アクティビティー図

UML のアクティビティー図は、プロセス内のアクションの順序を記述することによってシステムの振る舞いを表します。アクティビティー図は、アクティビティーが内包するアクション間の流れを示すため、フローチャートに似ています。ただし、アクティビティー図では、並行するフロー、すなわち同時実行されるフローや、代替フローを表すこともできます。

アクティビティー図では、アクティビティー・ノードとアクティビティー・エッジを使用して、制御のフローおよびアクション間で受け渡すデータをモデリングします。

アクティビティー図は、プロジェクトの以下のフェーズで役立ちます。

次に示すように、アクティビティー図はモデル内の 1 つのアクティビティーに属します。アクティビティー図を作成すると、その図が所属するアクティビティーが「モデル・エクスプローラー」ビューに表示され、アクティビティー・フレームがダイアグラム・エディターに表示されます。アクティビティー図を作成した後は、「モデル・エクスプローラー」ビュー内で移動することはできません。

「モデル・エクスプローラー」ビューのウィンドウの左側に、 ActivityDiagram1 という名前のアクティビティー図が Activity1 というアクティビティーの子要素として表示されています。 アクティビティー・フレームが、 フレームのヘッダーに Activity1 というタイトルを付けてダイアグラム・エディターに表示されています。

以下のトピックでは、アクティビティー図のモデル要素について説明します。

関連タスク
アクティビティー図を使用したユーザー・ワークフローのモデリング
アクティビティー図の制御およびデータのフローの指定
アクティビティーでの振る舞いのグループ化
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