デプロイメントのスケジューリング

デプロイメントの作成は、リリースや定義するその他の要素を選択し、デプロイメントの開始日時をスケジューリングすることで行います。 デプロイメントは、自動的に開始されるようにスケジュールできます。

始める前に

デプロイメントで使用されるアプリケーションがリリースと関連付けられていること、および、リリース環境がターゲットの日時に予約されていることを確認してください。

このタスクについて

デプロイメントをスケジュールする際、リリースおよび定義するその他の要素 (フェーズ、リリース環境、デプロイメント計画) を選択します。 各選択項目は、他の選択に影響します。 例えば、フェーズを選択すると、使用可能な環境が、そのフェーズに関連付けられているものに制限されます。 デプロイメントは、スケジュールされた日時に自動的に開始させることも、あるいは、手動で開始することもできます。 デプロイメントの全体的な進行状況は、予期されている開始日時を使用して計算されます。

手順

  1. 「リリースおよびデプロイメント」をクリックします。
  2. 「デプロイメント」タブで、「新規デプロイメントの追加」をクリックします。
    「新規スケジュール済みデプロイメントの追加」ダイアログ・ボックス
  3. 「新規スケジュール済みデプロイメントの追加」ダイアログ・ボックスで、デプロイメントを特定します。
    1. 「リリース」リストでリリースを選択します。 このリリースにより、デプロイメントに使用可能なアプリケーションと環境が決まります。
    2. 「フェーズ」リストでフェーズを選択します。フェーズは、リリースに関連付けられているライフサイクルから派生するもので、デプロイメントで使用可能なリリース環境を決定します。
    3. 「環境」リストでリリース環境を選択します。 選択したフェーズ用に予約されているリリース環境が使用可能です。
    4. 「デプロイメント計画」リストでデプロイメント計画を選択します。 この計画が、デプロイメントのセグメントとタスクを決定します。リリースに関連付けられている任意の計画を使用できます。
  4. オプション: 「リリース・バージョン」リストでバージョンを選択して、事前にリリースされているアプリケーション・バージョンを使用します。
  5. 次のようにデプロイメントをスケジュールします。
    1. 「スケジュール済み」リストを使用して、開始日と開始時刻を設定します。 開始日と開始時刻を定義したら、デプロイメント計画のすべてのタスクに対する所要時間を足し合わせて、終了日と終了時刻が算出されます。
    2. オプション: 「終了時刻のオーバーライド」リストを使用して、予期される終了日と終了時刻を変更します。 入力された値が、状況の更新時に算出される所要時間を置換します。
  6. オプション: デプロイメントが、スケジュール済みの日時に自動的に開始されるようにスケジュールします。
    1. 「自動開始」チェック・ボックスを選択します。
    2. オプション: 手動タスクの開始がスケジュールされている時刻にユーザーにアラートを出す場合は、「手動タスク通知」チェック・ボックスを選択します。
  7. オプション: デプロイメントで使用されるアプリケーション・バージョンを制限するには、以下のようにします。
    1. デプロイメントが「コンテンツおよび通知」タブで開始されると、デフォルトで、アプリケーション・バージョンが選択されています。ターゲット・フェーズの品質ゲートを成功した最新バージョンを自動的に使用するには、「バージョンの選択」リストで「ゲートで成功した最新バージョンの使用」を選択します。 このオプションは、ゲートを成功したすべてのアプリケーション・バージョンを選択します。
    2. 「バージョン・フィルター」フィールドに検索フィルター基準を入力することで、特定のアプリケーション・バージョンを選択することができます。 例えば、ゲートを成功した最新バージョンが 2.1 で始まるが、1.1 で始まる以前のバージョンを使用したい場合、1.1.* を入力することができます。 フィルター条件に正規表現を使用するには、「正規表現の使用」チェック・ボックスを選択します。
  8. 「保存」をクリックします。

次のタスク

「デプロイメント」タブでその実行日をクリックして、デプロイメントを実行します。

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