C/C++ エレメントの検索
正常にコンパイルが終了したプログラムの検索を実行し、検索結果の正確性を確認することをお勧めします。
効果的な検索を完了するために使用する、正しい検索構文について理解することが重要です。
また、インクルード・パスおよびシンボルが正しく定義されていることを確認することも大切です。
詳しくは、『インクルード・パスおよびシンボル』を参照してください。
以下について詳しくは、『C/C++ 検索』を参照してください。
- 検索可能なエレメント
- 検索対象を限定する方法
- 検索でワイルドカード文字を使用する方法
- 構文例
「C/C++ 検索」の実行は数種類の異なる方法で行うことができますが、どの方法を選択しても、
「C/C++ 検索」に提供する必要のある情報は同じです。
検索を行う際に必要な情報は以下のとおりです。
ストリングの検索 |
これは、検索対象のエレメントの名前です。
ワイルドカード検索の指定方法、および完全修飾名の使用によってさらに検索を詳細化する方法
については、『C/C++ 検索』を参照してください。
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検索対象 |
これは、検索対象とするエレメント・タイプです。
また「任意のエレメント」での検索を選択することもでき、その場合はすべてのエレメントの組み合わせで検索が実行されます。
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制限 |
これを使用すると、検索を宣言、定義、または参照に限定できます。
また「すべての出現箇所」を選択することもでき、その場合はエレメントに一致する宣言、定義、
および参照が検索対象になります。
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範囲 |
これを使用すると、検索の範囲を制限することができます。
以下の 3 つの使用可能な範囲があります。
ワークスペース |
これは、ワークスペース内の開かれているすべてのプロジェクトを検索します。
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リソースの選択 |
このオプションは、C/C++ パースペクティブの以下のいずれかのビューで
何かが選択されると使用可能になります。
- C/C++ プロジェクト
- ナビゲーター
- 検索
- アウトライン
範囲は、ビュー内で選択されているエレメントに限定されます。
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ワーキング・セット |
ワーキング・セットを選択し、作成できます。
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C/C++ 検索を開始する方法としては、主に以下の 3 つの方法があります。
- 「C/C++ 検索」ダイアログを使用する
- 「エディター」ビューでエレメントを選択する
- 「C/C++ プロジェクト」ビューでエレメントを選択するか、または「アウトライン」ビューからエレメントを選択する
「C/C++ 検索」ダイアログを使用する

- 「ストリングの検索」フィールドに検索ストリングを入力します
(オプションで、大/小文字の区別をマークします)。
注: 直前の検索照会 (同じワーク・セッションからのもの) が記憶されており、
ドロップダウン・リストからそれにアクセスできます。
- 「検索」エレメントを選択します。
- 「制限」を選択します。
- 「範囲」を選択します。
- 「検索」を押します。
「検索」ビューに結果が表示されます。
「エディター」ビューでエレメントを選択する
- エディターで、必要なエレメントを選択します。
- 右マウス・ボタン・クリックして、「すべての宣言」または「すべての参照 」と、
検索したい範囲を選択します。
「検索」ビューに結果が表示されます。
「C/CC プロジェクト」または「アウトライン」ビューでエレメントを選択する
- ツリーで、必要なエレメントを選択します。
- 右マウス・ボタン・クリックして、「すべての宣言」または「すべての参照 」と、
検索したい範囲を選択します。
「検索」ビューに結果が表示されます。
詳しくは、以下を参照してください。
「ワークベンチ・ユーザー・ガイド」
>「概念」>「ビュー」>「検索」ビュー
「ワークベンチ・ユーザー・ガイド」>「概念」>「ワークベンチ」
>「ワーキング・セット」
「ワークベンチ・ユーザー・ガイド」>
「タスク」>「リソースのナビゲートと検索」
C/C++ 検索
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C/C++ エレメントの選択検索
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