グループへのパターンの割り当て

それぞれのパターンは、少なくとも 1 つのグループに割り当てる必要があります。 パターンの作成者がグループを指定しない場合、パターンは、デフォルト・グループ「その他のパターン」に割り当てられます。

グループは、パターンの適用者が「パターン・エクスプローラー」ビューで、パターンを編成するために使用します。 グループにより、パターン・ライブラリーとは独立して、パターンを表すことができます。 新規のグループは、「パターン・エクスプローラー」ビューで割り当てることができます。 また、グループは、他のオープン・グループに表示されるグループ内のすべてのパターンを提供して、削除することもできます。ただし、パターンでは元の割り当ての記録が維持されているので、「パターン・エクスプローラー」ビュー内のすべてのパターンは、元のグループ割り当てに戻して表示できます。

RAS 「アセット・エクスプローラー」ビューを使用して、 「パターン・エクスプローラー」ビューと同じ、パターン・リポジトリー内のパターンのリストを表示することもできます。 「アセット・エクスプローラー」ビュー内のパターン・リポジトリー、または「パターン・エクスプローラー」ビューのいずれかに追加されたグループは、両方のビューに表示されます。 グループは、「アセット・エクスプローラー」ビューでは、フォルダーとして認知されます。

「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューでの設計フェーズで表示され、さらにその後の「パターン・エクスプローラー」ビューでの完了パターンとして表示される、以下の 2 つのプロジェクトの例を参照してください。 「パターン・エクスプローラー」ビューでは、それぞれのパターンはグループ内にリストされ、その一部は複数のグループにリストされています。 パターン・ライブラリーに対応するプロジェクトは、「パターン・エクスプローラー」ビューでは参照されません。


2 つのプロジェクトがある「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビュー。

グループを表示する「パターン・エクスプローラー」ビュー

「新規パターン」ウィザードでパターンを作成する場合に、グループを追加できます。 その後、グループの変更および追加が可能です。

パターン・グループを追加または変更するには、以下のようにします。

  1. 「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューで、パターンを右クリックし、「プロパティー・ビューの表示」をクリックします。
  2. 「プロパティー」ビューで、「グループ」プロパティーの「値」セルをクリックして、表示されたボタンをクリックします。 「パターン・グループ」ウィンドウが開きます。
  3. 必要に応じて「追加」または「削除」ボタンを使用し、パターンのグループを追加または削除します。
  4. 「OK」をクリックします。
変更は、パターンの「グループ・プロパティー (Groups property)」に表示され、プロジェクトの「グループ・プロパティー (Groups property)」は更新されます。プロジェクトは、そのメンバー・パターンに割り当てられたすべてのグループのリストを保持しています。
関連概念
IBM Rational 設計パターン
パターン・コードおよびサポート・ファイル
関連タスク
パターン・プロジェクトおよびライブラリーの作成
パターンへのパラメーターの追加
パラメーターへの依存の追加
パターンのプロパティー値の設定
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