転送モード
転送モードとは、DCM が転送パッケージを宛先データベースに送信する方式のことです。
DCM には、以下の転送モードがあります。
UNIX データベースと Windows データベースの間の転送の場合は、クロスプラットフォーム情報が含まれています。
手動コピー・モード
手動コピー・モードは、転送パッケージを自動で送信したくない場合や、自動転送方式を使用できない場合に使用します。
直接モード
直接モードを使用して転送パッケージを生成すると、その転送パッケージが宛先データベースの転送パス内に直接作成されます。
ローカル・コピー・モード
ローカル・コピー・モードを使用して、転送パッケージを生成することができます。DCM はコピー・コマンドを使用して、その転送パッケージを
generate_directory
から宛先データベースの
receive_directory
に送信します。このコピーは、転送パッケージを生成する Rational Synergy エンジンによって実行されます。
リモート・コピー・モード
リモート・コピー・モードを使用して、転送パッケージを生成することができます。DCM はその転送パッケージを
generate_directory
からリモート宛先データベースの
receive_directory
に送信します。転送パッケージは
rcp
コマンドを使用して送信されます。このコピーは、転送パッケージを生成する Rational Synergy エンジンによって実行されます。
ファイル転送プロトコル・モード
ファイル転送プロトコル (
ftp
) モードを使用して、転送パッケージを生成することができます。DCM はその転送パッケージを
generate_directory
からリモート宛先データベースの転送パスに送信します。転送パッケージは
ftp
コマンドを使用して送信されます。このコピーは、転送パッケージを生成する Rational Synergy エンジンによって実行されます。
ユーザー定義モード
スクリプト・ファイルまたはバッチ・ファイルを使用して転送を実行するには、ユーザー定義モードを使用します。例えばデータを転送前に暗号化する場合に、これが必要になることがあります。
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