テスト用のアプリケーションの提供

顧客にアプリケーションを提供する一般的な方法としては、DVD、CD-ROM、あるいはユーザーがアプリケーションを実行できるインストール領域などがあります。

インストール領域とは、自分のソフトウェア・アプリケーションの 1 バージョンをインストールして、ユーザーがそのアプリケーションを実行できるようにすることができる、ファイル・システム内の場所です。 インストール領域は、テストのため、問題を再現するため、または社内で独自のアプリケーションを使用するために使用されます。この領域は通常、アプリケーションの実行に必要な、実行可能プログラム、ライブラリー、バッチ・ファイルまたはスクリプト、およびデータ・ファイルと構成ファイルで構成されています。

ビルド・マネージャーは、さまざまな用途のために多数のインストール領域をセットアップします。例えば、自分のチームが作業している、一般リリース用の rel_int/3.2 という名前のインストール領域を用意します。 SQE チームがその一般リリースをテストするための別のインストール領域もあり、その領域の名前を rel_sqe/3.2 とします。rel_sp/3.1 という名前の、サービス・パック用のもう 1 つのインストール領域も用意します。

さまざまな方法でテスト用のアプリケーションを提供できます。ある一般的な方法の説明については、インストール・プロジェクトの作成を参照してください。


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