統一モデリング言語 (UML) のシーケンス図では、参加者のアクティブな時間を表すために、自動的に実行オカレンスの縦のサイズが変わります。実行オカレンスの最上部は、メッセージが受信され、振る舞いを開始する位置に調整します。実行オカレンスの下部は、相互作用中の振る舞いの終了に位置を合わせます。実行オカレンスをメッセージおよびフラグメントにわたってサイズ変更した場合は、実行オカレンスはその相互作用中に再配列します。
図エディターでは、実行オカレンスを備えた少なくとも 1 つのライフラインを含んだシーケンス図を開いた状態にしておかなければなりません。
制約事項: リターン・メッセージが添付されている実行オカレンスは、サイズ変更できません。
相互作用フレーム内で実行オカレンスのサイズ変更および再配列を行うには、次のいずれかを行います。
- 実行オカレンスをサイズ変更する場合は、メッセージおよびフラグメントと交差せずに、ハンドルを上または下にドラッグします。
- ネストしている実行オカレンスをサイズ変更する場合は、その上にネストしている実行オカレンスの縦方向の最大制限までハンドルを上または下にドラッグします。
- 実行オカレンスを既存のメッセージおよびフラグメントにわたって再配列する場合は、ハンドルを上または下にドラッグします。
注: 再配列中に実行オカレンスのサイズを上に変更した場合、実行オカレンスの開始ポイントは、またいだメッセージやフラグメントの前に表示されます。実行オカレンスのサイズを下に変更した場合、実行オカレンスの終了ポイントはまたいだメッセージやフラグメントの後に表示されます。