オブジェクト・データ型の属性用のテスト・データの提供

オブジェクト属性は、オブジェクトを作成して、それを本来あるべき状態にさせるのに使用できる名前付き変数です。テスト・データ・テーブル内でオブジェクトを含む任意のセルをクリックすると、そのオブジェクト用の複数の定義のリストが表示されます。定義のいずれかを選択すると、オブジェクトを表す行が展開されて、選択した定義の属性が表示されます。

オブジェクトの属性用のテスト・データを提供するには、次のようにします。
  1. 属性を定義するオブジェクトの型の列をダブルクリックする。 これにより、そのオブジェクトのビルドに使用できるさまざまな定義のリストが表示されます。これらの定義は、以下のものを基にしています。
    • そのオブジェクトの場合に使用可能なコンストラクター
    • オブジェクトのプロパティー (JavaBeans™ の仕様に準拠しているオブジェクトの場合)
    • インターフェース、抽象クラス、またはスーパークラスのサブクラス
    • 特定のクラスまたはインターフェース用の特殊サポート
  2. 当該オブジェクトについて希望する定義内容と最も一致する定義を選択する。 オブジェクト定義を選択すると、オブジェクトの属性が、そのオブジェクトの子エレメントとしてテスト・データ・テーブルに追加されます。
  3. このテーブル内の任意のデータ・セットにカーソルを移動して、オブジェクトの属性値を入力する。
    注: テスト・データ・テーブルでは、ハッシュ・マップ (java.util.HashMap) は一切サポートされません。
関連概念
複合オブジェクトの属性
テスト・データ・テーブル
関連タスク
サブクラスを使用したオブジェクトの初期化とテスト
配列へのエレメントの追加
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