デフォルトの設定オプション
複数のデフォルト・オプションが用意されています。
以下のトピックでは、これらの設定を明示し、設定の変更方法を解説し、設定間の相互作用について説明します。
add_object_task_assoc
add_object_task_assoc
オプションを
TRUE
に設定すると、プロジェクトに追加される既存のオブジェクトが、指定されたタスクまたはカレント・タスクに関連付けられます。 このオプションは、オブジェクトの追加操作 (GUI から) または
ccm use
コマンド (CLI から) で使用します。
add_used_subcomponents_to_task
add_used_subcomponents_to_task
を手動
use
操作で
TRUE
に設定すると、次のようになります。 使用中のオブジェクトがサブプロジェクトまたは製品であり、そのオブジェクトのリリースで使用されるコンポーネントが、そのオブジェクトが使用される親プロジェクトとは異なる場合、新しいバージョンがカレント・タスクに関連付けられます。前はサブプロジェクトまたは製品の別のバージョンがカレント・タスクに関連付けられていた場合、カレント・タスクともう一方のバージョンとの関連付けが解除されます。この設定を
FALSE
に設定すると、サブプロジェクトまたは製品の手動
use
操作は、カレント・タスクに関連付けられたオブジェクトを変更しません。
admin_user
admin_user
の値は Rational Synergy アドミニストレーター・ユーザーの名前 (例えば、
ccm_root
) に設定されます。
allow_delimiter_in_name
allow_delimiter_in_name
オプションは、非プロジェクト・オブジェクト名の中でバージョン区切り文字を制限文字とするかどうかを制御します。
TRUE
に設定すると、現在のバージョン区切り文字はプロジェクト以外のオブジェクト名に対する制限文字ではなくなります。ただし、バージョン、タイプ、インスタンス、およびプロジェクトについては、バージョン区切り文字は制限文字のままです。
allow_prep
allow_prep
設定を
TRUE
に設定すると、working 状態のプロジェクトでの update members 操作で、prep 状態のサブプロジェクトが有効な候補として考慮されます。この設定を
FALSE
に設定すると、prep 状態のサブプロジェクトは、working 状態のプロジェクトでの update members 操作で有効な候補として考慮されません。
auto_create_component_tasks
auto_create_component_tasks
オプションを
TRUE
に設定すると、ベースラインの作成時にコンポーネント・タスクが自動的に作成されます。 この設定は、ベースラインのリリースに関連付けられたリリース定義に定義された対応するプロパティーによってオーバーライドされます。
baseline_template
baseline_template
設定は、ベースラインの作成またはベースラインの修正操作で明示的に none が指定されている場合に、ベースライン内のプロジェクトとプロダクトに使用するバージョン・テンプレートを指定します。ベースライン・テンプレートの構文は、
ccm baseline -create
コマンドのヘルプに定義されています。
baseline_template_date_format
baseline_template_date_format
設定は、ベースライン作成時に
baseline_template
内で date キーワードを展開するときに使用する日付形式を指定します。
baseline_template_repl_char
baseline_template_repl_char
オプションは、ベースラインのプロジェクトまたはプロダクトのインスタンス化されたベースライン・テンプレートにバージョン・ストリングでは許可されない文字が含まれている場合に使用する、デフォルトのバージョン・ストリング置換文字を指定します。
check_release
check_release
設定を
TRUE
に設定すると、オブジェクトのリリース値とその関連タスクのリリース値が比較されます。リリース値が一致しない場は、メッセージが報告されます。
ccm.cli.format.date
ccm.cli.format.date
設定を定義すると、その設定が日付のデフォルト出力形式として使用されます。 また、データ入力で日付ストリングを日付値に変換するための最初の試行が、この設定を使用して行われます。 デフォルトでは、クライアントのロケールに依存した設定が使用されます。
ccm.cli.start.defaultrole
ccm.cli.start.defaultrole
設定は、Rational Synergy CLI セッションの開始時に、
-r role
オプションでロールが明示的に指定されていない場合に使用するデフォルト・ロールを定義します。
ccm.cli.tools.compare.*
ccm.cli.tools.compare.*
