非同期メッセージ受信の遅延

シーケンス図では、ライフライン間の非同期メッセージの送信ポイントおよび受信ポイントを移動して、送信イベントと受信イベントの間の遅延時間を操作することができます。送信側と受信側のライフラインの間で、複数のメッセージを発生させることができます。

非同期メッセージの受取を遅延させるには、以下のようにします。
  1. メッセージを持つライフラインを少なくとも 2 つ含むシーケンス図を開きます。
  2. 「パレット」で「非同期メッセージ」をクリックします。
  3. 相互作用フレームで、メッセージを開始場所となるソースのライフラインをクリックします。
  4. 最初にメッセージを水平方向にドラッグし、次に既存のメッセージを横切って、メッセージの終了場所となるターゲットのライフラインまで縦方向にドラッグします。
  5. 以下のステップのいずれかを実行します。
    • ターゲットのライフラインが構造化分類子タイプ (クラスやコンポーネントなど) の参加要素を表している場合は、「操作名の入力」ウィンドウで操作の名前を入力し、次に「OK」をクリックします。
    • ターゲットのライフラインが非構造化分類子タイプ (アクターなど) の参加要素を表している場合は、選択されたメッセージの名前を変更できます。
ソースのライフラインはブロックされないので、送信イベントと受信イベントのポイント間で相互作用が発生することがあります。
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