オプション付きのパターン・プロジェクトのエクスポート

配置可能なパターンは、RAS アセット形式内のプラグインとしてパッケージされます。 配置可能なパターン・プラグインには、デフォルトでは、パターン・ソース・コードが含まれていません。 また、パターンをプロジェクトとして保存することもありません。 ソース・コード付きのパターン・プロジェクトをエクスポートしたり、 配置不能なパターン・プロジェクトをエクスポートしたり、あるいはその両方を行うことができます。

ソース・コードなしでエクスポートされるパターン・プロジェクトを配布後に変更することはできません。 配置不能なパターン・プロジェクトは、 (プラグインとしてではなく) プロジェクトとしてインポートされ、変更可能です。 適用可能なパターンを含むプラグインとしてインポートされるのは、 配置可能なプロジェクトのみです。

オプション付きのパターン RAS アセットを作成するには、以下のようにします。

  1. 「パターン・オーサリング」ビューで、 パターン・ライブラリー・ノードを右クリックして、 「エクスポート」をクリックします。 「エクスポート」ウィザードが開きます。
  2. 以下のステップのいずれかを実行します。
    • 「参照」ボタンをクリックして、 RAS アセットを保存するディレクトリーを指定します。
    • 「リポジトリー」を選択し、リポジトリー・リストからリポジトリーを指定します。
  3. 「マニフェスト」の下で 「カスタム・マニフェストの作成」をクリックして、 「次へ」をクリックします。 「RAS アセットの説明」ページが表示されます。
  4. マニフェスト・ファイルに保管する説明情報を追加します。 アセット ID を変更する場合は、それが固有であることを確認してください。
    注: このページの情報は、 パターンの適用者がキーワードを使用してパターン・アセットを検索する場合にも検索されます。
  5. 「次へ」をクリックします。 「RAS アセットの成果物」ページが表示されます。
  6. 「エクスポートするリソースの選択」リストで、 パターンのプロジェクトを選択します。
  7. 以下の 1 つ以上を実行します。
    • 配置不能なプロジェクトを作成するには、 「完全な Eclipse プロジェクトとしてエクスポート」チェック・ボックスを選択します。
    • 配置可能なプロジェクトを作成するには、 「配置可能な特性、フラグメントまたはプラグインとしてエクスポート」チェック・ボックスを選択します。
    • 配置可能なプロジェクトにソース・コードを包含するには、 「ソースと配置可能なすべてのバイナリーを包含」チェック・ボックスを選択します。
  8. 「完了」をクリックします。 RAS パターン・アセットが作成され、 保存されます。
RAS アセットに関する追加情報については、RAS オンライン・ヘルプのトピックを参照してください。
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