リモート・ロケーションでのユーザー・グループの実行

ローカル・コンピューター上ではなく、リモート・ロケーション (エージェント・コンピューターとも呼ばれる) でユーザー・グループを実行し、ワークベンチ・アクティビティーが、負荷を加える機能に影響を与えないようにすることができます。

始める前に

ユーザー・グループをリモート・ロケーションで実行する前に、以下を確認してください。

このタスクについて

一般に、ユーザー・グループをリモート・ロケーションで実行する必要があります。 以下の場合は、リモート・ロケーションでユーザー・グループを実行する必要があります

手順

  1. テスト・ナビゲーターで、スケジュールをブラウズし、ダブルクリックします。 スケジュールが開きます。
  2. スケジュールで、異なるコンピューターで実行するユーザー・グループをクリックします。
  3. 「スケジュール・エレメント詳細」エリアで、「以下のロケーションでこのグループを実行」をクリックします。
  4. リモート・ロケーションを宣言するには:
    1. 「追加」 > 「新規追加」をクリックします。 「新規の追加」」ウィザードが開きます。 ウィザードの最初のページで、リモート・ロケーションの一般プロパティーを指定することができます。
    2. 「ホスト名」に、リモート・コンピューターの IP アドレスまたは完全修飾ホスト名を入力します。
    3. 「名前」に、リモート・コンピューターの記述名を入力します。
    4. 「デプロイメント・ディレクトリー」に、テスト資産を保管するリモート・コンピューター上のディレクトリーを入力します。 ディレクトリーが存在しない場合は新たに作成され、スケジュールの実行時に必要な一時ファイルがこのディレクトリーに保管されます。
    5. 「オペレーティング・システム」でリモート・コンピューターのオペレーティング・システムを選択して、「次へ」をクリックします。
      注: プロセッサー・バリュー・ユニット (PVU) ライセンス機能を使用する場合、PVU ライセンス交付を受けたオペレーション・システムを選択する必要があります。例えば、「Windows (PVU ライセンス交付済み)」「Windows」は異なります。
    6. このロケーションの「IP 別名割り当てプロパティー」を指定します。 各仮想ユーザーに独自の IP アドレスが割り当てられているかのように見せるには、「IP 別名割り当てを使用可能にする」をクリックします。
    7. リモート・ロケーションですべてのネットワーク・インターフェースの IP アドレスを使用するには、「すべてのネットワーク・インターフェースの IP アドレスを使用」をクリックします。
    8. ネットワーク・インターフェースのサブセットのアドレスを使用するには、「次のネットワーク・インターフェースの IP アドレスのみを使用」をクリックします。
      ヒント: インターフェースの名前を追加するには「追加」をクリックし、インターフェース名を変更するには「編集」をクリックします。 ネットワーク・インターフェースをコンマで区切って指定します (例えば、eth0, eth1)。 この形式を使用しない場合、接続の試行は失敗します。
    9. 「次へ」をクリックします。 このウィザードの 3 番目のページでは、ファイルのロケーションを指定することができます。
    10. 「ファイル名」に、このコンピューターに関する情報を保管するファイルの名前を入力して、「次へ」をクリックします。
      注: このファイルに保管されるデータには、ホスト名やデプロイメント・ディレクトリーなどの 情報が含まれます。 後でこの情報を変更するには、テスト・ナビゲーターを開いて、このファイルをダブルクリックします。
  5. すでに宣言されたロケーションを追加するには:
    1. 「追加」 > 「既存の追加」をクリックします。
    2. 「ロケーションの選択」ウィンドウで、ユーザー・グループを実行するコンピューターを選択して、「OK」をクリックします。

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