プラグレットの実装

プラグレットを使用して、モデル内の選択済みクラスのコンテンツをリストしたり、クラスのファンイン・メトリックを計算することができます。

モデル列挙プラグレットでは、モデル内で選択したクラスのコンテンツがリストされます。基本的なモデル検査が実行されます。モデル列挙関数は、EnumModel クラスの実行メソッド内で実装されます。このメソッドでは、選択された要素がモデルから取得されます。モデリングの パースペクティブから、UMLModeler クラスを使用すると、モデルとそのコンテンツにアクセスすることができます。編集コンテキストが確立されます。選択された各要素に対して、logObject メソッドを使用してコンテンツが繰り返し処理されます。コンテンツは、EMF EObject のリストとして取得されます。オブジェクト名は、toString メソッドを使用してリストされます。

ファンイン・プラグレットでは、クラスのファンイン・メトリックが計算されます。ファンイン・メトリック は、モデル・エクスプローラーで選択したときにクラスが持つ参照の数を表します。ファンイン・プラグレットは plugletMain メソッドを 開始し、このメソッドはユーザーの選択項目を繰り返します。UML 2.0 クラスのインスタンスが選択された場合は、calcFanIn メソッドが呼び出されます。このメソッドは、 ResourceSetReadOperation クラスの実行メソッドを介してモデルにアクセスします。クラス参照 は、getReferencingClassesByOperation および getReferencingClassesByProperty メソッドを使用して計算されます。これら 2 つのメソッドは、IEObjectHelper.getReferencers メソッドを使用します。

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プラグレット
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プラグレット API
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プラグレットのチュートリアルとサンプル
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