ccmadm admin_user
Rational Synergy アドミニストレーター名を変更する前に、データベースをバックアップしてください。その後、データベースを準備します (ccmdb prepare_admin_user_change)。
Rational Synergy アドミニストレーターの名前を変更した後で、それぞれの Windows Rational Synergy サーバー・インストレーションで ccmadm config_admin コマンドを実行する必要があります。
Rational Synergy アドミニストレーターのユーザー名を変更した後で最初にデータベースを開いたときに、Rational Synergy によってデータベース・ファイルの所有権が更新されます。この更新のため、起動時間が遅くなります。起動時間はデータベースのサイズによって異なり、大規模なデータベースの場合はかなり長くなることがあります。
Rational Synergy アドミニストレーターのパスワードを変更するには、ccmadm passwordを参照してください。
このコマンドには、オプションも引数もありません。
以下の例では、Rational Synergy 管理ユーザーの名前の変更に必要なすべてのステップを示します。
> ccmdb backup ¥¥bulldog¥ccmdb¥database /to d:¥backup_directory
> ccmdb prepare /d domain /u new_admin_name
¥¥bulldog¥ccmdb¥database
データベースのサイズによっては、準備の部分に時間がかかる場合があります。詳しくは、ccmdb prepare_admin_user_changeを参照してください。
> ccmadm admin_user
> ccmadm config_admin
> ccmdb unprotect ¥¥database_name