ccmdb copy

ccmdb copy コマンドは、既存の Rational® Synergy データベースをコピーします。

概要

ccmdb copy src_database_path dest_database_path [-p|-space dbspace]

用途

ccmdb copy コマンドは、既存の Rational Synergy データベースをコピーするのに使用します。新規データベースは、ソース・データベースと同じデータベース・サーバーに置かれます。該当のファイル・システムがマウントされている限り、どの dest_database_path でも使用することができます。

ccmdb copy コマンドは、st_root ディレクトリーを含め、Rational Synergy データベース全体をコピーします。

注: データベースのコピー後に、プロジェクト・ワークエリアのパスなど、一部のデータベース・プロパティーの変更が必要になる場合があります。コピーされたデータベース・プロパティーの変更に関する重要な情報については、ccm wa (ワークエリア) コマンドの Rational Synergy CLI ヘルプを参照してください。

このコマンドを実行するには、該当するタスクへの書き込み権限を保有する Oracle ユーザーとしてログオンする必要があります。詳しくは、Oracle 上の UNIX についてのユーザー特権のセットアップを参照してください。

オプションおよび引数

dest_database_path
新規データベースのパスを指定します。
-p|-space dbspace
新規のデータベース用にデータベース・サーバーが使用する dbspace を指定します。デフォルトでは、ccm dbspace が使用されます。
src_database_path
元のデータベースへのソース・パスを指定します。

base データベースを tstgonzo にコピーします。

$ ccmdb copy /vol/hydra/ccmdb/base /data/ccmdb/tstgonzo

重要

Rational Synergy のインストール先ディレクトリーにデータベースを作成しないでください。


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