アーキテクチャーでのパターンのディスカバー

パターンを選択して「アーキテクチャーのディスカバー」をクリックすると、 選択したパターンを構成するクラスおよびインターフェースを示すコードが 検出されます。コード・アーキテクチャーでのパターンのレビューにより、 アプリケーションの設計の仕組みを効率的に調べることができます。

アーキテクチャー・ディスカバリーを実行する前に、ワークスペースをロードするか、 ワーキング・セットを作成する必要があります。このレビュー用のワーキング・セットを作成する理由の 1 つは、 分析されるコード・ベースを最小化して、分析に要する時間を短縮するためです。 ワーキング・セットには、最も関連の深いコードのみを入れることも、 ワークスペースの比較的小さなサブセットを入れることもできます。
既存のコードのアーキテクチャーにあるパターンを自動的にディスカバーするには、 以下のようにします。
  1. 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示 」 > 「その他」をクリックし、「モデリング」を 展開し、「ダイアグラム・ナビゲーター」を選択し、「OK」をクリックします。 「ダイアグラム・ナビゲーター」ビューが開きます。
  2. 「アーキテクチャー・ディスカバリー (Architectural Discovery)」の 「ダイアグラム・ナビゲーター」ビューで 以下のいずれかのカテゴリーを展開し、そのパターンを表示します。
    • 設計パターン
    • オブジェクト指向パターン
    • 構造化パターン
    • システム・パターン
  3. コード・アーキテクチャーで検出するパターンを選択します。
  4. パターンを右マウス・ボタンでクリックし、「アーキテクチャーのディスカバー」をクリックします。 処理時間は、ワークスペースまたはワーキング・セットのサイズによって決まります。 「進行状況」ウィンドウが開き、 選択したパターンがコードにあるかどうかワークスペースを検索する際に、 アーキテクチャー・ディスカバリーの状況が示されます。アーキテクチャー・ディスカバリーが終了すると、 選択したパターンを構成するクラスおよびインターフェースを表示するために作成されたトピック・ダイアグラムの数が、 大括弧内に次のように表示されます。
関連概念
アーキテクチャー・ディスカバリーの有効範囲および利点
アーキテクチャー・ディスカバリーのパターン
関連情報
アーキテクチャー・ディスカバリー・パターンのリファレンス
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