ユーザー定義モード

スクリプト・ファイルまたはバッチ・ファイルを使用して転送を実行するには、ユーザー定義モードを使用します。例えばデータを転送前に暗号化する場合に、これが必要になることがあります。

ユーザー指定のオプション: ホスト名 (Host Name)、OS、パス

このモードを使用すると、DCM は内部コマンドではなく外部コマンド・スクリプトを実行します。このスクリプトは database_path¥bin ディレクトリーにあり、UNIX エンジンの場合は dcm_transfer、Windows エンジンの場合は dcm_transfer.bat という名前にする必要があります。このスクリプトがゼロ以外の値を返した場合は、エラーの報告を意味します。値がゼロの場合は、すべてのコマンドが成功したことを意味します。

このスクリプトは、以下の指定順に 10 個の引数を受け入れます。

  1. 宛先データベース ID
  2. 宛先サーバーの OS (UNIX または Windows)
  3. 宛先サーバーのホスト名
  4. 宛先サーバーの CCM_HOME インストール領域
  5. ソース・データベース ID
  6. 宛先データベース・パス
  7. 転送パス
  8. DCM データ・ファイルまたはディレクトリーのパス
  9. DCM プレビュー・ファイルのパス
  10. DCM 情報ファイルのパス

    先行する引数によって、転送完了後に自動受信を実行できるようになります。ユーザー定義の転送スクリプトで自動受信を実行するには、宛先データベース定義で「自動受信 (Automatic Receive)」切り替えをオンにします。


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