キーワードへのテストの関連付け

IBM® Rational® Quality Managerキーワードは、Rational Test Workbenchテストと関連付けることによって自動化できます。既存の Test Workbench テストを所与のキーワードに関連付けるか、キーワードに対して新しいスクリプトを記録してからスクリプトを関連付けることができます。

始める前に

テストをキーワードに関連付けるためには、Test Workbench パースペクティブに「キーワード」ビューが表示されている必要があります。「キーワード」ビューを表示するには、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」をクリックします。「テスト」カテゴリーの下の「キーワード・ビュー」を選択し、[OK]をクリックします。

キーワードのテストの記録

手順

  1. 「キーワード」ビューのリストからキーワードをクリックしてスクリプトを記録し、Test Workbench テストと関連付けます。
  2. キーワードを右クリックし、「テストの記録 」 をクリックします。
  3. 「テスト名」に記録するテストの名前を入力します。 デフォルトでは、キーワード名がテスト・スクリプト名として使用されます。
  4. 「完了」をクリックします。 記録モニターが開いて、記録が開始します。

キーワードとの既存のテストの関連付け

このタスクについて

キーワードは Rational Test Workbench テストに対してのみ関連付けを行うことができます。Selenium テストのような外部テストは、キーワードと関連付けることができません。ただし、Selenium テストが含まれる複合テストは、キーワードと関連付けることができます。

手順

  1. 「キーワード」ビューのリストからキーワードをクリックし、それを Test Workbench テストに関連付けます。
  2. キーワードを右クリックし、「テストの関連付け」 をクリックします。 「テストの選択」ダイアログ・ボックスに、テスト・プロジェクトの既存のテストがリスト表示されます。
  3. 関連付けるテストをリストから選択して、 「OK」をクリックします。 テストを初めてキーワードに関連付けた場合、「テスト・ロケーションおよびチャネルの選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスでは、テスト・プロジェクトのロケーションを指定します。
  4. 次のいずれかを実行します。
    • 関連付けられたテストをローカルで実行する必要があることを示すには、「テストはローカルで実行されます」 を選択します。
    • 共有ロケーションからテストを実行する必要があることを指定するには、「テストは共有ロケーションから実行されます 」を選択します。
  5. 「テストは共有ロケーションから実行されます」を選択した場合は、テスト・プロジェクトの親ディレクトリーへのパスを「共有ロケーションの選択」フィールドに入力し、キーワードと関連付けられたテストが含まれるプロジェクトを、指定した共有ロケーションに手動でコピーしてください。Rational Quality Manager でテストを実行するには、テストを含むプロジェクトが共有ロケーションに存在する必要があります。
  6. キーワードと関連付けられたテストの実行チャネルを選択するには、「チャネルの選択」チェック・ボックスをオンにし、必要なチャネルをリストから選択します。Rational Quality Manager でチャネルが定義されていない場合、「チャネルの選択」チェック・ボックスとリストは使用できません。
  7. 「完了」をクリックします。 キーワードと関連付けられたテストを表示するには、「キーワード」ビューのキーワードを右クリックし、「関連付けられたテストの表示」をクリックします。

キーワードを含む手動テストを Rational Quality Manager から実行する

キーワードを含む手動テストを Rational Quality Manager から実行すると、Rational Quality Manager アダプターが動作しているワークステーションで、キーワードと関連付けられたテスト (存在する場合) が実行されます。

このタスクについて

共有ロケーションまたはローカル・テスト・マシンにアクセスすることによって、外部リソースを参照できます。テストの実行中に、テスト・マシンが共用ロケーションである場合は、テスト・リソースがテスト・マシンにコピーされます。しかし、ローカル・テスト・マシンにあるリソースにアクセスする場合は、使用するパスにあるリソースにアクセスします。

手順

  1. Rational Quality Manager にテスト・ケースを作成します。
  2. テスト・スクリプト名を作成し、既存のテスト・スクリプトを Rational Quality Manager のテスト・ケースに関連付けます。
  3. テスト・ケースを実行し、再生後もテストの実行の結果を表示します。詳細については、Rational Quality Manager インフォメーション・センターを参照してください。

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