project_grouping コマンド

プロジェクト・グルーピングを使用して、プロジェクトをリリース別および更新操作の目的別に編成します。プロジェクト・グルーピングのタスク・プロパティーとベースライン・プロパティーはプロジェクト更新時に使用されます。これにより、すべてのプロジェクトにわたって一貫性のあるメンバー選択が実現します。プロジェクトは 1 つのプロジェクト・グルーピングにのみ属することができます。プロジェクト・グルーピングは、プロジェクトの作成時に自動的に作成されます。

プロジェクト・グルーピングはプライベートにすることも非プライベートにすることもできます。プライベート・プロジェクト・グルーピング内のすべてのプロジェクトには、プロジェクト・グルーピングと同じ所有者、リリース、目的、および状態が設定されます。プライベート・プロジェクト・グルーピングは次のいずれかの方法で識別できます。

非プライベート・プロジェクト・グルーピング内のすべてのプロジェクトには、プロジェクト・グルーピングと同じリリース、目的、および状態が設定されます。非プライベート・プロジェクト・グルーピングは次のいずれかの方法で識別できます。

すべてのローカル・プロジェクト・グルーピングには、そのリリースと目的に対応したプロセス・ルールが関連付けられます。プロジェクト・グルーピングには 1 つのプロセス・ルールのみを関連付けることができます。

ただし場合によっては、プロジェクト・グルーピングによって指定される更新プロパティーがグルーピング内のすべてのプロジェクトに含まれているわけではない点に注意してください。プロセス・ルールを使用するプロジェクトには同一の更新プロパティーが設定されます。プロジェクト・グルーピングには、プロセス・ルールを使用しないプロジェクトや、タスクの代わりにオブジェクトを使用して更新を行うプロジェクトを含めることができます。このようなプロジェクトを同じグルーピングに含めることで、すべての一連のプロジェクトからベースラインを作成できます。

適切な更新プロパティーを設定できるように、プロジェクト・グルーピングにはデータベース内のその他のオブジェクトとの関連付けが複数含まれています。プロセス・ルールではフォルダーとタスクが使用されるため、プロセス・ルールを使用するプロジェクト・グルーピングには同じフォルダーおよびタスクが関連付けられている必要があります。また、プロジェクト・グルーピングには一連の保存タスク、一連の追加タスク、一連の削除されたタスク、および一連の自動タスクが含まれています。それぞれのタスクの集合は、プロジェクト・グルーピング固有です。グルーピング内でタスクを追加および削除することもできます。プロセス・ルールでベースラインが使用される場合、各ローカル・プロジェクト・グルーピングにはそのベースラインとの関係も含まれています。

project_grouping コマンドは、以下のサブコマンドをサポートしています。


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