Rational Test Lab Manager のサンプルの使用法

通常の Build Forge® 管理以外に、Rational® Performance Tester および Rational Service Tester for SOA Quality の自動化プロジェクトを Rational Test Lab Manager で使用できるようにするため、次の手順に従う必要があります。

始める前に

すべてのプロジェクトとライブラリーでは、環境ファイル installrpt または install-linux が使用されます。このファイルの各変数を調べ、使用する応答ファイルに対して妥当であることを確認します。

手順

  1. 自動化プロジェクト応答ファイルなどをホストする Build Forge サーバーを指定します。このサーバーに RPTFILESERVER という名前を指定し、.get アクセス権限が設定されていることを確認します。自動化スクリプトは、このサーバーで Installation Manager 応答ファイルを検索します。
  2. install_dir¥RPT-RST_RQMAdapter¥rtlm_buildforge¥RPT-RST_RTLM_Samples.zip を unzip し、FILEROOT ディレクトリーをサーバー RPTFILESERVER にコピーします。 ディレクトリー BF_ROOT の下のディレクトリー rpt-response-dir に自動化成果物を配置します。
  3. 使用する Build Forge エージェントごとに、Installation Manager をロケーション im-install-dir にインストールします。 この自動化機能は、Rational Performance Tester または Rational Service Tester for SOA Quality のサンプルでは提供されません。
  4. 次のいずれかを指すように各インストール応答ファイルを変更します。
    • ご使用の Installation Manager リモート・リポジトリー (例: repository location='http://mysite/repo')
    • インストール・イメージのロケーション。ローカル・ネットワーク上の可能性があります。(例: repository location='¥¥localhost¥linuxtemp¥RPT_8.1¥disk1')
  5. Build Forge サンプルをインポートします。
    1. Build Forge サーバー・インストール環境にある bfimport.exe コマンドを見つけます。
    2. RPT-RST_RTLM_Samples.zip から解凍したすべての *.xml および import.bat ファイルを、bfimport.exe と同じディレクトリーにコピーします。
    3. import.bat を実行します。
    4. *.xml および import.bat ファイルを削除します。
    これで、すべてのサンプルを Build Forge 管理コンソールから使用できるようになりました。
  6. Build Forge エージェント・コンピューターをセットアップします。 このコンピューターで自動化が実行されます。Windows では、C: に RPT のインストールに対応できる十分なディスク・スペースがあることを確認します。Linux では、RPM を使用して Build Forge エージェントをインストールします。自動化スクリプトでは、Installation Manager が特定のロケーションにインストールされている必要があります。このため、場合によっては事前に Installation Manager をアンインストールする必要があります。
    1. Build Forge エージェントをインストールします。
    2. Build Forge のルート・ディレクトリーとして使用するディレクトリーを作成します (例: C:¥Builds または /bfroot)。
    3. Build Forge サーバーで、このエージェントにログオンするための資格情報を含むサーバー認証をセットアップします。
    4. Build Forge サーバーで、サーバー接続をセットアップしてテストします。
    5. Installation Manager を、im-install-dir に指定されるディレクトリー (例: C:¥Program Files¥InstallationManager¥eclipse) にインストールします。
    6. Build Forgeに記載されている Linux エージェントのセットアップ (特に pam.d を使用しているシステムの場合) の手順に従って操作します。
  7. Build Forge ソース・サーバー・エージェントをセットアップします。 自動化スクリプトは、環境 installrpt (Windows) および installrpt-linux (Linux) を使用します。これらの環境で定義されている変数を確認し、自動化の必要性に合わせて設定します。 各変数の参照情報については、『installrpt 環境ファイルの変数』を参照してください。

次のタスク

Build Forge エージェントで実行するサンプル・プロジェクトを決定します。 プロジェクトにより使用される変数を適切に変更し、Rational Quality Manager のラボ管理機能を使用してプロジェクトを実行します。 リモート・ラボ・リソースに対するスクリプトの実行については、Build Forge インフォメーション・センターを参照してください。

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