新規リリースの準備

アプリケーションをリリースすると、次のリリースに取り掛かることができるようになります。

手順

  1. 新規リリースを追加します。

    新規リリースを追加します (リリースの作成またはコピーを参照)。 新規リリースに使用するプロセスを選択してから、新規リリースのベースライン・リリースを選択します。

  2. 新規リリース用のプロセス・ルールが正しくセットアップされていることを確認します。
  3. すべての未完成のタスクのリリースを更新します。

    開発サイクル中に、カレント・リリースで一部のタスクが組み込まれていません。タスクが組み込まれていない理由の 1 つは、タスクが完成していなかったことです。新規リリース中に、タスクの完成後にタスクを導入するには、タスクのリリース値を更新します。タスクを更新してから、タスクを、プロジェクト構成に含める候補と見なします。

  4. 自分がリリースしたリリース内に含まれていないすべての完成したタスクについて、リリースを更新します。(また、Rational® Change を使用して、変更依頼のリリース値を更新します。)

    Rational Change ユーザー:

    • 「このビルドにないものは? (What is not in this build?)」というクエリーを選択します。Rational Change クエリーは、カレント・リリースに設定されているが、ビルド内には存在しない変更依頼を示します。このクエリーは、クエリーを実行する前に特定のリリース情報を入力するように求めるプロンプトを出します。

      または

      Rational Synergy ユーザー:

    • クエリー」ダイアログ・ボックスを開始します。

      「検索」 > 「タスク」をクリックします。

      クエリー」ダイアログ・ボックスに、以下のカスタム・クエリーを入力します。以下のクエリーは、指定されたリリース (task_release) を対象に、指定されたリリース (baseline_release) および目的 (baseline_purpose) を持つ最新のベースラインには存在しないすべての完成したタスクを返します。

      is_available_task_of_release(task_release, baseline_release, baseline_purpose)

      さらに、test_baselinepublished_baseline、またはreleased 状態にあるすべてのベースラインから、最新のベースラインが選択されます。タスクがベースライン内にあると見なされるためには、そのベースラインを構成するすべてのプロジェクトの更新プロパティーに含まれている必要があります。

      クエリーの結果には、リリースの最終ビルドの後に完成され、誤ってそのリリース用のタグが付けられたままのタスクが示されます。(これらのタスクに新規リリースのタグを付けてください。)

    • リリースに必要なタスクを、適切なプロジェクト・グルーピングに追加するには、タスクのプロジェクト・グルーピングへの追加を参照してください。
  5. 統合テスト・プロジェクトを再利用します (まだ新しいものを作成していない場合)。
    1. 最上位統合テスト・プロジェクトを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
    2. リリースをバージョンに入れる場合、「プロパティー」ダイアログ・ボックス内のバージョンを変更します。
    3. 「OK」をクリックして、変更を保存します。

      プロジェクトにサブプロジェクトが含まれる場合、リリースは自動的にそれらのサブプロジェクトにコピーされます。

  6. システム・テスト・プロジェクトを再利用します (まだ新しいものを作成していない場合)。
  7. 開発プロジェクトを再利用するように、開発者に指示します。

    開発者は、プロジェクト階層のリリース値を変更する必要があります。


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