デフォルトでは、Rational Synergy のどのユーザー (開発者、ビルド・マネージャーなど) もタスクを作成することができます。タスクは、顧客または技術支援担当員によってサブミットされた変更依頼に基づいて生成して割り当てることもできます。
ユーザーがタスクを作成するとき、だれが問題を解決する必要があるかを知っている場合は、ユーザーはそのタスクをただちに割り当てることができます。例えば、ビルド・マネージャーは、タスクを自身または別のユーザーに割り当てることができます。タスクを作成するユーザーは、そのタスクを自身に割り当てることができます。ユーザーは、タスクを割り当てる場合、そのタスクが組み込まれるソフトウェア・アプリケーションのバージョンを示すリリース値を設定する必要があります。
タスクの割り当て後に、開発者は以下のプロセスを使用します。
カレント・タスクになるいずれかの割り当て済みタスクを選択します。
Rational Synergy は、変更するすべてのオブジェクト・バージョンをカレント・タスクに自動的に関連付けるので、アクションの実行対象となるいずれのオブジェクトも、カレント・タスクに関連付けられます。
追加の変更が必要かどうかを認識するように単体テストを実行します。
タスクを完了する場合、Rational Synergy は最初に、そのタスクに関連付けられているオブジェクトをチェックインします。その時点で、タスクは完了します。 完了タスクは、統合テストのためのビルド・マネージャー、およびさらなる統合テストとシステム・テストのためのビルド・マネージャーで使用できます。完了タスクが統合テストに合格した後で、ビルド・マネージャーは、その完了タスクを他の開発者が使用できるようにします。