パッケージの内容

.tar.gz ファイルまたは .dcm ディレクトリーには、転送されるオブジェクトが含まれています。

生成操作時には、DCM が以下のようにしてこのファイルまたはディレクトリーを作成します。

  1. タイプ定義が除外されていない場合、DCM は generate_directory に <FROM_DB_ID><TSET_NUMBER><TO_DB_ID><TIMEtypesという名前の一時ディレクトリーを作成します。DCM はユーザー定義の各タイプ定義をエクスポートします。この形式は、ccm typedef /export コマンドを使用する場合と同等です。
  2. リリース定義が除外されていない場合、DCM は generate_directory に <FROM_DB_ID><TSET_NUMBER><TO_DB_ID><TIMEreleasesという名前の一時ディレクトリーを作成します。DCM は、組み込まれるリリース定義をエクスポートします。また、DCM は旧リリースの Rational® Synergy との互換性を保つため、これらのリリース定義用の疑似リリース・テーブルを構成し、<FROM_DB_ID><TSET_NUMBER><TO_DB_ID><TIMErel_tbl.txt ファイルを作成します。
  3. テンプレートが除外されていない場合、DCM は generate_directory に <FROM_DB_ID><TSET_NUMBER><TO_DB_ID><TIMEtemplatesという名前の一時ディレクトリーを作成します。DCM は、組み込まれるテンプレートをエクスポートします。
  4. 転送パッケージのデータ・パーツに組み込むオブジェクトを判別します。
  5. generate_directory に一時サブディレクトリーを作成します。ディレクトリーは以下のとおりです。<FROM_DB_ID><TSET_NUMBER><TO_DB_ID><TIME>¥data
  6. 転送リスト内の各オブジェクトを一時データ・サブディレクトリーにエクスポートします。
  7. パッケージが圧縮される場合は、ccm_gzip を通してパイピングされた ccm_tar を使用して、<FROM_DB_ID><TSET_NUMBER><TO_DB_ID><TIME> 一時ディレクトリーの下にあるすべてのファイルとディレクトリーが 1 つのファイルに集められます。圧縮により、一時サブディレクトリーが削除されます。パッケージが圧縮されない場合は、パッケージ内容のディレクトリー名が <FROM_DB_ID><TSET_NUMBER><TO_DB_ID><TIME>.dcm に変更されます。

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