デフォルトでは、クエリーではソート基準を使用してオブジェクトがソートされます。これについてはソートおよびグルーピングで説明します。
クエリー関連オプションまたは query_string 引数を使用してクエリー式を指定しない場合、このコマンドでは現行選択セットが表示され、ソートが適用され、選択セットが更新されます。
ソートを指定してクエリー関数を使用するため (例: recursive_is_member_of)、-no_sort が指定されていない場合、およびクエリー関数が複合クエリーを作成するために他のクエリー演算子と組み合わせられていない場合、クエリー関数のソート順序が最終結果に適用されます。
デフォルトでは、選択セット参照番号を示すために出力には番号が付けられます。これにより、選択セット内の特定のオブジェクトを参照できます。このように参照するには、選択セット参照構文 (例: @1)を使用します。詳しくは、『クエリー選択セット参照形式』を参照してください。
このコマンドでは、クエリー式を作成するためのいくつかのオプションがサポートされています。例えば -name オプションはタイプ name='name' のクエリー節を作成する代替手段を提供します。
このようなオプションが繰り返し指定されている場合、対応するクエリー節が or で結合されます。例えば -n joe -n ann と指定すると、クエリー節 (name='joe' or name='ann') が作成されます。
異なるオプションのクエリー節は and で結合されます。例えば -n joe -s working と指定すると、クエリー節 (name='joe') and (status='working') になります。
このように作成されたクエリー節は、指定される query_string 引数と and により結合されます。例えば -n joe "is_hist_leaf()" と指定すると、クエリー式 (name='joe') and (is_hist_leaf()) が作成されます。