エクスポートでのメタタイプの選択

IBM® Rational® DOORS® のエクスポート・オプションを使用して、エクスポートする要素を個々に選択するのではなく、エクスポートできる要素のタイプを選択します。

このタスクについて

メタタイプの選択により、他のオプションが可能になります。 例えば、メタタイプ Package の要素のエクスポートを選択した場合、別のパッケージではなく、1 つの特定のパッケージのエクスポートを引き続き決定できます。 メタタイプ Package の要素のエクスポートを選択しない場合は、このタイプの個々の要素もエクスポートされません。

エクスポート可能なメタタイプの例としては、パッケージ、クラス、属性、オブジェクト・モデル図、ステートチャート、関係、オペレーション、状態、アクティビティー・フロー、制約などがあります。 通常、IBM Rational Rhapsody® ブラウザー内に表示されるすべてのメタタイプがエクスポート可能ですが、他にもあります。 また、ステートチャートの状態と遷移もエクスポート可能なメタタイプです。

エクスポートするメタタイプを選択するには、以下の手順を行います。

手順

  1. オプション」をクリックします。 「エクスポート・オプション」ウィンドウが開きます。
  2. Rational Rhapsody モデル内のすべてのメタタイプを Rational DOORS にエクスポートするには、「すべてのタイプ」チェック・ボックスを選択します。 この場合、ブラウズ・ツリーは使用できません。つまり、個々のメタタイプが選択できなくなることを意味しています。

    エクスポートするメタタイプを個々に明示的に選択するには、「すべてのタイプ」チェック・ボックスをクリアし、ブラウザー・ツリーを使用してエクスポートする 1 つ以上の要素のメタタイプを選択します。
  3. 図の図形とステートチャートを Rational DOORS にエクスポートするには、「図イメージ」チェック・ボックスを選択するか、または RTInterface::ExportOptions::ExportPictures プロパティーを Checked に設定します。 このオプションをオンにしている場合、Rational DOORS にエクスポートするすべての図のシャドー内に OLE オブジェクトが挿入されます。 OLE オブジェクトでは、図の図形が Rational Rhapsody プロジェクト・ディレクトリーに保管される RTF ファイルとして保持されます。
    注: Word がマシン上にインストールされていない場合、OLE オブジェクトは作成されません。
  4. 名前の代わりに要素ラベルをエクスポートする場合は、「ラベルのエクスポート」チェック・ボックスを選択します。
  5. 削除には、次の 2 つの種類があります。
    1. ハード削除 要素とそのリンクが Rational DOORS データベースから削除されます。
    2. ソフト削除 要素は削除済みとマーク付けされますが、データベースに残ったままであるためリカバリーできます。 リンクは削除されます。

      RTInterface::ExportOptions::PurgeOnDelete プロパティーにより、Rational DOORS 内で使用される削除タイプが制御されます。 デフォルトでは、このプロパティーは Checked (ハード削除) に設定されます。

      要素を完全に削除するには、「削除時に消去」チェック・ボックスを選択します。

      以下の情報に注意してください。
      • Rational Rhapsody には存在しない余分な要素が Rational DOORS に存在していると、それを削除するかどうかをシステムから確認されます。
      • 要素をソフト削除して、後で同じ名前の要素を作成すると、新規のシャドー要素が Rational DOORS に作成されます。 古い要素は使用されません。

タスクの結果

メタタイプは、パッケージと図がツリーの最上部にある階層的な順序で表示されます。 これは、メタタイプがブラウザーに表示される方法に類似しています。 Rational Rhapsody モデル内と同じ情報階層が Rational DOORS のフォーマル・モジュール内で維持されます。

以下の情報に注意してください。


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