すべての開いているモデルについて、問題のある追跡可能性関係のリストを表示することができます。
切断されたトレース関係
トレース依存のターゲットまたはソースが見つからないか、アクセスできない場合、切断されたトレース関係が生成されます。切断された要素トレース関係およびその原因は、「モデル・レポート」ビューで表示できます。
トレース関係が以下の基準の 1 つ以上を満たす場合、トレース関係が切断されます。
循環トレース関係
循環トレース関係は、1 つ以上のモデル要素が抽象依存を相互に持つ場合に発生します。循環トレースは、以下の抽象関係が存在する場合に発生します。
- クラス A はクラス B と抽象関係がある。
- クラス B はクラス C と抽象関係がある。
- クラス C はクラス A と抽象関係がある。
暗黙依存関係を持つモデル要素間のアクセス違反
2 つの UML 要素間の暗黙の依存関係は、以下のいずれかの状態に当てはまる場合に発生します。
- 両方のモデル要素が同じパッケージ内にある。
- それぞれのモデル要素は異なるパッケージ内にあるが、ソース・モデル要素のパッケージは、ターゲット・モデル要素のパッケージに対して、権限、パッケージのインポート、または要素のインポートの関係を持つ。
- それぞれのモデル要素は異なるパッケージ内にあるが、ソース・モデル要素のパッケージは、ターゲット・モデル要素に対して、要素のインポート、または権限の関係を持つ。
注: 上記のいずれかに当てはまらない場合、「問題」ビューにアクセス違反エラーがリストされます。モデル要素が権限、パッケージのインポート、または要素のインポートの関係をターゲット・モデル要素のパッケージに対して持たずに別のパッケージのモデル要素にアクセスする場合、解決不能なアクセス違反になります。