自動マウントされたファイル・システムは、指定された時間が過ぎると自動的にアンマウントされることがあります。プログラムが pwd コマンドまたは getwd システム呼び出しを使用して以前に取得したパスでファイルにアクセスしようとしたときに、そのファイル・システムが既にアンマウントされていると、そのファイルは検出されません。この問題を回避するには、以下の手順を実行します。
始める前に
インストール時に、ユーザー ccm_root に対して CCM_HOME と PATH をセットアップしなかった場合は、今すぐこれらの環境変数を設定します。
手順
- ユーザーを ccm_root に設定します。
$ su - ccm_root
Password: *****
- 正式パスを表示します。
正式パス (DBPATH) は、データベースの作成時に設定されます。パス名をメモしておいてください。
$ ccmdb info database_path
受け取る情報は、以下の例のようになります。
sargasso:ccm_root{3}ccmdb info /vol/sargasso1/ccmdb/base72
VERSION=7.2
PLATFORM=solaris
DATABASE=informix
HOSTNAME=sargasso
ORHOST=sargasso
DBPATH=/vol/sargasso1/ccmdb/base72/db
PROTECT=unprotected
ACTIVE=YES (database is active)
FILELIMIT=
CASE=PRESERVE
SCHEMA=0114
ACCELERATED=BUILT-IN:
member_status, created_in, local_to, modifiable_in, platform,
completed_in, crstatus, automatic_task_key, case_perserved_name
sargasso:ccm_root{3}ccmdb info /vol/sargasso1/ccmdb/base72
VERSION=7.2
PLATFORM=solaris
DATABASE=oracle
HOSTNAME=sargasso
ORHOST=sargasso
DBPATH=/vol/sargasso1/ccmdb/base72/db
PROTECT=unprotected
ACTIVE=YES (database is active)
FILELIMIT=
CASE=PRESERVE
SCHEMA=0114
ACCELERATED=BUILT-IN:
member_status, created_in, local_to, modifiable_in, platform,
completed_in, crstatus, automatic_task_key, case_perserved_name
このパスは DBPATH によって指定されます。
データベースを作成したら、create または unpack コマンドからのメッセージをチェックしてください。
これらのメッセージには、そのデータベースに対して設定された DBPATH が表示されます。
DBPATH が、すべてのマシンが認識できる絶対パスに設定されていない場合は、ccmdb info コマンドを使用して設定を変更します。
- ユーザー ccm_root を終了します。