設定は、使用する比較ツール・コマンドを定義します。
ccm.cli.tools.compare.*.checkstatus
ccm.cli.tools.compare.*.checkstatus
設定は、比較ツールの終了状況をチェックする必要があるかどうかを指定します。
true
に設定すると、ツールがゼロ以外の終了状況値で終了した場合、Rational Synergy CLI がエラー・メッセージを報告します。
ccm.cli.tools.edit.unix または ccm.cli.tools.edit.windows
この設定は、ファイル、属性、またはコメントを編集するときに使用する編集ツールを指定します。
ccm.cli.tools.edit.unix.checkstatus または ccm.cli.tools.edit.windows.checkstatus
この設定は、編集ツールの終了状況をチェックするかどうかを指定します。この設定を
true
に設定すると、ツールがゼロ以外の終了状況値で終了した場合、Rational Synergy CLI がエラー・メッセージを報告します。
ccm.cli.tools.merge.*
ccm.cli.tools.merge.*
設定は、使用するマージ・ツール・コマンドを定義します。
ccm.cli.tools.merge.*.checkstatus
ccm.cli.tools.merge.*.checkstatus
設定は、マージ・ツールの終了状況をチェックする必要があるかどうかを定義します。
true
に設定すると、ツールがゼロ以外の終了状況値で終了した場合、Rational Synergy CLI がエラー・メッセージを報告します。
ccm.cli.tools.merge.conflict.content
ccm.cli.tools.merge.conflict.content
設定は、出力されたマージ結果ファイルで突き合せる正規表現を指定します。この正規表現と一致すると、マージ・コンフリクトが検出されたことを意味します。
ccm.cli.tools.merge.unix.conflict.status または ccm.cli.tools.merge.windows.conflict.status
この設定は、マージには成功したものの、1 つ以上のマージ・コンフリクトが検出されたことを示す、マージ・ツールの終了状況値を指定します。 設定されていない場合、Rational Synergy CLI はマージ・ツールの終了状況をチェックしてマージ・コンフリクトが検出されたかどうかを判断することをしません。
ccm.cli.tool.shell.unix または ccm.cli.tool.shell.windows
この設定は、Rational Synergy CLI が実行するツール・コマンドをラップして、オペレーティング・システム・シェル内で実行するかどうかを指定します。デフォルトでは、コマンドは
sh -c
(UNIX クライアントの場合)、および
cmd /c
(Windows クライアントの場合) でラップされます。この設定により、コマンドでストリーム・リダイレクトやパイプなどのシェル機能を使用できるようになります。 Windows では、シェルが指定されている場合、Rational Synergy CLI は実行するコマンドの一時バッチ・ファイルを作成し、その一時バッチ・ファイルで Windows シェルが実行されます。
ccm.cli.tools.view.unix または ccm.cli.tools.view.windows
この設定は、ファイルまたは読み取り専用の属性を表示するときに使用する表示ツールを指定します。
ccm.cli.tools.edit.unix.checkstatus または ccm.cli.tools.view.windows.checkstatus
この設定は、表示ツールの終了状況をチェックするかどうかを指定します。
true
に設定すると、ツールがゼロ以外の終了状況値で終了した場合、Rational Synergy CLI がエラー・メッセージを報告します。
ccm.migrate.default.type
ccm.migrate.default.type
設定は、この設定は、マッピング・ルールは評価されるが、明示的にタイプを設定しているマッピング・ルールがない場合に使用する、デフォルトの Rational Synergy タイプを指定します。 Rational Synergy タイプが指定されていない場合には、移行時、ワークエリアのコンフリクトの検出時、またはオブジェクトの作成時にこの設定が使用されます。
ccm.migrate.new_project.purpose
ccm.migrate.new_project.purpose
設定は、移行操作がインポート・パッケージを生成するときに、プロジェクトに使用するプロジェクト目的を指定します。
ccm.migrate.replacement.character
ccm.migrate.replacement.character
設定は、移行するオブジェクトに Rational Synergy の制限文字が含まれている場合に使用する置換文字を指定します。
