情報収集のレベルは、ログ・サイズに直接影響します。 選択する設定によっては、ログが非常に大きくなることがあります。 ログ・レベルを制限し、ユーザーの代表的なサンプルから情報を収集することで、ログ・サイズを小さくしながら、分析のために十分な情報を得ることができます。
例えば、テストをデバッグしている場合は、3 つの「ログ対象」フィールドをすべて、「すべて」または「アクションの詳細」に設定できます。これらの設定では、特にテストが長い場合または多数のユーザーを実行している場合は、大規模なテスト・ログが生成されます。テスト・ログのサイズが大きいと、今度はテスト・ログの転送時間が増加し、コンピューターでディスク・スペース不足になる可能性もあります。転送時間を削減し、ディスク・スペース不足が発生しないようにするには、極めて少数のユーザーのサブセットからの情報をサンプリングします。このサンプルは、ユーザー・グループごとに 5 人のユーザーというデフォルトよりもさらに少ない数にします。固定サンプリング率では、各グループから同じ数の仮想ユーザーをサンプリングします。パーセント・サンプリング率では、各グループから一定の割合の仮想ユーザーをサンプリングしますが、グループにつき最低 1 人のユーザーはサンプリングされるように保証されます。
テスト・ログに収集する情報の量とサンプリング頻度を設定するには、次のようにします。
両方の選択肢およびデフォルト設定では、テスト終了時のテスト・ログ転送時間を大幅に短くすることにより、テスト・ログのサイズが制限され、スケジュール実行の合計時間が削減されます。