プロジェクトのオブジェクト・コンフリクトの表示

プロジェクト内のオブジェクト・コンフリクトを表示できます。

プロジェクトまたはプロジェクト・グルーピングで検出されるメンバーシップ・コンフリクトおよびコンフリクトの解決方法については、プロジェクトまたはプロジェクト・グルーピングのメンバーシップ・コンフリクトの解決を参照してください。

このタスクについて

ccm conf|conflicts [-r|-recurse] [-v|-verbose][-f|-format format] [-nf|-noformat]
             ([-ch|-column_header] | [-nch|-nocolumn_header])
             [-sep|-separator separator] ([-sby|-sortby sortspec] | 
             [-ns|-nosort|-no_sort]) [-gby|-groupby groupformat] project_spec
-ch|-column_header
出力形式で列ヘッダーを使用するよう指定します。デフォルトは -ch|-column_header です。詳しくは、『-ch|-column_header』を参照してください。
-f|-format format
コマンド出力形式を指定します。詳しくは、『-f|-format』を参照してください。
コマンドで指定されるフォーマット・ストリングは、データ・フォーマッターにより処理されます。複数の種類のオブジェクトを CLI コマンドに基づいてフォーマットする場合は、表示するプロパティーをフォーマット・ストリングで指定する必要があります。キーワード objectkey%[objectkey]propertyname という形式で使用します。
objectkey は、指定されたプロパティーが参照するオブジェクトの部分を指定します。propertyname は拡張キーワードです。conflicts コマンドでサポートされるオブジェクト・キーとプロパティー名を、以下のリストに示します。
  • objectkey: オブジェクト

    propertyname: バージョン付きオブジェクトの任意の属性または組み込みキーワード。

    コンフリクトに対するバージョン付きオブジェクトの指定された属性または組み込みキーワードの値。タスク・コンフリクトの場合は、属性は Null 値です。

  • objectkey: プロジェクト

    propertyname: プロジェクトの任意の属性または組み込みキーワード。

    コンフリクトが検出されたコンテキスト・プロジェクトの、指定された属性または組み込みキーワードの値。

  • propertyname: カテゴリー

    コンフリクトのカテゴリーは、GUI に表示された値に整合する省略名です。このプロパティー名を使用するためにオブジェクト・キーを指定する必要はありません。フォーマット・ストリングではプロパティー名を %category のように使用します。

  • propertyname: 説明

    コンフリクトのタイプの完全な説明。以前のリリースでは、名前がコンフリクトの説明として表示される唯一の形式でした。このプロパティー名を使用するためにオブジェクト・キーを指定する必要はありません。フォーマット・ストリングではプロパティー名を %description のように使用します。

-gby|-groupby groupformat
コマンド出力のグループ化の方法を指定します。詳しくは、『-gby|-groupby』を参照してください。
-nch|-nocolumn_header
出力形式で列ヘッダーを使用しないよう指定します。詳しくは、『-nch|-nocolumn_header』を参照してください。
-nf|-noformat
桁合わせを使用しないよう指定します。詳しくは、『-nf|-noformat』を参照してください。
-ns|-no_sort
出力をソートしないように指定します。詳しくは、『-ns|-nosort』を参照してください。
project_spec
メンバーシップ・コンフリクトを分析するプロジェクトを指定します。project_spec には、1 つのプロジェクトしか指定できません。詳しくは、『プロジェクト仕様』を参照してください。
-r|-recurse
指定した最上位プロジェクトの階層内にあるすべてのプロジェクトのメンバーシップ・コンフリクトを表示するように指定します。
-sep|-separator separator
-f|-format オプションでのみ使用されます。別の分離文字を指定することができます。詳しくは、『-sep|-separator』を参照してください。
-sby|-sortby sortspec
コマンド出力のソート方法を指定します。詳しくは、『-sby|-sortby』を参照してください。
-v|-verbose
メンバーシップ・コンフリクトのステップと分析を示す詳細メッセージを表示するように指定します。

etc-1 プロジェクトのコンフリクト検出情報を表示します。

ccm conflicts etc-1

Project: etc-1
Objectname	        Task	Conflict  	                 Category
abc.java-1:ascii:di#1	di#207	Included by 'use' operation?	 Extra changes
def.java-1:ascii:di#1	di#207	Included by 'use' operation?	 Extra changes
etc-1:dir:di#1 	        di#207  Included by 'use' operation?	 Extra changes	

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