テストを実行して問題が発生した場合は、『パフォーマンス・テストのヒント』のすべてに従っていることを確認してください。
テストを実行してエラー・メッセージが表示された場合は、オンライン・ヘルプの『パフォーマンス・テストのエラー・メッセージ』セクションのエラー・メッセージを調べてみてください。 最も一般的はエラー・メッセージのみがリストされています。 問題が発生したときにエラー・メッセージが表示されない場合は、.metadata ディレクトリーに保管されます。
をクリックしてエラー・ログを開きます。 テストの実行中にワークベンチがシャットダウンした場合は、ワークベンチを再始動してエラー・ログを調べてください。 デフォルトでは、警告およびエラー・メッセージがログに記録されます。 をクリックして、デフォルトのロギング・レベルを上げることができます。 ログ・ファイルは、ご使用のワークスペースのオンライン・ヘルプに加えて、developerWorks® の Rational Performance Testing フォーラム (Rational Performance Testing forum)、および Rational Performance Tester の 「サポートの概要」の技術情報 (Support Knowledge Base technotes) でも、問題の回避策または解決方法を検索することができます。
パフォーマンス・テスト中に以下の問題の一部が発生することがあります。
テストの実行を開始しようとした際にワークベンチが停止したり、ロックされた場合、すべてのエージェント・コンピューターが実行されていることを確認します。
ワークベンチ・コンピューターとエージェント・コンピューターを再始動します。 ワークベンチ・コンピューターおよびエージェント・コンピューター上に十分なディスク・スペースがあることを確認します。 ワークベンチ・コンピューターとエージェント・コンピューター間がネットワーク接続されていることを確認します。 アイコンをクリックして、エージェントの状況を確認することができます。 Agent Controller の場合、ワークベンチ・コンピューターとエージェント・コンピューター間でファイルを共用できます。 をクリックして、ホストとしてエージェント・コンピューターを追加し、「接続のテスト」をクリックしてエージェント・コンピューターで実行されている Agent Controller のインスタンスへの接続をテストします。
テストが実行されてもエラーを出して終わる場合、ワークベンチ・コンピューターとエージェント・コンピューターが、インストール・ガイドに詳述されたハードウェア要件およびソフトウェア要件を満たしていることを確認してください。 メモリー要件およびディスク・スペース要件に十分注意してください。 メモリー不足エラーを回避するための最大ヒープ・サイズの設定方法については、メモリー割り当ての増加を参照してください。 ワークベンチ・コンピューターおよびエージェント・コンピューターでのプロセッサーおよびメモリーの使用率をモニターし、javaw.exe プロセスまたは java.exe プロセスによりプロセッサーの使用またはメモリーの使用が過度になっていないかを監視します。 エラー・メッセージが予期しないプロセスの停止に関連したものの場合は、このサポート記事 (http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21395486) を参照してください。
デフォルトのスケジュール設定を使用し、より少ない仮想ユーザーでテストを実行し、振る舞いがユーザー数に関係しているかどうかを判別します。 テスト・ログで、テスト中のシステムで生成されたエラー・メッセージを調べます。 多数のユーザーでテストを実行しようとする前に、単一の仮想ユーザーでテストを実行し、テスト中のシステムがエラーを生成しないことを確認してください。 問題が発生した場合は、テストを再度実行する前に、ワークベンチ・コンピューターおよびエージェント・コンピューターを再始動してください。
テストの実行中にワークベンチがシャットダウンした場合は、javacore で始まるファイル名を検索します。 javacore ファイルの名前には、日付、時刻、およびプロセス ID が含まれています。 該当のワークベンチに一致する日付、時刻、およびプロセス ID を持つ javacore ファイルが見つかった場合は、テキスト・エディターでファイルを開きます。 失敗の原因は、javacore ファイルの上部近くにリストされています。
テストの実行時に予期される振る舞いがアプリケーションで引き起こされない場合は、場合によりデータ相関を手動で実行する必要があります。 通常、追加のデータ相関が必要な場合は、テスト・ログには、メッセージ「値を抽出できません (Unable to extract the value)」と同様なメッセージが含まれます。 データ相関の問題をトラブルシューティングするには、ワークベンチ・コンピューターで実行されている 1 人の仮想ユーザーのみを使用してテストを実行し、そのテストの再生と記録されたテストとを比較し、テスト中のシステムのどの応答が予期しないものであるかを判別してください。 テスト・ログと「プロトコル・データ」ビューを使用して HTTP テストのトラブルシューティングを行う方法については、HTTP テストのデバッグを参照してください。 データ相関について詳しくは、 ../../com.ibm.rational.test.lt.common.doc/topics/tdatacorrtop.htmlを参照してください。
アダプターはすべてのモードで Eclipse エラー・ログを使用します。ログを表示するには、ワークベンチを開いて、
をクリックします。デフォルトでは、警告およびエラー・メッセージがログに記録されます。アダプターのさらに詳細なロギング機能をオンにするには、 をクリックします。アダプターのログ・コンポーネントの名前は com.ibm.rational.test.lt.rqm.adapter です。アダプターを Windows サービスとして実行しているか、またはコマンド行から実行している場合、テスト・ワークベンチを開かずに adapter.log ファイルを表示することができます。
問題 | 解決策または原因 |
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エラーまたは警告をどこで見つけるか | ワークベンチで、 | をクリックします。
選択可能なアダプターが表示されない。 |
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アダプターから Rational Quality Manager への接続が失敗し続ける。 | サーバーが稼働中であることを確認してください。 必要な場合は、サーバーを再始動するか、ネットワーク接続を検査します。 |
アダプターが選択ダイアログ・ボックス内で赤色に表示される。 |
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アダプターからスクリプトをインポートしようとしたが、スクリプトが見つからない。 |
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アダプターをコマンド行から実行しているか、またはサービスとして実行しているときに、テストが失敗し続ける。 | アダプターを GUI モードで実行して、テスト・ワークベンチがテスト・スクリプトを実行するときに何が発生しているかを表示できるようにしてください。 |
アダプターが Windows サービスとして開始しない。 サービスが適時に開始できなかったことを示すエラー・メッセージが表示される。 | コンピューターに .NET 2.0 以降があるか確認してください。 このプラットフォームは Windows 更新サイトからインストールすることも、手動でインストールすることもできます。 .NET のインストールについて詳しくは、http://support.microsoft.com/kb/923100 を参照してください。 |
共用資産のテスト時に、実行が失敗して IOException メッセージが表示される。 | ほとんどの場合、UNC 共用ロケーションへのRational Quality Manager が正しく設定されていないことが原因で発生します。
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共用資産のテスト時に、低レベル・モデル・エラーが発生して実行が失敗する。 | アダプターに、必要なプロトコル拡張がインストールされているかどうかを確認します。共用ロケーションにあるテスト資産は、これらのプロトコルをサポートするアダプター・ワークスペースでのみ実行できます。 |
以前のバージョンの製品で作成されたサービス・テストを実行できない。 | すべての SOA 資産を最新バージョンにアップグレードします。 |
アダプターがサーバーに接続できず、以下のいずれかのエラー・メッセージが表示される。
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