例えば、Windows クライアントで .doc および .dot サフィックスに一致する 2 つのパターンを含んだ msword タイプを定義することができます。Windows クライアントで自動生成されるルールでは、INCLUDE_AUTO_RULES ディレクティブが指定されている場所に、以下の 2 つのルールが含められます。
WHEN %name =~ '.*¥¥.[Dd][Oo][Cc]$' SET type TO 'msword'
WHEN %name =~ '.*¥¥.[Dd][Oo][Tt]$' SET type TO 'msword'
自動生成されるルールを使用することの利点は、タイプ・ベースのルールが、対応するタイプ定義で定義される点にあります。また、タイプ定義をデータベースからエクスポートして別のデータベースにインポートした場合には、対応する移行ルールも同様にインポートされます。これは、DCM を使用していて、データベース間でタイプ定義を複製する場合に特に便利です。
移行ルールの順序は、マッピング・ルールの設定またはファイルによって完全に制御されます。INCLUDE_AUTO_RULES ディレクティブを削除して、移行ルール・ファイルですべてのルールを明示的に定義することができます。また、ファイル内でこのディレクティブの位置を移動して、自動生成されたルールが含められる場所を変更することもできます。
WHEN %name =~ regular_expression SET TYPE TO 'type'
WHEN %name =~ regular_expression IGNORE
INCLUDE_AUTO_RULES ディレクティブによって含められた自動生成ルールを表示するには、ccm show -mar コマンドを使用します。