サブシステム

UML モデルでのサブシステムは、ステレオタイプ・コンポーネントの 1 つのタイプであり、システム内での独立した振る舞いの単位を表します。サブシステムは、モデリングしているシステム内での大規模なコンポーネントを表すために、クラス図、コンポーネント図、およびユースケース図の中で使用されます。

1 つのシステム全体を、複数のサブシステムから成る階層としてモデリングできます。サブシステムに対するインターフェースとインターフェースをサポートする操作を指定することにより、各サブシステムが表す振る舞いを定義することもできます。

図の中での区画は、サブシステムの属性、操作、提供されたインターフェース、必要なインターフェース、実現、および内部構造についての情報を表示します。

一般に、サブシステムには、システム内でのサブシステムの内容とロールを記述する名前があります。

次に示すように、サブシステムは、長方形として表示され、その内部にサブシステムの名前が表示されます。また、キーワード «Subsystem» とサブシステム・アイコンも表示されます。

3 つのセクションを持つ長方形が表示されます。上段のセクションには、サブシステム名 Component1、二重の不等号括弧で囲まれたワード subsystem、およびサブシステム・アイコンが表示されます。中段および下段のセクションは空です。

関連タスク
モデル要素の使用
モデリング図への図要素の追加
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