成果物:
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補足仕様書の成果物では、ユース ケース仕様書などの、振る舞いに関する要求成果物での把握が難しいシステム要求を把握します。 |
役割: | システム分析者 |
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オプション度 / 使用時期: | 特定のユース ケースと関連づけることのできないシステム要求が存在する場合に使用します。 |
テンプレートとレポート: |
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例: | |
UML の表現: | なし |
詳細情報: | |
成果物を入力とする作業: | 成果物を出力とする作業: |
補足仕様書では、ユース ケース モデルのユース ケースでの把握が難しいシステム要求を把握します。そのような要求には、次のものがあります。
補足仕様書はユース ケース モデルと並行して作成が進められます。これは次のことを意味します。
ユース ケース モデルの重要な補足成果物であるこの成果物に主に責任を持つのは、システム分析者 の役割にある人物です。補足仕様書とユース ケース モデルが一体となって、システムの要求の完全な集合を把握するのが望ましい形態です。
この成果物は、ソフトウェア工学的作業への重要な入力情報です。補足仕様書を使用するのは次の役割の人々です。
補足要求の種類はプロジェクトごとに幅広く異なっているため、カスタマイズを適用することによって、対象のプロジェクトに必要なセクションを定義することが推奨されます。開発構想書の中でどの情報 (属性) を管理するか、また、要求管理ツールを使用してそれらを管理するかどうかを決定します。
補足仕様書は、ソフトウェア要求仕様の成果物に包含される場合があることに注意してください。
Rational Unified Process
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