バックエンド・セッションの持続数の制御

この設定は、アイドル状態の期間にかかわらず、サーバーがデータベースごとに保持するバックエンド・セッションの数を制御します。この設定の目的は、アイドル状態のデータベースのウォームアップ時間を減らすことです。この設定により、複数のバックエンド・セッションを使用して要求の増加に対応できるようになります。CCM サーバーが最初に始動されるときには、十分な要求がない限り、この数のバックエンド・セッションが自動的に開始されることはありません。ただし、バックエンド・セッションの数がこの値に達した後は、この数が持続されます。

手順

サーバー構成を変更するには、以下を実行します。

  1. サーバーを停止します。
  2. すべてのデータベースに対してこの値を変更するには、ccm.server.properties ファイル内の cm.webserver.persistent.sessions 値を変更します。
  3. 特定のデータベースに対して別の値を設定するには、cm.webserver.persistent.sessions.database name というキーを ccm.server.properties ファイルに作成し、新しい値を割り当てます。
  4. サーバーを再起動して、値の変更を有効にします。

データベース固有の値の設定例については、『バックエンド・セッションの最大数の制御』を参照してください。

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