copy_to_file_system コマンドは、ワークエリア内の書き込み不可プロジェクトのコピーを作成します。コピーされたプロジェクトでディレクトリーとファイルを開くことができますが、プロジェクトの保守と調整はできません。
このタスクについて
ccm cfs|copy_to_file_system|wa_snapshot [-p|-path path] [-r|-recurse]
project_spec...
- -p|-pathpath
- コピーされたプロジェクトの書き込み先のパスを指定します。このパスは、デフォルトで、展開されたデフォルトのワークエリア・パス (Windows の場合、ホーム・ディレクトリーの ccm_wa¥database_name、UNIX の場合、ホーム・ディレクトリーの ccm_wa/database_name) に設定されます。
注: パスを指定しないと、展開されたデフォルトのワークエリア・パス・テンプレートに設定されます。また、パスは空白にし、ディレクトリーにはファイルが含まれていないようにする必要があります。
- project_spec
- コピーするプロジェクトを指定します。詳しくは、『プロジェクト仕様』を参照してください。
- -r|-recurse
- サブプロジェクトと選択されたプロジェクトに対して、コピーされたプロジェクトを作成します (Windows の場合、ホーム・ディレクトリーの ccm_wa¥database_name、UNIX の場合、ホーム・ディレクトリーの ccm_wa/database_name)。
注: このオプションにより、指定したプロジェクトとすべてのサブプロジェクトに対して、ワークエリアのコピーが作成されます。このオプションが指定されていない場合、サブプロジェクトは無視されます。
例
プロジェクト・リスト
proj1-1 proj2-2 に対して、コピーされたプロジェクトをワークエリアに作成します。
ccm copy_to_file_system -path C:¥ccm_wa¥ccm_docs
proj1-1 proj2-1