Rational Synergy 環境のセットアップ

インストールの後に、以下の手順を使用して Rational® Synergy 環境をセットアップします。

手順

X アプリケーション向けに Rational Synergy 環境 CCM_HOME および PATH をセットアップするには、以下の手順を実行します。

  1. Rational Synergy 用の X アプリケーション・デフォルト・ファイルを、クライアント (インターフェース・プロセス) を実行するすべてのコンピューターの app-defaults ディレクトリーにコピーします。
    • Open Windows を使用するすべての Oracle Solaris プラットフォーム:
      root# cp $CCM_HOME/etc/Ccm /usr/openwin/lib/app-defaults
    • それ以外のすべてのプラットフォーム (CDE を使用する Oracle Solaris を含む):
      root# cp $CCM_HOME/etc/Ccm /usr/lib/X11/app-defaults
    • 混合環境の場合は、OpenWindows プラットフォームと OpenWindows を使用しないプラットフォームの両方のファイルをコピーします。
  2. Oracle Sun OpenWindows でのみ、X11 変換テーブルがインストール済みであることを確認します。インストールされていない場合は、X11 変換テーブルをコピーします。
    root# cp $CCM_HOME/etc/XKeysymDB /usr/openwin/lib
  3. ccm_root 環境変数を設定します。

    一部の Rational Synergy コマンドは、パス内に tsort コマンドを必要とします。インストール済み環境をチェックして、パスに tsort を挿入する必要があるかどうかを確認します。例えば、Oracle Solaris では /usr/ccs/bin 内に tsort が入ります。

    1. ユーザー ccm_root のコマンド・パスを設定します。
      $ su - ccm_root
      Password: *****
      $ vi .profile

      .profile ファイルがシェルの正しいファイルでない場合は、正しいファイルを編集します (例えば .cshrc または .login)。

      以下の行を追加し、ユーザー ccm_root を終了します。

      CCM_HOME=ccm_home; export CCM_HOME
      PATH=$CCM_HOME/bin:$PATH:/usr/ccs/bin; export PATH
      exit

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