包含検査ポイントを使用すると、サービスによって戻されたコンテンツの部分が検査ポイントに指定されたコンテンツと一致するかどうかを確認
できます。
このタスクについて
検査ポイントを追加すると、サービス・メッセージ・リターンの結果が、検査ポイント・テスト・エレメントに指定した予期されるデータと比較されます。
等価、または
包含 検査ポイントを使用すると、サービスが戻す XML コンテンツを直接比較できます。
- 包含検査ポイントは、メッセージ・リターンの XML コンテンツに、予期された XML データが含まれている場合に、合格状況を戻します。
- 等価検査ポイントは、メッセージ・リターンの XML コンテンツが、予期された XML データと完全に一致する場合に、合格状況を戻します。
手順
- テスト・エディターを開いて、サービス・メッセージ・リターン・エレメントを選択します。
- 「テスト・エレメント詳細」エリアで、「メッセージ」タブをクリックして「ツリー」ビューを選択します。
- エンベロープ行を展開し、検査するエレメントを右クリックして、「包含検査ポイントの作成」を選択します。
これにより、記録されたメッセージ・リターン・エレメントからの詳細が組み込まれた包含検査ポイントが作成されます。
- 検査ポイントを選択して、「テスト・エレメント詳細」エリアで、検査ポイントの名前を入力します。
- 以下のように検査オプションを選択します。
- 単純名ではなく、XML 文書の修飾構造 (名前空間タグを含む) に関して検査を実行する場合は、
「XML 名前空間を使用したテスト」を選択します。エレメントの単純名と最終戻り値のみを検査する場合は、このオプションを使用不可にします。
- 検査にテキスト・エレメントのコンテンツを含むには、「テキスト XML テキスト・ノード (Text XML text nodes)」を選択します。
- 検査に属性のコンテンツを含むには、「テキスト XML 属性 (Text XML attributes)」を選択します。
- 「メッセージ」ページで、「フォーム」ビュー、「ツリー」ビュー、または
「ソース」 ビューを選択して、予期される XML データを指定します。
等価検査ポイントの場合、予期される XML データには、メッセージ・リターン・テスト・エレメントからの XML 文書が含まれています。必要に応じて、予期される XML データを編集できます。
「ツリー」ビューで、標準の Java 正規表現を指定することができます。
これを行うには、属性またはテキスト値の行にある「正規表現」列を選択し、
「値」列に正規表現を入力します。
例えば、次の正規表現では、電子メール・アドレスが正しくフォーマットされているかどうかが検査されます。/^([a-zA-Z0-9_¥.¥-])+¥@(([a-zA-Z0-9¥-])+¥.)+([a-zA-Z0-9]{2,4})+$/
正規表現を使用する場合は、検査ポイントにおける XML ノードまたは XML フラグメントの数と予期されるノードの数が一致する必要があります。
次のタスク
テスト・エディターで
「検査ポイントを使用可能にする」をクリックすることにより、各サービス検査ポイントを使用可能または使用不可にすることができます。