プロセス開始ポートレットおよびタスク処理ポートレット用に、データ・アクセスを
(ビジネス・プロセス・メッセージの形式で) 「ページ・データ」ビューに追加します。
ビジネス・プロセス・ポートレットを作成してビジネス・プロセス・メッセージ・クラスを
別のプロジェクトにインポートすると、プロセス開始およびタスク処理用の入出力メッセージを
タスク・ポートレットに取り込むことができます。
ビジネス・プロセス・メッセージをビジネス・プロセス・ポートレットに取り込むには、
次のステップを実行します。
- 適切なポートレット・ページ (JSP ファイル) を開き、「ページ・データ」ビューのポップアップ・メニューで
と選択する。 「ビジネス・プロセス・メッセージ (Business Process Messages)」ウィザードが開きます。
- メッセージを、ビジネス・プロセスを開始する場合に使用するか、
ビジネス・プロセスでタスクを処理する場合に使用するかを指定する。
「参照」を選択し、必要なビジネス・プロセス・メッセージが入っているメッセージ・スキーマ・ファイル
(WSDL 文書) を探します。
「次へ」をクリックします。
- 次ページに、定義されているポート・タイプ、各ポート・タイプにおける操作、および各操作の入出力メッセージが表示される。
選択できるデータは次のとおりです。
- メッセージ
- 同一の操作に対して定義される 2 つのメッセージ (入出力)。2 つのページ・データ・ノードが作成されます。
- 操作。操作に対して定義されているメッセージごとにページ・データ・ノードが作成されます。
例えば、次の図では、TravelRequestProcessStaff プロセスに 2 つの操作 (ApproveRequest と BookFlight)
が定義されており、各操作に入力メッセージと出力メッセージがあります。
ApproveRequest 操作の入力メッセージが選択されています。
このメッセージの詳細は右側のツリーに表示されます。

- 選択後、「完了」をクリックする。 ウィザードでは、選択されたメッセージに関連付けられている WSDL ファイルを参照することにより、
スキーマ情報に基づいて必要な codebehind メソッドと Javadoc 注釈が生成されます。
メッセージ・ページ・データの作成後に WSDL ファイルを移動したり削除したりしないでください。
参照が無効になり、メッセージ・ページ・データが正しく表示されなくなります。
- 入力メッセージ (プロセス開始の場合) または出力メッセージ
(タスク処理の場合) に複合タイプ (以下の例では FlightReservation および Requestor)
が組み込まれている場合は、ページ・コードで生成される getter メソッドで初期化する。
ポートレット JSP
ファイルのポップアップ・メニューで「ページ・コードの編集」 を選択して、メッセージに対応する
getter メソッドに初期化コードを入力する。
例えば、以下の強調表示されているコード を追加する必要があります。
public Object getTravelRequestInput() {
if (travelRequestInput == null) {
travelRequestInput = getSessionScope().get(
ProcessInitiationHelper.PROCESS_INPUT_MESSAGE);
((Map)travelRequestInput).put("Requestor", new Employee());
((Map)travelRequestInput).put("FlightReservation", new FlightReservation());
}
return travelRequestInput;
}
注: これは、タスク処理入力メッセージには不要です (すでに初期化されているため)。
メッセージ・スキーマが「ページ・データ」ビューに表示され、Face
ユーザー・インターフェース・コンポーネントにバインドできるようになります。
