ccmdb pack database_path [-t|-to packfile|archive_device|-]
[-z compress_level]
ccmdb pack コマンドは、データベースの内容を、別のシステムへの移動に適した単一のポータブル・ファイルにダンプするのに使用します。圧縮ファイルには、拡張子 .cpk が付きます。
圧縮の実行中は、データベースがロックされます。これによって、圧縮中にユーザーが Rational® Synergy データベース内のデータを変更できないようになります。圧縮の実行中にユーザーがセッションを開始しようとすると、データベースがロックされていることを知らせるメッセージを受け取ります。
ccmdb pack で作成される圧縮ファイルの最大サイズは、宛先ファイル・システムによって制限されます。多くの UNIX ファイル・システムでは、最大ファイル・サイズは 4 TB (テラバイト) です。
このコマンドを実行するには、ユーザー ccm_root である必要があります。
test_ccm.cpk という圧縮ファイルを /vol/bulldog/ccmdb ディレクトリーに生成します。
$ ccmdb pack /vol/bulldog/ccmdb/test.ccm -to
/vol/hydra/ccmdb/test_ccm.cpk
スケジュール済みのバックアップには、ccmdb backup コマンドを使用してください。