ccm.migrate.source.export
ccm.migrate.source.export
設定は、移行操作によって生成されるインポート・パッケージを構成する一時クライアント・ロケーションを指定します。
%temp
キーワードは、クライアントのプラットフォームに依存するロケーションに展開されます。
cli_compare_cmd
cli_compare_cmd
設定は、ファイルを比較するときに使用するコマンドを指定します。設定しない場合、Rational Synergy CLI は UNIX クライアントでは
ccm.cli.tools.compare.ascii.unix
の設定値を使用し、Windows クライアントでは
ccm.cli.tools.compare.ascii.windows
の設定値を使用します。
cli_dir_compare_cmd
cli_dir_compare_cmd
設定は、ディレクトリーを比較するときに使用するコマンドを指定します。 設定しない場合、Rational Synergy CLI は UNIX クライアントでは
ccm.cli.tools.compare.dir.unix
の設定値を使用し、Windows クライアントでは
ccm.cli.tools.compare.dir.windows
の設定値を使用します。
cli_proj_compare_cmd
cli_proj_compare_cmd
設定は、プロジェクトを比較するときに使用するコマンドを指定します。 設定しない場合、Rational Synergy CLI は UNIX クライアントでは
ccm.cli.tools.compare.project.unix
の設定値を使用し、Windows クライアントでは
ccm.cli.tools.compare.project.windows
の設定値を使用します。
cli_symlink_compare_cmd
cli_symlink_compare_cmd
設定は、symlink オブジェクトを比較するときに使用するコマンドを指定します。設定しない場合、Rational Synergy CLI は UNIX クライアントでは
ccm.cli.tools.compare.symlink.unix
の設定値を使用し、Windows クライアントでは
ccm.cli.tools.compare.symlink.windows
の設定値を使用します。
conflict_exclude_rules
conflict_exclude_rules
属性は、メンバーシップ・コンフリクト・レポートからメンバーシップ・コンフリクトを除外する条件を制御します。
conflict_parameters
conflict_parameters
設定は、報告対象とするメンバーシップ・コンフリクトのタイプを指定します。 属性値は、
conflict_number
: TRUE|FALSE
の形式の行からなります。ポンド記号 (#) で始まる行は、コメントとして扱われます。
database
これは読み取り専用の設定です。値は、カレント CLI セッションと関連付けられている Rational Synergy データベース・パスです。
dcm_broadcast_dbid
dcm_broadcast_dbid
設定は、ブロードキャスト転送パッケージを表すために使用するデータベース識別子を指定します。 空白の文字列を設定すると、ブロードキャスト・パッケージの受信は無効になります。デフォルト以外の値を使用する場合には、そのデータベース識別子を使用した対応する DCMデータベース定義も作成する必要があります。また、DCM クラスター内の他のデータベースにも同じ変更を適用して、クラスター内のすべてのデータベースが同じ設定を使用するようにしてください。
dcm_log_enabled
TRUE
に設定すると、
dcm_log_enabled
オプションは、DCM 受信操作の一環として、
dcm_log
属性の作成と更新を行うことを指定します。
dcm_log
属性は、DCM 受信によってオブジェクトが更新された日時、または制御のハンドオーバーが行われた日時に関する詳細を記録するために使用します。この設定は、DCM がオブジェクトを更新した理由、方法、および日時を Rational 技術サポートが理解できるようにするための診断支援です。
dcm_time_sync_tolerance
dcm_time_sync_tolerance
設定は、DCM 生成中に転送セットおよびパッケージに含める差分を決定する際に、DCM が許可する時間の許容範囲 (秒単位) を指定します。Rational Synergy サーバーを実行するマシンとエンジン・プロセスを実行するマシンのシステム時刻が、指定された時間の許容範囲内で同期されている場合、DCM は更新を複製します。ただし、マシン間でのシステム時刻の差がこの許容範囲を超過すると、修正されたオブジェクトが転送パッケージに含まれなくなります。
dcm_update_recon_temp
dcm_update_recon_temp
