パターン・ライブラリーに新規パターンを追加する際に必要なプロパティーを提供するには、
「新規パターン」ウィザードの「一般」ページを使用します。
パターン・ライブラリーは、新規パターン・プラグインの作成時に作成されます。
- パターン名 (Pattern Name)
- パターン適用者のためのパターンを識別するパターン名を示します。
パターンの Java™ クラスと、
そのパターンを実装するその他のファイルを作成する際に、デフォルト名として使用されます。
デフォルト名は、パターンの使用目的がわかるような名前に
変更することができます。
- クラス名
- パターン実装のための基本 Java クラスを識別するクラス名を示します。
デフォルト名は、パターン名に基づいて提供されますが、文字に関しては次のような例外があります。
すなわち、スペースおよび特殊文字は削除され、最初の文字は大文字になります。
デフォルト名を受け入れるか、別の名前を入力します。
- パッケージ
- このパターンのすべての実装コードを含むパッケージを示します。
デフォルトは、プロジェクト名 (ライブラリー)、「Patterns」というワード、
そしてパターン名で、それぞれの間はドットで区切られます (例: myProjectName.Patterns.myPatternName)。
デフォルトを受け入れるか、新しい名前を入力します。
- パターン・タイプ
- パターン・インスタンスのタイプを設定します。パターンを適用して何を行いたいかに応じて、
「コラボレーション」 (最も一般的)、
「クラス」、
「パッケージ」のいずれかを選択します。
- ターゲット・タイプ
- 適用者がパターンを適用できるターゲット要素の UML 2.0 タイプを示します。
デフォルトの許容タイプは、「パターン・タイプ」の選択に応じて異なります。
チェックの付いたオプションの選択を解除することによって、ターゲット・タイプを制限することができます。
少なくとも 1 つのオプションが選択されていなければなりません。
- パラメーター
- このフィールドの右側にある「追加」ボタンで追加および定義される
各パラメーターをリストします。
- 追加
- 「新規パターン・パラメーター」ウィンドウをクリックして開き、
パターンに新規パラメーターを定義します。
パターン作成後は、「パターン・オーサリング」ビューから
パターン・パラメーターを追加または変更することもできます。
- 編集
- 「パターン・パラメーターの編集」ウィンドウをクリックして開き、
パターンに定義したパラメーターを変更します。
パターン作成後は、「パターン・オーサリング」ビューから
パターン・パラメーターを変更することもできます。
- 削除
- 定義済みのパラメーターをクリックして削除します。
- グループ
- このパターンのグループをリストします。グループは、「パターン・エクスプローラー」ビュー内で
パターンを編成します。各パターンには、少なくとも 1 つのグループが必要です。
パターンは複数のグループに属することができます。また、ライブラリーが所有する他のパターンと、
グループを共有する必要はありません。グループは、「パターン・エクスプローラー」ビューに固有の
プロジェクトではありません。例えば、Architecture Patterns という名前のグループに割り当てられている
複数のプロジェクトからのパターンは、すべてこのグループ内にまとめて表示されます。
- 追加
- 1 つ以上のグループを追加するか、デフォルトのグループ割り当てを受け入れます。
- 削除
- 任意のグループ (デフォルト・グループを含む) を削除します。
- バージョン
- パターンのバージョンを示します。これは、同一パターンの複数の変種を制御する際に役立ちます。
また、パターンを作成、公開、テストした後に、
パターン作成者に戻して設計を変更するような場合にも有効です。