ユースケース図

ユースケース図は、システムの振る舞いをモデリングし、システムの要求をまとめるために役立ちます。

ユースケース図は、システム全体の機能および有効範囲を記述します。これらの図は、システムとそのアクターとの間の相互作用も識別します。ユースケース図の中のユースケースとアクターは、システムが何を実行するかと、アクターがシステムをどのように使用するかを記述します。しかし、システムの内部操作は記述しません。

ユースケース図は、システム全体またはシステムの重要な部分のコンテキストと要求を図示および定義します。単一のユースケース図を使用して、複雑なシステムをモデリングできます。多数のユースケース図を作成して、システムの複数のコンポーネントをモデリングすることもできます。通常の場合、プロジェクトの初期のフェーズでユースケース図を開発し、その後の開発過程全体でユースケース図を参照します。

ユースケース図は以下の場合に役立ちます。

以下のトピックでは、ユースケース図のモデル要素について説明します。

関連タスク
ユースケース図の使用によるシステムの振る舞いのモデリング
ユースケース図の作成
モデルへのユースケース図の追加
ユースケース図の変更
ユースケース図での関係の指定
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2004, 2005. All Rights Reserved. (C) Copyright IBM Japan 2005