バッチ・ファイルまたはスクリプトは、更新およびビルド・プロセスを自動化するための優れた手段です。
自動化には次の利点があります。
- ビルド・プロセスは毎回同じ方法で実行されるため、再現可能です。
- ビルドするたびにすべての詳細を覚えておく必要がないため、ビルドにエラーが発生しにくくなります。
- 自分が不在だったり、システム負荷が軽い夜間などにプロセスの実行をスケジュールすることができます。
- 自分が不在のときに別のユーザーがビルド・プロセスを引き継ぐことができます。
- 更新ログおよびビルド・ログを自動的にチェックするバッチ・ファイルまたはスクリプト・プログラムを記述することができます。このプログラムは、障害または問題の可能性を示す単語またはパターンをユーザーに通知することができます。
(ビルド・プロセスを自動化する場合であっても、ログに目を通してください。)
ビルドを自動化する場合、出力をログに記録し、発生した問題を診断できるようにします。
注: ビルドを自動化する場合、ビルド前にコンフリクトを解決することはできません。
コンフリクトが見つかった場合、ビルド・サイクル (またはその一部) を再実行することが必要な場合があります。