データ相関規則を作成して、置換を参照にリンクすることができます。
このタスクについて
テスト対象のアプリケーションをよく理解しており、応答データ内の参照の正確な場所を把握している場合は、参照データを検索する正規表現を使用する「参照の作成」規則を作成して、「置換の作成」規則を「参照の作成」規則の子として挿入します。
手順
- 規則エディターでデータ相関規則セットを開きます。 新規規則セットには、空の規則パスが 1 つ含まれています。
- 「参照の作成」規則を作成します。 「参照の作成」規則の作成について詳しくは、データ相関規則を使用する参照の作成を参照してください。
- 「参照の作成」規則を右クリックして、をクリックします。
- 「置換とのリンク」規則を右クリックして、をクリックします。 親規則から抽出された参照の値を使用するには、「正規表現」に %refname% と入力します。ここで、refname は親規則によって作成される参照の名前です。 「置換の作成」規則の作成について詳しくは、データ相関規則による置換の作成を参照してください。 「置換の作成」規則は、「置換とのリンク」規則の子として挿入されます。
タスクの結果
この規則セットを使用してテスト・データを再相関すると、定義した参照と置換が作成され、リンクされます。
例
テスト・データの応答に、テスト全体の URI および POST データに存在する ID が含まれているとします。 例えば、応答に
...<NeededID=ID123 docHelpName=rules>... が含まれているとします。
テストの URI が http://host:port/RPTHelpID123/index.jsp?topic=datacorrelation.html であり、POST データに
...nameID123=ID123... が含まれているとします。
応答内の ID の正確な場所が分かるため、ID の参照を作成する規則を作成することができます。
「参照名」に
ID を指定します。 次に、2 つの置換用の規則を参照規則の子として追加します。 URI 属性を持つ置換と、データ属性を持つ置換をそれぞれ 1 つ追加します。 両方の置換規則の
「正規表現」に
「%id%」を指定します。 したがって、置換規則の正規表現は、規則の実行時に
ID123 値となります。 この正規表現により、
ID123 値が URI および POST データで検出されるすべての場所に置換サイトが作成されます。 この例では、RPThelp
ID123、name
ID123、および nameID123=
ID123 という 3 つの置換サイトが作成されます。