テストを記録する場合、標準的なユーザーが実行すると考えられる一連のステップを実行します。その記録から、これらの対話を正確に反映したテストが生成されます。 このテストを実行すると、記録中に使用したデータと同じものが使用されます。 テストでのデータを変更するには、データプールを使用します。データプールには変数データが格納されています。実行時に変数データによって、記録済みテストのデータが置き換えられます。
前のレッスンでは、2 つの整数を加算 (8 + 4) することにより、テストを記録しました。このレッスンでは、-、*、/ の各演算子を持つデータプールを作成し、そのデータプールをテストで使用します。作成するデータプールは 2 列 3 行です。1 列目には演算子を格納し、2 列目には数式演算の結果を格納します。テストを実行すると、+ 演算子がデータプールの 1 列目の演算子によって動的に置換されます。この後のレッスンでは、テストで 2 列目も使用して、記録された結果を検査します。
データプールを作成するには、以下の手順を実行します。
- 「テスト・ナビゲーター」ビューで myAndProj を右クリックし、
をクリックします。
- 「名前」に「Calcdatapool」と入力して「次へ」をクリックします。
- 「変数」(または「列」) に 2 と入力します。
- 「レコード」(または「行」) に 3 と入力して「完了」をクリックします。
- データプール・エディターで「変数1: ストリング」をクリックし、列の名前を Operators に変更します。同様に、「変数2: ストリング」をクリックして列の名前を Results に変更します。
- データプールが以下のようになるように各セルをクリックしてデータを入力します。
- をクリックして、データプールを保存します。