ワークエリアの場所

各プロジェクト・バージョンには、ワークエリアの場所が 1 つあります。この場所を変更することは可能ですが、ワークエリアは常に 1 つの場所で保守されます。
  • 同一のプロジェクトを複数の場所に対して同期するには、ワークエリアごとにプロジェクトの別個のバージョンをチェックアウトする必要があります。
  • このワークエリアを複数のユーザーが使用できるようにするには、すべてのユーザーが利用できる場所にプロジェクトを同期します。

プロジェクトの別個のバージョンをチェックアウトする場合、ワークエリア・ファイルをリストするコマンドを入力すると、そのすべてのバージョンを表示することができます。

For Windows 以下の出力は、Windows のワークエリアを示しています。
	Directory of C:\ccm_wa\ccmdb219
.             DIR     02/01/11  3:04p .
..            DIR     02/01/11  3:04p ..
demo-1        DIR     02/01/11 3:04p demo-1
demo-2        DIR     02/07/11 11:23p demo-2
demo-3        DIR     02/21/11  9:15a demo-3
For UNIX 以下の出力は、UNIX のワークエリアを示しています。
drwxr-xr-x   4 joe      develop       2048 Aug 31 14:37 ./
drwxr-xr-x   3 joe      develop        512 Aug 31 14:37 ../
-r--r--r--   1 joe      develop         63 Aug 31 14:37 .ccmwaid.inf
drwxr-xr-x   2 joe      develop       2560 Aug 31 14:37 demo-1/
drwxr-xr-x   2 joe      develop       1024 Aug 31 14:37 demo-2/
drwxr-xr-x   2 joe      develop        512 Aug 31 14:37 demo-3/

正しいプロジェクトに移動するには、該当するプロジェクトとバージョン (project-version) にディレクトリーを変更する必要があります。出力例では、demo-1demo-2、および demo-3 という 3 つのバージョンの demo プロジェクトを示しています。

ワークエリアの場所が 1 つであることの結果として、プロジェクトをローカルの Windows ファイル・システムに同期すると、UNIX セッションはこのワークエリアを表示できなくなります (逆も同様)。各プラットフォームには、それぞれプロジェクトの別個のバージョンを使用してください。


フィードバック