DCM 操作の中には dcm_mgr ロールが必要なものがありますが、ccm_admin ロールが必要なものもあります。ユーザーが少なくとも 1 つの管理ロールを保有していない場合、すべての DCM ダイアログ・ボックスは読み取り専用になります。
dcm_mgr ロールは以下の操作に必要です。
- 宛先データベースの定義
- 転送セットの定義
- 転送セットへのオブジェクトの追加
- 転送パッケージの生成
ccm_admin ロールは、修正不能オブジェクトのプロパティーを変更する可能性のある操作に必要です。以下の操作が含まれます。
- DCM を使用するためのデータベースの初期化。この操作中、DCM は修正不能オブジェクトにプロパティーを追加する可能性があります。
- DCM データベース ID または DCM 区切り文字の変更
- 転送セットの受信。この操作中、DCM は修正不能オブジェクトのプロパティーを追加または変更する可能性があります。
DCM 操作を実行しようとしてロールがその操作には正しくない場合でも、データベースのロールへのアクセス権限がある場合、DCM は自動的にロールを正しいものに切り替えます。操作が完了すると、DCM は再びロールを元のロールに切り替えます。