ベースラインと更新処理

プロセス・ルールに基づいてプロジェクトを更新する場合、使用するベースライン・プロジェクトが更新によって再評価されます。 この更新は、プロセス・ルールを調べてベースラインを検出し、そのベースラインを調べてプロジェクトのバージョンを識別します。

ベースライン内にそのプロジェクトの複数のバージョンが存在する場合、更新によってプラットフォーム値が比較され、一致するまたは互換性のあるプラットフォーム値を持つプロジェクトが選択されます。

例えば、editor-bob プロジェクトが更新される場合、更新は、プロセス・ルールを調べて、最新のベースラインが選択されていることを確認します。 次に、テンプレート基準と一致する最新のベースライン (20070115 など) を識別します。 続いて、ベースライン 20070115 を調べて、ベースライン・プロジェクトとして使用する editor プロジェクトのバージョンを確認します。

ベースラインにプロジェクト・バージョンが見つからない場合、ベースライン・プロジェクトを使用せずにプロジェクトが更新されます。 カレント・リリースのどのタスクとも関連付けられていないオブジェクト・バージョンは候補とは見なされず、プロジェクトの更新時に選択されません。 この場合、一部のディレクトリー・エントリーが空のままになる可能性があります。

したがって、最後のベースライン以降に変更されていないプロジェクトも含めて、アプリケーションのすべてのプロジェクトをベースラインに含めることが重要です。 (静的プロジェクトは複数のベースラインで再使用できます。)


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