成果物:
|
![]() |
この成果物は、プロジェクトにとってのリスクのうち、既に判明しているが未解決であるもののリストです。このリストは重要度の高いものが上に来るようにソートされ、特定のリスク軽減作業または予備的作業と関連づけられます。 |
役割: | プロジェクト管理者 |
---|---|
オプション度 / 使用時期: | 必須。プロジェクト全体を通して保守する |
テンプレートとレポート: |
|
例: | |
UML の表現: | なし |
詳細情報: | |
成果物を入力とする作業: | 成果物を出力とする作業: |
リスク リストは、プロジェクトの成功を妨げるものとして予測されるリスクを把握するために作成します。このリストでは、深刻な結果につながる可能性のあるイベントを、対処の優先順位の高いほうから順に並べる形で識別します。リスク リストはプロジェクトの作業の焦点を明確にし、反復作業を編成する上での基礎となります。
リスクリストは、プロジェクト全体を通して保守されます。リスク リストは方向づけフェーズの早期に作成され、新しいリスクが見つかったり、既存のリスクが軽減または解消されるたびに継続的に更新されます。少なくとも、毎回の反復期間の最後に、反復の評価と並行してこのリストの見直しを行います。
プロジェクト管理者は、リスク リストを保守して最新の状態に保ち続けることに責任を持ちます。
リスク リストでは、重要かつ深刻なリスクを把握することが推奨されます。リストの項目数が 20 個を超えるような場合、それぞれの項目について、本当に深刻なリスクなのかどうかを入念に検討します。20 個を超える数のリスクを追跡することは、非常に困難な仕事です。
Rational Unified Process
|