キャッシュ・ファイルの削除

オブジェクトの source 属性の内容は、データベース・ストレージ・ルート (st_root) の下にある cache ディレクトリー内のファイルに格納されます。オブジェクトが integrate 状態に遷移すると、それがトリガーとなってソース・ファイルがアーカイブされます。integratetestsqareleased、および rejected 状態のオブジェクトがアーカイブされます。CM アドミニストレーターは ccm clean_cache コマンドを使用して、アーカイブされたこれらのキャッシュ・ファイルを必要に応じて削除したり、削除する特定のキャッシュ・ファイルを選択したりすることができます。

このトピックでは、Windows および UNIX での手順を記載します。

コマンド・ライン・インターフェースを使用して、キャッシュ・ファイルを削除します。

詳しくは、Rational Synergy CLI ヘルプで ccm clean_cache コマンドの詳細説明を参照してください。

Windows

手順

  1. CM アドミニストレーターとして作業していることを確認します。
  2. コマンド・ライン・インターフェースを使用して、キャッシュ・ファイルを削除します。

    ccm clean_cache コマンドについて詳しくは、データベース・キャッシュからのオブジェクトのクリーニングを参照してください。

  3. 先月アクセスされなかったアーカイブ済みオブジェクトのキャッシュ・ファイルをすべて削除します。

    > ccm clean_cache /c -30:0:0:0

  4. 6 月 1 日以降アクセスされなかったすべての test csrc オブジェクトのキャッシュ・ファイルを削除します。

    > ccm clean_cache /type csrc /status test /cutoff_time "June 1"

UNIX

始める前に

For Informix インストール時に、ユーザー informix に対して CCM_HOMEPATH をセットアップしなかった場合は、ここでこれらの環境変数を設定します。

手順

  1. ユーザーを ccm_admin に設定します。
    $ su - ccm_admin
    Password: *****
  2. データベースでセッションを開始します。

    $ ccm start -nogui -d database_path

    For Informix パスワードの入力を求めるプロンプトが出された場合は、ファイアウォールを介してクライアント・セッションに接続しようとしています。続行するには、パスワードを入力する必要があります。

  3. キャッシュ・ファイルをクリーンアップします。

    例えば、先月アクセスされなかったアーカイブ済みオブジェクトのキャッシュ・ファイルをすべて削除するには、以下のようにします。

    $ ccm clean_cache -c -30:0:0:0

    または、6 月 1 日以降アクセスされなかったすべての test csrc オブジェクトのキャッシュ・ファイルを削除します。

    $ ccm clean_cache -type csrc -status test -cutoff_time "June 1"

  4. セッションを終了します。

    $ ccm stop
  5. ユーザー ccm_admin を終了します。

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