ブラウズ図は一時的で、編集不能な図です。モデル内のコンテキスト図要素への照会の結果を表示します。ブラウズ図を使用すると、モデルをナビゲートして要素と関係の詳細を表示できます。例えば、ブラウズ図を作成してクラスと関連要素の動的なビューを表示し、モデルに適合させる方法を確認することができます。
ブラウズ図は、指定したコンテキスト要素のビューを表示でき、Web ブラウザーに似た機能があります。表示の履歴がブラウズ図に残ります。新たに図を作成しなくても、以前に表示したコンテキスト要素とその関係を表示し、前後にナビゲートできます。例えば、特定のクラスを参照して、他の要素との関係を確認できます。ブラウズ図で要素をダブルクリックすると、要素がコンテキスト要素に変わって図が更新され、新しいコンテキストが示されます。
ブラウズ図の形式はユーザーから制御できません。図の要素によってブラウズ図の表示形式は異なります。図の中央にコンテキスト要素を表す放射状のレイアウトが表示されるか、 図の上部に汎化クラス、下部にサブクラスを配置した汎化のツリー状のレイアウトが表示されるかのいずれかです。
ブラウズ図は長く残すものではありませんが、最新表示すると、構成する要素に加えられた変更が反映されます。
ブラウズ図は編集不能です。構成するモデル要素を変更することはできません。ただし、ブラウズ図をフリー・フォームのモデリング図に変換して、モデル内の要素を追加および変更したり、イメージ・ファイルとして保存したりできます。