パフォーマンス要件レポート

パフォーマンス要件レポートでは、スケジュールに設定したパフォーマンス要件が検証されます。また、使用するプロトコルでサポートされている場合は、テストに設定したパフォーマンス要件も検証されます。

パフォーマンス要件レポートでは、スケジュールに設定したパフォーマンス要件が検証されます。ご使用のプロトコルがテスト要件をサポートしている場合、このレポートではテストに設定したパフォーマンス要件が検証されます。検証を実行するため、実行で使用されるデータと、そのデータに対して設定されているパフォーマンス要件が比較されます。

「状況の要約」ページ

「状況の要約」ページでは、テスト結果で定義されているパフォーマンス要件を容易に分析できます。このページには、次の 2 つのテーブルが表示されます。

テーブルには、パフォーマンス要件ごとに 1 つの行があります。この行には、パフォーマンス要件 (HTTP ページなど) の目標、仕様、および状況が示されます。

「全体の要約」ページ

「全体の要約」ページには、標準パフォーマンス要件と補足パフォーマンス要件の両方の全体的な解析がグラフィックで表示されます。「全体の要約」ページには 2 つのテーブルと 2 つの円グラフが表示されます。

1 番目のテーブルには、合格/不合格状況と、パフォーマンス要件および補足パフォーマンス要件の合格の割合のデータが示されます。

パフォーマンス要件と補足パフォーマンス要件の両方が、レポート中央に円グラフで示されます。どちらの円グラフでも、不合格は赤色、合格は緑色で示されます。

このページの最後のグラフィックには、各パフォーマンス要件タイプの詳細な数値と、両方のパフォーマンス要件タイプの組み合わせの詳細な数値が示されます。

「詳細」ページ

「詳細」ページでは、標準パフォーマンス要件の詳細な分析が示されます。2 つのテーブルと 1 つの棒グラフが表示されます。

「状況の要約」ページと同様に、実行の全体的な状況と、合格の割合の値がページ上部のテーブルに示されます。レポート中央の棒グラフには、各パフォーマンス要件のマージンが表示されます。マージン とは、パフォーマンス要件に関する改善分析または回帰分析が可能になるパーセント値です。パフォーマンス要件が「合格」状態の場合、そのマージンは >= 0 です。マージンの計算式を次に示します。

マージン % = abs(指定値 – 監視結果)/指定値

パフォーマンス要件が「不合格」状態の場合、その値は <= 0 です。マージンの計算式を次に示します。

マージン % = –abs(指定値 – 監視結果)/指定値

比較モードではマージンが役立ちます。これは、要件を合格から不合格に変更するほど改善または回帰の程度が大きくなる前に、これらの改善または回帰を検出できるためです。「詳細」ページ下部のテーブルには、各パフォーマンス要件を表す行が示されます。各要件の目標、監視結果、仕様、マージン、および状況が示されます。合格状況は緑色、不合格状況は赤色で示されます。

「補足の詳細」ページ

「補足の詳細」ページには、補足パフォーマンス要件の詳細な分析が表示されます。「詳細」ページと同じデータが表示されますが、補足要件に関するデータである点が異なります。

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