以下の手順は、Siebel ソースに接続し、アプリケーションで使用するためにデータ・オブジェクトを指定するプロセスを説明します。
1 つのレコードを追加する場合と、レコード・リストを追加する場合の選択項目に注目してください。
- Faces JSP ファイルを開く。
- データ・パレットで、Siebel レコードまたは Siebel レコード・リストのどちらかをクリックし、JSP ファイルにドラッグする。 「EIS SDO オブジェクトの作成」ウィザードが開きます。
- 「名前」フィールドに SDO の名前を入力する。既存のメディエーター
またはメタデータ情報を再利用したい場合は、次のサブステップに
従います。
- 「スコープからの既存のレコードの検索 (Retrieve and existing record from scope)」
というラベルのボックスにチェック・マークを付けると、このウィザードを使用して、
いずれかのスコープから既存の Siebel オブジェクトを検索することができます。
検索するキー名とスコープの両方を指定する必要があります。また、
「既存のレコードまたはレコード・リストからのメタデータ定義を再利用
(Reuse metadata definition from an existing record or record list)」という
ラベルの付いたボックスにチェック・マークを付けて、メディエーター・
メタデータ・ファイルを指定する必要があります。 この情報を
入力して「次へ」をクリックしたら、メディエーター・メタデータを
解釈した結果であるデータ・グラフのスキーマが示されたページが表示されます。
そのページで、SDO オブジェクトのルート機能を選択する必要があります。
- あらかじめ作成されているオブジェクトからの情報のみを
再利用したい場合は、「既存のレコードまたはレコード・リストからのメタデータ定義を再利用
(Reuse metadata definition from an existing record or record list)」
というラベルの付いたボックスにチェック・マークを付けます。
これによって、ターゲット・ビジネス・コンポーネント、選択されたフィールドなどの、
メタデータ・ファイルから収集した情報が、残りのウィザード・ページに
取り込まれます。注: 既存のメタデータ・ファイルをウィザードで選択する前に、
そのファイルをプロジェクトにインポートしておく必要があります。
- このレコードの初期化に使用したいアクションを選択してから、「次へ」をクリックする。 フィールドのタイプに応じて、各選択項目は次のアクションをもたらします。
ラジオ・ボタン |
説明 |
データベースからの既存のデータをレコードに入力する |
ターゲット Siebel レコードが、Siebel サーバー内の単一の既存レコードであるか、
既存レコードのリストである場合、このオプションを選択して、メディエーターがまず既存のレコードを検索し、
検索されたデータを SDO データ・オブジェクトに取り込むようにします。 |
データベースに新しい行を作成するために空のレコードを作成する |
このオプションは、単一の Siebel レコードをターゲットにする場合のみ選択可能です。
SDO データ・オブジェクトが Siebel レコードのリストをターゲットにする場合は、使用不可として表示されます。
SDO データ・オブジェクトの目的が、単一の新規 Siebel レコードの作成である場合、このオプションを選択してください。 |
- 「サーバー接続の選択」ページで、ドロップダウン・メニューから接続を選択する。
既存の接続がない場合は、以下の手順を実行します。
- 「ブラウズ」をクリックする。
- 「接続の参照」ダイアログ・ボックスで、「追加」をクリックする。
- 「接続の作成」または「接続の編集」ダイアログ・ボックスに、Siebel データベース・サーバーに接続するのに必要な値を入力する。
「詳細」フィールドに必要な Siebel ホスト情報を入力するには、「アセンブル」をクリックする。
- Siebel ライブラリーへのディレクトリー・パスを設定するには、「ブラウズ」をクリックする。
- 「OK」をクリックする。
- 「接続の参照」ダイアログ・ボックスで、新規接続が強調表示されていることを確認してから、
「OK」をクリックして、「Siebel サーバー接続の選択」ページに戻る。
- 接続を選択した後、ウィザードは、
定義されているすべてのビジネス・オブジェクトを Siebel サーバーから検索することを自動的に開始します。
ビジネス・オブジェクトのリストから、適当なオブジェクトを展開して、ビジネス・コンポーネントを表示します。
コンポーネントを選択してから、「次へ」をクリックする。
- 「フィールドの選択」ページで、このコンポーネントに必要なフィールドを選択する。
- 意図するアクションが「作成」または「更新」である場合は、
主キー・フィールド (通常は ID) が選択解除されていることを確認してください。
Siebel 主キー・フィールド値は、ユーザー操作によって割り当てられたり更新されたりしないため、
「作成」または「更新」アクションにメディエーターの主キー・フィールドが
組み込まれていると、サーバーが例外をスローする原因となります。
- SDO データ・オブジェクトが
Siebel レコード・リストをターゲットにする場合、「ソート」ボタンと「フィルター」
ボタンの両方を使用して、ソートおよび検索条件を指定できます。Siebel レコードでは、
「フィルター」ボタンのみを使用できます。
- 「完了」をクリックする。
構成済みの Siebel メディエーターとピック・リスト・メディエーターを表すノードが、「ページ・データ」
ビューに表示されます。主なメディエーターのアクションが「作成」または
「更新」である場合は、ピック・リスト値を検索するためのメディエーターが
自動的に生成されます。
Siebel SDO の編集
作成したばかりの
Siebel メディエーターのメタデータに変更を加えるには、次のステップを実行します。
- 「ページ・データ」ビューで、Siebel メディエーター・ノードを右クリックし、
「構成」を選択する。

- これにより、このメディエーター・ノードに対応する Siebel SDO ウィザードが
活動化されます。