Rational DOORS データのリンク

このタスクについて

要素を識別する情報を Rational® DOORS® に最初にエクスポートして、IBM® Rational Rhapsody® 要素を IBM Rational DOORS 要求にリンクします。 この情報は、Rational DOORS モジュールにオブジェクトとして挿入されます。 Rational Rhapsody 内で未定義または未解決ではない、エクスポートされた要素はすべてリンクすることができます。

必要なエクスポート・オプションを設定すると、プロジェクトのエクスポートの準備が完了します。

プロジェクトをエクスポートするには、以下の手順を行います。

手順

  1. Rational DOORS の「インターフェース」ウィンドウで、「エクスポート」をクリックします。 「ログイン」ウィンドウが開きます。
  2. Rational DOORS のユーザー名とパスワードを入力します。
  3. 「OK」をクリックします。

タスクの結果

Rational RhapsodyRational DOORS プロジェクトに接続できない場合は、Rational DOORS の特定のエラー・メッセージが表示されます。 Rational DOORS の実行が完全に不可能な場合は、Rational Rhapsody でエラー・メッセージが表示されます。

正常にログインすると、Rational RhapsodyRational DOORS プロジェクトに設計情報がエクスポートされます。 Rational DOORS プロジェクトにシャドーがまだ存在しない Rational Rhapsody 要素ごとに、シャドーが 1 つ作成されます。 Rational DOORS プロジェクトに特定の要素のシャドーが既に存在する場合は、このシャドーが現行情報で更新されます。

Rational DOORS プロジェクト内で、すべてのシャドー情報が更新されると、Rational Rhapsody では、データを自動的にチェックして、 すべての要素が正しくエクスポートされたことを検査します。

Rational Rhapsody は、Rational Rhapsody セッションの期間中は、Rational DOORS に接続されたままになります。 このため、 DOORS インターフェース・ウィンドウを閉じても、 同じ Rational Rhapsody セッションの間は、 Rational DOORS に再接続する必要はありません。

Rational Rhapsody では、各シャドー要素と共に構造情報がエクスポートされます。この情報により、Rational DOORS では Rational Rhapsody ブラウザー内に表示される情報の階層をミラーリングすることができます。 また、Rational Rhapsody では、エクスポートされた要素の内部情報の維持管理も行われます。


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