テストを記録すると、テスト・ステップ内で同期ポリシーが自動的に計算されて設定されます。応答時間は、同期ポリシーが応答時間の計算を許可するよう設定されている場合にのみ、正常に再生されたアクションに対して報告されます。
このタスクについて
テストが生成されると、デバイス上で記録されたアクション (「開始」や「戻る」を押すなど) の同期ポリシーと、起動ノードからの UI アクションやテスト・エディターのテスト・スクリプトで選択されたステップからの UI アクション (ボタンのクリックなど) の同期ポリシーを表示することができます。同期ポリシーは、ネイティブ・ステップの場合にのみ使用可能であり、Web UI ステップには適用できません。Web UI ステップの場合、非表示のデフォルト同期ポリシー (編集できません) を使用して、成功したステップの応答時間が測定されます。応答時間の結果は Web レポートに表示されます。統計レポートは、テスト・ワークベンチからテストを実行した場合のみ生成されます。応答時間は、ステップが成功し、かつ同期ポリシーが
「アイドル状態を待機 (デフォルト)」または
「非ビジーを待機」に設定されている場合にのみ測定されます。応答時間を計算して報告するために最も適切なポリシーを選択する必要があります。
注: テストを Rational® Test Workbench Mobile
Client 8.5.1 で生成してバージョン 8.6 で編集した場合、応答時間が報告されるようにするには、まずステップ 1 の説明に従ってモバイル同期ポリシーをデフォルト状態に設定してから、テストを実行する必要があります。