部門サーバーまたはエンタープライズ・サーバーを使用する場合、デプロイする Jazz™ Team Server の数とそれらのサーバー間でのアプリケーションの分散方法を決定する際に、以下の点を考慮してください。
複数のアプリケーションが接続されている Jazz Team Server は、共有サーバーと見なされます。 複数のアプリケーションに共有 Jazz Team Server を使用した場合、以下のような利点があります。
- 中央でのユーザーおよびライセンスの管理
- ライフサイクル・プロジェクト管理
- アプリケーション間での Web アプリケーション・ナビゲーションの向上
- 共通データウェアハウス
- 管理および構成の作業の軽減
以下のような環境では、単一の共有 Jazz Team Server を使用します。
- すべてのユーザーおよびグループが単一の認証レルムに配置されている。
- すべてのアプリケーションが中央集中管理されている。
示されている部門トポロジーとエンタープライズ・トポロジーのすべての例では、
複数の分散アプリケーションに対して単一の共有 Jazz Team Server を使用しています。 ただし、条件によっては、複数の Jazz Team
Server を使用した方が好ましい場合もあります。
以下のような環境では、別々の Jazz Team Server を使用します。
- アプリケーションごとにユーザーを切り離す必要がある。
- 別々の認証レルムを使用する。 ユーザー ID は認証レルム内のユーザー・アカウントに基づくため、各認証レルムには、独自の Jazz Team Server が必要になります。
- 別々の Jazz Team Server を使用しないとアプリケーションが Jazz Team Server から広く分散され、パフォーマンスが低下する可能性がある。
制約: - アプリケーションが Jazz Team Server に接続されると、そのアプリケーションを別の Jazz Team Server に接続することはできなくなります。