構造化アクティビティー

アクティビティー図での構造化アクティビティーは、ノードの 1 つのタイプであり、アクティビティー・ノードとエッジから成る論理グループを作成するために使用できます。

アクティビティー・ノードとエッジを構造化アクティビティーに追加できますが、これらのノードとエッジはその構造化アクティビティーのみに属します。他の構造化アクティビティーと共用されることはありません。

構造化アクティビティーが呼び出されても、すべての入力データを受け取るまでは、構造化アクティビティーの実行は開始されません。アクティビティー内の他のノードは、構造化アクティビティーからの出力データを使用できません。また、構造化アクティビティー内のすべてのアクションの実行が完了するまで、アクティビティーでのフローは継続されません。

各構造化アクティビティーには、モデリングしている振る舞いを識別する固有の名前があります。

次に示すように、構造化アクティビティーは、コーナーが丸みを帯びた破線の長方形として表示されます。名前区画には、構造化アクティビティーの名前とキーワード <<structure>> が表示されます。アクティビティー区画には、構造化アクティビティー・ノードに追加するノードとエッジが表示されます。

コーナーが丸みを帯びた破線の長方形は、2 つのセクションに分割されています。上段のセクションには、名前 Structured Activity Node と二重の不等号括弧で囲まれたワード structure が表示されます。下段のセクションには、3 つのアクション、1 つのデシジョン、およびコントロール・フロー・エッジが表示されます。1 つのアクションは、デシジョンの着信エッジに接続されています。2 つのアクションは、デシジョンの発信エッジに接続されています。

ヒント: 構造化アクティビティーを右マウス・ボタンでクリックし、「ステレオタイプと可視性スタイル」設定を変更することにより、キーワードを非表示にできます。
関連概念
アクティビティー
アクション
振る舞いの呼び出し
操作の呼び出し
コントロール・ノード
オブジェクト・ノード
アクティビティー・エッジ
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