テスト資産の名前変更

テスト資産が増えて、複雑になってきたら、テスト資産の名前を変更することができます。 Eclipse の「名前変更」機能を使用するか、資産に別の名前を付けて保存します。

手順

テスト資産の名前を変更するには、以下のいずれかの手順を使用します。

  1. Eclipse の「名前変更」機能を使用すると、新規の名前がテスト・ナビゲーターで表示されますが、その元になるファイル・システム名は変更されていません。 Eclipse の「名前変更」機能を使用するには、次のようにします。
    1. テスト・ナビゲーターで、テスト資産を右クリックし、「名前変更」を選択します。
    2. 新しい名前を入力して、「入力する (Enter)」をクリックします。 必ず「入力する」をクリックしてください。これをしないと、ファイルの名前は変更されません。
  2. テスト資産に別の名前を付けて保存する方法で名前変更する場合は、元になるファイル・システム名は変更されますが、手動でクリーンアップを実行する必要があります。 テスト資産を別の名前で保存するには、次のようにします。
    1. テスト・ナビゲーターで、テストをブラウズし、ダブルクリックします。 テスト資産が開きます。
    2. 「ファイル」 > 「別名保存」をクリックし、アセットを別の名前で保存します。
    3. 元のアセットを削除します。

次の表に、アセットの名前変更がワークスペース内の他のアセットに及ぼす影響を要約します。
名前変更されたアセット 他のアセットへの影響
プロジェクト プロジェクトの名前は変更しないでください。 プロジェクトの名前を変更すると、プロジェクト・アセットが失われたり、破壊されたりする場合があります。
スケジュール スケジュールの名前を変更しても他のアセットには影響しませんが、結果は名前変更できませんので注意してください。
テスト 「名前変更」を使用しても、古いテスト名を含むスケジュールは正しく実行されます。 混乱を避けるために、新規のテスト名を使用するときは、スケジュールを手動で更新してください。

「別名保存」を使用した後は、名前変更されたテストを使用するスケジュールはそれぞれ手動で更新してください。

カスタム・コード カスタム・コード・クラス (.java ファイル) を名前変更した場合、テストのカスタム・コード・アクションにおけるこのクラスへの参照は無効になります。 通常、カスタム・コード・クラスはリソース・パースペクティブまたは Java™ パースペクティブで名前変更します。

テスト・エディターで、カスタム・コード・アクションを実装するカスタム・コード・クラスの名前を変更した場合、対応する .java ファイルはこの変更では変更されませんが、カスタム・コード・アクションは別の (そしておそらく新規の) カスタム・コード・クラスを参照するようになります。

データプール 「名前変更」を使用してデータプールを含むテストを開くとき、変更を保存することを確認するプロンプト (この場合は、テストが現在使用している、名前変更済みのデータプール) が表示されます。

「別名保存」を使用した後は、データプールを使用するテストはそれぞれ手動で更新してください。

ロケーション 「名前変更」を使用するとき、ロケーション (エージェント・コンピューター) は、そのロケーションを使用するスケジュールでは自動的に更新されます。

「別名保存」を使用するとき、テストを使用するスケジュールはそれぞれ手動で更新してください。

結果 結果は名前変更できません。
重み付きブロック 重み付きブロックを名前変更しても、他のアセットに影響はありません。 重み付きブロックを名前変更するには、テストでこのブロックをクリックして、「名前」フィールドに新しい名前を入力します。

フィードバック