設定は、DCM 受信操作でプロセス・ルールおよびフォルダー・テンプレートを処理するかどうかを制御します。 データベースのローカル再構成テンプレートとフォルダー・テンプレートが別のデータベースから更新されないようにするには、モデル属性を値
FALSE
に設定します。
deep_conflict_detection
deep_conflict_detection
設定は、メンバーシップの深いコンフリクト検出を実行するか、浅いコンフリクト検出を実行するかを指定します。 浅い検出は、プロジェクトで使用されるベースラインに含まれるバージョンで停止します。深い検出は、プロジェクトで使用されるベースラインよりの前のバージョンも考慮します。
default_version
default_version
設定は、ファイルまたはディレクトリーのインスタンスを作成するときに使用するデフォルトのバージョンを指定します。
error
error
設定の値は、最後に実行された CLI コマンドのエラー状況の値です。
expand_on_checkin
タイプ定義で
expand_on_checkin
を
TRUE
に設定すると、この設定は、そのタイプのファイルまたはサブタイプとなっているタイプのファイルで、バイナリー・コンテンツのないファイルについては、ファイルをチェックインするときにキーワード展開を実行することを指定します。 デフォルトでは、基本モデル・タイプ定義はこの設定を定義しません。モデル全体のデフォルト設定では、チェックイン時にキーワード展開を実行しないように指定されます。
include_required_tasks
TRUE
に設定すると、
include_required_tasks
設定は、プロジェクト・グルーピングにタスクを追加するときに、そのタスクが依存する必須タスクも計算して追加することを指定します。
mail_cmd
Rational Synergy はデフォルトのメール・ツールを使用して、DCM の E メール通知を行います。デフォルトのツールではなく、ユーザー自身のメーラーを使用するには、サーバー・インストール
ccm.ini
ファイルの
[Options]
セクションに以下の行を入力します。
mapping_rules
Rational Synergy は、移行中またはワークエリア・コンフリクトを検出したときに、ファイルおよびディレクトリーを無視するかどうかを判断するために、マッピング・ルールを使用します。またこのシステムでは、移行中、オブジェクトを作成するときに明示的にタイプが指定されていない場合、またはワークエリア・コンフリクトを解決してオブジェクトを作成する場合に、オブジェクトの
type
を判断するためにもマッピング・ルールを使用します。
max_object_name_length
max_object_name_length
オプションは、オブジェクト名の長さを制限します。
max_object_version_length
max_object_version_length
オプションは、オブジェクト・バージョンの長さを制限します。
multiple_local_proj_instances
multiple_local_proj_instances
を
TRUE
に設定すると、ローカルで作成されたプロジェクトの別のインスタンスが同じ名前を持っている場合でも、ユーザーがそのプロジェクトを作成できることを指定します。 新規プロジェクトは、別のインスタンス値を使用します。
objreg_address
objreg_address
設定の値は、カレント CLI セッションに使用されるデータベースと関連付けられている Rational Synergy オブジェクト・レジストラーのアドレスです。
parallel_exclude_rules
parallel_exclude_rules
オプションは、パラレル通知から除外するバージョンを定義する一連のルールを含みます。
platforms
platforms
設定の値は、オブジェクトに有効なプラットフォーム名のリストです。
project_purpose_mgr
project_purpose_mgr
設定には、データベース内に定義されるプロジェクト目的を作成または削除できるロールのリストを含めます。 ロールは、少なくとも 1 つのスペース文字で区切る必要があります。
project_subdir_template
project_subdir_template
設定は、ワークエリア・パスに含まれる、プロジェクトに固有の部分のテンプレートを指定します。 プロジェクトを作成またはコピーするときには、このテンプレートが使用されます。また、
ccm wa -pst|-project_subdir_template
コマンドを使用して、指定のプロジェクトのテンプレートを変更することもできます。
range_for_keyword_expand
range_for_keyword_expand
オプションは、オブジェクトの作成時または派生時に、キーワードを処理するためにファイルの先頭から何文字までスキャンするかを設定します。
reconcile.control_files_below_new_project
reconcile.control_files_below_new_project
