コード・レビューのルール

ルールとは、コード・レビューの最小ビルディング・ブロックです。各コード・レビューでは、コード・ベースの品質を評価するためにさまざまなルールが適用されます。

コード・レビュー・ルール は、コード記述時に従う必要のある 1 つのアクションを記述した特定の文です。次に例を示します。

ルールはコード・レビューの基礎となります。コード・レビューを実行すると、コード・ベースにルールが適用され、コードがルールに準拠しているかどうかが確認されます。提供されているルールを変更し、作成するアプリケーションの設計標準に固有のユーザー定義ルールを作成することができます。

類似する機能に焦点を当てているルールは、同一カテゴリーに属します。前述の例のルールは、設計方針カテゴリーに属しています。コード・レビューの目的によっては、複数のカテゴリーのルールが適用されます。

ルールの詳細情報

各ルール、カテゴリー、およびコード・レビューに関する情報は、 「設定」ウィンドウに表示されます。詳しくは、「Java 設定の「コード・レビュー」ページ」を参照してください。

ルールの重大度レベル

各ルールには、以下のいずれかの重大度レベルが設定されています。

「推奨」は最も低い重大度レベルですが、検出事項への対応が重要であることを軽視しないでください。これらの検出結果は、エンジニアリング・チームが準拠すべき最良実例と業界標準を反映しています。これらの検出結果が直接的な問題でない場合にも、今後これらが原因となって問題が発生する可能性があります。

類似する機能に焦点を当てているルールは、同一カテゴリーに属します。前述の例のルールは、設計方針カテゴリーに属しています。コード・レビューの目的によっては、複数のカテゴリーのルールが適用されます。

一部のルール検出結果に対する自動修正

ルールに従っていない場合には、コード・レビューにより検出結果が作成されます。一部の共通検出結果にはクイック・フィックスがあります。クイック・フィックスとは、提供されている自動解決機能です。コード・レビューの検出結果にクイック・フィックスがある場合には、以下のいずれかのアイコンで示されます。

提供されているルール

提供されているルールには以下の情報が示されます。

ユーザー定義ルール

ウィザードを使用して、提供されているテンプレートからルールを作成できます。ウィザードでは、次に示すタイプのルールのテンプレートを選択できます。 これらのテンプレートを使用することで、コード・レビューの機能を拡張できます。
関連概念
コード・レビュー
ルール・カテゴリー
関連タスク
コード・レビューの実行
コード・レビューの構成
ユーザー定義ルールの作成
関連資料
コード・レビューを実行するための前提条件
ルール・カテゴリーの説明
コード・レビューのタイプ
「コード・レビュー」ビュー
完全コード・レビュー
「新規コード・レビュー・ルール」ウィザード
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