製品のユーザー・インターフェースは、メニュー、ツールバー、パースペクティブ、パースペクティブ内の情報のビュー、ウィザード、およびコンテキスト吹き出しヘルプから構成されています。ワークスペースをなるべく簡略化するために、ワークベンチを開始したときにデフォルトで使用可能になるツールのセットは、ユーザーのロールに応じて限定されています。
ワークベンチ内で使用可能なすべてのツールは、機能と呼ばれる論理セットとしてグループ化されます。それぞれの機能の間には、階層関係を設定できます。ロールは、複数の機能から成るセットです。作業中に追加のロールをアクティブ化して追加の製品機能を使用可能にすると、ツールを追加できます。
まだ使用可能に設定されていないツールを必要とするプロジェクトを作成したりリソースをインポートしたりする場合は、関連する機能をワークスペースに追加することを求めるプロンプトが出されます。機能をワークスペースに追加するには、「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックしてから「ワークベンチ」 > 「機能」をクリックして、ロール・オプションのリストを表示します。
追加の機能を選択するには、最上位のカテゴリーを展開し、必要な機能の横にあるチェック・ボックスを選択します。機能をワークスペースに追加するには、「適用」と「OK」をクリックします。
「ようこそ」パースペクティブ内の「ロールの使用可能化 (Enable roles)」メニューから追加のユーザー・ロールを使用可能にして、機能のセットを追加することもできます。このメニューを表示するには、「ようこそ」ホーム・ページの右下隅にある「ロールの使用可能化 (Enable Roles)」アイコンをクリックします。
以下の 1 つ以上のロールを選択すると、複数の機能を一度に簡単に追加できます。
- 拡張 J2EE: 標準的な Web アプリケーション、エンタープライズ Java™ アプリケーション、および Web サービスの開発をサポートします。
- C/C++ デベロッパー: C および C++ アプリケーションの開発をサポートします。
- データベース・デベロッパー (Database Developer): 高度なデータベース・アプリケーションの開発をサポートします。
- Eclipse デベロッパー (Eclipse Developer): Eclipse プラグインの開発をサポートします。
- Enterprise Java デベロッパー (Enterprise Java Developer):
エンタープライズ・アプリケーション、Enterprise JavaBeans™、およびアプリケーション・クライアントの開発をサポートします。
- Java デベロッパー (Java Developer): 標準的な Java アプリケーションの開発をサポートします。
- モデラー (Modeler): UML を使用するアプリケーション設計をサポートします。このロールは、デフォルトで使用可能に設定されます。
- 要求管理: Rational® RequisitePro® 組み込みおよび関連する要求管理機能を使用可能にします。
- 再使用可能アセットの管理: 再使用可能アセット仕様に基づいてパッケージされた設計パターンなどの再使用可能なモデリング・アセットのインポートとエクスポートを使用可能にします。
- チーム (Team): サポートされるソース・コード管理システムの使用をサポートします。
- テスター (Tester):
アプリケーション内のパフォーマンスの向上と問題の識別をサポートします。
- Web デベロッパー (高度) (Web Developer (advanced)):
標準的な Web アプリケーションの開発をサポートし、Struts 開発、Web サービス開発、およびデータベース・アクセスのサポートを追加します。
- Web デベロッパー (標準) (Web Developer (typical)): 基本的な J2EE 準拠 Web アプリケーションの開発をサポートします。
- Web サービス・デベロッパー (Web Service Developer): Web サービスの開発と消費をサポートします。
- XML デベロッパー (XML Developer): DTD、XSLT、XML スキーマなどの XML アプリケーションの構築と取り込みをサポートします。