完全システム・リカバリー

データベースを削除して、完全システム障害からリカバリーします。次に、ccmdb load コマンドを使用してダンプ・ファイルからメタデータを再ロードしてから、ファイル・システム・データを別のバックアップから復元します。最後のダンプ以降にファイル・システムで行われた作業内容は失われます。ただし、メタデータ・ダンプは比較的小規模で時間がかからないため、ダンプを頻繁に実行して、最後のダンプ以降の、失われる作業内容の量を限定的なものにすることができます。

上書きオプションと共に ccmdb load を使用して、保存されたメタデータを再ロードすることにより、メタデータの損失からリカバリーします。ファイル・システムに障害が発生した場合は、メタデータを復元せずにファイル・システムのバックアップから復元することができます。これらの部分的な復元のいずれかを実行すると、メタデータとファイル・システムが整合しない状態のままになる可能性があります。このような不整合が重大である領域を見つけるには、ccm fs_check を使用します。

このコマンドについて詳しくは、以下を参照してください。

Windows: ccmdb load

Informix® 上の UNIX: ccmdb load

Oracle 上の UNIX: ccmdb load


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