簡素化 Eclipse モードで作業すると、ワークベンチでパフォーマンス・テストに直接関連した機能のみが有効になります。簡素化 Eclipse モードを使用するには、インストール時にこのモードをフィーチャーとして選択する必要があります。フル Eclipse モードの場合、Eclipse のすべての機能にアクセスできます。
簡素化 Eclipse モードでは、パフォーマンス・テスト中またはサービス・テスト中に通常使用されないオプションが、IBM® Rational® Performance Tester および IBM Rational Service Tester for SOA Quality のメニューで無効化されます。
フルに有効化された Eclipse モードでも簡素化 Eclipse モードでも、同じワークスペースを使用して動作することができるため、簡素化モードで Rational Performance Tester または Rational Service Tester for
SOA Quality を開始してから、すべてのタスクが実行できないと分かった場合、ワークベンチを閉じてこれをフル Eclipse モードで再始動することができます。
製品を開始するときのモードの選択は、ユーザーのアクティビティーおよび目的によって決まります。簡素化モードは簡単なテストを目的としたもので、テストに関連したメニュー項目のみが表示されます。ただし、機能は制限されます。以下に示す使用状況では、フル Eclipse モードを推奨します。
- 複数の Rational 製品 (IBM Rational Functional Tester
や IBM Rational Application Developer など) がインストールされていて、Rational Performance Tester または Rational Service Tester for
SOA Quality と同じセッションで使用する場合。
- プロファイルおよびロギングの機能を使用する場合。プロファイルおよびロギングのビューは簡素化モードでは使用できません。
- カスタム・コードの拡張機能を使用する場合。カスタム・コードについて詳しくは、『カスタム・コードによるテストの実行の拡張』を参照してください。