プロセス・ルールのプロパティーの変更

プロセス・ルールは、プロジェクトの更新方法を指定します。

このタスクについて

プロセス・ルールを検索するには、オブジェクトの検索を参照してください。

手順

  1. プロパティーを変更したいプロセス・ルールを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
  2. プロパティー」ダイアログ・ボックスで、必要に応じて「プロパティー」タブのフィールドを変更します。
    • 説明

      プロセス・ルールについての短い説明が示されます。

    • リリース

      プロセス・ルールにリリース・セットがある場合は、それがリリース・フィールドに示されます。リリースを変更することはできませんが、リリースを右クリックして選択を行うことにより、操作することができます。

    • 目的

      このフィールドは、プロセス・ルールが特定のリリースに使用される前にはアクティブです。

      参照ボタンをクリックし、「目的」ダイアログ・ボックスを使用して、目的を設定、作成、削除、または編集することができます。

    • 作成元

      「作成元」フィールドには、このプロセス・ルールを作成するために使用されたプロセス・ルールが表示されます。このフィールドを変更することはできませんが、リリースを右クリックして選択を行うことにより、操作することができます。

    • 修正可能 DB

      データベースで DCM を使用できるようになっている場合、このフィールドはアクティブになります。

      このリストは、どのデータベースがフォルダー・テンプレートを制御するかを示します。フォルダー・テンプレートを変更するには、制御を行うデータベース内に、そのテンプレートが存在している必要があります。リストの値に応じて、以下のボタンが表示されます。

      フォルダー・テンプレートが現在のデータベースで制御されている場合、「管理の付与」「管理の受け取り」、および「キャンセル」ボタンが表示されます。ボタンは以下に定義されているとおりです。

      フォルダー・テンプレートが別のデータベースで制御されている場合、「管理設定」「管理の受け取り」、および「キャンセル」ボタンが表示されます。ボタンは以下に定義されているとおりです。

      フォルダー・テンプレートが、別のデータベースが制御を担当するのを待機している場合、「管理設定」「管理の引き継ぎ (Take Control From)」「管理の受け取り」、および「キャンセル」ボタンが表示されます。ボタンは以下に定義されているとおりです。

      「管理の付与」をクリックすると、他のデータベースのうち制御を許可するように設定されたデータベースのリストが表示されます。「管理の受け取り」をクリックすると、すべてのデータベースのリストが表示されます。「管理設定」をクリックすると、制御が現在のデータベースに設定されます。

  3. 必要に応じて、「ベースライン・プロジェクト」タブのフィールドを変更します。

    表示されるオプションは、プロセス・ルールにリリース・セットがあるかどうかによって異なります。

    • 最新: 公開ベースライン、静的プロジェクト、静的またはビルド管理プロジェクト

      これらのフィールドを使用して、特定のリリースまたはそのリリースのキーワード (%release または %baseline_release のいずれか) を設定します。キーワード %release は、ベースラインのリリース値がプロセス・ルールと同じでなければならないことを意味します。キーワード %baseline_release は、ベースラインのリリース値がプロセス・ルールのベースライン・リリースと同じでなければならないことを意味します。これらのキーワードを使用して、任意のリリースで使用できるベースライン検索順序を含むデフォルト・プロセス・ルールをセットアップします。

      例えば、目的が「統合テスト」であるリリース 2.3 のプロセス・ルールを考えます。ベースラインの検索に、%release/統合テスト、および %baseline_release/任意というリリース/目的のペアが使用されており、プロセス・ルールが最新のベースラインを使用している場合、以下のロジックを使用して、ベースラインを検索します。リリース値が 2.3 で、目的が「統合テスト」である公開ベースラインがある場合は、それが使用されます。リリース 2.3 についてベースラインが公開されなかったか、またはリリースされなかったために、公開ベースラインがない場合、リリース 2.2 の最新の公開ベースラインが使用されます。プロセス・ルールは、新規リリースのベースラインが公開またはリリースされるまで、最終ビルドに対応する公開ベースラインが新規リリースのベースラインとして使用されるように指定することができます。

    • プロセス・ルールに指定されたベースライン/固有のベースライン

      プロセス・ルールが汎用プロセス・ルールである場合、「プロセス・ルールに指定されたベースライン」オプションが表示されます。プロセス・ルールが現在リリース固有のプロセス・ルールであり、「プロセス・ルールに指定されたベースライン」を設定して汎用プロセス・ルールが作成された場合、「固有のベースライン」オプションが表示されます。

      ユーザーは、プロジェクト・グルーピングのベースラインを検出する方法を指定しています。固有のベースラインを指定してプロセス・ルールを汎用のままにすることは望んでいません。

      後から、このプロセス・ルールをリリースに追加すると、リリース固有のプロセス・ルールが自動的に作成されます。次の段落で説明されているように、固有のベースラインを設定してください。

      固有のベースラインを選択して、プロジェクト・グルーピング用のベースラインを設定します。このオプションをクリックしてから、「参照」をクリックして、設定したいベースラインを検索します。

      ベースライン選択」ダイアログ・ボックスを使用して、検索の範囲を絞り込むための属性を入力します。

      ベースラインを選択して、「OK」をクリックします。

    • プロジェクト・グルーピングに指定されたベースライン

      このオプションを設定した場合、プロセス・ルールはベースライン・プロジェクトの検出方法を指定しません。プロジェクト・グルーピング上のベースライン・プロジェクトを指定できます。例えば、「カスタム開発」プロセス・ルールは、この設定を使用します。

  4. 必要に応じて、「タスク」タブでフォルダーまたはフォルダー・テンプレートを追加または削除します

    フォルダー・テンプレートは、フォルダーを作成します。 フォルダーによって、プロジェクト・グルーピング用に収集されたタスクがグループ化されます。

    プロセス・ルールがリリース固有のプロセス・ルールである場合、フォルダーまたはフォルダー・テンプレートを追加または削除できます。プロセス・ルールが汎用プロセス・ルールである場合は、フォルダー・テンプレートのみを追加または削除できます。

    追加するには、正符号をクリックします。「フォルダーまたはフォルダー・テンプレートを選択」ダイアログ・ボックスを使用して、検索の範囲を絞り込むための属性を入力します。

    削除するには、不要になったフォルダーまたはフォルダー・テンプレートをクリックしてから、その横にある負符号をクリックします。

  5. 転送セット・メンバーシップを表示および変更します。
  6. 「OK」をクリックして、変更を保存します。

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