インストール時に、ユーザー informix に対して CCM_HOME と PATH をセットアップしなかった場合は、ここでこれらの環境変数を設定します。
ccmdb backup コマンドは、データベース・クエリーの速度を向上させる、以下のコマンドも実行します。
ccmdb check (Informix® 上の UNIX) または ccmdb check (Oracle 上の UNIX)
ccmdb update_statistics (Informix 上の UNIX)
この同期は、データベースをロックし、データベース・データをダンプし、ストレージ・ルート・ファイルを保存した後、データベースをアンロックすることで実行されます。ユーザーはバックアップ中にセッションを終了する必要はありませんが、バックアップ中にユーザーがファイルに加えた変更内容はバックアップされない可能性があります。
情報は、正常にバックアップされるデータベース内に格納されなければなりません。データがデータベースではなくユーザー・ワークエリア内にあると、そのデータはバックアップされません。ccmdb backup と ccmdb pack コマンドは、データベースのメタデータとファイル・システムから情報をアーカイブします。これらは、ワークエリアはバックアップしません。 コピー・ベースのワークエリアを使用するユーザーは、アドミニストレーターがバックアップを行う前に、変更をレコンサイルする必要があります。変更内容がレコンサイルされていない場合は、ワークエリアに対する変更内容を個別にバックアップする必要があります。
すべての必要な情報が確実にバックアップに含まれるようにするには、ccmdb backup コマンドまたは ccmdb pack コマンドのいずれかを使用します。ファイル・システムのバックアップ・ユーティリティーを使用して Rational Synergy データベースをバックアップすることは避けてください。必ず Rational Synergy のバックアップ・コマンドのみを使用して、正しくリカバリーを行ってください。
データベース・サーバーのアーカイブ手順と復元手順 (つまりデータベース・ダンプ) を使用することもできますが、これらの手順では必要な手動ステップが増える可能性があります。ご使用のサイトで ccmdb backup が実行可能で実用的な場合は、これを使用してください。
UNIX 用のデータベースをバックアップするには、以下の手順を実行します。