データ・プールは、テスト・データ・テーブルの入力値、出力値、戻り値に対して、およびスタブ・データ・テーブルの入力値と出力値に対して定義できます。データ・テーブル・セルがデータ・プールとリンクしている場合には、データ・テーブルは
データ・プールの変数 (列) を値のセットと見なします。データ・プールは、データ・テーブル内でハイパーリンクとして表示されます。
データ・プールにリンクするには、その前に、少なくとも 1 つの等価クラスと 1 つの定義
済み変数が含まれている既存のデータ・プールがなければなりません。データ・プール変数は、
プリミティブ・データ型の値またはストリングしか使用できません。
データ・テーブル・セルをデータ・プール変数にリンクさせるには、次のようにします。
- テストまたはスタブ・データ・テーブル内で、データ・プールにリンクさせるセルを右クリックし、
「データ・プールへリンクする (Link to Datapool)」を選択します。 これにより、「データ・プール変数の
選択 (Datapool Variable Selection)」ウィンドウが開きます。
- 左側で、テスト・プロジェクトとデータ・プールを展開し、変数を選択する。
- 右側で、変数の等価クラスを選択する。
- 準拠でないデータ型を使用する場合は、「データ・プール変数型の整合性の確認 (Check datapool variable type compliance)」オプションをクリアする。 このオプションが
選択されている場合には、プリミティブまたはストリング変数型しか選択できません。
その他のデータ型を使用すると、テストの実行に失敗することがあります。このオプションは、
データ・プール変数が、プリミティブまたはストリング変数型と互換性のあるカスタム
変数型である場合にのみクリアします。
- 「OK」をクリックする。
データ・テーブル内に、datapool://<path>/<file>::<variable>.<equivalence
class> の形式でハイパーリンクが作成されています。