設定は、同期/レコンサイル操作中にディレクトリーから派生した新規プロジェクトに、非制御のファイルを追加するかどうかを指定します。
reconcile.save_uncontrolled
reconcile.save_uncontrolled
設定は、コンフリクトの解決によってワークエリアから削除された非制御のファイルをワークエリアのゴミ箱に保存する必要があるかどうかを指定します。 このオプションを
TRUE
に設定すると、「ワークエリアをデータベースの内容で更新」操作による解決の結果として非制御のファイルがワークエリアから削除された場合、そのファイルはワークエリアのゴミ箱に保管されます。
reconf_consider_all_cands
reconf_consider_all_cands
設定は、プロジェクトの更新プロパティー内に候補がない場合に、最も適合するデータをディレクトリーに追加することを指定します。 この属性が存在しない場合、または値が
FALSE
である場合、プロジェクトの更新プロパティー内に候補がなければ、ディレクトリー・エントリーは空のままになります。
reconf_prop_mgr
reconf_prop_mgr
設定は、更新テンプレートを作成または編集できるロールを定義します。
reconf_stop_on_fail
reconf_stop_on_fail
設定は、エラーが発生した場合、メンバーの更新操作が停止して以降の処理を中止する必要があるかどうかを指定します。 デフォルトでは、エラーが発生すると、メンバーの更新操作がエラーを報告して停止します。
release_phase_list
release_phase_list
機能は、リリースの開発またはデプロイメントのフェーズを定義します。 この機能を使用して、開発プロセス中にリリース状況を追跡できます。製品の開発フェーズに合わせてこのリストをカスタマイズするか、あるいはデフォルトのリストを使用できます。
require_actual_time
require_actual_time
設定は、タスクを完了タスクとして指定する前に、ユーザーにタスクを完了するまでにかかった実際の時間を入力するように求めるかどうかを指定します。
required_attributes
required_attributes
設定は、タスクを完了タスクとして指定する前に、ユーザーに特定のフィールドへの入力を求めるかどうかを指定します。 必須タスク・フィールドのいずれかが未入力の場合、または無効な値が入力されている場合には、タスクは完了状態に遷移せず、エラー・メッセージが報告されます。
restricted_chars
restricted_chars
設定の値は、オブジェクトの名前またはバージョンに使用できない制限文字のリストです。
restricted_task_admin_roles
restricted_task_admin_roles
設定は、タスクの管理を制限するロールを指定します。 値は、タスクの作成、登録、および割り当てが許可されないロールのそれぞれをスペースで区切ったリストです。デフォルトでは、すべてのロールにタスクの管理が許可されます。
role
role
設定は、カレント Rational Synergy CLI セッションの現在のロールを指定します。
role_definitions
role_definitions
設定は、各ロールのユーザーがどの権限を利用できるかを指定します。
router_address
router_address
設定の値は、カレント CLI セッションに使用されるデータベースと関連付けられている Rational Synergy ルーターのアドレスです。
save_to_wastebasket
save_to_wastebasket
設定は、ワークエリア内の非管理対象ファイルをゴミ箱ディレクトリーに移動するように指定します。
update_db_from_workarea
オプションが
TRUE
に設定されている場合、管理対象ファイルと衝突するファイルはゴミ箱にではなく、データベースにコピーされます。
shared_project_directory_checkin
shared_project_directory_checkin
設定は、共有プロジェクトの書き込み禁止ディレクトリーにオブジェクトを追加または削除するとき、そのディレクトリーを自動的に
統合
状態にチェックインするかどうかを制御します。
start_day_of_week
start_day_of_week
設定は、相対時間キーワード
%this_week_begin
、
%this_week_end
、
%last_week_begin
、および
%last_week_end
を使用するクエリーを計算するときに使用する開始曜日を指定します。 有効なエントリーは 0 から 6 までの整数です。0 は日曜日、1 は月曜日というようになります。
task_platforms
task_platforms
設定は、タスクに有効なプラットフォームの値をリストします。 この情報は、構成ファイル
databasePath/pt/attrange.dft
に定義されます。
task_priorities
task_priorities
