以下のプロセスでは、パッチを作成するためのステップの概要を示します。
手順
- タスク (1 つ以上) を作成し、パッチのリリースを行う適切な開発者にそのタスクを割り当てます。
- 開発者にプロジェクト情報と新規リリース値を提供します。
開発者はベースライン・リリースから新規開発プロジェクトをコピーし、カレント・タスクを設定する必要があります。開発者はその後、問題を診断して修正し、単体テストを行い、カレント・タスクを完了します。
注: 問題を修正する開発者は、ファイルをチェックアウトする前にリリース値をプロジェクトに設定する必要があります。開発者はまた、チェックアウトするオブジェクトが正しいタスクと自動的に関連付けされるようにカレント・タスクを設定する必要があります。このステップに従わない場合、開発者はいくつかの手動ステップを実行して、パッチが正しいオブジェクトを含むようにする必要があります。
また、開発者はパッチ・プロジェクト内の他の作業を実行できません。チェックアウトする他のバージョンには、パッチ・リリース値を使用してタグ付けしないでください (誤ってパッチに含まれてしまうため)。
- パッチが適用される各プロジェクトに対してシステム・テスト・プロジェクトを作成します。
システム・テスト・プロジェクトを作成するステップと同じステップに従いますが、以下の点は例外です。
パッチに含まれるプロジェクトのみコピーしてください。
システム・テスト・プロジェクトの作成については、システム・テスト・プロジェクトの作成で説明しています。
注: 統合 prep パッチ・プロジェクトは必要ありません。
- 『特定のタスクのあるビルド』を参照してください。
- テスト域をセットアップします。
パッチのテスト域をセットアップするには、リリース対象のソフトウェアのコピーをインストール域にインストールし (patch_test_1.2 など)、パッチ用にビルドされたプロダクトをその領域にコピーします
(理想的には、顧客がインストールする方法と同じ方法でパッチをインストールします)。
パッチをインストールするための特別なユーティリティーがある場合、代わりにそれを使用します。
- システム・テストが進行します。不具合が見つかった場合、サイクルを 1 から再び開始します (ただし、2 と 3 は繰り返さないでください)。
- パッチが品質標準をパスしたら、顧客がパッチを使用できるようにします。
- 新規プロジェクトをチェックインし、新規プロジェクトと、階層内の他のプロジェクトを含むベースラインを作成します。