「パターン・エクスプローラー」ビューに、適用可能なパターンが表示されます。「パターン・エクスプローラー」ビューからパターンをダイアグラム・エディターにドラッグすると、そのパターンを適用できます。その後で、パターンに関連した引き数値をパラメーターにバインドできます。ただし、パターンの新規テンプレート・パラメーターを定義することはできません (例えば、既存パターンのインスタンス化により新規パターを作成できません)。
「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューを使用してグループをパターンに追加し、「次を実行」>「ランタイム・ワークベンチ」 コマンドを使用して新規セッションを開始した場合は、新規グループがセッションに表示されません。この問題に対処するには、-clean オプションを使用して製品を開始する際に、ワークスペースまたは metadata\plugins\org.eclipse.core.runtime\settings\com.ibm.xtools.ras.repository.datastore.core.prefs ファイルを削除する必要があります。
次の場合に、「Implementation code is missing (実装コードが不明です)」というパターンに関するエラーメッセージが表示されます。
- Java ソース・コードで宣言されているパターンのアイデンティティー (バージョンや ID など) が、パターン・マニフェスト・ファイルに定義されているアイデンティティーに一致していません。
- ライブラリー・コードの getAvailablePatternDefinitions() メソッドからの リターンに、パターン・クラスへの参照が含まれていません。
この問題を回避するには、関連するコードを手操作で変更するか、パターン・ライブラリーの ソース・コード、およびマニフェスト・ファイルの定義に基づくパターンを再生成してください。
パターン拡張を既存のプロジェクトに追加すると、未解決のインポートに関するコンパイル・エラーが報告されます。 plugin.xml ファイルが保管されるか、必須プラグイン com.ibm.xtools.patterns.framework のメニューから "compute build path" コマンドが起動されると、エラーはなくなります。
英語以外のロケールに製品のオプション言語パックをインストールすると、「パターン・パラメーター (Pattern Parameters)」ウィンドウの値列に関するツール・チップが正しく変換されません。
プラグイン・オブジェクトをパターン・オブジェクトに変換すると、プロジェクトが 「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューに表示されない場合があります。 プロジェクトを「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューに表示するには、plugin.xml ファイルを保管してください。
パターンのタイプを「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューで変更すると、更新が 定義テンプレート (.emx ファイル) に反映されない場合があります。
この問題を回避するには、以下のステップに従ってください。
- パターンの参照モデルをプロジェクトの PatternsFile ディレクトリー (例えば pattern1.emx) から削除します。
- 製品を再始動し、プロジェクトをロードします。
- 「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューをオープンします。
- パターンを右クリックし、「定義テンプレートの再生成 (Regenerate Definition Template)」をクリックします。
パターン・オーサリング操作 (例えば、パラメーターの削除) の後、「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」 ビューにフォーカスがあれば、取り消し操作を実行することはできません。 ただし、パターン・オーサリング操作の後でソース・コード・エディターにフォーカスがある場合、取り消し操作を 実行することができますが、操作の結果は、再利用可能アセット仕様 (RAS) マニフェスト・ファイルではなく ソース・コード・エディターにのみ表示されます。
ソース・コードと RAS マニフェスト・ファイルとの矛盾は、「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」 ビューでは赤い X で示されています。