インポートする Rational® XDE プロファイルの確認

「Rational XDE モデルのインポート」ウィザードの「プロファイルの確認」ページを使用して、ユーザー定義 XDE プロファイルのインポート・ステータスを表示できます。特定プロファイルを無視するように選択したり、インポートする XDE プロファイルを保持させる宛先フォルダーを指定したりすることもできます。

「Rational XDE モデルのインポート」ウィザードのデフォルトの振る舞いでは、プロファイル表にリストされるすべてのプロファイルがインポートされます。 プロファイルが既にインポートされている場合、ウィザードはインポート済みのプロファイルを使用し、そのプロファイルは再インポートされません。デフォルトの振る舞いを希望する場合は、「次へ」をクリックしてウィザードの次のページに進むことができます。

「プロファイルの確認」ページに表示される表には、「プロファイル名、バージョン」、「現在の状態」、および「アクション」の 3 つの列があります。 それぞれのプロファイルは、以下の現在の状態のいずれかに設定されます。
  • まだインポートされていない: その XDE プロファイルはまだインポートされていません。
  • 既にインポートされている: その XDE プロファイルは、「Rational XDE モデルのインポート」ウィザードの以前のセッションでインポート済みです。

それぞれのプロファイルには、そのプロファイルの現在の状態に対応したアクションがあります。アクションは、「Rational XDE モデルのインポート」ウィザードを使用してインポート・プロセスが行われた結果として、そのプロファイルがどうなるかを示します。

以下の表は、起こりうるプロファイルの状態をリストし、それぞれのプロファイルごとに、行うことのできるアクションを記載しています。

現在の状態 可能なアクション
まだインポートされていない インポート

XDE プロファイルに対するインポート・プロセスが行われます。

インポートしない

XDE プロファイルはインポートされません。そのプロファイルに対する参照はすべて、インポート中のその他の UML 2.0 プロファイルから除去されます。

インポートするプロファイルを参照

このアクションは、以前にインポートされたこのプロファイルのバージョンがわかっていて、ウィザードにはそれが知られていない場合に、選択することができます。インポート済みのプロファイルを参照すると、ウィザードはその選択済みモデルの状態を「既にインポートされている」に変更し、選択済みプロファイルに関するアクションを「既存のものを使用する (Use Existing)」に変更します。

既にインポートされている インポートしない

XDE プロファイルはインポートされません。そのモデルに対する参照は、既存の UML 2.0 プロファイルへの参照に置換されます。

再インポート

XDE プロファイルが再インポートされ、以前のインポート・セッションでインポートされた UML 2.0 プロファイルと宛先フォルダーが同じ場合は、そのプロファイルを上書きします。

プロファイルの現在の状態に関するアクションを指定するには、以下のようにします。
  1. 「モデル内で検出されたプロファイル」表からプロファイルを選択します。
  2. 任意: 「アクション」メニューから別のアクションを選択します。
  3. 任意: 「参照」ボタンをクリックして既存のプロジェクトへのナビゲートを行うか、「新規プロジェクト」ボタンをクリックして「新規プロジェクト」ウィザードを開始します。プロファイルとモデルを同じプロジェクト内に常駐させることはできません。
  4. 「次へ」ボタンをクリックします。
これで、「インポート・オプション」ページに進むことができます。このページでは、モデルのインポート方法を指定することができます。
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