Web サービス・セキュリティー・エディターの概要

Web サービス・セキュリティー・エディターでは、Web サービス操作に関連する SOAP セキュリティー構成を作成できます。

セキュリティー構成には、Web サービスとのセキュア通信を実行する際に使用するセキュリティー・アルゴリズムと デジタル証明書の情報が含まれます。

セキュリティー構成を作成したら、Web サービスの Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルに指定された操作にそれを関連付けます。 セキュリティー構成は、ワークスペース内で継続して使用可能であり、 その他の WSDL ファイルとともに再利用できます。 また、テストを編集すれば、同じ Web サービス呼び出しを異なるセキュリティー構成で複数回実行できます。

Web サービス・セキュリティー・エディターは、セキュリティー構成を作成および編集する場合に使用します。 セキュリティー・エディターには 3 つのページが含まれていますが、これらは、 セキュリティー構成をセットアップする 3 つのステップ (下記参照) に対応しています。

鍵ストア

このページは、セキュリティー構成にデジタル証明書を追加する場合に使用します。デジタル証明書は、ワークスペースに配置する必要のある Java 鍵ストア (KS、JKS および JCEKS) ファイルに含まれています。 鍵ストアをパスワードで保護する場合は、そのパスワードを鍵ストアに関連付けることができます。

これらを定義すると、セキュリティー・アルゴリズム・スタック・エレメントにより、デジタル証明書を含む鍵ストアを使用できます。

セキュリティー・アルゴリズム

このページは、セキュリティー・アルゴリズムを指定する場合に使用します。アルゴリズムは、スタックにエレメントを追加することにより記述します。アルゴリズムを実行すると、スタック内の各エレメントが指定の順序で実行されます。

アルゴリズム・スタック・エレメントは、編集したり、スタック内で上下に移動したりできます。 暗号化および署名スタック・エレメントでは、デジタル証明書の鍵ストアを使用できます。

アルゴリズムは、アプリケーションで必要な数だけ作成できます。

WSDL 操作によるアルゴリズム

このページは、WSDL ファイル内で各 Web サービス呼び出しおよびメッセージ・リターンとセキュリティー・アルゴリズム・スタックを関連付ける場合に使用します。


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