マッピング・モデルについて

UML 変換を実行すると、生成されたファイルおよびフォルダーにはデフォルトのファイル名が割り当てられます。 マッピング・モデルを作成することにより、変換で作成されたすべてのファイルおよびフォルダーに、別のファイル名を指定できます。

マッピング・モデルを作成するには、変換を実行したいソースのモデル要素を選択する必要があります。 マッピング・モデルを生成すると、ソース・モデルで選択されたそれぞれの要素ごとに成果物が含まれた、別個のモデルが作成されます。 作成されたそれぞれの成果物とソース・モデル内の対応する要素の間には、マニフェスト関係が存在します。

対応するソース・モデル要素を参照し、それと同じ名前をもつ、それぞれの成果物に対し、変換によりデフォルトの名前が割り当てられます。 各成果物のファイル名プロパティーは、マッピング・モデルで別の名前が指定されるまで空のままになります。 UML パッケージ要素などのフォルダーに別のファイル名を指定する場合、この変更は、変換により当該フォルダーで生成されるすべてのリソースに影響を与えます。

マッピング・モデルを更新した場合、そのマッピング・モデル内の各成果物のファイル名プロパティーが更新されます。 マッピング・モデル内で指定した代替ファイル名は、マッピング・モデルを使用した次回の変換の実行時に、変換により生成される要素に適用されます。

マッピング・モデルは、選択したモデル要素と同じワークスペースおよびプロジェクト内で作成する必要があります。

関連タスク
変換出力の代替ファイル名の指定
変換マッピング・モデルの作成および編集
マッピング・モデルの選択
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2004, 2005. All Rights Reserved. (C) Copyright IBM Japan 2005