追跡可能性関係

モデル要素、仕様および実装の間の特定の UML 関係を表示できます。

追跡可能性機能には、以下の UML 関係が含まれます。

* 循環トレース関係を報告するときには、これらの関係のみが考慮されます。

暗黙の依存関係

暗黙の依存関係は、依存関係を表すモデル要素がないときにモデル内の要素から派生する追跡可能性リンクです。例えば、シーケンス図が 1 つのライフ・オブジェクトから別のライフ・オブジェクトへのメッセージを示しているとします。ライフ・オブジェクト間のメッセージは、そのライフ・オブジェクトが表すモデル要素間の静的な依存関係を暗黙指定します。

2 つの UML 要素間の暗黙の依存関係は、以下のいずれかの状態に当てはまる場合に発生します。

注: 上記のいずれかに当てはまらない場合、「問題」ビューにアクセス違反エラーがリストされます。モデル要素が権限、パッケージのインポート、または要素のインポートの関係をターゲット・モデル要素のパッケージに対して持たずに別のパッケージのモデル要素にアクセスする場合、解決不能なアクセス違反になります。

以下のユースケースは、暗黙の依存関係を持ちます。

関連タスク
モデル要素関係の表示
モデル要素関係の分析
モデル要素の関係情報をテーブルに表示する方法
モデル要素の関係情報のエクスポート
ダイアグラムでのモデル要素関係の表示
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