コンフリクト・タイプ

Rational® Synergy ワークエリア・コンフリクトには 8 つのタイプがあります。
ワークエリア・コンフリクトの 8 つのタイプ、およびそれぞれが発生するシチュエーションを以下に示します。
  1. 作業中のオブジェクトへのワークエリア変更。

    作業中状態のオブジェクトがあり、そのオブジェクトに対してワークエリア変更を加える場合。例えば、ファイル・システム内でファイルを変更した場合です。

  2. 作業中のオブジェクトへのデータベース変更。
    作業中状態のオブジェクトがあり、以下のいずれかの方法でデータベースが更新される場合。
    • 作業中のオブジェクトが配置されている、ワークエリア以外の場所。
    • 異なるワークエリア (2 つのワークエリアがある可能性があるため)。
    • Rational Synergy の制御外で更新される、データベース・ソース・キャッシュ・ファイル。
  3. 静的オブジェクトへのワークエリア変更。

    ワークエリア内のファイルの権限を書き込み可能モードに変更してから、そのファイルを Rational Synergy の制御外で変更する場合。

  4. 静的オブジェクトへのデータベース変更。

    修正不可状態にある、オブジェクトのデータベース・ソース・キャッシュ・ファイルが、Rational Synergy の制御外で更新される場合。

  5. 複数箇所で変更されたオブジェクト。

    オブジェクトのデータベース・ソース・キャッシュ・ファイルとオブジェクトのワークエリア・ファイルの両方が変更される場合。オブジェクトの状態は、作業中と静的のいずれもあり得ます。

  6. ワークエリアにないファイル。

    Rational Synergy によって制御されているオブジェクトのワークエリア・ファイルが、ワークエリアに見つからない場合。オブジェクトの状態は、作業中と静的のいずれもあり得ます。

  7. 非制御のファイル。

    ワークエリアのファイルまたはディレクトリーが、Rational Synergy によって制御されていない場合。

  8. エラーのファイル。

    Rational Synergy 制御下のファイルがエラーになっている場合。 このタイプのエラーはリンク・ベースのワークエリアに関連します。 コンフリクトは手動で解決する必要があります。ファイルを名前変更するか削除することができます。

コンフリクトを解決しないという選択もできます。


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