UML のアクティビティー図は、プロセス内のアクションの順序を記述することによってシステムの振る舞いを表します。アクティビティー図は、アクティビティーが内包するアクション間の流れを示すため、フローチャートに似ています。ただし、アクティビティー図では、並行するフロー、すなわち同時実行されるフローや、代替フローを表すこともできます。
アクティビティー図では、アクティビティー・ノードとアクティビティー・エッジを使用して、制御のフローおよびアクション間で受け渡すデータをモデリングします。
アクティビティー図は、プロジェクトの以下のフェーズで役立ちます。
次に示すように、アクティビティー図はモデル内の 1 つのアクティビティーに属します。アクティビティー図を作成すると、その図が所属するアクティビティーが「モデル・エクスプローラー」ビューに表示され、アクティビティー・フレームがダイアグラム・エディターに表示されます。アクティビティー図を作成した後は、「モデル・エクスプローラー」ビュー内で移動することはできません。
以下のトピックでは、アクティビティー図のモデル要素について説明します。