チームでは、さまざまな理由で、新しいタイプの関係を必要とする場合があります。チームにとって有用な制御オブジェクト間の関係をトレースする場合、新しいタイプの関係が必要になります。例えば、仕様とそれに対応するソース・コードとの間に associated_spec という関係を作成して、その関係をトレースできます。
CLI を使用して 2 つのオブジェクトを関連付けるか、関連付けを解除するには、関係名、「元の」オブジェクト、および「先の」オブジェクトを指定する必要があります。関係は、以下の例に示すように、さまざまな方法で表示できます。
デフォルトでは、ユーザー定義の関係のセキュリティーやセマンティクスを管理するルールはありません。例えば、デフォルトでは、オブジェクトが変更可能であるかどうかに関係なく、任意の 2 つのオブジェクト間に関係を作成できます。関係がセマンティクス (例: 1 対多、タイプ problem からタイプ task) に準拠するようにする場合、この制約を関係で定義する方法はありません。代わりに、関係を保守し、それらのルールを適用するスクリプトまたはプログラムを記述できます。また、Rational Synergy をカスタマイズすることもできます。