主要概念: ワークフローの詳細
大部分の作業分野で、ワークフロー詳細図が使用されます。このダイアグラムは、「並行して」実行することもある作業をグループ化して示します。このダイアグラムでは、関係する役割、入力成果物と出力成果物、実行する作業を表現します。以下の場合に、ワークフロー詳細図を使用します。
- ワークフローの作業を順番に実行しないか、すべてを同時に実行しない場合。ワークフロー詳細図は、ワークフローを実行中にどの程度の頻度で検討会議またはチームの会合に出席するかを示します。一般的に複数の作業を並行して実行し、その作業中に複数の成果物を検査します。1 つの作業分野に対し、複数のワークフロー詳細図があります。
- 作業分野のすべての作業に対する入力成果物と出力成果物を 1 つのダイアグラムで示すと、複雑になりすぎる場合。ワークフロー詳細図を使用すると、ワークフローの 1 つの部分について、同時に作業と成果物を示すことができます。
- 作業分野が、相互に完全に独立していない場合。たとえば、統合は実装の作業分野とテストの作業分野の両方で実行し、実際に、一方を統合するにはもう一方も統合する必要があります。ワークフロー詳細図は、作業分野の作業と成果物を、ほかの作業分野の密接な関係にある作業と共に、グループ化して示すことができます。

この例は、要求の作業分野でのワークフロー詳細図です。
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