DCM を効果的に使用できるようにするには、事前にデータベース間での情報の流れについての計画を作成します。
DCM 手法 は、どのデータベースの間でどのような情報を複製するかを定義します。
複製トポロジー は、データベースが相互に直接データを複製するのか、仲介のハブ・データベースを介して複製するのかを定義します。
- DCM 手法 は、どのデータベースの間でどのような情報を複製するかを定義します。
また、その目的を定義し、そのような共有変更からソフトウェア・コンポーネントやアプリケーションを作成する方法も定義します
標準的な DCM 手法を以下に示します。
- 複製トポロジー は、データベースが相互に直接データを複製するのか、仲介のハブ・データベースを介して複製するのかを定義します。
標準的な複製トポロジーを以下に示します。
- DCM 手法と複製トポロジーは、ともに転送の性質と方向を定義します。
以下の質問に答えながら、手法とトポロジーの定義に役立ててください。
- DCM クラスターの目的は何ですか
- DCM クラスター内の各データベースの目的は何ですか
- オブジェクト共有の本来の目的は何ですか (例えば、テスト済みプロジェクトの分散やプロダクトの共有など)。
- 特定のデータベースにローカルで、共有されていないオブジェクトはどれですか
- 特定のデータベースにローカルで、他のデータベースと共有されているオブジェクトはどれですか
- 特定のデータベースにローカルではないが、そのデータベースで使用されているオブジェクトはどれですか
- 各データベースはどのような頻度で転送が必要ですか
- DCM クラスターはオブジェクトの集中管理が必要ですか
- DCM クラスターを管理するのは 1 人ですか (例えば、DCM アドミニストレーター)
DCM 手法は、転送パッケージの内容には関与しません。
転送パッケージはこの手法の実装 の一部で、各ソース・データベースが制御します。
注: 1 つの DCM クラスター内では、複数の異なるソフトウェア・コンポーネントがさまざまな手法を使用できます。
例えば、複数のサイトで開発中のアプリケーションでは、マスターとサテライト手法を使用している場合が考えられます。
一方で、同じクラスター内で、テスト/リリース済みコンポーネントとして出荷されるソフトウェア機能は、公開と登録手法を使用して転送されることが考えられます。