delimiter コマンド

delimiter コマンドは、区切り文字の値を示します。デフォルトはダッシュ文字です。区切り文字として、使用を制限されていない文字を設定します。区切り文字を設定する際には、データベースに対して設定します。

区切り文字を変更する主な理由は、データベースのオブジェクト名で使用されている文字を使用しないようにすることです。CM アドミニストレーターは、デフォルトの区切り文字が、名前にダッシュ文字が含まれているオブジェクトと競合していないことを確認します。競合する場合は、ユーザーがデータベースで作業を開始する前にデフォルトの区切り文字を変更してください。

注: Rational® Synergy の管理下にあるソフトウェアを移行する前に、データベースの区切り文字を変更してください。区切り文字はいつでも変更できます。プロジェクトがデータベース内にあるときに区切り文字を変更する場合、この区切り文字を含むプロジェクトのワークエリア・パスを変更する必要があります。

区切り文字を変更してインターフェースを再始動した後で作成される新規プロジェクトでは、設定された新しい区切り文字が使用されます。既存のプロジェクトのワークエリア・パスは影響を受けません。

注意:
区切り文字を変更すると、ワークエリアに影響することがあります。詳しくは、『work_area コマンド』を参照してください。

命名上の制約

ccm delimiter コマンドで区切り文字としての使用が禁止されている文字があります。このような文字については、命名およびフォーマットで説明します。

区切り文字を制限文字とするかどうかを制御できます。非プロジェクト・オブジェクト名の制限の変更については、『allow_delimiter_in_name』を参照してください。バージョン、タイプ、インスタンス、プロジェクトでは、やはり区切り文字は使用を制限されています。

delimiter コマンドは、以下のサブコマンドをサポートしています。


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