ファイルが使用されている各コピー・ベース・ワークエリアには、そのファイルのコピーがあることに注意してください。 コピー・ベース・ワークエリア内のファイルを変更すると、そのファイルのローカル・コピーのみが変更されます。 このファイルへの次回のアクセス時に、Rational Synergy は変更内容を検出して、データベース内のファイルを更新し、このファイルが使用されている他のすべての可視ワークエリア内でもファイルを更新します。
以下の図の例は、複数のプロジェクト内で使用されているコピー・ベース・ファイルが更新された場合、更新がどのように行われるかを示しています。ボックスは、単一のソース・ファイルのコピー、またはそのソース・ファイルへのリンクを表します。 可視のワークエリアのみが更新されます。
2 番目の例は、複数のプロジェクト内で使用されているリンク・ベース・ファイルが更新された場合、更新がどのように行われるかを示しています。ボックスは、単一のソース・ファイルのコピー、またはそのソース・ファイルへのリンクを表します。 リンクを介して変更を行う場合、コピー・ベース・ワークエリア (ワークエリア 1 など) は、ワークエリアが可視になっているクライアントによってオブジェクトがアクセスされるまで更新されません。