現行作業ディレクトリーに 1 つ以上の既存のプロジェクトを追加できます。現行作業ディレクトリーはプロジェクトがユーザーから修正可能である管理ワークエリア内にある必要があります。このサブコマンドは、プロジェクトをサブプロジェクトとして追加するときに使用します。コンテキスト・プロジェクトが working 状態にある場合、ユーザーはそのプロジェクトの所有者でなければなりません。コンテキスト・プロジェクトが prep 状態にある場合、ユーザーはビルド・マネージャーでなければなりません。
異なるバージョンのサブコンポーネントを使用している場合は、次に説明する内容が適用されます。サブコンポーネントが、親プロジェクトとは異なるコンポーネントを持つ静的サブプロジェクトの場合、異なるバージョンのサブプロジェクトがカレント・タスクに関連付けられます。
このタスクについて
ccm use -p|-project [-t|-task task_spec] project_spec...
- project_spec
- 使用しているプロジェクトを指定します。詳しくは、『プロジェクト仕様』を参照してください。
共有プロジェクトでは特殊な処理が必要な場合があります (『shared_project_directory_checkin』を参照)。
- -t|-task -task_spec
- 新規メンバーを追加するために、任意のチェックアウト済みディレクトリーに関連付けられているタスクを指定します。省略すると、カレント・タスクが使用されます。オブジェクトをディレクトリーに追加する際にディレクトリーが static 状態にある場合 (integrate など)、このディレクトリーは自動的にチェックアウトされます。ディレクトリーが、ユーザーによる書き込みが可能な状態である場合は、既存のディレクトリー・バージョンが新しいメンバーで更新されます。詳しくは、『タスク仕様』を参照してください。
例
現行ディレクトリーに
SubPrj-one:project:1 プロジェクトを追加します。
ccm use -p -task
31 SubPrj-one:project:1