この演習では、システムのアクターとユースケースの関係をモデル化することによって「口座処理 (Account Operations)」ユースケース図を作成します。
「口座処理 (Account Operations)」ユースケース・モデルでは、PiggyBank オンライン・バンキング・システムのアクターとユースケースの間の相互作用を記述します。前の演習では、ユースケースとアクターを識別しました。これで、アクターとユースケースの関係をモデル化することによって、ユーザーとシステムの相互作用を記述できます。
ユースケース図は、アクターとユースケースの関係をモデル化することによって完了できます。顧客はこのユースケース図における基本アクターです。
これで、ユースケース図における「顧客」アクターの関係がモデル化されました。「顧客」アクターは口座の残高を表示でき、ある口座から別の口座への振込ができます。
ユースケース図は、アクターとユースケースの関係をモデル化することによって完了できます。出納係はこのユースケース図における基本アクターです。
これで、ユースケース図における「出納係」アクターの関係がモデル化されました。「出納係」アクターは口座の残高を表示でき、ある口座から別の口座への振込ができて、小切手を換金できます。
ユースケース図は、アクターとユースケースの関係をモデル化することによって完了できます。CityBank はこのユースケース図における第 2 アクターです。
これで、ユースケース図における「CityBank」アクターの関係がモデル化されました。CityBank アクターは CityBank 顧客が換金する小切手を検査する責任があります。CityBank アクターはこの図において唯一人間でないアクターです。作成した図は次のようになります。
図中のユースケース図には、関係の多重度が示されています。多重度によって単純な図が雑然として見えることがあります。図中の多重度を除去するには、ダイアグラム・エディターを右クリックしてから、
をクリックします。続行するには、『演習 1.6: 「残高表示」アクティビティー図の作成』に進んでください。