IBM® Rational® Test Workbench Mobile Client をエミュレーターやデバイスにインストールするには、IBM Rational Test Workbench Mobile Client をダウンロードするか adb ツールを使用します。
前提条件:- Android エミュレーターをセットアップします。
- Rational Test Workbench がインストールされているコンピューターに Android SDK をインストールします。
- SDK をインストールしたら、以下の作業を行います。
- SDK Manager から、SDK Tools、Platform Tools、Build Tools をインストールし、必要に応じて Android 4.4.2 (API レベル 19) をインストールします。
- Rational Test Workbench でをクリックすることにより、Android SDK のディレクトリーを指定します。Android SDK の通常のデフォルト・ディレクトリーは C:¥Users¥Adminsitrator¥Downloads¥android-sdk-windows です。
このチュートリアルでは、Android エミュレーターを使用して手順を進めていきます。実際のデバイスを使用してもかまいません。
エミュレーターにモバイル・テスト・クライアントをインストールするには、以下のようにします。
- Rational Test Workbench ツールバーで、
「デバイスを接続または再接続するためのワークベンチ URL の表示」アイコン
をクリックします。「デバイスの追加」ウィザードにワークベンチの URL が表示されます。この URL はレッスン 1.2 で必要になるため、メモしておいてください。
- 以下のステップのいずれかを実行します。
- モバイル・テスト・クライアントをエミュレーターにダウンロードします。
- エミュレーターで、Web ブラウザーを開き、ワークベンチの URL を入力します。
- リンクをクリックして、モバイル・テスト・クライアントをダウンロードします。
- エミュレーターのアプリケーション・ページで、「ダウンロード」をクリックし、 com.ibm.rational.test.mobile.android.client.ui-release.apk をクリックし、「インストール」をクリックします。
- adb ツールを使用してモバイル・テスト・クライアントをインストールします。
注: Rational Test Workbench に接続されているデバイス (エミュレーターまたは実デバイス) が 1 台だけであることを確認してください。
複数のデバイスを接続すると adb コマンドが機能しなくなります。
- コンピューターで、Web ブラウザーを開き、ワークベンチの URL を入力します。
- 「Android の手順を進める (Proceed with Android instructions)」をクリックし、次にモバイル・テスト・クライアントをダウンロードするためのリンクをクリックします。.apk ファイルがダウンロードされます。
- com.ibm.rational.test.mobile.android.client.ui-release.apk を一時フォルダーにコピーします。例えば、ファイルを C:¥tmp にコピーします。
- コマンド・ライン・ウィンドウを開き、Android SDK ディレクトリーを指定します。
Windows 7 の場合、このディレクトリーの通常のデフォルト・パスは C:¥Users¥admin_name¥Downloads¥android-sdk-windows¥platform-tools です。
- 次のコマンドを入力します。
adb -e install temporary_folder¥com.ibm.rational.test.mobile.android.client.ui-release.apk
以上で、エミュレーターに Rational Test Workbench Mobile
Client アプリケーションが表示されます。