Rational® Synergy は、以下の形式をサポートします。
例: C:¥ccm_wa¥mydb¥myproject-1¥myproject¥example.txt
例: C:¥ccm_wa¥mydb¥myproject-1¥myproject¥example.txt-2
例: C:¥ccm_wa¥mydb¥myproject-1¥myproject¥example.txt:2
最初の 2 つの形式は、意味があいまいに取られる可能性があります。例えば、仕様「a-file-1」には、「a-file-1」がファイル名で、そのプロジェクトで使用されているバージョンが名前に含まれているという意味、現在の作業ディレクトリー内のファイル名が「a-file」で、バージョンが「1」であるという意味、あるいは現在の作業ディレクトリー内のファイル名が「a」で、バージョンが「file-1」 (デフォルトでは無効になります) であるという意味が考えられます。
既存のオブジェクトを参照するときに、3 番目の形式が指定されていない場合、Rational Synergy は最初に一致する名前を持つオブジェクトを検索します。つまり、上記の例では、プロジェクト内で「a-file-1」という名前のオブジェクトを検索します。該当するオブジェクトが見つからない場合には、右端のバージョン区切り文字を使用して、パスの最後の部分を名前とバージョンに分けます。上記の例では、「a-file」という名前のファイルで、そのオブジェクトのバージョンが「1」のファイルを検索することになります。
新規ファイルおよび新規ディレクトリーを作成するときには常に、新しい名前は、バージョン区切り文字が含まれる名前として扱われます。例えば、ccm create a-file は常に、「a-file」という名前のオブジェクトを作成します。名前が「a」で、バージョンが「file」のファイルを作成するには、ccm create a:file コマンドまたは ccm create a -v file コマンドを使用します。