データベースの保全性チェックの実行

データベース・メタデータの保全性を検証するには、ccmdb check コマンドを使用します。このコマンドは、RDBMS レベルとセマンティック・レベルの両方でチェックを行います。

データベースの保全性チェックに失敗しない場合もありますが、失敗が発生した場合は、データ損失を防ぐために修正できるよう、直ちに認識する必要があります。ccmdb check プログラムは、各データベースで毎日実行してください。さらに、ハードウェア障害またはオペレーティング・システムの停止によりシステムをリブートした後にも実行してください。

ccmdb backup コマンドを実行すると、バックアップの前に ccmdb check が自動的に実行されます。

このコマンドを実行するには、CM アドミニストレーターとして作業している必要があります。このコマンドは、データベース・サーバーが常駐するマシン上で実行する必要があります。

Windows

手順

Windows でデータベースの保全性チェックを実行するには、以下の手順を実行します。

  1. データベースをチェックします。

    > ccmdb check database_path

    このコマンドは、問題が検出された場合にそれを報告します。問題が検出された場合は、IBM® Rational ソフトウェア・サポートにお問い合わせください。

  2. Rational Synergy アドミニストレーターからログオフします。

UNIX

始める前に

インストール時に、ユーザー informix に対して CCM_HOMEPATH をセットアップしなかった場合は、ここでこれらの環境変数を設定します。

手順

UNIX でデータベースの保全性チェックを実行するには、以下の手順を実行します。

  1. データベース・サーバーにログオンします。
  2. ユーザーを ccm_root に設定します。
    $ su - ccm_root
    Password: *****
  3. データベースをチェックします。

    $ ccmdb check database_path

    このコマンドは、問題が検出された場合にそれを報告します。問題が検出された場合は、データベースの修復を参照してください。

  4. ユーザー ccm_root を終了します。

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