1 つ以上のユーザー・グループ・ベースの制限をオブジェクトに割り当てることができます。これにより、オブジェクトの groups 属性に指定の項目が追加されます。
ファイル、ディレクトリー、またはプロジェクトの場合、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- オブジェクトが最初のバージョンであり、ユーザーがこのオブジェクトへの書き込みアクセス権を持っている必要があります。
- ユーザーが group_mgr ロールに属しており、そのオブジェクトの現在のグループのメンバーである。
- ユーザーが ccm_admin ロールに属している。
その他のタイプのオブジェクトの場合、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- ユーザーが group_mgr ロールに属しており、そのオブジェクトの現在のグループのメンバーである。
- ユーザーが ccm_admin ロールに属している。
このタスクについて
ccm group|groups -a|-assign (-v|-value group_item_list)... object_spec...
- object_spec...
- 更新するオブジェクトを指定します。詳しくは、『オブジェクト仕様』を参照してください。
- -v|-value group_item_list
- 追加するグループ制限を指定します。group_item_list は、1 つ以上の項目をコンマ、スペース、またはコンマとスペースの組み合わせによって区切ったリストです。このリストでは各項目が次の形式で指定されます。
group_name
group_name:readsource
group_name はグループ名であり、修正アクセス制限またはチェックアウト・アクセス制限を定義します。group_name:readsource はソース属性の可視性に関するアクセス制限を定義します。
group_name:readsource 制限をプロジェクトに追加すると、その時点から、そのプロジェクト内の新規ファイルはこのアクセス制限を継承します。group_name:readsource 制限は、ディレクトリーではサポートされていません。
例
グループ
sqe_team と
design_team を
makefile.pc-1:makefile:tut70#4 という名前のオブジェクトに割り当てます。
ccm groups -assign "sqe_team, design_team" makefile.pc-1:makefile:tut70#4