非同期メッセージ受信の遅延

統一モデリング言語 (UML) シーケンス図において、 ライフライン間の非同期メッセージの送信ポイントおよび受信ポイントを移動して、送信イベントと受信イベントの間の時間的な遅延を操作できます。 ライフラインの送信と受信の間で、複数のメッセージが発生する場合があります。

ダイアグラム・エディターで、非同期メッセージのあるライフラインが含まれているシーケンス図を開いている必要があります。
非同期メッセージの受取を遅延させるには、以下のようにします。
  1. 「パレット」で、「非同期メッセージ」をクリックします。
  2. メッセージを開始する送信元ライフラインをクリックし、メッセージを停止する宛先のライフラインへの既存メッセージに横方向および縦方向にまたがり、そのメッセージをドラッグします。
  3. 以下のステップのいずれかを実行します。
    • 宛先のライフラインが、クラスなどの構造化分類子タイプのインスタンスを表す場合は、操作に名前を付け、「OK」をクリックします。
    • 宛先のライフラインが、アクターなどの非構造化分類子タイプのインスタンスを表す場合は、選択したメッセージを名前変更して、「OK」をクリックします。
ソースのライフラインはブロックされないので、送信イベントと受信イベントのポイント間で相互作用が発生することがあります。
関連概念
メッセージ
関連タスク
同期または非同期メッセージの作成
ライフラインへの生成または破棄のメッセージの追加
メッセージの削除
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