指定したディレクトリーおよびその関連コンテキスト・プロジェクトからプロジェクトを削除できます。コンテキスト・プロジェクトを提供できるように、ディレクトリーはプロジェクト参照スペック形式またはワークエリア参照形式を使用して指定する必要があります。
始める前に
コンテキスト・プロジェクトが
working 状態にある場合、ユーザーはそのプロジェクトの所有者でなければなりません。コンテキスト・プロジェクトが
prep 状態にある場合は、ユーザーがビルド・マネージャーでなければなりません。
このタスクについて
ccm unuse -p|-project -dir dir_spec [-t|-task task_spec]
[-d|-delete [-f|-force]] [-r|-replace] project_spec...
- -d|-delete
- オブジェクトをディレクトリーとそのコンテキスト・プロジェクトから削除し、さらにデータベースから削除します。
- -dir dir_spec
- オブジェクトを削除するディレクトリーを指定します。dir_spec は、単一のディレクトリー・オブジェクトに解決されてコンテキスト・プロジェクトを提供する file_spec (ファイル仕様を参照) です。このようなプロジェクト・コンテキストは、プロジェクト参照スペック形式またはワークエリア参照形式によって提供されます。
- -force
- このオプションは、d|-delete オプションと共に使用する必要があります。
強制的な削除では、削除されたオブジェクトが、ユーザーが修正可能なすべてのプロジェクトから削除された後にデータベースから削除されます。-force を指定しない場合、オブジェクトがコンテキスト・プロジェクトから削除されます。オブジェクトがプロジェクトのメンバーでない場合にのみ、データベースからオブジェクトが削除されます。
- project_spec
- 使用解除するプロジェクトを指定します。詳しくは、『プロジェクト仕様』を参照してください。
- -r|-replace
- ディレクトリー内のオブジェクトをその先行オブジェクトで置換します。このオプションを指定してもディレクトリー内のファイルのリストは変更されません。指定したオブジェクトのバージョンのみが変更されます。
- -t|-task task_spec
- 指定したタスクを自動的にチェックアウトされるディレクトリーに関連付けるように指定します。-r|-replace が指定されていない場合、オブジェクトを含んでいるディレクトリーが、そのオブジェクトのエントリーを削除するよう更新されます。ディレクトリーが修正不可である場合、そのディレクトリーが自動的にチェックアウトされます。-t|-task オプションが指定されていない場合、デフォルトでカレント・タスクが使用されます。詳しくは、『タスク仕様』を参照してください。
例
- 最上位プロジェクト ico_jan4-1 から、サブプロジェクト ico_jan5 と ico_jan6 を削除します。
ccm unuse ico_jan5 ico_jan6
Member ico_jan5-1 removed from project ico_jan4-1Member ico_jan6-1 removed from project ico_jan4-1
- プロジェクト Project_One-1 の Dir の下にあるサブプロジェクト SubProject_One-1 を使用解除します。
ccm unuse -p -dir Project_One¥Dir@Project_One-1 SubProject_One-1:project:1