パターン・マッチングの使い方の一例は、「メンバーシップ・コンフリクト」ダイアログ・ボックスです。Java™ の正規表現を使用して、以下のフィルター値のいずれかを「メンバーシップ・コンフリクト」ダイアログ・ボックスの「フィルター」フィールドに入力します。
^ で開始する任意のストリングは、 通常の Java 正規表現規則を使用する正規表現として扱われます。以下に例をいくつか挙げます。
^$ は空白値に一致します。これは、^ は行の先頭に一致し、$ は行の末尾に一致するためです。
^Extra.* は、ストリング Extra で開始する任意の行に一致します。この設定は、Extra の完全一致サブストリングとは異なります。完全一致の場合はその行内の任意の場所にある該当ストリングに一致します。
^.*Extra.*は行の任意の位置にあるストリング Extra に一致します。
^T..k は T で開始し、2 文字が続き、さらに k が続くするストリングに一致します (ピリオド文字は任意の単一文字に一致します)。
Java の正規表現は、 Javadoc for Pattern website および Oracle の Web サイトの Sun Developer Network ページに定義されています。
^ で開始しない任意のストリングは完全一致サブストリングとして扱われます。例えば、「as」と入力すると、 Bad Task、Extra Task、Missing Task などの値に一致します。ストリング a.b と 入力すると、aaa.b、a.bbbb、a a a a.b b b b など、行内の任意の位置にあるそのサブストリングに一致します。サブストリングは常に文字どおりに解釈されます。