ccmdb ch|check [database_path] [/c] [/d]
このコマンドは、問題が検出された場合にそれを報告します。問題が検出された場合は、IBM® Rational® ソフトウェア・サポートにお問い合わせください。
データベースの保全性検査で障害が発生することはめったにありません。ただし、障害が発生した場合は素早くその障害を検出して、ユーザーがすぐに問題を訂正できるようにします。したがって、各データベースに対して毎日 ccmdb check プログラムを実行するほか、ハードウェア障害やオペレーティング・システムの停止が発生した後でシステムを再起動した後でも、このプログラムを実行してください。
/c フラグを使用した Rational Synergy レベルまたは /d フラグを使用した Informix® レベル、あるいはその両方のレベルで検査を実行することができます。オプションを指定しなかった場合は、両方の検査が実行されます。
/d フラグを使用した Informix レベルで (またはオプションを指定せずに) 検査を実行する場合は、その前にデータベースをシャットダウンしてください。Informixレベル検査の実行中にユーザーがレコードをロックすると、コマンドは偽の障害を示す場合があります。
/c フラグを使用した Rational Synergy レベルで検査する場合、その前にデータベースをシャットダウンする必要はありません。データベースの可用性を拡張するには、次のようにします。
ccmdb check プログラムは、検査中は Informix データベースをロックします。このロックによって、検査の実行中にユーザーがデータベース内のデータを変更できないようになります。検査の実行中にユーザーが新規セッションを開始しようとすると、データベースがロックされていることを知らせるメッセージを受け取ります。
このコマンドは、データベース・サーバー上で、CM アドミニストレーターとして実行する必要があります。
詳しくは、『データベースの保全性チェックの実行』を参照してください。
project1 データベースを検査します。
> ccmdb check ¥¥data¥ccmdb¥project1