同期操作

Rational Synergy の操作を使用してプロジェクト・データを更新する場合は、ワークエリアと Rational Synergy データベースの両方は、変更により更新され、同期が維持されます。

ただし、ワークエリアで直接作業し、Rational Synergy の操作を使用せずにファイルを更新する場合は、ワークエリアは、Rational Synergy データベース内のプロジェクトと異なる可能性があります。 同期操作を使用して、ワークエリアとデータベースを比較し、選択的にこれらを更新することができます。ソフトウェアは、データベースとワークエリアのファイルが異なっている場合はその旨をユーザーに通知します。その結果、相違点を比較し、どちらを更新すべきかを選択することができます。ファイルをマージするよう選択することもできます。マージを選択した場合は、マージ・ツールにより、変更内容が横並びで表示されます。次に、異なる個々の行から選択することができます。

Rational Synergy データベースの外部で作業をする必要がある場合は、ワークエリアでファイルを変更することができます。データベース・オブジェクト・バージョンがチェックアウトされているかどうかに関係なくファイルを変更することができます。データベースに再接続し、プロジェクトを同期化する場合は、ソフトウェアは、オブジェクトの新規バージョンをデータベースから自動的にチェックアウトします。ワークエリアでオブジェクトに対して行った変更が追加されます。

同期操作は、データ保全性のために重要です。ワークエリア・ファイルの変更を Rational Synergy データベースに保存しない場合は、ワークエリア・ファイルはシステムの信頼性を前提としています。 同期化を行う場合、ファイルは Rational Synergy データベースの一部となり、データベースがバックアップされるたびにバックアップされます。


フィードバック