各構成のセットアップ要件の確認

それぞれの環境に適した構成を選択するときに、各構成のセットアップ要件を検討する必要があります。

始める前に

表 1. ヘルプ・コンテンツ構成
セットアップ・タイプ 説明

 1. 

リモート・ヘルプ
  • ibm.com にあるインフォメーション・センターからコンテンツに直接アクセスします。
  • コンテンツは常に最新バージョンです。
  • インフラストラクチャーのみインストールされるため、必要なスペースが最小限で済みます。
  • インターネット接続が必要です。
  • 追加のセットアップは不要です。
  • この構成は、デフォルトの選択肢です。

 2. 

ローカル・ヘルプ
  • コンテンツをコンピューターにインストールします。製品によっては、その製品を最初に開始した時点でコンテンツが自動的にインストールされますが、自分でコンテンツをインストールしなければならない製品もあります。
  • コンテンツを表示するためのインターネット接続は不要です。
  • リモート更新サイトで変更が使用可能になったときに、その変更を自動または手動でインストールできます。

 3. 

イントラネット・ヘルプ
  • コンテンツをサーバーにインストールします。1 つのイントラネット・インフォメーション・センターを複数の製品で使用できます。
  • 組織の管理者が、イントラネット・ネットワーク内のサーバーにヘルプ・コンテンツをダウンロードしてインストールします。
  • チーム・メンバーは、ローカル・サーバー上のヘルプにアクセスするようにヘルプ・クライアントを宛先変更します。
  • インターネット・アクセスが制限されたエンタープライズ環境で主に使用されます。

リモート・ヘルプ構成の要件の確認

管理者またはユーザーによる構成は不要です。製品ヘルプ設定として、既にリモート・インフォメーション・センターが追加されています。

手順

  1. 製品をインストールして開きます。
  2. 「?」 > 「ヘルプ・コンテンツ」をクリックします。

イントラネット・サーバー構成の要件の確認

管理者とユーザーの両方が必要な手順を実行する必要があります。

手順

  1. 管理者: サーバーにインストールされているアプリケーション・サーバーに該当する手順を実行して、サーバーでヘルプ・システムをセットアップします。
  2. 管理者: 以下のいずれかのトピックにある手順を実行して、ヘルプ・コンテンツをダウンロードしてインストールします。
  3. 管理者: 組織内のユーザーにサーバー、ポート、およびパスの情報を提供して、各自が Installation Manager「ヘルプ・システム (Help System)」ページで入力できるようにします。
    • サーバー: サーバーの名前
    • ポート: ポート番号
    • パス: スラッシュとヘルプ・コンテキスト
  4. ユーザー: 製品をインストールします。 Installation Manager「ヘルプ・システム構成 (Help System Configuration)」ページで、「イントラネットのサーバーからヘルプにアクセスします」を選択し、サーバー、ポート、インフォメーション・センターのパスを入力します。
    例: http://server.ibm.com:8080/help-name/index.jsp
    • サーバー: server.ibm.com
    • ポート: 8080
    • パス: /help-name
  5. ユーザー: 製品を開き、「?」 > 「ヘルプ・コンテンツ」をクリックして、ヘルプ・コンテンツが正しく開かれ、サーバーからアクセスできることを確認します。

ローカル・ヘルプ構成の要件の確認

この構成が適しているのは、ローカル・コンピューターに Web アプリケーションをインストールする場合に限られます。ほとんどの環境では、Web アプリケーションと一緒に使用するセットアップ・タイプとしては、リモート・ヘルプまたはイントラネット・ヘルプが適しています。

手順

  1. 製品をインストールして開きます。
  2. 管理者: 以下のいずれかのトピックにある手順を実行して、ヘルプ・コンテンツをダウンロードしてインストールします。
  3. インストールを確認するには、「?」 > 「ヘルプ・コンテンツ」をクリックします。

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