Windows から Windows への自動受信

Windows から Windows への転送の場合、DCM はソース・マシン上で ccm_rem を使用して、宛先マシン上の ccm_remd にアクセスします。次に、ccm_remd アプリケーションが宛先マシン上で ccm_receive を開始します。

現在のマシンで受信を実行する場合

宛先データベース定義内のホスト名がソース・マシンの名前と一致する場合は、生成操作、転送操作、および受信操作が現在のマシン上で実行されます。このような場合、DCM は ccm_rem を使用せずに、現在のマシン上で ccm_receive を実行します。ccm_receive によって開始されたセッションはユーザー ccm_root によって開始されますが、現在のマシンに ccm_root としてログオンする必要はありません。

ソース・データベースと宛先データベースのホスト名が同じでも、DCM が ccm_rem を実行しようとする場合は、「ホスト名 (Host Name)」フィールドに完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用してください。 例えば、ホスト名を mymachine に設定するのではなく、mymachine.mydomain.com に設定します。

別のマシンで受信を実行する場合

Windows から Windows への自動受信を実行するには、宛先マシンを以下のように設定する必要があります。

  1. Windows にユーザー ccm_root としてログオンする必要があります。 そうしないと受信操作が失敗し、User is not admin user (ccm_root) というエラー・メッセージが表示されます。
  2. ccm_remd アプリケーションは宛先マシン上で実行している必要があります。そうしないと受信操作が失敗し、Cannot establish connection というエラー・メッセージが表示されます。

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