スレッド分析は、プロファイル実行のためのスレッド分析データの収集から開始します。
データを収集するには、次の手順を実行します。
- 「プロファイル」ダイアログ・ボックスの「プロファイル」タブ (「概要 (Overview)」サブタブ)で、「スレッド分析 (Thread Analysis)」プロファイル・セットを選択する。
- プロファイル・セットの設定を変更するため、「編集」、「次へ (Next)」をクリックして、
「スレッド分析 (Thread Analysis)」ページを表示する。 以下のアクションを行えます。
- 「UML2 オブジェクト相互作用」ビューのデータ収集を使用不可にする。
このためには、「スレッド情報 (Thread Information)」ノードを展開し、「スレッド分析 (Thread
Analysis)」エントリーを選択します。「UML2 シーケンス図のオブジェクト相互作用データ
を収集 (Collect UML2 Sequence
Diagram object interaction data)」チェック・ボックスのチェック・マークを外します。「UML2 オブジェクト相互作用」ビューでは、
スレッド・ボトルネックの原因となっているオブジェクトを識別できることに留意してください。
- フィルター・セットで除外された境界クラスのデータを収集する。このためには「時間分析」ノードを展開します。「実行時間分析」のチェック・ボックスを選択します。「実行時間分析」ページで、
「フィルター・セットによって除外された境界クラスを収集 (Collect
boundary classes excluded by the filter set)」チェック・ボックスを選択し、境界クラスの深さを設定します。
- 任意: データ収集の制限としてメソッド呼び出しの数または時間量を指定する。 これにより、データ収集プロセスが高速になります。
- 「プロファイル」ダイアログ・ボックスで、
「プロファイル」タブおよび「制限」サブタブをクリックする。
- 特定数のメソッド呼び出し後、または特定量の時間の経過後に、プロファイルを停止するための指示を入力する。
- 「プロファイル」をクリックして、ご使用のアプリケーションを開始する。
- スレッド・ボトルネックを起こしているアプリケーション部分を実行してみる。これでアプリケーションを停止することができます。