プロジェクト固有のディレクトリーは、Rational®Synergy に対して、ベース・ディレクトリーの末尾にプロジェクトの名前を追加するように指示します。ベース・ディレクトリーは、すべてのワークエリアのデフォルト・パスであり、Windows では %home¥ccm_wa¥%database、UNIX では %home/ccm_wa/%database です。
このタスクについて
デフォルトの設定では、ワークエリア・パスは固有になります。デフォルト・パスを変更する場合は、ワークエリア・パスが固有であることを確認してください。つまり、2 つのワークエリアが同じパスを持つことはできません。例えば、リリース 2.1 と 3.0 の両方に toolkit という名前のプロジェクトがあるとします。プロジェクト固有のワークエリア・パスが設定されていない場合は、両方のプロジェクトがデフォルトで同じパスに設定されます。
手順
- メインメニューで「ツール」をクリックし、「オプション」を選択して、「オプション」ダイアログ・ボックスを起動します。
- 「アクション」タブをクリックし、左側のペインで「プロジェクトのコピー」をクリックします。
- プロジェクト固有のディレクトリー・テンプレートを変更します。
- プロジェクト固有のディレクトリーをワークエリア・パスの一部として使用するかどうかを指定します。
設定をキャンセルした場合、プロジェクト固有のディレクトリー名は「上記設定のパス例」ボックス内に表示されなくなります。
- プロジェクト固有のディレクトリーを詳細に定義するために使用されるキーワードを変更します。
キーワードを使用して、パスの形式を定義できます。プロジェクトをチェックアウトするか、そのワークエリア・パスを変更すると、プロジェクトに該当する値によってキーワードが置き換えられます。例えば、以下のキーワードが入っているディレクトリー・テンプレートでは、
キーワード %release はプロジェクトのリリース値 (2.0 など) によって置き換えられます。
ディレクトリー・テンプレートは、複数のキーワードを含むことができ、1 つのディレクトリー名のみではなくディレクトリー・ツリー (つまり、複数のサブディレクトリーを含むディレクトリー) にマップできます。
- デフォルト設定に戻るには、「デフォルト設定」をクリックします。