設定は、有効なタスク優先度の値をリストします。 この情報は、構成ファイル databasePath/pt/attrange.dft に定義されます。
task_release_propagate
この機能がオンの場合で、
ccm task -modify -release
コマンドまたは GUI の「プロパティー」ダイアログを使用してタスク上のリリースを修正すると、リリースの変更は、以下のルールに従ってタスクに関連付けられているオブジェクトに伝搬されます。
task_resolvers
task_resolvers
設定は、タスクに有効な担当者の値をリストします。 この情報は、構成ファイル
databasePath/pt/attrange.dft
および
databasePath/pt/extusers.dft
に定義されます。
task_subsystems
task_subsystems
設定は、有効なタスク・サブシステムの値をリストします。 この情報は、構成ファイル databasePath/pt/attrange.dft に定義されます。
text_editor
text_editor
設定は、ファイルを比較するときに使用するコマンドを指定します。 設定しない場合、Rational Synergy CLI は、UNIX クライアントでは
ccm.cli.tools.edit.unix
の設定値を使用し、Windows クライアントでは
ccm.cli.tools.edit.windows
の設定値を使用します。
update_baseline_on_update
update_baseline_on_update
設定は、メンバーの更新操作がチェックイン時に新規プロジェクトのベースラインを使用するか、または以前に定義されたベースラインを使用するかを指定します。
update_on_checkin_if_equal
update_on_checkin_if_equal
設定は、タスクが優先するタイム・スタンプを指定します。 エディターを使用するか、あるいはチェックアウトおよびチェックインのスクリプトを実行する場合、ファイルのデータベース・バージョンとワークエリア・バージョンで同じタイム・スタンプを示すことができます。
TRUE
に設定すると、ワークエリアのファイルのタイム・スタンプがデータベース・バージョンのものより新しくないと示された場合でも、Rational Synergy は
update_on_checkin_if_equal
オプションによってワークエリアからデータベースにこのファイルをコピーします。
update_parallel_check
update_parallel_check
設定は、メンバーの更新時にパラレル・バージョン通知を受け取るかどうかを指定します。 このオプションの値は
TRUE
、
FALSE
、またはさらに詳細な通知を取得するための
FULL
に設定できます。
update_replace_subprojects
update_replace_subprojects
設定は、プロジェクトでメンバーの更新操作を実行するときのデフォルトの動作を定義します。 使用可能に設定されている場合、更新操作が最も適切な候補のサブプロジェクトを評価して、現行バージョンのサブプロジェクトをより適切な候補で置き換えることができます。使用不可に設定すると、現行バージョンのサブプロジェクトは変更されません。
user
user
設定は、カレント CLI セッションと関連付けられている Rational Synergy ユーザー名を表示します。
valid_create_roles
valid_create_roles
設定は、プロジェクトをチェックアウトできるロールを指定します。 値は、プロジェクトのチェックアウトが許可されるロールのそれぞれをスペースで区切ったリストです。
wa_template
wa_template
設定は、ワークエリア・パスに含まれる、プロジェクトに固有でない部分のテンプレートを指定します。 プロジェクトを作成またはコピーするときには、このテンプレートが使用されます。また、
ccm wa -set|-path|-setpath
コマンドを使用して、指定のプロジェクトのワークエリア・パスを変更することもできます。
wastebasket
wastebasket
設定は、ゴミ箱ディレクトリーの場所を指定します。
work_area_products_writable
work_area_products_writable
設定は、コピー・ベースのワークエリアを書き込み可能にするかどうかを指定します。 この設定を
TRUE
に設定すると、修正可能コピー・ワークエリア・プロパティーがオフになっているとしても、製品は常にコピー・ベースのワークエリアで修正可能になります。デフォルトは
FALSE
です。これは、コピー・ベースのワークエリア内の製品が書き込み可能であるかどうかは、オブジェクトの修正可能コピー・ワークエリア・プロパティーまたはオブジェクトの状態、あるいはこの両方によって決定されることを意味します。
関連資料
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