ccmdb info database_path [-k|-keyword keyword [-v|-value value]]
ccmdb info コマンドは、データベースの特性を報告または変更するのに使用します。
オプションを指定しなかった場合、ccmdb info コマンドは、サイズ以外のすべてのデータベース情報を表示します。
すべてのユーザーが、デフォルト (オプションなしの database_path) または -keyword オプションを使用して、データベースに関する情報を取得することができます。ただし、-value オプションを指定してこのコマンドを実行するには、ccm_root ユーザーである必要があります。
[ attr_name | case | database | hostname | next_cvid ]
デフォルトでは、Rational Synergy のユーザー定義属性および追加属性は高速化されません。
case キーワードの値は、以下のように、データベースに重大な影響を及ぼします。
デフォルト・モードは PRESERVE です。この場合、Rational Synergy は、ファイル名およびディレクトリー名を作成時と同じ大/小文字で保管します。LOWER モードの場合は、ファイル名およびディレクトリー名を小文字で保管します。
データベースに含まれているオブジェクトの名前が大文字または大/小文字混合の場合、case を PRESERVE から LOWER に変更すると、すべてのユーザー入力が小文字になります。クエリー、スクリプトなどに大文字または大/小文字混合のオブジェクトが含まれていると、正常に動作しなくなります。
$ ccmdb info /vol/sargasso1/ccmdb/base72
VERSION=7.2
PLATFORM=aix710/800
DATABASE=oracle
HOSTNAME=sargasso
ORHOST=sargasso
DBPATH=/vol/sargasso1/ccmdb/base72/db
PROTECT=unprotected
ACTIVE=NO (database is inactive)
FILELIMIT=
CASE=PRESERVE
SCHEMA=0114
ACCELERATED=BUILT-IN:
member_status, created_in, local_to, modifiable_in, platform,
completed_in, crstatus, automatic_task_key, case_perserved_name
$ ccmdb info /vol/tom/ccmdb/alpha -k ORHOST -v bill
$ ccmdb info /vol/tom/ccmdb/alpha -k case -v preserve
$ ccmdb info -k next_cvid -v 10000 /orbit/ccmdb/basek2
データベース /orbit/ccmdb/basek2 の次の cvid を 10000 に設定します。