ランタイム・デバッグ・ワークベンチの開始

「デバッグ」パースペクティブは、 コード (パターン・コードなど) をテストするための一連のツールを提供します。 カスタム・デバッグ構成をセットアップして、テストの実行時にそれを再利用することができます。 デバッグ・ツールの詳細については、オンライン・ヘルプを参照してください。

テストの前に、コードがコンパイルされていることを確認します。 デフォルトのビルド設定は、「自動的にビルド (Build Automatically)」です。 デフォルト設定を変更した場合にコードをコンパイルするには、 「プロジェクト」 > 「すべてをビルド (Build All)」を クリックします。ワークスペースを保存します。
デベロッパー・ワークベンチのランタイム・インスタンスを起動すると、 パターンのテストを行うことができます。 パターンは、それを適用することによってテストされます。デベロッパー・ワークベンチとランタイム・インスタンスは、 双方向に情報を受け渡します。 パターン・コードに組み込んだブレークポイントやトレース・メッセージは、 すべてデベロッパー・ワークベンチに報告されます。
注: ランタイム・セッションの実行中は、 パターン・コードは変更できません。

ランタイム・ワークベンチを起動するには、 以下のようにします。

  1. 「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」をクリックして、 「パースペクティブの選択 (Select Perspective)」ウィンドウを開きます。
  2. 「デバッグ」をクリックしてから、「OK」をクリックします。 「デバッグ」パースペクティブが開きます。
  3. 「実行」 > 「デバッグ」をクリックします。 「デバッグ」ウィンドウが開きます。
  4. 「構成 (Configurations)」リストで「実行時ワークベンチ (Run-time Workbench)」 をクリックし、「新規」をクリックします。
  5. 「名前」フィールドに構成名を入力し、 「起動前にワークスペースのデータをクリア (Clear workspace data before launching)」チェック・ボックスを 選択して、パターンに対する最新の変更が使用されるようにします。
  6. 「デバッグ」をクリックして、ワークベンチの新規インスタンスを起動します。
    注: デバッグ構成のセットアップ後は、 デバッグのバグ・アイコン デバッグのバグ・アイコン をクリックしてデバッグ・セッションを開始することができます。
    ランタイム・インスタンスのロード中は、Rational® Software Development Platform のスプラッシュ画面が表示されます。
  7. ランタイム・インスタンスで、以下のステップを実行します。
    1. UML 2.0 のプロジェクトとモデルを追加します。
    2. モデルに、パターンで変更したい設計条件を表す要素を追加します。
    3. 「パターン・エクスプローラー」ビューでパターンを探します。
これで、パターンのテストを開始する準備ができました。
可能な拡張の各タイプを実行してパターンをテストすると、 そのパターンで期待どおりの結果が出るかどうかを確認できます。
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