ワークエリア・コンフリクトの表示

ワークエリア・コンフリクトを特定して表示できます。ただし、このコマンドを使用してコンフリクトを解決するアクションを実行することはできません。

このタスクについて

ccm rwa|recon|reconcile -p|-project [-s|-sh|-show] 
        ([-cu|-consider_uncontrolled] | [-iu|-ignore_uncontrolled]) 
        ([-mwaf|-missing_wa_file] | [-imwaf|-ignore_missing_wa_file]) 
        ([-r|-recurse] | [-nr|-norecurse|-no_recurse]) 
        [-if|-ignore_files|-ignore_types file_type,...] [-f|-format format] 
        [-nf|-noformat] ([-ch|-column_header] | [-nch|-nocolumn_header]) 
        [-sep|-separator separator] ([-sby|-sortby sortspec] | 
        [-ns|-nosort|-no_sort]) [-gby|-groupby groupformat] project_spec...
ccm rwa|recon|reconcile [-s|-sh|-show] 
        ([-cu|-consider_uncontrolled] | [-iu|-ignore_uncontrolled]) 
        ([-mwaf|-missing_wa_file] | [-imwaf|-ignore_missing_wa_file]) 
        ([-r|-recurse] | [-nr|-norecurse|-no_recurse]) 
        [-if|-ignore_files|-ignore_types file_type,...] [-f|-format format] 
        [-nf|-noformat] ([-ch|-column_header] | [-nch|-nocolumn_header]) 
        [-sep|-separator separator] ([-sby|-sortby sortspec] | 
        [-ns|-nosort|-no_sort]) [-gby|-groupby groupformat] file_spec..
-ch|-column_header
出力形式で列ヘッダーを使用するよう指定します。詳しくは、『-ch|-column_header』を参照してください。
-cu|-consider_uncontrolled
レコンサイル時に非制御のファイルを考慮するように指定します。ソース管理下にないファイルは、ワークエリア・コンフリクトとして報告されます。-cu|-consider_uncontrolled-if|-ignore_files|-ignore_uncontrolled のいずれも 指定されていない場合、デフォルトでは非制御のファイルを無視します。
-f|-format format
コマンド出力形式を指定します。詳しくは、『-f|-format』を参照してください。

キーワードは、 (%fullname%displayname%objectname) の形式か、%modify_time または %status などの既存の属性の名前とすることができます。

キーワードのリストについては、『組み込みキーワード』を参照してください。

file_spec
レコンサイルするファイルまたはディレクトリーを指定します。
-gby|-groupby groupformat
コマンド出力のグループ化の方法を指定します。詳しくは、『-gby|-groupby』を参照してください。
-if|-ignore_files|-ignore_types file_type,...
指定した拡張子が名前に含まれているファイルをレコンサイルしないように指定します。このオプションは非制御のファイルに対してのみ機能し、-cu|-consider_uncontrolledオプションと共に使用する必要があります。オプション値には、1 つ以上のファイル拡張子をコンマで区切ったリストを使用します。

個々のプロジェクトに追加の 無視するパターン を設定して、正規表現セットの仕様をワークエリアの同期操作で無視することができます。プロジェクトのルート・ディレクトリーに、synergy_ignore_file_pattern.txt と呼ばれる制御ファイルを作成します。このファイルは、UTF-8 エンコードを使って読み取られます。このファイルの構文は、無視されるパターンを定義した「GUI オプション」ダイアログで使用される構文と同じです。

-imwf|-ignore_missing_wa_file
ワークエリアから欠落しているファイルを無視して、ワークエリア・コンフリクトとして報告しないよう指定します。デフォルトでは、欠落しているワークエリア・ファイルが無視されます。
-iu|-ignore_uncontrolled
レコンサイル中に非制御のファイルを無視するように指定します。-cu|-consider_uncontrolled-if|-ignore_files|-ignore_uncontrolled のいずれも 指定されていない場合、デフォルトでは非制御のファイルを無視します。
-mwaf|-missing_wa_file
欠落しているワークエリア・ファイルをコンフリクトとして報告するように指定します。デフォルトでは、欠落しているワークエリア・ファイルが無視されます。
-nch|-nocolumn_header
出力形式で列ヘッダーを使用しないよう指定します。詳しくは、『-nch|-nocolumn_header』を参照してください。
-nf|-noformat
桁合わせを使用しないよう指定します。詳しくは、『-nf|-noformat』を参照してください。
-nr|-no_recurse
プロジェクトまたはディレクトリーのレコンサイル時に、プロジェクトのサブプロジェクト、あるいはディレクトリーのファイルまたはサブディレクトリーまで再帰的にレコンサイルしないように指定します。デフォルトでは、再帰的なレコンサイルは行われません。
-ns|-nosort|-no_sort
出力をソートしないように指定します。詳しくは、『-ns|-nosort』を参照してください。
project_spec
レコンサイルするプロジェクトを指定します。
-r|-recurse
プロジェクトのサブプロジェクト、ファイル、およびサブディレクトリーを再帰的にレコンサイルするように指定します。デフォルトでは、再帰的なレコンサイルは行われません。

このオプションは、プロジェクトを同期する際のレコンサイル操作の深さを制御します。レコンサイルの深さは、重要な考慮事項です。多数のサブプロジェクトがネストされた最上位プロジェクトを同期する場合、指定した最上位プロジェクトの下のすべてのサブプロジェクトを同期的にレコンサイルするには、かなりの時間とリソースが必要になります。

ディレクトリーと -recurse を指定すると、そのディレクトリーの下でサブプロジェクトが再帰的にレコンサイルされることはありません。

-sby|-sortby sortspec
コマンド出力のソート方法を指定します。詳しくは、『-sby|-sortby』を参照してください。
-sep|-separator separator
-f|-format オプションでのみ使用されます。別の分離文字を指定します。詳しくは、『-sep|-separator』を参照してください。
-s|-show
コンフリクトを解決せずに表示します。デフォルトでは、ワークエリア・コンフリクトが表示されます。
-udb|-update_db
ワークエリア内のバージョンでデータベースを更新します。このオプションには、以下の用途があります。
  • チェックアウトされていないファイルを変更した場合は、レコンサイルによってデフォルトでバージョンが作成され、その変更内容でデータベースが更新されます。
  • 別のワークエリアからファイルのデータベース・コピーを更新し、このワークエリアから同じファイルを変更した場合は、そのワークエリアからデータベースが更新されます。

    このオプションは、ワークエリアに一連の変更が正しく反映されていることが確実である場合に使用してください。

-uwa|-update_wa
データベースからのバージョンでワークエリアを更新します。このオプションは、データベースに一連の変更が正しく反映されていることが確実である場合に使用してください。


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