Design Management Server のための DB2 データベースのセットアップ

DB2® データベースを Design Management Server 用にセットアップするには、このサーバーで実行するアプリケーションのそれぞれに個別のデータベースを作成する必要があります。 次にデータベースを構成し、そこに表を作成します。多くの場合、これらのステップはセットアップ・ウィザードが行います。

始める前に

DB2 の資料を参照するか、データベース管理者に問い合わせて、以下の前提条件を満たしているかどうか確認してください。

手順

  1. DB2 インスタンス所有者としてログインすることにより DB2 コマンド・ウィンドウを開き、コマンド・プロンプトでコマンド db2 を入力します。
  2. 以下のコマンドを単一行で実行することで、16K のページと UTF-8 コード・セットを使用して、Jazz™ Team Server (JTS)、データウェアハウス (DW)、設計管理 (DM)、および構成管理 (VVC) にそれぞれ 1 つずつ、合計 4 つのデータベースを作成します。<db_varname> は、データベース名 JTS、DW、DM、および VVC で置き換えてください。
    create database <db_varname> on location using codeset UTF-8 territory en PAGESIZE 16384
    location には、データベースを保管するディスク上の場所を使用するか、それを削除してデフォルトの場所を使用します。
  3. オプション: データウェアハウス・データベースにアクセスするために、オペレーティング・システム・レベルで別のユーザーを作成し、そのユーザーに、データベースに対する管理特権を付与します。 データウェアハウス・ユーザーのデフォルト・ユーザー名は RPTUSER です。 例えば、ユーザー RPTUSER に管理特権を付与するには、次のコマンドを入力します。
    connect to DW
    grant DBADM on database to user RPTUSER
  4. コマンド quit を実行して DB2 コマンド・ウィンドウを終了します。

次のタスク

Design Management Server セットアップ・ウィザードを使用してサーバーを構成している場合は、データベースをそれ以上カスタマイズする必要はありません。 このセットアップ・ウィザードによりデータベースが構成され、必要な表が作成されます。

セットアップ・ウィザードを実行していない場合は、データベースを手動でカスタマイズできます。 詳しくは、Rational® Team Concert のインストール・マニュアルの DB2 データベースのセットアップを参照してください。


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