カスタム・コードの例
カスタム・コードを使用すると、ループの管理、仮想ユーザー情報の検索、テストからの外部プログラムの実行、データ相関のカスタマイズなどの作業を実行できます。
ループの制御
この例では、ループを制御するカスタム・コードを使用したテスト実行の拡張について説明します。 この例のサンプル・コードは、テスト結果をより優れた方法で分析、検査できるように、テスト内のループの振る舞いを操作する方法を示します。
仮想ユーザーの IP アドレスの検索
この例では、仮想ユーザーのローカル IP アドレスを検索する方法を示します。 IP アドレスの検索は、仮想ユーザーが IP 別名を使用している場合に特に役立ちます。
入力引数のファイルへの出力
PrintArgs クラスの機能は、入力引数をファイル C:¥arguments.out に出力することです。 このクラスは、例えば、サーバーから戻された応答を表示する場合に使用できます。
コードが実行される回数のカウント
CountAllIterations クラスの機能は、コードがすべての仮想ユーザーによって実行される回数をカウントすることです。 CountUserIterations クラスの機能は、コードが個々の仮想ユーザーによって実行される回数をカウントすることです。
仮想ユーザーに対する Cookie の設定とクリア
SetCookieFixedValue クラスの機能は、仮想ユーザーに対して Cookie を設定することで、ClearCookies クラスの機能は、仮想ユーザーのすべての Cookie をクリアすることです。
テストを実行している場所の判別
ComputerSpecific クラスの機能は、テストをどこで実行しているかを判別することです。
変数値の格納と検索
getValue() メソッドおよび setValue() メソッドを使用して、値を変数で格納および検索することができます。 指定したストレージ・ロケーションに応じて、変数をテスト間で共有したり、現行のテストでローカルに格納したりすることができます。
入力引数からの文字列または字句の抽出
ParseResponse クラスの機能は、入力引数から文字列を抽出することです。 ExtractToken クラスの機能は、入力引数から特定の字句 (文字列) を抽出することです。 どちらのクラスも、特定のタイプの動的データ相関を処理する場合に役立ちます。
JVM 最大ヒープ・サイズの検索
JVM_Info クラスの機能は、JVM の最大ヒープ・サイズを検索することです。
テストからの外部プログラムの実行
ExecTest クラスの機能は、execName 変数で定義されるプログラムを、テストの実行先にするシステムで実行することです。
レポートへのカスタム・カウンターの追加
カスタム・コードを使用して、パフォーマンス・レポートにカスタム・カウンターを追加することができます。 テストを実行した後、カスタム・カウンターからの結果は、デフォルトのパフォーマンス・テスト・カウンター (バイトおよびページ・カウンターなど) と同じ方法で自動的に集約されます。 カスタム・カウンターの集約は、すべてのエージェント・コンピューターから結合されます。
トランザクションおよび統計の使用
カスタム・コードを使用して、トランザクションの開始、トランザクション中の追加統計の収集、およびトランザクションの停止を行うことができます。
カスタム検査ポイントの失敗の報告
カスタム・コードを使用して、カスタム検査ポイントの失敗を報告することができます。
カスタム・コードのデバッグ
この例では、ブレークポイントを追加してカスタム・コードをデバッグしています。ブレークポイントを追加するサンプル・コードを示します。この方法でのカスタム・コードのデバッグは、スケジュールのみに適用できます。
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