コード・テンプレートを使用して、コードの形式設定、および変換が生成する内容の一部を調整することができます。
コード・テンプレートは、Eclipse プロパティーで編集できる文字列です。 そのプロパティーにアクセスするには、以下のステップを行ってください。
「ウィンドウ」>「設定」をクリックする。
「モデリング」を展開し、「変換」を展開して、「UML から C++ へ変換」をクリックする。
「テンプレート」タブをクリックする。
複数の Eclipse ワークスペースで、テンプレートのテキストを編集したり (ヘッダーの .h ファイルでは「Header」、本文の .cpp ファイルでは「Body」など)、それを保存したり、使用したりすることができます。
クラスのヘッダー・ファイル用の単純化したコード・テンプレートは、以下の例のようになります。
class $(name) { $(body) }; |
この例では、変換により $(name) および $(body) タグは実際の値に置換されます。
クラスのボディ・ファイル用のテンプレートは、以下の例のようになります。
$(includes) $(body) |
変換時に、生成コードの空白文字が管理されます。 行の先頭とタグの間に空白文字のみがある場合には、変換時に置換コードを空白文字でインデントします。 行の先頭の $(left) タグは、行のインデントをオフにします。 $(del) タグを使用して、「ソフト」行を指示できます。これは、行に情報がない場合に変換により削除される行のことを言います。
プラグインの「設定」ページにある「インポート」および「エクスポート」ボタンを使用して、テンプレートを格納する Eclipse ワークスペースからテンプレートをインポートおよびエクスポートできます。 テンプレートをエクスポートする場合には、システムは別のコンピューターまたはワークスペースにインポートできるテンプレートのセットを表す XML ファイルを作成します。
C++ 変換のデフォルトのテンプレート・セットに戻すには、プラグインの「プロパティー」ページで、「デフォルトに戻す」をクリックします。