データ・プールへのリンク

データ・プールは、テスト・データ・テーブルの入力値、出力値、戻り値に対して、およびスタブ・データ・テーブルの入力値と出力値に対して定義できます。データ・テーブル・セルがデータ・プールとリンクしている場合には、データ・テーブルは データ・プールの変数 (列) を値のセットと見なします。データ・プールは、データ・テーブル内でハイパーリンクとして表示されます。

データ・プールにリンクするには、その前に、少なくとも 1 つの等価クラスと 1 つの定義 済み変数が含まれている既存のデータ・プールがなければなりません。データ・プール変数は、 プリミティブ・データ型の値またはストリングしか使用できません。
データ・テーブル・セルをデータ・プール変数にリンクさせるには、次のようにします。
  1. テストまたはスタブ・データ・テーブル内で、データ・プールにリンクさせるセルを右クリックし、 「データ・プールへリンクする (Link to Datapool)」を選択します。 これにより、「データ・プール変数の 選択 (Datapool Variable Selection)」ウィンドウが開きます。
  2. 左側で、テスト・プロジェクトとデータ・プールを展開し、変数を選択する。
  3. 右側で、変数の等価クラスを選択する。
  4. 準拠でないデータ型を使用する場合は、「データ・プール変数型の整合性の確認 (Check datapool variable type compliance)」オプションをクリアする。 このオプションが 選択されている場合には、プリミティブまたはストリング変数型しか選択できません。 その他のデータ型を使用すると、テストの実行に失敗することがあります。このオプションは、 データ・プール変数が、プリミティブまたはストリング変数型と互換性のあるカスタム 変数型である場合にのみクリアします。
  5. 「OK」をクリックする。
データ・テーブル内に、datapool://<path>/<file>::<variable>.<equivalence class> の形式でハイパーリンクが作成されています。
関連概念
テスト・データ・テーブル
データ・プール構造
関連タスク
データ・プールの作成
データ・プールの編集
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