レポート・データ選択のカスタマイズ

モデル・レポートを発行する場合、レポート・マニフェスト・ファイルで Object Constraint Language (OCL) を使用することによって報告される要素をカスタマイズできます。

モデル・レポートで使用されるデータ要素をカスタマイズするために、OCL を既存のレポートに追加するか、レポート・マニフェスト・ファイル com.ibm.xtools.publish.uml2¥resources¥reports¥reports.manifest を編集して、新規のレポートを作成できます。

カスタマイズされたデータ要素を使用して新規のレポートを作成するには、以下のようにします。

  1. 編集するレポート・マニフェスト・ファイルを開きます。 このファイルは、com.ibm.xtools.publish.uml2¥resources¥reports¥reports.manifest にあります。
  2. 以下のフィールドを定義して、新規のレポートを作成します。
    <reportManifest name="Report Name"
    	description="Text description of the report"
    	author="Your name"
    	xsltFile="resources/reports/MetricsReport.xsl"
    	oclSelfType="Class"
    	oclQuery="self.oclIsKindOf(Class)"
    	outFileExt="pdf"
    	USING_ICONS="false"
    	EXTRACTING_DIAGRAMS="false"
    	DIAGRAM_FORMAT="JPG"
    	DETAIL_LEVEL="FULL">
    </reportManifest>
    oclSelfType および oclQuery 属性は太字で書式設定されており、データ選択属性を定義しています。oclSelfType 属性は、選択する要素の UML データ・タイプで、oclQuery 属性は、選択を絞り込むための OCL 照会です。
  3. レポート・マニフェスト・ファイルを保存します。
  4. 製品を実行します。
  5. レポートを報告するモデルを選択します。
  6. 「モデリング」 > 「公開」 > 「レポート」をクリックします。
  7. カスタマイズしたレポートを表示します。
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