XDE では、ステートチャートおよびアクティビティー・グラフ・マシンの両方でステートとアクティビティーを混合できます。 ただし、UML 2.0 では、各種類のマシンの間で厳格な分離が行われます。 XDE モデルをインポートする場合は、UML 1.4 と UML 2.0 の間の表記の違いにより、ステートチャートおよびアクティビティー図に大幅な変更が発生します。
そのため、包含するマシンが XDE における状態マシンである場合、その内部のすべてのモデル要素は、さまざまな種類の UML 2.0 の状態およびリージョンとしてインポートされます。 すべてのサブアクティビティー状態は UML 2.0 の状態としてインポートされますが、その状態は、サブアクティビティーにより最初に参照されていたアクティビティーを参照できません。
状態マシン内のサブマシンの状態は UML 2.0 の状態としてインポートされ、その状態には、参照される状態マシンにセットされたサブマシン・プロパティーが含まれます。 すべての所有されたスタブ状態は、接続ポイント・リファレンスとしてインポートされ、新規の接続ポイントが参照される状態マシン上に作成されます。 参照される状態マシンが他のモデル内に存在する場合は、参照されるモデルが他のモデルに対して状態マシンを提供するときに必ず書き込み可能であるようにします。
包含するマシンがサブマシンを内蔵した (他の状態マシンを参照する) アクティビティー・グラフである場合、サブマシンは、その呼び出される振る舞いとして状態マシンへの参照を含む CallActionBehavior アクティビティー・ノードとしてインポートされます。 アクティビティー・グラフ内のサブアクティビティー状態も、CallActionBehavior アクティビティー・ノードとしてインポートされます。
状態マシンに、他の状態マシンを参照するサブアクティビティーがある場合、そのサブアクティビティーはサブマシンとしてインポートされます。
以下の図では、 インポート前の図が XDE を表しているのに対し、インポート後の図は、インポート後の Rational® UML モデリング製品での同じダイアグラムまたは構成を表しています。
「モデル・エクスプローラー」ビュー:
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