データベース・サーバーのアーカイブ

ccmsrv archive コマンドを使用して、ご使用のデータベース・サーバーをアーカイブします。Rational® Synergy の外部で作業しているユーザーが、各自のワークエリアで作業していることを確認してください。データベース・サーバーをアーカイブする前に、ユーザーに各自のワークエリアをデータベースと同期 (レコンサイル) するよう要請してください。同期方法の説明については、Rational Synergy ヘルプを参照してください。

このトピックでは、Windows および Informix® での手順を記載します。

Windows

この例では、磁気テープ・デバイス ¥¥.¥TAPE0 と 1 GB の磁気テープを使用して、データベース・サーバーのレベル 0 のアーカイブを作成します。

手順

  1. このコマンドを実行するには、自分が Informix-Admin グループ・メンバーであり、ローカル管理者 として作業していることを確認します。

    このコマンドは、データベース・サーバーが常駐するマシン上で実行する必要があります。

  2. 磁気テープを挿入します。
  3. アーカイブ・コマンドを入力します。

    > ccmsrv archive /level 0 /size 1000000 /device ¥¥.¥TAPE0

    device は、アーカイブ・デバイスを指定します。

    ¥¥.¥TAPE0 level は、アーカイブ・レベルを指定します。

    0 size は、KB 単位のアーカイブ・デバイス・サイズ 1000000 を指定します。

    指定する磁気テープ・デバイスのサイズは、磁気テープ容量と一致している必要があります。以下のようなメッセージが表示されます。

    Archive Level:  0
    Archive Device: ¥¥.¥TAPE0
    Device Size:    1000000 Kbytes
    Device Label:   level0_1115_1996_1107
    Are you sure you want to continue? (Y/N) [Y]
    Please mount tape 1 on ¥¥.¥TAPE0 and press Return to continue 
    ...
    100 percent done.
    Please label this tape as number 1 in the arc tape sequence.
    This tape contains the following logical logs: 8
    Program over.
    A copy of the database server config file has been saved as 
    D:¥ccm¥informix¥ETC¥ONCONFIG.level0_1115_1996_1107
    Database server archive succeeded.
  4. 磁気テープに明確なラベルを付けます。

    このステップは必ず行ってください。復元手順を正しく行うには、ラベルが正確であることが重要です。

Informix

始める前に

インストール時に、ユーザー informix に対して CCM_HOMEPATH を設定しなかった場合は、ここでこれらの環境変数を設定します。

手順

  1. データベース・サーバーに、ユーザー root としてログオンします。
  2. ユーザーを informix に設定します。
    root# su - informix
    Password: *****
  3. 磁気テープを挿入します。
  4. サーバーをアーカイブします。

    例えば、/dev/rst8 磁気テープ・デバイスと 1 GB の磁気テープを使用して、hydra1 データベース・サーバーの Level 0 のアーカイブを作成します。

    $ ccmsrv archive -level 0 -size 1000000 -device /dev/rst8

    アーカイブ・デバイスに UNIX ファイルを使用することもできます。指定するデバイスのサイズは、磁気テープ容量と一致している必要があります。

  5. 磁気テープに明確なラベルを付けます。

    このステップは必ず行ってください。復元手順を正しく行うには、ラベルが正確であることが重要です。

  6. ユーザー informix を終了します。

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