Rational Performance Tester のセキュリティーに関する考慮事項

セキュリティー設定をカスタマイズしてユーザー・アクセス制御をセットアップするためのアクションを実行することができます。また、このアプリケーションで発生する可能性のあるセキュリティー上の制約について理解することができます。

複数のアプリケーション間でセキュアな通信を有効にする

テストの実行を制御するワークベンチ・コンピューターは、リモート・エージェント・コンピューターと通信します。 エージェントは、IBM® Rational® Performance Tester に負荷をかけます。 通信は、セキュア通信でも非セキュア通信でもかまいません。デフォルトでは、ツールは非セキュア通信を使用します。また、ワークベンチ・コンピューターが自己署名証明書を使用している場合、この証明書を変更することはできません。この証明書は、エージェントによって信頼されているためです。

ポート、プロトコル、サービス

リモート・エージェント上で稼働する Majordomo サービスは、管理者の資格情報かスーパーユーザーの資格情報を使用して実行する必要があります。Majordomo サービスがサポートするテスト実行には、Majordomo サービスが存在するコンピューター上のすべての特権が設定されています。 製品の通信では、HTTP と HTTPS が使用されます。ポートの構成は、変更することができます。

セキュリティー設定のカスタマイズ

データプールは暗号化することができ、アクセスは、解読が困難なパスワードで制御することができます (ただし、解読が不可能なわけではありません)。

プライバシー・ポリシーに関する考慮事項

このソフトウェア・オファリングは、Cookie などのテクノロジーを使用して個人情報を収集することはありません。Cookie について詳しくは、『特記事項』のトピックを参照してください。

セキュリティーの制限

パスワードは、Eclipse のメカニズムを使用して格納されます。パスワードの解読は困難ですが、解読が不可能というわけではありません。

ワークベンチとエージェントの通信は暗号化されていますが、なりすまし攻撃に対して絶対に安全というわけではありません。


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