プロジェクトのコピー

ワークスペースからテスト・プロジェクトをエクスポートして、それを別のワークスペースにインポートすることができます。

始める前に

注: 以下の説明は、テスト・プロジェクトをコピーする古い方法の説明です。プロジェクト、スケジュール、テスト、または結果をコピーするには、『依存関係を含むテスト資産のコピー』を参照してください。以下の説明は、テスト・プロジェクトをコピーする代替の方法を示すためのものです。

このタスクについて

テスト資産をアーカイブ・ファイルにエクスポートし、それを別のプロジェクトにインポートする場合は、必ず両方のプロジェクト名を同じにしてください。そうしないと、インポートしたテスト資産を見つけることができなくなることがあります。

手順

  1. Rational® Performance Tester を開始して、ソース・ワークスペースを選択します。
  2. テスト・プロジェクトをアーカイブ・ファイルにエクスポートします。 詳しい説明は、『アーカイブ・ファイルへのリソースのエクスポート (Exporting resources to an Archive file)』を参照してください。データプールは、それを使用するテストと同じプロジェクトまたは別のプロジェクトのいずれかに配置できます。 必ず、エクスポートされたテストが要求するデータプールをすべてエクスポートしてください。
  3. ターゲット・ワークスペースが異なるコンピューター上にある場合は、そのコンピューターからアクセス可能なロケーションに、アーカイブ・ファイルを転送します。
  4. Rational Performance Tester を開始して、ターゲット・ワークスペースを選択します。
  5. 「ファイル」 > 「インポート」をクリックします。「一般」フォルダーを展開して「既存プロジェクトをワークスペースへ」アイコンをクリックし、「次へ」をクリックします。
  6. 「アーカイブ・ファイルの選択」「参照」をクリックして、アーカイブ・ファイルを選択します。「完了」をクリックして、アーカイブ・ファイルからターゲット・ワークスペースへソース・プロジェクトをインポートします。
  7. オプション: インポートされたプロジェクトに、実行されているカスタム・コードまたはテストが含まれている場合、Java™ のビルド・パスを変更する必要が発生する場合があります。 以下の例は、Java のビルド・パスに変更が必要になる事例です。
    • エクスポート元のプロジェクトで、Java のビルド・パスを手動で変更していた場合。この場合、インポートされたプロジェクトでも同じ変更を行う必要があります。インポート中に、クラス・パス・ファイルを上書きするかどうかの確認を求められます。このファイルは、プロジェクトの Java のビルド・パスを保管しているファイルです。「はい」と答えると、ビルド・パスを変更しなければならない可能性は少なくなります。
    • プロジェクトが異なる Java インストール構成を備えた異なるコンピューターにインポートされた場合。この場合、ビルド・パスから欠落しているライブラリーを削除する必要があります。
    • プロジェクトが、異なるディスク・ドライブのワークスペースにインポートされた場合。クラス・パス・ファイルを置き換えるかどうかについての確認を求められた場合、「いいえ」と答えると、ビルド・パスを変更する必要が発生する可能性は低くなります。

    ビルド・パスの変更に関する詳細な説明は、『Java のビルド・パス』ページを参照してください。

次のタスク

テスト・プロジェクトのインポート後、または既存のワークスペースを製品の新規バージョンで使用しているときにエラーが発生した場合は、ワークスペースの src フォルダーから .java ファイルを削除する必要がある可能性があります。
  1. 「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「リソース」をクリックして、リソース・パースペクティブを開きます。
  2. 「ナビゲーター」ウィンドウでテスト・プロジェクト・フォルダーを展開し、src フォルダーを探します。
  3. カスタム・コードが収められているファイル以外のすべての .java ファイルを src フォルダーから削除します。
  4. テスト・パースペクティブに戻ります。「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」をクリックし、「パフォーマンス・テスト」 (Rational Service Tester を使用している場合は「サービス・テスト」) をクリックします。

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