ワークエリアは、プロジェクトの作成時およびチェックアウト・コマンドを使用したプロジェクトのチェックアウト時に自動的に作成されます。プロジェクトに新規メンバーを追加すると、ワークエリアが自動的に更新されます。同期操作により、データベース・ファイルがワークエリアに書き出されます。
以下の状況ではワークエリアを手動で同期化 (同期を強制実行) してください。
- ワークエリア内の任意のオブジェクトまたはすべてのオブジェクトを消去 (削除) した場合。
同期を強制実行すると、データベースからワークエリアに必要な (制御される) オブジェクトのみが書き出されます。
- ワークエリア・パスの変更中に work_area コマンドが失敗した場合。
CLI または GUI からワークエリア・パスを変更すると、ワークエリア・パスが新しいロケーションに更新されます。別のアプリケーションが変更前のワークエリア・パスを使用している場合、移動が失敗します。ワークエリアを同期化してください。
- ワークエリア・タイプを、ローカル・コピーを使用するタイプからシンボリック・リンクを使用するタイプに (またはこの逆に) 変更した場合。
ワークエリア・タイプを変更する場合は、以下のようにします。
- 現在使用しているワークエリア (ローカル・コピーまたはシンボリック・リンク) をレコンサイルします。
- ワークエリア・オブジェクトをファイル・システムから削除します。
- ワークエリア・パスとオプションを設定します。
- 適切なクライアント・オプション (ローカル・コピーまたはシンボリック・リンク) を使用して新規セッションを開始します。
- 同期を強制実行 (sync コマンドを実行) してワークエリアを再作成します。
注: CLI から同期を停止するには、任意の時点で
CTRL+C を押します。
同期を停止すると、ワークエリアでエラーが発生した可能性があることを示すエラー・メッセージが表示されます。ワークエリアの使用を試行するまでは、エラーは発生しません。問題を防ぐには、ワークエリアを使用する前にワークエリアの完全同期を実行します。
sync コマンドは、「ワークエリアの再書き込み」サブコマンドをサポートしています。