オブジェクトにチェックポイントを指定

自分用に、オブジェクトの個人用バージョンを保存できます。 オブジェクトをチェックポイントすると、オブジェクトは修正不可能な状態で保存されますが、後でそのオブジェクトが不要になったときに削除できます。状態の名称は、checkpoint です。checkpoint を実行するには、そのオブジェクトを所有している必要があります。オブジェクトのチェックポイント処理を行うには、オブジェクトが working 状態にある必要があります。オブジェクトが checkpoint 状態にチェックインされた後、システムは working 状態となった別のバージョンのオブジェクトを作成します。

このタスクについて

ccm ckpt|checkpoint [-task task_spec] [-t|-to version|file_spec] 
        [-c|-comment comment_string] [-ce|-commentedit] 
        [-cf|-commentfile file_path] [-cr|-commentreplace] file_spec...
-c|-comment comment
各オブジェクトがチェックポイントされた時点でそれぞれに関するコメントを追加することを指定します。 comment には、複数の行を含めることができ、円記号でコード化した値を使用できます。

このオプションは、-commentedit および -commentfile と共に使用できます。-commentedit オプションを使用すると、コメントはデフォルトのテキスト・エディターに表示されます。

-ce|-commentedit
コメントの作成や編集でデフォルトのテキスト・エディターが開始されるよう指定します。このテキスト・エディターで保存された結果は最終コメントとして使用されます。このオプションは、-comment および -commentfile オプションと共に使用できます。
-cf|-commentfile file_path
指定されたファイルの内容をコメントとして使用することを指定します。 -comment を指定している場合、指定したファイルの内容が該当のコメントに追加されます。このオプションは、-commentedit オプションと共に使用できます。
-cr|-commentreplace
通常、指定したコメントは既存のコメントに追加されます。 しかし、-cr オプションを使用している場合、既存のすべてのコメントは、新規コメントに置き換えられます。
file_spec
チェックポイントを指定するファイル、ディレクトリー、またはプロジェクトを指定します。詳しくは、『ファイル仕様』を参照してください。
-t|-to version|file_spec
バージョンを指定して新規の非プロジェクトのオブジェクト名を変更するか、新規プロジェクトまたはプロジェクト階層のバージョンを指定します。
-task task_spec
新規にチェックアウトしたオブジェクトを関連付けるタスクを指定します。詳しくは、『タスク仕様』を参照してください。

タスクを指定しなくても、カレント・タスクが設定されている場合、新規作成されたオブジェクト・バージョンはカレント・タスクに関連付けられます。チェックポイント・オブジェクト・バージョンに関連付けられているタスクは、すべて変更されないまま残ります。


フィードバック