EJB 変換プロファイル

EJB 変換プロファイルは、ステレオタイプを定義します。このステレオタイプが、UML から EJB への変換で解釈されることで、Enterprise Bean が生成されます。 次の表は、EJB 変換プロファイルが定義するステレオタイプの一覧です:

ステレオタイプ

ターゲット要素

UML から EJB への変換時の解釈

<<Entity>>

UML クラス

Entity Bean に対応

<<Service>>

UML クラス

ステレオタイプ・プロパティー「hasState」が最初偽 (Session Bean がステートレスであることを示す) に設定される Session Bean に対応

<<MessageProcessor>>

UML クラス

Message-driven Bean に対応

<<Id>>

UML 属性

Entity Bean の基本キーの一部として使用される CMP または BMP フィールドに対応

<<Query>>

UML 操作

Entity Bean の Query メソッドに対応

EJB 変換プロファイルは、次の制約も定義します。

·   UML クラスは、次のステレオタイプのいずれかを所有する必要があります: <<Entity>>, <<Service>>、または<<MessageProcessor>>

·   ステレオタイプを持つクラスは、同じステレオタイプを持つ別のクラスと汎化関係のみ持つ必要があります。

·   A <<Query>> ステレオタイプは、<<Entity>> ステレオタイプを持つクラスの操作にのみ適用する必要があります。

·   <<ID>> ステレオタイプは、<<Entity>> ステレオタイプを持つクラスの属性にのみ適用する必要があります。  

EJB 変換プロファイルを持つモデルを検証すると、これらの制約から警告が生成されます。 UML から EJB への変換を実行する前に、警告を生成している問題を訂正する必要があります。 ただし、警告が出ている場合でも、変換は実行できます。

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