概念: 論理ビュー
システムの設計の構造と編成を理解する基礎として、論理ビューと呼ばれるアーキテクチャ ビューが分析 / 設計ワークフローで使用されます。システムの論理ビューは 1 つしかなく、アーキテクチャ上重要な振る舞いを含む、主要なユース ケースの実現、サブシステム、パッケージ、クラスを図示します。論理ビューは反復のたびに洗練されます。

論理ビューは、アーキテクチャ上重要な設計モデルのサブセットを示します。つまり、クラス、サブシステム、パッケージのサブセット、そしてユース ケースの実現を示します。
このほかにも次の 4 つのビューがあります。要求ワークフローで処理されるユース ケース ビュー、分析 / 設計ワークフローと実装ワークフローで処理されるプロセス ビュー、配置ビュー、実装ビューです。
アーキテクチャ ビューは、「ソフトウェア アーキテクチャ説明書」に記述されます。セキュリティ ビューなどのさまざまなビューを自分で追加して、ソフトウェア アーキテクチャのその他の特定の側面を記述することができます。
したがって、アーキテクチャ ビューは要するに、構築されるモデルの抽象化または単純化として見ることができ、詳細を省略することで重要な特性を見やすくします。アーキテクチャは、システムの開発中に構築されるモデルの質を向上するための重要な方法です。
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