反復の技術的内容を計画する際の基本を提供するために、ユース ケース ビューと呼ばれるアーキテクチャ ビュー../ovu_req.htm -- このハイパーリンクは、生成されたこの Web サイト内に存在しません要求作業分野で使用します。ユース ケース ビューは各システムに 1 つだけ存在し、アーキテクチャ上重要な振る舞い、クラス、技術面でのリスクを含むユース ケース、シナリオを示します。ユース ケース ビューは、各反復の最初に洗練され、検討を加えられます。

ユース ケース ビューは、アーキテクチャ上重要なユース ケース モデルのサブセット、ユース ケース、アクターのサブセットを示します。

要求の後に続く作業の分析、設計、実装作業は、アーキテクチャという概念に重点をおきます。このアーキテクチャの作成と検証は、初期の反復、特に推敲フェーズの重要ポイントとなります。アーキテクチャは、複数の異なるアーキテクチャ ビューで説明されます。このアーキテクチャ ビューでは、そのポイントを抽出し、モデルの「アーキテクチャ上重要な」要素を示します。

その他、論理ビュープロセス ビュー配置ビュー実装ビューの 4 つのビューがあります。これらのビューは、分析と設計実装の作業分野で扱われます。

アーキテクチャ ビューについては、ソフトウェア アーキテクチャ説明書で文書化します。ただし、ソフトウェア アーキテクチャの他の側面を説明するため、セキュリティ ビューなどの他のビューを追加することも可能です。

このため、基本的にアーキテクチャ ビューは、詳細については触れず重要機能を明確に示すため、構築モデルを抽象的、簡略化したものと考えることができます。アーキテクチャは、システム開発時に構築するモデルの品質を向上するために重要な手段となります。



Rational Unified Process   2003.06.15