分析モデルでは、モデリングするシステムまたはアプリケーションの構造を記述します。ユースケース・モデルで特定された機能要求の論理的な実装を記述する、クラス図とシーケンス図から構成されます。
分析モデルでは、システム内の主要なクラスを確認し、システムを構築する方法を記述したユースケースの実現のセットを収容します。クラス図では、システムの機能部分をモデリングするステレオタイプを使用して、システムの静的な構造を記述します。シーケンス図では、実行時のユースケース内のイベントのフローを記述して、ユースケースを実現します。 このユースケースの実現は、システムのパートが特定のユースケースのコンテキストで連携する方法をモデリングしています。
分析モデルは、システムの実装方法ではなく論理構造を記述しているので、設計モデルの基礎とみなすことができます。