データベース・ユーザー

各Rational® Synergy データベースには、ユーザーのリストが入っています。base.cpk からデータベースを解凍した後、データベースのユーザーに付与できるユーザー・ロールがこのリストに提示されます。各ユーザー・リストには、データベースを使用できるチーム・メンバーが含まれている必要があります。最初に、各 Rational Synergy データベースについて、ユーザー名をユーザーのリストに追加します。次に、各ユーザーに対して 1 つ以上のロールを付与し、Rational Synergy データベース内でユーザーが実行できることを定義します。ユーザー名を割り当てる前に、自動 E メール通知を使用するかどうかを決定します。自動 E メール通知機能を使用するには、使用している E メール・ツールが OS ユーザー名を認識できること、および適切なアドレスにメールを配信できることを確認してください。

1 人のユーザーは、1 つのデータベース内で複数のロールを持つことができます。例えば、ユーザー sue が、writerdeveloper の両方のロールを持つことができます。

Web モード・セッションを実行するユーザーは、Rational Directory Server および Rational Synergy データベースに追加する必要があります。また、ccm_root も Rational Directory Server に必ず追加する必要があります。Rational Directory Server へのユーザーの追加に関する情報については、IBM® Rational Directory Server インフォメーション・センターを参照してください。

ロールは、データベース内でユーザーが保持する特権を識別します。例えば、ユーザー suedeveloper ロールのみ付与されている場合、このユーザーはすべての developer 操作を実行できます。ただし、build_mgr 操作は実行できません。ccm_admin ロールは、CLI でのみ使用されます。

重要: ccm_admin ロールを持つユーザーは、データベースに対する管理アクションを実行でき、データベース内の任意の (すべての) オブジェクトを変更する権限を持ちます。このロールおよび Rational Synergy アドミニストレーターへのアクセスは、このレベルのアクセス権を特に必要とするユーザーのみに制限してください。ccm_root はすべてのロールを持ちますが、ロールのユーザー・ファイル・リストに表示される場合と、表示されない場合があります。

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