base.cpk ファイルを解凍すると、データベースを素早く容易に作成できます。データの増加に対応できるだけの十分な大きさのファイル・システムにデータベースを作成してください。
始める前に
インストール時に、ユーザー informix に対して CCM_HOME と PATH をセットアップしなかった場合、ここでこれらの環境変数を設定します。
このタスクについて
詳しくは、『データベース・スペースのモニター』を参照してください。
手順
- ユーザーを ccm_root に設定します。
$ su - ccm_root
Password: *****
- 基本データベースが含まれている base.cpk ファイルを解凍します。
このコマンドを使用するには、ORACLE_HOME および ORACLE_SID が既に設定されているか、または -s オプションを使用する必要があります。デフォルトのサーバー名を使用しない場合は、ccm unpack コマンドで -s servername オプションを使用する必要があります。
$ ccmdb
unpack base.cpk -to /vol/hydra/ccmdb/database_name
- 必要に応じて、区切り文字を変更し、ユーザーを追加します。
このデータベースの区切り文字を変更する場合は、ここで変更してください。
ccm delimiter コマンドについて詳しくは、Rational® Synergy CLI ヘルプを参照してください。
- Rational Synergy セッションを ccm_admin ロールで開始します。
$ ccm start
-d database_path -r ccm_admin
パスワードの入力を求めるプロンプトが出された場合は、ファイアウォールを介してクライアント・セッションに接続しようとしています。続行するにはパスワードを入力する必要があります。
- 区切り文字を、このデータベースで使用する新しい文字に変更します。例えば、区切り文字をコンマに設定するには、以下のように入力します。
$ ccm delim ","
- ユーザーを追加します。
Rational Synergy データベースにユーザーを追加する場合は、ここで追加してから次のステップに進んでください。
Rational Synergy データベースにユーザーを追加する必要がない場合は、次のステップに進みます。
- Rational Synergy セッションを終了します。
$ ccm stop
- データベースのチェックおよびバックアップ計画を実施し、それを毎日実行します。
- ユーザー ccm_root を終了します。
注: 万一のシステム障害に備えて、データベースのチェックとバックアップを少なくとも 1 日 1 回実行する必要があります。データベースが破損した場合、データベースのバックアップが必要です。バックアップがなければ、すべてのデータが失われる可能性があります。