主要概念: ワークフロー

トピック: ワークフロー

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すべての役割、作業、成果物を単に列挙しただけではプロセスを構成できないため、価値のあるいくつかの結果が得られる作業を意味のある順番に並べて記述し、役割間の相互作用を示す方法が必要です。ワークフロー は、明確に認識できる価値のある結果を得られる一連の作業を示します。

UML の用語では、ワークフローはシーケンス図、コミュニケーション図、アクティビティー図のいずれかとして表現される場合があります。RUP では、アクティビティー図の形式を使用します。各作業分野を、アクティビティー図で表現します。このダイアグラムは、ワークフローの詳細に関して表現したワークフローを示します。

アクティビティー図の例

この例は、要求の作業分野で、ワークフローの詳細と移行を示したアクティビティー図です。

作業セットをワークフローに編成する方法が数多くあることが、プロセスの記述が非常に困難になる理由の 1 つです。RUP では次の方法を使用して編成します。

  • 基本プロセス・ワークフロー
  • ワークフローの詳細



Rational Unified Process   2003.06.15