グローバリゼーション・コード・レビュー

グローバリゼーション・コード・レビューは、1 つのカテゴリーのみから構成され、 グローバリゼーションとも呼ばれます。

目的

グローバリゼーション・コード・レビューは、 グローバリゼーション標準に準拠せず、変換や国別フォーマットなどの障害となる可能性のあるコードを検出するルールを適用します。このコード・レビューは 詳細なコードの分析が不要なため、短時間で実行されます。

ルール・カテゴリー

以下の表では、 グローバリゼーション・コード・レビューのすべてのカテゴリーおよびサブカテゴリーを示し、それらに含まれるルールについて説明します。左の列において、カテゴリーは太字で、 サブカテゴリーはプレーン・テキストで示します。

カテゴリーまたはサブカテゴリー 説明
グローバリゼーション ローカライズ環境でコードが正しく実行されるようにするため、 グローバリゼーション・コーディング・ベスト・プラクティスに基づいたルールを含みます
国別フォーマット 世界各地域で使用されるデータ・フォーマット・オプションを扱う ルールを含みます
エンコード グローバリゼーションについてエンコードを検証するルールを含みます
ロケール処理 グローバリゼーションについてロケールを検証するルールを含みます
ストリング処理 グローバリゼーションについてストリング演算を検証するルールを含みます
変換 変換についてコードを検証するルールを含みます
UI 固有 グローバリゼーションについてユーザー・インターフェース・レイアウトおよび内容を検証するルールを含みます

サンプル・ルール

以下のルールは、グローバリゼーション・コード・レビューで 適用されるサンプル・ルールです。これは、「グローバリゼーション」カテゴリーの 「国別フォーマット」サブカテゴリーにあります。
java.util.Date.toString () を使用した Date から String への変換を避ける
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