実行オカレンスのサイズ変更および再配列

シーケンス図では、実行オカレンスは自動的に縦方向にサイズ変更して、参加要素がアクティブになっている時間を示します。実行オカレンスの最上部は、メッセージが受信され、振る舞いを開始する位置に調整します。実行オカレンスの下部は、相互作用中の振る舞いの終了に位置を合わせます。実行オカレンスをメッセージおよびフラグメントにわたってサイズ変更した場合は、実行オカレンスはその相互作用中に再配列します。

制約事項: リターン・メッセージが添付されている実行オカレンスは、サイズ変更できません。
実行オカレンスをサイズ変更し、再配列するには、以下のようにします。
  1. 実行オカレンスを持つライフラインを少なくとも 1 つ含むシーケンス図を開きます。
  2. 相互作用フレームで、以下のいずれかのステップを完了します。
    • 実行オカレンスをサイズ変更する場合は、メッセージおよびフラグメントと交差せずに、ハンドルを上または下にドラッグします。
    • ネストしている実行オカレンスをサイズ変更する場合は、その上にネストしている実行オカレンスの縦方向の最大制限までハンドルを上または下にドラッグします。
    • 実行オカレンスを既存のメッセージおよびフラグメントにわたって再配列する場合は、ハンドルを上または下にドラッグします。
    注: 再配列中に、実行オカレンスを上にサイズ変更した場合、実行オカレンスの開始点は、交差したメッセージおよびフラグメントの前に表示されます。実行オカレンスを下にサイズ変更した場合は、その実行オカレンスの終了点が、交差したメッセージおよびフラグメントの後に表示されます。
関連概念
実行オカレンス
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