DCM 計画ワークシート

データを送受信する前に、DCM 計画ワークシートを使用して、generate ディレクトリーと receive ディレクトリーに必要な空きディスク・スペースの量を概算してください。これらのディレクトリーは一般に、ソース・データベースと宛先データベースにあります。
DCM ディスク・スペース計画ワークシート
1. ソース・オブジェクト
  • 転送されるソース・オブジェクトの平均サイズを概算します。

    例えば、プロジェクト階層に 100 KB のソース・ファイルがいくつかあり、残りのソース・ファイルは 30 KB 以下という場合は、平均ソース・オブジェクト・サイズの高めの (安全な) 概算値として 80 KB を選択すると良いでしょう。

  平均ソース・サイズ = __________________ KB
  • 定期転送時のオブジェクト数を概算します。

    例えば、転送するプロジェクトが 5 つあり、各プロジェクトに 200 のソース・オブジェクトが含まれているとします。転送間隔が 1 日 1 回で、次回の転送が行われるまでの間に各プロジェクトで平均 150 のメンバーが変更されると想定される場合、1 回の転送に含まれるソース・オブジェクトの数は 750 になります。

    注: 一般に、初回の転送に含まれるオブジェクトの数は、定期的に転送されるオブジェクトの数よりも多くなります。例えば、プロジェクトが 5 つあり、それぞれに 200 個のファイルがある場合、初回の転送時には少なくとも 1,000 個のソース・オブジェクトが含まれます。履歴付きでオブジェクトを転送する場合で、なおかつ各ソース・ファイルに平均 6 つのバージョンがある場合、転送に含まれるソース・ファイルの数は 6,000 になります。
平均ソース数 = __________________ オブジェクト
  • 履歴付きでオブジェクトを転送する場合、変更されたオブジェクトごとに少なくとも 2 つのオブジェクトが転送されます。したがって、履歴なしで転送する場合は履歴係数を 1、履歴付きで転送する場合は履歴係数を 2 にして、ソース・オブジェクトの平均数をその係数で乗算してください。
履歴係数 = __________________ (1 または 2)
  • ソース・サイズを概算します。
ソース・サイズ = 平均ソース・サイズ x
平均ソース数 x
履歴係数 =

__________________ KB
  • ソース・オブジェクトと関連付けられたその他の属性用に 10% のオーバーヘッドを加算して、合計ソース・サイズを計算します。
  合計ソース・サイズ = ソース・サイズ x 1.10 =

__________________ KB
.
2. プロダクト・オブジェクト
  • 転送されるプロダクト・オブジェクトの平均サイズを概算します。

    例えば、プロジェクト階層に 500 KB のプロダクト・ファイルがいくつかあり、残りのプロダクト・ファイルは 150 KB 以下という場合は、平均プロダクト・オブジェクト・サイズの高めの (安全な) 概算値として 300 KB を選択するとよいでしょう。

平均プロダクト・サイズ = __________________ KB

  • 定期転送時のプロダクト数を概算します。

    例えば、転送するプロジェクトが 5 つあり、各プロジェクトに 3 つのプロダクト・オブジェクトが含まれているとします。転送間隔が 1 日 1 回で、次回の転送が行われるまでの間に各プロジェクトで平均 2 つのプロダクトが変更されると想定される場合、1 回の転送に含まれるプロダクト・オブジェクトの数は 10 になります。

平均プロダクト数 = __________________
  • 履歴付きでオブジェクトを転送する場合、変更されたオブジェクトごとに少なくとも 2 つのオブジェクトが転送されます。したがって、履歴なしで転送する場合は履歴係数を 1、履歴付きで転送する場合は履歴係数を 2 にして、プロダクトの平均数をその係数で乗算してください。
履歴係数 = __________________ (1 または 2)
  • プロダクト・サイズを概算します。
プロダクト・サイズ = 平均プロダクト・サイズ x
平均プロダクト数 x
履歴係数 =

__________________ KB
  • プロダクト・オブジェクトと関連付けられたその他の属性用に 10% のオーバーヘッドを加算して、合計プロダクト・サイズを計算します。
    注: プロダクト・オブジェクトと関連付けられた属性用のオーバーヘッドは、10% を超えても構いません (例えば、部品表を生成する場合など)。
合計プロダクト・サイズ = プロダクト・サイズ x 1.10 =

__________________ KB
.
3. タスク
タスクの数を 1 KB で乗算して、1 回の転送で実行されるタスクの平均数に必要なスペースを概算します。
.
合計タスク・サイズ = タスク数 x 1 KB =

__________________ KB
4. フォルダー
フォルダーを転送する場合は、1 つのフォルダーに 50 個のタスクが格納され、各フォルダーに必要なディスク・スペースは 1 KB になると想定します。タスクの数を 50 で除算し、その商を 1 KB で乗算して、1 回の転送で処理されるフォルダーの平均数に必要なスペースを概算します。
注: クエリー・ベースのフォルダーは、時間の経過に伴いサイズが増えていきます。概算時にはこの情報を考慮に入れてください。

合計フォルダー・サイズ = タスク数 / 50 x 1 KB =

__________________ KB
5. プロジェクトおよび依存ファイル
  • 各プロジェクト・オブジェクトをエクスポートするには、ccm export コマンドを使用します。

    ccm export /t export_directory /h project_name-version:project:dbid#1
  • 各エクスポート・ディレクトリーのサイズ (キロバイト単位) を求めるには、ユーザー選択のコマンド (Windows の場合は dir、UNIX の場合は du -k など) を使用します。
  エクスポート・ディレクトリー 1 のサイズ +
エクスポート・ディレクトリー 2 のサイズ +
エクスポート・ディレクトリー N のサイズ =


__________________ KB
6. 合計サイズ
必要な合計ディスク・スペースを計算します。
合計サイズ =
合計ソース・サイズ +
合計プロダクト・サイズ +
合計タスク・サイズ +
合計フォルダー・サイズ +








__________________ KB
7. 生成ディレクトリーの合計サイズ
generate_directory に対して、ステップ 6 で計算した合計サイズの少なくとも 2.5 倍を割り振ります。
generate_directory の合計サイズ =


合計サイズ (ステップ 6) x 2.5

__________________ KB
.
転送パッケージを次々に送信する場合 (つまり転送がキューに入れられる場合) は、転送パッケージごとにスペースを割り振る必要があります。また、転送操作が失敗すると、成功した場合よりも多くのディスク・スペースが必要となる点にも留意してください。
8. 受信ディレクトリーの合計サイズ
receive_directory に対して、ステップ 6 で計算した合計サイズの少なくとも 2.0 倍を割り振ります。
.
receive_directory の合計サイズ =


合計サイズ (ステップ 6) x 2.0

__________________ KB
転送パッケージを次々に受信する場合 (つまり受信がキューに入れられる場合) は、転送パッケージごとにディスク・スペースを割り振る必要があります。また、受信操作が失敗すると、成功した場合よりも多くのディスク・スペースが必要となる点にも留意してください。
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注: 生成操作と受信操作の両方でデータベースが使用される場合は、その generate_directoryreceive_directory に使用可能なスペースがなければなりません。

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