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条件付き書式設定

条件付き書式設定で設定した書式は、指定した条件が当てはまる場合にのみ適用されます。条件付き書式設定は、たとえば次のような場合に役立ちます。

条件付き書式を設定するには、式を使います。式で設定した条件付き書式は、書式エディタで設定した書式よりも優先されます。たとえば、[非表示]オプションを有効にしたうえで、このオプションの適用条件を条件付き書式設定式で定義すると、式で指定した条件が当てはまる場合だけ非表示プロパティが適用されます。

条件付き書式設定を使うと、オン/オフを切り替えるプロパティや属性プロパティを、条件に応じて設定できます。ただし、いずれのタイプのプロパティも、異なった種類の式を必要とします。

オブジェクトに条件付き書式設定を追加するには

  1. オブジェクトを右クリックし、[書式]をクリックします。
  2. ダイアログ ボックスの右側にある目的の[式]ボタンをクリックします。
  3. [書式エディタ]ダイアログ ボックスで、式を入力します。
  4. [保存して閉じる]をクリックします。
    • 式にエラーがある場合は、エラーを修正しないで終了するかどうかをたずねるメッセージ ボックスが表示されます。[いいえ]をクリックすると、エラーの詳細を示す別のメッセージ ボックスが表示されます。
    • 式にエラーがない場合は、書式エディタに戻ります。[条件式]ボタンが変化していることに注目してください。これは、そのプロパティに式が入力されていることを示します。
  5. [OK]をクリックし、レポートに戻ります。

参照

条件に基づいてオン/オフを切り替えるプロパティ | 条件に基づいて属性が変化するプロパティ