以下のステップは、ベースラインに削除対象のマークを付ける方法を示しています。これにより、不要なベースラインが削除されます。
不要なベースラインを削除するには、まず削除対象のマークを付けます。ベースラインが不要になった時に削除対象のマークを付けられたベースラインを自動的に削除するように、Save Offline and Delete (オフライン保存と削除) コマンドをセットアップします。
(soad コマンドによって、ユーザーがマークを付けたベースラインを、ユーザーまたは CM アドミニストレーターが削除することができます。)
手順
- 削除するベースラインを検索します。
- 「クエリー」ダイアログ・ボックスでクエリー基準を設定してから、クエリーを実行します。
- 「リリースで検索」を該当するリリースに設定します。
- 正符号をクリックして、クエリーに別のプロパティーを追加します。
- 「目的で検索」に「統合テスト」を設定します。
をクリックして、クエリーを実行します。
- 不要なベースラインに削除対象のマークを付けます。
削除したいベースラインをすべて選択してから、右クリックし、「削除」をクリックします。
「削除」ダイアログ・ボックスに、選択されたベースラインが表示されます。「削除」をクリックします。選択されたベースラインには、削除対象のマークが付いています。
更新操作では、削除対象のマークが付いたベースラインは選択されません。チームがプロジェクト・グルーピングを使用しており、いずれかのプロジェクト・グルーピングが、マークの付いたベースラインを使用している場合、それらのプロジェクト・グルーピングは更新操作中に異なるベースラインを選択します。
CM アドミニストレーターは、「オフライン保存と削除 (Save Offline and Delete)」コマンドをセットアップします。このコマンドは、削除対象のマークが付いたベースラインが使用されなくなると、それらを自動的に削除します。詳しくは、『save_offline_and_delete コマンド』を参照してください。
サイトで、完成したリリースを非アクティブ化することを決定する場合があります。キャッシュ・ファイルの削除 (Deleting cache files) を使用して、プロセス・ルールと古いリリースをリリースからすべて除去します。
余分なリリースおよびプロセス・ルールを保持していても、問題は発生しません。クリーンアップは利便性のために行います。リリースとプロセス・ルールを除去すると、対応するダイアログ・ボックスで関連情報を見つけやすくなります。
さらに、プロジェクト・グルーピングがベースラインを使用している間、またはプロセス・ルールがベースラインを使用している間は、そのベースラインを削除できません。ベースラインと、それにチェックインされたプロジェクトおよびプロダクトを削除しようとするとき、関連プロジェクトまたはプロダクトの 1 つ以上が、そのベースラインに含まれないプロジェクトのメンバーである場合も、ベースライン削除操作は正常に実行されます。ただし、プロジェクトまたはプロダクトは削除されません。さらに、ベースライン内のプロジェクトが、別のベースラインのメンバーであるか、ベースライン・プロジェクトである場合、削除操作は正常に実行されますが、プロジェクトは削除されません。
古いベースラインを削除するには、その前に、無効になったプロジェクト階層を削除し、その結果空になったプロジェクト・グルーピングを削除します。ただし、空のプロジェクト・グルーピングであっても、所有者が明示的にそのグルーピングに追加したか、またはそこから削除したタスクについて、重要な情報がまだ含まれている可能性があります。
明示的に追加または削除されたタスクがない空のプロジェクト・グルーピングを見つけて削除するには、以下のコマンドを使用します。
ccm
set role ccm_admin
ccm query
–t project_grouping "is_no_project_grouping() and has_no_added_task_in_pg()
and has_no_removed_task_in_pg()"
タスクの結果
ccm delete @ベースラインを削除対象としてマーク付け