移行オブジェクト、プロパティー、およびマッピング・ルール

移行されるファイルや検出されたワークエリア・コンフリクトなどのオブジェクトに対してマッピング・ルールが評価されるときには、対応する移行オブジェクトによってそのオブジェクトが表されます。

移行オブジェクトは、作成される可能性がある潜在的な Rational® Synergy オブジェクトを表したものであるか、オブジェクトが存在する場合は実際の Rational Synergy オブジェクトを表したものです。

それぞれの移行オブジェクトには、以下のようにいくつかの属性が最初に割り当てられます。

表 1. モデル・オブジェクト属性
属性 タイプ
create_time Date ファイル、ディレクトリー、またはシンボリック・リンクの作成時刻。
modify_time Date ファイル、ディレクトリー、またはシンボリック・リンクの変更時刻。
owner String 現行セッションに関連付けられている Rational Synergy ユーザー。
release String 関連タスクのリリース属性。

マッピング・ルールでは、条件およびアクションで使用される式でこれらの属性の値を参照できるほか、移行オブジェクトでそれらの属性を設定したり新規属性を作成したりすることができます。


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