スケジュール実行中に仮想ユーザーが独自の IP アドレスを持つように見せるには、それぞれのリモート AIX® ロケーションに IP 別名を構成します。
手順
- ifconfig コマンドを使用して IP 別名を作成します。 システムが開始するときに別名が作成済みであるようにするには、/etc/rc.net スクリプトに ifconfig コマンドを追加します。
以下の例では、en1 ネットワーク・インターフェース上に別名を作成します。
別名はネットワーク・インターフェースと同じサブネット上に定義する必要があります。
# ifconfig en1 alias 9.37.207.29 netmask 255.255.255.0 up
以下の例では、別名が削除されます。
# ifconfig en1 delete 9.37.207.29
- 仮想ユーザーが実行中に IP 別名を使用できるようにスケジュールを設定します。詳しくは、『仮想ユーザーによる IP 別名の使用可能化』を参照してください。
タスクの結果
スケジュールを実行すると、ネットワーク・トラフィックが複数のホストから生成される印象を与えます。