個別開発 (Insulated Development) とコラボレーション開発 (Collaborative Development)

個別開発 (Insulated Development) は、他の開発者が行った変更が統合テストに渡されるまでその変更を受け取りたくない場合に行われます。コラボレーション開発 (Collaborative Development) は、変更が統合テストに渡されるまで待つのではなく、他の開発者が行った最新の変更を受け取る場合に行われます。

個別開発 (Insulated Development) は、進行中の変更から開発者が分離される安定的な環境です。コラボレーション開発 (Collaborative Development) では、変更が完了すると同時に、開発者がその変更を共有して共同で作業することができます。

開発者はプロジェクトをチェックアウトするときに、目的 (「個別開発 (Insulated Development)」または「コラボレーション開発 (Collaborative Development)) を選択します。プロジェクトの目的は、「プロパティー」ダイアログ・ボックスで変更できます。目的により、更新されたプロジェクトに追加されるタスクが決まります。「個別開発 (Insulated Development)」を選択すると、最後にテストされたタスクがプロジェクトによって選択します。「コラボレーション開発 (Collaborative Development)」を選択すると、テスト済みかどうかに関係なく、完了したすべてのタスクがプロジェクトによって選択されます。

チームは、テスト後またはチェックイン後のどちらのタイミングで変更を取得するかを選択することができます。個別のレベルは、プロジェクトの更新時に選択されたオブジェクトによって決まります。プロセス・ルールは、プロジェクトの更新プロパティーを自動的にセットアップすることにより、特定の目的用に作成されたプロジェクトの更新方法を定義するためのパターンです。例えば、「個別開発 (Insulated Development)」「コラボレーション開発 (Collaborative Development)」は、デフォルトのプロセス・ルールです。

これらのプロセス・ルールは、「個別開発 (Insulated Development)」「コラボレーション開発 (Collaborative Development)」の目的に対応しています。


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