パターンにパラメーターを追加するには、「新規パターン・パラメーター」ウィンドウの
「一般」ページを使用します。
- 名前
- パターン適用者のためのパラメーターの名前を示します。パターンの
Java™ クラスと、そのパターンをサポートするその他のファイルの作成に使用されます。
デフォルト名は、パターンにおけるそのパラメーターの目的を説明するような名前に
変更できます。
- クラス名
- パラメーターの Java クラスを示します。デフォルト名は、
パラメーター名に基づいて作成されますが、文字に関しては次のような例外があります。
すなわち、スペースおよび特殊文字は削除され、最初の文字は大文字になります。
デフォルト名を受け入れるか、新しい名前を作成します。
- 簡単な説明
- パラメーターの目的の説明です。ユーザーがこのパラメーターに適した引数を指定できるように、
プロンプトを組み込むこともできます。この説明は、このパターンのヘルプ・ファイル (生成されて
いる場合) だけでなく、「パターン・エクスプローラー」ビューの
「簡単な説明」ページにも表示されます。
このテキストは、ユーザーがパターン・インスタンスのパラメーターの上にカーソルを置くと、
ダイアグラム・ビューの上に吹き出しヘルプとしても表示されます。
- タイプ
- パラメーターの UML 2.0 タイプを指定します。
- 許容されるサブタイプ
- 選択可能な場合は、上で指定した UML 2.0 タイプが実際は複数のタイプの集合であることを示しています。
1 つ以上のサブタイプを選択すると、パターンの適用時に適用者がこのパラメーター用に
選択できる引数タイプが制限されます。
例えば、分類子のタイプの選択には 31 のサブタイプがあり、そこにはアクティビティー、ノード、状態マシン、
ステレオタイプ、クラス、アクター、およびインターフェースが含まれます。
このフィールドでサブタイプを指定しない場合、適用者は、可能なサブタイプをすべて
使用することができます。サブタイプをすべて指定すると、可能なサブタイプのすべてを
適用者が使用できるようになり、ダイアグラム・ビューにそれぞれのアイコンが表示されます。
注: サブタイプを持つタイプのテキスト項目で引数値を指示すると、
このフィールドは必ずデフォルトのサブタイプに設定されます。
- 引数値のテキスト項目を許可する (Allow text entry of argument value)
- これを選択すると、パターン適用者が、新規または既存の要素の名前を入力することによって、
引数を指定できるようになります。
テキスト項目を使用して引数を追加すると、サブタイプは無視されます。
ここではデフォルトのサブタイプしか指定できないためです。
例えば、インターフェースは分類子のデフォルト・サブタイプであるため、
分類子のテキスト項目はいずれも、新規インターフェースを作成するか、
既存のインターフェースを指定するかのどちらかになります。
- 多重度
- パターンの適用時にテンプレート・パラメーターに指定できる引数値の、
許可される値または範囲を示します。