デフォルトを変更する前に、以下の利点と欠点について検討してください。
利点
これは開発者にとっても最も役立つオプションです。
大規模なソフトウェア・チームの場合、ファイル・サーバー全体でビルドを行うとパフォーマンスが低下するため、こうしたビルドはできない場合があります。 ビルドを行うときは、この機能を使用してファイルをローカル・ディスクに置き、ファイル・サーバー経由でファイルにアクセスしないようにしてください。
欠点
ローカル・コピーを使用すると、ローカル・ビルドの速度は上がりますが、その他の日常的な操作 (チェックアウト、チェックイン、更新など) は遅くなります。 日常的な操作では、データベースとワークエリア間でネットワークを介してファイルをコピーし合う必要があります。
ローカル・コピーを使用する場合、1 人の開発者が 2 つのプロジェクトに同じ working オブジェクト・バージョンを持っていると、そのファイルのコピーが 2 つ存在することになります。 各ワークエリアはそれぞれ独自のコピーを持っています。 ファイルのコピー同士は、お互いを認識しません。
操作中、ファイルのすべてのコピーは、すべての可視のワークエリアで最新に保たれます。 (可視のワークエリアとは、操作を実行しているクライアントがファイル・システムの場所を確認できるワークエリアのことです。 ファイルが含まれるすべてのワークエリアをクライアントが確認できる場合、クライアントは操作中に各ワークエリアを更新します。) ただし、ワークエリア (例えば、FrameMaker) で直接作業する場合、変更は作業中の 1 つのファイルに対して行われます。