ccmsrv restore

ccmsrv restore コマンドはアーカイブ・デバイスからサーバーを復元します。

概要

ccmsrv restore [-d|-device archive_device] [-s|-server servername][-y]

用途

アーカイブ・デバイスからサーバーを復元するには、ccmsrv restore コマンドを使用します。

このコマンドは、データベース・サーバー上で、ユーザー informix として実行する必要があります。

詳しくは、『データベース・サーバーのアーカイブおよび復元の概要』を参照してください。

オプションおよび引数

-d|-device archive_device
アーカイブ・デバイスを指定します。アーカイブ・デバイスは、磁気テープ・デバイス名にする必要があります。-d オプションを使用してアーカイブ・デバイスを指定すると、そのデバイスがアーカイブ・コマンドと復元コマンドの両方のデフォルトになります。デフォルトの指定後は、デフォルトを変更するのでない限りこのパラメーターを再指定する必要はありません。
-s|-server servername
データベース・サーバーの名前を指定します。デフォルトは、現在のマシン上のサーバーです。
-y
確認メッセージを表示せずにコマンドを実行します。

/dev/rst8 デバイス上のアーカイブ磁気テープからデータベース・サーバーを復元します。

$ ccmsrv restore -device /dev/rst8

重要

1 つ以上の Informix® チャンク・ファイルを削除した場合は、それぞれを再作成する必要があります。ロー・デバイスの場合は、ロー・デバイス・ファイルを再作成します。クックド・ファイルの場合は、その場所にゼロ長ファイルを作成します。チャンク・ファイルが存在しない場合、ccmsrv restore は失敗します。


フィードバック