バージョン 4 からのサーバーのアップグレード

古いバージョンの上に新しいバージョンをインストールして、サーバーをアップグレードすることができます。

始める前に

スペースまたは 2 バイト文字を含まないディレクトリーに、IBM® UrbanCode Release のファイルをダウンロードし、解凍します。これらのファイルは、IBM Passport Advantage® Web サイトからダウンロードできます。IBM UrbanCode Release ダウンロード文書を参照してください。

このタスクについて

バージョン 4 から直接バージョン 5、またはバージョン 6.0 以降にアップグレードできます。以下の説明は、どのケースにも適用されます。

手順

  1. サーバーを停止します。
  2. ランチパッド・プログラムを開始します。
    • DVD からインストールする場合は、ご使用のコンピューターで自動実行が有効になっていれば、セットアップ DVD を挿入するとランチパッド・プログラムが自動的に開始されます。 自動実行が有効になっていない場合は、Microsoft Windows では launchpad.exe コマンドを実行し、Linux では launchpad.sh コマンドを実行します。これらのコマンドは、DVD のルート・ディレクトリーにあります。
    • ダウンロードしたディスク・イメージからインストールする場合は、コマンド行ウィンドウを開き、ディスク・イメージを解凍したディレクトリーに移動します。次に、Microsoft Windows の場合は UCR¥disk1¥launchpad.exe を入力し、Linux の場合は UCR/disk1/launchpad.sh を入力します。
    ランチパッド・プログラムが開始されます。このプログラムは、IBM UrbanCode Release をインストールします。IBM UrbanCode Release には IBM Installation Manager が必要です。インストールされていない場合は、ここでインストールしてください。両方の製品を同時にインストールできます。
  3. ランチパッドで、インストールする IBM UrbanCode Release のバージョンをクリックします。 IBM Installation Manager が開きます。
  4. 「パッケージのインストール」ウィザードの最初のページで、製品の適切なバージョンと、必要に応じて IBM Installation Manager の適切なバージョンを選択し、「次へ」をクリックします。
  5. 「ライセンス」ページで、選択した製品のご使用条件をご確認のうえ、受諾します。ご使用条件のすべての条件に同意する場合は、「ご使用条件の条項に同意します」をクリックし、「次へ」をクリックします。
  6. 「共有リソース・ディレクトリー」のパスを入力するか、デフォルト・パスを受け入れます。 このフォルダーには、複数の製品によって共有できるリソースが入ります。
    注: すべてのパッケージをアンインストールしない限り、共有リソース・ディレクトリーを変更することはできません。
  7. IBM Installation Manager をインストールする場合は、以下の図に示すように、そのインストール先を指定します。
    共有リソース・ディレクトリーと IBM Installation Manager のロケーションの指定
  8. 「次へ」をクリックします。
  9. 次のページで、既存のパッケージ・グループまたは新規パッケージ・グループを選択します。
    • 既存のパッケージ・グループにインストールする場合は、表からパッケージ・グループを選択し、「次へ」をクリックします。
    • 新規パッケージ・グループにインストールする場合は、パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーを指定し、「次へ」をクリックします。
  10. ウィザードの次のページで、正しい製品が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
  11. 次のページで「UrbanCode uRelease バージョン 4 の既存インストール済み環境をアップグレードします」をクリックし、以下のように既存アプリケーション・サーバーの情報を指定します。
    bin ディレクトリー・ロケーション
    アプリケーション・サーバーの bin フォルダーのロケーション (例えば、/usr/share/tomcat6/bin) を指定します。
    WAR ファイル・ロケーション
    WAR ファイルを含むフォルダー (例えば、/var/lib/tomcat6/webapps) を指定します。
    コンテキスト・ルート
    前のインストール済み環境からのアプリケーションのコンテキスト・ルートを指定します。ほとんどの場合、コンテキスト・ルートは、WAR ファイルの名前から .war 拡張子を除いた名前です。

    または、ROOT を指定して、アプリケーション・サーバーのベース URL でアプリケーションを使用可能にすることができます。この場合、IBM UrbanCode Release サーバーの URL が変更される可能性があります。例えば、前の URL が https://myserver.example.com:8443/urelease だった場合、新しい URL は https://myserver.example.com:8443 になります。

    server.properties ファイルは、ホーム・ディレクトリー内の .urbancode フォルダーに置かれます。
  12. 「次へ」をクリックします。
  13. バージョン 6.1 以降にアップグレードする場合は、サーバーのデフォルト言語を選択し、「次へ」をクリックします。 インストール後、各ユーザーが言語を選択できます。サーバーの言語の設定を参照してください。
  14. バージョン 6.0 以降にアップグレードする場合は、ライセンス設定ページの「ライセンス・サーバーの要素」フィールドに、ライセンス・サーバーのポートとホスト名を指定します (27000@localhost など)。次に、「次へ」をクリックします。 より複雑なライセンス・サーバー・シナリオについては、http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/rational/v0r0m0/index.jsp?topic=/com.ibm.rational.license.doc/topics/r_specify_lic_servers.htmlの文書を参照してください。バージョン 5 にアップグレードする場合、このページは表示されません。
  15. オプション: バージョン 6.1 以降にアップグレードする場合は、通知を送信するためのメール・サーバーをセットアップするために、SMTP サーバーの情報を指定し、「次へ」をクリックします。 このページのプロパティーの詳細については、デプロイメントの E メール通知の構成を参照してください。
  16. データベース設定ページで、「既存のインストール済み環境からの設定を使用」チェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
  17. 「インストール」をクリックします。

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