ccmdb shutdown コマンドは、すべての Rational® Synergy ユーザー・セッションを安全に停止するために必要な、いくつかの重要なステップを自動化します。また、このコマンドは、確実にデータベースを保護状態にします。このコマンドは、保守のために Rational Synergy データベースを閉じるのに使用します。
概要
ccmdb shutdown database_path
用途
このプログラムは、指定したデータベースに対して作動します。ccmdb shutdown コマンドは、以下の処理を実行します。
- 新規ユーザーがセッションを開始できないようにします。ccmdb protectを参照してください。
- 一連の警告メッセージを出して、データベースが停止することをアクティブ・ユーザーに通知します。
- 終了していないセッションにリモートの exit コマンドを実行します。
- すべてのユーザーが終了するか、正常にシャットダウンするまで待機します。
ccmdb shutdown コマンドを開始した後は、シャットダウンの発生を止めることができるのは割り込みキーボード・シーケンスのみです。
このコマンドのユーザーは、Rational Synergy アドミニストレーターです。
オプションおよび引数
- database_path
- シャットダウンするデータベースのパスを指定します。
- 「起動情報 (Startup Info)」ダイアログ・ボックスでユーザー・インターフェースのデータベース・パスを指定しない限り、database_path はユーザー・インターフェース・マシンと同じパスです。データベース・パスを表示するには、ccm monitor コマンドを実行します。出力に正しい UNC パスが表示されます。
例
Rational Synergy データベースをシャットダウンします。
- ccm monitor コマンドを実行して、アクティブ・セッションのリストを表示します。
> ccm monitor
- test_ccm データベースをシャットダウンすることをユーザーに知らせるブロードキャスト・メッセージを送信します。
> ccm message /database "?test_ccm" "Shutting down server in 15
minutes. Close sessions!"
- test_ccm データベースをシャットダウンします。
> ccmdb shutdown ¥¥data¥ccmdb¥test_ccm