この情報を複製すると、DCM データベース定義の設定時のステップを自動化するのに役立ちます。また、説明、ロケーション、管理情報などの詳細情報をクラスター全体で一貫して使用可能にする場合にも、複製が役立ちます。
DCM データベース定義内の全情報が複製されるわけではありません。転送モード、パス、自動受信設定などは、データベース定義が同じでもデータベースが違えば異なる可能性があります。例えば、ニューヨークのデータベース NY1 および NY2 と、ロンドンのデータベース LO1 および LO2 からなるクラスターがあるとします。この場合、NY2 の DCM データベース定義では、NY1 の直接転送モードを使用する一方で、LO1 および LO2 の ftp を使用する可能性があります。
データベースの DCM データベース ID が変更されても、この変更は自動的には複製されません。他のすべてのデータベースの DCM アドミニストレーターに、各データベース内の対応する DCM データベース定義を変更後の ID で更新するように通知する必要があります。