オブジェクト・レジストラーは、Rational® Synergy データベース・オブジェクトに加えられたすべての変更を登録して、データベースの各ユーザー表示を最新の状態に保ちます。データベース・サーバー・マシンで、常にデータベース・ホストごとに 1 つの objreg プロセスを実行する必要があります。データベース・オブジェクト・レジストラーを実行するホストを判別するには、ccmdb info database_path
-k HOSTNAME コマンドを実行します。
始める前に
インストール時に、ユーザー ccm_root に対して CCM_HOME と PATH をセットアップしなかった場合は、今すぐこれらの環境変数を設定します。
このタスクについて
ccm_objreg または ccm_start_daemons コマンドを実行して、このプロセスを開始します。
オブジェクト・レジストラーのデフォルト・ログ・ファイルは $CCM_HOME/log/ccm_objreg.log です。
手順
- オブジェクト・レジストラーを始動します。
- ユーザーを ccm_root に設定します。
$ su - ccm_root
Password: *****
- オブジェクト・レジストラーを始動します。
$
ccm_objreg
- ユーザー ccm_root を終了します。
- オブジェクト・レジストラーを停止します。
- ユーザーを ccm_root に設定します。
$ su - ccm_root
Password: *****
- objreg のプロセス ID を見つけます。 $ ccm
monitor -process objreg
以下の例のような出力が表示されます。
Rational Synergy process monitor...1 process(es) located:
user process host port pid database path
---- ------- ---- ---- --- -------------
ccm_root objreg orbit 34525 7288 -
objreg のプロセス ID (例えば 7288) を書き留めます。
- オブジェクト・レジストラー・プロセスを停止します。
$
kill process_ID
- ユーザー ccm_root を終了します。