バックアップの準備

論理ログ・ファイルをバックアップするには、前提条件としてデータベース・サーバーをアーカイブする必要があります。先に進む前に、データベース・サーバーをアーカイブしてください。

このトピックでは、Windows および UNIX での手順を記載します。

Windows

手順

  1. 自分が Informix-Admin グループ・メンバーであり、ローカル管理者 として作業していることを確認します。

    このコマンドは、Informix サーバーが常駐するマシン上で実行する必要があります。

  2. 磁気テープの容量が適切であることを確認します。
  3. データベース・サーバーをオフラインにします。

    > ccmsrv offline

  4. 定期的なデータベース・サーバーのアーカイブ・デバイスとは異なる磁気テープを使用するように、Informix サーバーのパラメーター・ファイルで tape パラメーターを変更します。
    > ccmsrv modify /p LTAPEDEV /v ¥¥.¥TAPE1
    > ccmsrv modify /p LTAPESIZE /v 1000000

    ¥¥.¥TAPE1 は、磁気テープ・デバイスの名前です。

    1000000 は、KB 単位の磁気テープ・サイズです。

  5. データベース・サーバーをオンラインにします。

    > ccmsrv online

  6. データベース・サーバーがオンラインであることを確認してください。

    > ccmsrv status

  7. 変更したパラメーターが有効になるように、Informix サーバーのレベル 0 のアーカイブを実行します。

    > ccmsrv archive /level 0

    データベース・サーバーのアーカイブが正常に完了したら、次のアーカイブを同じ磁気テープに置くことができます。

UNIX

始める前に

インストール時に、ユーザー informix に対して CCM_HOMEPATH を設定しなかった場合は、ここでこれらの環境変数を設定します。

手順

  1. データベース・サーバーに、ユーザー root としてログオンします。
  2. ユーザーを informix に設定します。
    root# su - informix
    Password: *****
  3. データベース・サーバーをオフラインにします。

    $ ccmsrv offline

  4. 定期的なデータベース・サーバーのアーカイブ・デバイスとは異なる磁気テープを使用するように、データベース・サーバーのパラメーター・ファイルで tape パラメーターを変更します。

    例えば、磁気テープ・デバイスを /dev/rst9 に変更し、磁気テープ・サイズを 500,000 KB に変更するには、以下のようにします。

    $ ccmsrv modify -p LTAPEDEV -v /dev/rst9
    $ ccmsrv modify -p LTAPESIZE -v 500000
  5. データベース・サーバーをオンラインにします。

    $ ccmsrv online

  6. データベース・サーバーがオンラインであることを確認してください。

    $ ccmsrv status

  7. レベル 0 のサーバー・アーカイブを実行します。

    パラメーターを変更したため、データベース・サーバーのレベル 0 のアーカイブを実行します。

    例えば、データベース・サーバーのパラメーター・ファイルで定義された磁気テープ・デバイスとサイズを使用して、current データベース・サーバーの Level 0 のアーカイブを作成するには、以下のようにします。

    $ ccmsrv archive -level 0

    データベース・サーバーのアーカイブが完了したら、次のアーカイブを同じ磁気テープ (またはファイル) に置くことができます。


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