モデル要素の使用
モデル要素は、ソフトウェア開発の成果物を示し、モデルにセマンティクスを追加します。モデル要素の追加、変更、ソート、グループ化、およびフィルタリングが可能です。
モデルへのモデル要素の追加
「モデル・エクスプローラー」
を使用して、モデル要素をモデルに追加することができます。
モデル要素のコピーおよび移動
1 つ以上のモデル要素を別のモデルまたはモデル要素にコピーおよび移動することができます。選択されているモデル要素に含まれるすべてのモデル要素は、関係も含めて、そのモデル要素とともにコピーまたは移動されます。
モデル要素の削除
モデル要素をモデルから削除することができます。
モデル要素のソート
モデル内のモデル要素のソート順を変更することができます。
モデル要素のフィルタリング
「モデル・エクスプローラー」
ビューに表示されているモデル要素はフィルタリングすることができるので、操作しようとしているモデル要素だけを見ることができます。
パッケージへのモデル要素の編成
パッケージを使用して、モデル内のモデル要素を編成することができます。パッケージには、他のパッケージを含む、任意の種類のモデル要素を含めることができます。
モデル要素の文書化
UML モデリングでは、モデル内のモデル要素に詳細情報を追加することができます。このテキストには、文書化する任意の情報 (モデル要素の役割、目的、振る舞いなど) を含めることができます。
外部ファイルへのモデル要素のリンク
UML モデルでは、モデル要素を外部ファイル (Microsoft
®
Word 文書やグラフィック・ファイルなど) にリンクできます。このリンクは、モデル要素に関する詳しい情報を提供する場合に役立ちます。
ステレオタイプおよび制約を使用した、モデル要素の意味の拡張
ステレオタイプは、モデル要素の目的の識別、およびその意味の拡張のため、モデル要素に適用されます。 制約は、モデル要素の必要条件、またはモデル要素での制約事項を識別するため、モデル要素に適用されます。
分類子の継承階層の調査
UML モデルでは、クラス、インターフェース、およびユースケースなど、継承をサポートしている分類子の継承階層を参照することができます。「継承エクスプローラー」ビューを使用して、選択したモデル要素のサブタイプおよびスーパータイプを、対応する属性および操作とともに表示することができます。
親トピック:
モデルの構築
関連概念
モデル
モデル要素
クラス
オブジェクト
サブシステム
関連資料
UML 1.4 と 2.0 のモデル要素名の違い