オプション | 説明 |
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「共用 (マシンごと)」 (デフォルト) | 各コンピューターの仮想ユーザーは、データプールの共用ビューから描画します。全体としてデータプールの行は先着順で順次割り当てられます。 このオプションを選択すると、仮想ユーザーまたはループ反復は異なる行のデータを使用し、サーバーは変数データを取得することになります。すべての仮想ユーザー、または反復における正確な行アクセス順序を予測することはできません。なぜなら、この順序は、各コンピューターでのテストの実行順序および実行時間によって決まるからです。 |
「専用」 | 各仮想ユーザーは、データプールの専用ビューから描画します。データプールの行は各ユーザーに順番に割り当てられます。 このオプションを選択すると、各仮想ユーザーがデータプールから同じデータを同じ順序で確実に取得できます。 ただし、各ユーザーはデータプールの最初の行から開始して順に各行にアクセスするため、さまざまな仮想ユーザーが同じ行を使用します。データプールのその次の行は、データプールを使用しているテストを、反復回数が複数回のスケジュール・ループに追加した場合に限り使用されます。 |
セグメント化 (マシンごと) | 各コンピューターの仮想ユーザーは、データプールのセグメント化されたビューから描画します。全体としてデータはそれらのセグメントから先着順で順次割り当てられます。セグメントは、スケジュールで各コンピューター間に仮想ユーザーを割り当てる方法に基づいて計算されます。例えば、スケジュールでユーザーの 25% をグループ 1 に、75% をグループ 2 に割り当てて、これらのグループをコンピューター 1 とコンピューター 2 に割り当てた場合、コンピューター 1 のビューは、データプールの行の最初の 25% から構成され、コンピューター 2 のビューは残った 75% の行から構成されます。 このオプションは、仮想ユーザーが重複した値 (アカウント ID など) を選択できないようにします。折り返しを使用不可にしている場合、行は一度しか使用できません。 |
デフォルトでは、テストがデータプールまたはデータプール・セグメントの終わりに到達すると、先頭からデータが再利用されます。データプールまたはセグメントの終わりに達した時点でテストを強制的に停止する には、「最後の行に達した場合は最初に戻る」の横にあるチェック・ボックスをクリアします。例えば 15 レコードが含まれているデータプールを使用し、20 仮想ユーザーを使用してテストを実行するが、最後の 5 ユーザーが情報を再利用しないようにする場合などに、強制的な停止を使用すると便利です。強制停止が原因でテストが不合格としてマークされますが、テストのパフォーマンス・データは有効です。ただし、データが再利用されるかどうかがアプリケーションに特に影響しない場合は、デフォルトである折り返しを使用する方が適切です。折り返しを使用する場合、ユーザーの追加またはループの反復カウントの増加によってワークロードを変更するときに、データプールが十分に大きいことを確認する必要がありません。
デフォルトでは、テストの実行ごとにデータプールから一行取得されます。データプール行のデータは、テストの実行中のみテストで使用可能になります。「各ユーザーにつき 1 回だけ取り出す」を選択して、 特定の仮想ユーザーが実行するテストからデータプールにアクセスするたびに、常に同じ行が戻されるように指定することができます。
データプール・オプション | 反復 1 | 反復 2 |
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「順次」および「専用」 | 行 1 | 行 2 |
「共用」および「シャッフル」 | 行 x | 行 y |
各ユーザーにつき 1 回だけ取り出す | 行 x | 行 x |