標準操作 

C++ 変換では、「標準操作」という語は、集合的にコンストラクター、コピー・コンストラクター、デストラクター、および割り当て演算子のことを指しています。

Eclipse プラグイン・プロパティーを使用して、標準操作の自動生成を制御することができます。 プロパティーにアクセスするには、「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。 C++ 変換用のプロパティーにアクセスするには、「モデリング」を展開し、「変換」を展開して、「UML から C++ へ変換」をクリックします。

変換は、デフォルトでコンストラクターおよびコピー・コンストラクターを生成します。

さらに、特定のステレオタイプを持つ操作を UML モデルに追加することによって、変換が標準操作を生成する方法を制御することができます。 あるクラスの下に操作を作成し、それを標準操作ステレオタイプのいずれかに割り当てると、変換は、指定した操作の代わりに標準操作を生成します。  

以下のステレオタイプを使用して、標準操作を生成することができます。 

·         コンストラクター: cpp_constructor ステレオタイプを使用して、コンストラクターが明示的であるかインラインであるかを指定することができます。 変換は、UML デフォルト値を生成されたコンストラクターのクラス属性に割り当てます。

·         コピー・コンストラクター: cpp_copy_constructor ステレオタイプを使用して、コピー・コンストラクターが明示的であるかインラインであるかを指定することができます。 変換は、UML デフォルト値を生成されたコピー・コンストラクターのクラス属性に割り当てます。

·         デストラクター: cpp_destructor ステレオタイプを使用して、デストラクターが仮想であるかインラインであるかを指定することができます。

·         割り当て: cpp_assignment ステレオタイプを使用して、割り当て操作がインラインであるかどうかを指定することができます。 変換は、生成された割り当て演算子にある割り当てられたクラスに基づいて、クラス属性に値を割り当てます。  

変換は、生成された標準操作に UML 操作の可視性を適用しますが、UML 操作の名前およびパラメーターを無視します。  

コンストラクターには、指定したデフォルト値を持つ属性の初期化文字列が含まれます。 コピー・コンストラクターは、重複している属性に基づいて属性を作成します。 生成された割り当て演算子の本体には、そのクラス属性に適した割り当て指示が含まれます。

クラスが標準操作の特定のタイプを指定した場合、そのプロパティーは、変換のデフォルト・プロパティーを上書きします。  

変換は、UML モデルに明示的に追加する場合を除いて、共用体の標準操作を生成しません。

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