DCM 受信時のワークエリアの処理

DCM は受信側データベースにないプロジェクトを受信すると、ソース・データベース内と同じワークエリア・プロパティーを使用してプロジェクトを作成します。

これに対する例外は、ワークエリア・パスが複製されない点です。この例外が発生する可能性があるのは、ワークエリア・パスが存在しない場合か、ワークエリア・パスが受信側データベースで無効になっている場合です。さらに、受信側データベースが同じ LAN 上にある場合も例外が発生します。受信側データベースがソース・データベース内のプロジェクトで使用されたものと同じワークエリア・パスを使用しようとすると、エラーが発生します。そうではなく、受信側プロジェクトでワークエリアの保守が有効になっている場合は、ユーザーが使用したデフォルトのワークエリア・パス・テンプレートに基づいて、新しいデフォルトのワークエリア・パスが指定されます。

新しく受信したプロジェクト用のワークエリアを作成できない場合は、DCM によってそのプロジェクトに対するワークエリアの保守が自動的に無効になります。また、DCM は保守対象ワークエリアなしでプロジェクトを作成しようとします。DCM イベント・ログと、送信される任意の DCM 受信 E メールには、それが行われたことを示す警告が含まれます。 このような操作が行われる理由は、それにより DCM 受信を続行し、プロジェクトにメンバーを取り込むことが可能になるためです。この後、ユーザーは失敗した DCM 受信を再実行せずに、ワークエリアの問題を修正することができます。

デフォルトの動作では、以下のような望ましくない結果になることがあります。


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