設計モデルは、システムの構造およびシステムの実装方法を詳細に記述することによって、分析モデルに構築されます。分析モデルに識別されたクラスは、実装構成が含まれるように洗練されます。
設計モデルは、システムの分析およびアーキテクチャーの要求に基づいています。このモデルは、アプリケーション・コンポーネントを表し、アーキテクチャー全体での各コンポーネントの適切な配置および使用方法を決定します。
設計モデルではパッケージに、分析クラスから展開された設計クラス、インターフェース、および設計サブシステムなどのシステムの設計要素が含まれています。各パッケージは、含まれている設計要素をさらに細かく分けるサブパッケージをいくつでも含むことができます。このようなアーキテクチャーの層によって、システムの仕様および実装の詳細を説明する要素の第 2 レベルの編成基盤が形成されます。
各パッケージ内では、シーケンス図によってクラスのオブジェクトの相互作用の様子が表され、状態マシン図によってクラス内の動的な振る舞いがモデル化され、コンポーネント図によってシステムのソフトウェアのアーキテクチャーが説明され、配置図によってシステムの物理的なアーキテクチャーが説明されます。