パターンを選択して「アーキテクチャーのディスカバー」をクリックすると、
選択したパターンを構成するクラスおよびインターフェースを示すコードが
検出されます。コード・アーキテクチャーでのパターンのレビューにより、
アプリケーションの設計の仕組みを効率的に調べることができます。
アーキテクチャー・ディスカバリーを実行する前に、ワークスペースをロードするか、
ワーキング・セットを作成する必要があります。このレビュー用のワーキング・セットを作成する理由の 1 つは、
分析されるコード・ベースを最小化して、分析に要する時間を短縮するためです。
ワーキング・セットには、最も関連の深いコードのみを入れることも、
ワークスペースの比較的小さなサブセットを入れることもできます。
既存のコードのアーキテクチャーにあるパターンを自動的にディスカバーするには、
以下のようにします。
- をクリックし、「モデリング」を
展開し、「ダイアグラム・ナビゲーター」を選択し、「OK」をクリックします。
「ダイアグラム・ナビゲーター」ビューが開きます。
- 「アーキテクチャー・ディスカバリー (Architectural Discovery)」の
「ダイアグラム・ナビゲーター」ビューで
以下のいずれかのカテゴリーを展開し、そのパターンを表示します。
- 設計パターン
- オブジェクト指向パターン
- 構造化パターン
- システム・パターン
- コード・アーキテクチャーで検出するパターンを選択します。
- パターンを右マウス・ボタンでクリックし、「アーキテクチャーのディスカバー」をクリックします。
処理時間は、ワークスペースまたはワーキング・セットのサイズによって決まります。
「進行状況」ウィンドウが開き、
選択したパターンがコードにあるかどうかワークスペースを検索する際に、
アーキテクチャー・ディスカバリーの状況が示されます。アーキテクチャー・ディスカバリーが終了すると、
選択したパターンを構成するクラスおよびインターフェースを表示するために作成されたトピック・ダイアグラムの数が、
大括弧内に次のように表示されます。
