undo_update コマンド

指定されたディレクトリーまたはプロジェクト・オブジェクトの更新操作を取り消すことができます。また、最後の更新取り消し操作を取り消すこともできます。つまり、複数の更新取り消し操作が実行された場合、最後の操作のみが取り消されます。

更新取り消しプロセスは、取り消しにおける個別操作が失敗すると停止します。例えば、オブジェクトの現行バージョンにワークエリア・コンフリクトがある場合はプロセスが停止し、新規バージョンは自動的には使用されません。取り消し操作を停止することで、ワークエリアのデータが保護されます。

パフォーマンス上の理由から、デフォルトでは undo_update コマンドはパラレル・オブジェクト・バージョンの検出時にパラレル・バージョン通知を出しません。パラレル・バージョン通知を設定するには、初期設定ファイルの update_parallel_check ユーザー・オプションを TRUE に設定します。

個別操作が失敗した場合でも undo_update 処理を続行したい場合は、更新を続行するように設定できます。reconf_stop_on_fail オプションを False に設定します。

undo_update コマンドは、以下のサブコマンドをサポートしています。


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