存在するデータ・ソース、または「未初期化」を設定できます。 Set ステートメントと選択した値がテストに追加されます。