DB2® データベースを Design Management Server 用にセットアップするには、このサーバーで実行するアプリケーションのそれぞれに個別のデータベースを作成する必要があります。 次にデータベースを構成し、そこに表を作成します。多くの場合、これらのステップはセットアップ・ウィザードが行います。
始める前に
DB2 の資料を参照するか、データベース管理者に問い合わせて、以下の前提条件を満たしているかどうか確認してください。
- データベース・サーバーに、以下に示す DB2 のいずれかのサポート対象バージョンがインストールされていることを確認してください。
- DB2 9.7 Enterprise Server Edition
- DB2 9.7 Workgroup Server Edition
- DB2 9.7 Express-C
データベースは、モデル・サーバーにインストールすることも、別のデータベース・サーバーにインストールすることもできます。
- DB2 インスタンス・ユーザーのユーザー名とパスワードを持っていることを確認してください。
デフォルトのユーザー名は db2inst1 です。
- DB2 の資料を参照しながら、ご使用のシステムが要求を満たしていることと、正しく構成されていることを確認してください。
- DB2 が稼働していることを確認します。
DB2 インスタンス・ユーザーとして db2start コマンドを実行するか、DB2 コントロール・センターからデータベース・サーバーを始動します。
手順
- DB2 インスタンス所有者としてログインすることにより DB2 コマンド・ウィンドウを開き、コマンド・プロンプトでコマンド db2 を入力します。
- 以下のコマンドを単一行で実行することで、16K のページと UTF-8 コード・セットを使用して、Jazz™ Team Server (JTS)、データウェアハウス (DW)、設計管理 (DM)、および構成管理 (VVC) にそれぞれ 1 つずつ、合計 4 つのデータベースを作成します。<db_varname> は、データベース名 JTS、DW、DM、および VVC で置き換えてください。
create database <db_varname> on location using codeset UTF-8 territory en PAGESIZE 16384
location には、データベースを保管するディスク上の場所を使用するか、それを削除してデフォルトの場所を使用します。
- オプション: データウェアハウス・データベースにアクセスするために、オペレーティング・システム・レベルで別のユーザーを作成し、そのユーザーに、データベースに対する管理特権を付与します。 データウェアハウス・ユーザーのデフォルト・ユーザー名は RPTUSER です。 例えば、ユーザー RPTUSER に管理特権を付与するには、次のコマンドを入力します。
connect to DW
grant DBADM on database to user RPTUSER
- コマンド quit を実行して DB2 コマンド・ウィンドウを終了します。
次のタスク
Design Management Server セットアップ・ウィザードを使用してサーバーを構成している場合は、データベースをそれ以上カスタマイズする必要はありません。 このセットアップ・ウィザードによりデータベースが構成され、必要な表が作成されます。
セットアップ・ウィザードを実行していない場合は、データベースを手動でカスタマイズできます。
詳しくは、Rational® Team Concert のインストール・マニュアルの DB2 データベースのセットアップを参照してください。