Rational Team Concert™ の統合プロバイダーの構成

Rational® Team Concert サーバーを統合プロバイダーとして追加することにより、自動的にワークアイテムを IBM® UrbanCode Release 変更項目にインポートすることができます。

このタスクについて

Rational Team Concert から多くのワークアイテムをインポートする場合、かなりの時間がかかる可能性があります。 ワークアイテムのインポート時には、IBM UrbanCode ReleaseRational Team Concert をポーリングして、 変更された項目のみがインポートされます。このため、インポート・プロセスを初めて実行する時には、インポートするワークアイテムが多いと、長い時間がかかる可能性があります。 その後のインポート・プロセスでは、時間は短縮される可能性があります。 デフォルトで最大 1,000 個のワークアイテムが、Rational Team Concert 照会によって返されます。

手順

  1. IBM UrbanCode Release で、「統合」 > 「新規追加」をクリックします。 「新規統合プロバイダー」ウィンドウが開きます。
  2. 「名前」フィールドに統合プロバイダーの名前を入力します。
  3. 「統合」リストから「RTC」を選択します。
  4. 「頻度」リストから頻度を選択します。 この頻度により、インポートする変更について Rational Team Concert がポーリングされる頻度が決定されます。また、いつでも手動で変更を更新することができます。
  5. 「RTC プロバイダー URL」に、Rational Team Concert サーバーのルート URL を入力します。 例えば、http://jazz_server.example.com:port_number/ccm/ などと入力します。デフォルト・ポート番号は 9443 です。
  6. 「コンシューマー鍵」フィールドと「コンシューマーの秘密情報」フィールドに、コンシューマー鍵とコンシューマーの秘密情報を入力します。 コンシューマー鍵は、Rational Team Concert サーバーでセットアップします。Rational Team Concert での OAuth の構成について詳しくは、OAuth コンシューマーの構成を参照してください。Rational Team Concert でセットアップする機能ユーザー ID は、アクセスするプロジェクト・エリアへのアクセス権を持っている必要があります。Rational Team Concert の機能ユーザー ID がプロジェクト・エリアへのアクセス権を持っていないと、接続の試行時にエラー・メッセージが表示されます。
  7. 「接続」をクリックします。 接続試行が成功すると、緑色の状況アイコンが表示され、プロジェクト・エリアのリストが表示されます。
  8. Rational Team Concert の値を IBM UrbanCode Release の値にマップします。 Rational Team Concert から取得された各ワークアイテムは、マッピングに基づいて IBM UrbanCode Release のリリースおよびアプリケーションに関連付けられます。
    注: 統合プロバイダーを編集すると、統合プロバイダー・ページを開いた時に、「計画対象 (Planned For)」列と「分類先」列が「割り当てなし」に設定されます。既存のマッピングを表示するには、適切な「計画対象 (Planned For)」または「分類先」の値を選択してください。
    1. 「マッピング」の下で、リストから Rational Team Concert プロジェクト・エリアを選択し、照会を選択します。 Rational Team Concert での照会について詳しくは、Web クライアントでのワークアイテムの検出を参照してください。
    2. 「リリース・マッピング」の下で、IBM UrbanCode Release のリリースを選択し、そのリリースにマップする Rational Team Concert「計画対象 (Planned For)」の値を選択します。
    3. 「アプリケーション」の下で、IBM UrbanCode Release のアプリケーションを選択し、そのアプリケーションにマップする Rational Team Concert「分類先」の値を選択します。
    4. 「状況」の下で、選択した Rational Team Concert プロジェクト・エリアの各状況に対して、IBM UrbanCode Release の対応する状況を選択します。

タスクの結果

Rational Team Concert サーバーは、頻度の値に基づいてポーリングされます。照会の結果は、IBM UrbanCode Release に変更項目として保管されます。Rational Team Concert からインポートされた項目は、IBM UrbanCode Release「リリース」ページと「変更」ページに表示されます。

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