システム・テスト・サイクルの遵守

システム・テスト・サイクルを使用して、開発者による継続的な変更から独立した特定のタスクのセットについて、詳細なテストを実行します。 目的は、品質標準を満たすインストール域またはリリース・メディアを作成することです。

このタスクについて

システム・テスト・サイクルには以下の手順が含まれます。

システム・テスト・プロジェクトに追加するタスクを選択すると、選択されたタスクは継続的な変更から独立します。タスクを選択することによって、ソフトウェアが合意された品質標準を満たすまでの間、継続的な変更作業から離れた状態でソフトウェアをビルド、修正、およびテストできます。

ほとんどの統合の問題は、ソフトウェアがシステム・テスト・レベルに移動する前に解決されているため、システム・テスト域は安定度が高く、ビルドが簡単です。

システム・テスト・サイクルは通常、リリースなどのマイルストーンの準備として使用されます。システム・テスト・サイクルの頻度とテストのレベルは、以下のようにいくつかの状況によって異なります。

以下の概要により、システム・テストのビルド・サイクルに含める内容が理解できます。

手順

  1. システム・テストのビルド管理プロジェクト階層を更新し、コンフリクトを表示し、コンフリクトを解決して、ビルドを実行します。 クリーンなシステム・テスト域を取得することが目的であるため、コンフリクトの表示と解決は慎重に行います。その後、テストを行うシステム・テスト・インストール域またはメディアを作成できます。
  2. 結果のプロダクトをテストします。不具合が見つかったら、タスクを作成します。
  3. システム・テスト域の品質標準を満たすために必要な不具合の修正を行うには、以下を実行します。
    • プロジェクト・チームは修正する問題を決定します。
    • 問題を修正するためのタスクが開発者に割り当てられます。
    • 開発者は新規タスクをカレント・タスクとして設定し、問題を修正します。
    • 開発者がカレント・タスクを完了します。開発者はタスクが完了したことを通知します。
    • ビルド・マネージャーは完了したタスクをシステム・テスト・フォルダーに追加します (1 に戻ります)。
  4. システム・テスト域が合意された品質標準を満たしたら、システム・テスト域を一般に使用できるようにするか、顧客にリリースします。リリースするプロジェクトを含める方法については、ベースラインの作成を参照してください。

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