UNIX から UNIX への転送の場合、DCM はソース・マシン上で ccm_remexec を使用して、宛先マシン上で ccm_receive を開始します。
現在のマシンで受信を実行する場合
宛先データベース定義内のホスト名がソース・マシンの名前と一致する場合は、生成操作、転送操作、および受信操作が現在のマシン上で実行されます。このような場合、DCM は ccm_remexec を使用せずに、現在のマシン上で ccm_receive を実行します。
ソース・データベースと宛先データベースのホスト名が同じでも、DCM が ccm_remexec を実行しようとする場合は、「ホスト名 (Host Name)」フィールドに完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用してください。
例えば、「ホスト名 (Host Name)」を mymachine に設定するのではなく、mymachine.mydomain.com に設定します。
別のマシンで受信を実行する場合
異なるソース・マシンと宛先マシン上で UNIX から UNIX への自動受信を実行するには、以下の条件を満たしている必要があります。
- 生成側のマシンと受信側のマシンの両方で、r* プロトコルを有効にする必要があります。ご使用のサイトでこの構成の使用がサポートされていない場合は、自動受信を使用できません。
- ccm_receive は ccm_root として実行する必要があるため、DCM はユーザー ccm_root として宛先マシンにログオンできなければなりません。
- ccm_root ユーザーがパスワードなしで宛先マシンにログオンできるようにするには、ソース・マシン上で .rhosts ファイルを設定する必要があります。そうしないとシステムがパスワードを要求するため、受信操作は自動になりません。